SCMS SM RDR DHCP LEG リファレンス ガイド
SCMS SM RDR DHCP LEGの概要
SCMS SM RDR DHCP LEGの概要
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 281KB) | フィードバック

目次

SCMS SM RDR DHCP LEGの概要

用語および概要

LEG(Login Event Generator)

RDR(Raw Data Record)

CM/SM(Cable Modem/Satellite Modem)

CPE(Customer Premise Equipment)

DHCP ACKパケット

DHCPイニシャル ログオン トランザクション

DHCPリース延長トランザクション(更新)

DHCPリリース トランザクション

DHCPスニファ

サブスクライバ マッピング

サブスクライバ ドメイン

サブスクライバ パッケージ

SCMS SM RDR DHCP LEGの概要

SCMS SM RDR DHCP LEGは、DHCPスニファ サービスの設定を行ったSCEデバイスから、DHCP情報を含むRaw Data Report(RDR)メッセージを受信するソフトウェア モジュールです。RDR DHCP LEGはSubscriber Manager(SM)ソフトウェアの拡張機能であり、SMの一部分として動作します。

SCEデバイスはDHCPトラフィックを解析し、SMデバイスに対して、RDRプロトコルを使ってDCHPトランザクションをレポートします。SMはRDRからモデムのMAC(メディア アクセス制御)アドレス、CPE(顧客宅内機器)のIPアドレス、およびオプションとして、サブスクライバ パッケージ情報を抽出し、SMへのログオンまたはログアウト動作を発生させます。

次に、LEGの動作の流れを示します。

 

この章の内容は、次のとおりです。

「用語および概要」

用語および概要

ここでは、RDR DHCP LEGおよびSMの設定と動作を理解するうえで、必要な用語および概要について説明します。各項目についての詳細は、『 Service Control Management Suite Subscriber Manager (SCMS SM) User Guide 』を参照してください。

LEG(Login Event Generator)

SMでサブスクライバのログインおよびログアウト動作を実行し、ダイナミックなサブスクライバ統合を処理するためのソフトウェア コンポーネントです。

RDR(Raw Data Record)

SCEデバイスがネットワーク トランザクションに関するレポートを外部コレクタにエクスポートするための、クライアント/サーバ データ プロトコル。RDRは、シスコの独自仕様プロトコルです。

CM/SM(Cable Modem/Satellite Modem)

ケーブル ネットワークまたはサテライト ネットワーク経由での、インターネット アクセスを提供するデータ モデム。モデムは通常、Internet Service Provider(ISP;インターネット サービス プロバイダー)の1つのサブスクライバに相当します。

CPE(Customer Premise Equipment)

エンドユーザがネットワークに接続する際、モデムを使用する機器。エンドユーザは通常、1つのモデムを介してインターネット接続に使用する、複数のCPEデバイスを所有します。

DHCP ACKパケット

リリース トランザクション以外の各DHCPトランザクションで、DHCPサーバから送信される最終のパケット。DHCP ACKパケットの送信後、トランザクションの結果が最終的に確定されます。デフォルトでは、RDR DHCP LEGはこのパケットだけを解析します。その他のパケットも解析するように、LEGを設定することが可能です。

DHCPイニシャル ログオン トランザクション

ネットワーク エンティティが、初回にネットワークにログオンするためのDHCPトランザクション。このトランザクションの目的は、新しく接続されたエンティティにIPアドレスを割り当てることです。モデムがサブスクライバ名として使用されるので、オプション82を適用するイニシャル ログオン クエリでは、DHCPリレー エージェントによってモデムのMACアドレスを追加する必要があります。

DHCPリース延長トランザクション(更新)

エンティティのリース期間を更新するためのDHCPトランザクション。リース期限に達すると、ネットワーク エンティティはネットワークから削除されます。LEGはこのクエリを使用し、サブスクライバに新しいリース期間を適用してログオンさせます。

DHCPリリース トランザクション

IPアドレスを解放するためのDHCPトランザクション。このトランザクションを用いて、ネットワーク エンティティをネットワークからログアウトさせます。DHCPリリース トランザクションを使用する機会は、稀にしかありません。通常は、リース期限が切れた時点でログアウトが実行されるため、リリース トランザクションを用いて直接ログアウトさせることはありません。LEGはリリース クエリを使用して、サブスクライバをSMからログアウトさせます。

DHCPスニファ

DHCPトラフィックを解析し、その情報をRDRプロトコルを使ってRDR DHCP LEGに送信する、SCEデバイス内部のソフトウェア ロジックです。

サブスクライバ マッピング

RDR DHCP LEGの主な機能は、サブスクライバに対応するネットワークIDのマッピングをSMにリアルタイムで提供することです。

SCEプラットフォームでは、検出したフローのネットワークID(IPアドレス)とサブスクライバIDのマッピングが必要です。SMデータベースには、サブスクライバIDに対応するネットワークIDが含まれています。サブスクライバと対応するネットワークIDに関するSCEの マッピングは、このSMデータベースから絶えず更新されます。

サブスクライバ ドメイン

SMには、SCEプラットフォームおよびサブスクライバを区分して、サブスクライバ ドメインとするオプションがあります。サブスクライバ ドメインとは、サブスクライバのグループを共有するSCEプラットフォームのグループです。サブスクライバ ドメインの設定は、SMコンフィギュレーション ファイルを使用して行い、設定の内容はSM CLUを使用して確認できます。

ドメインおよびドメイン別名についての詳細は、『 SCMS SM User Guide 』の 付録A を参照してください。

サブスクライバ パッケージ

シスコのソリューションが特定のサブスクライバに対して適用するポリシーは、通常、ポリシー パッケージによって定義されます。RDR DHCP LEGは、次のいずれかの方法でパッケージIDを処理します。

DHCPイニシャル ログオン トランザクションまたはリース延長トランザクションの、設定可能なオプションに従って設定

一定のデフォルト値を使用して設定

パッケージIDを未設定のままにする

詳細は、「パッケージ アソシエーションの設定」、および『 User's Guide of the Cisco Service Control Application Suite for Broadband application 』を参照してください。