Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
キャビネットおよびラックへの設置
キャビネットおよびラックへの設置
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

キャビネットおよびラックへの設置

キャビネットおよびラックの要件

キャビネットおよびラックの一般的な要件

穴あき型キャビネットの要件

穴あき型キャビネットの参考情報

1 枚壁型キャビネットの要件

標準開放型ラックの要件

Telco ラックの要件

Cisco MDS 9000 ファミリ用 Telco/EIA シェルフ ブラケット

Telco/EIA シェルフ ブラケット キットの用途

ラックに設置するときのガイドライン

取り付け手順

4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

シェルフ ブラケットへのスイッチの設置

シェルフ ブラケット キットの取り外し(任意)

キャビネットおよびラックへの設置

この付録では、次の内容について説明します。

「キャビネットおよびラックの要件」

「Cisco MDS 9000 ファミリ用 Telco/EIA シェルフ ブラケット」

キャビネットおよびラックの要件

ここでは、周囲温度が 0~40℃ であると想定し、Cisco MDS 9000 ファミリを次のキャビネットおよびラックに設置する場合の要件を示します。

標準穴あき型キャビネット

ルーフ ファン トレイ(下から上への冷却用)付きの 1 枚壁型キャビネット

標準開放型ラック

Telco ラック


) 密閉型キャビネットに設置する場合には、上記の標準穴あき型またはファン トレイ付き 1 枚壁型の温度調節タイプを使用することを推奨します。


キャビネットおよびラックの一般的な要件

キャビネットまたはラックは、次のいずれかのタイプである必要があります。

取り付けレールが ANSI/EIA-310-D-1992 セクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠している、標準 19"4 支柱 EIA キャビネットまたはラック。4 支柱キャビネットまたはラックの要件については、「穴あき型キャビネットの要件」および「1 枚壁型キャビネットの要件」を参照してください。

取り付けレールが ANSI/EIA-310-D-1992 セクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠している、標準 2 支柱 Telco ラック。2 支柱 Telco ラックの要件については、「Telco ラックの要件」を参照してください。

また、キャビネットまたはラックは、次の要件を満たしている必要があります。

各シャーシについて、最小限、縦方向に次のスペースがあること。 1 ラック ユニット(RU)(4.4 cm[1.75 インチ])。

2 本のラック取り付けレールの幅が、45.1 cm(17.75 インチ)以上であること。 4 支柱 EIA ラックの場合、前方の 2 本のレールの距離が 45.1 cm(17.75 インチ)であること。

4 支柱 EIA キャビネットの場合(穴あき型または 1 枚壁型):

光ファイバ ケーブルの最小曲げ半径を確保するため、キャビネットの前方取り付けレールから前面扉までに 7.6 cm(3 インチ)の間隔が必要です。シャーシ前面にケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける場合、間隔は 12.7 cm(5 インチ)以上必要です。

背面ブラケットを取り付ける場合、前方取り付けレールの外側から後方取り付けレールの外側までの間の距離は、59.7 ~ 86.4 cm(23.5 ~ 34.0 インチ)必要です。

シャーシ側面とキャビネット側面の間には、6.4 cm(2.5インチ)以上の隙間が必要です。 シャーシの吸気口または排気口の通気を妨げるようなものは除去してください。


) キャビネットでは、ジャンパ電源コードが使用できます。 詳細については、「ジャンパ電源コード」を参照してください。


穴あき型キャビネットの要件

穴あき型キャビネットは、「キャビネットおよびラックの一般的な要件」に示した要件のほかに、次の要件も満たしている必要があります。

前面扉および背面扉の全体に穴があり、60% 以上穴が開いていること。扉の高さの 1 RU あたり 15 平方インチ以上穴が開いていること。

キャビネットに Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチだけを設置し、上面に穴が開いている必要がない場合を除き、キャビネットの上面にも穴があり、20%以上穴が開いていることを推奨します。

冷却が促進されるように、キャビネットの底面が開放型か穴あき型であること(必須ではありません)。

穴あき型キャビネットの参考情報

上記の要件に適合する穴あき型キャビネットは、Rittal Corporation から入手できます。

Rittal Corporation

One Rittal Place

Springfield, OH 45504

連絡先: Rittal Corporation、サービス/販売窓口: 800-477-4000

キャビネットの部品番号: Rittal 9969427

キャビネット仕様: PS-DK/OEM キャビネット アセンブリ、幅 60.0 cm、奥行 100.0 cm、高さ 199.8 cm(42 RU)

1 枚壁型キャビネットの要件

1 枚壁型キャビネットは、「キャビネットおよびラックの一般的な要件」に示した要件のほかに、次の要件も満たしている必要があります。

キャビネットの最下部から空気を取り込んで最上部から送出し、キャビネット上部からの空気の送出量が 500 CFM 以上であるルーフ ファン トレイと冷却機構を備えていること。

下から上に適切に通気されるように、前面扉、背面扉、および両側面がすべて密閉型(穴なし)であること。

扉を閉じて十分に通気されるように、キャビネットの奥行が 91.4 ~ 106.7 cm(36 ~ 42 インチ)であること。

キャビネットの床面吸気口として、968 cm2(150 平方インチ)以上が開いていること。

吸気を妨げないように、最下部の機器を床面開口部から最低 4.4 cm(1.75インチ)上に設置できること。

標準開放型ラックの要件

開放型ラック(サイドパネルまたは扉が付いていないもの)にシャーシを設置する場合には、ラックが、「キャビネットおよびラックの一般的な要件」に示した要件のほか、次の要件を満たしていることを確認してください。

前方の 2 本の取り付けレール間の幅: 45.1 cm(17.75 インチ)以上

各シャーシの縦方向のスペース(最小): 1 ラック ユニット(RU)(4.4 cm[1.75 インチ])

背面ブラケットを取り付ける場合、前方取り付けレールの外側から後方取り付けレールの外側までの間の距離は、59.7 ~ 86.4 cm(23.5 ~ 34.0 インチ)必要です。

シャーシの通気口と壁面との間に 6.4 cm(2.5 インチ)以上の隙間があること。

Telco ラックの要件

Telco ラックは、「キャビネットおよびラックの一般的な要件」に示した要件のほかに、次の要件も満たしている必要があります。

2 本のラック取り付けレールの幅が、45.1 cm(17.75 インチ)以上であること。

シャーシの通気口と壁面との間に 6.4 cm(2.5 インチ)以上の隙間があること。

Cisco MDS 9000 ファミリ用 Telco/EIA シェルフ ブラケット


) このキットはオプションであり、スイッチの付属品ではありません。キットの発注については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。


ここでは、オプションの Telco/EIA シェルフ ブラケット キットを使用して、スイッチをラックまたはキャビネットに取り付ける手順について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「Telco/EIA シェルフ ブラケット キットの用途」

「ラックに設置するときのガイドライン」

「取り付け手順」

「4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け」

「2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け」

「シェルフ ブラケットへのスイッチの設置」

「シェルフ ブラケット キットの取り外し(任意)」

Telco/EIA シェルフ ブラケット キットの用途

シェルフ ブラケット キットは、次の状況で、スイッチを支えるために使用します。

スイッチを 2 支柱 Telco ラックに取り付ける場合に永続的に支えるため。

4 支柱 EIA ラックに取り付ける場合、一時的あるいは永続的に支えるため(取り付け時の支持なので、ラックの取り付けレールに背面ブラケットを固定したあとは、取り外してもかまいません)。

ラックに設置するときのガイドライン


注意 ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキがかかっているか、または別の方法でラックが固定されていることを確認してください。


注意 このキットを EIA ラックに取り付ける場合は、4 本すべてのラックの取り付けレールを使用してください。EIA レールには十分な厚みがないので、2 本のレールだけを使用した場合、シェルフ ブラケットが曲がることがあります。

シャーシをラックに設置する前に、キャビネットまたはラックが次の要件を満たしていることを確認してください。

「キャビネットおよびラックの要件」に記載されている仕様に適合していること。

4 支柱 EIA キャビネットまたはラックの場合、 前方および後方の取り付けレールの間のラックの奥行が、45.7 cm(18 インチ)以上、76.2 cm(30 インチ)以下であること。

通気と冷却が適切で、スイッチの通気口周辺に、 付録 C「技術仕様」 に示された十分な隙間があること。密閉型キャビネットにスイッチを設置する場合、この確認が特に重要です。

ラックの縦方向に、シャーシを取り付けられるだけの高さに加えてシェルフ ブラケット用の 2 RU のスペース、および取り付け作業に必要な隙間が十分にあること。

取り付け手順

シェルフ ブラケット キットを取り付けるには、次の準備が必要です。

No.2 プラス ネジ用ドライバ

メジャーおよび水準器(シェルフ ブラケットが水平であることを確認するため)

4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

図A-1に、4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け方法を示します。

図A-1 EIA ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

 

1

ラックの取り付けレール(4 本)

4

クロスバー

2

シェルフ ブラケット(2 個)

5

10-32 ネジ(2 個)

3

スライダ レール(2 本)

 

 

EIA ラックにシェルフ ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 図 A-1 に示すように、シェルフ ブラケットをラックの取り付けレールの内側に置き、シェルフ ブラケット前面のネジ穴をラックの前方の取り付けレールの穴の位置に合わせ、4 本以上の 12-24 または 10-24 ネジを使用してシェルフ ブラケットを前方の取り付けレールに固定します。


) シェルフ ブラケットの一番下の穴を、取り付けレールのラック ユニットの一番下の穴(1/2 インチ間隔のすぐ上の穴)に合わせる必要があります。


ステップ 2 同様に、反対側のシェルフ ブラケットを取り付けます。

ステップ 3 両方のシェルフ ブラケットが同じ高さであることを確認します(必要に応じて、水準器またはメジャーを使用してください)。

ステップ 4 図A-1に示すように、10-32 ネジを使用してシェルフ ブラケットにクロスバーを取り付けます。

ステップ 5 図A-1に示すように、スライダ レールをシェルフ ブラケットに挿入し、4 本以上の 12-24 または 10-24 ネジを使用して、スライダ レールをラック後方の取り付けレールに固定します。


 

2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

図A-2に、2 支柱 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け方法を示します。

図A-2 Telco ラックへのシェルフ ブラケット キットの取り付け

 

1

ラックの取り付けレール(2 本)

3

10-32 ネジ(2 個)

2

シェルフ ブラケット(2 個)

4

クロスバー

Telco ラックにシェルフ ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 図A-2に示すように、シェルフ ブラケットをラックの取り付けレールの内側に置き、シェルフ ブラケット前面のネジ穴をラックの取り付けレールの穴の位置に合わせ、4 本以上の 12-24 または 10-24 ネジを使用してシェルフ ブラケットを取り付けレールに固定します。


) シェルフ ブラケットの一番下の穴を、取り付けレールのラック ユニットの一番下の穴(1/2 インチ間隔のすぐ上の穴)に合わせる必要があります。


ステップ 2 同様に、反対側のシェルフ ブラケットを取り付けます。

ステップ 3 両方のシェルフ ブラケットが同じ高さであることを確認します(必要に応じて、水準器またはメジャーを使用してください)。

ステップ 4 図 A-2 に示すように、10-32 ネジを使用してシェルフ ブラケットの背面にクロスバーを取り付けます。


 

シェルフ ブラケットへのスイッチの設置

ここでは、シェルフ ブラケット上にスイッチを設置するときの一般的な注意事項を示します。 設置手順の詳細については、「キャビネットまたはラックへのスイッチの設置」を参照してください。


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置することを想定しています。 出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しなければ立ち入ることができない場所を意味します。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



) システムの設置、操作、または保守を行う前に、安全に関する重要な情報について『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco MDS 9000 Family Switch』を参照してください。


シェルフ ブラケット上にスイッチを設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 両方のシェルフ ブラケットが水平で、ラックの取り付けレールに固定されていること、クロスバーがシェルフ ブラケットに固定されていること、およびラックが安定していることを確認します。

ステップ 2 スイッチをシェルフ ブラケット上に滑り込ませ、安定した状態になっていることを確認します。

ステップ 3 スイッチをラックの取り付けレールに設置します。 「キャビネットまたはラックへのスイッチの設置」を参照してください。


 

シェルフ ブラケット キットの取り外し(任意)

シェルフ ブラケット キットは、4 支柱 EIA ラックにスイッチを設置し、両方の前方ラックマウント ブラケットおよび両方の C 型ブラケットをラックの取り付けレールに固定したあとで取り外すことができます。

シェルフ ブラケット キットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 後方の取り付けレールにスライダ ブラケットを固定しているネジを外し、スライダ ブラケットをシェルフ ブラケットから抜き取ります。

ステップ 2 シェルフ ブラケットにクロスバーを固定しているネジを外し、クロスバーを取り外します。

ステップ 3 前方の取り付けレールにシェルフ ブラケットを固定しているネジを外し、シェルフ ブラケットをラックから取り外します。