Cisco SCE8000 GBE ソフトウェア コンフィギュ レーション ガイド
SCE プラットフォーム利用率のモニタリング
SCE プラットフォーム利用率のモニタリング
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2012/02/01 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

SCE プラットフォーム利用率のモニタリング

概要

SCE プラットフォーム利用率のインジケータ

CPU 利用率

フロー キャパシティ

サブスクライバ キャパシティ

サービス ロス

サービス ロスのモニタリング

SCE プラットフォーム利用率のモニタリング

概要

この付録では、実際のトラフィック環境に設置された SCE プラットフォームのモニタ方法について説明します。

「SCE プラットフォーム利用率のインジケータ」

「サービス ロス」

ネットワーク デバイスと同様に、SCE プラットフォームにはパフォーマンスおよびキャパシティのエンベロープがあります。ネットワークが拡張するにつれて、SCE プラットフォームの利用率が高まり、これらのエンベロープに到達することがあります。したがって、SCE プラットフォームをモニタし、利用率が一定のレベルにとどまっていて、信頼できる一貫したサービスがサポートされていることを確認してください。

SCE プラットフォームがパフォーマンス エンベロープに到達すると、特定のメカニズムがアクティブになり、トラフィックが削除されなくなります。これらのメカニズムでは、サービス関連の処理よりも、パケット処理が優先されます。その結果、サービス ロスが発生することがあります。次に例をいくつか示します。

輻輳期間中に不完全なレポートが作成される(場合によっては、ギザギザのパターンが表示される)

帯域幅実施レベルに適合しなくなる

UDP トラフィックが報告されない(SCE プラットフォームが、最後の手段として、UDP トラフィックをすべて自動的にフィルタリングすることがあるため)

SCE プラットフォームのモニタリングは、2 つの主要領域で構成されます。

SCE プラットフォーム利用率のモニタリング

サービス ロスのモニタリング

SCE プラットフォーム利用率のインジケータ

SCE プラットフォームにはインジケータがいくつかあります。ネットワーク オペレータはこれらのインジケータを使用して、プラットフォームが次に示すパフォーマンスおよびキャパシティ仕様内で動作しているかどうかを簡単にモニタできます。

「CPU 利用率」

「フロー キャパシティ」

「サブスクライバ キャパシティ」

CPU 利用率

SNMP

cpmCPUTotal1minRev cpmCPUTotal5minRev - 各トラフィック プロセッサで使用できます。

詳細については、 Cisco process MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-process | include cpmCPUTotal1minRev

show snmp MIB cisco-process | include cpmCPUTotal5minRev

ピーク時間の CPU 利用率が常に 85% を超える場合は、このソリューションを調整することを推奨します。

フロー キャパシティ

SNMP

cscTpFlowsCapacityUtilization - 各トラフィック プロセッサで使用できます。

詳細については、cisco-service-control-tp-stats MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-service-control-tp-stats | include cscTpFlowsCapacityUtilization

ピーク時間のフロー キャパシティ利用率が常に 90% を超える場合は、このソリューションを調整することを推奨します。

サブスクライバ キャパシティ

SNMP

cServiceControlSubscribersInfoEntry

詳細については、cisco-service-control-subscriber MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-service-control-subscriber

Cisco SCE8000 プラットフォームは最大 250,000 のサブスクライバをサポートします。導入したサブスクライバ数とアノニマス サブスクライバ数の合計がこの値以下になっていることを確認する必要があります。

サブスクライバ利用率が 90% を超えた場合は、特に注意して、再調整することを推奨します。

サービス ロス

サービス ロスは、ネットワーク内のトランザクションに対して予定されている処理を SCE プラットフォームが行っていない場合に発生するイベントです。サービス ロスの原因は、CPU またはフロー不足などです。

SCE プラットフォームでサービス ロスが発生した場合、次の 2 つの状況のいずれかになることがあります。

一時的なサービス ロス:本来不足しているネットワーク パターンが形成され、SCE プラットフォームのリソースの一部が一時的に枯渇した場合に発生します。例として、SCE プラットフォームが検出およびフィルタリングできない、DDoS 攻撃などがあります。

通常は、数秒間測定されます。

永続的なサービス ロス:ネットワーク トラフィックがキャパシティおよびパフォーマンス エンベロープに適合しない場所に SCE プラットフォームが設置されている場合、永続的サービス ロスが発生することがあります。

通常は、数時間測定されます。

サービス ロスは、SCE プラットフォームで処理されたパケット総数に対する、予測どおりにサービスが得られなかったパケット数の比として定義されます。

サービス ロスのモニタリング

SNMP

cscTpServiceLoss MIB - 各トラフィック プロセッサで使用できます。

詳細については、cisco-service-control-tp-stats MIB を参照してください。

この変数をモニタするタイムスロットは、通常、SCE プラットフォームのユーザが定義します(タイムスロット間で変数をリセットします)。

この変数の単位は 0.001% で、情報は切り捨てられます。