Cisco MDS 9000 ファミリー コンフィギュレーション ガイド Release 2.x
拡張機能および概念
拡張機能および概念
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

拡張機能および概念

ファイバ チャネルのタイムアウト値

すべてのVSANに対するタイマーの設定

VSAN単位のタイマー設定

fctimerの配布

fctimer設定変更のコミット

fctimer設定変更の廃棄

ファブリック ロックの無効化

データベース結合に関する注意事項

設定されたFCタイマー値の表示

fctrace機能

fcping機能

スイッチ接続の確認

ファブリック アナライザの設定

Cisco Fabric Analyzerの概要

ローカル テキストベース キャプチャ

リモート キャプチャ デーモン

GUIベース クライアント

Cisco Fabric Analyzerの設定

フレームのローカル キャプチャ

リモートIPアドレスへのキャプチャの送信

設定されたfcanalyzer情報のクリア

設定されたホストの表示

キャプチャされたフレームの表示

ディスプレイ フィルタの定義

フィルタ例の表示

キャプチャ フィルタ

使用可能なキャプチャ フィルタ

WWNの設定

リンク初期化時のWWNの使用

セカンダリMACアドレスの設定

WWN情報の表示

HBAに対するFC IDの割り当て

デフォルトの企業IDリスト

企業IDの設定の確認

ループ モニタリングの起動

スイッチのインターオペラビリティ

インターオペラビリティの設定

インターオペラビリティ ステータスの確認

show tech-supportコマンド

show tech-support briefコマンド

デフォルト設定値

ファイバ チャネルのタイムアウト値

ファイバ チャネル プロトコルに関連するスイッチのタイマー値を変更するには、次のTime Out Value(TOV;タイムアウト値)を設定します。

Distributed Services TOV(D_S_TOV) ― 有効範囲は5,000~10,000ミリ秒です。デフォルトは5,000ミリ秒です。

Error Detect TOV(E_D_TOV) ― 有効範囲は1,000~10,000ミリ秒です。デフォルトは2,000ミリ秒です。この値は、ポート初期化中に他端と比較されます。

Resource Allocation TOV(R_A_TOV) ― 有効範囲は5,000~10,000ミリ秒です。デフォルトは10,000ミリ秒です。この値は、ポート初期化中に他端と比較されます。


) Fabric Stability TOV(F_S_TOV)定数は設定できません。


すべてのVSANに対するタイマーの設定

ファイバ チャネル プロトコルに関連するスイッチのタイマー値を変更できます。


注意 D_S_TOV、E_D_TOV、およびR_A_ TOV値をグローバルに変更するには、スイッチのすべてのVSANを中断する必要があります。


) タイマー値を変更するときにVSANを指定しない場合は、変更された値がスイッチ内のすべてのVSANに適用されます。


すべてのVSAN(仮想SAN)にFCタイマーを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fctimer R_A_TOV 6000

すべてのVSANのR_A_TOV値を6000ミリ秒に設定します。すべてのVSANが中断するまで、この設定タイプは使用できません。

VSAN単位のタイマー設定

指定されたVSANにfctimerを発行して、FCトンネルやIPトンネルなどの特殊なリンクを含むVSANに別のTOV値を設定することもできます。VSANごとに異なるE_D_TOV、R_A_TOV、およびD_S_TOV値を設定できます。アクティブVSANのタイマー値を変更すると、VSANは中断されてからアクティブになります。


注意 VSAN単位のFCタイマーをサポートしない古いバージョンに、中断を伴わないダウングレードを実行することはできません。


) この設定はファブリック内のすべてのスイッチに伝播させる必要があります。ファブリック内のすべてのスイッチに同じ値を設定してください。


VSANのタイマーを設定したあとに、スイッチをCisco MDS SAN-OS Release 1.2または1.1にダウングレードすると、厳密な互換性がないことに対してエラー メッセージが発行されます。『 Cisco MDS 9000 Family Troubleshooting Guide 』を参照してください。

FCタイマーをVSAN単位で設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config#)# fctimer D_S_TOV 6000 vsan 2

Warning: The vsan will be temporarily suspended when updating the timer value This configuration would impact whole fabric. Do you want to continue? (y/n) y

Since this configuration is not propagated to other switches, please configure the same value in all the switches

VSAN 2のD_S_TOV値を6000ミリ秒に設定します。VSANが一時的に中断されます。必要に応じて、このコマンドを終了することもできます。

fctimerの配布

Cisco SAN-OS Release 2.0(1b)以降では、ファブリック内のすべてのCisco MDSスイッチに対してVSAN単位のfctimerのファブリック配布をイネーブルにできます。fctimerの設定を実行して、配布をイネーブルにすると、ファブリック内のすべてのスイッチにその設定が配布されます。

スイッチの配布をイネーブルにしたあとで最初の設定コマンドを入力すると、ファブリック全体のロックが自動的に有効になります。fctimerアプリケーションは、有効データベースと保留データベース モデルを使用し、使用中のコンフィギュレーション基づいてコマンドを格納または実行します。

CFSアプリケーションの詳細については、「CFSインフラストラクチャの使用」を参照してください。

fctimerのファブリック配布をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fctimer distribute

ファブリック内のすべてのスイッチに対するfctimer設定の配布をイネーブルにします。ファブリックのロックを有効にして、その後の設定変更をすべて保留データベースに格納します。

switch(config)# no fctimer distribute

ファブリック内のすべてのスイッチに対するfctimer設定の配布をディセーブル(デフォルト)にします。

fctimer設定変更のコミット

fctimerの設定変更をコミットすると、有効データベースは保留データベースの設定変更によって上書きされ、ファブリック内のすべてのスイッチが同じ設定を受け取ります。セッション機能を実行せずにfctimerの設定変更をコミットすると、fctimer設定は物理ファブリック内のすべてのスイッチに配布されます。

fctimerの設定変更をコミットする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fctimer commit

ファブリック内のすべてのスイッチに対してfctimerの設定変更を配布し、ロックを解除します。保留データベースに対する変更を有効データベースに上書きします。

fctimer設定変更の廃棄

設定を変更したあとで、設定変更をコミットせずに中止して変更を廃棄することもできます。いずれの場合でも、ロックは解除されます。

fctimerの設定変更を廃棄する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fctimer abort

保留データベースのfctimerの設定変更を廃棄して、ファブリックのロックを解除します。

ファブリック ロックの無効化

ユーザがfctimerを設定して、変更のコミットや廃棄を行ってロックを解除するのを忘れていた場合、管理者はファブリック内の任意のスイッチからロックを解除できます。管理者がこの操作を行うと、ユーザによる保留データベースの変更は廃棄され、ファブリックのロックは解除されます。


ヒント 変更はvolatileディレクトリのみで使用でき、スイッチを再起動すると廃棄されます。


管理者権限を使用して、ロックされたfctimerセッションを解除するには、 clear fctimer session コマンドを使用します。

switch# clear fctimer session

データベース結合に関する注意事項

詳細については、「CFS結合のサポート」を参照してください。

2つのファブリックを結合する場合は、次の注意事項に従ってください。

次の結合条件を確認します。

fctimerの値を配布する結合プロトコルが実行されない ― ファブリックを結合する場合、fctimer値を手動で結合する必要があります。VSAN単位のfctimer設定は物理ファブリック内で配布されます。

fctimer設定が、変更されたfctimer値を持つVSANが含まれるスイッチだけに適用される。

グローバルなfctimer値が配布されない。

配布がイネーブルになっている場合は、グローバル タイマーの値を設定しないでください。


) 保留できるfctimer設定操作の回数は15回以内です。これを超えて設定操作を行う場合には、保留設定をコミットまたは廃棄する必要があります。


設定されたFCタイマー値の表示

設定されたFCタイマー値を表示するには、 show fctimer コマンドを使用します(例 39-1 および 39-2 を参照)。

例39-1 設定されたグローバルTOVの表示

switch# show fctimer
F_S_TOV D_S_TOV E_D_TOV R_A_TOV
----------------------------------------
5000 ms 5000 ms 2000 ms 10000 ms

show fctimerコマンドの出力には、(設定されていない場合でも)F_S_TOV定数が表示されます。


例39-2 指定されたVSANの設定済みTOVの表示

switch# show fctimer vsan 10
vsan no. F_S_TOV D_S_TOV E_D_TOV R_A_TOV
-------------------------------------------------
10 5000 ms 5000 ms 3000 ms 10000 ms
 

fctrace機能

fctrace機能を使用すると、次の処理を実行できます。

ルートおよびデータ トラフィックを追跡します。

スイッチ間(ホップツーホップ)遅延を計算します。

fctraceを実行するには、宛先のFC ID、NポートまたはNLポートのWWN、またはデバイス エイリアスを指定します。TEポートを介して転送されるかぎり、フレームは通常どおりにルーティングされます。

フレームがファブリックのエッジ(指定されたポートWWNまたはFC IDによってエンド ノードに接続されたFポートまたはFLポート)に到達すると、フレームは送信元にループバックされます(送信元IDおよび宛先IDが入れ替わります)。

宛先に到達できない場合は、パス検出が開始され、障害箇所までのパスが追跡されます。


) fctrace機能が稼働するのは、TEポート上のみです。宛先へのパス上にTEポートのみが存在していることを確認してください。パス上にEポートが存在する場合、fctraceフレームは該当するスイッチで廃棄されます。また、fctraceは送信元でタイムアウトになり、パス検出は開始されません。



ヒント ローカルに設定されたVSANインターフェイス(IPFCインターフェイス)ではfctrace機能を使用できませんが、他のスイッチに設定されたVSANインターフェイスへのルートを追跡することはできます。


fctrace処理を実行する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# fctrace fcid 0xd70000 vsan 1

Route present for : 0xd70000

20:00:00:0b:46:00:02:82(0xfffcd5)

Timestamp Invalid.

20:00:00:05:30:00:18:db(0xfffcd7)

Timestamp Invalid.

20:00:00:05:30:00:18:db(0xfffcd7)

宛先Nポートの指定されたFC IDに対して、fctraceを実行します。

switch# fctrace pwwn 21:00:00:e0:8b:06:d9:1d vsan 1 timeout 5

Route present for : 21:00:00:e0:8b:06:d9:1d

20:00:00:0b:46:00:02:82(0xfffcd5)

Timestamp Invalid.

20:00:00:05:30:00:18:db(0xfffcd7)

Timestamp Invalid.

20:00:00:05:30:00:18:db(0xfffcd7)

宛先NポートのpWWNを使用して、fctraceを実行します。

デフォルトで、タイムアウトまでの待機期間は5秒です。有効範囲は1~10秒です。

switch# fctrace device-alias disk1 v 1

Route present for : 22:00:00:0c:50:02:ce:f8

20:00:00:05:30:00:31:1e(0xfffca9)

宛先Nポートのデバイス エイリアスを使用して、fctraceを実行します。

fcping機能

fcping機能はエンドツーエンド接続をチェックして、ノードの到達可能性を確認します。fcping機能を実行するには、FC ID、宛先ポートWWN、またはデバイス エイリアス情報を指定します。

fcping処理を実行する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# fcping fcid 0xd70000 vsan 1

28 bytes from 0xd70000 time = 730 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 165 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 262 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 219 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 228 usec

 

5 frames sent, 5 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 165/270/730 usec

宛先の指定されたpWWNまたはFC IDに対して、fcpingを実行します。デフォルトでは、5つのフレームが送信されます。

switch# fcping fcid 0xd70000 vsan 1 count 10

28 bytes from 0xd70000 time = 730 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 165 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 262 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 219 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 228 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 230 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 230 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 225 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 229 usec

28 bytes from 0xd70000 time = 183 usec

 

10 frames sent, 10 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 165/270/730 usec

countオプションを使用して、送信するフレーム数を設定します。有効範囲は0~2147483647です。値0を指定すると、無制限にpingが送信されます。

switch# fcping fcid 0xd500b4 vsan 1 timeout 10

28 bytes from 0xd500b4 time = 1345 usec

...

5 frames sent, 5 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 340/581/1345 usec

タイムアウト値を設定します。デフォルトの待機期間は、5秒です。有効範囲は1~10秒です。

switch# fcping device-alias disk1 vsan 1

28 bytes from 22:00:00:0c:50:02:ce:f8 time = 1883 usec

28 bytes from 22:00:00:0c:50:02:ce:f8 time = 493 usec

28 bytes from 22:00:00:0c:50:02:ce:f8 time = 277 usec

28 bytes from 22:00:00:0c:50:02:ce:f8 time = 391 usec

28 bytes from 22:00:00:0c:50:02:ce:f8 time = 319 usec

 

5 frames sent, 5 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 277/672/1883 usec

宛先の指定されたデバイス エイリアスに対して、fcpingを実行します。

ステップ 2

switch# fcping fcid 0x010203 vsan 1

No response from the N port.

 

switch# fcping pwwn 21:00:00:20:37:6f:db:dd vsan 1

28 bytes from 21:00:00:20:37:6f:db:dd time = 1454 usec

...

5 frames sent, 5 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 364/784/1454 usec

NポートまたはNLポートがアクティブの場合でも、 No response from the N port メッセージを発行します。これは、NポートまたはNLポートでリソースが枯渇しているためです。

数秒後に、コマンドを再試行します。

スイッチ接続の確認

宛先スイッチとの接続を確認することができます。


) この手順で使用されるFC ID変数はドメイン コントローラ アドレスです。ドメインIDの複製ではありません。


宛先スイッチとの接続を確認する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# show fcdomain domain-list vsan 200

Number of domains: 7

Domain ID WWN

--------- -----------------------

0x01(1) 20:c8:00:05:30:00:59:df [Principal]

0x02(2) 20:c8:00:0b:5f:d5:9f:c1

0x6f(111) 20:c8:00:05:30:00:60:df

0xda (218) 20:c8:00:05:30:00:87:9f [Local]

0x06(6) 20:c8:00:0b:46:79:f2:41

0x04(4) 20:c8:00:05:30:00:86:5f

0x6a(106) 20:c8:00:05:30:00:f8:e3

宛先スイッチのドメインIDを表示します。

ドメイン コントローラ アドレスを取得するには、ドメインIDにFFFCを連結します。たとえば、ドメインIDが0xda(218)の場合、連結されたIDは0xfffcdaになります。

ステップ 2

switch# fcping fcid 0xFFFCDA vsan 200

28 bytes from 0xFFFCDA time = 298 usec

28 bytes from 0xFFFCDA time = 260 usec

28 bytes from 0xFFFCDA time = 298 usec

28 bytes from 0xFFFCDA time = 294 usec

28 bytes from 0xFFFCDA time = 292 usec

 

5 frames sent, 5 frames received, 0 timeouts

Round-trip min/avg/max = 260/288/298 usec

エンドツーエンド接続をチェックして、宛先スイッチの到達可能性を確認します。

ファブリック アナライザの設定

ファイバ チャネル プロトコル アナライザは、リンク上でフレームおよび順序付きセットをキャプチャし、デコードして、分析します。既存のファイバ チャネル アナライザは、ワイヤ スピードでトラフィックをキャプチャすることができます。これらは高価であり、フレームのデコードに対するサポートは制限されています。また、既存のアナライザをリンクに挿入した場合は、トラフィックをスヌーピングするために、リンク上のトラフィックが中断されます。

シスコはCisco Fabric Analyzerによって、ストレージ ネットワークのプロトコル分析を革新しました。ユーザは接続を中断したり、分析箇所にローカルに接続することなく、スイッチからファイバ チャネル制御トラフィックをキャプチャして、デコードすることができます。

シスコのファイバ チャネル プロトコル アナライザは、次の2つの一般的なパブリックドメイン ソフトウェア アプリケーションに基づいています。

libpcap ― http://www.tcpdump.org を参照してください。

Ethereal ― http://www.ethereal.com を参照してください。


) Cisco Fabric Analyzerは、データ トラフィックでなく、制御トラフィックをキャプチャしたり、デコードする場合に適しています。制御パスのキャプチャに最適であり、高速データ パスのキャプチャを想定してはいません。


Cisco Fabric Analyzerの概要

Cisco Fabric Analyzerは2つの異なるコンポーネントで構成されます(図 39-1を参照)。

ソフトウェア ― Cisco MDS 9000ファミリー スイッチで稼働し、2つのキャプチャ モードをサポートします。

テキストベース アナライザ ― 論理キャプチャをサポートし、キャプチャされたフレームをデコードします。

デーモン ― リモート キャプチャをサポートします。

GUIベース クライアント ― WindowsやLinuxなど、libpcapをサポートするホスト上で稼働し、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチのリモート キャプチャ デーモンと通信します。

図 39-1 Cisco Fabric Analyzerの使用法

 

ローカル テキストベース キャプチャ

このコンポーネントは、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチ内のスーパバイザ モジュールに送受信されるトラフィックをキャプチャする、コマンドライン方式のテキストベース インターフェイスです。このデコーダには完全な機能性があり、迅速にデバッグする場合や、リモート キャプチャ デーモンがイネーブルでないときに使用する場合に役に立ちます。このツールはCisco MDS 9000ファミリー スイッチからアクセスされるため、スイッチごとにアクセスを制限する役割ベース ポリシーによって保護されます。

「フレームのローカル キャプチャ」を参照してください。

リモート キャプチャ デーモン

このデーモンはリモート キャプチャ コンポーネントのサーバ側にあります。ホストで稼働するEtherealアナライザはクライアント側にあります。これらはRemote Capture Protocol(RPCAP)を使用して相互に通信します。RPCAPは2つのエンドポイント、TCPベースの制御接続、およびTCP(デフォルト)またはUDPに基づいてTCPまたはUDPベースのデータ接続を使用します。制御接続はキャプチャをリモート制御する場合に使用します(キャプチャの開始や停止、またはキャプチャ フィルタの指定)。リモート キャプチャを実行できるのは、明示的に設定されたホストに対してのみです。この技術の利用により、ネットワーク内の不正なマシンがネットワーク内の制御トラフィックをスヌーピングするのを防ぎます。

RPCAPは、ファイアウォール制約に基づいて2つの設定接続モードをサポートします。

パッシブ モード(デフォルト) ― 設定されたホストがスイッチとの接続を開始します。複数のホストをパッシブ モードに設定したり、複数のホストを接続して、同時にリモート キャプチャを受信することができます。

アクティブ モード ― スイッチが、設定されたホスト(一度に1つずつ)との通信を開始します。

キャプチャ フィルタを使用すると、クライアントに実際に送信されるトラフィック量を制限することができます。キャプチャ フィルタはスイッチでなく、Etherealのクライアント側で指定されます。

「リモートIPアドレスへのキャプチャの送信」を参照してください。

GUIベース クライアント

Etherealソフトウェアは、PCやワークステーションなどのホスト上で稼働し、リモート キャプチャ デーモンと通信します。このソフトウェアは、 http://www.ethereal.com のパブリック ドメインから入手できます。EtherealのGUIフロントエンドは、カラー表示、フィルタを定義する場合のグラフィックによる支援、特定のフレームの検索などの豊富なインターフェイスをサポートしています。これらの機能の説明については、EtherealのWebサイトを参照してください。

Etherealを介してリモート キャプチャを行うと、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチからファイバ チャネルをキャプチャして、デコードすることができます。Etherealが稼働するホストをスイッチにファイバ チャネルで接続する必要はありません。スイッチで稼働するリモート キャプチャ デーモンは、帯域外イーサネット管理ポートを介して、キャプチャされたフレームを送信します。この機能を使用すると、デスクトップまたはラップトップからファイバ チャネル フレームをキャプチャし、デコードすることができます。

「キャプチャされたフレームの表示」を参照してください。

Cisco Fabric Analyzerの設定

Cisco Fabric Analyzerを設定すると、次のいずれかのキャプチャを実行できます。

ローカル キャプチャ ― ローカル キャプチャをイネーブル化するコマンド設定を永続的ストレージに保存したり、スタンバイと同期化することはできません。ファブリック アナライザのテキスト バージョンは、コンソール画面から直接起動します。キャプチャをローカル ファイル システムに保存することもできます。

リモート キャプチャ ― リモート キャプチャをイネーブル化するコマンド設定は、永続的ストレージに保存することができます。また、必要に応じてスタンバイ スーパバイザ モジュールと同期化したり、ステートレス再起動を発行することができます。

Cisco Fabric Analyzer機能を使用するには、スーパバイザ モジュールとのトラフィック送受信が必要です。

フレームのローカル キャプチャ

フレームをローカルにキャプチャする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。


) ステップ2のオプションは、任意の順番で実行できます。


ステップ 2

switch(config)# fcanalyzer local

Capturing on eth2

switch(config)#

フレームのローカル キャプチャを開始します(スーパバイザ モード)

switch(config)# fcanalyzer local brief

Capturing on eth2

switch(config)#

プロトコル概要を簡易フォーマットで表示します。

switch(config)# fcanalyzer local display-filter SampleF

Capturing on eth2

フィルタリングされたフレームを表示します。

switch(config)# fcanalyzer local limit-frame-size 64

Capturing on eth2

switch(config)#

キャプチャするフレームのサイズを先頭の64バイトに制限します。有効範囲は64~65536バイトです。

switch(config)# fcanalyzer local limit-captured-frames 10

Capturing on eth2

switch(config)#

キャプチャするフレーム数を10に制限します。有効範囲は0~2147483647フレーム、デフォルトは100フレームです。キャプチャするフレーム数を無制限に設定する場合は、0を使用します。


) キャプチャを停止するには、Ctrl-cを押します。それ以外の場合は、100個のフレームをキャプチャしたあとに、自動停止します。このデフォルトを変更するには、fcanalyzer local limit-captured-frames numberコマンドを使用します。


ステップ 3

switch(config)# fcanalyzer local write volatile:sample

Capturing on eth2

switch(config)#

キャプチャされたフレームを、volatile:ディレクトリ内の指定されたファイル(sample)に保存します。


) 指定されたファイルをslot0:ディレクトリに保存することもできます。



) キャプチャ ファイルの最終的なファイル名は、SampleFile_00000_<dateandtime>またはSampleFile_00001_<dateandtime>になります。
たとえば、[SampleFile_00000_20021110223833]や[SampleFile_00001_20021110243833]のようになります。
書き込み可能なファイルの最大サイズは10 MBです。


リモートIPアドレスへのキャプチャの送信


注意 スーパバイザ モジュール上で制御トラフィックをキャプチャするには、eth2インターフェイスを使用する必要があります。

フレームをリモートにキャプチャする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fcanalyzer remote 10.21.0.3

switch(config)#

キャプチャされたフレームの送信先となるリモートIPアドレス(10.21.0.3)を設定します。

switch(config)# fcanalyzer remote 10.21.0.3 active

switch(config)#

リモート ホストでアクティブ モードをイネーブルにします(デフォルトはパッシブ)。

キャプチャを実行する場合は、Etherealが稼働していると想定されます。キャプチャ停止の命令がEtherealから送信されないかぎり、スイッチは無制限に接続を試行します。

switch(config)# fcanalyzer remote 10.21.0.3 active 1

switch(config)#

指定されたポート上でアクティブ モードをイネーブルにします。有効なポート範囲は1~65535です。

リモート トラフィックをキャプチャするには、次のいずれかのオプションを使用します。

キャプチャ インターフェイスはEtherealでリモート デバイスとして指定できます。

rpcap://<ipaddress or switch hostname>/eth2
 

次に例を示します。

rpcap://cp-16/eth2
rpcap://17.2.1.1/eth2
 

キャプチャ インターフェイスは、キャプチャ ダイアログ ボックス内で、またはEtherealを呼び出すときにコマンドラインに-iオプションを使用して、指定することができます。

ethereal -i rpcap://<ipaddress|hostname>[:<port>]/<interface>
 

次に例を示します。

ethereal -i rpcap://172.22.1.1/eth2
 

または

ethereal -i rpcap://customer-switch.customer.com/eth2

) たとえば、Windows 2000で設定する場合は、デスクトップのスタートをクリックし、ファイル名を指定して実行を選択します。続いて、ファイル名を指定して実行ウィンドウの名前フィールドに、必要なコマンドライン オプションを入力します。


設定されたfcanalyzer情報のクリア

設定されたホストのエントリ リストをクリアするには、 clear fcanalyzer コマンドを使用します。既存の接続は切断されないことに注意してください。

設定されたホストの表示

リモート キャプチャ用に設定されたホストのリストを表示するには、 show fcanalyzer コマンドを使用します(例39-3を参照)。

例39-3 設定されたホストの表示

switch# show fcanalyzer
PassiveClient = 10.21.0.3
PassiveClient = 10.21.0.3
ActiveClient = 10.21.0.3, DEFAULT

) ActiveClient行のDEFAULTは、デフォルト ポートが使用されていることを示します。


キャプチャされたフレームの表示

ディスプレイ フィルタ機能を使用することにより、キャプチャされたフレームを選択的に表示することができます。たとえば、キャプチャされたすべてのフレームでなく、Exchange Link Protocol(ELP)要求フレームのみを表示することができます。この機能はキャプチャされたフレームの表示のみを制限します。キャプチャされたフレーム、または保存されたフレームには影響しません。ディスプレイ フィルタを指定、使用、および保存する手順については、Ethereal Webサイト( http://www.ethereal.com )を参照してください。この機能の使用方法に関する例の一部を、次に示します。

指定されたVSANのすべてのパケットを表示するには、次の式を使用します。

mdshdr.vsan == 2
 

すべてのSW_ILSフレームを表示するには、次の式を使用します。

fcswils
 

クラスFフレームを表示するには、次の式を使用します。

mdshdr.sof == SOFf
 

すべてのFSPFフレームを表示するには、次の式を使用します。

swils.opcode == HLO || swils.opcode == LSU || swils.opcode == LSA
 

すべてのFLOGIフレームを表示するには、次の式を使用します。

fcels.opcode == FLOGI
 

VSAN 1内のすべてのFLOGIフレームを表示するには、次の式を使用します。

fcels.opcode == FLOGI && mdshdr.vsan == 2
 

すべてのネーム サーバ フレームを表示するには、次の式を使用します。

dNS

ディスプレイ フィルタの定義

ディスプレイ フィルタで制限されるのは表示可能なフレームであり、キャプチャ対象のフレームではありません(任意のviewコマンドと同様)。表示するフィルタは、GUIアプリケーションを使用して、次の複数の方法で定義できます。

自動定義

手動定義

支援付きの手動定義

ローカル キャプチャにおける手動のみの定義

支援なし

定義に関係なく、各フィルタを保存し、名前で識別する必要があります。


) GUI支援機能はEtherealの一部です。詳細については、http://www.ethereal.comを参照してください。


フィルタ例の表示

ここでは、ファブリック アナライザがローカルな場合のディスプレイ フィルタの使用例を示します。すべての例で、出力サイズを制限するために brief オプションが使用されています(例39-4を参照)。

例39-4 VSAN 1のファブリック ログイン サーバ トラフィックのみの表示

switch(config)# fcanalyzer local brief display-filter (mdshdr.vsan==0x01)&&((fc.d_id==\”ff.ff.fe\”\|\|fc.s_id==\"ff.ff.fe\"))
Capturing on eth2
8.904145 00.00.00 -> ff.ff.fe FC ELS 1 0x28f8 0xffff 0x3 -> 0xf FLOGI
8.918164 ff.ff.fe -> 79.03.00 FC ELS 1 0x28f8 0x12c6 0xff -> 0x0 ACC (FLOGI)
 

特定のNポート デバイスに対して送受信されるすべてのフレームを追跡できます。たとえば、ファブリック コントローラからのRSCNを表示させたり、ネーム サーバに対する登録要求またはクエリ要求を表示させることができます(例39-5を参照)。


) フィルタには、Nポートに割り当てられたFC ID情報を事前に設定する必要があります。FC IDを取得するには、fcanalyzerを実行する前に、show flogi database interfaceコマンドを入力します。この例では、NポートのFC IDは79.03.00です。


例39-5 VSAN 1の特定のNポートにおけるすべてのトラフィックの表示

switch(config)# fcanalyzer local brief display-filter(mdshdr.vsan==0x01)&&((fc.d_id==\”79.03.00\”\|\|fc.s_id==\"79.03.00\"))
Capturing on eth2
8.699162 ff.ff.fe -> 79.03.00 FC ELS 1 0x35b8 0x148e 0xff -> 0x0 ACC (FLOGI)
8.699397 79.03.00 -> ff.ff.fc FC ELS 1 0x35d0 0xffff 0x3 -> 0xf PLOGI
8.699538 ff.ff.fc -> 79.03.00 FC ELS 1 0x35d0 0x148f 0xff -> 0x0 ACC (PLOGI)
8.699406 79.03.00 -> ff.ff.fd FC ELS 1 0x35e8 0xffff 0x3 -> 0xf SCR
8.700179 79.03.00 -> ff.ff.fc dNS 1 0x3600 0xffff 0x3 -> 0xf GNN_FT
8.702446 ff.ff.fd -> 79.03.00 FC ELS 1 0x35e8 0x1490 0xff -> 0x0 ACC (SCR)
8.704210 ff.ff.fc -> 79.03.00 dNS 1 0x3600 0x1491 0xff -> 0x0 ACC (GNN_FT)
8.704383 79.03.00 -> ff.ff.fc dNS 1 0x3618 0xffff 0x3 -> 0xf GPN_ID
8.707857 ff.ff.fc -> 79.03.00 dNS 1 0x3618 0x1496 0xff -> 0x0 ACC (GPN_ID)

VSAN IDは16進数で指定します(例39-6を参照)。

例39-6 指定されたVSANにおけるすべてのトラフィックの表示

switch(config)# fcanalyzer local brief display-filter mdshdr.vsan==0x03e7
Capturing on eth2
12.762577 ff.ff.fd -> ff.ff.fd SW_ILS 999 0xb2c 0xffff 0x1 -> 0xf HLO
12.762639 ff.ff.fd -> ff.ff.fd FC 999 0xb2c 0xd32 0xff -> 0x0 Link Ctl, ACK1
13.509979 ff.ff.fd -> ff.ff.fd SW_ILS 999 0xd33 0xffff 0xff -> 0x0 HLO
13.510918 ff.ff.fd -> ff.ff.fd FC 999 0xd33 0xb2d 0x1 -> 0xf Link Ctl, ACK1
14.502391 ff.fc.64 -> ff.fc.70 SW_ILS 999 0xd34 0xffff 0xff -> 0x0 SW_RSCN
14.502545 ff.ff.fd -> 64.01.01 FC ELS 999 0xd35 0xffff 0xff -> 0x0 RSCN
14.502804 64.01.01 -> ff.ff.fd FC ELS 999 0xd35 0x215 0x0 -> 0xf ACC (RSCN)
14.503387 ff.fc.70 -> ff.fc.64 FC 999 0xd34 0xb2e 0x1 -> 0xf Link Ctl, ACK1
14.503976 ff.fc.70 -> ff.fc.64 SW_ILS 999 0xd34 0xb2e 0x1 -> 0xf SW_ACC (SW_RSCN)
14.504025 ff.fc.64 -> ff.fc.70 FC 999 0xd34 0xb2e 0xff -> 0x0 Link Ctl, ACK1

FSPF hello および ACK1 を除外して、目的のフレームのみを表示することができます(例39-7を参照)。

例39-7 FSPF helloおよびACK1フレームを除くすべてのVSAN 1トラフィックの表示

switch(config)# fcan lo bri dis (mdshdr.vsan==0x01)&&not((swils.opcode==0x14)or(fc.r_ctl==0xc0))
Capturing on eth2
10.589934 ff.fc.79 -> ff.fc.7a FC-FCS 1 0x1b23 0xffff 0xff -> 0x0 GCAP
10.591253 ff.fc.7a -> ff.fc.79 FC-FCS 1 0x1b23 0x2f70 0x4 -> 0xf MSG_RJT (GCAP)
25.277981 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 1 0x1b27 0xffff 0xff -> 0x0 SW_RSCN
25.278050 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 1 0x1b28 0xffff 0xff -> 0x0 SW_RSCN
25.279232 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 1 0x1b28 0xadd7 0x5 -> 0xf SW_ACC (SW_RSCN)
25.280023 ff.fc.7a -> ff.fc.79 Unzoned NS 1 0x3b2b 0xffff 0x5 -> 0xf GE_PT
25.280029 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 1 0x1b27 0x2f71 0x4 -> 0xf SW_ACC (SW_RSCN)
25.282439 ff.fc.79 -> ff.fc.7a dNS 1 0x3b2b 0x1b29 0xff -> 0x0 RJT (GE_PT)
38.249966 00.00.00 -> ff.ff.fe FC ELS 1 0x36f0 0xffff 0x3 -> 0xf FLOGI
38.262622 ff.ff.fe -> 79.03.00 FC ELS 1 0x36f0 0x1b2b 0xff -> 0x0 ACC (FLOGI)
38.262844 79.03.00 -> ff.ff.fc FC ELS 1 0x3708 0xffff 0x3 -> 0xf PLOGI
38.262984 ff.ff.fc -> 79.03.00 FC ELS 1 0x3708 0x1b2c 0xff -> 0x0 ACC (PLOGI)
38.262851 79.03.00 -> ff.ff.fd FC ELS 1 0x3720 0xffff 0x3 -> 0xf SCR
38.263514 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 1 0x1b2e 0xffff 0xff -> 0x0 SW_RSCN
38.263570 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 1 0x1b2f 0xffff 0xff -> 0x0 SW_RSCN
38.263630 79.03.00 -> ff.ff.fc dNS 1 0x3738 0xffff 0x3 -> 0xf GNN_FT
38.263884 ff.ff.fd -> 79.03.00 FC ELS 1 0x3720 0x1b2d 0xff -> 0x0 ACC (SCR)
38.264066 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 1 0x1b2f 0xaddf 0x5 -> 0xf SW_ACC (SW_RSCN)
38.264417 ff.fc.89 -> ff.fc.79 dNS 1 0xade0 0xffff 0x5 -> 0xf GE_ID
38.264585 ff.fc.79 -> ff.fc.89 dNS 1 0xade0 0x1b31 0xff -> 0x0 ACC (GE_ID)
38.265132 ff.ff.fc -> 79.03.00 dNS 1 0x3738 0x1b30 0xff -> 0x0 ACC (GNN_FT)
38.265210 ff.fc.7a -> ff.fc.79 Unzoned NS 1 0x3b2f 0xffff 0x5 -> 0xf GE_PT
38.265414 79.03.00 -> ff.ff.fc dNS 1 0x3750 0xffff 0x3 -> 0xf GPN_ID
38.265502 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 1 0x1b2e 0x2f73 0x4 -> 0xf SW_ACC (SW_RSCN)
38.267196 ff.fc.79 -> ff.fc.7a dNS 1 0x3b2f 0x1b32 0xff -> 0x0 ACC (GE_PT)

このコマンドは、TEポートの初期化情報のみを表示する場合に使用します。この例では、TEポートの2つのVSANを使用でき、ポートVSANは666です。したがって、ELP、ESC、およびEPP(0x71)はVSAN 666から送信されます。EPPネゴシエーションが完了すると、許可されたVSANごとにEFP、DIA、RDI、MR、FSPF、およびその他のアップデート フローが表示されます(例39-8を参照)。

例39-8 すべてのVSANにおけるファブリック コントローラ間のSW_ILSトラフィックの表示(FSPF helloおよびACK1フレームを除く)

switch(config)# fcan lo bri dis fc.type==0x22&&((fc.d_id==\"ff.fc.ef\"\|\|fc.s_id==\"ff.fc.ef\"))
Warning:Couldn't obtain netmask info (eth2:no IPv4 address assigned).
Capturing on eth2
9.472181 ff.fc.ef -> ff.fc.61 0x5e0a 0xffff SW_ILS ACA
9.472777 ff.fc.61 -> ff.fc.ef 0x5e0a 0x5e09 SW_ILS SW_ACC (ACA)
9.474551 ff.fc.ef -> ff.fc.61 0x5e0b 0xffff SW_ILS SFC
9.475706 ff.fc.61 -> ff.fc.ef 0x5e0b 0x5e0a SW_ILS SW_ACC (SFC)
9.476694 ff.fc.ef -> ff.fc.61 0x5e0c 0xffff SW_ILS UFC
9.483612 ff.fc.61 -> ff.fc.ef 0x5e0c 0x5e0b SW_ILS SW_ACC (UFC)
9.488187 ff.fc.ef -> ff.fc.61 0x5e0d 0xffff SW_ILS RCA
9.493703 ff.fc.61 -> ff.fc.ef 0x5e0d 0x5e0c SW_ILS SW_ACC (RCA)
 

この例では、ゾーン サーバの変更のみが表示されます。事前にドメイン コントローラIDの情報を取得する必要があります。fcanalyzerが稼働しているスイッチのドメインIDはx79、ドメイン コントローラはFF.FC.79です(例39-9を参照)。

例39-9 ファブリック ドメイン コントローラff.fc.79との間のSwitch Internal Link Services(SW_ILS)トラフィックの表示

switch(config)# fcan lo bri dis fc.type==0x22&&((fc.d_id==\ ff.fc.79\ \|\|fc.s_id==\"ff.fc.79\"))
Capturing on eth2
64.053927 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 0x1e15 0xffff 0xff -> 0x0 ACA
64.053995 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 0x1e16 0xffff 0xff -> 0x0 ACA
64.054599 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e16 0xb1e2 0x5 -> 0xf SW_ACC (ACA)
64.054747 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e15 0x3037 0x4 -> 0xf SW_ACC (ACA)
64.057643 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 0x1e17 0xffff 0xff -> 0x0 SFC
64.057696 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 0x1e18 0xffff 0xff -> 0x0 SFC
64.058788 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e17 0x3038 0x5 -> 0xf SW_ACC (SFC)
64.059288 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e18 0xb1e3 0x5 -> 0xf SW_ACC (SFC)
64.062011 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 0x1e19 0xffff 0xff -> 0x0 UFC
64.062060 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 0x1e1a 0xffff 0xff -> 0x0 UFC
64.073513 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e19 0x3039 0x5 -> 0xf SW_ACC (UFC)
64.765306 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e1a 0xb1e4 0x5 -> 0xf SW_ACC (UFC)
64.765572 ff.fc.79 -> ff.fc.7a SW_ILS 0x1e1b 0xffff 0xff -> 0x0 RCA
64.765626 ff.fc.79 -> ff.fc.89 SW_ILS 0x1e1c 0xffff 0xff -> 0x0 RCA
64.766386 ff.fc.7a -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e1b 0x303a 0x4 -> 0xf SW_ACC (RCA)
64.766392 ff.fc.89 -> ff.fc.79 SW_ILS 0x1e1c 0xb1e5 0x5 -> 0xf SW_ACC (RCA)
 

) ファブリック ドメイン コントローラのアドレスは、show fcs ie vsan コマンド出力のMgmt-Idフィールドにあります。
switch# show fcs ie vsan 999
IE List for VSAN:999
------------------------------------------------------------------------
IE-WWN IE-Type Mgmt-Id Mgmt-Addr
------------------------------------------------------------------------
23:e7:00:05:30:00:91:5f Switch (Remote) 0xfffc04 10.66.78.51
23:e7:00:05:30:00:9b:9f Switch (Adjacent) 0xfffc01 10.66.78.52
23:e7:00:0d:ec:00:93:81 Switch (Local) 0xfffc79 10.66.78.54
[Total 3 IEs in Fabric]


キャプチャ フィルタ

リモート キャプチャ中にキャプチャ フィルタ機能を使用すると、キャプチャするフレームを制限することができます。この機能は、キャプチャされて、リモート スイッチからホストに送信されるフレームを制限します。たとえば、クラスFフレームのみをキャプチャすることができます。キャプチャ フィルタは、リモート キャプチャで消費される帯域幅を制限する場合に便利です。

ディスプレイ フィルタと異なり、キャプチャ フィルタではキャプチャ対象が、指定されたフレームに限定されます。完全に新しいキャプチャを指定しないかぎり、他のフレームは表示されません。

キャプチャ フィルタの構文は、ディスプレイ フィルタの構文と異なります。キャプチャ フィルタは、libpcapフリーウェアと併用されるBerkeley Packet Filter(BPF)ライブラリを使用します。有効なすべてのファイバ チャネル キャプチャ フィルタ フィールドのリストについては後述します。

キャプチャ フィルタの設定手順については、EtherealのWebサイト( http://www.ethereal.com )を参照してください。この機能の使用方法に関する例の一部を、次に示します。

指定されたVSANのフレームのみをキャプチャするには、次の式を使用します。

vsan = 1
 

クラスFフレームのみをキャプチャするには、次の式を使用します。

class_f
 

クラス ファイバ チャネル ELSFフレームのみをキャプチャするには、次の式を使用します。

els
 

ネーム サーバ フレームのみをキャプチャするには、次の式を使用します。

dns
 

SCSIコマンド フレームのみをキャプチャするには、次の式を使用します。

fcp_cmd
 

) この機能はlibpcapの一部です。詳細については、http://www.tcpdump.orgを参照してください。


使用可能なキャプチャ フィルタ

ここでは、使用可能なキャプチャ フィルタ示します。

o vsan
o src_port_idx
o dst_port_idx
o sof
o r_ctl
o d_id
o s_id
o type
o seq_id
o seq_cnt
o ox_id
o rx_id
o els
o swils
o fcp_cmd (FCP Command frames only)
o fcp_data (FCP data frames only)
o fcp_rsp (FCP response frames only)
o class_f
o bad_fc
o els_cmd
o swils_cmd
o fcp_lun
o fcp_task_mgmt
o fcp_scsi_cmd
o fcp_status
o gs_type (Generic Services type)
o gs_subtype (Generic Services subtype)
o gs_cmd
o gs_reason
o gs_reason_expl
o dns (name server)
o udns (unzoned name server)
o fcs (fabric configuration server)
o zs (zone server)
o fc (use as fc[x:y] where x is offset and y is length to compare)
o els (use as els[x:y] similar to fc)
o swils (use as swils[x:y] similar to fc)
o fcp (use as fcp[x:y] similar to fc)
o fcct (use as fcct[x:y] similar to fc)

WWNの設定

スイッチのWorld Wide Name(WWN)はイーサネットMAC(メディア アクセス制御)アドレスと同等です。MACアドレスと同様に、デバイスごとにWWNを一意に対応付ける必要があります。主要スイッチを選択するとき、およびドメインIDを割り当てるときは、WWNを使用します。WWNは、スイッチのスーパバイザ モジュールのプロセスレベル マネージャであるWWNマネージャによって、各スイッチに割り当てられます。

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチは、3つのNetwork Address Authority(NAA)アドレス フォーマットをサポートします( 表 39-1 を参照)。

 

表 39-1 標準化されたNAA WWNフォーマット

NAAアドレス
NAAタイプ
WWNフォーマット

IEEE 48ビット アドレス

タイプ1 = 0001b

000 0000 0000b

48ビットMACアドレス

IEEE拡張

タイプ2 = 0010b

ローカルに割り当て

48ビットMACアドレス

IEEE登録

タイプ5 = 0101b

IEEE企業ID:24ビット

VSID:36ビット


注意 WWNの変更は、管理者や、スイッチの動作に精通した担当者が実行してください。

リンク初期化時のWWNの使用

ELPおよびExchange Fabric Protocol(EFP)は、リンク初期化時にWWNを使用します。WWNの使用の詳細は、Cisco SAN-OSソフトウェア リリースによって異なります。

Cisco SAN-OS Release 1.0および1.1では、ELPおよびEFPは両方ともリンク初期化時にVSANのWWNを使用します。

Cisco SAN-OS Releases 1.2および1.3では、リンク初期化時に次のような異なるWWNが使用されます。

ELPはスイッチのWWNを使用

EFPはVSANのWWNを使用

Cisco SAN-OS Release 2.0(1b)では、ELPおよびEFPは両方とも、デフォルトでリンク初期化時にVSANのWWNを使用します。ただし、ELPが使用するWWNはピア スイッチが使用するWWNによって変わります。

ピア スイッチのELPがスイッチのWWNを使用する場合、ローカル スイッチもスイッチのWWNを使用します。

ピア スイッチのELPがVSANのWWNを使用する場合、ローカル スイッチもVSANのWWNを使用します。

リンク初期化はCisco SAN-OSリリースによって自動的に変わるため、設定は必要ありません。


) Cisco SAN-OS Release 2.0(2b)以降では、ELPがFC-SW-3に準拠するように強化されています。


セカンダリMACアドレスの設定

セカンダリMACアドレスを割り当てる手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# wwn secondary-mac 00:99:55:77:55:55 range 64

This command CANNOT be undone.

Please enter the BASE MAC ADDRESS again: 00:99:55:77:55:55

Please enter the mac address RANGE again: 64

From now on WWN allocation would be based on new MACs.

Are you sure? (yes/no) no

You entered: no. Secondary MAC NOT programmed

switch(config)#

セカンダリMACアドレスを設定します。このコマンドを元に戻すことはできません。

WWN情報の表示

WWN設定のステータスを表示するには、 show wwn コマンドを使用します(例 39-10 39-12 を参照)。

例39-10 すべてのWWNのステータスの表示

switch# show wwn status
Type 1 WWNs: Configured: 64 Available: 48 (75%) Resvd.: 16
Types 2 & 5 WWNs: Configured: 524288 Available: 450560 (85%) Resvd.: 73728
NKAU & NKCR WWN Blks: Configured: 1760 Available: 1760 (100%)
Alarm Status: Type1: NONE Types 2&5: NONE
 

例39-11 指定されたブロックID情報の表示

switch# show wwn status block-id 51
WWNs in this block: 21:00:ac:16:5e:52:00:03 to 21:ff:ac:16:5e:52:00:03
Num. of WWNs:: Configured: 256 Allocated: 0 Available: 256
Block Allocation Status: FREE
 

例39-12 特定のスイッチにおけるWWNの表示

switch# show wwn switch
Switch WWN is 20:00:ac:16:5e:52:00:00
 

HBAに対するFC IDの割り当て

ファイバ チャネル標準では、任意のスイッチのFxポートに接続されたNポートに、一意のFC IDを割り当てる必要があります。使用するFC ID番号を節約するために、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチでは特殊な割り当て方式を使用しています。

一部のHBAは、ドメインとエリアが同じFC IDを持つターゲットを検出しません。Cisco SAN-OS Release 2.0(1b)より前のリリースでは、Cisco SAN-OSソフトウェアがこの動作の発生しないテスト済みの企業IDを保持していました。これらのHBAには単一のFC IDが割り当てられ、それ以外には完全なエリアが割り当てられました。

Release 1.3以前で使用できるFC ID割り当てでは、これらのHBAに完全なエリアが割り当てられます。この割り当てでは、これらのHBAは割り当てられたエリアに隔離され、ファブリックのログイン時にこれらのpWWNが表示されます。割り当てられたFC IDは永続的にキャッシュされ、Cisco SAN-OS Release 2.0(1b)でも利用できます。

Cisco SAN-OS Release 2.0(1b)以降では、数多くのポートを持つスイッチの拡張性を高めるために、Cisco SAN-OSソフトウェアはこの動作を示すHBAのリストを保持しています。各HBAはファブリック ログイン時にpWWNで使用される企業ID(Organizational Unit Identifier [OUI]ともいう)によって識別されます。そのため、表示される企業IDを持つNポートには完全なエリアが割り当てられ、それ以外には単一のFC IDが割り当てられます。割り当てられるFC IDの種類(エリア全体または単一)に関係なく、FC IDエントリは永続的です。

デフォルトの企業IDリスト

出荷時にSAN-OS Software Release 2.0(1b)以降が付属しているCisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチには、エリア割り当てが必要な企業IDのデフォルト リストが含まれています。この企業IDを使用すると、設定する永続的FC IDエントリの数が少なくなります。これらのエントリは、CLIを使用して設定または変更できます。


注意 永続的エントリは、企業IDの設定よりも優先されます。HBAがターゲットを検出しない場合、HBAとターゲットが同じスイッチに接続され、それぞれのFC IDに同じエリアが存在することを確認した上で、次の手順を実行します。
- HBAに接続されたポートをシャットダウンする。
- 永続的FC IDエントリをクリアする。
- ポートのWWNから企業IDを取得する。
- エリアを必要とするリストに企業IDを追加する。
- ポートをアクティブにする。

企業IDのリストには、次の特性があります。

永続的FC IDの設定は常に企業IDリストよりも優先されます。そのため、エリアを受け取るように企業IDが設定されている場合でも、永続的FC IDの設定が単一のFC IDを割り当てます。

後続のリリースに追加される企業IDは、既存の企業IDに自動的に追加されます。

企業IDのリストは、実行コンフィギュレーションおよび保存されたコンフィギュレーションの一部として保存されます。

企業IDのリストが使用されるのは、fcinteropのFC ID割り当て方式が auto モードの場合だけです。デフォルトで、interopのFC ID割り当ては、変更されないかぎり、autoに設定されています。


ヒント fcinteropのFC ID割り当て方式をautoに設定し、企業IDリストと永続的FC ID設定を使用して、FC IDのデバイス割り当てを行うことを推奨します。

FC IDの割り当てを変更するには、 fcinterop FCID allocation auto コマンドを使用し、現在の割り当てられているモードを表示するには、 show running-config コマンドを使用します。

write erase を発行すると、リストは該当するリリースに付属されている企業IDを継承します。

企業IDを割り当てる手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fcid-allocation area company-id 0x003223

デフォルト リストに新しい企業IDを追加します。

switch(config)# no fcid-allocation area company-id 0x00E069

デフォルト リストから企業IDを削除します。

switch(config)# fcid-allocation area company-id 0x003223

デフォルト リストに新しい企業IDを追加します。

企業IDの設定の確認

設定された企業IDを表示するには、 show fcid-allocation area コマンドを使用します(例39-13を参照)。最初にデフォルト エントリが表示され、次にユーザによって追加されたエントリが表示されます。エントリがデフォルト リストの一部で、あとで削除された場合でも、エントリは表示されます。

例39-13 デフォルトおよび設定された企業IDの表示

switch# show fcid-allocation area
FCID area allocation company id info:
00:50:2E <-------------------- デフォルト エントリ
00:50:8B
00:60:B0
00:A0:B8
00:E0:69
00:30:AE + <------------------ ユーザが追加したエントリ
00:32:23 +
 
00:E0:8B * <------------- 元のデフォルト リストから明示的に削除されたエントリ
Total company ids: 7
+ - Additional user configured company ids.
* - Explicitly deleted company ids from default list.
 

削除済みエントリの印しが付いていない企業IDを組み合わせると、特定のリリースに付属するデフォルト エントリを暗黙的に導き出すことができます。

また、 show fcid-allocation company-id-from-wwn コマンドを使用すると、特定のWWNの企業IDを表示または取得できます(例39-13を参照)。一部のWWN形式では、企業IDがサポートされていません。この場合、FC IDの永続的エントリを設定する必要があります。

例39-14 指定されたWWNの企業IDの表示

switch# show fcid-allocation company-id-from-wwn 20:00:00:05:30:00:21:60
Extracted Company ID: 0x000530

ループ モニタリングの起動

デフォルトで、ループ モニタリングはすべてのCisco MDS 9000ファミリー スイッチでディセーブルです。ループ ポートからディスクを取り外しても、バイパス回路が存在するため、ループはアクティブのままです。したがって、このディスクとの通信を試行しないかぎり、ディスクが取り外されたことは認識されません。このような取り外しを検出する場合は、ディスクを定期的に(約20秒ごとに)ポーリングします。


注意 ループ モニタリング機能の変更は、管理者や、スイッチの動作に精通した担当者が実行してください。

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチのFLポートに対するループ ポーリングをイネーブルにするには、 fcinterop loop-monitor コマンドを使用します。

ループ モニタリング機能をイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fcinterop loop-monitor

ループ モニタリング機能をイネーブルにします。

switch(config)# no fcinterop loop-monitor

ループ モニタリング機能をディセーブル(デフォルト)にし、スイッチを出荷時の設定に戻します。

スイッチのインターオペラビリティ

インターオペラビリティを使用すると、複数ベンダーによる製品の間で相互に通信することができます。ファイバ チャネル標準では、各ベンダーに対して共通の外部ファイバ チャネル インターフェイスに対応させるよう指南されています。

すべてのベンダーが同じ方法で標準に従っている場合は、各製品を簡単に相互接続することができます。同じ方法で標準に従っていないベンダーもあるため、インターオペラビリティ モードが必要になります。ここでは、これらのモードの基本的な概念について簡単に説明します。

各ベンダーには標準モード、および同等のインターオペラビリティ モードがあります。インターオペラビリティ モードでは拡張機能または独自の機能が無効になり、より標準に準拠した実装が可能になります。

表 39-2 に、インターオペラビリティ モードをイネーブルにした場合のスイッチ動作の変更点を示します。これらは、インターオペラビリティ モードにおけるCisco MDS 9000ファミリー スイッチ固有の変更点です。

 

表 39-2 インターオペラビリティがイネーブルの場合のスイッチ動作の変更点

スイッチ機能
インターオペラビリティがイネーブルの場合の変更点

ドメインID

一部のベンダーは、ファブリック内の239個のドメインを完全には使用できません。

ドメインIDは97~127の範囲に制限されます。これは、McDataの公称制限をこの範囲内に収めるためです。ドメインIDはスタティック(Cisco MDSスイッチにはドメインIDを1つだけ設定できます。このドメインIDが設定されていない場合、MDSは自動的にファブリックから隔離されます)、またはpreferredに設定することができます(要求されたドメインIDが取得されない場合は、割り当てられた任意のドメインが受け入れられます)。

タイマー

ISL(スイッチ間リンク)を確立するときにファイバ チャネル タイマー値がEポートで交換されるため、すべてのスイッチでこれらのタイマーをすべて同じにする必要があります。タイマーには、F_S_TOV、D_S_TOV、E_D_TOV、およびR_A_TOVがあります。

F_S_TOV

Fabric Stability TOVタイマーが正確に一致するかどうかを確認してください。

D_S_TOV

Distributed Services TOVタイマーが正確に一致するかどうかを確認してください。

E_D_TOV

Error Detect TOVタイマーが正確に一致するかどうかを確認してください。

R_A_TOV

Resource Allocation TOVタイマーが正確に一致するかどうかを確認してください。

トランキング

2つの異なるベンダー製のスイッチ間では、トランキングはサポートされません。この機能はポート単位、またはスイッチ単位でディセーブルにすることができます。

デフォルト ゾーン

ゾーンのデフォルトの許可動作(すべてのノードから他のすべてのノードを認識可能)または拒否動作(明示的にゾーンに配置されていないすべてのノードが隔離される)は変更できます。

ゾーニング属性

ゾーンをpWWNに制限したり、その他の独自のゾーニング方式(物理ポート番号)を除去することができます。


) Brocadeはcfgsaveコマンドを使用して、ファブリック全体のゾーニング設定を保存します。このコマンドは、同じファブリックに属するCisco MDS 9000ファミリー スイッチには効果がありません。Cisco MDS 9000ファミリー スイッチごとに設定を明示的に保存する必要があります。


ゾーンの伝播

一部のベンダーは、他のスイッチに完全なゾーン設定を受け渡さないで、アクティブ ゾーンセットのみを受け渡します。

ファブリック内の他のスイッチにアクティブ ゾーンセットまたはゾーン設定が正しく伝播されたかを確認してください。

VSAN

interopモードは、指定されたVSANにのみ有効です。

TEポートおよびポート チャネル

Cisco MDSスイッチとCisco MDS以外のスイッチを接続する場合は、TEポートおよびポート チャネルを使用できません。Cisco MDS以外のスイッチに接続する場合に使用できるのは、Eポートのみです。interopモードの場合でも、TEポートおよびポート チャネルを使用すると、Cisco MDSスイッチをその他のCisco MDS以外のスイッチに接続することができます。

FSPF

interopモードにしても、ファブリック内のフレームのルーティングは変更されません。スイッチは引き続きsrc-id、dst-id、およびox-idを使用して、複数のISLリンク間でロードバランシングを行います。

ドメインの中断再設定

これはスイッチ全体に影響するイベントです。BrocadeおよびMcDataでは、ドメインIDが変更された場合に、スイッチ全体をオフライン モードにしたり、再起動する必要があります。

ドメインの非中断再設定

これは、関連するVSANに限定されるイベントです。Cisco MDS 9000ファミリー スイッチにのみこの機能が組み込まれています。再起動されるのは、スイッチ全体でなく、関連するVSANのドメイン マネージャ プロセスのみです。

ネーム サーバ

すべてのベンダーのネーム サーバ データベースに正しい値が格納されているかを確認してください。

IVR

IVR対応のVSANは、 no interop (デフォルト)モードまたは任意の interop モードで設定できます。

インターオペラビリティの設定

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチでは、interopモードの中断イネーブル化、あるいは非中断イネーブル化を実行できます。


) BrocadeスイッチからCisco MDS 9000ファミリー スイッチまたはMcDataスイッチに接続する前に、Brocadeのmsplmgmtdeactivateコマンドを明示的に実行する必要があります。このコマンドはBrocade独自のフレームを使用して、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチまたはMcDataスイッチが認識しないプラットフォーム情報を交換します。これらのフレームを拒否すると、一般的なEポートが隔離されます。


Cisco MDS 9000ファミリー スイッチにインターオペラビリティを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 他ベンダー製スイッチに接続するEポートのVSANをインターオペラビリティ モードにします。

switch# config t
switch(config)# vsan database
switch (config-vsan-db)# vsan 1 interop 1
 

ステップ 2 97(0x61)~127(0x7F)のドメインIDを割り当てます。


) これは、McDataスイッチに適用される制限です。


switch# config t
switch(config)# fcdomain domain 100 preferred vsan 1
 

Cisco MDS 9000スイッチの場合、デフォルトでは、主要スイッチからIDが要求されます。 preferred オプションを使用した場合、Cisco MDS 9000スイッチは特定のIDを要求しますが、主要スイッチから別のIDが割り当てられた場合もファブリックに参加します。 static オプションを使用した場合、要求されたIDを主要スイッチが承認して、これを割り当てない限り、Cisco MDS 9000スイッチはファブリックに参加しません。


) ドメインIDを変更すると、Nポートに割り当てられたFC IDも変更されます。


ステップ 3 FCタイマーを変更します(システム デフォルトから変更された場合)。


) Cisco MDS 9000、Brocade、およびMcDataのFC Error Detect(ED_TOV)とResource Allocation(RA_TOV)タイマーは、デフォルトで同じ値です。必要に応じて、これらのタイマー値を変更できます。RA_TOVのデフォルトは10秒、ED_TOVのデフォルトは2秒です。FC-SW2標準に基づき、ファブリック内のスイッチごとに、これらの値を同じにする必要があります。


switch# config t
switch(config)# fctimer e_d_tov ?
<1000-100000> E_D_TOV in milliseconds(1000-100000)
switch(config)# fctimer r_a_tov ?
<5000-100000> R_A_TOV in milliseconds(5000-100000)
 

ステップ 4 ドメインを変更するときに、変更されたVSANのCisco MDSドメイン マネージャ機能の再起動が必要な場合と、不要な場合があります。

disruptive オプションを使用して、ファブリックを強制的に再設定する場合:

switch(config)# fcdomain restart disruptive vsan 1
 

または

ファブリックを強制的に再設定しない場合:

switch(config)# fcdomain restart vsan 1
 


 

インターオペラビリティ ステータスの確認

ここでは、ファブリックが起動していて、インターオペラビリティ モードで稼働していることを確認するためのコマンドについて説明します。

Cisco MDS 9000ファミリー スイッチでインターオペラビリティ コマンドを発行した場合のステータスを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 バージョンを確認するには、 show version コマンドを使用します。

switch# show version
Cisco Storage Area Networking Operating System (SAN-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
Copyright (c) 2002-2003, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
The copyrights to certain works contained herein are owned by
Cisco Systems, Inc. and/or other third parties and are used and
distributed under license. Some parts of this software are covered
under the GNU Public License. A copy of the license is available
at http://www.gnu.org/licenses/gpl.html.
 
Software
BIOS: version 1.0.8
loader: version 1.1(2)
kickstart: version 2.0(1) [build 2.0(0.6)] [gdb]
system: version 2.0(1) [build 2.0(0.6)] [gdb]
 
BIOS compile time: 08/07/03
kickstart image file is: bootflash:///m9500-sf1ek9-kickstart-mzg.2.0.0.6.bin
kickstart compile time: 10/25/2010 12:00:00
system image file is: bootflash:///m9500-sf1ek9-mzg.2.0.0.6.bin
system compile time: 10/25/2020 12:00:00
 
 
Hardware
RAM 1024584 kB
 
bootflash: 1000944 blocks (block size 512b)
slot0: 0 blocks (block size 512b)
 
172.22.92.181 uptime is 0 days 2 hours 18 minute(s) 1 second(s)
 
Last reset at 970069 usecs after Tue Sep 16 22:31:25 1980
Reason: Reset Requested by CLI command reload
System version: 2.0(0.6)
Service:
 

ステップ 2 インターフェイスの状態が使用中の設定に必要な状態になっているかどうかを確認するには、 show interface brief コマンドを使用します。

switch# show int brief
Interface Vsan Admin Admin Status Oper Oper Port-channel
Mode Trunk Mode Speed
Mode (Gbps)
--------------------------------------------------------------------
fc2/1 1 auto on up E 2 --
fc2/2 1 auto on up E 2 --
fc2/3 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc2/4 1 auto on down -- -- --
fc2/5 1 auto on down -- -- --
fc2/6 1 auto on down -- -- --
fc2/7 1 auto on up E 1 --
fc2/8 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc2/9 1 auto on down -- -- --
fc2/10 1 auto on down -- -- --
 

ステップ 3 目的の設定が稼働しているかどうかを確認するには、 show run コマンドを使用します。

switch# show run
Building Configuration...
 
interface fc2/1
no shutdown
 
interface fc2/2
no shutdown
 
interface fc2/3
interface fc2/4
interface fc2/5
interface fc2/6
interface fc2/7
no shutdown
 
interface fc2/8
interface fc2/9
interface fc2/10
 
<snip>
 
interface fc2/32
 
interface mgmt0
ip address 6.1.1.96 255.255.255.0
switchport encap default
no shutdown
 
vsan database
vsan 1 interop
 
boot system bootflash:/m9500-system-253e.bin sup-1
boot kickstart bootflash:/m9500-kickstart-253e.bin sup-1
boot system bootflash:/m9500-system-253e.bin sup-2
boot kickstart bootflash:/m9500-kickstart-253e.bin sup-2
callhome
 
fcdomain domain 100 preferred vsan 1
 
ip route 6.1.1.0 255.255.255.0 6.1.1.1
ip routing
line console
databits 5
speed 110
logging linecard
ssh key rsa 512 force
ssh server enable
switchname MDS9509
username admin password 5 $1$Li8/fBYX$SNc72.xt4nTXpSnR9OUFB/ role network-admin
 

ステップ 4 インターオペラビリティ モードがアクティブであるかどうかを確認するには、 show vsan コマンドを使用します。

switch# show vsan 1
vsan 1 information
name:VSAN0001 stalactites
interoperability mode:yes <-------------------- モードを確認
loadbalancing:src-id/dst-id/oxid
operational state:up
 

ステップ 5 ドメインIDを確認するには、 show fcdomain vsan を使用します。

switch# show fcdomain vsan 1
The local switch is a Subordinated Switch.
 
Local switch run time information:
State: Stable
Local switch WWN: 20:01:00:05:30:00:51:1f
Running fabric name: 10:00:00:60:69:22:32:91
Running priority: 128
Current domain ID: 0x64(100) <---------------ドメインIDを確認
 
Local switch configuration information:
State: Enabled
Auto-reconfiguration: Disabled
Contiguous-allocation: Disabled
Configured fabric name: 41:6e:64:69:61:6d:6f:21
Configured priority: 128
Configured domain ID: 0x64(100) (preferred)
 
Principal switch run time information:
Running priority: 2
 
Interface Role RCF-reject
---------------- ------------- ------------
fc2/1 Downstream Disabled
fc2/2 Downstream Disabled
fc2/7 Upstream Disabled
---------------- ------------- ------------
 

ステップ 6 ローカル主要スイッチのステータスを確認するには、 show fcdomain domain-list vsan コマンドを使用します。

switch# show fcdomain domain-list vsan 1
 
Number of domains: 5
Domain ID WWN
--------- -----------------------
0x61(97) 10:00:00:60:69:50:0c:fe
0x62(98) 20:01:00:05:30:00:47:9f
0x63(99) 10:00:00:60:69:c0:0c:1d
0x64(100) 20:01:00:05:30:00:51:1f [Local]
0x65(101) 10:00:00:60:69:22:32:91 [Principal]
--------- -----------------------
 

ステップ 7 スイッチのネクスト ホップおよび宛先を確認するには、 show fspf internal route vsan コマンドを使用します。

switch# show fspf internal route vsan 1
 
FSPF Unicast Routes
---------------------------
VSAN Number Dest Domain Route Cost Next hops
-----------------------------------------------
1 0x61(97) 500 fc2/2
1 0x62(98) 1000 fc2/1
fc2/2
1 0x63(99) 500 fc2/1
1 0x65(101) 1000 fc2/7
 

ステップ 8 ネーム サーバ情報を確認するには、 show fcns data vsan コマンドを使用します。

switch# show fcns data vsan 1
VSAN 1:
------------------------------------------------------------------
FCID TYPE PWWN (VENDOR) FC4-TYPE:FEATURE
------------------------------------------------------------------
0x610400 N 10:00:00:00:c9:24:3d:90 (Emulex) scsi-fcp
0x6105dc NL 21:00:00:20:37:28:31:6d (Seagate) scsi-fcp
0x6105e0 NL 21:00:00:20:37:28:24:7b (Seagate) scsi-fcp
0x6105e1 NL 21:00:00:20:37:28:22:ea (Seagate) scsi-fcp
0x6105e2 NL 21:00:00:20:37:28:2e:65 (Seagate) scsi-fcp
0x6105e4 NL 21:00:00:20:37:28:26:0d (Seagate) scsi-fcp
0x630400 N 10:00:00:00:c9:24:3f:75 (Emulex) scsi-fcp
0x630500 N 50:06:01:60:88:02:90:cb scsi-fcp
0x6514e2 NL 21:00:00:20:37:a7:ca:b7 (Seagate) scsi-fcp
0x6514e4 NL 21:00:00:20:37:a7:c7:e0 (Seagate) scsi-fcp
0x6514e8 NL 21:00:00:20:37:a7:c7:df (Seagate) scsi-fcp
0x651500 N 10:00:00:e0:69:f0:43:9f (JNI)
 
Total number of entries = 12
 


 


) Cisco MDSネーム サーバにはローカル エントリおよびリモート エントリが表示され、エントリはタイムアウトしません。


show tech-supportコマンド

show tech-support コマンドは、使用中のスイッチに関する大量の情報を収集してトラブルシューティングを行う場合に便利です。テクニカル サポート担当者に問題を報告する場合に、このコマンドの出力を提出してください。

show tech-support コマンドを使用すると、複数の show コマンドが一度に出力されます。このコマンド出力は、使用している設定によって異なります。問題を報告する場合に、スイッチに関する一般情報を表示するには、EXECモードで show tech-support コマンドを使用します。

コマンドごとに詳細情報を表示したり、特定のインターフェイス、モジュール、またはVSANの出力を表示するように指定することもできます。各コマンド出力は行で区切られ、出力の前にコマンドが表示されます。


) 自動スクロールをディセーブルにして、手動スクロールをイネーブルにするには、明示的に terminal lengthコマンドを0(ゼロ)に設定します。設定された端末サイズを表示するには、show terminalコマンドを使用します。このコマンドの出力が表示されたら、必要に応じて端末サイズをリセットしてください( 端末の長さの設定を参照)。



ヒント show tech-support コマンドに>filenameを付加することにより、このコマンドの出力をファイルに保存することができます( コマンド出力のファイルへの保存を参照)。このファイルを保存する場合は、十分な容量があることを確認してください。これらのファイルのサイズは、それぞれ1.8 MBにまでなります。ただし、gzip filenameコマンドを使用して、このファイルをzipに圧縮することができます( ファイルの圧縮および圧縮解除を参照)。圧縮されたファイルを目的の場所にコピーするには、copyコマンドを、ファイルを解凍するには、gunzipコマンドを使用します( ファイルのコピーを参照)。


show tech-support コマンドのデフォルト出力には、次のコマンドの出力が含まれます。

show version

show environment

show module

show hardware

show running-config

show interface

show accounting log

show process

show process log

show processes log details

show flash

各コマンドの説明については、『 Cisco MDS 9000 Family Configuration Guide 』および『 Cisco MDS 9000 Family Command Reference 』を参照してください。デバッグのプロセス、手順、および例については、『 Cisco MDS 9000 Family Troubleshooting Guide 』を参照してください。

show tech-support briefコマンド

スイッチの設定の概要を素早く確認するには、 show tech-support brief コマンドを使用します。このコマンドを使用すると、スイッチの現在の実行状態のサマリーが表示されます。

show tech-support brief コマンドは、使用中のスイッチの情報を収集してトラブルシューティングを行う場合に便利です。テクニカル サポート担当者に問題を報告する場合に、このコマンドの出力を提出してください。


ヒント show tech-support briefコマンドに>filenameを付加することにより、このコマンドの出力をファイルに保存することができます( コマンド出力のファイルへの保存を参照)。


例39-15 スイッチ設定の概要の表示

vegas01# show tech-support brief
Switch Name : vegas01
Switch Type : DS-X9216-K9-SUP
Kickstart Image : 1.3(2) bootflash:///m9200-ek9-kickstart-mz.1.3.1.10.bin
System Image : 1.3(2) bootflash:///m9200-ek9-mz.1.3.1.10.bin
IP Address/Mask : 10.76.100.164/24
Switch WWN : 20:00:00:05:30:00:84:9e
No of VSANs : 9
Configured VSANs : 1-6,4091-4093
 
VSAN 1: name:VSAN0001, state:active, interop mode:default
domain id:0x6d(109), WWN:20:01:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:VR, default-zone:deny
 
VSAN 2: name:VSAN0002, state:active, interop mode:default
domain id:0x7d(125), WWN:20:02:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 3: name:VSAN0003, state:active, interop mode:default
domain id:0xbe(190), WWN:20:03:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 4: name:VSAN0004, state:active, interop mode:default
domain id:0x5a(90), WWN:20:04:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 5: name:VSAN0005, state:active, interop mode:default
domain id:0x13(19), WWN:20:05:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 6: name:VSAN0006, state:active, interop mode:default
domain id:0x1f(31), WWN:20:06:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 4091: name:VSAN4091, state:active, interop mode:default
domain id:0x08(8), WWN:2f:fb:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 4092: name:VSAN4092, state:active, interop mode:default
domain id:0x78(120), WWN:2f:fc:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
VSAN 4093: name:VSAN4093, state:active, interop mode:default
domain id:0x77(119), WWN:2f:fd:00:05:30:00:84:9f [Principal]
active-zone:<NONE>, default-zone:deny
 
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Vsan Admin Admin Status FCOT Oper Oper Port
Mode Trunk Mode Speed Channel
Mode (Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
fc1/1 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/2 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/3 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/4 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/5 1 auto on notConnected swl -- --
fc1/6 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/7 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/8 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/9 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/10 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/11 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/12 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/13 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/14 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/15 1 auto on fcotAbsent -- -- --
fc1/16 1 auto on fcotAbsent -- -- --
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status Speed
(Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
sup-fc0 up 1
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status IP Address Speed MTU
-------------------------------------------------------------------------------
mgmt0 up 10.76.100.164/24 100 Mbps 1500
 

デフォルト設定値

表 39-3 に、この章で説明した機能のデフォルト設定値を示します。

 

表 39-3 拡張機能のデフォルト設定値

パラメータ
デフォルト

D_S_TOV

5,000ミリ秒

E_D_TOV

2,000ミリ秒

R_A_TOV

10,000ミリ秒

fctraceを呼び出すタイムアウト時間

5秒

fcping機能によって送信されるフレーム数

5フレーム

リモート キャプチャ接続プロトコル

TCP

リモート キャプチャ接続モード

パッシブ

ローカル キャプチャ フレーム制限

10フレーム

FC IDの割り当てモード

autoモード

ループ モニタリング

ディセーブル