Cisco MDS 9000 ファミリー Fabric Manager クイック コンフィギュレーション ガイド
Fabric Manager のインストール
Fabric Manager のインストール
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Fabric Manager のインストール

Cisco Fabric Manager のインストール

データベースのインストール

Oracle のインストール

PostgreSQL のインストール

Fabric Manager のインストール

Solaris での起動ファイルの作成

Device Manager のインストール

Fabric Manager のインストール

Fabric Manager をインストールする前に、ハードウェアの設置および CLI を使用した初期設定が完了していることを確認してください。詳細については、「スイッチの初期設定」を参照してください。

Cisco Fabric Manager ソフトウェアの実行可能ファイルは、ネットワーク内にある各 Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのスーパーバイザ モジュールごとに配置されます。スーパーバイザ モジュールでは、ブラウザ要求への応答、および Windows または UNIX ネットワーク管理ステーションへのソフトウェア配布を行う HTTP サーバを提供します。

この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco Fabric Manager のインストール」

「データベースのインストール」

「Fabric Manager のインストール」

「Device Manager のインストール」

Cisco Fabric Manager のインストール

Cisco Fabric Manager は、次のソフトウェアとの動作がテスト済みです。

オペレーティング システム

Windows 2000 SP4、2003 SP2、XP SP2

Redhat Linux 7.2

Solaris(SPARC)8 および 10

Java

Sun JRE および JDK 1.5(x) をサポート

Java Web Start 1.2 および 1.0.1

ブラウザ

Internet Explorer 5.5, 6.x および 7.0

Netscape 6、Mozilla 1.0、または Firefox 2.0

データベースのインストール

Fabric Manager をインストールする前に、データベースをインストールする必要があります。Cisco SAN-OS Release 3.1(2b) では Oracle Database 10g Express を使用できます。PostgreSQL を選択することもできます。

Oracle のインストール


) Oracle Database 10g Express をインストールする場合、Fabric Manager のインストールを進める前に、データベースを作成してユーザ名とパスワードを作成する必要があります。



) (エンド デバイスが 1000 以上ある)大規模なファブリックで Performance Manager を実行する場合は、Oracle Database 10g Express を選択することを推奨します。


Oracle データベースをインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Oracle Database 10g Express をインストールするには、次のリンクをクリックします。

http://www.oracle.com/technology/software/products/database/xe/index.html


) PC 上にすでに別の Oracle のインスタンスがインストールされている場合、同じ PC に Oracle データベースをインストールすることは推奨しません。このような場合、PostgreSQL データベースしか使用できません。


ステップ 2 OracleXE.exe を実行し、Oracle データベースをインストールします。システム ユーザのパスワードを設定します。パスワードは、データベース管理者が Oracle Database 10g Express サーバ(Oracle インストーラによってインストール)の管理に使用します。

ステップ 3 インストールを完了し、Services ウィンドウから両サービス(OracleServiceXE および OracleXETNSListener)が実行されていることを確認します。

ステップ 4 次のスクリプトを実行し、デフォルトの Oracle admin ポートを変更し、データベース アカウントを作成します。

C:\> cd c:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\bin
C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\bin>sqlplus / as sysdba
SQL> exec dbms_xdb.sethttpport(8082);
SQL> GRANT CONNECT,RESOURCE,UNLIMITED TABLESPACE TO SCOTT IDENTIFIED BY
TIGER;
SQL> EXIT;
 

) Oracle Database 10g Express オプションは Microsoft Windows でのみサポートされています。UNIX システムではサポートされていません。



 

PostgreSQL のインストール


) PostgreSQL のインストールを選択した場合、PostgreSQL が特定のフォルダまたはユーザをインストールしない可能性があるため、実行しているすべてのセキュリティ ソフトウェアを無効にします。


PostgreSQL データベースを Windows にインストールするには、「Fabric Manager のインストール」の手順に従ってください。

PostgreSQL を Solaris 8 にインストールする前に、PostgreSQL が正常にインストールされるように、次のステップに従って作業を完了する必要があります。


ステップ 1 ロード ライブラリ パスを設定します。

crle -c /var/ld/ld.config -l /lib:/usr/lib/:/usr/local/lib:/{pg_install_dir}/usr/local/pgsql/lib:/{pg_install_dir}/usr/local/lib
 

ステップ 2 /etc/system に次の 2 つのプロパティを設定します。

set semsys:seminfo_semmni=512
set semsys:seminfo_semmns=512
 

ステップ 3 ステップ 2 を完了したら、同期化の後で Solaris ワークステーションをリブートします。

ステップ 4 インストーラ スクリプトを起動します。

./install.sh {pg_install_dir}

) Solaris で大規模なファブリックを監視する場合、$INSTALLDIR/db/data/postgresql.conf に $INSTALLDIR/conf/postgresql_sol_big.conf を手動でコピーし、新しい設定で Postgre サーバを再起動します。



) インストールを開始する前に、Superuser としてログインしていることを確認します。



 

Solaris に PostgreSQL データベースをインストールするには、次のステップに従います。


ステップ 1 PostgreSQL をインストールするには、次のコマンドを実行します。

cd /tmp/pginstall
./install.sh
 

ステップ 2 PostgreSQL をインストールするとき、/usr/local/lib および pgsql にあるすべてのライブラリが /usr/local/bin に保存されます。ライブラリまたは依存性の競合が発生し、PostgreSQL のインストールが正常に行われなかったり、不完全だったりすることがあります。詳細については、
http://www.postgresql.org を参照してください。

ステップ 3 インストールが終了したら、データベースにログインするためのデータベース ユーザを作成する必要があります。データベース ユーザを作成するには、次のコマンドを実行します。

createuser -s -d -r -l -P -U postgres admin
 

ステップ 4 DB User フィールドにデータベース ユーザを入力します。

ステップ 5 DB Password フィールドに新しいロールのデータベース パスワードを入力します。

ステップ 6 Confirm DB Password フィールドにも同じパスワードを入力します。


) インストーラでは、6 文字未満のパスワードは許可されません。大文字と小文字の両方、特殊文字、および数字を組み合わせた強力なパスワードを選択してください。たとえば、testABC#136 などです。



) インストールを開始する前に、Superuser としてログインしていることを確認します。



 

Linux に PostgreSQL データベース をインストールするには、次のステップに従います。


ステップ 1 PostgreSQL をインストールするには、次のコマンドを実行します。

cd /tmp/pginstall
./install.sh
 

ステップ 2 PostgreSQL をインストールするとき、すべてのライブラリおよびバイナリが、それぞれ /usr/lib と /usr/bin に保存されます。ライブラリまたは依存性の競合が発生し、PostgreSQL のインストールが正常に行われなかったり、不完全だったりすることがあります。詳細については、
http://www.postgresql.org を参照してください。

ステップ 3 インストールが終了したら、データベースにログインするためのデータベース ユーザを作成する必要があります。データベース ユーザを作成するには、次のコマンドを実行します。

createuser -s -d -r -l -P -U postgres admin
 

ステップ 4 新しいロールの パスワード を入力します。

ステップ 5 再度 パスワード を入力します。

Fabric Manager のインストーラには、データベース ユーザ ID を入力する必要があります。

ステップ 6 postmaster(PostgreSQL Database Server)を停止および起動するには、次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/postgresql [stop|start]
 


 

Fabric Manager のインストール

Cisco SAN-OS Release 3.2(1) では Fabric Manager は Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチには含まれていません。CD-ROM または Cisco.com から Fabric Manager をインストールします。

Cisco MDS 9000 FabricWare を実行しているスイッチの場合、スイッチに同梱の CD-ROM から Fabric Manager をインストールするか、Cisco.com から Fabric Manager をダウンロードします。

Cisco.com からソフトウェアをダウンロードするには、次の Web サイトにアクセスしてください。

http://cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds-fm

Solaris に Fabric Manager をインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Fabric Manager のインストールに使用されるパスに Java 1.5 を設定します。

ステップ 2 「データベースのインストール」の手順に従って、Fabric Manager とともに使用するデータベースをインストールします。

ステップ 3 Fabric Manager jar ファイルである m9000-fm-3.2.0.136.jar を、CD-ROM から Solaris ワークステーションのフォルダにコピーします。

ステップ 4 次のコマンドを使用し、インストーラを起動します。

java -Xms512m -Xmx512m m9000-fm-3.2.2.jar
 

ステップ 5 Fabric Manager の管理ソフトウェア セットアップ ウィザードの画面の指示に従います。


) Cisco Fabric Manager には、32 ビットの Windows プラットフォームが必要です。64 ビットの Windows プラットフォームにはインストールできません。


サーバに初めて接続するときに、Fabric Manager は、ワークステーションにインストールされている Sun Java Virtual Machine のバージョンが正しいかどうか確認します。Fabric Manager はインストール時にバージョン 1.5(x) を検索します。必要な場合には、Sun Java Virtual Machine ソフトウェアをインストールします。


) Java の要件は異なりますが、CiscoWorks は Fabric Manager と同じ PC で実行することも可能です。Fabric Manager 用に新しいバージョンの Java をインストールする場合、Cisco Works で使用されているそれ以前の Java バージョンが上書きされないよう注意してください。PC には両バージョンを同時にインストールしておくことができます。



 

Solaris での起動ファイルの作成

PostgreSQL および Fabric Manager では、インストール後、自動的に Solaris内に起動ファイルが作成されることはありません。

init ファイルを /etc/init.d に作成し、そのファイルに次のコマンドを含める必要があります。

PostgreSQL および FM を起動するには、次のコマンドを含めます。

$INSTALL/db/bin/DB start

$INSTALL/bin/FMServer.sh start

PsotgreSQL および FM を停止するには、次のコマンドを含めます。

$INSTALL/db/bin/DB stop

$INSTALL/bin/FMServer.sh stop

Windows に Fabric Manager をインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Install Management Software のリンクをクリックします。

ステップ 2 Management Software > Cisco Fabric Manager を選択します。

ステップ 3 Installing Fabric Manager のリンクをクリックします。

ステップ 4 CD-ROM のドライブを選択します。

ステップ 5 FM Installer のリンクをクリックします。

図3-1 に示す Cisco Fabric Manager インストーラ ウィンドウに管理ソフトウェア設定ウィザードのメッセージが表示されます。

図3-1 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードの初期メッセージ

 

ステップ 6 Next をクリックし、インストールを開始します。

ステップ 7 I accept the terms of the License Agreement チェックボックスをオンにして Next をクリックします。

図3-2 に示す Install Options ダイアログボックスが表示されます。

図3-2 Install Options ダイアログボックス

 

ステップ 8 オプション ボタンをクリックして、次のいずれかを実行します。

a. Fabric Manager Client と Fabric Manager Server をインストールする Fabric Manager Server

b. Fabric Manager Standalone は、Fabric Manager Client だけをインストールします。

ステップ 9 ワークステーション上での Fabric Manager のインストール フォルダを選択します。Windows では C:\Program Files\Cisco Systems\MDS 9000 がデフォルトの場所になります。UNIX(Solaris または Linux)マシンでは、インストールを実行しているユーザの権限に応じてパス名は
/usr/local/cisco_mds9000 または $HOME/cisco_mds9000 になります。

ステップ 10 Next をクリックします。

図3-3 に示す Database Options ダイアログ ボックスが表示されます。

図3-3 Database Options ダイアログボックス

 

ステップ 11 Install PostgreSQL または Use existing database のいずれかのオプション ボタンをクリックし、データベース ユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 12 Use existing database を選択した場合、PostgreSQL or Oracle オプション ボタンをクリックします。

ステップ 13 Database Options ダイアログボックスで、Next をクリックします。

図3-4 に示す User Options ダイアログ ボックスが表示されます。

図3-4 User Options ダイアログボックス

 

ステップ 14 ユーザ名およびパスワードを入力し、 Next をクリックします。

図3-5 に示す Authentication Options ダイアログ ボックスが表示されます。

図3-5 Authentication Options ダイアログボックス

 

ステップ 15 認証モード(Local、RADIUS、TACACS または MDS)を選択し、 Next をクリックします。


MDS ラジオ ボタンを選択した場合、FM 認証では認証用にスイッチのユーザ データベースが使用されます。


ステップ 16 Verify をクリックし、ログインをテストします。

図3-6 に示す Configuration Options ダイアログ ボックスが表示されます。

図3-6 Fabric Manager Standalone の Configuration Options ダイアログボックス

 

ステップ 17 Fabric Manager Standalone をインストールしている場合は、 Install をクリックします。

図3-7 に示す、Fabric Manager Server の Configuration Options ダイアログ ボックスが表示されます。

図3-7 Configuration Options ダイアログボックス

 

ステップ 18 Fabric Manager Server をインストールする場合、必要に応じてローカル インターフェイスと Web サーバ ポートを選択するか、FC Alias および SNMPv3 チェックボックスをオンにして、Install をクリックします。


FM Server Port 番号は、他のアプリケーションが使用していない別のポートに変更できます。



Use HTTPS Web Server チェックボックスをオンにすると、Web Server Port のフィールドはグレー表示になり、デフォルトのポートは 443 になります。



) インストール時に特定の IP アドレスを選択し、サーバのホスト IP アドレスを変更した場合、$INSTALL/conf ディレクトリにある次の 2 つのファイルを変更する必要があります。server.properties ファイルの server.bindaddrs を新しい IP アドレスに変更し、FMServer.conf ファイルのwrapper.app.parameter.4 を新しい IP アドレスに変更します。


ステップ 19 Cancel をクリックし、インストールを停止します。図3-8 に示すように、Cisco Fabric Manager Installer ウィンドウにインストールの進捗が表示されます。

図3-8 インストールの進捗

 

インストールが終了したら、図3-9 に示す Cisco Fabric Manager Installer ウィンドウにインストール完了のメッセージが表示されます。

図3-9 インストールの完了

 


) Fabric Manager Standalone をインストールした場合、Launch Fabric Manager または Launch Device Manager チェックボックスをオンにして、Fabric Manager または Device Manager を起動します。デスクトップに Fabric Manager および Device Manager のアイコンが自動的に作成されます。


ステップ 20 Finish をクリックして、Cisco Fabric Manager Installer ウィンドウを閉じます。

Fabric Manager Server をインストールし、Fabric Manager Client を起動すると、初めてデスクトップに Fabric Manager と Device Manager のアイコンが作成されます。Fabric Manager Client を起動するには、「Cisco SAN-OS Release 3.2(1) 以降のリリースでの Fabric Manager Client の起動」の手順にしたがいます。


 

Create shortcuts ショートカット作成のチェックボックスをオンにした場合、Windows の[スタート]>[プログラム]に Cisco MDS 9000 プログラム グループが作成されます。このプログラム グループには、インストール ディレクトリ内のバッチ ファイルへのショートカットが格納されます。Fabric Manager Server、Database、および Web Server の 3 つのサービスが起動されます。Performance Manager サーバはインストールされますが、最初に特定の設定を行う必要があるため、このサービスはインストール時には起動されません。

UNIX(Solaris または Linux)マシンでは、インストール ディレクトリ内にシェル スクリプトが作成されます。Windows サービスと同等なプログラムを実行するシェル スクリプトは、FMServer.sh、FMPersist.sh、PMCollector.sh、および FMWebClient.sh です。サーバ側のデータおよび Performance Manager データはすべてインストール ディレクトリに格納されます。

Fabric Manager Client を実行するには、Fabric Manager Server が必要です。このサーバ コンポーネントは、Fabric Manager をダウンロードしてインストールするときに、同時にダウンロードおよびインストールされます。Windows マシンでは、サービスとして Fabric Manager Server がインストールされます。このサービスを管理するには、Microsoft Windows コントロール パネルの[サービス]アプレットを使用します。Fabric Manager Server サービスは、デフォルト設定では、マシンを再起動するときに自動起動されます。この動作を変更するには、サービスのプロパティを変更します。

Device Manager のインストール

ワークステーションに Device Manager をインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ブラウザの Address フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。

図3-10 に示す Device Manager の Installation ウィンドウが表示されます。

図3-10 Device Manager の Installation ウィンドウ

 

ステップ 2 Cisco Device Manager のリンクをクリックします。

図3-11 に示すように、Cisco Device Manager Installer ウィンドウに管理ソフトウェア セットアップ ウィザードの初期メッセージが表示されます。

図3-11 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードの初期メッセージが表示されたウィンドウ

 

ステップ 3 Next をクリックし、インストールを開始します。

ステップ 4 I accept the terms of the License Agreement チェックボックスをオンにして Next をクリックします。

ステップ 5 ワークステーション上でのDevice Manager のインストール フォルダを選択します。Windows では C:\Program Files\Cisco Systems\MDS 9000 がデフォルトの場所になります。UNIX(Solaris または Linux)マシンでは、インストールを実行しているユーザの権限に応じてパス名は
/usr/local/cisco_mds9000 または $HOME/cisco_mds9000 になります。

ステップ 6 Install をクリックします。

図3-12 に示すように、Cisco Device Manager Installer ウィンドウにインストール進捗が表示されます。

図3-12 インストールの進捗

 

インストールが終了したら、図3-13 に示す Cisco Device Manager Installer ウィンドウにインストール完了のメッセージが表示されます。

図3-13 インストールの完了

 

ステップ 7 Finish をクリックして、Cisco Device Manager Installer ウィンドウを閉じます。