Cisco MDS 9000 ファミリー Fabric Manager/Device Manager ユーザ ガイド
ファブリックのトラブルシューティン グ
ファブリックのトラブルシューティング
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ファブリックのトラブルシューティング

スイッチ デバイス状態の分析

エンドツーエンド接続の分析

スイッチ ファブリック設定の分析

ゾーン マージ結果の分析

show tech supportコマンドの発行

tracerouteなどのトラブルシューティング ツールの使用法

その他のスイッチの検索

スイッチ デバイス状態の分析

Switch Healthオプションを使用すると、特定のスイッチのコンポーネント ステータスを判別できます。Switch Healthオプションを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric ManagerのToolsメニューで Switch Health をクリックします。

Switch Health Analysisウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Start をクリックして、選択されたスイッチに影響している問題を識別します。

Switch Health Analysisウィンドウに、選択されたスイッチに影響する問題が表示されます。

ステップ 3 これらの問題を修正します。

ステップ 4 Clear をクリックして、Switch Health Analysisウィンドウの内容を削除します。

ステップ 5 Close をクリックして、ウィンドウを閉じます。


 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。


エンドツーエンド接続の分析

End to End Connectivityオプションを使用すると、スイッチ ファブリック内のデバイス間の接続およびルートを判別できます。接続ツールはpingテストを使用し、エンド デバイスの各ペアが同じVSAN(仮想SAN)内または同じアクティブ ゾーン内にあるかを調べて、各ペアが相互に通信可能かどうかをチェックします。このオプションは、ファイバ チャネル ネットワーク用に変更された ping および traceroute コマンドのバージョンを使用します。

このオプションを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Managerメニュー バーで Tools > End to End Connectivity を選択します。

End to End Connectivityウィンドウが表示されます。

ステップ 2 VSANドロップダウン リストで、接続を確認するVSANを選択します。

ステップ 3 オプション Report average latencies greater than をクリックし、マイクロ秒数を入力して、ネットワーク ファブリック内の遅延問題を識別します。

ステップ 4 Ensure that members can communicate をクリックして、選択されたエンド ポイント間のファイバ チャネルにpingを実行します。

ステップ 5 パケット数、各パケットのサイズ、およびタイムアウト(ミリ秒)を識別します。

ステップ 6 Ensure that redundant paths exist between members をクリックして、エンドポイント間の冗長パスを分析します。

ステップ 7 Analyze をクリックします。

End to End Connectivity Analysisウィンドウに、選択されたエンド ポイント、接続先スイッチ、および接続に使用されている送信元および宛先ポートが表示されます。

出力には、失敗したすべての要求が表示されます。出力の説明は次のとおりです。

Ignoring empty zone ― 空のゾーンには要求が発行されません。

Ignoring zone with single member ― メンバーが1つしかないゾーンには要求が発行されません。

Source/Target are unknown ― ポートに対応するネームサーバが存在しないか、または検出中にポートが検出されませんでした。

Both devices are on the same switch. ― 同一スイッチ上に両方のデバイスがあります。

No paths exist between the two devices. ― 2つのデバイス間にはパスが存在しません。

VSAN does not have an active zone set and the default zone is denied. ― VSAN上にアクティブ ゾーンがなく、デフォルトのゾーンが拒否されます。

Average time ... micro secs ― 遅延値が、指定されたスレッシュホールドを超過しました。

ステップ 8 Clear をクリックして、ウィンドウの内容を削除します。

ステップ 9 Close をクリックして、ウィンドウを閉じます。


 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。


スイッチ ファブリック設定の分析

Fabric Configurationオプションを使用すると、現在の設定を特定のスイッチまたはポリシー ファイルと比較して、スイッチの設定を分析することができます。スイッチの設定をファイルに保存し、ファイル内の設定とすべてのスイッチを比較することができます。

Fabric Configurationオプションを使用してスイッチの設定を分析する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric ManagerのToolsメニューで Fabric Configuration をクリックします。

Fabric Configurationウィンドウが表示されます。

ステップ 2 選択したスイッチを別のスイッチと比較するか、またはポリシー ファイルと比較するかを選択します。

スイッチと比較する場合は、 Switch をクリックし、ドロップダウン矢印をクリックして、スイッチのリストを表示します。

ポリシーと比較する場合は、 Policy File をクリックします。このオプションの右にあるボタンをクリックして、ファイル システムをブラウズし、ポリシー ファイル(*.XML)を選択します。

ステップ 3 Rules をクリックして、Fabric Configuration Analysisツールが稼働している場合に適用する規則を設定します。

Rulesウィンドウが表示されます。

ステップ 4 必要に応じてデフォルト規則を変更し、 OK をクリックします。

ステップ 5 Compare をクリックします。

設定が分析され、比較によって検出された問題点が表示されます。

ステップ 6 解決する問題点に対応するResolveカラム内をクリックして、チェックマークを付けます。

ステップ 7 Resolve Issuesオプションを選択して、問題点を解決します。

ステップ 8 Clearをクリックして、ウィンドウの内容を削除します。

ステップ 9 Closeをクリックして、ウィンドウを閉じます。


 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。


ゾーン マージ結果の分析

Fabric ManagerのToolsメニューのZone Mergeオプションを使用すると、接続された2つのスイッチのゾーン設定に互換性があるかどうかを判別できます。

Zone Mergeオプションを使用する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric ManagerのToolsメニューで Zone Merge を選択します。

Zone Merge Analysisウィンドウが表示されます。

ステップ 2 プルダウン リストでスイッチを選択します。

ステップ 3 ゾーン マージ分析を実行するVSANを識別します。

ステップ 4 Analyze をクリックします。

Zone Merge Analysisウィンドウに、選択された2つのスイッチのゾーン設定に関する矛盾点が表示されます。

ステップ 5 Clear をクリックして、ウィンドウの内容を削除します。

ステップ 6 Close をクリックして、ウィンドウを閉じます。


 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。


show tech supportコマンドの発行

Fabric Managerでは、ファブリック内の1つまたは複数のスイッチに対して show tech support コマンドを発行できます。各コマンドの結果は、指定したディレクトリ内のテキスト ファイル(各スイッチに1つずつ)に書き込まれます。これらのファイルを表示するには、Fabric Managerを使用します。

Fabric ManagerマップをJPGファイルとして保存することもできます。ファイルはシード スイッチの名前で保存されます(172.22.94.250.jpgなど)。

すべてのファイル( show tech support の出力およびマップ ファイル イメージ)をzipファイルに圧縮し、zipファイルをテクニカル サポートに送信することができます。

Fabric Managerで show tech support コマンドを使用する手順は次のとおりです。


ステップ 1 Toolsメニューで Show Tech Support を選択します。

Show Tech Supportダイアログ ボックスが表示されます。

ステップ 2 対応するIPアドレスの横にあるチェックボックスをオンにして、Show Tech Support情報を表示するスイッチを選択します。

ステップ 3 テキスト ファイル(Show Tech Support情報を格納するファイル)を書き込むディレクトリを選択します。

ステップ 4 該当するフィールドにユーザ名およびパスワードを入力します。

Fabric Managerからスイッチにshow tech supportコマンドを正常に発行するには、スイッチにこのユーザ名およびパスワードを設定する必要があります。Fabric Managerはこのユーザ名およびパスワードが設定されていないスイッチにはログインできず、エラーが返されます。

ステップ 5 タイムアウト値を設定します。

デフォルトは、30秒です。

ステップ 6 SSH(セキュア シェル)を使用してスイッチに接続する場合は、SSHチェックボックスをオンにします。

SSHチェックボックスをオンにしない場合は、Telnetが使用されます。SSHはTelnetよりも低速であるため、SSHを使用する場合は、ステップ5の説明にあるタイムアウト値を増加させる必要があります。

ステップ 7 指定されたスイッチに show tech support コマンドを発行するには、 OK ボタンをクリックします。 show tech support コマンドを発行しないでShow Tech Supportダイアログボックスを閉じるには、 Close ボタンをクリックします。

スイッチの横にあるStatusカラム内に、ステータスが強調表示されます。イエローの強調表示は、このスイッチ上でshow tech supportコマンドが現在稼働していることを示します。レッドの強調表示は、エラーを示します。グリーンの強調表示は、show tech supportコマンドが正常に完了したことを示します。コマンドが正常に完了すると、各スイッチのViewカラム内のボタンが使用可能になります。

ステップ 8 Show Tech Supportの出力を表示するには、スイッチ名の横にあるボタンをクリックします。デフォルトのテキスト エディタが開き、Show Tech Support情報が表示されます。


 


) Fabric Managerを使用しないでshow tech supportファイルを表示する場合は、任意のテキスト エディタで開くことができます。各ファイルには、スイッチのIPアドレスおよび.TXT拡張子からなる名前が付いています(111.22.33.444.txtなど)。


tracerouteなどのトラブルシューティング ツールの使用法

Toolsメニューで次のオプションを使用すると、選択されたオブジェクトとの接続を確認したり、その他の管理ツールを開くことができます。

Traceroute ― Mapペインで現在選択されている2つのエンド デバイス間の接続を確認します。

Device Manager ― Mapペインで選択されたスイッチごとにDevice Managerを起動します。

Command Line Interface ― Mapペインで選択されたスイッチとのTelnetまたはSSHセッションを開きます。

Tracerouteオプションを使用して接続を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Managerマップで複数のエンドポイントを選択します。

ステップ 2 Toolsメニューで Traceroute をクリックするか、またはいずれかのエンドポイントを右クリックして、ポップアップ メニューで Trace Route をクリックします。

Tracerouteウィンドウが表示されます。

ステップ 3 デフォルトのタイムアウト値(10秒)が短すぎるか、または長すぎる場合は、変更します。

ステップ 4 Start をクリックします。

Resultsボックスに、traceroute処理の結果が表示されます。


 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。


その他のスイッチの検索

Locate SwitchesオプションはSNMPv2を使用し、読み取り専用コミュニティ ストリング public を指定して、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)要求に応答するデバイスを検出します。Cisco MDS 9000ファミリー スイッチがSNMPv2要求に応答できるように設定する手順については、 第10章「管理者アクセスの管理」 を参照してください。

現在検出されているファブリックに含まれないスイッチを検出する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Managerのメイン ウィンドウで File > Locate Switches を選択します。

Locate Switchesダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 特定のサブネットに属する特定のアドレス範囲を入力して、スイッチの調査範囲を制限します。サブネット192.168.199.0に属するCisco MDS 9000スイッチを検索するには、次のストリングを使用します。

192.168.100.[1-254]

カンマで区切って、複数の範囲を指定できます。たとえば、2つのサブネット192.168.199.0および192.169.100.0内のすべてのデバイスを検索するには、次のストリングを使用します。

192.168.100.[1-254], 192.169.100.[1-254]

ステップ 3 Read Communityフィールドに適切な読み取りコミュニティ ストリングを入力します。

このストリングのデフォルト値は[public]です。

ステップ 4 Display Cisco MDS 9000Only をクリックして、ネットワーク ファブリック内のCisco MDS 9000ファミリー スイッチのみを表示します。

ステップ 5 Search をクリックして、ネットワーク ファブリック内のスイッチおよびデバイスを検出します。Locate Switchesウィンドウに検出結果が表示されます。


) デバイス ロケータがネットワーク ファブリック内のデバイスを検出すると、画面左下にある数字が増加します。検出プロセスが完了した場合、この数字は表示行数を示します。



 


) この手順で使用するウィンドウまたはダイアログボックスのフィールドの説明については、Fabric ManagerまたはDevice Managerヘルプ システムのReferenceを参照してください。