Cisco MDS 9000 ファミリー コンフィギュレーション ガイド Release 2.x
ライセンスの入手とインストール
ライセンスの入手とインストール
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

ライセンスの入手とインストール

ライセンス用語

ライセンス モデル

HAのライセンス

ライセンスのインストール オプション

工場でインストールされたライセンスの入手

手動によるインストールの実行

ライセンス キー ファイルの入手

ライセンス キー ファイルのインストール

ライセンス ファイルのバックアップ

使用中のライセンス機能の識別

ライセンスのアンインストール

ライセンスの更新

ライセンス期間のアラート

猶予期間のカウントダウン

スイッチ間におけるライセンスの移動

ライセンス情報の表示

ライセンスの入手とインストール

ライセンスは、Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチで利用できます。ライセンスによって、適切なライセンスをインストールしたあと、スイッチの指定されたプレミアム機能にアクセスすることが可能になります。ライセンスは、Cisco MDS SAN OS Release 1.3(1)から販売、サポート、実施を始めます。

この章では、Cisco MDS SAN OSソフトウェアのライセンス タイプ、オプション、手順、インストール、および管理に関して説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「ライセンス用語」

「ライセンス モデル」

「HAのライセンス」

「ライセンスのインストール オプション」

「工場でインストールされたライセンスの入手」

「手動によるインストールの実行」

「ライセンス キー ファイルの入手」

「ライセンス キー ファイルのインストール」

「ライセンス ファイルのバックアップ」

「使用中のライセンス機能の識別」

「ライセンスのアンインストール」

「ライセンスの更新」

「ライセンス期間のアラート」

「猶予期間のカウントダウン」

「スイッチ間におけるライセンスの移動」

「ライセンス情報の表示」

ライセンス用語

この章では、次の用語が使用されます。

ライセンス機能 ― 特定の機能をライセンス ファイル、ハードウェア オブジェクト、または適法契約を介して使用するためのアクセス権。このアクセス権は、ユーザ数、インスタンス数、タイム スパン、および実装されたスイッチに制限されます。

ライセンス期間 ― ライセンス機能が有効なタイム スパン。ソフトウェアはすべてのライセンスを追跡し、ライセンス機能をシャットダウンするまで定期的にアラートを送信します。

ライセンスの回数 ― ライセンス機能の使用インスタンス数

ライセンス アプリケーション ― 使用するのにライセンスを必要とするソフトウェア機能

ライセンスの実施 ― ライセンスを入手したあとに機能を使用するようにするメカニズム

ノードロック ライセンス ― スイッチの一意のホストIDを使用した特定のスイッチだけで使用できるライセンス

ホストID ― 各Cisco MDSスイッチに特有の一意のシャーシ シリアル番号

Proof of Purchase(購入証明書) ― 正当な所有者に対して、文書に記載された1つのCisco MDSスイッチにおいてライセンス機能を使用する権利を与える文書。別名、Claim Certificate

Product Authorization Key(PAK) ― PAKを使用して、Proof of Purchase文書に掲載されたサイトの1つからライセンス キーを入手できます。指定されたWebサイトで登録したあと、電子メールでライセンス キー ファイルとインストールの説明を受け取ります。

ライセンス キー ファイル ― ライセンス機能を明記するスイッチ固有の一意のファイル。各ファイルには、改ざんと修正を防ぐためのデジタル署名が含まれます。ライセンス機能を使用するためには、ライセンス キーが必要です。ライセンス キーは、指定されたタイム スパンで実行されます。

スイッチがCisco MDS SAN OS Release 1.3以降で稼働する場合は、ライセンス キーが必要です。

Cisco MDS SAN OS Release 1.2またはその前のリリースでライセンス機能を使用するのに、ライセンス キーは必要ありません。

ライセンス数 ― 1つの機能(たとえば、FCIP)に発行されたライセンス数。今後必要が生じれば、ライセンス数を増やすことができます(追加ライセンス)。

追加ライセンス ― 最初のライセンス ファイルになかった追加のライセンス機能。ライセンス キーを追加することができます。一部の機能を現在購入して、あとでさらに購入する場合は、ライセンス ファイルとソフトウェアが指定されたスイッチのすべての機能数の合計を検出します。

評価ライセンス ― 一時的なライセンス。評価ライセンスは期限付きで(指定された日数有効)、ホストID(スイッチのシリアル番号)には関連しません。

永久ライセンス ― 期限が定められていない(有効期限がない)ライセンスを、永久ライセンスといいます。

猶予期間 ― ライセンスなしでライセンス パッケージ内の機能が作動する期間

サポート ― シスコのサポートをシスコの代理店からご購入された場合は、代理店に直接お問い合わせください。サポートをシスコシステムズから直接ご購入された場合は、次のURLにあるTechnical Assistance Center(TAC)にご連絡ください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ライセンス モデル

Cisco MDS製品ラインに定義されたライセンス モデルには、2つのオプションがあります。

機能ベースのライセンス:スイッチ全体に適用できる機能。コストは、スイッチ単位の使用状況に基づいて変わります。 表 3-1 に、機能ベースのライセンス パッケージを示します。

モジュール ベースのライセンス:追加ハードウェア モジュールを必要とする機能。コストは、モジュール単位の使用状況に基づいて変わります。例として、FCIP機能を使用したIPS-8またはIPS-4モジュールが挙げられます。


) Cisco MDS 9216iスイッチにバンドルされているFCIPライセンスは、2つの固定IPサービス ポートでのみFCIPをイネーブルにします。バンドルされたライセンスによってこれらのポートでイネーブルにされる機能は、14/2-port Multiprotocol Services(MPS-14/2)モジュールによってイネーブルにされる機能(IPパッケージベースのSANエクステンションなど)と同じです。IPポートを持つモジュールをCisco MDS 9216iの空いているスロットに搭載する場合、追加のライン カードのIPポートでFCIPをイネーブルするために、別個のFCIPライセンスが必要になります。


 

表 3-1 機能ベースのライセンス

機能ライセンス
機能

標準パッケージ
(無償 ― ライセンスは不要)

FCP、SSH、SFTP、およびiSCSIプロトコル

Fabric ManagerおよびRemote Monitoring(RMON)

VSAN(仮想SAN)、High Availability(HA;ハイ アベイラビリティ)、ポート チャネル、およびゾーニング

Fibre Channel Congestion Control(FCC;ファイバ チャンネル輻輳制御)

Virtual Output Queuing(VOQ;仮想出力キュー)

診断(SPAN、RSPAN、およびFC Analyzer)

SNMP v3、ロールベースのアクセス制御、RADIUS

コール ホームおよびインターオペラビリティ モード

IP Access Control List(ACL;アクセス制御リスト)

Terminal Access Controller Access Control System(TACACS+)

Fabric Device Management Interface(FDMI)

Internet Storage Name Service(iSNS)クライアント

Cisco Fabric Services(CFS)

Distributed Device Alias Services(DDAS)

ポート トラッキング

エンタープライズ パッケージ

(ENTERPRISE_PKG)

拡張セキュリティ機能:

LUNゾーニング

読み取り専用ゾーン

ポート セキュリティ

VSANベースのアクセス制御

Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)認証

MPS-14/2モジュールまたはCisco MDS 9216iスイッチを使用したIP Security Protocol(IPSec)

高度なトラフィック処理 ― Quality of Service(QoS;サービス品質)

拡張VSANルーティング ― VSAN間ルーティング

ゾーンベース トラフィックのプライオリティ設定

MPS-14/2モジュールまたはCisco MDS 9216iスイッチを使用した拡張クレジット

ゾーンベースのQoS

拡張クレジット

FCIPに対するIPSec

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション

SCSIフロー統計情報

IPパッケージベースのSAN
エクステンション

(SAN_EXTN_OVER_IP)

次の機能はIPS-8、IPS-4、MPS-14/2、および固定9216i IPポートに適用されます。

FCIP

FCIP圧縮

FCIP書き込みアクセラレーション

FCIPテープ アクセラレーション

SAN Eextension Tuner(SET)機能

FCIPベースのIVR

ハードウェアベースのFCIP圧縮

FCIPテープ アクセラレーション

SET

FCIPに対するIPSec

IPパッケージベースのSAN
エクステンション

(SAN_EXTN_OVER_IP_IPS4)

メインフレーム パッケージ

(MAINFRAME_PKG)

FICONプロトコルおよびCUP管理

FICON VSANおよび混合

スイッチ カスケーディング

ファブリック バインディング

IBM TotalStorage Virtual Tape Server(VTS)

IBM TotalStorage XRCアプリケーション

Fabric Manager Serverパッケージ

(FM_SERVER_PKG)

複合物理ファブリック管理

中央集中型ファブリック検出サービス

継続的なMDS状態およびイベントのモニタリング

長期履歴ファイバ チャネル パフォーマンスのモニタリング

パフォーマンス レポートおよびホットスポット分析のチャーティング

Webベースの動作ビュー

スレッシュホールド モニタリング

動作ビューに対するFabric Manager Web Client

パフォーマンス スレッシュホールド

Storage Services Enablerパッケージ

(STORAGE_SERVICES_ENABLER_PKG)

Advanced Services Modules(ASM)と一緒に使用する場合にネットワークベースのストレージ アプリケーションがイネーブルになるように、基礎となるインフラストラクチャおよびプログラマチック インターフェイスを提供します。

ASMで稼働し、SSEライセンスを必要とするネットワークベースのストレージ アプリケーションは次のとおりです。

VERITAS Storage Foundation for Networks(VSFN)

HAのライセンス

その他のCisco MDS SAN OS機能と同様、ライセンス機能は、Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチに対して次のHA標準も保持しています。

任意のスイッチに任意のライセンスをスムーズにインストールできます。

ライセンスの自動インストールによって、すべてのスイッチのシャーシに永久ライセンスのコピーが保存されます。

ライセンス キーなしでライセンス機能がイネーブルにされた場合、猶予期間のカウンタが開始します。その後60日間(SAN OS 1.3(3c)またはその前のバージョン)または120日間(SAN OS 1.3(4)またはそれ以降のバージョン)、適切なライセンス キーをインストール、またはその機能の使用をディセーブルにすることができます。60日または120日の猶予期間の終了時にその機能の有効なライセンス キーがスイッチにないと、スイッチはこの機能を自動的にディセーブルにします。

Cisco MDS 9500シリーズのディレクタには、さらに次のHA機能があります。

ライセンス ソフトウェアは、両方のスーパバイザ モジュールで稼働し、フェールオーバー保護を提供します。

ライセンス キー ファイルは、両方のスーパバイザ モジュールでミラーリングされます。両方のスーパバイザ モジュールに障害が発生した場合でも、ライセンス ファイルはシャーシにあるバージョンから機能を継続させます。

ライセンスのインストール オプション

代理店または直接シスコシステムズで新しいスイッチをご購入された場合は、次のオプションがあります。

工場で事前インストールされたライセンスを入手する(スイッチの新規発注の場合のみ)

手動でライセンスをインストールする(既存のスイッチの場合)

工場でインストールされたライセンスの入手

工場でインストールされた新しいスイッチのライセンスを入手できます。

工場でインストールされた新しいCisco MDSスイッチのライセンスを入手する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 製品を購入された代理店に連絡して、このサービスを要求してください。


) シスコのサポートをシスコの代理店からご購入された場合は、代理店に直接お問い合わせください。サポートをシスコシステムズから直接ご購入された場合は、次のURLにあるTACにご連絡ください。http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml


必要なライセンスがシステムにインストールされてスイッチが出荷されています。Proof of Purchase文書は、スイッチと一緒に送られます。

ステップ 2 今後使用するために、Proof of PurchaseからホストIDを入手します。

ステップ 3 スイッチおよびライセンス機能の使用を開始します。


 

手動によるインストールの実行

既存のスイッチを所有する場合、または自分でライセンスをインストールする場合、まず、ライセンス キー ファイルを入手する必要があります。次に、スイッチにファイルをインストールします(図 3-1を参照)。

図 3-1 ライセンス キー ファイルの入手

 

ライセンス キー ファイルの入手


) Fabric ManagerのGUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用した自動ライセンスのインストール方法の詳細については、『Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager Configuration Guide』を参照してください。


CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して新規または更新されたライセンス キー ファイルを入手する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show license host-id コマンドを使用して、スイッチのシリアル番号を入手します。ホストIDは、スイッチのシリアル番号ともいいます。

switch# show license host-id
License hostid: VDH=FOX064317SQ

ヒント コロン(:)記号のあとに表示される全体のIDを使用します。この例では、ホストIDはVDH=FOX064317SQです。

ステップ 2 Claim CertificateまたはProof of Purchase文書を入手します。この文書は、すべてのCisco MDSスイッチに添付されています。

ステップ 3 Claim CertificateまたはProof of Purchase文書からPAKを取得します。

ステップ 4 Claim CertificateまたはProof of Purchase文書からWebサイトURLを検索します。

ステップ 5 スイッチに該当する指定されたURLにアクセスし、スイッチのシリアル番号とPAKを入力します。

ライセンス キー ファイルは、電子メールによって送信されます。ライセンス キー ファイルは、要求されたスイッチの使用だけを認証するためにデジタル署名となっています。要求された機能は、また指定されたスイッチのCisco SAN OSソフトウェアがライセンス キー ファイルにアクセスすると、イネーブルになります。


注意 変更を加えずに指定されたMDSスイッチにライセンス キー ファイルをインストールします。

ライセンスは、永久のものと、確定日に終了するもののどちらかとなります。ライセンスを所有しない場合、ライセンスによって提供される機能を初めて使用した時からその機能の使用猶予期間が開始します(ライセンス期間のアラートを参照)。

ステップ 6 EXECモードで copy licenses コマンドを使用して、ライセンス ファイルをbootflash:ディレクトリまたはslot0:装置のどちらかの場所に保存します(ライセンス ファイルのバックアップを参照)。


 

ライセンス キー ファイルのインストール


ヒント Cisco MDS 9000ファミリーの任意のスイッチで複数のライセンスをインストールする必要がある場合は、各ライセンス キー ファイルに一意のファイル名を割り当ててください。


任意のスイッチにライセンス キー ファイルをインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アクティブ スーパバイザのコンソール ポートを介してスイッチにログインします。

ステップ 2 スイッチ コンソールからアクティブ スーパバイザ モジュールに install license コマンドを入力してインストールを実行します。

switch# install license bootflash:license_file.lic
Installing license ..done

) ライセンス キー ファイルにターゲット名を指定する場合、ファイルは指定された名前でインストールされます。そうしない場合、ライセンス キー ファイルに指定されたファイル名がライセンスのインストールに使用されます。


ステップ 3 スイッチ コンソールを終了し、 show license コマンドを使用してスイッチにインストールされたすべてのライセンス ファイルを表示するために新しい端末セッションを開きます。

switch# show license
Permanent.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
INCREMENT MAINFRAME_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
HOSTID=VDH=FOX0646S017 \
NOTICE=”<LicFileID></LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
<PAK>dummyPak</PAK>” SIGN=EE9F91EA4B64

install licenseコマンドが入力されたときにライセンスがすべての注意事項を満たしている場合、設定どおりにすべての機能とモジュールが機能を続行します。これは、Cisco MDS 9000ファミリーのすべてのスイッチに当てはまります。



 

ライセンス ファイルのバックアップ

インストールされたすべてのライセンス ファイルは、ユーザ指定の場所に.tarファイルとしてバックアップできます。EXECモードで copy licenses コマンドを使用して、ライセンス ファイルをbootflash:ディレクトリまたはslot0:装置のどちらかの場所に保存します。次の例では、すべてのライセンスをEnterprise.tarファイルに保存します。

switch# copy licenses bootflash:/Enterprise.tar
Backing up license done

ヒント ライセンス ファイルのインストールが終わったらすぐにファイルをバックアップしておき、そのあとにwrite eraseコマンドを入力することを推奨します。



注意 既存のライセンスを消去すると、install licenseコマンドを使用した場合にのみライセンスをインストールできます。

使用中のライセンス機能の識別

機能をイネーブルにすると、ライセンス猶予期間をアクティブにすることができます。特定のライセンスに対してアクティブの機能を識別するには、 show license usage license-name コマンドを使用します。

switch# show license usage ENTERPRISE_PKG
Application
-----------
ivr
qos_manager
-----------

ライセンスのアンインストール

使用されていない永久ライセンスだけをアンインストールできます。現在使用されている永久ライセンスを削除しようとすると、ソフトウェアは要求を拒否し、エラー メッセージを発行します。未使用のライセンスをアンインストールすることによって、猶予期間が有効になります。猶予期間は、ライセンスなしで機能を最初に使用したときからカウントされ、有効なライセンス ファイルがインストールされるとリセットされます。


) 現在使用している場合は、永久ライセンスをアンインストールできません。そのライセンスをアンインストールする前に、永久ライセンスによって稼働している機能をディセーブルにする必要があります。



ヒント 評価ライセンスを使用していて、新規の永久ライセンスをインストールする場合は、評価ライセンスが終了する前にサービスを中断させることなく行うことができます。評価ライセンスを削除すると、サービスを中断させることなく猶予期間がすぐに始動します。



注意 ライセンスのアンインストールでは、まず関連機能をディセーブルにする必要があります。

ライセンスをアンインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 copy コマンドを使用してリモート サーバに実行コンフィギュレーションを保存します( 初期設定を参照)。

ステップ 2 EXECモードで show license brief コマンドを入力して、インストールされたすべてのライセンス キー ファイルのリストを表示し、アンインストールするファイルを指定します。この例では、アンインストールするファイルはFicon.licです。

switch# show license brief
Enterprise.lic
Ficon.lic
 

ステップ 3 アンインストールするライセンスによって提供された機能をディセーブルにします。 show license usage package_name コマンドを入力して、指定されたパッケージでイネーブルにされている機能を表示します。

switch# show license usage ENTERPRISE_PKG
Application
-----------
ivr
qos_manager
-----------

ステップ 4 clear license filename コマンドを使用してFicon.licファイルをアンインストールします。ここでは、 filename は、インストールされたライセンス キー ファイルの名前です。

switch# clear license Enterprise.lic
Clearing license Enterprise.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
 

ステップ 5 yes と入力して(yesがデフォルト)、ライセンスの更新を続けます。

Do you want to continue? (y/n) y
Clearing license ..done
 

Ficon.licライセンス キー ファイルがアンインストールされました。


 

ライセンスの更新

ライセンスが期限付きの場合、更新されたライセンスを入手して、インストールする必要があります。テクニカル サポートに問い合わせて、更新されたライセンスを要求してください。


) シスコのサポートをシスコの代理店からご購入された場合は、代理店に直接お問い合わせください。サポートをシスコシステムズから直接ご購入された場合は、次のURLにあるTACにご連絡ください。http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml


ライセンスを更新する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「ライセンス キー ファイルの入手」に記載された手順を使用して更新されたライセンス ファイルを入手します。

ステップ 2 copy コマンドを使用してリモート サーバに実行コンフィギュレーションを保存します( ファイルのコピーを参照)。

ステップ 3 show license brief コマンドを入力して、更新するファイル名を確認します。

switch# show license brief
sanextn1.lic:
 

ステップ 4 update license url コマンドを使用してライセンス ファイルを更新します。ここでは、 url は、更新されたライセンス ファイルのbootflash:、slot0:、またはvolatile:ディレクトリ ロケーションを指定します。

switch# update license bootflash:sanextn2.lic sanextn1.lic
Updating sanextn1.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
# An example fcports license
INCREMENT SAN_EXTN_OVER_IP cisco 1.000 permanent 1 HOSTID=VDH=ABCD \
NOTICE=<LicFileID>san_extn1.lic</LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
SIGN=33088E76F668
 
with bootflash:/sanextn2.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
# An example fcports license
INCREMENT SAN_EXTN_OVER_IP cisco 1.000 permanent 1 HOSTID=VDH=ABCD \
NOTICE=<LicFileID>san_extn2.lic</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \
SIGN=67CB2A8CCAC2
 

ステップ 5 yes と入力して(yesがデフォルト)、ライセンスの更新を続けます。

Do you want to continue? (y/n) y
Updating license ..done
switch#

sanextn1.licライセンス キー ファイルが更新されました。


 

ライセンス期間のアラート

Cisco SAN OSライセンス カウンタは、スイッチのすべてのライセンスを管理します。期間が開始されると、コンソール メッセージ、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)トラップ、システム メッセージ、およびコール ホーム メッセージを毎日受け取ります。

さらに、有効タイム スパンの最後の7日間は、これらのメッセージの頻度が時間単位になります。次に、FICONライセンス機能を使用する例を示します。

FICONライセンス機能は、60日間で終了するようにスケジューリングされています。今日が12月1日の場合、ライセンスは1月30日で終了します。この場合、アラートは次のとおりです。

12月1日~1月23日まで、毎日アラートを受け取ります。

1月24日~29日まで、1時間ごとにアラートを受け取ります。

1月30日から、FICON機能は猶予期間60日間(SAN OS 1.3(3c)またはその前のバージョン)または120日間(SAN OS 1.3(4)またはそれ以降)ライセンスなしで実行されます。

1月30日~5月21日まで、猶予期間の使用状態に関するアラートを毎日受け取ります。

5月22日~5月30日まで、猶予期間の終了に関するアラートを1時間ごとに受け取ります。

5月31日、FICON機能が自動的に停止します。


) ライセンス期間のアラートは、設定することができません。



注意 猶予期間の最後の7日間のあと、機能が停止し、ネットワーク トラフィックが中断する場合があります。猶予期間は、またCisco MDS SAN OS Release 1.2のライセンス機能に適用します。Cisco MDS SAN OS Release 1.2はこのライセンスを実施していませんが、今後のアップグレードではライセンス要求と60日間(SAN OS 1.3(3c)またはその前のバージョン)または120日間(SAN OS 1.3(4)またはそれ以降のバージョン)の猶予期間を実施します。

猶予期間のカウントダウン

猶予期間は60日間(SAN OS 1.3(3c)またはその前のバージョン)または120日間(SAN OS 1.3(4)またはそれ以降のバージョン)に設定されており、次のいずれかの状況においてはカウントダウンが開始または継続します。

ライセンスをまだ購入していない機能を試しに使ってみる場合

有効期限に達したライセンスを購入し、そのライセンスを必要とする機能を継続して使用している場合

ライセンス パッケージに、複数の機能が含まれる場合があります。機能を猶予期間中にディセーブルにした場合に、まだイネーブルにされているその他の機能がライセンス パッケージにあると、そのライセンス パッケージのクロックは停止しません。ライセンス機能の猶予期間カウントダウンを停止するには、そのライセンス パッケージの各機能をディセーブルにする必要があります。

スイッチ間におけるライセンスの移動

ライセンスは、入力されたスイッチに特有のライセンスで、その他のスイッチでは無効です。1つのスイッチから別のスイッチにライセンスを移動する必要がある場合は、製品を購入された代理店にお問い合わせください。


) シスコのサポートをシスコの代理店からご購入された場合は、代理店に直接お問い合わせください。サポートをシスコシステムズから直接ご購入された場合は、次のURLにあるTACにご連絡ください。http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml


ライセンス情報の表示

show license コマンドを使用して、このスイッチに設定されたすべてのライセンス情報を表示します(例 3-1 3-6 を参照)。

例3-1 現在のライセンス使用状況に関する情報の表示

switch# show license usage
Feature Installed License Status ExpiryDate Comments
Count
------------------------------------------------------------------------------------------
FM_SERVER_PKG Yes - Unused never license missing
MAINFRAME_PKG No - Unused Grace Period 57days15hrs
ENTERPRISE_PKG Yes - InUse never -
SAN_EXTN_OVER_IP No 0 Unused -
SAN_EXTN_OVER_IP_IPS4 No 0 Unused ------------------------------------------------------------------------------------------
 

例3-2 指定されたパッケージの機能リストの表示

switch# show license usage ENTERPRISE_PKG
Application
-----------
ivr
qos_manager
-----------
 

例3-3 ライセンスのホストIDの表示

switch# show license host-id
License hostid: VDH=FOX0646S017

) コロン(:)記号のあとに表示される全体のIDを使用します。VHDは、Vendor Host IDです。


例3-4 インストールされたライセンス キー ファイルとその内容すべての表示

switch# show license
Permanent.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
INCREMENT MAINFRAME_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
HOSTID=VDH=FOX0646S017 \
NOTICE=”<LicFileID></LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
<PAK>dummyPak</PAK>” SIGN=EE9F91EA4B64
Evaluation.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
INCREMENT MAINFRAME_PKG cisco 1.0 30-Dec-2003 uncounted \
HOSTID=VDH=FOX0646S017 \
NOTICE=”<LicFileID></LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
<PAK>dummyPak</PAK>” SIGN=EE9F91EA4B64
 

例3-5 インストールされたライセンス キー ファイル リストの表示

switch# show license brief
Enterprise.lic
Ficon.lic
FCIP.lic
 

例3-6 指定されたライセンス キー ファイル内容の表示

switch# show license file Permanent.lic
Permanent.lic:
SERVER this_host ANY
VENDOR cisco
INCREMENT MAINFRAME_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
HOSTID=VDH=FOX0646S017 \
NOTICE=”<LicFileID></LicFileID><LicLineID>0</LicLineID> \
<PAK>dummyPak</PAK>” SIGN=EE9F91EA4B64