Cisco MDS 9000 ファミリー コンフィギュレーション ガイド Release 2.x
インターフェイスの設定
インターフェイスの設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

インターフェイスの設定

ファイバ チャネル インターフェイス

インターフェイス モードについて

Eポート

Fポート

FLポート

TLポート

TEポート

SDポート

STポート

Fxポート

Bポート

autoモード

インターフェイス ステートについて

管理ステート

動作ステート

理由コード

ファイバ チャネル インターフェイスの設定

正常なシャットダウン

インターフェイス モード

TLポートのALPAキャッシュ

ALPAキャッシュ内容の表示

ALPAキャッシュのクリア

管理速度

インターフェイスの説明

BB_credit

パフォーマンス バッファ

拡張BB_credit

フレーム カプセル化

受信データ フィールド サイズ

標識モード

標準LEDの識別

SPEED LEDについて

スイッチ ポートのデフォルト値

SFPトランスミッタ タイプ

管理インターフェイスの設定

VSANインターフェイスの設定

CIMの設定

CIMサーバのセキュリティ強化

インターフェイス情報の表示

TLポート情報の表示

TLポート交換の注意事項

デフォルト設定値

インターフェイスの設定

スイッチの主要な機能は、1つのデータ リンクから別のリンクへとフレームをリレーすることです。フレーム リレーを行うには、フレームが送受信されるインターフェイスの特性を定義する必要があります。インターフェイスをファイバ チャネル インターフェイス、管理インターフェイス(mgmt0)、またはVSAN(仮想SAN)インターフェイスに設定できます。

この章では、スイッチを起動し、稼働させるための基本的なインターフェイス設定について説明します。内容は次のとおりです。

「ファイバ チャネル インターフェイス」

「管理インターフェイスの設定」

「VSANインターフェイスの設定」

「CIMの設定」

「インターフェイス情報の表示」

「デフォルト設定値」


) mgmt0インターフェイス設定の詳細については、「初期設定」「IPサービスの設定」を参照してください。



ヒント スイッチを設定する前に、シャーシのモジュールが設計どおりに機能していることを確認します。EXECモードでshow moduleコマンドを入力して、いつでもモジュールのステータスを確認できます( モジュール ステータスの確認を参照)。


ファイバ チャネル インターフェイス

ここでは、モード、ステート、速度を含むファイバ チャネル インターフェイスの特性について説明します。内容は次のとおりです。

「インターフェイス モードについて」

「インターフェイス ステートについて」

「ファイバ チャネル インターフェイスの設定」

「正常なシャットダウン」

「インターフェイス モード」

「TLポートのALPAキャッシュ」

「管理速度」

「インターフェイスの説明」

「BB_credit」

「パフォーマンス バッファ」

「拡張BB_credit」

「フレーム カプセル化」

「受信データ フィールド サイズ」

「標識モード」

「標準LEDの識別」

「スイッチ ポートのデフォルト値」

「SFPトランスミッタ タイプ」

インターフェイス モードについて

スイッチの各物理ファイバ チャネル インターフェイスは、Eポート、Fポート、FLポート、TLポート、TEポート、SDポート、STポート、およびBポートのいずれかのポート モードで動作します(図 12-1を参照)。これらのモードに加えて、各インターフェイスをautoポート モードまたはFxポート モードに設定することができます。これら2つのモードは、インターフェイスの初期化でポート タイプを判別します。

図 12-1 Cisco MDS 9000ファミリー スイッチのポート モード

 


) デフォルトによって、インターフェイスがVSAN 1に作成されます。「VSANの設定と管理」を参照してください。


各インターフェイスには、対応付けられた管理設定と動作ステータスがあります。

管理設定は、変更を加えないかぎり変更されません。この設定には、管理モードに設定できる各種の属性があります。

動作ステータスは、インターフェイス速度のような指定された属性の現在のステータスを表します。このステータスを変更することはできず、読み取り専用です。インターフェイスがダウンの状態のときは、値の一部が有効にならない場合があります(たとえば、動作速度)。

各インターフェイス モードの概要は次のとおりです。

Eポート

拡張ポート(Eポート)モードでは、インターフェイスがファブリック拡張ポートとして機能します。このポートを別のEポートに接続し、2つのスイッチ間でISL(スイッチ間リンク)を作成することができます。Eポートはフレームをスイッチ間で伝送し、ファブリックを設定および管理できるようにします。リモートNポートおよびNLポート宛フレームのスイッチ間コンジットとして機能します。Eポートは、クラス2、クラス3、およびクラスFサービスをサポートします。

別のスイッチに接続されたEポートは、またポート チャネルを形成するのに設定できます(「ポート チャネルの設定」を参照)。

Fポート

ファブリック ポート(Fポート)モードでは、インターフェイスがファブリック ポートとして機能します。このポートをNポートとして動作する周辺装置(ホストまたはディスク)に接続することができます。Fポートは、1つのNポートだけに接続できます。Fポートは、クラス2とクラス3サービスをサポートします。

FLポート

ファブリック ループ ポート(Fポート)モードでは、インターフェイスがファブリック ループ ポートとして機能します。このポートを1つまたは複数のNLポート(他のスイッチのFLポートを含む)に接続し、パブリック アービトレート型ループを形成することができます。初期化の際に2つ以上のFLポートがアービトレート型ループで検出されると、1つのFLポートだけが動作可能になり、その他のFLポートが不参加モードに入ります。FLポートは、クラス2とクラス3サービスをサポートします。

TLポート

トランスレーティブ ループ ポート(TLポート)モードでは、インターフェイスがトランスレーティブ ループ ポートとして機能します。1つまたは複数のプライベート ループ装置(NLポート)に接続できます。TLポートは、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチに特有のポートで、FLポートと同様のプロパティを持ちます。TLポートは、プライベート ループ装置と次のいずれかの装置間の通信をイネーブルにします。

ファブリックの任意のスイッチに接続された装置

ファブリック内のパブリック ループにある装置

ファブリック内の異なるプライベート ループにある装置

同一プライベート ループにある装置

TLポートは、クラス2とクラス3サービスをサポートします。

プライベート ループ装置は、アービトレート型ループに存在するレガシー装置を表します。これらの装置は、同一の物理ループ上にある装置だけで通信するのでスイッチ ファブリックを認識しません(TLポート情報の表示およびTLポートのALPAキャッシュを参照)。


ヒント TLポートに接続された装置を最大64ゾーン メンバーを持つゾーンに設定することを推奨します。


TEポート

トランキングEポート(TEポート)モードでは、インターフェイスがトランキング拡張ポートとして機能します。別のTEポートに接続し、2つのスイッチ間でExtended ISL(EISL)を作成することができます。TEポートは、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチに特有のポートです。Eポートの機能を拡張して、次の内容をサポートします。

VSANトランキング

Quality of Service(QoS;サービス品質)パラメータの転送

ファイバ チャネル トレース(fctrace)機能

TEポート モードでは、すべてのフレームがVSAN情報を含むEISLフレーム フォーマットで送信されます。相互接続されたスイッチはVSAN IDを使用して、1つまたは複数のVSANからのトラフィックを同一の物理リンク上で多重化します。この機能は、Cisco MDS 9000ファミリーではトランキングと呼ばれます(「トランキングの設定」を参照)。TEポートは、クラス2、クラス3、およびクラスFサービスをサポートします。

SDポート

SPAN宛先ポート(SDポート)では、インターフェイスがSwitched Port Analyzer(SPAN;スイッチド ポート アナライザ)として機能します。SPAN機能は、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチ特有のものです。ファイバ チャネル インターフェイスを通過するネットワーク トラフィックをモニタします。このモニタリングは、SDポートに接続された標準ファイバ チャネル アナライザ(または同様のスイッチ プローブ)を使用して行われます。SDポートはフレームを受信しません。送信元トラフィックのコピーを送信するだけです。SPAN機能は他の機能に割り込むことなく、SPAN送信元ポートのネットワーク トラフィックのスイッチングに影響しません(「SPANによるネットワーク トラフィックのモニタリング」を参照)。

STポート

SPANトンネル ポート(STポート)モードでは、インターフェイスがRSPAN FCトンネルの送信元スイッチ内の入口ポイント ポートとして機能します。STポート モードとRemote SPAN(RSPAN;リモートSPAN)機能は、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチに特有の機能です。STポート モードに設定されている場合、インターフェイスを任意の装置に設定できないので、通常のファイバ チャネル トラフィックに使用できません( RSPANを参照)。

Fxポート

Fxポートとして設定されたインターフェイスは、FポートまたはFLポート モードのいずれかで動作します。Fxポート モードは、インターフェイスの初期化で接続されたNポートまたはNLポートに応じて判別されます。この管理設定は、インターフェイスがその他のモードで動作するのを禁止します。たとえば、別のスイッチにインターフェイスが接続されるのを防ぎます。

Bポート

Eポートが一般的にファイバ チャネル スイッチを相互接続するのに対して、シスコ製のPA-FC-1Gファイバ チャネル ポート アダプタなどの一部のSAN拡張装置は、ブリッジ ポート(Bポート)モデルを実装して地理的に分散したファブリックを接続します。このモデルは、T11 Standard FC-BB-2に記載されたとおりにBポートを使用します。

図 28-11は、一般的なIPネットワーク ベースのSANエクステンションを示します。

FCIPピアがファイバ チャネルBポートだけをサポートするSAN拡張装置の場合、FCIPリンクに対してBポート モードをイネーブルにする必要があります。Bポートがイネーブルの場合は、Eポート機能もイネーブルであり、これらは共存します。Bポートがディセーブルにされても、Eポート機能はイネーブルのままです(「IPSの設定」を参照)。

autoモード

autoモードとして設定されたインターフェイスは、Fポート、FLポート、Eポート、またはTEポートのいずれかのモードで動作します。ポート モードは、インターフェイスの初期化で判別されます。たとえば、インターフェイスがノード(ホストまたはディスク)に接続されている場合、NポートまたはNLポート モードに応じてFポートまたはFLポートとして動作します。インターフェイスがサードパーティ製のスイッチに接続されている場合、Eポート モードで動作します。インターフェイスがCisco MDS 9000ファミリーの別のスイッチに接続されている場合、TEポート モードとして動作します(「トランキングの設定」を参照)。

TLポートとSDポートは初期化で判別されず、管理上設定されます。

インターフェイス ステートについて

インターフェイス ステートは、インターフェイスの管理設定および物理リンクのダイナミック ステートによって異なります。

管理ステート

管理ステートは、インターフェイスの管理設定を表します( 表 12-1 を参照)。

 

表 12-1 管理ステート

管理ステート
説明

up

インターフェイスはイネーブルです。

down

インターフェイスはディセーブルです。インターフェイスのシャットダウンでインターフェイスを管理上ディセーブルにする場合、物理リンク層ステートの変更が無視されます。

動作ステート

動作ステートは、インターフェイスの現在の動作ステートを示します( 表 12-2 を参照)。

 

表 12-2 動作ステート

動作ステート
説明

up

インターフェイスは、要求に沿ってトラフィックを送受信しています。このステートにするためには、インターフェイスが管理上アップの状態、インターフェイス リンク層ステートがアップの状態で、インターフェイスの初期化が完了している必要があります。

down

インターフェイスが(データ)トラフィックを送信または受信することができません。

trunking

インターフェイスがTEポートで正常に動作しています。

理由コード

理由コードは、インターフェイスの動作ステートに左右されます( 表 12-3 を参照)。

 

表 12-3 インターフェイス ステートの理由コード

管理設定
動作ステータス
理由コード

up

up

なし

down

down

管理上のダウン ― インターフェイスを管理上ダウンの状態に設定する場合、インターフェイスをディセーブルにします。トラフィックが受信または送信されません。

up

down

表 12-4 を参照してください。

管理ステートがup、動作ステートがdownの場合、理由コードは、動作不能理由コードに基づいて異なります( 表 12-4 を参照)。

 

表 12-4 動作不能ステートの理由コード

理由コード
説明
適用可能なモード

Link failure or not connected

物理層リンクが正常に動作していません。

すべて

SFP not present

Small Form-factor Pluggable(SFP)ハードウェアが接続されていません。

Initializing

物理層リンクが正常に動作しており、プロトコル初期化が進行中です。

Reconfigure fabric in progress

ファブリックが現在再設定されています。

Offline

初期化を再試行する前にCisco SAN OSソフトウェアが指定されたR_A_TOV時間を待機しています。

Inactive

インターフェイスVSANが削除されているか、suspendedステートにあります。

インターフェイスを正常に動作させるには、設定されたアクティブなVSANにポートを割り当てます。

Hardware failure

ハードウェア障害が検出されました。

Error disabled

エラー条件は、管理上の注意を必要とします。さまざまな理由でインターフェイスがエラーディセーブルになります。たとえば、次のようになります。

設定障害

互換性のないBuffer-to-Buffer credit(BB_credit)設定

インターフェイスを正常に動作させるには、まずこのステートの原因となるエラー条件を修正し、次にインターフェイスを管理上シャットダウンにするか、インターフェイスをイネーブルにします。

Isolation due to ELP failure

ポート ネゴシエーションが失敗しました。

EポートとTEポートのみ

Isolation due to ESC failure

ポート ネゴシエーションが失敗しました。

Isolation due to domain overlap

Fibre Channel Domain(fcdomain)のオーバーラップ

Isolation due to domain ID assignment failure

割り当てられたドメインIDが無効です。

Isolation due to other side E port isolated

リンクのもう一方の端のEポートが分離しています。

Isolation due to invalid fabric reconfiguration

ファブリックの再設定によりポートが分離されました。

Isolation due to domain manager disabled

fcdomain機能がディセーブルにされています。

Isolation due to zone merge failure

ゾーン結合動作が失敗しました。

Isolation due to VSAN mismatch

ISLの両端のVSANが異なります。

Nonparticipating

FLポートがループ動作に参加できません。同一のループに2つ以上のFLポートが存在する場合に発生する可能性があります。この場合、ループ内の1つのFLポートを除いてすべてのポートが不参加モードになります。

FLポートとTLポートのみ

PortChannel administratively down

ポート チャネルに所属するインターフェイスがダウンの状態です。

ポート チャネル インターフェイスのみ

Suspended due to incompatible speed

ポート チャネルに所属するインターフェイスに互換性のない速度が存在します。

Suspended due to incompatible mode

ポート チャネルに所属するインターフェイスに互換性のないモードが存在します。

Suspended due to incompatible remote switch WWN

間違った接続が検出されました。ポート チャネルのすべてのインターフェイスが同一のスイッチ ペアに接続されている必要があります。

32ポート設定時の注意事項

32ポートの注意事項は、次のハードウェアに適用されます。

32ポート1/2 Gbpsスイッチング モジュール

Cisco MDS 9140スイッチ

ホスト最適化ポートを設定する場合、次のポート モードの注意事項が適用されます。

各4ポートのグループの最初のポートだけをEポートとして設定できます(たとえば、ポート1~4の最初のポート、ポート5~8の5番めのポートなど)。そのグループの最初のポートがEポートとして設定された場合は、各グループのその他の3つのポート(ポート2~4、6~8など)は使用できず、シャットダウン状態のままになります。

その他の3つのポートのいずれかがイネーブルにされている場合は、最初のポートをEポートとして設定できません。その他の3つのポートは、イネーブルの状態のままです。

autoモードは、デフォルト ポート モードです。autoモードは、Cisco 9100シリーズの32ポート スイッチング モジュール、またはホスト最適化ポートで使用できません(Cisco MDS 9120スイッチの16ホスト最適化ポートおよびCisco MDS 9140スイッチの32ホスト最適化ポート)。

Cisco 9100シリーズの32ポート スイッチング モジュールおよびホスト最適化ポートのデフォルト ポート モードはFx(Fxは、FまたはFLにネゴシエート)です(Cisco MDS 9120スイッチの16ホスト最適化ポートおよびCisco MDS 9140スイッチの32ホスト最適化ポート)。


) Cisco MDS 9100シリーズでは、白で縁取られたポートの最左のグループ(9120スイッチでは4ポート、9140スイッチでは8ポート)は、16ポート スイッチング モジュールと同様にフルレート回線です。その他のポート(9120スイッチでは16ポート、9140スイッチでは32ポート)は、32ポート スイッチング モジュールと同様にホスト向けに最適化されます。4つのホスト最適化ポートで構成される各グループは、32ポート スイッチング モジュールと同一のルールを保持します。


ファイバ チャネル インターフェイスの設定

ファイバ チャネル インターフェイスを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

指定されたインターフェイスを設定します。


) ファイバ チャネル インターフェイスが設定された場合、自動的に一意のWorld Wide Name(WWN)が割り当てられます。インターフェイスの動作ステートがupの場合、ファイバ チャネルID(FC ID)も割り当てられます。


インターフェイスの範囲を設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1 - 4 , fc2/1 - 3

指定されたインターフェイスの範囲を設定します。


) このコマンドでは、カンマの前後にスペースを入れます。


正常なシャットダウン

ポート上のインターフェイスは、デフォルトでシャットダウンされています(初期設定を変更した場合を除いて)。

Release 2.0(1b)では、Cisco SAN OSソフトウェアは、Eポート モードで動作するインターフェイスの次のいずれかのアクションを受けて正常なシャットダウンを暗黙的に行います。

インターフェイスをシャットダウンする場合

Cisco SAN OSソフトウェア アプリケーションがその機能の一環でポートをシャットダウンする場合

正常なシャットダウンによって、インターフェイスがシャットダウンする際にフレームが失われることがありません。手動でシャットダウンを行う場合、またはCisco SAN OSソフトウェアによってシャットダウンされる場合、シャットダウン リンクに接続されているスイッチは相互に連携し、シャットダウンされるまでにポートのすべてのフレームがリンクを介して安全に送信されるようにします。この拡張機能によって、フレーム損失の可能性が低減されます。

次のような状況では、シャットダウンを正常に行うことができません。

スイッチからポートを物理的に取り外す場合

In-Order-Delivery(IOD;インオーダー デリバリ)がイネーブルの場合( 順序どおりの配信を参照)

Min_LS_interval間隔が10秒を超える場合( グローバルFSPF情報の表示を参照)


) この機能は、このEポート インターフェイスの両端にある両方のスイッチがMDSスイッチであり、Cisco SAN OS Release 2.0(1b)またはそれ以降のソフトウェアを使用している場合にのみ始動します。


インターフェイスを正常にシャットダウンする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# shutdown

インターフェイスを正常にシャットダウンし、トラフィック フローを管理上ディセーブルにします(デフォルト)。

トラフィック フローをイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# no shutdown

no プレフィクスが使用された場合(動作ステートはup)、管理上トラフィックを許可するようにトラフィック フローをイネーブルにします。

インターフェイス モード

インターフェイス モードを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport mode F

switch(config-if)#

ポートの管理モードを設定します。動作ステートをauto、E、F、FL、Fx、TL、またはSDポート モードに設定できます。


) Fxポートは、FポートまたはFLポート(ホスト接続のみ)を指します。Eポートは含まれません。


switch(config-if)# switchport mode auto

switch(config-if)#

E、F、FL、またはTEポート モード動作(TLまたはSDポート モードは含まない)を自動ネゴシエーションするようにインターフェイス モードを設定します。


) TLポートとSDポートを自動設定することはできません。この2つのポートは、管理上設定する必要があります。


TLポートのALPAキャッシュ

TLポートを自動的に設定することはできませんが、Cisco SAN OS Release 1.3(5)では手動でArbitrated Loop Physical Address(ALPA)キャッシュにエントリを設定できます。一般的に、ALPAが装置に割り当てられるときにALPAキャッシュ エントリが自動的に入力されます。各装置は、Port World Wide Name(pWWN)によって識別されます。装置にALPAが割り当てられると、その装置のエントリがALPAキャッシュに自動的に作成されます。

キャッシュには、新しく割り当てられたALPA値が含まれます。これらのキャッシュは、各種のTLポートで維持されます。装置にすでにALPAがある場合、Cisco SAN OSソフトウェアは同じALPAを毎回装置に割り当てようとします。ALPAキャッシュは持続性ストレージに維持され、スイッチを再起動しても情報を維持します。最大キャッシュ サイズは、1000エントリです。キャッシュがいっぱいになると、新しいALPAが割り当てられ、Cisco SAN OSソフトウェアが非アクティブ キャッシュ エントリ(存在する場合)を廃棄し、新しいエントリ用のスペースを作ります。

TLポートの詳細については、「TLポート情報の表示」を参照してください。

手動でALPAキャッシュにエントリを挿入する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# tlport alpa-cache interface fc1/2 pwwn 22:00:00:20:37:46:09:bd alpa 0x02

ALPAキャッシュに手動のエントリを設定します。

ステップ 3

switch(config)# tlport alpa-cache interface fc1/3 pwwn 22:00:00:20:37:46:09:bd

ALPAキャッシュからこのエントリを削除します。

ALPAキャッシュ内容の表示

show tlport alpa-cache コマンドは、ALPAキャッシュの内容を表示します。

switch# show tlport alpa-cache
---------------------------------------------------------
alpa pWWN Interface
---------------------------------------------------------
0x02 22:00:00:20:37:46:09:bd fc1/2
0x04 23:00:00:20:37:46:09:bd fc1/2
 

最初のエントリは、22:00:00:20:37:46:09:bdのpWWNを持つ装置がTLポートfc1/2上でエクスポートされる場合、pWWNにalpa 0x02(存在する場合)が割り当てられることを示します。

ALPAキャッシュのクリア

clear tlport alpa-cache コマンドは、ALPAキャッシュのすべての内容をクリアします。

管理速度

デフォルトでは、インターフェイスの管理速度はスイッチによって自動計算されます。

インターフェイスの管理速度を設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config-if)# switchport speed 1000

switch(config-if)#

インターフェイスの管理速度を1000 Mbpsに設定します。

数値は、Mbpsを表します。1 Gbpsインターフェイスには1000 Mbpsの速度、2 Gbpsインターフェイスには2000 Mbpsの速度、またはauto(デフォルト)を設定できます。

switch(config-if)# switchport speed auto

switch(config-if)#

インターフェイスの出荷時の設定(auto)管理速度を再設定します。

インターフェイスの説明

インターフェイスの説明を設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport description cisco-HBA2

インターフェイスの説明を設定します。

ストリングの長さは、最大80文字まで可能です。

switch(config-if)# no switchport description

インターフェイスの説明をクリアします。

BB_credit

BB_creditはフロー制御メカニズムで、スイッチはフレームを廃棄できないのでFCスイッチがバッファ不足にならないようにします。BB_creditは、ホップごとにネゴシエーションします。

受信BB_credit( fcrxbbcredit )値を各FCインターフェイスに設定することができます。ほとんどの場合、デフォルト設定を変更する必要がありません。


) 受信BB_credit値は、モジュール タイプとポート モードによって異なります。
16ポート スイッチング モジュールおよびフルレート ポートの場合、デフォルト値は、Fxモードでは16、EモードまたはTEモードでは255です。最大値は、すべてのモードで255です。必要に応じて、この値を変更できます。
32ポート スイッチング モジュールおよびホスト最適化ポートの場合、デフォルト値は、FXモード、Eモード、およびTEモードで12です。この値を変更することはできません。



) Cisco MDS 9100シリーズでは、白で縁取られたポートの最左のグループ(9120スイッチでは4ポート、9140スイッチでは8ポート)は、16ポート スイッチング モジュールと同様にフルレート回線です。その他のポート(9120スイッチでは16ポート、9140スイッチでは32ポート)は、32ポート スイッチング モジュールと同様にホスト向けに最適化されます。4つのホスト最適化ポートで構成される各グループは、32ポート スイッチング モジュールと同一のルールを保持します。


ファイバ チャネル インターフェイスのBB_creditを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit default

デフォルトの使用可能な値を選択されたインターフェイスに適用します。使用可能な値は、ポート モードによって異なります。デフォルト値は、ポート機能に応じて割り当てられます。

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit 5

選択されたインターフェイスのBB_creditを5に割り当てます。BB_creditを割り当てる範囲は、1~255です。

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit 5 mode E

ポートがEモードまたはTEモードで動作する場合は、この値を割り当てます。BB_creditを割り当てる範囲は、1~255です。

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit 5 mode Fx

ポートがFモードまたはFLモードで動作する場合は、この値を割り当てます。BB_creditを割り当てる範囲は、1~255です。

ステップ 4

switch# do show int fc1/1

fc1/1 is up

...

16 receive B2B credit remaining

3 transmit B2B credit remaining

送受信のBB_creditをこのインターフェイスのその他の関連インターフェイス情報とともに表示します。


) レジスタが読み取られるとき、BB_creditは正しい値です。データ トラフィックが遅いときに状況を確認するのに役立ちます。


パフォーマンス バッファ

設定された受信BB_credit値に関係なく、パフォーマンス バッファと呼ばれるもう1つのバッファがスイッチ ポート パフォーマンスを改善させます。組み込み型のスイッチ アルゴリズムを利用するのではなく、特定のアプリケーションにパフォーマンス バッファ値を手動で設定できます(たとえば、FCIPインターフェイス上でフレームを転送する場合など)。

任意のCisco MDS 9000ファミリー スイッチの各物理ファイバ チャネル インターフェイスに、設定されたrxbbredit値に加えて割り当てられたパフォーマンス バッファの数を指定できます。

デフォルトのパフォーマンス バッファ値は0です。 default オプションを使用する場合、組み込み型のアルゴリズムが使用されます。このコマンドを指定しない場合、 default オプションが自動的に使用されます。

ファイバ チャネル インターフェイスのパフォーマンス バッファを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit performance-buffers 45

選択されたインターフェイスのパフォーマンス バッファを45に割り当てます。値の範囲は、1~145です。

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit performance-buffers default

組み込み型のアルゴリズムを使用する出荷時の設定に戻します。


show interface bbcreditコマンドを使用して、パフォーマンス バッファ値およびその他のBB_credit情報を表示します。


拡張BB_credit

BB_credit機能によって、最大255の受信バッファを設定できます。この値は長距離リンクには不十分です。長距離リンクのBB_creditを実現するために、Cisco SAN OS Release 2.0(1b)に拡張BB_creditフロー制御メカニズムが導入されました。この機能によって、最大3,500の受信BB_creditをファイバ チャネル ポートに設定することが可能になります。

この機能を使用するには、次の条件を満たす必要があります。

ENTERPRISE_PKGライセンスを入手します(「ライセンスの入手とインストール」を参照)。

Cisco MDS 9216iスイッチまたはMPS-14/2モジュールのフル レート4ポート グループの任意のポートにこの機能を設定します(図 12-1を参照)。

図 12-2 拡張BB_Credit機能のポート グループ サポート

 

拡張クレジット設定をサポートするポート グループは、次のとおりです。

ポート1~4の任意の1つのポート(図 12-1ではグループ1と表示されます)。

ポート5~8の任意の1つのポート(図 12-1ではグループ2と表示されます)。

ポート9~12の任意の1つのポート(図 12-1ではグループ3と表示されます)。


) 最後の2つのファイバ チャネル ポート(ポート13と14)および2つのギガビット イーサネット ポートは拡張BB_credit機能をサポートしません(図 12-1を参照)。


目的のCisco MDSスイッチでこの機能を明示的にイネーブルにします。

4ポート グループの最初のポートに2,400を超えるBB_creditを割り当てる必要がある場合は、そのポート グループの残りの3つのポートをディセーブルにします。

ポート グループの任意の1つのポートに2,400を下回るBB_creditを割り当てる場合、そのポート グループの残りの3つのポートはポート モードに基づいて最大255のBB_creditを維持できます。


) 残り3つのポートの受信BB_credit値は、ポート モードに基づきます。デフォルト値は、Fxモードでは16、EモードまたはTEモードでは255です。最大値は、すべてのモードで255です。この値は、必要に応じて255のBB_creditの最大値を超えずに変更することができます。


2,400を超える(最大3,500まで)拡張BB_creditをポート グループのポートに割り当てる場合、他の3つのポートをディセーブルにする必要があります。

BB_credit値を変更すると、ポートが一度ディセーブルされ、再度イネーブルされることを認識しておいてください。

Cisco SAN OS Release 1.3またはその前のリリースに中断することなくダウングレードする必要がある場合は、この機能を明示的にディセーブルにします。この機能をディセーブルにすると、既存の拡張BB_credit設定が完全に消去されます。


) 拡張BB_credit設定は、受信BB_creditおよびパフォーマンス バッファ設定より優先されます。


MDS-14/2インターフェイスまたはCisco MDS 9216iスイッチのインターフェイスに拡張BB_creditを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# fcrxbbcredit extended enable

拡張BB_credit機能をイネーブルにします。

switch(config)# no fcrxbbcredit extended enable

拡張BB_credit機能をディセーブル(デフォルト)にします。

ステップ 3

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 4

switch(config-if)# switchport fcrxbbcredit extended 1500

指定したインターフェイスに1,500クレジットの拡張BB_credit値を適用します。有効値は256~3,500クレジットです。

switch(config-if)# no switchport fcrxbbcredit extended 2500

このポートに設定されたBB_credit設定をクリアします。

ステップ 5

switch# do show int fc3/2

fc3/2 is trunking

Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser w/o OFC (SN)

Port WWN is 20:82:00:05:30:00:2a:1e

Peer port WWN is 20:42:00:0b:46:79:f1:80

Admin port mode is auto, trunk mode is on

Port mode is TE

Port vsan is 1

Speed is 2 Gbps

Transmit B2B Credit is 255

Receive B2B Credit is 1500

Receive data field Size is 2112

...

インターフェイスがアップの状態の場合、このインターフェイスの送受信のBB_credit値を他の関連するインターフェイス情報とともに表示します。


) 受信BB_credit値は、適用可能な場合に、拡張BB_credit設定を反映させます。


フレーム カプセル化

switchport encap eisl コマンドは、SDポート インターフェイスにのみ適用されます。このコマンドは、SDポート モードにあるインターフェイスによって送信されたすべてのフレームのフレーム フォーマットを判別します。encapがEISLに設定されると、SPAN送信元に関係なく、すべてのフレームがEISLフレーム フォーマットで送信されます。

switchport encap eisl コマンドはデフォルトでディセーブルにされています。カプセル化をイネーブルにする場合、すべての発信フレームがカプセル化され、 show interface SD_port_interface コマンド出力に新しい行( Encapsulation is eisl )が表示されます( フレームのカプセル化を参照)。

受信データ フィールド サイズ

ファイバ チャネル インターフェイスの受信データ フィールド サイズも設定できます。デフォルトのデータ フィールド サイズが2112バイトの場合、フレームの長さは2148バイトです。

switchport fcrxbufsize コマンドを使用して、ファイバ チャネル インターフェイスのデータ フィールド サイズを設定します。

データ フィールド サイズを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport fcrxbufsize 2000

選択されたインターフェイスのデータ フィールド サイズを2000バイトに減らします。デフォルトは2112バイトで、範囲は256~2112バイトです。

標識モード

デフォルトでは、すべてのスイッチで標識モードがディセーブルにされています。標識モードはグリーンに点灯し、指定されたインターフェイスの物理的な位置を識別するのに役立ちます。

beacon コマンドは、インターフェイスの動作には影響しません。

指定されたインターフェイス、またはインターフェイス範囲の標識モードをイネーブルにする手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface fc1/1

switch(config-if)#

指定されたインターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# switchport beacon

インターフェイスの標識モードをイネーブルにします。

switch(config-if)# no switchport beacon

インターフェイスの標識モードをディセーブルにします。

インターフェイスが分離される原因になる外部ループバックが検出された場合に、グリーンに点灯する表示ランプが自動的に付きます。グリーンに点灯する表示ランプは、標準モード設定を無効にします。外部ループバックが取り除かれると、標準モード設定を反映するためにLEDのステートが元の状態に戻されます。

標準LEDの識別

図 12-3は、16ポート スイッチング モジュールのSTATUS LED、LINK LED、およびSPEED LEDを表示します。

図 12-3 Cisco MDS 9000ファミリー スイッチのインターフェイス モード

1

STATUS LED1

3

LINK LED 1 とSPEED LED2

2

1/2 Gbpsファイバ チャネル ポート グループ3

4

管理用タグ4

1.「モジュールLEDの識別」を参照してください。

2.「SPEED LEDについて」を参照してください。

3.「32ポート設定時の注意事項」を参照してください。

4.Cisco MDS 9000 Family Hardware Installation Guide』を参照してください。

SPEED LEDについて

各ポートの左側にはLINK LEDが1つあり、右側にはSPEED LEDが1つあります。

SPEED LEDは、ポート インターフェイスの速度を表示します。

消灯 ― ポートに接続されたインターフェイスが1000 Mbpsで機能しています。

点灯(グリーン) ― ポートに接続されたインターフェイスが2000 Mbpsで機能しています(2 Gbpsインターフェイス)。

SPEED LEDは、また標識モードがイネーブル、またはディセーブルかを表示します。

消灯 ― 標識モードがディセーブルにされています。

点灯(グリーン) ― 標識モードがイネーブルにされています。LEDは、1秒間隔で点灯します。

スイッチ ポートのデフォルト値

各種のスイッチ ポート属性のデフォルト値を設定できます。これらの属性は、この時点でそれぞれを指定しなくても、今後のすべてのスイッチ ポート設定にグローバルに適用されます。

スイッチ ポート属性を設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# no system default switchport shutdown

switch(config-if)#

インターフェイス管理ステートのデフォルト設定をupに設定します(出荷時のデフォルト設定はdownです)。


ヒント このコマンドは、管理ステートに対してユーザ設定が存在しないインターフェイスにのみ適用されます。

switch(config)# system default switchport shutdown

switch(config-if)#

インターフェイス管理ステートのデフォルト設定をdownに設定します。これが出荷時のデフォルト設定です。


ヒント このコマンドは、管理ステートに対してユーザ設定が存在しないインターフェイスにのみ適用されます。

switch(config)# system default switchport trunk mode auto

switch(config-if)#

インターフェイスの管理トランク モード ステートのデフォルト設定をautoに設定します。

(トランク モードの出荷時デフォルト設定はonです。)

SFPトランスミッタ タイプ

Release 2.0(1b)では、Cisco SAN OSソフトウェアのFibre Channel Optical Transmitter(FCOT)の用語がSFPに置き換えられています。

SFPハードウェア トランスミッタは、 show interface brief コマンドが表示される際に略語で特定されます。関連するSFPがシスコによって割り当てられた拡張IDを持つ場合、 show interface コマンドと show interface brief コマンドは、トランスミッタ タイプではなく、IDを表示します。 show interface transceiver コマンドと show interface fc slot / port transceiver コマンドは、シスコがサポートするSFPに対して両方の値を表示します。 表 12-5 では、コマンド出力で使用される略語を定義します(インターフェイス情報の表示を参照)。

 

表 12-5 SFPトランスミッタの略語定義

定義
略語
GBIC仕様に定義された標準トランスミッタ

short wave laser

swl

long wave laser

lwl

long wave laser cost reduced

lwcr

electrical

elec

シスコによってサポートされるSFPに割り当てられた拡張トランスミッタ

CWDM-1470

c1470

CWDM-1490

c1490

CWDM-1510

c1510

CWDM-1530

c1530

CWDM-1550

c1550

CWDM-1570

c1570

CWDM-1590

c1590

CWDM-1610

c1610

管理インターフェイスの設定

管理インターフェイス(mgmt0)を介して遠隔からスイッチを設定できます。遠隔からの接続を設定するには、スイッチにアクセスできるようにするためにCLI(コマンドライン インターフェイス)からIPパラメータ(IPアドレス、サブネット マスクおよびデフォルト ゲートウェイ)を設定する必要があります。


) 手動で管理インターフェイスの設定を開始する前に、スイッチのIPアドレスおよびサブネット マスクを取得してください。


mgmt0イーサネット インターフェイスの設定手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config terminal

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface mgmt0

switch(config-if)#

スイッチに管理イーサネット インターフェイスを設定して、管理インターフェイスを設定します。

ステップ 3

switch(config-if)# ip address 172.16.1.2 255 255.255.0

ステップ2で指定されたインターフェイスのIPアドレスとIPサブネット マスクを入力します。

ステップ 4

switch(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 5

switch(config-if)# exit

switch(config)#

コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 6

switch(config)# ip default-gateway 1.1.1.4 switch(config)#

デフォルトのゲートウェイIPアドレスを設定します。

ステップ 7

switch(config)# exit

switch#

EXECモードに戻ります。

ステップ 8

switch# copy running-config startup-config

(任意)ファイル システムに設定の変更内容を保存します。


) 設定を保存する場合、このコマンドをいつでも入力できます。


管理ポート(mgmt 0)は自動検知で、全二重モードおよび10/100 Mbpsの速度で動作します。速度およびモードを設定することはできません。


) デフォルト ゲートウェイがスイッチに接続され、IPパケットを送信、または各サブネットのルートを追加するように明示的に設定する必要があります。


VSANインターフェイスの設定

VSANは、ファイバ チャネル ファブリックに適用し、同一の物理インフラストラクチャで複数の分離SANトポロジーを設定することを可能にします。VSANの上にIPインターフェイスを作成して、このインターフェイスを使用してこのVSANにフレームを送信できます。この機能を使用するには、このVSANのIPアドレスを設定する必要があります。VSANインターフェイスを存在しないVSANに作成することはできません。

VSANインターフェイスを作成または削除するときは、次の注意事項に従ってください。

VSANにインターフェイスを作成する前にVSANを作成します。VSANが存在しない場合、インターフェイスを作成できません。

インターフェイスVSANの作成 ― これは、自動的に作成されません。

VSANを削除すると、接続されたインターフェイスが自動的に削除されます。

各インターフェイスを1つのVSANだけに設定します。


ヒント VSANインターフェイスを設定したあと、IPアドレスまたはVirtual Router Redundancy Protocol(VRRP)機能を設定できます(「IPサービスの設定」を参照)。


VSANインターフェイスを作成する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# interface vsan 5

switch(config-if)#

VSANをID 5に設定します。

CIMの設定

Common Information Model(CIM)とは、既存の規格を拡張してネットワークまたはエンタープライズ環境の管理情報を記述するオブジェクト指向の情報モデルです。CIMメッセージはN Extensible Markup Language(XML)にエンコードされるため、プラットフォームや実装に依存しません。CIMは1つの仕様と1つのスキーマで構成されています。この仕様では、管理データを記述して他の管理モデルと統合する構文とルールを定義します。スキーマはシステム、アプリケーション、ネットワーク、および装置に実際のモデル記述を提供します。

CIMの詳細については、次のURLにあるDistributed Management Task Force(DMTF)のWebサイトから入手可能な仕様を参照してください。 http://www.dmtf.org/

CIMサーバのCisco MDS 9000ファミリー サポートに関する詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CIM Programming Reference Guide 』を参照してください。

CIMサーバへのアクセスにCIMクライアントが必要になります。クライアントは、CIMをサポートするものであればどれでもかまいません。

CIMサーバのセキュリティ強化

セキュリティを強化する場合、ログオン情報を暗号化するためにSecure Socket Layer(SSL)認証をインストールし、HTTPSサーバをイネーブルにしてからCIMサーバをイネーブルにすることができます。CIMサーバは、デフォルトでディセーブルです。HTTPSサーバをイネーブルにしない場合、標準のHTTPサーバがイネーブルになります(デフォルト)。

HTTPSプロトコルを使用してCIMサーバを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# cimserver certificate bootflash:simserver.pem

.pem拡張子が付いたファイル名で指定されたSSL認証をインストールします。

switch(config)# cimserver clearcertificate Certificate1

(任意)指定されたSSL認証(Certificate1)をクリアします。

ステップ 3

switch(config)# cimserver enableHttps

HTTPS(セキュア プロトコル)をイネーブルにします。

switch(config)# no cimserver enableHttps

(任意)HTTPSをディセーブルにします(デフォルト)。

ステップ 4

switch(config)# cimserver enable

CIMサーバをイネーブルにします。

switch(config)# no cimserver enable

(任意)CIMサーバをディセーブルにします(デフォルト)。

HTTPプロトコルを使用してCIMサーバを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
目的

ステップ 1

switch# config t

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

switch(config)# cimserver enable

デフォルトHTTP(保護されていない)プロトコルを使用してCIMサーバをイネーブルにします。

switch(config)# no cimserver enable

(任意)CIMサーバをディセーブルにします(デフォルト)。

switch(config)# no cimserver enableHttp

(任意)HTTPをディセーブルにします。

switch(config)# cimserver enableHttp

(任意)HTTPをイネーブルにし、スイッチのデフォルトに戻します。

インターフェイス情報の表示

show interface コマンドをEXECモードから呼び出して、インターフェイス設定を表示します。引数を入力しないと、このコマンドはスイッチ内に設定されたすべてのインターフェイスの情報を表示します(例 12-1 12-15 を参照)。

例12-1 すべてのインターフェイスの表示

switch# show interface
fc1/1 is up
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:0b:00:05:30:00:8d:de
Admin port mode is F
Port mode is F, FCID is 0x610000
Port vsan is 2
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 3
Receive B2B Credit is 16
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
134 frames input, 8468 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
154 frames output, 46072 bytes
0 discards, 0 errors
1 input OLS, 1 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
1 output OLS, 0 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
. . .
fc1/9 is trunking
Hardware is Fibre Channel, SFP is long wave laser cost reduced
Port WWN is 20:09:00:05:30:00:97:9e
Peer port WWN is 20:0b:00:0b:5f:a3:cc:00
Admin port mode is E, trunk mode is on
Port mode is TE
Port vsan is 100
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 255
Receive B2B Credit is 255
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
Trunk vsans (admin allowed and active) (1,100,3000)
Trunk vsans (up) (1,100,3000)
Trunk vsans (isolated) ()
Trunk vsans (initializing) ()
5 minutes input rate 280 bits/sec, 35 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 176 bits/sec, 22 bytes/sec, 0 frames/sec
4609939 frames input, 8149405708 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
4638491 frames output, 7264731728 bytes
0 discards, 0 errors
3 input OLS, 9 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
9 output OLS, 7 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
. . .
fc1/13 is up
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:0d:00:05:30:00:97:9e
Admin port mode is auto, trunk mode is on
Port mode is F, FCID is 0x650100
Port vsan is 100
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 3
Receive B2B Credit is 16
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
8696 frames input, 3227212 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
16799 frames output, 6782444 bytes
0 discards, 0 errors
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
1 output OLS, 1 LRR, 0 NOS, 1 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
. . .
sup-fc0 is up
Hardware is Fibre Channel
Speed is 1 Gbps
139597 packets input, 13852970 bytes
0 multicast frames, 0 compressed
0 input errors, 0 frame, 0 overrun 0 fifo
139516 packets output, 16759004 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 fifo
0 carrier errors
 
mgmt0 is up
Hardware is FastEthernet
Address is 0005.3000.80fe
Internet address is 172.19.48.96/25
MTU 1500 bytes, BW 100 Mbps
321561 packets input, 70215667 bytes
0 multicast frames, 0 compressed
0 input errors, 0 frame, 0 overrun 0 fifo
334550 packets output, 307482596 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 fifo
0 carrier errors
 
vsan1 is up, line protocol is up
WWPN is 10:00:00:05:30:00:12:63, FCID is 0xef001e
Internet address is 10.10.11.10/24
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit
0 packets input, 0 bytes, 0 errors, 0 multicast
0 packets output, 0 bytes, 0 errors, 0 dropped
. . .
port-channel 1 is trunking
Hardware is Fibre Channel
Port WWN is 24:01:00:05:30:00:97:9e
Admin port mode is E, trunk mode is on
Port mode is TE
Port vsan is 1
Speed is 4 Gbps
Trunk vsans (admin allowed and active) (1,100,3000)
Trunk vsans (up) (1)
Trunk vsans (isolated) (100,3000)
Trunk vsans (initializing) ()
5 minutes input rate 648 bits/sec, 81 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 304 bits/sec, 38 bytes/sec, 0 frames/sec
4629945 frames input, 206672020 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
4547515 frames output, 687414748 bytes
0 discards, 0 errors
2 input OLS, 2 LRR, 4 NOS, 0 loop inits
6 output OLS, 2 LRR, 4 NOS, 0 loop inits
Member[1] : fc1/1
Member[2] : fc1/2.
. . .
 

インターフェイス情報を表示するのに引数(インターフェイスの範囲、または複数指定されたインターフェイス)を指定することもできます。次の例のフォーマットでコマンドを入力してインターフェイス範囲を指定できます。

interface fc1/1 - 5 , fc2/5 - 7

) ダッシュ(-)の前後およびカンマ( ,)の前後にスペースが必要です。


例12-2 複数指定されたインターフェイスの表示

switch# show interface fc3/13 , fc3/16
fc3/13 is up
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:8d:00:05:30:00:97:9e
Admin port mode is FX
Port mode is F, FCID is 0x7b0300
Port vsan is 1
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 3
Receive B2B Credit is 12
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
1856 frames input, 116632 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
1886 frames output, 887712 bytes
0 discards, 0 errors
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 1 loop inits
1 output OLS, 1 LRR, 0 NOS, 1 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
 
fc3/16 is up
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:90:00:05:30:00:97:9e
Admin port mode is FX
Port mode is F, FCID is 0x7d0100
Port vsan is 3000
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 3
Receive B2B Credit is 12
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
5 minutes input rate 504 bits/sec, 63 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 520 bits/sec, 65 bytes/sec, 0 frames/sec
47050 frames input, 10311824 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
62659 frames output, 10676988 bytes
0 discards, 0 errors
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
1 output OLS, 1 LRR, 0 NOS, 1 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.

例12-3 指定されたインターフェイスの表示

switch# show interface fc2/2
fc2/2 is trunking
Port description is Trunk to Core-4
Hardware is Fibre Channel, SFP is short wave laser
Port WWN is 20:42:00:05:30:00:97:9e
Peer port WWN is 20:cc:00:05:30:00:50:9e
Admin port mode is E, trunk mode is on
Port mode is TE
Port vsan is 1
Speed is 2 Gbps
Transmit B2B Credit is 255
Receive B2B Credit is 255
Receive data field Size is 2112
Beacon is turned off
Belongs to port-channel 2
Trunk vsans (admin allowed and active) (1,100,3000)
Trunk vsans (up) (1)
Trunk vsans (isolated) (100,3000)
Trunk vsans (initializing) ()
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 32 bits/sec, 4 bytes/sec, 0 frames/sec
2214834 frames input, 98673588 bytes
0 discards, 0 errors
0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
2262415 frames output, 343158368 bytes
0 discards, 0 errors
1 input OLS, 1 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
2 output OLS, 1 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
 

例12-4 VSANインターフェイスの表示

switch# show interface vsan 2
vsan2 is up, line protocol is up
WWPN is 10:00:00:05:30:00:59:1f, FCID is 0xb90100
Internet address is 10.1.1.1/24
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit
0 packets input, 0 bytes, 0 errors, 0 multicast
0 packets output, 0 bytes, 0 errors, 0 dropped
 

例12-5 CIMサーバ認証ファイルの表示

switch# show cimserver certificateName
cimserver certificate file name is servcert.pem
 

例12-6 CIMサーバ設定の表示

switch# show cimserver
cimserver is enabled
cimserver Http is not enabled
cimserver Https is enabled
cimserver certificate file name is servcert.pem
 

例12-7 CIMサーバのHTTPSステータスの表示

switch# show cimserver httpsstatus
cimserver Https is enabled
 

例12-8 CIMサーバのHTTPステータスの表示

switch# show cimserver httpstatus
cimserver Http is not enabled
 

例12-9 ポート説明の表示

switch# show interface description
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Description
-------------------------------------------------------------------------------
fc3/1 test intest
fc3/2 --
fc3/3 --
fc3/4 TE port
fc3/5 --
fc3/6 --
fc3/10 Next hop switch 5
fc3/11 --
fc3/12 --
fc3/16 --
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Description
-------------------------------------------------------------------------------
port-channel 1 --
port-channel 5 --
port-channel 6 --
 

例12-10 インターフェイス情報の表示(簡略式)

switch# show interface brief
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Vsan Admin Admin Status SFP Oper Oper Port
Mode Trunk Mode Speed Channel
Mode (Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
fc1/1 1 E on trunking swl TE 2 1
fc1/2 1 E on trunking swl TE 2 1
fc1/3 1 auto on SFPAbsent -- -- --
fc1/4 1 auto on SFPAbsent -- -- --
fc1/5 3000 auto on up swl F 2 --
...
fc2/2 1 E on trunking swl TE 2 2
fc2/3 1 auto on down c1610 -- --
fc2/4 1 auto on down c1590 -- --
fc2/5 3000 auto on notConnected lwcr -- --
fc2/6 1 auto on SFPAbsent -- -- --
...
fc3/16 3000 FX -- up swl F 2 --
fc3/17 1 FX -- SFPAbsent -- -- --
...
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status IP Address Speed MTU
-------------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet4/1 SFPAbsent -- auto 1500
...
GigabitEthernet4/6 down 10.1.1.2/8 auto 3000
GigabitEthernet4/7 down 10.1.1.27/24 auto 1500
GigabitEthernet4/8 down -- auto 1500
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status Oper Mode Oper Speed
(Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
iscsi4/1 down --
...
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status Speed
(Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
sup-fc0 up 1
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Status IP Address Speed MTU
-------------------------------------------------------------------------------
mgmt0 up 172.19.48.96/25 100 Mbps 1500
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Vsan Admin Status Oper Oper
Trunk Mode Speed
Mode (Gbps)
-------------------------------------------------------------------------------
port-channel 1 1 on trunking TE 4
port-channel 2 1 on trunking TE 4
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Vsan Admin Admin Status Oper Profile Port-channel
Mode Trunk Mode
Mode
-------------------------------------------------------------------------------
fcip10 1 auto on notConnected -- 10 --
 

例12-11 インターフェイス カウンタの表示

switch# show interface counters
fc3/1
5 minutes input rate 24 bits/sec, 3 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 16 bits/sec, 2 bytes/sec, 0 frames/sec
3502 frames input, 268400 bytes
0 discards, 0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
3505 frames output, 198888 bytes
0 discards
1 input OLS, 1 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
2 output OLS, 1 LRR, 1 NOS, 0 loop inits
1 link failures, 1 sync losses, 1 signal losses
.
.
.
fc9/8
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
0 frames input, 0 bytes
0 class-2 frames, 0 bytes
0 class-3 frames, 0 bytes
0 class-f frames, 0 bytes
0 discards, 0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
0 frames output, 0 bytes
0 class-2 frames, 0 bytes
0 class-3 frames, 0 bytes
0 class-f frames, 0 bytes
0 discards
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
0 output OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
0 link failures, 0 sync losses, 0 signal losses
16 receive B2B credit remaining
3 transmit B2B credit remaining.
. . .
sup-fc0
114000 packets input, 11585632 bytes
0 multicast frames, 0 compressed
0 input errors, 0 frame, 0 overrun 0 fifo
113997 packets output, 10969672 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 fifo
0 carrier errors
 
mgmt0
31557 packets input, 2230860 bytes
0 multicast frames, 0 compressed
0 input errors, 0 frame, 0 overrun 0 fifo
26618 packets output, 16824342 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 7 fifo
0 carrier errors
 
vsan1
0 packets input, 0 bytes, 0 errors, 0 multicast
0 packets output, 0 bytes, 0 errors, 0 dropped
.
.
.
port-channel 1
5 minutes input rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
5 minutes output rate 0 bits/sec, 0 bytes/sec, 0 frames/sec
0 frames input, 0 bytes
0 class-2 frames, 0 bytes
0 class-3 frames, 0 bytes
0 class-f frames, 0 bytes
0 discards, 0 CRC, 0 unknown class
0 too long, 0 too short
0 frames output, 0 bytes
0 class-2 frames, 0 bytes
0 class-3 frames, 0 bytes
0 class-f frames, 0 bytes
0 discards
0 input OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
0 output OLS, 0 LRR, 0 NOS, 0 loop inits
0 link failures, 0 sync losses, 0 signal losses

) インターフェイス9/8と9/9はトランキング ポートではなく、クラス2、3、およびF情報も表示します。


例12-12 インターフェイス カウンタの表示(簡略式)

switch# show interface counters brief
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Input (rate is 5 min avg) Output (rate is 5 min avg)
----------------------------- -----------------------------
Rate Total Rate Total
Mbits/s Frames Mbits/s Frames
-------------------------------------------------------------------------------
fc3/1 0 3871 0 3874
fc3/2 0 3902 0 4232
fc3/3 0 3901 0 4138
fc3/4 0 3895 0 3894
fc3/5 0 3890 0 3897
fc9/8 0 0 0 0
fc9/9 0 5 0 4
fc9/10 0 4186 0 4182
fc9/11 0 4331 0 4315
 
-------------------------------------------------------------------------------
Interface Input (rate is 5 min avg) Output (rate is 5 min avg)
----------------------------- -----------------------------
Rate Total Rate Total
Mbits/s Frames Mbits/s Frames
-------------------------------------------------------------------------------
port-channel 1 0 0 0 0
port-channel 2 0 3946 0 3946
 

例12-13 BB_credit情報の表示

switch# show interface bbcredit
fc2/1 is down (SFP not present)
...
fc2/17 is trunking
Transmit B2B Credit is 255
Receive B2B Credit is 12
Receive B2B Credit performance buffers is 375
12 receive B2B credit remaining
255 transmit B2B credit remaining
fc2/18 is down (SFP not present)
fc2/19 is down (SFP not present)
fc2/20 is down (SFP not present)
fc2/21 is down (Link failure or not-connected)
...
fc2/31 is up
Transmit B2B Credit is 0
Receive B2B Credit is 12
Receive B2B Credit performance buffers is 48
12 receive B2B credit remaining
0 transmit B2B credit remaining
fc2/32 is down (Link failure or not-connected)
 

例12-14 指定されたファイバ チャネル インターフェイスのBB_credit情報の表示

switch# show interface fc2/31 bbcredit
fc2/31 is up
Transmit B2B Credit is 0
Receive B2B Credit is 12
Receive B2B Credit performance buffers is 48
12 receive B2B credit remaining
0 transmit B2B credit remaining

) SFPが存在する場合、show interface transceiverコマンドはCisco MDS 9100シリーズのスイッチだけに入力できます(例12-15を参照)。


例12-15 トランシーバ情報の表示

switch# show interface transceiver
fc1/1 SFP is present
name is CISCO-AGILENT
part number is QFBR-5796L
revision is
serial number is A00162193
fc-transmitter type is short wave laser
cisco extended id is unknown (0x0)
...
fc1/9 SFP is present
name is FINISAR CORP.
part number is FTRJ-1319-7D-CSC
revision is
serial number is H11A6ER
fc-transmitter type is long wave laser cost reduced
cisco extended id is unknown (0x0)
...
 

例12-16に、指定されたインターフェイスの実行コンフィギュレーションを示します。

例12-16 指定されたインターフェイスの実行コンフィギュレーションの表示

switch# show running-config interface fc1/1
interface fc1/1
switchport mode FL
no shutdown
 

TLポート情報の表示

プライベート ループ装置は、アービトレート型ループに存在するレガシー装置を表します。これらの装置は、同一の物理ループ上にある装置だけで通信するのでスイッチ ファブリックを認識しません。

レガシー装置はファイバ チャネル ネットワークで使用され、ループ外部の装置は、それらの装置と通信する必要があります。TLポートを介して通信機能が提供されます。

switchport mode コマンドを使用して、TLポートを設定します(インターフェイス モードを参照)。

show tlport コマンドは、TLポート インターフェイス設定値を表示します。このコマンドは、スイッチに設定されたすべてのTLポートのリストを提供し、関連VSAN、ポートのFC ID(ドメインおよびエリアだけが有効)、およびTLポートの現在の動作ステート(upまたはinitializing)を表示します(例 12-17 12-20 を参照)。

例12-17 すべてのVSANのTLポートの表示

switch# show tlport list
-------------------------------
Interface Vsan FC-ID State
------------------------- ------
fc1/16 1 0x420000 Init
fc2/26 1 0x150000 Up

TLポートでは、プライベート装置(ループに物理的に存在する装置)はファブリック装置を認識できます。またループ上のファブリック装置をプロキシすることによって、その逆も可能です。ファブリック装置は、各ファブリック装置にこのループのALPAを割り当てることによってプロキシされます。

これらのプロキシされた装置に加えて、他の仮想装置(ローカルまたはリモート ドメイン コントローラ アドレス)にもループのALPAが割り当てられます。スイッチは独自のプライベート装置との通信用にALPAを確保し、SCSIイニシエータとして動作します。

show tlport interface コマンド出力の最初のカラムは、ループ装置のALPA IDです。そのあとのカラムには、ポートWWN、各装置のノードWWN、SCSIイニシエータまたはターゲットとしての装置、および装置の実際のFD IDが含まれます。

例12-18 指定されたTLポートの詳細な情報の表示

switch# show tlport interface fc1/16 all
fc1/16 is up, vsan 1, FCID 0x420000
--------------------------------------------------------------------------------
alpa pWWN nWWN SCSI Type Device FC-ID
--------------------------------------------------------------------------------
0x01 20:10:00:05:30:00:4a:de 20:00:00:05:30:00:4a:de Initiator Proxied 0xfffc42
0x73 22:00:00:20:37:39:ae:54 20:00:00:20:37:39:ae:54 Target Private 0x420073
0xef 20:10:00:05:30:00:4a:de 20:00:00:05:30:00:4a:de Initiator Switch 0x0000ef
 

例12-19 プライベート装置のTLポート情報の表示

switch# show tlport int fc1/16 pri
fc1/16 is up, vsan 1, FCID 0x420000
------------------------------------------------------------------------
alpa pWWN nWWN SCSI Type FC-ID ------------------------------------------------------------------------
0x73 22:00:00:20:37:39:ae:54 20:00:00:20:37:39:ae:54 Target 0x420073
0x74 22:00:00:20:37:38:d3:de 20:00:00:20:37:38:d3:de Target 0x420074
 

例12-20 プロキシされた装置のTLポート情報の表示

switch# show tlport int fc1/16 prox
fc1/16 is up, vsan 1, FCID 0x420000
------------------------------------------------------------------------
alpa pWWN nWWN SCSI Type FC-ID ------------------------------------------------------------------------
0x01 20:10:00:05:30:00:4a:de 20:00:00:05:30:00:4a:de Initiator 0xfffc42
0x02 21:00:00:e0:8b:01:95:e7 20:00:00:e0:8b:01:95:e7 Initiator 0x420100
 

TLポート交換の注意事項

表 12-6 に、Cisco MDS 9000ファミリー スイッチでサポートされるTLポート交換を示します。

 

表 12-6 サポートされるTLポート交換

交換元
交換先
5

プライベート イニシエータ

プライベート ターゲット

I1からT1(またはその逆)

プライベート イニシエータ

パブリック ターゲット ― Nポート

I1からT2(またはその逆)

プライベート イニシエータ

パブリック ターゲット ― NLポート

I4からT3(またはその逆)

パブリック イニシエータ ― Nポート

プライベート ターゲット

I2からT1(またはその逆)

パブリック イニシエータ ― NLポート

プライベート ターゲット

I3からT1(またはその逆)

5. 図 12-4を参照してください。

図 12-4 TLポート交換のサポート例

 

プライベート ループの設定時には、次の注意事項に従ってください。

最大64のファブリック装置をプライベート ループにプロキシできます。

プライベート ループにプロキシされるには、ファブリック装置がプライベート ループ装置と同一ゾーンに存在する必要があります。

TLポートの各プライベート装置は、別のゾーンに所属することができます。

ループ上のすべての装置は、プライベート ループとして取り扱われます。設定されたポート モードがTLである場合、ループ上でプライベート装置とパブリック装置を混合できません。

TLポートでサポートされるFC4タイプだけがSCSI(FCP)です。

同一プライベート ループ上のプライベート イニシエータとプライベート ターゲット間の通信は、TLポート サービスをアクティブにしません。

デフォルト設定値

表 12-7 は、ファイバ チャネル インターフェイス パラメータのデフォルト設定値を表示します。

 

表 12-7 デフォルトのインターフェイス パラメータ

パラメータ
デフォルト

インターフェイス モード

auto

インターフェイス速度

auto

管理ステート

shutdown(初期設定で変更していない場合)

トランキング モード

on(初期設定で変更していない場合)

トランク許可VSAN

1~4093

インターフェイスVSAN

デフォルトVSAN(1)

標識モード

消灯(ディセーブル)

EISLカプセル化

ディセーブル

データ フィールド サイズ

2112バイト

CIMサーバ

ディセーブル

CIMサーバ セキュリティ プロトコル

HTTP