Cisco Service Control SCA BB 2.5 から SCA BB 3.1 へのアップグレード ガイド
アップグレード手順
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発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 193KB) | フィードバック

目次

アップグレード手順

バージョン 2.5 からバージョン 3.1 へのアップグレード

アップグレード手順

この章では、機能している SCA BB 2.5 構成を SCA BB 3.1 にアップグレードする手順について詳細に説明します。

この手順の説明には高度な内容が含まれます。詳細については、対応するユーザ マニュアルを参照してください。

この手順で使用しているシナリオでは、アップグレード手順中も機能を継続する場合、Service Control を配置する必要があります。その際に、SCA BB 2.5 が稼働している SCE プラットフォームと、SCA BB 3.1 が稼働している SCE プラットフォームを同時に運用します(同じ CM サーバと SM サーバを使用します)。

この手順の目的は、いくつかの制約事項に従って、(アップグレード プロセスの所要時間が長くなったとしても)サービスのダウンタイムを最小限に抑えることです(以前のセクションを参照)。

バージョン 2.5 からバージョン 3.1 へのアップグレード

手順の概要

1. SM ユーザ マニュアルに記載された手順に従って、SM(または SM クラスタ)をアップグレードします。

2. CM を配置するか、CM を 3.1 にアップグレードします。

3. SCE プラットフォーム ソフトウェア(SCOS およびアプリケーション PQI)をアップグレードします。

4. すべての SCE プラットフォームのアップグレードが完了したあとに、以前のバージョンが稼働している別の CM を削除します(この CM が使用されていた場合)。

詳細手順


ステップ 1 SM ユーザ マニュアルに記載された手順に従って、SM(または SM クラスタ)をアップグレードします。

a. SM および SCE プラットフォーム間の状態交換をディセーブルにします。

この処理は SM で実行します。

b. SM からすべてのサブスクライバ状態を削除します。

送信する必要がある情報は、このフェーズで失われます。

c. QP プロパティを削除します。

SM では、QP API は廃止されています。このため、サブスクライバをエクスポートし、SM にインポートする必要があります。

d. SCA BB アプリケーションおよび SM LEG の PQI をアンインストールします。

e. SM アップグレード スクリプトを実行します。

f. SCA BB アプリケーションおよび SM LEG の PQI をインストールします。

g. Cisco SCMS Subscriber Manager User Guide 』の説明に従って、SM に SCE カスケードを設定します。

バージョン 3.1 の場合、SM は SCE カスケード トポロジを認識し、この情報に従って設定する必要があるため、この手順は必須です。アップグレード直後、すべての SCE はスタンドアロン SCE として SM に設定されます。SCE ペアをアップグレードしたら、各 SCE を手動で設定する必要があります。

h. カスケード SCE を SM 構成のカスケード ペアとして設定します。

このようにすると、SM は 3.1.0 にアップグレードされるスタンバイ SCE を正しい方法で処理し、そこにサブスクライバ アップデートを送信しないようになります。

スタンバイとして識別されている SCEは、SM で 'standalone' として設定されている場合であっても、更新されません。

i. SCE を更新できるのは、SM を正常に設定したあとのみです。

ステップ 2 CM を配置するか、CM を 3.1 にアップグレードします。

移行フェーズ用に追加の CM およびデータベースを配置した場合は(バンドル版の構成であるかどうかに関係なく、合計 2 つの CM データベース が存在する場合)、すべての SCE(旧バージョンおよび 3.1)で収集が有効になります。 非バンドル版データベース の場合は、いくつかの方法でこの処理を実行できます。非バンドル版データベースを使用している場合は、DB の専門家にお問い合わせください。

各 CM は特定のバージョンのデータベースから RDR を収集し、別のデータベース(バンドル版または非バンドル版)および CSV リポジトリに格納します。

2 つのリリースからのデータ統合は、現在、バンドル版構成ではサポートされていません。非バンドル版構成のデータ統合方法については、ガイドラインを参照してください。実際の実装方法は、DB 構造やマシン タイプに応じて大幅に異なります。旧リリースから収集されたデータは、古い Reporter を使用してアクセスできます。

単一 CM を使用している場合、データ収集が機能するのは、CM と同じソフトウェア バージョンが稼働している SCE プラットフォームのみです。各 SCE がアップグレードされるまでは、CM でサポートされていないリリースが稼働しているすべての SCE で、RDR 生成を停止する必要があります。バンドル版 CM のアップグレード プロセス中に、古いデータベース テーブルの名前が変更され、別に保存されます。これらのテーブル内のデータにあとでアクセスするには、変更された Reporter テンプレートを使用します。

ステップ 3 SCE プラットフォーム ソフトウェア(SCOS およびアプリケーション PQI)をアップグレードします。

この手順は、SCE プラットフォーム クラスタの場合にも適用されます。詳細については、『 SCE Installation Guide 』および『 Software Configuration Guide 』を参照してください。

SCE プラットフォームのアップグレード手順には、次に示す高度な手順も含まれています。

サービス設定の取得(PQB) -- 2.5 SCA BB Console を使用します。

3.1 へのサービス設定のアップデート -- 新しい Console で Service Configuration Editor に古いサービス設定を開き、古いサービス設定に必要な調整を行います。これらの変更については、『 SCA BB 3.1 Release Notes 』を参照してください。または、3.1 Service Configuration Editor を使用して、新しいサービス設定を作成します。

3.1 Network Navigator GUI を使用した SCOS 3.1 のインストール -- SCE プラットフォームに PQI 3.1 をインストールしてから、SCA BB 3.1 に最新のプロトコル パックをインストールします。

SCE プラットフォームにサービス設定を適用します。

各 SCE プラットフォームは、SM アップグレードが完了してから各 SCE プラットフォームがアップグレードされるまで、トラフィック制御の観点から機能し続けます。アップグレード後に機能を再開します。ハイ アベイラビリティ構成では、SCE がスタンバイ モードの場合に SCE アップグレードが実行されるため、サービス ダウンタイムは発生しません。

アップグレードされた SCE プラットフォームの RDR が、バージョン 3.1 が稼働している CM に転送されることを確認してください。収集の観点から、サービス ダウンタイムは、実装された CM 構成(アップグレード中に 1 つか 2 つか)に応じて異なります。

カスケード SCE ペアの場合:

SM が 3.1 にアップグレードされていることを確認します。

上記手順に従って、スタンバイ SCE をアップグレードします。

フェールオーバーを強制的に実行します。

新しいスタンバイ SCE(以前のアクティブ SCE)を、上記手順に従ってアップグレードします。

この段階でソリューション全体がアップグレードされ、完全に機能します。

ステップ 4 すべての SCE プラットフォームのアップグレードが完了したあとに、以前のバージョンが稼働している別の CM を削除します(この CM が使用されていた場合)。