Cisco MDS 9000 ファミリー コンフィギュレーション ガイド Release 2.x
システム ハードウェアの管理
システム ハードウェアの管理
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

システム ハードウェアの管理

スイッチ ハードウェア インベントリの表示

スイッチのシリアル番号の表示

電力消費量情報の表示

電源装置コンフィギュレーション モード

電源装置の注意事項

モジュール温度について

モジュール温度の表示

ファン モジュールについて

クロック ジュールについて

環境情報の表示

デフォルト設定値

スイッチ ハードウェア インベントリの表示

show inventory コマンドを使用して、製品ID、シリアル番号、バージョンIDを含むスイッチのField Replaceable Unit(FRU)情報を表示します。例8-1を参照してください。

例8-1 ハードウェア インベントリの表示

switch# show inventory
NAME: "Chassis", DESCR: "MDS 9506 chassis"
PID: DS-C9506 , VID: 0.104, SN: FOX0712S00T
 
NAME: "Slot 3", DESCR: "2x1GE IPS, 14x1/2Gbps FC Module"
PID: DS-X9302-14K9 , VID: 0.201, SN: JAB081405AF
 
NAME: "Slot 4", DESCR: "2x1GE IPS, 14x1/2Gbps FC Module"
PID: DS-X9302-14K9 , VID: 0.201, SN: JAB081605A5
 
NAME: "Slot 5", DESCR: "Supervisor/Fabric-1"
PID: DS-X9530-SF1-K9 , VID: 4.0, SN: JAB0747080H
 
NAME: "Slot 6", DESCR: "Supervisor/Fabric-1"
PID: DS-X9530-SF1-K9 , VID: 4.0, SN: JAB0746090H
 
NAME: "Slot 17", DESCR: "MDS 9506 Power Supply"
PID: DS-CAC-1900W , VID: 1.0, SN: DCA07216052
 
NAME: "Slot 19", DESCR: "MDS 9506 Fan Module"
PID: DS-6SLOT-FAN , VID: 0.0, SN: FOX0638S150
 

show hardware コマンドを使用して、スイッチ ハードウェア インベントリの詳細を表示します。例8-2を参照してください。


) モジュールの表示方法および設定方法については、「モジュールの管理」を参照してください。


例8-2 ハードウェア情報の表示

switch# show hardware
Cisco Storage Area Networking Operating System (SAN-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2003-2004 by Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyright for certain works contained herein are owned by
Cisco Systems, Inc. and/or other third parties and are used and
distributed under license.
 
 
Software
BIOS: version 1.0.8
loader: version 1.1(0.114)
kickstart: version 1.3(4a)
system: version 1.3(4a)
 
BIOS compile time: 08/07/03
kickstart image file is: bootflash:///boot-17r
kickstart compile time: 10/25/2010 12:00:00
system image file is: bootflash:///isan-17r
system compile time: 10/25/2020 12:00:00
 
 
Hardware
RAM 1024592 kB
 
bootflash: 1000944 blocks (block size 512b)
slot0: 0 blocks (block size 512b)
 
172.22.90.21 uptime is 7 days 4 hours 48 minute(s) 2 second(s)
 
Last reset at 272247 usecs after Thu Sep 11 21:47:05 1980
Reason: Reset Requested by CLI command reload
System version: 1.3(4a)
 
 
This supervisor carries Pentium processor with 1024592 kB of memory
Intel(R) Pentium(R) III CPU at family with 512 KB L2 Cache
Rev: Family 6, Model 11 stepping 1
 
512K bytes of non-volatile memory.
1000944 blocks of internal bootflash (block size 512b)
 
--------------------------------
Chassis has 9 slots for Modules
--------------------------------
 
Module in slot 1 is empty
 
Module in slot 2 is empty
 
Module in slot 3 is empty
 
Module in slot 4 is empty
 
Module in slot 5 is ok
Module type is “Supervisor/Fabric-1”
No submodules are present
Model number is DS-X9530-SF1-K9
H/W version is 1.0
Part Number is 73-7523-06
Part Revision is A0
Manufacture Date is Year 6 Week 47
Serial number is JAB064705E1
CLEI code is CNP6NT0AAA
 
Module in slot 6 is empty
 
Module in slot 7 is empty
 
Module in slot 8 is empty
 
Module in slot 9 is empty
 
---------------------------------------
Chassis has 2 Slots for Power Supplies
---------------------------------------
 
PS in slot A is ok
Power supply type is “1153.32W 110v AC”
Model number is WS-CAC-2500W
H/W version is 1.0
Part Number is 34-1535-01
Part Revision is A0
Manufacture Date is Year 6 Week 16
Serial number is ART061600US
CLEI code is
 
PS in slot B is ok
Power supply type is “1153.32W 110v AC”
Model number is WS-CAC-2500W
H/W version is 1.0
Part Number is 34-1535-01
Part Revision is A0
Manufacture Date is Year 5 Week 41
Serial number is ART0541003V
CLEI code is
 
----------------------------------
Chassis has one slot for Fan Module
----------------------------------
 
Fan module is ok
Model number is WS-9SLOT-FAN
H/W version is 0.0
Part Number is 800-22342-01
Part Revision is
Manufacture Date is Year 0 Week 0
Serial number is
CLEI code is
 

スイッチのシリアル番号の表示

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチのシリアル番号は、スイッチの裏側(電源装置の横)にあるシリアル番号ラベルを見るか、show sprom backplane 1オペレーティング システム コマンドを実行すると分かります。

switch# show sprom backplane 1
DISPLAY backplane sprom contents:
Common block:
Block Signature : 0xabab
Block Version : 2
Block Length : 156
Block Checksum : 0x106f
EEPROM Size : 512
Block Count : 3
FRU Major Type : 0x6001
FRU Minor Type : 0x0
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : DS-C9506
Serial Number : FOX0712S007
Part Number : 73-8697-01
Part Revision : 01
Mfg Deviation : 0
H/W Version : 0.1
Mfg Bits : 0
Engineer Use : 0
snmpOID : 9.12.3.1.4.26.0.0
Power Consump : 0
RMA Code : 0-0-0-0
Chassis specific block:
...

) 新しいライセンスをインストールする場合、show license host-idコマンドを使用して、スイッチのシリアル番号を取得してください。詳細については、「ライセンスの入手とインストール」を参照してください。


電力消費量情報の表示

show environment power コマンドを使用して、スイッチ全体の実際の電力消費量情報を表示します。このコマンドに対する応答では、電源装置の容量および消費情報が各モジュールに対して表示されます。例8-3を参照してください。


) Cisco MDS 9500シリーズ スイッチでは、スーパバイザ モジュールが1つの場合、または2つの場合にも、2つのスーパバイザ モジュールの電力消費量が備えられます。


例8-3 電源管理情報の表示

switch# show environment power
 
-----------------------------------------------------
PS Model Power Power Status
(Watts) (Amp @42V)
-----------------------------------------------------
1 DS-CAC-2500W 1153.32 27.46 ok
2 WS-CAC-2500W 1153.32 27.46 ok
 
 
Mod Model Power Power Power Power Status
Requested Requested Allocated Allocated
(Watts) (Amp @42V) (Watts) (Amp @42V)
--- ------------------- ------- ---------- --------- ---------- ----------
1 DS-X9032 199.92 4.76 199.92 4.76 powered-up
4 DS-X9032 199.92 4.76 199.92 4.76 powered-up
5 DS-X9530-SF1-K9 126.00 3.00 126.00 3.00 powered-up
6 DS-X9530-SF1-K9 126.00 3.00 126.00 3.00 powered-up
9 DS-X9016 220.08 5.24 220.08 5.24 powered-up
 
 
Power Usage Summary:
--------------------
Power Supply redundancy mode: redundant
 
Total Power Capacity 1153.32 W
 
Power reserved for Supervisor(s)[-] 252.00 W
Power reserved for Fan Module(s) [-] 0.00 W
Power currently used by Modules[-] 619.92 W
 
-------
Total Power Available 281.40 W
-------

電源装置コンフィギュレーション モード

MDS 9000ファミリーのスイッチには、2つの冗長電源装置のスロットがあります。電源装置をredundantモードまたはcombinedモードのどちらかに設定できます。

redundantモード ― 1つの電源装置の容量だけを使用します。これは、デフォルトのモードです。電源装置に障害が発生した場合、スイッチ全体にはシステムに供給できる十分な電力があります。

combinedモード ― 両方の電源装置の複合容量を使用します。電源装置に障害が発生した場合、スイッチ全体をシャットダウンできます。消費される電力に応じて、トラフィックが分断する可能性があります。スイッチの2つの電源装置の容量が少なく、電力消費量が多い場合以外、このモードはほとんど使用されません。


) Cisco MDS 9000ファミリーのシャーシは、110 Vの電圧で1200 Wを消費し、220 Vの電圧で2500 Wを消費します。


電源装置モードを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# power redundancy-mode combined

switch(config)#

複合電源装置モードを設定します。

switch(config)# power redundancy-mode redundant

switch(config)#

冗長(デフォルト)電源装置モードに戻します。


show environment powerコマンドを使用して、現在の電源装置の設定を表示します。


電源装置の注意事項

電源装置の設定時には、次の注意事項に従ってください。

1. 異なる容量の電源装置がスイッチに設置された場合は、供給できる総電力は設定されたモード(redundantまたはcombined)によって異なります。

a. redundantモード ― 総電力は2つの電源装置の容量のうち少ない方となります。
たとえば、次のような消費量が設定されているとします。

電源装置1 = 2500 W
追加の電源装置2 = 未使用
現在の消費量 = 2000 W
現在の容量 = 2500 W

その結果、指定された値によって次の3つのシナリオがそれぞれ異なります( 表 8-1 を参照)。

シナリオ1: 1800 Wが電源装置2に追加された場合、電源装置2がシャットダウンします。
理由: 1800 Wが2000 Wの消費量を下回るため

シナリオ2: 2200 Wが電源装置2に追加された場合、現在の容量は2200 Wに減少します。
理由: 2つの電源装置のうち2200 Wの値が低いため

シナリオ3: 3000 Wが電源装置2に追加された場合、現在の容量は2500 Wに留まります。
理由: 2つの電源装置のうち2500 Wの値が低いため

 

表 8-1 冗長モードの電源装置シナリオ

シナリオ
電源装置1(W)1
現在の消費量(W)
電源装置2の挿入(W)
新しい容量(W)
スイッチによるアクション

1

2500

2000

1800

2500

電源装置2がシャットダウンします。

2

2500

2000

2200

2200

容量が2200 Wになります。

3

2500

2000

3300

2500

容量は変更されません。

1.W = ワット

b. combinedモード ― 総電力は2つの電源装置の容量のうち少ない方の2倍となります。

たとえば、次のような消費量が設定されているとします。

電源装置1 = 2500 W
追加の電源装置2 = 未使用
現在の消費量 = 2000 W
現在の容量 = 2500 W

その結果、指定された値によって次の3つのシナリオがそれぞれ異なります( 表 8-2 を参照)。

シナリオ1: 1800 Wが電源装置2に追加された場合、容量は3600 Wに増加します。
理由: 3600 Wが最小値(1800 W)の2倍の値となるため

シナリオ2: 2200 Wが電源装置2に追加された場合、現在の容量は4400 Wに増加します。
理由: 4400 Wが最小値(2200 W)の2倍の値となるため

シナリオ3: 3000 Wが電源装置2に追加された場合、現在の容量は5000 Wに増加します。
理由: 5000 Wが最小値(2500 W)の2倍の値となるため

 

表 8-2 複合モードの電源装置シナリオ

シナリオ
電源装置1(W)2
現在の消費量(W)
電源装置2の挿入(W)
新しい容量(W)
スイッチによるアクション

1

2500

2000

1800

3600

電源がシャットダウンされることがありません。新しい容量に変更されました。

2

2500

2000

2200

4400

3

2500

2000

3300

5000

2.W = ワット

2. 設定をcombinedモードからredundantモードに変更したときに、システムが現在の消費量より低い容量の電源装置を検出すると、電源装置がシャットダウンします。両方の電源装置の容量が現在のシステム消費量より少ない場合、設定が許可されません。さまざまな設定シナリオが 表 8-3 にまとめられて表示されます。

シナリオ1: 次のような消費量が設定されているとします。

電源装置1 = 2500 W
追加の電源装置2 = 1800 W
現在の消費量 = 2000 W
現在のモード = combinedモード(したがって、現在の容量は3600 Wです)。

スイッチをredundantモードに変更する場合、電源装置2がシャットダウンします。

理由: 2つの電源装置のうち1800 Wの値が低く、その値がシステム消費量より少ないため

シナリオ2: 次のような消費量が設定されているとします。

電源装置1 = 2500 W
追加の電源装置2 = 2200 W
現在の消費量 = 2000 W
現在のモード = combinedモード(したがって、現在の容量は4400 Wです)。

スイッチをredundantモードに変更する場合、現在の容量が2200 Wに減少します。

理由: 2つの電源装置のうち2200 Wの値が低いため

シナリオ3: 次のような消費量が設定されているとします。

電源装置1 = 2500 W
追加の電源装置2 = 1800 W
現在の消費量 = 3000 W
現在のモード = combinedモード(したがって、現在の容量は3600 Wです)。

スイッチをredundantモードに変更する場合、現在の容量が2500 Wに減少し、設定が拒否されます。

理由: 2500 Wがシステム消費量(3000 W)より少ないため

 

表 8-3 複合モードの電源装置シナリオ

シナリオ
電源装置1(W)3
現在のモード
現在の消費量(W)
電源装置2(W)
新しいモード
新しい容量(W)
スイッチによるアクション

1

2500

combined

2000

1800

なし

3600

既存の設定

2500

なし

2000

1800

redundant

2500

電源装置2がシャットダウンします。

2

2500

combined

2000

2200

なし

4400

既存の設定

2500

なし

2000

2200

redundant

2200

新しい容量に変更されました。

3

2500

combined

3000

1800

なし

3600

既存の設定

2500

なし

3000

1800

redundant

なし

拒否されるため、モードがcombinedモードに戻ります。

3.W = ワット

モジュール温度について

Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチには、常時スイッチをモニタできる自動センサが組み込まれています。

各モジュール(スイッチングおよびスーパバイザ)には1(排気センサ)、2(吸気センサ)、3(オンボード センサ)、4(オンボード センサ)の4つのセンサがあります。各センサにはマイナーとメジャーの2つのスレッシュホールド(摂氏)があります。


) スレッシュホールド値の-127は、スレッシュホールドが設定または適用されていないことを示します。


マイナー スレッシュホールド ― マイナー スレッシュホールドが超過すると、マイナー アラームが発生し、すべての4つのセンサに対して次のアクションが行われます。

システム メッセージが表示されます。

コール ホーム アラートが送信されます(設定されている場合)。

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)通知が送信されます(設定されている場合)。

メジャー スレッシュホールド ― メジャー スレッシュホールドが超過すると、メジャー アラームが発生し、次のアクションが行われます。

センサ1、3、4(排気およびオンボード センサ)の場合

システム メッセージが表示されます。

コール ホーム アラートが送信されます(設定されている場合)。

SNMP通知が送信されます(設定されている場合)。

センサ2(吸気センサ)の場合

スレッシュホールドがスイッチング モジュールで超過する場合、モジュールだけがシャットダウンします。

HA-standbyまたはstandbyが表示されたアクティブ スーパバイザ モジュールのスレッシュホールドが超過すると、スーパバイザ モジュールだけがシャットダウンし、スタンバイ スーパバイザ モジュールが引き継ぎます。

スイッチにスタンバイ スーパバイザ モジュールが搭載されていない場合は、温度を下げるために2分間のインターバルがおかれます。この2分間にソフトウェアは5秒ごとに温度をモニタリングし、設定どおりにシステム メッセージを継続して送信します。


ヒント Cisco MDS 9500シリーズのスイッチでこのような組み込み型の自動センサの利点を活かすには、デュアル スーパバイザ モジュールを搭載することを強く推奨します。デュアル スーパバイザ モジュールを搭載しないでCisco MDS 9000ファミリー スイッチを使用する場合は、1つのファンだけが作動していない場合でもすぐにファン モジュールを交換することを推奨します。

モジュール温度の表示

show environment temperature コマンドを使用して、各モジュールの温度センサを表示します(例8-4を参照)。

例8-4 温度情報の表示

switch# show environment temperature
---------------------------------------------------------------
Module Sensor MajorThresh MinorThres CurTemp Status
(Celsius) (Celsius) (Celsius)
---------------------------------------------------------------
2 Outlet 75 60 35 ok
2 Intake 65 50 33 ok
 
5 Outlet 75 60 44 ok
5 Intake 65 50 36 ok
 
6 Outlet 75 60 42 ok
6 Intake 65 50 35 ok
 
7 Outlet 75 60 33 ok
7 Intake 65 50 30 ok
 
9 Outlet 75 60 34 ok
9 Intake 65 50 39 ok

ファン モジュールについて

ホットスワップ対応のファン モジュール(ファン トレイ)は、Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチに搭載され、スイッチ全体の通気と冷却を行います。それぞれのファン モジュールには、冗長性を提供するために複数のファンが装備されています。次のような状況下では、スイッチの機能は停止しません。

ファン モジュール内の1つ以上のファンに障害が発生した場合 ― 複数のファンの障害であっても、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの機能は停止しません。モジュール内でファンに障害が発生すると、モジュール内の機能しているファンが加速し、障害が発生したファンを補います。

交換するためにファン モジュールが取り外された場合 ― ファン モジュールは、システムの稼働中に取り外しおよび交換を行っても電気的事故やシステムの故障を引き起こさない設計になっています。スイッチの稼働中に障害のあるファン モジュールを交換する場合、5分以内に新しいファン モジュールに交換するようにしてください。


ヒント ファン モジュール内の1つ以上のファンに障害が発生すると、FAN STATUS LEDがレッドの状態になります。すぐに解消しない場合、ファン障害が温度アラームを発生させる可能性があります。


ファン ステータスは、Cisco SAN OSソフトウェアによって継続的にモニタされます。ファンに障害が発生した場合は、次の処理が行われます。

システム メッセージが表示されます。

コール ホーム アラートが送信されます(設定されている場合)。

SNMP通知が送信されます(設定されている場合)。

show environment fan コマンドを使用して、ファン モジュールのステータスを表示します(例8-5を参照)。

例8-5 シャーシ ファン情報の表示

switch# show environment fan
------------------------------------------------------
FAN Model Hw Status
------------------------------------------------------
Chassis WS-9SLOT-FAN 0.0 ok
PS-1 -- -- ok
PS-2 -- -- ok

クロック ジュールについて

Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチに、モジュールA(プライマリ用)およびモジュールB(冗長用)の2つのクロック モジュールが搭載されています。クロック モジュールは、3,660,316時間のMTBF(平均故障間隔)を持つミッションクリティカルなアベイラビリティ機能として設計、検証、および許可されています。つまり、365年に1回障害が発生する可能性があるということになります。さらに、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチは、アクティブ クロック モジュールに障害が発生した場合に、自動的に冗長クロックモジュールに移行するように設計されています。


ヒント 障害が発生したクロック モジュールをメンテナンス ウィンドウ時に交換することを推奨します。


show environment clock コマンドを使用して、両方のクロック モジュールのステータスを表示します(例8-6を参照)。

例8-6 シャーシ クロック情報の表示

switch# show environment clock
----------------------------------------------------------
Clock Model Hw Status
----------------------------------------------------------
A DS-C9500-CL 0.0 ok/active
B DS-C9500-CL 0.0 ok/standby

環境情報の表示

show environment コマンドを使用して、すべての環境関連スイッチ情報を表示します。

例8-7 すべての環境情報の表示

switch# show environment
Clock:
----------------------------------------------------------
Clock Model Hw Status
----------------------------------------------------------
A Clock Module 1.0 ok/active
B Clock Module 1.0 ok/standby
 
Fan:
------------------------------------------------------
FAN Model Hw Status
------------------------------------------------------
Chassis DS-2SLOT-FAN 0.0 ok
PS-1 -- -- ok
PS-2 -- -- absent
Temperature:
---------------------------------------------------------------
Module Sensor MajorThresh MinorThres CurTemp Status
(Celsius) (Celsius) (Celsius)
---------------------------------------------------------------
1 1 75 60 32 ok
1 2 65 50 32 ok
1 3 -127 -127 43 ok
1 4 -127 -127 39 ok
Power Supply:
-----------------------------------------------------
PS Model Power Power Status
(Watts) (Amp @42V)
-----------------------------------------------------
1 PWR-950-AC 919.38 21.89 ok
2 -- -- absent
Mod Model Power Power Power Power Status
Requested Requested Allocated Allocated
(Watts) (Amp @42V) (Watts) (Amp @42V)
--- ------------------- ------- ---------- --------- ---------- ----------
1 DS-X9216-K9-SUP 220.08 5.24 220.08 5.24 powered-up
Power Usage Summary:
--------------------
Power Supply redundancy mode: redundant
Total Power Capacity 919.38 W
Power reserved for Supervisor(s)[-] 220.08 W
Power reserved for Fan Module(s)[-] 0.00 W
Power currently used by Modules[-] 0.00 W
-------
Total Power Available 699.30 W
-------

デフォルト設定値

表 8-4 に、デフォルトのハードウェア設定値を示します。

 

表 8-4 デフォルトのハードウェア パラメータ

パラメータ
デフォルト

電源装置モード

redundantモード