SCMS SM RDR DHCP LEG リファレンス ガイド
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発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 281KB) | フィードバック

目次

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全般的な設定

パッケージ アソシエーションの設定

パッケージ情報のダイナミックな割り当て

パッケージ情報のスタティックな割り当て

設定

RDR DHCP LEGの設定は、 sm-inst-dir /sm/server/root/configディレクトリにある2つのコンフィギュレーション ファイル、 p3rdr_dhcp.cfg および p3dhcp_pkg.cfg を使用して行います( sm-inst-dir はSubscriber Manager(SM)のインストール先ディレクトリです)。

これらのコンフィギュレーション ファイルは、角カッコで囲まれた複数のセクション( [RDR Server] など)で構成されています。各セクションは、 parameter=value という形式で表わされる、いくつかのパラメータで成り立っています。番号記号( # )で始まる行は、注釈行です。

RDR DHCP LEGおよびRaw Data Report(RDR)サーバの全般的な設定は、 p3rdr_dhcp.cfg に含まれます。ダイナミックなパッケージ アソシエーションに関する設定は、 p3dhcp_ pkg.cfg に含まれます。

この章の内容は次のとおりです。

「全般的な設定」

「パッケージ アソシエーションの設定」

全般的な設定

ここでは、 p3rdr_dhcp.cfg の設定変数について説明します。

[RDR Server] セクションには、次のパラメータがあります。

start
SMが起動時にRDRサーバをアクティブにするかどうかを定義します。
このパラメータに指定できる値は、 y es および no です。デフォルト値は no です。
SCEからDHCPメッセージを受信するには、このパラメータを yes に設定する必要があります。

port
RDRサーバのポート番号を定義します。
デフォルト値は 33001 です。


) このポートへの接続が認められるIPアドレスを制御するには、お使いの機器でAccess Control List(ACL;アクセス制御リスト)を設定します。


max_connections
サーバが受け入れ可能な接続の最大数を定義します。
デフォルト値は 10 です。

[RDR-DHCP-LEG] セクションには、次のパラメータがあります。

start
SMが起動時にRDR DHCP LEGをアクティブにするかどうかを定義します。
このパラメータに指定できる値は、 yes および no です。デフォルト値は no です。
RDRサーバで受信したDHCPメッセージを取り込んで処理するには、このパラメータを yes に設定する必要があります。
RDR DHCP LEGを正常に機能させるには、RDRサーバもアクティブにする必要がありますので、ご注意ください。

log_failures
SMが障害に関するメッセージをユーザ ログに追加するかどうかを定義します。
このパラメータに指定できる値は、 true および false です。デフォルト値は true です。

log_all
SMがすべてのメッセージ(正常に実行されたログインおよびログアウトを含む)をユーザ ログに追加するかどうかを定義します。
このパラメータに指定できる値は、 true および false です。デフォルト値は false です。

use_default_domain
すべてのログイン動作に、デフォルトのドメイン「subscribers」を使用するかどうかを定義します。
このパラメータに指定できる値は、 true および false です。デフォルト値は true です。
この値を false に設定すると、SMは該当するサブスクライバに対するDHCPトラフィックを受信したSCEのIPアドレスと同じドメイン名を使用して、サブスクライバのログインを実行します。この場合、『 SCMS SM User Guide 』の説明に従って、ドメインの別名を設定する必要があります。

[Sniffer] セクションには、次のパラメータがあります。

packet_types
LEGに送信すべきDHCPパケット タイプを指定します。
このパラメータに指定できる値は、 DHCPDISCOVER DHCPOFFER DHCPREQUEST DHCPACK DHCPNACK DHCPRELEASE の任意の組み合わせです。
デフォルトでは、 DHCPACK に設定されます。

次に、コンフィギュレーション ファイルの例を示します。

 

[RDR Server]
start=yes
port=33001
max_connections=10
 
[RDR-DHCP-LEG]
start=yes
log_failures=true
log_all=false
use_default_domain=true
 
[Sniffer]
packet_types=DHCPACK

パッケージ アソシエーションの設定


) この項で説明する設定作業は省略可能です。


RDR DHCP LEGでのサブスクライバ パッケージの設定は、次のいずれかの方法で処理することができます。

DHCPパケットから抽出した情報を使用して、ダイナミックにパッケージ情報を割り当てる。「パッケージ情報のダイナミックな割り当て」を参照。

RDR DHCP LEGでログオンするすべてのサブスクライバに、一定のパッケージIDをスタティックに割り当てる。「パッケージ情報のスタティックな割り当て」を参照。

パッケージ情報のダイナミックな割り当て

DHCPパケットからパッケージ情報が提供される場合、パッケージ情報をダイナミックに割り当てることができます。Login Event Generator(LEG;ログイン イベント ジェネレータ)は指定されたオプションを連結し、 パッケージ名 を作成します。 パッケージ名 とアプリケーションのパッケージIDの設定を使用してマッピングすることも可能です。

DHCPパッケージからパッケージ情報を抽出するには、コンフィギュレーション ファイル p3dhcp_pkg.cfg において、パッケージ情報を含むオプション タイプ、および パッケージ名 からSCASのパッケージIDへの変換マップを定義する必要があります。

[Package Association] セクションには、次のパラメータがあります。

options_order_for_package_name
パッケージ アソシエーション情報を含むDHCPオプション(オプションの記述フォーマットは文字列でなくてはなりません)と、これらのオプション データを連結する順序を定義します。
記述フォーマットは option[:subtype],option[:subtype] です。

name_seperator_value
オプションを連結してパッケージ名を作成するとき、オプション間で使用する区切り文字を定義します。任意の文字を使用できます。デフォルトは「_」です。

use_default
DHCPデータからパッケージ情報を抽出できない場合に、デフォルトのパッケージを使用するかどうかを決定します(設定可能なオプションが省略されている場合、またはオプションがまったく設定されていない場合)。
指定できる値は true または false です。デフォルト値は true です。

default_package
DHCPデータからパッケージ情報を抽出できない場合に使用するデフォルトのパッケージIDを定義します。このパラメータは、use_defaultが true である場合にのみ有効です。
指定できる値は整数です。このパラメータにはデフォルト値はありません。

allow_login_with_no_package
DHCPデータからパッケージ情報を抽出できず、なおかつuse_defaultがfalseに設定されている場合に、パッケージ情報なしでログインを実行するかどうかを定義します。
このパラメータは、use_defaultが false である場合にのみ有効です。
指定できる値は true または false です。デフォルト値は false です。

package_property_name
パッケージ情報を含むアプリケーション プロパティの名前を定義します。デフォルト値は、SCASで使用されるのと同様、 packageId です。

[Package Names] セクションには、DHCPパケットで提供されるパッケージ情報から、SCAS for Broadbandアプリケーションが使用するパッケージID番号への変換に関する情報が含まれます。

DHCPパケットのオプション43(Vendor Specific Option)でパッケージ情報が提供され、サブタイプ102および101が両方とも使用されていると仮定します。この場合、パッケージ名となるオプションの順序は、次のように設定する必要があります。

 

options_order_for_package_name=43:102,43:101

サブタイプ102のオプション43にパッケージ タイプ(gold、silver、またはbronze)が含まれ、サブタイプ101のオプション43にドメイン情報が含まれていると仮定します(パッケージ タイプの意味はドメインごとに異なります)。区切り文字がデフォルト値である場合、パッケージ名は次の例のように設定する必要があります。

 

[Package Names]
gold_domain1=11
gold_domain2=12
silver_domain1=13
silver_domain2=14

この設定例では、DHCPパケットでサブタイプ102のオプション43に「gold」という値が含まれ、サブタイプ101のオプション43に「domain1」という値が含まれる場合、SMでこのサブスクライバに対応付けられるパッケージIDが、11という値になることを示しています。

次に、コンフィギュレーション ファイル全体の例を示します。

 

[Package Association]
options_order_for_package_name=43:102,43:101
name_seperator_value=_
use_default=true
default_package=1
package_property_name=packageId
 
[Package Names]
gold_domain1=11
gold_domain2=12
silver_domain1=13
silver_domain2=14

パッケージ情報のスタティックな割り当て

パッケージ情報をダイナミックに割り当てる必要がない構成では、コンフィギュレーション ファイル p3dhcp_pkg.cfg で、すべてのサブスクライバに割り当てられるデフォルトのパッケージIDを定義する必要があります。次に例を示します。

 

[Package Association]
use_default=true
default_package=1

その他のパラメータは、いずれも設定する必要はありません。