Cisco SCE8000 10GBE ソフトウェア コンフィギュ レーション ガイド
SCE プラットフォーム利用率のモニタリング
SCE プラットフォーム利用率のモニタリング
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/06/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

SCE プラットフォーム利用率のモニタリング

概要

SCE プラットフォーム利用率インジケータ

CPU 使用率

フロー容量

サブスクライバ容量

サービス損失

サービス損失のモニタリング

SCE プラットフォーム利用率のモニタリング

概要

この付録では、実際のトラフィック内にインストールされている SCE プラットフォームをモニタリングする方法について説明します。

「SCE プラットフォーム利用率インジケータ」

「サービス損失」

どのネットワーク デバイスでもそうであるように、SCE プラットフォームにも、パフォーマンスと容量の限界があります。ネットワークが発展するにつれ、プラットフォームの利用率が上がっていき、そのうちこれらの限界に達する可能性があります。したがって、利用率が信頼性が高く一貫したサービスをサポートできるレベルに留まっていることを確認するために、SCE プラットフォームをモニタリングすることをお勧めします。

SCE プラットフォームがパフォーマンスの限界に達すると、その状態でもトラフィックが一切失われない状態を保証するために一定のメカニズムがアクティブになります。これらのメカニズムは、サービス関連のアクションよりもパケット処理のプライオリティを高くします。このため、サービス損失という症状が発生する可能性があります。次にいくつかの例を挙げます。

輻輳状態が発生している期間のレポートの破損(場合によっては、のこぎり状のパターンで表示されます)。

帯域幅強制レベルが満たされない。

UDP トラフィックがレポートされない(これは、特定の状況で SCE プラットフォームが最終手段として自動的にすべての UDP トラフィックにフィルタをかけるためです)。

SCE プラットフォームのモニタリングは、主に次の 2 つの分野に分けることができます。

SCE プラットフォーム使用率のモニタリング

サービス損失のモニタリング

SCE プラットフォーム利用率インジケータ

SCE プラットフォームがそのパフォーマンスと容量の仕様内で動作しているかどうかをネットワーク オペレータが簡単にモニタリングできるようにするために、SCE プラットフォームは、以下のようないくつかのインジケータを公開します。

「CPU 使用率」

「フロー容量」

「サブスクライバ容量」

CPU 使用率

SNMP

cpmCPUTotal1minRev cpmCPUTotal5minRev 、各トラフィック プロセッサについて取得可能です。

詳細については、 Cisco プロセス MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-process | include cpmCPUTotal1minRev

show snmp MIB cisco-process | include cpmCPUTotal5minRev

ピークとなる時間帯に CPU 利用率が定常的に 85% を超える場合は、ソリューションの規模を検討することをお勧めします。

フロー容量

SNMP

cscTpFlowsCapacityUtilization が各トラフィック プロセッサについて取得可能です。

詳細については、cisco-service-control-tp-stats MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-service-control-tp-stats | include cscTpFlowsCapacityUtilization

ピークとなる時間帯にフロー容量が定常的に 90% を超える場合は、ソリューションの規模を検討することをお勧めします。

サブスクライバ容量

SNMP

cServiceControlSubscribersInfoEntry

詳細については、cisco-service-control-subscriber MIB を参照してください。

CLI コマンド

show snmp MIB cisco-service-control-subscriber

Cisco SCE8000 プラットフォームは、最大 250K のサブスクライバをサポートします。導入したサブスクライバとアノニマス サブスクライバの合計数がこの値の範囲内に収まる状態を確保してください。

サブスクライバ利用率が 90% を超える場合は、特に注意して、規模を再検討することをお勧めします。

サービス損失

サービス損失は、SCE プラットフォームがネットワーク上の任意のトランザクションに対して期待される処理を提供しない場合に発生するイベントです。これは、CPU またはフローの不足が原因で発生します。

SCE プラットフォームでサービス損失を発生させる状況としては、次の 2 つの状況があります。

一時的な状況 - 本質的に短い何らかのネットワーク パターンが発生し、SCE プラットフォームがそのリソースを一時的に使い果たした場合に発生します。例として、SCE プラットフォームが検出してフィルタすることができなかった DDoS 攻撃が挙げられます。

これは、通常、秒単位で計測されます。

恒久的な状況 - SCE プラットフォームが、その容量およびパフォーマンスの限界に見合わないネットワーク トラフィックを持つ場所にインストールされている場合、恒久的なサービス損失が発生します。

これは、時間単位で計測されます。

サービス損失は、サービスが期待されるとおりに受け取らなかったパケットの数の SCE プラットフォームで処理された総パケット数に対する比率で定義されます。

サービス損失のモニタリング

SNMP

cscTpServiceLoss MIB が各トラフィック プロセッサについて取得可能です。

詳細については、cisco-service-control-tp-stats MIB を参照してください。

SCE プラットフォーム ユーザが、この変数をモニタリングするタイムスロットを定義することが前提となっています(タイムスロット間でリセットされます)。

この変数の単位は 0.001% で、端数は切り捨てられます。