Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco MDS 9020 ファブリック スイッ チの設置方法
Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチの設置方法
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチの設置方法

設置の準備

設置オプション

設置の注意事項

必要な工具

スイッチの開梱および確認

キャビネットまたはラックへのスイッチの設置

必要な工具

ラックマウント ブラケットの取り付け

ラックマウント キットの取り付け

スイッチ スライドの取り付け

シェルフ ブラケットの取り付け

スイッチのアース

スイッチの起動

Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチの設置方法

この章では、Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチの設置およびそのコンポーネントの取り付け方法について説明します。次の情報が記載されています。

「設置の準備」

「キャビネットまたはラックへのスイッチの設置」

「スイッチのアース」

「スイッチの起動」


) システムの設置、操作、または保守を行う前に、安全に関する重要な情報について『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco MDS 9000 Family Switch』を参照してください。



警告 安全上の重要事項
「危険」の意味です。 人身事故を予防するための注意事項が記述されています。 機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。
これらの注意事項は保存しておいてください。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置することを想定しています。 出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しなければ立ち入ることができない場所を意味します。


設置の準備

ここでは、次の内容について説明します。

「設置オプション」

「設置の注意事項」

「必要な工具」

「スイッチの開梱および確認」

設置オプション

Cisco MDS 9020 ファブリック は、次の方法で設置できます。

次のものを使用して、開放型 EIA ラックに設置する

スイッチに付属のラックマウント キット

スイッチに付属のラックマウント キットと Telco/EIA シェルフ ブラケット キット(オプション、別売り)

次のものを使用して、穴あき型または一枚壁型 EIA キャビネットに設置する

スイッチに付属のラックマウント キット

スイッチに付属のラックマウント キットと Telco/EIA シェルフ ブラケット キット(オプション、別売り)

次のものを使用して、2 支柱 Telco ラックに設置する

スイッチに付属の前面ブラケットと Telco/EIA シェルフ ブラケット キット(オプション、別売り)

スイッチに付属のラックマウント キットを使用したスイッチの設置手順については、「キャビネットまたはラックへのスイッチの設置」を参照してください。

別売りのラックマウント キットを使用したす一致の設置手順については、 付録 A「キャビネットおよびラックへの設置」 を参照してください。


) ラックマウント キットはオプションで、スイッチには付属していません。 キットの発注については、製品を購入した代理店にお問い合わせください。


設置の注意事項

Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチを設置するときには、次の注意事項に従ってください。

スイッチを設置する前に、設置場所を検討して準備します。

スイッチの作業に支障がないように、また適切な通気が行われるように、スイッチ周辺に十分なスペースを確保できることを確認してください(通気の要件については、 付録 C「技術仕様」 を参照)。

空調が、 付録 C「技術仕様」 に記載されている発熱量の要件に適合していることを確認してください。

キャビネットまたはラックが、 付録 A「キャビネットおよびラックへの設置」 に記載されている要件に適合していることを確認してください。


) キャビネットの前方取り付けレールから前面扉または前面パネルまで 7.6 cm(3 インチ)以上のスペースがない場合、およびシャーシ前面にケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける場合に 12.7 cm(5 インチ)以上のスペースがない場合には、光ファイバ ケーブルの最小曲げ半径を確保するためにシャーシの背面を前にして設置する必要があります。



) キャビネットでジャンパ電源コードが使用できます。 詳細については、「ジャンパ電源コード」を参照してください。


スイッチが AC 電源に接続されている場合は、電源コードを通じてアースされます。 さらに、スイッチはラックマウント キットを通じてラックへアースされます。 それ以外のアースは必要ありません。

設置場所の電力が、 付録 C「技術仕様」 に記載されている電力要件に適合していることを確認してください。使用可能な場合は、電源障害に備えて、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用してください。


注意 鉄共振型の UPS は使用しないでください。 このタイプの UPS は、Cisco MDS 9020 ファブリック などのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になることがあります。

回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。 北米では、100 W の電源には 10 A 回路が必要です。 北米で 200/240 VAC 電源を使用する場合には、二極式回路ブレーカーで回路を保護する必要があります。


注意 入力電力の損失を防ぐには、スイッチに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。

スイッチを取り付ける場合、締め付けトルクを次のように調整してください。

非脱落型ネジ: 4 インチ ポンド

M3 ネジ: 4 インチ ポンド

M4 ネジ: 12 インチ ポンド

10-32 ネジ: 20 インチ ポンド

12-24 ネジ: 30 インチ ポンド

必要な工具

設置を開始する前に、次の工具を用意してください。

No. 1 プラス ネジ用ドライバ(トルク機能付き)

3/16 インチ マイナス ドライバ

メジャーおよび水準器

静電気防止用リスト ストラップ、または他の静電気防止用器具

静電気防止用マットまたは静電気防止材

スイッチの開梱および確認


注意 スイッチのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールのフレームの端だけを持ってください。 ESD ソケットはシャーシ上に付いています。 ESD ソケットを有効にするには、電源コードまたはシャーシのアースを使用してシャーシをアース接続するか、またはアースされたラックとシャーシの金属どうしを接触させてください。


ヒント シャーシの輸送が必要となる場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。



) シスコのサポート契約をシスコのリセラーから購入された場合は、直接リセラーにお問合わせください。 サポート契約をシスコから直接購入された場合には、シスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtm



) スイッチは、厳密に検査した上で出荷されています。 輸送中に破損していたり、内容品が不足していた場合には、ただちにカスタマー担当者に連絡してください。


梱包品の内容を検査する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。次の品目を含め、すべての品目が揃っていることを確認してください。

ステップ 2 破損の有無を調べ、内容品が違っていたり、破損していた場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。 連絡する前に、次の情報を用意してください。

発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

破損している装置のモデル番号およびシリアル番号

破損の状態

破損による設置への影響


 

キャビネットまたはラックへのスイッチの設置

ここでは、Cisco MDS 9020 ファブリック スイッチの設置方法について説明します。 スイッチは、ラックマウント ブラケットだけを使用して、またはラックマウント キットを使用してラックに設置できます。


) このラックマウント キットはオプションであり、スイッチの付属品ではありません。キットの発注については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。


必要な工具

No.2 プラス ネジ用ドライバ

メジャーおよび水準器(シェルフ ブラケットが水平であることを確認するため)

ラックマウント ブラケットの取り付け

ラックマウント ブラケットだけを使用してスイッチをラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 図2-1 に示すように、各ブラケットの 2 つの 10-32 ネジを使用して、ラックマウント ブラケットをスイッチに固定します。 必要なセットバックが確保できるようにブラケットのネジ穴を選択します。

ステップ 2 スイッチをラックに置き、各側の 2 つの 10-32 ネジで、ブラケットのフランジをラックに固定します。


 

図2-1 ラックマウント ブラケットの取り付け

 

1

ラックマウント ブラケット(2 枚)

2

10-32 ネジ(8 個)

ラックマウント キットの取り付け

ラックマウント キットを使用してスイッチをラックまたはキャビネットに設置するには、スイッチにスイッチ スライドを取り付け、さらにラックまたはキャビネットにシェルフ ブラケットを取り付ける必要があります。

スイッチ スライドの取り付け

図2-2 に、スイッチ スライドのスイッチへの取り付け方法を示します。 スイッチ スライドには、スイッチ フラッシュをキャビネットまたはセットバックに取り付けることができるいくつかの穴があります。

図2-2 スイッチ スライドのスイッチへの取り付け

 

1

スイッチ スライド(2 枚)、フラッシュ マウント

2

10-32 ネジ(4 個)

スイッチ スライドをスイッチに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 穴がフラッシュ マウントまたは 1.25 インチ セットバックに適合するように、スイッチに対するスイッチ スライドの位置を合わせます。 2 つの 10-32 ネジを締めます。

ステップ 2 もう一方のスイッチ スライドについても同じ作業を繰り返します。


 

シェルフ ブラケットの取り付け

図2-3に、4 支柱 EIA ラックへのシェルフ ブラケットの取り付け方法を示します。

図2-3 EIA ラックへのシェルフ ブラケットの取り付け

 

1

シェルフ ブラケット(2 枚)

3

10-32 ネジ(8 個)

2

スライダ ブラケット(2 枚)

4

ワッシャ(8 個)

シェルフ ブラケット アセンブリおよびスライダ ブラケット アセンブリをラックに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シェルフ ブラケットをラックの内寸に合うように広げます。 ブラケット フランジをラック内部に合わせます。 スライダ ブラケットが前向きになっていることを確認します。

ステップ 2 各側で、上方と下方のフランジの穴を 2 つのネジで留め、フランジをラックに取り付けます。 ラックの穴が四角い場合は、中央のワッシャを使用して各ネジを留めます。

ステップ 3 もう一方のシェルフ ブラケットについても手順 1 と 2 を繰り返します。

ステップ 4 水準器を使用して、シェルフ ブラケットが同じ高さであることを確認します。


 

スイッチのアース

スイッチが AC 電源に接続されている場合は、電源コードを通じてアースされます。 さらに、スイッチはラックマウント キットを通じてラックへアースされます。 それ以外のアースは必要ありません。

スイッチの起動

ここでは、スイッチに電源を投入し、コンポーネントの取り付けを確認する手順を説明します。


注意 作業中は、ESD(静電気放電)によるスイッチの損傷を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。


) スイッチの初期設定が完了するまでは、MGMT 10/100 イーサネット ポートを LAN に接続しないでください。 スイッチの設定手順については、『Cisco MDS 9020 Fabric Switch Configuration Guide and Command Reference』を参照してください。 このポートへの接続手順については、「コンソール ポートの接続」を参照してください。


スイッチの電源を投入し、ハードウェアの動作状態を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源ケーブルをスイッチに差し込み、不注意で抜けることがないようにケーブルを調整します。


) 配電ユニットのコンセントの種類によっては、Cisco MDS 9020 ファブリックスイッチをコンセントに接続するために、オプションのジャンパ電源コードが必要となる場合もあります。 「ジャンパ電源コード」を参照してください。


ステップ 2 電源ケーブルが、必要な AC 電圧を備えたコンセントに接続されていることを確認します(「電力仕様」に記載)。

ステップ 3 電源コードの反対側を AC 電源コンセントに接続します。 スイッチは自動的に起動します。

ステップ 4 ファンの動作音を確認します。ファンは、スイッチの電源を投入すると同時に動作が開始されるはずです。

ステップ 5 スイッチの起動が完了したら、LED が次の状態になっているかどうかを確認します。

入力電力 LED が緑で点灯。

ハートビート LED が 1 秒間に 1 回点滅。 ハートビート LED のその他の点滅パターンについては、 付録 B「トラブルシューティング」 を参照してください。

システム障害 LED がオフ。


) ポートがデバイスに接続されるまで、ファイバ チャネル ポートの LED がオフのままである。