Cisco MDS 9000 ファミリー Fabric Manager クイック コンフィギュレーション ガイド
Fabric Manager Client
Fabric Manager Client
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Fabric Manager Client

Cisco SAN-OS Release 3.2(1) 以降のリリースでの Fabric Manager Client の起動

Fabric Manager Client の概要

ファブリック ペインに表示される複数のファブリック

コンテンツ ペイン

ファブリック ペイン

メイン メニュー

ツールバー

情報ペイン

Logical Domains ペイン

Physical Attributes ペイン

ステータス バー

コンテキスト メニュー

フィルタリング

分離可能なテーブル

Fabric Manager ウィザード

Fabric Manager Client

Cisco Fabric Manager Clientは、リモート ワークステーションから Fabric Manager アプリケーションに容易にアクセスできるようにする、Java ベースの Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)アプリケーションです。

この付録には、次の内容が記載されています。

「Cisco SAN-OS Release 3.2(1) 以降のリリースでの Fabric Manager Client の起動」

「Fabric Manager Client の概要」

「Fabric Manager ウィザード」

Cisco MDS 9000 スイッチの完全な設定機能およびステータス モニタリング機能のほかに、Fabric Manager Client には強力なファイバ チャネル トラブルシューティング ツールも備わっています。これらの詳細なヘルス分析ツールおよび設定分析ツールでは、ファイバ チャネル ping および traceroute など、MDS 9000 スイッチに固有の機能を利用しています。


) Fabric Manager Client および Fabric Manager Server では、同じリリースを使用する必要があります。


Cisco SAN-OS Release 3.2(1) 以降のリリースでの Fabric Manager Client の起動


) Cisco SAN-OS Release 3.2(1) では、Fabric Manager Client のログイン手順が変更されました。Cisco SAN-OS 3.2(1) より前の Cisco SAN-OS バージョンを稼働している場合は、「Cisco SAN-OS Release 3.1(1) から 3.2(1) でのシード スイッチの設定」または「Cisco SAN-OS Release 3.1(1) より前のリリースでのシード スイッチの設定」のログイン手順を実行します。



) Fabric Manager Client の初回起動時には、ネットワーク管理者が Fabric Manager Web Server を使用して、次に示す手順を実行する必要があります。管理者がデスクトップ上に Fabric Manager Client アイコンをインストールしたら、ユーザがそれをダブルクリックし、Fabric Manager Client を起動できます。


Fabric Manager Client を起動するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ブラウザを起動し、Fabric Manager Server のインストール先の IP アドレスを入力します。Fabric Manager Server をローカル ワークステーションにインストールしている場合は、localhost を入力します。

図4-1 に示す Fabric Manager Web Server Login ダイアログボックスが表示されます。

図4-1 Fabric Manager Web Server Login ダイアログボックス

 

ステップ 2 ユーザ名およびパスワードを入力し、 Login をクリックします。

Fabric Manager Web Server Summary ページが表示されます。

ステップ 3 ページの右上にある Download リンクをクリックします。

Fabric Manager および Device Manager の Download ページが表示されます(図4-2 を参照)。

図4-2 Fabric Manager および Device Manager の Download ページ

 

ステップ 4 Fabric Manager または Device Manager のいずれかのリンクをクリックします。

Fabric Manager Client の初回起動時には、Fabric Manager のショートカットを作成するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます(図4-3を参照)。

図4-3 Fabric Manager Create Shortcut(s) メッセージ

 

ステップ 5 Fabric Manager のショートカットを作成する場合は、 Yes をクリックします。


) このメッセージは Fabric Manager Client の初回起動時のみ表示されます。


ステップ 6 ソフトウェアがインストールされデスクトップにアイコンが作成されたら、Fabric Manager アイコンをダブルクリックして Fabric Manager を起動します。

図4-4 に示す Fabric Manager Login ダイアログボックスが表示されます。

図4-4 Fabric Manager Login ダイアログボックス

 

ステップ 7 Fabric Manager Server のユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 8 Fabric Manager Client が TCP ベースのプロキシ サーバを介して Fabric Manager Server と通信するようにするには、Use SNMP Proxy チェックボックスをオンにします。

ステップ 9 Login をクリックします。Fabric Manager Server にログインしたら、シード スイッチを設定して、アクセスを許可されたファブリックを開きます。


) Fabric Manager Client の初回起動時またはアクセス可能なファブリックがない場合には、Discover New Fabric ダイアログボックスが表示されます。


図4-5 に Discover New Fabric ダイアログボックスを示します。

図4-5 Discover New Fabric ダイアログボックス

 


) 新しいファブリックを検出できるのはネットワーク管理者のみです。


ステップ 10 ファブリック シード スイッチを、Fabric Manager が使用する Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに設定します。

ステップ 11 スイッチで使用するユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 12 スイッチに対して設定したプライバシ プロトコルに従って、次のとおり、Auth-Privacy オプションを選択します。

a. スイッチに対してプライバシ プロトコルを設定していない場合、Auth-Privacy オプションで MD5(プライバシなし)を選択します。

b. スイッチにプライバシ プロトコルを設定している場合、任意の Auth-Privacy を選択します。


) 検出を新規に行う場合は、ファブリックを削除し、再度検出を実行します。


ステップ 13 Discover をクリックします。

図4-6 に示す Control Panel ダイアログボックスが表示されます。

図4-6 Control Panel ダイアログボックス

 


) サーバとクライアントが同じワークステーションで実行されており、データベースにライセンスのないファブリックがある場合、ダイアログボックスにメッセージが表示されます。管理対象外のファブリック(ライセンスのステートは unknown)がある場合もメッセージが表示されます。


ステップ 14 Select カラムで、開きたいファブリックの横のチェックボックスをオンにするか、 Discover をクリックして新しいファブリックを追加します。


) ファブリックを継続して管理または管理対象外にできるのはネットワーク管理者のみです。


ステップ 15 Open をクリックして、選択したファブリックを開きます。


) ファブリックについて完全に表示できない場合、VSAN の制限がないユーザでファブリックを再度検出します。



 

Fabric Manager の実行インスタンスから Fabric Manager Client を起動するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 File > Open Fabric を選択するか、Fabric Manager ツールバーで Open Switch Fabric アイコンをクリックします。

Control Panel ダイアログボックスが表示されます(図4-6 を参照)。

ステップ 2 Select カラムで、開きたいファブリックの横のチェックボックスをオンにし、 Open をクリックします。


) Fabric Manager で行った変更が、管理しているスイッチの実行コンフィギュレーションに適用されます。設定を変更したり、処理(ゾーンのアクティブ化など)を行ったりした場合、Fabric Manager によって終了前に保存が求められます。



 

Fabric Manager Client の概要

ここでは、Fabric Manager Client インターフェイスの操作に役立つさまざまなアイコンおよびセクションについて説明します(図4-7 を参照)。

図4-7 Fabric Manager のメイン ウィンドウ

 

1

メニュー バー ― メニュー別に編成されたオプションにアクセスできます。

2

ツールバー ― File、Tools、および Help メニュー内で最も一般的に使用されるオプションに直接アクセスするためのアイコンが配置されています。

3

情報ペイン ― メニュー ツリーで選択されたオプションに関する情報が表示されます。

4

ステータス バー(右側) ― ディスカバリ プロセスで表示された最後のエントリ、および有効なエラー メッセージが表示されます。

5

ファブリック ペイン ― スイッチ、ホスト、ストレージなどのネットワーク ファブリックのマップが表示されます。ログおよびイベント データを表示するためのタブも配置されています。

6

論理ドメイン ― 設定された SAN、ファブリック、VSAN、およびゾーンがツリー表示されます。

7

物理属性 ― 上記で選択された SAN、ファブリック、VSAN、またはゾーンに応じて、使用可能な設定作業がツリー表示されます。スイッチおよびエンド デバイスが一覧表示され、論理的に選択できます。

8

ステータス バー(左側) ― テーブルに表示される行数など、短期間における一時的なメッセージが表示されます。


) Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a) 以降では、拡張モードはデフォルトでイネーブルになっており、セキュリティ、Inter-VSAN Routing(IVR)、iSCSI、FICON など、Fabric Manager 機能のフルセットを提供します。ユーザ インターフェイスを簡素化するには、Fabric Manager Client の右上にある Advanced チェックボックスをオフにします。このモードでは、VSAN、ゾーン、インターフェイスなど、MDS 9000 の基本的な機能にアクセスできます。


ファブリック ペインに表示される複数のファブリック

Fabric Manager では、同じペイン上に複数のファブリックを表示できます(図4-8 を参照)。画面の下部に表示されるタブは、現在設定されているさまざまなファブリックを表しています。クラウド(雲)のアイコンをクリックすると、個別のファブリックにアクセスできます。

図4-8 複数のファブリックの表示

 

1

All Fabrics タブ(選択済み)に、2 つのファブリックが表示されています。

2

ファブリック sw172-22-46-223 のファブリック表示タブです。

3

ファブリック sw172-22-46-153 のファブリック表示タブです。


) 複数のファブリックにログインするには、同じユーザ名およびパスワードを使用する必要があります。


シード スイッチを選択しなくても、両方のファブリックの情報が表示されます。ファブリックの詳細を表示するには、ファブリック ペインの下部でそのファブリックに対応したタブを選択するか、または All Fabrics タブでファブリックのクラウド アイコンをダブルクリックします。

コンテンツ ペイン

ここでは、Fabric Manager ビュー内のペインについて説明します。各ペインのサイズを変更するには、各領域の境界をドラッグするか、 Minimize または Maximize コントロールをクリックします。

ファブリック ペイン

ファブリック ペインにはファブリックがグラフィック表示されます。 表4-1 に、ファブリック内のデバイスに応じて表示されるグラフィックの説明を示します。

 

表4-1 Fabric Manager のグラフィック

アイコンまたは
グラフィック
説明

 

ディレクタ クラスの MDS 9000 スイッチ

 

ディレクタ クラス以外の MDS 9000 スイッチ

 

一般的なファイバ チャネル スイッチ

 

Cisco SN5428

 

デバイスまたはリンクにオレンジの「×」が表示されている場合は、デバイス または Inter-Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)が適切に動作していません。

 

デバイスにレッドの直線が表示されている場合は、このデバイスを管理できません。

 

デバイスまたはリンクにレッドの「×」が表示されている場合は、デバイスがダウンしているか、または ISL がダウンしています。

 

ファイバ チャネル HBA(またはラック)

 

ファイバ チャネル ターゲット(またはラック)

 

iSCSI ホスト

 

ファイバ チャネル ISL およびエッジ接続

 

ファイバ チャネル ポートチャネル

 

IP ISL およびエッジ接続

 

IP ポートチャネル

 

ファイバ チャネル ループ(ストレージ)

 

IP クラウド(iSCSI ホスト)。また、ファブリック ペインで SAN(複数のファブリック)を表示する場合に、ファブリックを表すアイコンとしても使用されます。

 

ボックスで囲まれているデバイス、クラウド、またはループには、非表示リンクが接続されています。

スイッチまたはディレクタがグレー表示されている場合、Fabric Manager はこれらと通信できません。

ファブリック ペインの下部には、複数のタブがあります。

Fabric ― 複数のファブリックを表示します。ファブリックごとに個別のタブが表示されます。それぞれのタブをクリックすると、ファブリックを切り替えることができます。

Log ― ファブリック検出などの Fabric Manager 動作について説明するメッセージを表示します。

Events ― 管理ステーションが受信した SNMP トラップについての情報を表示します。この情報には、ディスカバリによって検出されたイベントと、ライセンス、SNMP、FICON などの重要なトラップの組み合わせが含まれます。

ファブリック ペインに大規模なファブリックを表示する場合は、次のようにすると便利です。

エンド デバイスのラベルをオフにします。

ループを折りたたみます。

展開された複数のリンクを折りたたみます(折りたたまれた複数のリンクは、幅の広い一重線で表示されます)。

VSAN でファブリックの一部を隠します。


) VSAN ツリーで VSAN、ゾーン、またはゾーン メンバーを選択すると、マップの強調表示が変更され、選択されたオブジェクトが識別されます。強調表示を解除するには、ファブリック ペイン ツールバーの Clear Highlight をクリックするか、またはポップアップ メニューで Clear Highlight を選択します。


メイン メニュー

Fabric Manager Client のメイン ウィンドウの上部にあるメニュー バーには、現在のファブリックの管理やトラブルシューティング、およびファブリック ペインに表示される情報の制御を行うためのオプションが配置されています。メニュー バーには、次のメニューがあります。

File ― 新しいファブリックのオープン、現在のファブリックの再検出、スイッチの位置の特定、初期設定、マップの印刷、ファブリック ペイン ログの消去(ログ上で右クリック)やエクスポートを行います。

View ― マップの外観を変更します(ファブリック ペイン ツールバーにもこれらのオプションと同じ機能が配置されています)。

Zone ― ゾーン、ゾーン セット、および IVR を管理します。

Tools ― 接続およびコンフィギュレーションの確認とトラブルシューティングを行います。

Performance ― Performance Manager および Cisco Traffic Analyzer を実行および設定し、レポートを生成します。

Server ― クライアントおよびファブリックの管理作業を実行します。Fabric Manager Server の管理コマンドや消去コマンドが用意されています。管理対象のスイッチが表示されます。

Help ― 情報ペインに、特定のダイアログボックスに関するオンライン ヘルプ トピックを表示します。

ツールバー

Fabric Manager Client のメイン ツールバーには、最も一般的に使用されるメニュー バー オプションにアクセスするためのボタンが配置されています( 表4-2 を参照)。

 

表4-2 Fabric Manager Client のメイン ツールバー

アイコン
説明

 

スイッチ ファブリックを開きます。

 

現在のファブリックを再検出します。

 

マップ内を検索します。

 

VSAN を作成します。

 

DPVM ウィザードを起動します。

 

フル ゾーン データベースを編集します。

 

IVR ゾーン ウィザードを起動します。

 

PortChannel ウィザードを起動します。

 

FCIP ウィザードを起動します。

 

iSCSI ウィザードを起動します。

 

QoS ウィザードを起動します。

 

ユーザおよびロールを設定します。

 

IP-ACL ウィザードを起動します。

 

License Install ウィザードを起動します。

 

Software Install ウィザードを起動します。

 

スイッチのヘルス分析を実行します。

 

ファブリックの設定分析を実行します。

 

エンドツーエンド接続分析を実行します。

 

ISL パフォーマンスを監視します。

 

オンライン ヘルプを表示します。

情報ペイン

情報ペインには、Logical Domains ペインまたは Physical Attributes ペインのメニュー ツリーで選択されたオプションに対応する情報テーブルが表示されます。情報ペインのツールバーには、 表4-3 に示された処理を 1 つまたは複数実行するためのボタンが配置されています。

 

表4-3 情報ペインのツールバー

アイコン
説明

Apply Changes

コンフィギュレーションの変更を適用します。

Refresh Values

テーブルの値をリフレッシュします。

Create Row

テーブル内に行を作成するためのダイアログボックスを開きます。

Delete Row

現在強調表示されている行をテーブルから削除します。

Copy/Ctrl+C

ある行から別の行へデータをコピーします。

Paste/Ctrl +V

ある行から別の行へデータを貼り付けます。

Undo Changes/Ctrl-Z

直近の変更を元に戻します。

Export

情報をファイルにエクスポートし、保存します。

Print Table

情報ペインの内容を印刷します。

Detach Table

情報ペイン内のテーブルの編集不可能なコピーを、画面上で移動可能な独自のウィンドウに表示します。


) 変更を行ったら、コンフィギュレーションを保存する必要があります。保存しないと、デバイスを再起動したときに変更内容が失われます。



) ツールバーに表示されるボタンは、選択したオプションによって変わります。情報ペインで選択されたフィールドなどのオブジェクトに応じて、ボタンはアクティブまたは非アクティブ(グレー表示)になります。


Logical Domains ペイン

Logical Domains ペインは、SAN、ファブリック、VSAN、およびゾーンの属性の管理に使用します。

これらの属性を管理するには、ツリー内のいずれかのフォルダを右クリックして、ポップアップ メニューでメニュー項目をクリックします。該当する設定ダイアログボックスが表示されます。

ファブリックのデフォルト名は、VSAN 1 内の主要スイッチの名前、IP アドレス、または World Wide Name(WWN)です。VSAN 1 が分割されている場合は、最も小さな WWN を持つ主要スイッチのデフォルト名が選択されます。表示されるファブリック名の順序は、次のようになります。

Fabric <sysname>

Fabric <ipAddress>

Fabric <sWWN>

Physical Attributes ペイン

現在検出されている SAN、ファブリック、VSAN、またはゾーン内のスイッチの管理に使用できるオプションをツリー表示するには、Physical Attributes ペインを使用します。

オプションを選択するには、フォルダをクリックして使用可能なオプションを表示し、オプションをクリックします。情報ペインに、選択したオプションに関する情報テーブルが表示されます。Physical Attributes ペインには、次のメイン フォルダが配置されています。

Switches ― ハードウェア、システム、ライセンス、およびコンフィギュレーション ファイルの表示および設定を行います。

Interfaces ― ファイバ チャネル物理、ファイバ チャネル論理、イーサネット、SVC、およびポート チャネル インターフェイスの表示および設定を行います。

FC Services ― ファイバ チャネル ネットワーク設定の表示および設定を行います。

IP ― IP ストレージおよび IP サービスの表示および設定を行います。

Events ― イベント、アラーム、しきい値、通知、および報告の表示および設定を行います。

Security ― MDS 管理および FC-SP セキュリティの表示および設定を行います。

ISLs ― ISL の表示および設定を行います。

End Devices ― エンド デバイスの表示および設定を行います。

ステータス バー

Fabric Manager ウィンドウの下部にあるステータス バーの右側には、ディスカバリ プロセスで表示された最後のエントリ、および有効なエラー メッセージが表示されます。ファブリックに変更が行われたため、新規検出が必要であることを示すメッセージが表示されます。ステータス バーには、短期間の一時的なメッセージ(テーブルに表示される行数など)が表示されたり、検出時の長期的な問題点が表示されたりします。

コンテキスト メニュー

ファブリック ペインのアイコンを右クリックすると、ポップアップ メニューが開き、選択されたアイコンのタイプに応じて異なるオプションが表示されます。異なるオブジェクトに応じて選択可能なオプションは、次のとおりです。

選択されたスイッチに対して Device Manager のインスタンスを開きます。

選択されたスイッチの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)セッションを開きます。

選択されたオブジェクトの表示名をコピーします。

デバイスに ping または traceroute コマンドを実行します。

エンド デバイスを表示または非表示にします。

属性を表示します。

ポートチャネルのメンバーを停止してディセーブルにします。

ISL のトランキング モードを設定します。

選択された ISL にポートチャネルを作成または追加します。

ファブリック ペインには、マップの外観を保存、出力、および変更するためのオプションが配置された独自のツールバーがあります。マップを右クリックすると、ポップアップ メニューが開き、マップの外観を変更するためのオプション(ツールバーと同じ機能)が表示されます。


) ファブリック ペインから Web ベース アプリケーションまたは Web ベースではないアプリケーションを起動できます。ストレージ ポートまたはラックに IP アドレスを割り当て、次に右クリックでポップアップメニューを開き、Device Manager を選択します。


フィルタリング

Fabric Manager にはフィルタリング機能が組み込まれ、ユーザに必要なデータのみを表示します。フィルタリングを行うには、Logical Domains ペインから SAN、ファブリック、VSAN の順に選択し、ファブリック ペインに表示される範囲を絞ります。選択した項目に属さない情報は、すべてグレー表示になります。選択した項目に属さない情報は、情報ペインのテーブルにも表示されません。

さらに範囲を絞り込むには、Physical Attributes ペインで属性を選択します。選択内容に応じて、Fabric Manager のテーブル、表示、およびフィルタ基準が変更されます。

分離可能なテーブル

Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(2b) 以降では、Fabric Manager Client に分離可能なテーブルがあります。テーブルを分離してデスクトップ上の別の領域に移動すると、各 VSAN の類似したテーブルと比較できます。または、あるビューで情報テーブルを開いたまま、Fabric Manager 内の別の領域を調べることができます。テーブルを分離するには、Fabric Manager の情報ペインで Detach Table アイコンをクリックします。

Fabric Manager ウィザード

Fabric Manager Client では、一般的な設定作業を簡単に実行するための一連のウィザードが用意されています。具体的には次のとおりです。

VSAN ― ファブリック内の複数のスイッチに VSAN を作成し、相互運用モード、ロード バランシング、FICON などの VSAN 属性を設定します。

Zone Edit Tool ― ゾーン セット、ゾーン、およびエイリアスを作成します。ゾーンにメンバーを追加し、ゾーン データベースを編集します。

IVR Zone ― IVR ゾーン セット、ゾーン、およびエイリアスを作成します。IVR NAT および自動トポロジをイネーブルにします。IVR ゾーンにメンバーを追加し、IVR ゾーン データベースを編集します。

PortChannel ― 選択した ISL からポートチャネルを手動で、または自動的に作成します。チャネル ID やトランキング モードなどのポートチャネル属性を設定します。

FCIP ― ギガビット イーサネット ポート間に FCIP リンクを作成します。ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションおよび IP 圧縮をイネーブルにします。

DPVM ― ダイナミック ポート VSAN メンバシップを確立し、自動学習をイネーブルにして、DPVM データベースをアクティブにします。

iSCSI ― iSCSI イニシエータにゾーンを設定し、ターゲット許可 VSAN リストに VSAN を追加します。

QoS ― 選択した VSAN 内のゾーンに QoS(Quality of Service)属性を設定します。

IP ACL ― 順序付きの IP Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を作成し、ファブリック内の選択したスイッチに配布します。

License Install ― ファブリック内の選択したスイッチで、ライセンスのダウンロードおよびインストールを容易に実行できるようにします。

Software Install ― ファブリック内の選択したスイッチでイメージの互換性を確認し、ソフトウェア イメージをインストールします。