Cisco MDS 9000 ファミリー コンフィギュレーション ガイド Release 2.x
初期設定
初期設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

初期設定

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの起動

初期設定作業

スイッチの設定準備

デフォルトのログイン

設定オプション

設定情報の割り当て

帯域外管理の設定

帯域内管理の設定

setupコマンドの使用

スイッチへのアクセス

スイッチ名の割り当て

次の作業

モジュール ステータスの確認

日時の設定

タイム ゾーンの設定

夏時間への調整

NTPの設定

NTP設定時の注意事項

NTP設定の配布

NTP設定変更のコミット

NTP設定変更の廃棄

ファブリック セッション ロックの解除

データベース結合に関する注意事項

NTPセッション ステータスの確認

管理インターフェイスの設定

リモート管理アクセスの取得

forceオプションの使用

デフォルト ゲートウェイの設定

デフォルト ゲートウェイの設定

Telnetサーバ接続

Telnet接続のディセーブル化

コンフィギュレーション ファイルの使用

コンフィギュレーション ファイルの表示

スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード

ダウンロード元がリモート サーバである場合

ダウンロード元が外部のCompactFlashディスク(slot0:)の場合

外部装置へのコンフィギュレーション ファイルの保存

保存先がリモート サーバの場合

保存先が外部のCompactFlashディスク(slot0:)の場合

コンフィギュレーションの保存

ファイルのコピー

現在のコンフィギュレーションのバックアップ

以前のコンフィギュレーションへのロールバック

設定された冗長モードの復元

以前のリリースへのダウングレード

リモート ファイル システムへのアクセス

ファイルの削除

コンソール ポート設定値の設定

コンソール ポート設定値の確認

COM1ポート設定値の設定

COM1ポート設定値の確認

モデム接続の設定

モデム設定時の注意事項

モデム接続のイネーブル化

初期化ストリングの設定

デフォルトの初期化ストリングの設定

ユーザ指定の初期化ストリングの設定

電源が投入されたスイッチでのモデムの初期化

モデム接続設定の確認

CDPの設定

CDPカウンタとテーブルのクリア

CDP情報の表示

初期設定

この章では、他の装置からアクセスできるように、スイッチを初期設定する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの起動」

「初期設定作業」

「スイッチへのアクセス」

「スイッチ名の割り当て」

「次の作業」

「モジュール ステータスの確認」

「日時の設定」

「管理インターフェイスの設定」

「Telnetサーバ接続」

「コンフィギュレーション ファイルの使用」

「以前のリリースへのダウングレード」

「リモート ファイル システムへのアクセス」

「ファイルの削除」

「コンソール ポート設定値の設定」

「COM1ポート設定値の設定」

「モデム接続の設定」

「CDPの設定」

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの起動

スイッチの起動を含め、ハードウェア インストレーションに必要な作業が完了しているかどうかを次の手順で再確認してください。各作業を完了しないと、スイッチの設定はできません。

次の手順を実行したあとに、スイッチを設定できます。


ステップ 1 新規Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの次の物理接続を確認します。

コンピュータ端末(または端末サーバ)にコンソール ポートが物理的に接続されている

MGMT 10/100イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている

詳細については、該当する製品の『 Cisco MDS 9000 Family Hardware Installation Guide 』を参照してください。


ヒント あとで使用するためにホストID情報を控えておいてください(たとえば、ライセンス機能をイネーブルにする場合など)。ホストID情報は、スイッチに同梱されているProof of Purchase文書に記載されています。

ステップ 2 デフォルトのコンソール ポートのパラメータが、スイッチ コンソール ポートに接続されたコンピュータ端末(または端末サーバ)のパラメータと同じであることを確認します。

9600ボー

8データ ビット

1ストップ ビット

パリティなし

ステップ 3 スイッチの電源をオンにします。スイッチは自動的に起動し、端末ウィンドウに switch# プロンプトが表示されます。


 

初期設定作業

Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチに初めてアクセスすると、セットアップ プログラムが実行され、スイッチがスーパバイザ モジュールのイーサネット インターフェイス経由で通信するために必要なIPアドレスおよびその他の情報を入力するように要求されます。スイッチの設定や管理にも、この情報が必要となります。


) IPアドレスは、CLI(コマンドライン インターフェイス)からのみ設定できます。スイッチの初回の起動のときは、IPアドレスを割り当てます。この手順の実行後、コンソール ポートを介してCisco MDS 9000ファミリーFabric Managerからスイッチにアクセスできるようになります。


スイッチの設定準備

Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチを初めて設定する場合は、事前に次の情報を用意しておく必要があります。

管理者のパスワードには、次のオプションがあります。

管理者用のパスワードの作成(必須)

追加ログイン アカウントおよびパスワードの作成(任意)

スイッチの管理インターフェイスのIPアドレス ― 管理インターフェイスは、帯域外イーサネット インターフェイスまたは帯域内ファイバ チャネル インターフェイスにすることができます(推奨)。

スイッチの管理インターフェイスのサブネット マスク(任意)

IPアドレスには次のオプションがあります。

IPルーティングをイネーブルにする場合は、宛先プレフィクス、宛先プレフィクス サブネット マスク、およびネクスト ホップIPアドレス。また、デフォルト ネットワークのIPアドレスを指定します(任意)。

それ以外の場合、デフォルト ゲートウェイのIPアドレスを指定します(任意)。

スイッチ上のSSHサービス ― この任意のサービスをイネーブルにするには、SSHの鍵タイプ(dsa/rsa/rsa1)と鍵のビット数(768~2048)を選択します。

DNS IPアドレス(任意)

デフォルト ドメイン名(任意)

NTPサーバIPアドレス(任意)

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティ ストリング(任意)

スイッチ名 ― スイッチのプロンプトになります(任意)。


) SNMPアクセスをイネーブルにするには、必ずIPルート、IPデフォルト ネットワーク アドレス、およびIPデフォルト ゲートウェイ アドレスを設定してください。IPルーティングがイネーブルになっている場合、スイッチはIPルートとデフォルトのネットワークIPアドレスを使用します。IPルーティングがイネーブルになっていない場合、スイッチはデフォルトのゲートウェイIPアドレスを使用します。


デフォルトのログイン

Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチには必ず、デフォルトのユーザであるネットワーク管理者(admin)が設定されています。デフォルトのユーザはどの時点でも変更できません( 役割ベースの許可を参照)。

Release 2.0(1b)では、Cisco MDS 9000ファミリーの任意のスイッチに強力なパスワードを明示的に設定する必要があります。パスワードが簡単(短く、解読されやすい)な場合、パスワード設定が拒否されます。必ず強力なパスワードを設定するようにしてください( ユーザ アカウントの設定を参照)。新しいパスワードを設定したあとに忘れてしまった場合は、このパスワードを回復することもできます( 管理者パスワードの回復を参照)。

設定オプション

設定シナリオは、新しいスイッチを追加するサブネットに応じて異なります。Cisco MDS 9000ファミリー スイッチにIPアドレスを設定して、スイッチの外部からの管理接続をイネーブルにする必要があります。


) 帯域外管理および帯域内管理の一部の概念をここで簡単に説明します。これらの概念については、このあとの章で詳しく説明します。


帯域外管理 ― この機能は、ネットワークへの接続をスーパバイザ モジュールの前面パネルのイーサネット ポートを介して提供します(図 4-1を参照)。

帯域内管理 ― この機能は、スイッチを管理するためのIP over Fibre Channel(IPFC)を提供します。帯域内管理機能は、Network Management System(NMS;ネットワーク管理システム)に対してトランスペアレントです。従来のイーサネット物理メディアの代わりに、Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチは、IPFCを転送メカニズムとして使用します(図 4-1「IPサービスの設定」を参照)。

図 4-1 スイッチへの管理アクセス

 

設定情報の割り当て

ここでは、帯域外と帯域内の両方の管理をスイッチに初期設定する方法について説明します。


) 残りの設定オプションを省略し、その時点までの設定を使用して処理を継続する場合は、プロンプトでCtrl-Cを押します。管理者用の新規パスワードの入力は必須で、省略することはできません。



ヒント 事前設定された質問に応答しない場合、または質問への応答を省略する場合は、Enterキーを押します。応答にデフォルト値がない場合は(スイッチ名など)、直前の設定が使用され、次の質問に進みます。


帯域外管理の設定


) 以下の手順のステップ 9cおよびステップ 9dYesと入力して、帯域内と帯域外の管理を両方設定することができます。


スイッチに初めて帯域外アクセスを設定する場合の手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源をオンにします。Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチは自動的に起動します。

ステップ 2 管理者の新しいパスワードを入力します。

Enter the password for admin: 2004asdf*lkjh18

ヒント パスワードが簡単(短く、解読されやすい)な場合、パスワード設定が拒否されます。コンフィギュレーション例に表示されるように、強力なパスワードを設定するようにしてください。パスワードは大文字と小文字を区別します。Cisco SAN OS Release 2.0(1b)では、adminはCisco MDS 9000ファミリー スイッチのデフォルト パスワードではありません。このヒントに表示される条件に合うパスワードを明示的に設定する必要があります( ユーザ アカウントの設定を参照)。

ステップ 3 yes と入力すると、セットアップ モードが開始されます。

This setup utility will guide you through the basic configuration of the system. Setup configures only enough connectivity for management of the system.
 
Please register Cisco MDS 9000 Family devices promptly with your supplier. Failure to register may affect response times for initial service calls. MDS devices must be registered to receive entitled support services.
 
Press Enter incase you want to skip any dialog. Use ctrl-c at anytime to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティに従って設定していけば、基本的な設定プロセスを完了できます。プロンプトに Ctrl-C を入力することにより、いつでも設定プロセスを終了できます。

ステップ 4 yes と入力すると(デフォルトはno)、追加アカウントを作成できます。

Create another login account (yes/no) [n]: yes
 

初回のセットアップ時に、管理者のアカウントのほかにもう1つユーザ アカウント(network-adminの役割)を作成できます。デフォルトの役割および権限については、「役割ベースの許可」を参照してください。

a. ユーザ ログインIDを入力します。

Enter the user login ID: user_name
 

b. ユーザ パスワードを入力します。

Enter the password for user_name: user-password
 

ステップ 5 yes と入力して(デフォルトはno)読み取り専用または読み取り/書き込み用のSNMPコミュニティ ストリングを設定します。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: yes
 

a. SNMPコミュニティ ストリングを入力します。

SNMP community string: snmp_community
 

ステップ 6 スイッチの名前を入力します。


) スイッチの名前は英数字20文字以内で指定してください。


Enter the switch name: switch_name
 

ステップ 7 yesと入力すると(デフォルトはyes)、帯域外管理を設定できます。

Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no]: yes
 

a. mgmt0のIPアドレスを入力します。

Mgmt0 IP address: ip_address
 

b. mgmt0のサブネット マスクを入力します。

Mgmt0 IP netmask: subnet_mask
 

ステップ 8 yes と入力して(デフォルトはyes)、デフォルト ゲートウェイを設定します(推奨)。

Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
 

a. デフォルト ゲートウェイのIPアドレスを入力します。

IP address of the default-gateway: default_gateway
 

ステップ 9 yes と入力して(デフォルトは no )、帯域内管理、スタティック ルート、デフォルト ネットワーク、DNSおよびドメイン名などの高度なIPオプションを設定します。

Configure Advanced IP options (yes/no)? [n]: yes
 

a. 帯域内管理の設定プロンプトには no と入力します(デフォルトはno)。

Continue with in-band (VSAN1) management configuration? (yes/no) [no]: no
 

b. yes と入力して(デフォルトはyes)、IPルーティングの機能をイネーブルにします。

Enable the ip routing? (yes/no) [y]: yes
 

c. yes と入力して(デフォルトはyes)、スタティック ルートを設定します(推奨)。

Configure static route: (yes/no) [y]: yes
 

宛先プレフィクスを入力します。

Destination prefix: dest_prefix
 

宛先プレフィクスのマスクを入力します。

Destination prefix mask: dest_mask
 

次のホップのIPアドレスを入力します。

Next hop ip address: next_hop_address
 

) SNMPアクセスをイネーブルにするには、必ずIPルート、デフォルト ネットワークIPアドレス、およびデフォルト ゲートウェイIPアドレスを設定してください。IPルーティングがイネーブルになっている場合、スイッチはIPルートとデフォルトのネットワークIPアドレスを使用します。IPルーティングがイネーブルになっていない場合、スイッチはデフォルトのゲートウェイIPアドレスを使用します。


d. yes と入力して(デフォルトはyes)、デフォルト ネットワークを設定します(推奨)。

Configure the default network: (yes/no) [y]: yes
 

デフォルト ネットワークのIPアドレスを入力します。


) デフォルト ネットワークIPアドレスは、ステップ 9c で設定した宛先プレフィクスです。


Default network IP address [dest_prefix]: dest_prefix
 

e. yes と入力して(デフォルトはyes)、DNS IPアドレスを設定します。

Configure the DNS IP address? (yes/no) [y]: yes
 

DNS IPアドレスを入力します。

DNS IP address: name_server
 

f. yes と入力して(デフォルトはno)、デフォルトのドメイン名を設定します。

Configure the default domain name? (yes/no) [n]: yes
 

デフォルトのドメイン名を入力します。

Default domain name: domain_name
 

ステップ 10 yesと入力して(デフォルトはyes)、Telnetサービスをイネーブルにします。

Enable the telnet service? (yes/no) [y]: yes
 

ステップ 11 yes と入力して(デフォルトはno)、SSHサービスをイネーブルにします。

Enabled SSH service? (yes/no) [n]: yes
 

ステップ 12 作成するSSHの鍵タイプを入力します( SSHサーバ キー ペアの生成を参照)。

Type the SSH key you would like to generate (dsa/rsa/rsa1)? dsa
 

ステップ 13 指定範囲内で鍵のビット数を入力します。

Enter the number of key bits? (768 to 2048): 768
 

ステップ 14 yes と入力して(デフォルトはno)、NTPサーバを設定します。

Configure NTP server? (yes/no) [n]: yes
 

a. NTPサーバのIPアドレスを入力します。

NTP server IP address: ntp_server_IP_address
 

ステップ 15 shut と入力して(デフォルトはshut)、デフォルトのスイッチポート インターフェイスをshutステートに設定します。

Configure default switchport interface state (shut/noshut) [shut]: shut
 

) この時点では管理イーサネット インターフェイスはシャットダウンされません。ファイバ チャネル、iSCSI、FCIP、およびギガビット インターフェイスがシャットダウンします。


ステップ 16 on と入力して(デフォルトはon)、スイッチポート トランク モードを設定します。

Configure default switchport trunk mode (on/off/auto) [on]: on
 

ステップ 17 on (デフォルトはoff)を入力して、ポート チャネルのauto-createステートを設定します。

Configure default port-channel auto-create state (on/off) [off]: on
 

ステップ 18 permit と入力して(デフォルトはdeny)、デフォルトのゾーン ポリシー設定を拒否します。

Configure default zone policy (permit/deny) [deny]: permit
 

デフォルト ゾーンのすべてのメンバーへのトラフィック フローを許可します。

ステップ 19 yes と入力して(デフォルトはno)、フル ゾーン セット配信をディセーブルにします( ゾーン セットの配信を参照)。

Enable full zoneset distribution (yes/no) [n]: yes
 

フル ゾーン セットの配布機能に対してスイッチ全体のデフォルトをディセーブルにします。

新しい設定を参照します。ここまでに入力した設定を確認して修正します。

ステップ 20 設定に問題がなければ、noと入力します(デフォルトはno)。

The following configuration will be applied:
username admin password admin_pass role network-admin
username user_name password user_pass role network-admin
snmp-server community snmp_community ro
switchname switch
interface mgmt0
ip address ip_address subnet_mask
no shutdown
ip routing
ip route dest_prefix dest_mask dest_address
ip default-network dest_prefix
ip default-gateway default_gateway
ip name-server name_server
ip domain-name domain_name
telnet server enable
ssh key dsa 768 force
ssh server enable
ntp server ipaddr ntp_server
system default switchport shutdown
system default switchport trunk mode on
system default port-channel auto-create
zone default-zone permit vsan 1-4093
zoneset distribute full vsan 1-4093
 
Would you like to edit the configuration? (yes/no) [n]: no
 

ステップ 21 yesと入力すると(デフォルトはyes)、この設定が使用され、保存されます。

Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes
 

注意 ここで、設定を保存しておかないと、次回のスイッチ起動時に設定が更新されません。新しい設定を保存するために、yesと入力してください。これによって、キックスタート イメージとシステム イメージも自動的に設定されます(「ソフトウェア イメージ」を参照)。


 

帯域内管理の設定

帯域内管理の論理インターフェイスは、VSAN 1です。この管理インターフェイスは、ファイバ チャネル インフラストラクチャを使用してIPトラフィックを転送します。VSAN 1のインターフェイスは、ファブリックの各スイッチに作成されます。各スイッチには、同一のサブネットワークでIPアドレスが設定されているVSAN 1インターフェイスが必要です。IPネットワークへのアクセスを提供するスイッチを示すデフォルトのルートは、ファイバ チャネル ファブリックの各スイッチに設定されている必要があります(「VSANの設定と管理」を参照)。


) 以下の手順のステップ 9cおよびステップ 9dYesと入力して、帯域内と帯域外の管理を両方設定することができます。


スイッチに初めて帯域内アクセスを設定する場合の手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源をオンにします。Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチは自動的に起動します。

ステップ 2 管理者の新しいパスワードを入力します。

Enter the password for admin: 2004asdf*lkjh18

ヒント パスワードが簡単(短く、解読されやすい)な場合、パスワード設定が拒否されます。コンフィギュレーション例に表示されるように、強力なパスワードを設定するようにしてください。パスワードは大文字と小文字を区別します。Cisco SAN OS Release 2.0(1b)では、adminはCisco MDS 9000ファミリー スイッチのデフォルト パスワードではありません。このヒントに表示される条件に合うパスワードを明示的に設定する必要があります( ユーザ アカウントの設定を参照)。

ステップ 3 yes と入力すると、セットアップ モードが開始されます。

This setup utility will guide you through the basic configuration of the system. Setup configures only enough connectivity for management of the system.
 
Please register Cisco MDS 9000 Family devices promptly with your supplier. Failure to register may affect response times for initial service calls. MDS devices must be registered to receive entitled support services.
 
Press Enter incase you want to skip any dialog. Use ctrl-c at anytime to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティに従って設定していけば、基本的な設定プロセスを完了できます。プロンプトに Ctrl-C を入力することにより、いつでも設定プロセスを終了できます。

ステップ 4 追加アカウントを作成しない場合は、 no と入力します(デフォルトはno)。

Create another login account (yes/no) [no]: no
 

ステップ 5 読み取り専用または読み取り/書き込み用のSNMPコミュニティ ストリングを設定します。

a. no と入力して(デフォルトはno)、読み取り専用のSNMPコミュニティ ストリングの設定をしないようにします。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: no
 

b. no と入力して(デフォルトはno)、読み取り専用のSNMPコミュニティ ストリングを設定します。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: yes
 

c. SNMPコミュニティ ストリングを入力します。

SNMP community string: snmp_community
 

ステップ 6 スイッチの名前を入力します。


) スイッチの名前は英数字20文字以内で指定してください。


Enter the switch name: switch_name
 

ステップ 7 設定プロンプトで no と入力すると(デフォルトはyes)、帯域外管理を設定できます。

Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no]: no
 

ステップ 8 yes と入力して(デフォルトはyes)、デフォルト ゲートウェイを設定します。

Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
 

a. デフォルト ゲートウェイのIPアドレスを入力します。

IP address of the default gateway: default_gateway
 

ステップ 9 yes と入力して(デフォルトは no )、帯域内管理、スタティック ルート、デフォルト ネットワーク、DNSおよびドメイン名などの高度なIPオプションを設定します。

Configure Advanced IP options (yes/no)? [n]: yes
 

a. 帯域内管理の設定プロンプトには yes と入力します(デフォルトはno)。

Continue with in-band (VSAN1) management configuration? (yes/no) [no]: yes
 

VSAN 1のIPアドレスを入力します。

VSAN1 IP address: ip_address
 

サブネット マスクを入力します。

VSAN1 IP net mask: subnet_mask
 

b. no と入力して(デフォルトはyes)、IPルーティングの機能をイネーブルにします。

Enable ip routing capabilities? (yes/no) [y]: no
 

c. no と入力して(デフォルトはyes)、スタティック ルートを設定します。

Configure static route: (yes/no) [y]: no
 

d. no と入力して(デフォルトはyes)、デフォルト ネットワークを設定します。

Configure the default-network: (yes/no) [y]: no
 

e. no と入力して(デフォルトはyes)、DNS IPアドレスを設定します。

Configure the DNS IP address? (yes/no) [y]: no
 

f. no と入力して(デフォルトはno)、デフォルトのドメイン名の設定を省略します。

Configure the default domain name? (yes/no) [n]: no
 

ステップ 10 no と入力して(デフォルトはyes)、Telnetサービスをディセーブルにします。

Enable the telnet service? (yes/no) [y]: no
 

ステップ 11 yes と入力して(デフォルトはno)、SSHサービスをイネーブルにします。

Enabled SSH service? (yes/no) [n]: yes
 

ステップ 12 作成するSSHの鍵タイプを入力します( SSHサーバ キー ペアの生成を参照)。

Type the SSH key you would like to generate (dsa/rsa/rsa1)? rsa
 

ステップ 13 指定範囲内で鍵のビット数を入力します。

Enter the number of key bits? (768 to 1024): 1024
 

ステップ 14 no と入力して(デフォルトはno)、NTPサーバを設定します。

Configure NTP server? (yes/no) [n]: no
 

ステップ 15 shut と入力して(デフォルトはshut)、デフォルトのスイッチポート インターフェイスをshutステートに設定します。

Configure default switchport interface state (shut/noshut) [shut]: shut
 

) この時点では管理イーサネット インターフェイスはシャットダウンされません。ファイバ チャネル、iSCSI、FCIP、およびギガビット インターフェイスがシャットダウンします。


ステップ 16 auto と入力して(デフォルトはoff)、スイッチポート トランク モードを設定します。

Configure default switchport trunk mode (on/off/auto) [off]: auto
 

ステップ 17 off (デフォルトはoff)を入力して、ポート チャネルのauto-createステートを設定します。

Configure default port-channel auto-create state (on/off) [off]: off
 

ステップ 18 deny と入力して(デフォルトはdeny)、デフォルトのゾーン ポリシー設定を拒否します。

Configure default zone policy (permit/deny) [deny]: deny
 

デフォルト ゾーンのすべてのメンバーへのトラフィック フローを拒否します。

ステップ 19 no と入力して(デフォルトはno)、フル ゾーン セット配信をディセーブルにします( ゾーン セットの配信を参照)。

Enable full zoneset distribution (yes/no) [n]: no
 

フル ゾーン セットの配布機能に対してスイッチ全体のデフォルトをディセーブルにします。

新しい設定を参照します。ここまでに入力した設定を確認して修正します。

ステップ 20 設定に問題がなければ、noと入力します(デフォルトはno)。

The following configuration will be applied:
username admin password admin_pass role network-admin
snmp-server community snmp_community rw
switchname switch
interface vsan1
ip address ip_address subnet_mask
no shutdown
ip default-gateway default_gateway
no telnet server enable
ssh key rsa 1024 force
ssh server enable
no system default switchport shutdown
system default switchport trunk mode auto
no zone default-zone permit vsan 1-4093
no zoneset distribute full vsan 1-4093
 
Would you like to edit the configuration? (yes/no) [n]: no

ステップ 21 yesと入力すると(デフォルトはyes)、この設定が使用され、保存されます。

Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes

注意 ここで、設定を保存しておかないと、次回のスイッチ起動時に設定が更新されません。新しい設定を保存するために、yesと入力してください。これによって、キックスタート イメージとシステム イメージも自動的に設定されます(「ソフトウェア イメージ」を参照)。


 

setupコマンドの使用

初期設定をあとで変更する場合、EXECモードで setup コマンドを入力することが可能です。

switch# setup
---- Basic System Configuration Dialog ----
This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system. Setup configures only enough connectivity for management
of the system.
*Note: setup always assumes a predefined defaults irrespective
of the current system configuration when invoked from CLI.
 
Press Enter incase you want to skip any dialog. Use ctrl-c at anytime
to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティに従って設定していけば、基本的な設定プロセスを完了できます。

スイッチへのアクセス

初期設定のあと、次の3つのいずれかの方法でスイッチにアクセスできます(図 4-2を参照)。

シリアル コンソール アクセス ― CLIにアクセスするのにシリアル ポート接続を使用できます。

帯域内IP(IPFC)アクセス ― TelnetまたはSSHを使用して、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチにアクセスできます。またはSNMPを使用してCisco MDS 9000 Fabric Managerのアプリケーションに接続します。

帯域外(10/100BASE-Tイーサネット)アクセス ― TelnetまたはSSHを使用して、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチにアクセスできます。またはSNMPを使用してCisco MDS 9000 Fabric Managerのアプリケーションに接続します。


) Cisco Fabric Managerの使用方法については、『Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide』を参照してください。


図 4-2 スイッチ アクセスのオプション

 

スイッチ名の割り当て

ファブリックの各スイッチには、一意の名前を付ける必要があります。物理的な位置、SANのアソシエーションまたは配置された組織からスイッチを簡単に識別できる名前を割り当てることができます。割り当てられた名前は、コマンドライン プロンプトで表示されます。スイッチの名前は英数字20文字以内で指定してください。


) このマニュアルでは、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチをスイッチとして表し、switch#プロンプトを使用します。


スイッチ名を変更する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# switchname myswitch1

myswitch1(config)#

指定どおりにスイッチ名のプロンプトを変更します。

ステップ 3

myswitch1(config)# no switchname

switch(config)#

スイッチ名のプロンプトをデフォルト(switch#)に戻します。

次の作業

デフォルト設定を確認したあと、デフォルト設定を変更、または他の設定や管理作業を実行することができます。初期設定は、CLIでのみ実行できます。ただし、CLIまたはDevice ManagerおよびFabric Managerのアプリケーションのどちらかを使用して、初期設定後も引き続き他のソフトウェア機能を設定したり、スイッチにアクセスしたりできます。

Cisco MDS 9000 Fabric Managerの使用方法については、『 Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide 』を参照してください。

モジュール ステータスの確認

スイッチの設定を始める前に、シャーシのモジュールが設計どおりに機能していることを確認する必要があります。EXECモードで show module コマンドを入力して、いつでもモジュールのステータスを確認できます。 show module コマンドの出力例は、次のとおりです。

switch# show module
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- ------------------------------- ------------------ ------------
2 8 IP Storage Services Module DS-X9308-SMIP ok
5 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 active *
6 0 Supervisor/Fabric-1 DS-X9530-SF1-K9 ha-standby
8 0 Caching Services Module DS-X9560-SMAP ok
9 32 1/2 Gbps FC Module DS-X9032 ok
 
Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- ----------- ------ --------------------------------------------------
2 1.3(0.106a) 0.206 20:41:00:05:30:00:00:00 to 20:48:00:05:30:00:00:00
5 1.3(0.106a) 0.602 --
6 1.3(0.106a)) 0.602 --
8 1.3(0.106a) 0.702 --
9 1.3(0.106a) 0.3 22:01:00:05:30:00:00:00 to 22:20:00:05:30:00:00:00
 
 
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
2 00-05-30-00-9d-d2 to 00-05-30-00-9d-de JAB064605a2
5 00-05-30-00-64-be to 00-05-30-00-64-c2 JAB06350B1R
6 00-d0-97-38-b3-f9 to 00-d0-97-38-b3-fd JAB06350B1R
8 00-05-30-01-37-7a to 00-05-30-01-37-fe JAB072705ja
9 00-05-30-00-2d-e2 to 00-05-30-00-2d-e6 JAB06280ae9
 
* this terminal session
 

ステータスがokまたはactiveである場合、設定を継続できます(「モジュールの管理」を参照)。

日時の設定

Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチは、GMT(グリニッジ標準時)と同一のUTC(協定世界時)を使用します。スイッチのデフォルト時間を変更するには、EXECモードで clock コマンドを入力します。

switch# clock set <HH:MM:SS> <DD> <Month in words> <YYYY>
 

たとえば、次のようになります。

switch# clock set 15:58:09 23 September 2002
Mon Sep 23 15:58:09 UTC 2002
 

ここでは、 HH は、24時間形式の時間数(午後3時の場合15)、 MM は分数(58)、 SS は秒数(09)、 DD は日付(23)、 Month はアルファベット表示の月(September)、 YYYY は年数(2002)を表します。


clockコマンドの変更は、システムのリセットにおいても保持されます。


タイム ゾーンの設定

スイッチのタイム ゾーンを指定できます。

夏時間機能なしのローカル タイムを指定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# clock timezone <timezone name> <-23 to 23 hours offset from UTC time> <0 to 50 minutes offset from UTC>

 

例:

switch(config)# clock timezone PST -8 0

指定された名前、指定された時間数、および指定された分数でタイム ゾーンを設定します。

この例では、タイム ゾーンをPacific Standard Time(PST)に設定し、UTC時間からのオフセットをマイナス8時間と0分にします。

ステップ 3

switch(config)# exit

switch#

EXECモードに戻ります。

ステップ 4

switch# show clock

タイム ゾーンの設定を確認します。

ステップ 5

switch# show run

タイム ゾーン設定に加えられた変更とその他の設定情報を表示します。

夏時間への調整

米国の基準に従って、スイッチの時間を4月の第一日曜日の午前2時に1時間早め、10月の最後の日曜日の午前2時に元の時間に1時間戻すことができます。または、開始日時、終了日時、毎年時間調整が繰り返されるか否かを明示的に指定できます。

米国の基準に応じて夏時間調整をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# clock timezone timezone_name hour_offset_from_UTC minute_offset_from_UTC

 

例:

switch(config)# clock timezone PST -8 0

指定どおりにタイム ゾーンのオフセットを行います。

この例では、PSTのオフセット時間をマイナス8時間と0分で設定します。

switch(config)# no clock timezone

タイム ゾーン調整機能をディセーブルにします。

ステップ 3

switch(config)# clock summer-time daylight_timezone_name start_week start_day start_month start_time end_week end_day end_month end_time daylight_offset_inminutes

 

 

 

例:

switch(config)# clock summer-time PDT 1 Sun Apr 02:00 5 Sun Oct 02:00 60

switch(config)#

指定されたタイム ゾーンに夏時間を設定します。

開始および終了値は次のとおりです。

週の範囲は、1~5です。

曜日の範囲は、SundayからSaturdayです。

月の範囲は、JanuaryからDecemberです。

夏時間オフセットの範囲は1~1440分であり、開始時間に追加され、終了時間で削除されます。

この例では、4月の第一日曜日の午前2時に開始し、10月の最終日曜日の午前2時に終了するように、太平洋夏時間の夏時間を60分単位で調整します。

switch(config)# no clock summer-time

夏時間調整機能をディセーブルにします。

ステップ 4

switch(config)# exit

switch#

EXECモードに戻ります。

ステップ 5

switch# show clock

タイム ゾーンの設定を確認します。

NTPの設定

Network Time Protocol(NTP)サーバは、ラジオ クロックまたは原子時計などの正確なタイム ソースをネットワーク装置のシステム クロックに同期化させます。NTPは、UDP/IP上で転送されます。すべてのNTP通信は、UTCを使用します。NTPサーバは、タイム サーバに接続されたラジオ クロックまたは原子時計などの基準タイム ソースから時刻を受け取ります。NTPはネットワークにこの時刻を配信します。

規模の大きい企業ネットワークでは、複数の装置間で記録される相互作用イベントの関連付けを試みる場合、すべてのネットワーク装置で1つの時間基準を持つことは、管理レポーティングおよびイベント ロギング機能で重要です。重要なネットワークを保有する多くの企業のお客様は、独自のストラタム1 NTPソースを保持しています。

クライアントとサーバ間で複数のフレームが交換されたときに時刻の同期化が行われます。クライアント モードにあるスイッチは、1つまたは複数のNTPサーバのアドレスを認識します。サーバはタイム ソースとして動作し、クライアントの同期要求を受け取ります。

ピアとしてIPアドレスを設定することによって、スイッチは必要に応じて時刻を入手し、提供できます。ピアでは、独自に時刻を提供することができ、サーバが設定されている場合も対応できます。これらの両方のインスタンスが別のタイム サーバに指定される場合、NTPサービスがより信頼性の高いものになります。したがって、アクティブ サーバ リンクが失われた場合でも、ピアの存在によって正確な時間を保つことができます。


ヒント アクティブ サーバに障害が発生する場合、設定されたピアがNTP時刻の提供に役立ちます。アクティブ サーバに障害が発生した場合のバックアップ サポートを確保するには、直接的なNTPサーバ アソシエーションを指定して、ピアを設定します。


ピアだけを設定すると、最も正確なピアがNTPサーバの役割を引き受け、他のピアがピアとして動作します。両方のマシンが正確なタイム ソースを持つ場合、または正確なNTPソースを指定する場合、適切な時間に終了します。

サーバ アソシエーションにNTPを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp server 10.10.10.10

switch(config)#

1つのサーバで1つのサーバ アソシエーションを形成します。

ステップ 3

switch(config)# ntp peer 10.20.10.0

switch(config)#

1つのピアで1つのピア アソシエーションを形成します。複数のアソシエーションを指定できます。

ステップ 4

switch(config)# exit

switch#

EXECモードに戻ります。

ステップ 5

switch# copy running-config startup-config

設定の変更内容をNVRAM(不揮発性RAM)に保存します。


ヒント これは、NTP設定の変更結果として設定を保存できるインスタンスの1つです。いつでもこのコマンドを入力できます。

ステップ 6

switch# show ntp peers

--------------------------------------------

Peer IP Address Serv/Peer

--------------------------------------------

10.20.10.2 Server

10.20.10.0 Peer

設定されたサーバおよびピア アソシエーションを表示します。


) DNSサーバが設定されている場合にだけ、ドメイン名が逆引きで取得されます。


NTP設定時の注意事項

すべてのNTP設定に次の注意事項が適用されます。

時計が信頼できる状態の場合にだけ、別のスイッチにピア アソシエーションを適用する必要があります(つまり、信頼できるNTPサーバのクライアントである場合)。

ピアだけが設定されている場合、そのピアがサーバの役割を引き受け、バック アップとして使用される必要があります。2つのサーバが存在する場合、複数のスイッチが1つのサーバを指定し、残りのスイッチが別のサーバを指定して、2つのセット間にピア アソシエーションを設定することができます。これによって、時計がより信頼できるものとなります。

サーバが1つしかない場合は、すべてのスイッチがそのサーバに対してクライアント アソシエーションを持つことが適しています。

ネットワーク内に堅牢に設定されているスイッチはサーバのダウンタイムにも影響されません。図 4-3に、2つのNTPストラタム2サーバと2つのスイッチによるネットワークを示します。

図 4-3 NTPのピアおよびサーバ アソシエーション

 

この設定では、スイッチは次のように設定されています。

ストラタム2サーバ1

IPアドレス10.10.10.10

ストラタム2サーバ2

IPアドレス10.10.10.9

スイッチ1 IPアドレス10.10.10.1

スイッチ1 NTP設定

NTPサーバ10.10.10.10

NTPピア10.10.10.2

スイッチ2 IPアドレス10.10.10.2

スイッチ2 NTP設定

NTPサーバ10.10.10.9

NTPピア10.10.10.1

NTP設定の配布

Cisco SAN OS Release 2.0(1b)では、ファブリック内のすべてのCisco MDSスイッチに対してNTPファブリックの配布をイネーブルにすることができます。NTP設定を実行し、配布がイネーブルにされている場合、サーバ/ピア設定の全体がファブリック内のすべてのスイッチに配布されます。

スイッチの配布をイネーブルにしたあと、最初のコンフィギュレーション コマンドを入力するときにファブリック全体のロックを自動的に取得します。NTPアプリケーションは、有効および保留状態のデータベース モデルを使用して、設定をベースにコマンドを保存またはコミットします。

CFSアプリケーションの詳細については、「CFSインフラストラクチャの使用」を参照してください。

NTPファブリックの配布をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp distribute

NTP設定の配布をファブリック内のすべてのスイッチでイネーブルにします。ファブリック ロックを取得し、今後のすべての設定内容の変更を保留中のデータベースに保存します。

switch(config)# no ntp distribute

NTP設定の配布をファブリック内のすべてのスイッチでディセーブル(デフォルト)にします。

NTP設定変更のコミット

NTP設定変更をコミットする場合、有効なデータベースが保留中のデータベース内の設定変更によって上書きされて、ファブリック内のすべてのスイッチが同じ設定を受信します。セッション機能を実装しないでNTP設定変更をコミットする場合、NTP設定がファブリック内のすべてのスイッチに配布されます。

NTP設定変更をコミットする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp commit

NTP設定変更をファブリック内のすべてのスイッチに配布し、ロックを解除します。保留中のデータベースに加えられた変更内容を有効なデータベースに上書きします。

NTP設定変更の廃棄

設定変更を加えたあと、コミットする代わりに変更内容を中断することで、変更内容を廃棄することができます。どちらの場合も、ロックが解除されます。

NTP設定変更を廃棄する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ntp abort

保留中のデータベースのNTP設定変更を廃棄し、ファブリック ロックを解除します。

ファブリック セッション ロックの解除

NTPファブリック作業を実行し、変更のコミットまたは廃棄でロックを解除することを忘れた場合、管理者はファブリック内のすべてのスイッチからロックを解除することができます。管理者がこの作業を実行すると、保留中のデータベースへの変更内容が廃棄され、ファブリック ロックが解除されます。


ヒント 変更は揮発性ディレクトリでのみ有効で、スイッチが再起動される場合に廃棄されます。


管理者の権限を使用して、ロックされたNTPセッションを解除するには、 clear ntp session コマンドを使用します。

switch# clear ntp session
 

データベース結合に関する注意事項

詳しい概念については、「CFS結合のサポート」を参照してください。

2つのファブリックを結合する場合は、次の注意事項に従ってください。

結合とは、ファブリック内の各スイッチの既存および受信されたデータベースの合体を意味していることを認識しておいてください。

1つのスイッチ上のサーバ、別のスイッチのピアとしてIPアドレスを設定しないでください。この設定が存在すると、結合が失敗する可能性があります。

データベースの合体が64の最大数を超えていないかどうか確認します。

NTPセッション ステータスの確認

NTPセッションのステータスを確認するには、 show ntp session-status コマンドを使用します。

switch# show ntp session-status
last-action : Distribution Enable Result : Success
 

管理インターフェイスの設定

ディレクタ クラスのスイッチでは、スイッチを管理するのに1つのIPアドレスが使用されます。アクティブ スーパバイザ モジュールの管理(mgmt0)インターフェイスがこのIPアドレスを使用します。スタンバイ スーパバイザ モジュール上のmgmt0インターフェイスは、非アクティブ ステートのまま、スイッチオーバーが行われるまでアクセスすることができません。スイッチオーバーが行われると、スタンバイ スーパバイザ モジュール上のmgmt0インターフェイスがアクティブになり、アクティブであったスーパバイザ モジュールと同じIPアドレスを引き継ぎます。

スイッチ上の管理インターフェイスは、同時に複数のTelnetまたはSNMPセッションを許可します。管理インターフェイスを介してスイッチを遠隔から設定することができますが、スイッチにアクセスできるようにまず一部のIPパラメータ(IPアドレス、サブネット マスク)を設定する必要があります。CLIから手動で管理インターフェイスを設定できます。

管理ポート(mgmt 0)は自動検知で、全二重モードおよび10/100 Mbpsの速度で動作します。速度およびモードを設定することはできません。


) 手動で管理インターフェイスの設定を開始する前に、スイッチのIPアドレスおよびサブネット マスクを取得してください。さらに、コンソール ケーブルがコンソール ポートに接続されていることを確認してください。


リモート管理アクセスの取得

スイッチ インターフェイスが管理上のシャットダウン状態である場合があります。show interface mgmt 0コマンドを使用して、いつでもインターフェイスのステータスを確認できます。

リモート管理アクセスを取得する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。また、コマンドを config t に省略することができます。

ステップ 2

switch(config)# interface mgmt 0

指定されたインターフェイス(mgmt0)でインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

スイッチで管理イーサネット インターフェイスを使用して、管理インターフェイスを設定できます。

ステップ 3

switch(config)# ip address 1.1.1.0 255.255.255.0

ステップ2で指定されたインターフェイスのIPアドレスとIPサブネット マスクを入力します。

ステップ 4

switch(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 5

switch(config-if)# exit

コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 6

switch(config)# ip default-gateway 1.1.1.1

デフォルトのゲートウェイ アドレスを設定します。

forceオプションの使用

管理インターフェイス(mgmt0)をシャットダウンしようとする場合、実際に行われる前に、フォローアップ メッセージがシャットダウンの確認をします。 force オプションを使用して、この確認を省略できます。次の例では、 force オプションを使用しないでインターフェイスをシャットダウンします。

switch# config t
switch(config)# interface mgmt 0
switch(config-if)# shutdown
Shutting down this interface will drop all telnet sessions.
Do you wish to continue (y/n)? y
 

次の例では、 force オプションを使用してインターフェイスをシャットダウンします。

switch# config t
switch(config)# interface mgmt 0
switch(config-if)# shutdown force

) デフォルト ゲートウェイがスイッチに接続され、IPパケットを送信、または各サブネットのルートを追加するように明示的に設定する必要があります。


デフォルト ゲートウェイの設定

スーパバイザ モジュールは、宛先IPアドレスを取得していないIPパケットをデフォルト ゲートウェイに送信します図 4-4を参照)。

図 4-4 デフォルト ゲートウェイ

 

デフォルト ゲートウェイの設定

デフォルト ゲートウェイのIPアドレスを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# ip default-gateway 172.16.1.1

172.16.1.1のIPアドレスを設定します。

Telnetサーバ接続

Telnetサーバは、デフォルトでCisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチでイネーブルにされています。セキュアSSH接続が必要な場合、デフォルトのTelnet接続をディセーブルにしてから、SSH接続をイネーブルにする必要があります( SSHサービスのイネーブル化を参照)。


) スーパバイザ モジュール コンソール ポートへの端末の接続方法の詳細については、『Cisco MDS 9200 Series Hardware Installation Guide』または『Cisco MDS 9500 Series Hardware Installation Guide』を参照してください。



ヒント Cisco MDS 9500シリーズまたはCisco MDS 9200シリーズのすべてのスイッチで、最大16のセッションを適用できます。


端末がスイッチに接続され、スイッチと端末の両方の電源がオンの状態であることを確認します。

Telnet接続のディセーブル化

スイッチへのTelnet接続をディセーブルにする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# no telnet server enable

updated

Telnetサーバをディセーブルにします。

switch(config)# telnet server enable

updated

セキュアSSH接続からTelnet接続に戻すには、Telnetサーバをイネーブルにします。

コンフィギュレーション ファイルの使用

コンフィギュレーション ファイルは、1つまたは複数のスイッチを設定するのに必要とされる一部またはすべてのコマンドを含むことができます。たとえば、同一のコンフィギュレーション ファイルを同一のハードウェア構成を持つ複数のスイッチにダウンロードし、同一のモジュールおよびポート構成を持つようにする場合などです。

ここでは、コンフィギュレーション ファイルの使用方法および次の内容について説明します。

「コンフィギュレーション ファイルの表示」

「スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード」

「コンフィギュレーションの保存」

「ファイルのコピー」

「現在のコンフィギュレーションのバックアップ」

「以前のコンフィギュレーションへのロールバック」

コンフィギュレーション ファイルの表示

show running-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーション ファイルを表示します。

switch# show running-config
Building Configuration ...
interface port-channel 98
interface fc1/1
interface fc1/2
interface mgmt0
ip address 172.22.95.112 255.255.255.0
no shutdown
vsan database
vsan 2
clock summer-time Pacific 1 Sun Apr 02:00 5 Sun Oct 02:00 60
switchname switch112
 

show startup-config コマンドを使用して、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを表示します。

switch# show startup-config
interface port-channel 98
interface fc1/1
channel-group 98 force
no shutdown
interface mgmt0
ip address 172.22.95.112 255.255.255.0
boot system system-237; ep-41
boot kickstart boot-237 ep-41
ip domain-name cisco.com

スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード

別のスイッチから作成またはダウンロードするコンフィギュレーション ファイルを使用してCisco MDS 9000ファミリーのスイッチを設定できます。さらに、スーパバイザ モジュール上のブートフラッシュ装置にコンフィギュレーション ファイルを保存し、外部のCompactFlashディスクに保存されたコンフィギュレーションを使用してスイッチを設定できます。

リモート サーバを使用してコンフィギュレーション ファイルのダウンロードを始める前に、次の作業を行います。

ダウンロードするコンフィギュレーション ファイルが、リモート サーバの正しいディレクトリにあることを確認します。

ファイル上の権限が正しく設定されていることを確認します。ファイル上の権限は、world-readに設定されている必要があります。

スイッチがリモート サーバへのルートを持つことを確認します。サブネット間でトラフィックをルーティングするルータまたはデフォルト ゲートウェイがない場合は、スイッチおよびリモート サーバは同一のサブネットワーク上にある必要があります。

pingコマンドを使用してリモート サーバへの接続を確認します。

ダウンロード元がリモート サーバである場合

TFTP、FTP、SCP、またはSFTPを使用してリモート サーバからダウンロードしたコンフィギュレーション ファイルを使用してCisco MDS 9000ファミリーのスイッチを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポートまたはTelnet/SSHセッションを介してスイッチにログインします。

ステップ 2 copy < scheme > :// < server address > system:running-configコマンドを使用して、リモート サーバからダウンロードしたコンフィギュレーション ファイルを使用してスイッチを設定します。ここでは、 scheme はTFTP、FTP、SCP、またはSFTPです。

ファイルが行単位で解析されながら、コンフィギュレーション ファイルのダウンロードおよびコマンドが実行されます。


 

次のコマンドを使用して、リモート サーバから実行コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルをダウンロードします。

switch# copy <scheme>://<url> system:running-config

ダウンロード元が外部のCompactFlashディスク(slot0:)の場合


) スイッチにログインしたあとに、物理メディアがslot0:に挿入されている必要があります。


外部のCompactFlashディスクに保存されたコンフィギュレーション ファイルを使用してCisco MDS 9000ファミリーのスイッチを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポートまたはTelnet/SSHセッションを介してスイッチにログインします。

ステップ 2 cdコマンドとdirコマンドを使用してコンフィギュレーション ファイルの場所を確認します(ファイルのコピーを参照)。

ステップ 3 copy <source file> system:running-configコマンドを使用して、外部のCompactFlashディスクに保存されたコンフィギュレーション ファイルを使用してスイッチを設定します。

ファイルが行単位で解析されながら、コマンドが実行されます。


 

次のコマンドを使用して、外部のCompactFlashから実行コンフィギュレーションにコンフィギュレーション ファイルをダウンロードします。

switch copy slot0:dns-config.cfg system:running-config

外部装置へのコンフィギュレーション ファイルの保存

内部ストレージに保存されたコンフィギュレーション ファイルをリモート サーバまたはスイッチ上の外部のフラッシュ装置に保存できます。

保存先がリモート サーバの場合

TFTP、FTP、SCP、またはSFTPなどのリモート サーバにコンフィギュレーション ファイルを保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポートまたはTelnet/SSHセッションを介してスイッチにログインします。

ステップ 2 copy system: running-config < scheme > :// < url >コマンドを使用してコンフィギュレーションを保存します。ここでは、 scheme はTFTP、FTP、SCP、またはSFTPです。

ステップ 3 リモート サーバのIPアドレスまたはホスト名、ダウンロードするファイル名を指定します。

コンフィギュレーション ファイルがリモート サーバに保存されます。


 

次のコマンドを使用して、実行コンフィギュレーション ファイルをリモート サーバに保存します。

switch# copy system:running-config <scheme>://<url>
 

次のコマンドを使用して、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをリモート サーバに保存します。

switch# copy nvram:startup-config <scheme>://<url>

保存先が外部のCompactFlashディスク(slot0:)の場合

外部のCompactFlash装置にコンフィギュレーション ファイルを保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポートまたはTelnetセッションを介してスイッチにログインします。

ステップ 2 cdコマンドとdirコマンドを使用してコンフィギュレーション ファイルの場所を確認します(ファイルのコピーを参照)。

ステップ 3 copy system:running-config <destination file>コマンドを使用してコンフィギュレーション ファイルを保存します。

コンフィギュレーション ファイルがCompactFlashディスクに保存されます。


 

次のコマンドを使用して、実行コンフィギュレーション ファイルを外部のCompactFlashディスクに保存します。

switch# copy system:running-config slot0:dns-config.cfg
 

次のコマンドを使用して、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを外部のCompactFlashディスクに保存します。

switch# copy nvram:startup-config slot0:dns-config.cfg

コンフィギュレーションの保存

システム メモリに実行コンフィギュレーションを作成したあと、次の copy コマンドを使用してNVRAMにスタートアップ コンフィギュレーションを保存できます。

switch# copy system:running-config nvram:startup-config
 

copy running-config startup-config コマンドは、前のコマンドの別名で、このマニュアルで頻繁に使用されます。

ファイルのコピー

表 4-1 に、 copy コマンドの構文を示します。

switch# copy <scheme>://<username@><server>/<file name> <scheme>://<username@><server>/<file name>
 

 

表 4-1 copyコマンドの構文

方式
サーバ
ファイル名

bootflash

sup-active
sup-standby
sup-1またはmodule-5
sup-2またはmodule-6
sup-local
sup-remote

ユーザ指定

slot0

ユーザ指定

volatile

ユーザ指定

nvram

startup-configまたはsnapshot-config

system

running-config

tftp1

IPアドレスまたはDNS名

ユーザ指定

ftp

scp(secure copy)

sftp

core

slot-numbe r

プロセスID

1.ファイルをダウンロードおよびアップロードする場合、TFTP制限によってTFTPクライアントが32 MBのファイル サイズ、一部のTFTPサーバが16 MBのファイル サイズに制限されます。

次に、アクティブ スーパバイザ モジュール(スロット5のsup-1)のbootflashからスタンバイ スーパバイザ モジュール(スロット6のsup-2)のbootflashにファイルをコピーする例を示します。

switch# copy bootflash:system_image bootflash://sup-2/system_image
 

次に、NVRAMの既存のコンフィギュレーションの内容を上書きする例を示します。

switch# copy nvram:snapshot-config nvram:startup-config
Warning: this command is going to overwrite your current startup-config.
Do you wish to continue? {y/n} [y] y
 

次に、bootflash:ファイル システムに実行コンフィギュレーションをコピーする例を示します。

switch# copy system:running-config bootflash:my-config
 

次に、SCPサーバからbootflashにシステム イメージ ファイルをコピーする例を示します。

switch# copy scp://user@10.1.7.2/system-image bootflash:system-image
 

次に、SFTPサーバからvolatile:ファイル システムにスクリプト ファイルをコピーする例を示します。

switch# copy sftp://172.16.10.100/myscript.txt volatile:myscript.txt

show version imageコマンドを使用して、ダウンロードしたイメージが有効であることを確認します。


現在のコンフィギュレーションのバックアップ

任意のソフトウェア コンフィギュレーションをインストール、または任意のソフトウェア コンフィギュレーションに移行する前に、スタートアップ コンフィギュレーションをバックアップします。

次に、スイッチに事前定義されたロケーションにスタートアップ コンフィギュレーションのスナップショット(バイナリ ファイル)を作成する例を示します。

switch# copy nvram:startup-config nvram:snapshot-config
 

次に、bootflash:ファイル システムにスタートアップ コンフィギュレーションのコピー(ASCIIファイル)をバックアップする例を示します。

switch# copy nvram:startup-config bootflash:my-config
 

次に、TFTPサーバにスタートアップ コンフィギュレーション(ASCIIファイル)をバックアップする例を示します。

switch# copy nvram:startup-config tftp://172.16.10.100/my-config
 

次に、bootflash:ファイル システムに実行コンフィギュレーション(ASCIIファイル)をバックアップする例を示します。

switch# copy system:running-config bootflash:my-config
 

以前のコンフィギュレーションへのロールバック

すべてのスイッチのコンフィギュレーションは、内蔵bootflash:ファイル システムにあります。内蔵bootflash:ファイル システムが壊れた場合、コンフィギュレーションを失う可能性があります。定期的にコンフィギュレーションを保存して、バックアップしてください。

次に、事前に保存された実行コンフィギュレーションのスナップショット コピー(バイナリ ファイル)にロールバックする例を示します。

switch# copy nvram:snapshot-config nvram:startup-config

) スナップショットがすでに作成されている場合にのみ、ロールバック コマンドを入力できます。そうでない場合、No snapshot-config foundエラー メッセージを受け取ります。


次に、bootflash:ファイル システムに事前に保存されたコンフィギュレーションのコピー(ASCIIファイル)にロールバックする例を示します。

switch# copy bootflash:my-config nvram:startup-config

copy running-config startup-configコマンドが入力されるたびに、バイナリ ファイルが作成され、ASCIIファイルが更新されます。有効なバイナリ コンフィギュレーション ファイルは、全体の起動時間を大幅に減らします。バイナリ ファイルをアップロードすることはできませんが、既存のスタートアップ コンフィギュレーションを上書きするのにその内容を使用できます。write eraseコマンドはバイナリ ファイルをクリアします。


設定された冗長モードの復元


ヒント Cisco MDS 9509スイッチの電源装置の冗長モードとしてcombinedモードを設定する場合、保存されたコンフィギュレーションにロールバックする前にwrite eraseコマンドとreloadコマンドのシーケンスを使用する際は注意してください。


write erase コマンドと reload コマンドを入力して、スイッチの設定値を出荷時の設定に戻します。このシーケンスは、また電源装置の冗長モード設定を redundant モード(デフォルト)に戻します。

電源装置のタイプ、入力電圧、シャーシ内のモジュール(ライン カード)数によって、冗長モードがシステム再起動のあとのライン カードの電源投入を妨げる可能性があります( 電源装置コンフィギュレーション モードを参照)。このシーケンスを使用する場合、電源が切断されたライン カードに適用されるコマンドがスイッチによって実行されません(実行コンフィギュレーションに含まれません)。

保存されたコンフィギュレーションにロールバックする前に write erase reload コマンドのシーケンスを使用する場合、次の手順に従ってください。


ステップ 1 最初から設定されている場合は、手動で redundant モード設定を combined モードに変更します。

ステップ 2 すべてのモジュールがオンラインに戻るまで待ちます(モジュール ステータスが show module コマンドの応答で ok を表示するまで)。

ステップ 3 保存されたコンフィギュレーションにロールバックします(以前のコンフィギュレーションへのロールバックを参照)。


 

以前のリリースへのダウングレード

install all コマンドを使用して、スイッチを正常にリロードし、設定コンバージョンを処理します。Cisco MDS 9000ファミリーの任意のスイッチをダウングレードする場合、 reload コマンドを使用しないようにしてください。

たとえば、Release 2.xからCisco MDS SAN OS Release 1.3(4b)または1.3(5)に戻す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 旧リリースでサポートされていない機能をディセーブルにする必要があるかを判断するには、 show incompatibility system image-filename コマンドを入力します。

Switch# show incompatibility system bootflash:m9200-ek9-mz.1.3.4b.bin
The following configurations on active are incompatible with the system image
1) Service :port-channel , Capability :CAP_FEATURE_AUTO_CREATED_PORT_CHANNEL
Description :active mode port channels, auto create enabled ports or auto created port-channels are present
Capability requirement :STRICT
 
2) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_VSAN
Description :CFS - Distribution is enabled for VSAN
Capability requirement :STRICT
 
3) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_SYSLOGD
Description :CFS - Distribution is enabled for SYSLOGD
Capability requirement :STRICT
 
4) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_ROLE
Description :CFS - Distribution is enabled for ROLE
Capability requirement :STRICT
 
5) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_CALLHOME
Description :CFS - Distribution is enabled for CALLHOME
Capability requirement :STRICT
 
6) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_PORT_SECURITY
Description :CFS - Distribution is enabled for PORT-SECURITY
Capability requirement :STRICT
 
7) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_NTP
Description :CFS - Distribution is enabled for NTP
Capability requirement :STRICT
 
8) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_TACACS
Description :CFS - Distribution is enabled for TACACS
Capability requirement :STRICT
 
9) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_RADIUS
Description :CFS - Distribution is enabled for RADIUS
Capability requirement :STRICT
 
10) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_SFM
Description :CFS - Distribution is enabled for SFM
Capability requirement :STRICT
 
11) Service :cfs , Capability :CAP_FEATURE_CFS_ENABLED_DEVICE_ALIAS
Description :CFS - Distribution is enabled for DEVICE-ALIAS
Capability requirement :STRICT
 

ステップ 2 copy running-config startup-config コマンドを使用してコンフィギュレーションを保存します。

ステップ 3 ソフトウェアをダウングレードするには、 install all コマンドを入力します( 自動アップグレードを参照)。


 

リモート ファイル システムへのアクセス

スタンバイ スーパバイザ モジュール(リモート)内容にアクセスする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スタンバイ スーパバイザ モジュールに新しいイメージ ファイルを収めるのに十分な領域があることを確認します。

switch# dir bootflash://sup-remote
12198912 Aug 27 17:21:10 2003 bt-39a
12198912 Aug 27 16:29:18 2003 m9500-sf1ek9-kickstart-mzg.1.3.0.39a.bin
1921922 Sep 14 19:58:12 2003 aOldImage
1864931 Apr 29 12:41:50 2003 bOldImage
1864931 Apr 29 12:41:59 2003 dplug2
12288 Apr 18 20:23:11 2003 lost+found/
12097024 Nov 21 16:34:18 2003 m9500-sf1ek9-kickstart-mz.1.3.1.1.bin
41574014 Nov 21 16:34:47 2003 m9500-sf1ek9-mz.1.3.1.1.bin
1024 Oct 28 20:24:59 2003 newer-fs/
2021518 Oct 11 15:49:41 2003 plugin-69a
Usage for bootflash://sup-remote
102081536 bytes used
82478080 bytes free
184559616 bytes total
 

ステップ 2 必要に応じて、新しいイメージ ファイルに十分な領域を与えるためにファイルを削除します。

switch# del aOldImage
 


 

ファイルの削除

すでにbootflash:ファイル システムに変更していると想定して、次のように delete コマンドを使用します。

次に、bootflash:ファイル システムからファイルを削除する例を示します。

switch# delete dns_config.cfg
 

次に、外部のCompactFlash(slot0:)ファイル システムからファイルを削除する例を示します。

switch# delete slot0:dns_config.cfg
 

次に、slot0に挿入されたフラッシュ カードからtestファイルを削除する例を示します。

switch# delete slot0:test
Delete slot0:test? [y/n]: y
 

次に、 my-dir ディレクトリ全体とその内容を削除する例を示します。

switch# delete bootflash:my-dir
 

コンソール ポート設定値の設定

コンソール ポートは非同期シリアル ポートであり、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチの初期設定をRJ-45コネクタが使用されている標準のRS-232ポートを介して行えるようにします。このポートに接続された装置はすべて、非同期伝送能力が必要です。端末への接続には、9600ボー、8データ ビット、1ストップ ビット、パリティなしで設定するための端末エミュレータが必要となります。


注意 コンソールのボー レートは、BIOSアップグレードのあとにデフォルト レート(9600)に自動的に戻ります。

コンソール端末からコンソール ポート パラメータを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line console

switch(config-console)#

ライン コンソール コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-console)# speed 9600

シリアル コンソールのポート速度を設定します。デフォルトのコンソール ボー レートは、9600ボーです。有効な範囲は、110~115,200 bps(110、150、300、600、1200、2400、4800、9600、19200、28800、38400、57600、115200)です。これらの値のいずれかをそのまま指定してください。

ステップ 4

switch(config-console)# databits 8

コンソール接続のデータ ビットを設定します。デフォルトは8データ ビットで、有効な範囲は5~8データ ビットです。

ステップ 5

switch(config-console)# stopbits 1

コンソール接続のストップ ビットを設定します。デフォルトは1ストップ ビットで、有効値は1または2ストップ ビットです。

ステップ 6

switch(config-console)# parity none

コンソール接続のパリティを設定します。デフォルトはパルティなしで、有効値は偶数パリティ、または奇数パリティです。

コンソール ポート設定値の確認

show line console コマンドを使用して、設定されたコンソール設定値を確認します。このコマンドは、また他の登録統計情報とともに発生した可能性のある問題を表示します。

switch# show line console
line Console:
Speed: 9600 bauds
Databits: 8 bits per byte
Stopbits: 1 bit(s)
Parity: none
Modem In: Enable
Modem Init-String -
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:12842 rx:366 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI
 

COM1ポート設定値の設定

COM1ポートは、DB-9インターフェイスを使用したRS-232ポートであり、モデムなどの外部のシリアル通信装置に接続することを可能にします。端末への接続には、9600ボー、8データ ビット、1ストップ ビット、パリティなしで設定するための端末エミュレータが必要となります。

COM1ポート設定値を設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-com1)#

COM1ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-com1)# speed 9600

COM1接続のポート速度を設定します。デフォルトのコンソール ボー レートは、9600ボーです。有効な範囲は、110~115,200 bps(110、150、300、600、1200、2400、4800、9600、19200、28800、38400、57600、115200)です。これらの値のいずれかをそのまま指定してください。


) この設定は、COM1に接続されたモデムの着信速度によって異なります。


ステップ 4

switch(config-com1)# databits 8

COM1接続のデータ ビットを設定します。デフォルトは8データ ビットで、有効な範囲は5~8データ ビットです。

ステップ 5

switch(config-com1)# stopbits 1

COM1接続のストップ ビットを設定します。デフォルトは1ストップ ビットで、有効値は1または2ストップ ビットです。

ステップ 6

switch(config-com1)# parity none

COM1接続のパリティを設定します。デフォルトはパルティなしで、有効値は偶数パリティ、または奇数パリティです。

ステップ 7

switch(config-com1)# no flowcontrol hardware

ハードウェア フロー制御をディセーブルにします。デフォルトでは、ハードウェア フロー制御がCisco 9000ファミリーのすべてのスイッチでイネーブルにされています。イネーブルの場合、このオプションは、より高速なボー レートによるデータ損失を保護するのに役立ちます。


) このオプションは、COM1ポートからのみ使用できます。


COM1ポート設定値の確認

show line com1 コマンドを使用して、設定されたCOM1設定値を確認します。このコマンドは、また他の登録統計情報とともに発生した可能性のある問題を表示します。

switch# show line com1
line Aux:
Speed: 9600 bauds
Databits: 8 bits per byte
Stopbits: 1 bit(s)
Parity: none
Modem In: Enable
Modem Init-String -
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:17 rx:0 Register Bits:RTS|DTR

モデム接続の設定

コンソールまたはCOM1ポートを接続している場合にのみ、モデムを設定できます。Cisco MDS 9000ファミリーのスイッチとのモデム接続は、スイッチ機能に影響しません。


) モデムをCisco MDS 9000ファミリー スイッチのコンソール ポートまたはCOM1ポートに接続する場合は、『Cisco MDS 9200 Series Hardware Installation Guide』または『Cisco MDS 9500 Series Hardware Installation Guide』を参照してください。Cisco MDS 9100シリーズのスイッチではCOM1ポートを使用することはできません。『Cisco MDS 9100 Series Hardware Installation Guide』を参照してください。


モデム設定時の注意事項


ヒント Cisco MDS 9500シリーズ ディレクタまたはCisco MDS 9200シリーズ スイッチからモデムに接続するためには、COM1ポートを使用することを推奨します。


次の注意事項がモデム設定に適用されます。

次のシスコのモデムは、Cisco SAN OS環境で動作することが検証されています。

MultiTech MT2834BA( http://www.multitech.com/PRODUCTS/Families/MultiModemII/

Hayes Accura V.92( http://www.hayesmicro.com/Products/accura-prod-v92.htm

モデムの設定を試みる前に、モデムを接続します。

システムの起動中に、モデムをコンソール ポートに接続しないでください。

「電源が投入されたスイッチでのモデムの初期化」に指定された手順に従います。

モデム接続のイネーブル化

COM1ポートを介してモデム接続を設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-com1)#

COM1ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-com1)# modem in

COM1ポートをイネーブルにして、モデムだけに接続されるようにします。

switch(config-com1)# no modem in

機能が実行されないように現在のモデムをディセーブル(デフォルト)にします。

コンソール ポートを介してモデム接続を設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line console

switch(config-console)#

コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-console)# modem in

コンソール ポートをイネーブルにして、モデムだけに接続されるようにします。

switch(config-console)# no modem in

機能が実行されないように現在のモデムをディセーブル(デフォルト)にします。

初期化ストリングの設定

Cisco MDS 9500シリーズおよびCisco MDS 9200シリーズのスイッチには、接続されたモデムを検出するためのデフォルトの初期化ストリングがあります( ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 )。シスコシステムがサポートするモデムの場合にのみ、デフォルト ストリングは接続されたモデムを検出します。デフォルトのストリング内容は次のとおりです。

AT ― アテンション

E0(必須) ― エコーなし

Q1 ― 結果コードがオン

&D2 ― 通常のData Terminal Ready(DTR;データ端末動作可能)オプション

&C1 ― データ キャリア ステート追跡のイネーブル化

S0=1 ― 1つのリングのあとに応答

\015(必須) ― 復帰(8進数)

user-input オプションを使用して、デフォルトのストリングを維持、または別のストリング(80文字まで)に変更できます。シスコシステムによってサポートまたは検証されていないモデムを使用する場合も、このオプションが提供されます。ストリングを変更する場合、再度変更するまで変更した値は永久に残り、有効となります。システムを再起動またはCLIを再び開始しても、モデムの初期化ストリングは変更されません。モデムが機能していない場合でも、スイッチは影響を受けません。


ヒント デフォルトの初期化ストリングを使用することを推奨します。ユーザ入力ストリングに必須のオプションが指定されていない場合、初期化ストリングが処理されません。


モデム初期化ストリングの使用は、スイッチの起動の際のモデム ステートによって異なります。

起動の際にスイッチにモデムがすでに接続されている場合、デフォルトの初期化ストリングがモデムに書き込まれます(デフォルトの初期化ストリングの設定を参照)。

起動の際にスイッチにモデムが接続されていない場合、『 Cisco MDS 9000 Family Hardware Installation Guide 』(製品に応じたマニュアルを参照)の解説に従ってモデムを接続し、ここで説明する手順に従います(ユーザ指定の初期化ストリングの設定を参照)。


) コンソール ポートまたはCOM1ポートが接続されている場合にのみ、ここで指定した設定を実行します。


デフォルトの初期化ストリングの設定

COM1ポートを介してデフォルトの初期化ストリングを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-com1)#

COM1ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-com1)# modem init-string default

デフォルトの初期化ストリングをモデムに書き込みます。

コンソール ポートを介してデフォルトの初期化ストリングを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-console)#

コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-console)# modem init-string default

デフォルトの初期化ストリングをモデムに書き込みます。

ユーザ指定の初期化ストリングの設定

COM1ポートを介してユーザ指定の初期化ストリングを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-com1)#

COM1ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-com1)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015

対応するプロファイルにユーザ指定の初期化ストリングを割り当てます。


) ストリングを初期化する前に、まずユーザ入力ストリングを設定する必要があります。


switch(config-com1)# no modem set-string

設定された初期化ストリングを出荷時の設定ストリングに戻します。

ステップ 4

switch(config-com1)# modem init-string user-input

ユーザ指定の初期化ストリングをモデムに書き込みます。

コンソール ポートを介してユーザ指定の初期化ストリングを設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# line com1

switch(config-console)#

コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switch(config-console)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015

対応するプロファイルにユーザ指定の初期化ストリングを割り当てます。


) ストリングを初期化する前に、まずユーザ入力ストリングを設定する必要があります。


switch(config-com1)# no modem set-string

設定された初期化ストリングを出荷時の設定ストリングに戻します。

ステップ 4

switch(config-console)# modem init-string user-input

ユーザ指定の初期化ストリングをモデムに書き込みます。

電源が投入されたスイッチでのモデムの初期化

スイッチが電源投入されたあとに、モデムがコンソール ポートまたはCOM1ポートに接続された場合、EXECモードで modem connect line コマンドを使用してモデムを初期化できます。モデムがCOM1ポートに接続されている場合は、 com1 オプションを指定できます。モデムがコンソールに接続されている場合は、 console オプションを指定できます。

電源がすでに投入されているスイッチにモデムを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 システムが起動シーケンスを完了し、システム イメージが実行されている状態になるまで待ちます。

ステップ 2 Cisco MDS 9200 Series Hardware Guide 』または『 Cisco MDS 9500 Series Hardware Installation Guide 』に指定されているようにスイッチにモデムを接続します。

ステップ 3 EXECモードで modem connect line コマンドを使用して、モデムを初期化します。


 

モデム接続設定の確認

show line コマンドを使用して、設定されたモデム設定値を確認します。

switch# show line
line Console:
Speed: 9600 bauds
Databits: 8 bits per byte
Stopbits: 1 bit(s)
Parity: none
Modem In: Enable
Modem Init-String -
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:12842 rx:366 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI
line Aux:
Speed: 9600 bauds
Databits: 8 bits per byte
Stopbits: 1 bit(s)
Parity: none
Modem In: Enable
Modem Init-String -
default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015
Statistics: tx:17 rx:0 Register Bits:RTS|DTR

CDPの設定

Cisco Discovery Protocol(CDP)は、シスコの装置によって使用されるアドバタイズ プロトコルであり、同一ネットワーク上の他のシスコの装置に自身をアドバタイズします。CDPはデータ リンク層で実行されるので、レイヤ3プロトコルとは関係ありません。CDPパケットを受け取るシスコの装置は、情報をキャッシュしてCLIおよびSNMPを介したアクセスを可能にします。

CDPは、スーパバイザ モジュールの管理イーサネット インターフェイスおよびIPSモジュールのギガビット イーサネット インターフェイスでサポートされます。CDPデーモンは、再始動および切り替えが可能です。実行およびスタートアップ コンフィギュレーションは、再始動およびスイッチオーバーにおいても使用できます。

CDPバージョン1(v1)とバージョン2(v2)が、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチでサポートされます。他のバージョン番号のCDPパケットは、受信された際に自動的に廃棄されます。

インターフェイスのリンクが確立されると、デフォルトによってCDPがイネーブルにされ、3つのCDPパケットが1秒間隔で送信されます。このあとに、グローバルに設定されたリフレッシュ間隔でCDPフレームが送信されます。

CDPをグローバルにディセーブルにする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# no cdp enable

Operation in progress. Please check global parameters

switch(config-console)#

スイッチ上のCDPプロトコルをディセーブルにします。インターフェイスでCDPがディセーブルにされている場合は、受信装置のそれぞれのスイッチ ステートをクリアするために1つのパケットが送信されます。

switch(config)# cdp enable

Operation in progress. Please check global parameters

switch(config)#

スイッチ上のCDPプロトコルをイネーブル(デフォルト)にします。インターフェイスでCDPがイネーブルにされている場合、1つのパケットがただちに送信されます。後続のパケットは、設定されたリフレッシュ時間で送信されます。

特定のインターフェイスでCDPプロトコルをディセーブルにする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface gigbitethernet 8/8

switch(config-if)#

スロット8ポート8のモジュールのギガビット イーサネット インターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# no cdp enable

Operation in progress. Please check interface parameters

switch(config-console)#

選択されたインターフェイスのCDPプロトコルをディセーブルにします。インターフェイスでCDPがディセーブルにされている場合は、受信装置のそれぞれのスイッチ ステートをクリアするために1つのパケットが送信されます。

switch(config-if)# cdp enable

Operation in progress. Please check interface parameters

switch(config)#

選択されたインターフェイスのCDPプロトコルをイネーブル(デフォルト)にします。インターフェイスでCDPがイネーブルにされている場合、1つのパケットがただちに送信されます。後続のパケットは、設定されたリフレッシュ時間で送信されます。

CDPプロトコルに対してリフレッシュ時間間隔をグローバルに設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# cdp timer 100

switch(config)#

秒単位でリフレッシュ時間間隔を設定します。デフォルトは60秒で、有効な範囲は5~255秒です。

switch(config)# no cdp timer 100

switch(config)#

リフレッシュ時間間隔を出荷時の設定の60秒に戻します。

CDPパケットでアドバタイズされる保持時間をグローバルに設定する手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# cdp holdtime 200

switch(config)#

CDPパケットでアドバタイズされる保持時間を秒単位で設定します。デフォルトは180秒で、有効な範囲は10~255秒です。

switch(config)# no cdp holdtime 200

switch(config)#

保持時間を出荷時の設定の180秒に戻します。

CDPバージョンをグローバルに設定にする手順は、次のとおりです。

 

 
コマンド
コマンド

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# cdp advertise v1

switch(config)#

使用されるCDPバージョンを設定します。デフォルトは、バージョン2(v2)です。有効なオプションは、v1とv2です。

switch(config)# no advertise v1

switch(config)#

バージョンを出荷時の設定のv2に戻します。

CDPカウンタとテーブルのクリア

clear cdp counters コマンドを使用して、すべてのインターフェイスのCDPトラフィック カウンタをクリアします。指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイス(管理インターフェイスおよびギガビット イーサネット インターフェイス)にこのコマンドを入力できます。

switch# clear cdp counters
switch#
 

clear cdp table コマンドを使用して、すべてのインターフェイスの近接CDPエントリをクリアします。指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイス(管理インターフェイスおよびギガビット イーサネット インターフェイス)にこのコマンドを入力できます。

switch# clear cdp table interface gigabitethernet 4/1
switch#

CDP情報の表示

show cdp コマンドを使用して、CDPエントリを表示します(例 4-1 4-11 を参照)。

例4-1 すべてのCDP対応インターフェイスとパラメータの表示

switch# show cdp all
GigabitEthernet4/1 is up
CDP enabled on interface
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet4/8 is down
CDP enabled on interface
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
mgmt0 is up
CDP enabled on interface
Sending CDP packets every 100 seconds
Holdtime is 200 seconds
 

例4-2 すべてのCDPネイバ エントリの表示

switch# show cdp entry all
----------------------------------------
Device ID:069038747(Kiowa3)
Entry address(es):
IP Address: 172.22.92.5
Platform: WS-C5500, Capabilities: Trans-Bridge Switch
Interface: mgmt0, Port ID (outgoing port): 5/22
Holdtime: 136 sec
 
Version:
WS-C5500 Software, Version McpSW: 2.4(3) NmpSW: 2.4(3)
Copyright (c) 1995-1997 by Cisco Systems
 
Advertisement Version: 1
 

例4-3 指定されたCDPネイバの表示

switch# show cdp entry name 0
----------------------------------------
Device ID:0
Entry address(es):
IP Address: 0.0.0.0
Platform: DS-X9530-SF1-K9, Capabilities: Host
Interface: GigabitEthernet4/1, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet4/1
Holdtime: 144 sec
 
Version:
1.1(0.144)
 
Advertisement Version: 2
Duplex: full
 

例4-4 グローバルなCDPパラメータの表示

switch# show cdp global
Global CDP information:
CDP enabled globally
Sending CDP packets every 60 seconds
Sending a holdtime value of 180 seconds
Sending CDPv2 advertisements is enabled
 

例4-5 管理インターフェイスのCDPパラメータの表示

switch# show cdp interface mgmt 0
mgmt0 is up
CDP enabled on interface
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
 

例4-6 ギガビット イーサネット インターフェイスのCDPパラメータの表示

switch# show cdp interface gigabitethernet 4/1
GigabitEthernet4/1 is up
CDP enabled on interface
Sending CDP packets every 80 seconds
Holdtime is 200 seconds
 

例4-7 CDPネイバの表示(簡略)

switch# show cdp neighbors
Capability Codes: R - Router, T - Trans-Bridge, B - Source-Route-Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater
 
Device ID Local Intrfce Hldtme Capability Platform Port ID
0 Gig4/1 135 H DS-X9530-SF1- Gig4/1
069038732(Kiowa2 mgmt0 132 T S WS-C5500 8/11
069038747(Kiowa3 mgmt0 156 T S WS-C5500 6/20
069038747(Kiowa3 mgmt0 158 T S WS-C5500 5/22
 

例4-8 CDPネイバの表示(詳細)

switch# show CDP neighbor detail
----------------------------------------
Device ID:0
Entry address(es):
IP Address: 0.0.0.0
Platform: DS-X9530-SF1-K9, Capabilities: Host
Interface: GigabitEthernet4/1, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet4/1
Holdtime: 162 sec
 
Version:
1.1(0.144)
 
Advertisement Version: 2
Duplex: full
----------------------------------------
Device ID:069038732(Kiowa2)
Entry address(es):
IP Address: 172.22.91.5
Platform: WS-C5500, Capabilities: Trans-Bridge Switch
Interface: mgmt0, Port ID (outgoing port): 8/11
Holdtime: 132 sec
 
Version:
WS-C5500 Software, Version McpSW: 2.4(3) NmpSW: 2.4(3)
Copyright (c) 1995-1997 by Cisco Systems
Advertisement Version: 1
 

例4-9 指定されたCDPネイバの表示(詳細)

switch# show CDP neighbors interface gigabitethernet 4/1 detail
----------------------------------------
Device ID:0
Entry address(es):
IP Address: 0.0.0.0
Platform: DS-X9530-SF1-K9, Capabilities: Host
Interface: GigabitEthernet4/1, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet4/1
Holdtime: 144 sec
 
Version:
1.1(0.144)
 
Advertisement Version: 2
Duplex: full
 

例4-10 管理インターフェイスのCDPトラフィック統計情報の表示

switch# show cdp traffic interface mgmt 0
----------------------------------------
Traffic statistics for mgmt0
Input Statistics:
Total Packets: 1148
Valid CDP Packets: 1148
CDP v1 Packets: 1148
CDP v2 Packets: 0
Invalid CDP Packets: 0
Unsupported Version: 0
Checksum Errors: 0
Malformed Packets: 0
Output Statistics:
Total Packets: 2329
CDP v1 Packets: 1164
CDP v2 Packets: 1165
Send Errors: 0
 

例4-11 ギガビット イーサネット インターフェイスのCDPトラフィック統計情報の表示

switch# show cdp traffic interface gigabitethernet 4/1
----------------------------------------
Traffic statistics for GigabitEthernet4/1
Input Statistics:
Total Packets: 674
Valid CDP Packets: 674
CDP v1 Packets: 0
CDP v2 Packets: 674
Invalid CDP Packets: 0
Unsupported Version: 0
Checksum Errors: 0
Malformed Packets: 0
 
Output Statistics:
Total Packets: 674
CDP v1 Packets: 0
CDP v2 Packets: 674
Send Errors: 0