Cisco SCE8000 GBE インストレーション コンフィ ギュレーション ガイド
取り外しおよび取り付け手順
取り外しおよび取り付け手順
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/03/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

取り外しおよび取り付け手順

概要

安全性

静電破壊の防止

サポートされるハードウェア

電源装置の取り外しと取り付け

必要な工具

AC 入力電源装置の取り外し

AC 入力電源装置の取り付け

DC 入力電源装置の取り外し

DC 入力電源装置の取り付け

ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け

必要な工具

ファン アセンブリの取り外し

ファン アセンブリの取り付け

モジュールの取り外しと取り付け

必要な工具

SIP の取り扱い

モジュールの取り付け

モジュールの取り外し

モジュールの取り付けと取り外し:拡大図

インストレーションの確認

SCE8000-SCM モジュールの取り付けと入れ替え

デュアル SCE8000-SCM モジュールの取り付け手順とアップグレード手順

最初の取り付け

スレーブ モジュールとして機能していた SCE8000-SCM モジュールのマスター モジュールとしての取り付け

SCE8000-SCM モジュールの取り外し

スロット 2 への SCE8000-SCM モジュールの追加

ダウングレード

アップグレード

共有ポート アダプタ(SPA)の取り外しおよび取り付け

必要な工具類

レーザー/LED の安全性

SPA の取り扱い

SPA の取り付けと取り外し

SIP への SPA の取り付け

SIP からの SPA の取り外し

光バイパス モジュールの取り外しと取り付け

光バイパス モジュールの取り外し

光バイパス モジュールの取り付け

リンクのトラフィックが中断しない光バイパス モジュールの交換

取り外しおよび取り付け手順

概要

この章では、Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)の取り外しおよび取り付け手順について説明します。


) システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco SCE8000 GBE』を参照してください。このマニュアルには、システムを扱う前に理解しておく必要がある安全に関する重要な情報が記載されています。


「安全性」

「静電破壊の防止」

「サポートされるハードウェア」

「電源装置の取り外しと取り付け」

「ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け」

「モジュールの取り外しと取り付け」

「共有ポート アダプタ(SPA)の取り外しおよび取り付け」

「光バイパス モジュールの取り外しと取り付け」

安全性


警告 クラス 1 レーザー製品です。
ステートメント 1008



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。
ステートメント 1056



警告 この装置は必ずアースを接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。
ステートメント 1024



警告 システムの稼動中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーがかかっています。取り扱いには十分注意してください。



注意 シャーシの取り扱いや電源まわりの作業を行う前に、AC 装置の電源コードを抜いてください。DC 装置では回路ブレーカーの電源を切り離してください。


) いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。


静電破壊の防止

Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ポート アダプタおよび処理モジュールには、金属製フレームに固定されたプリント基板があります。電磁波干渉(EMI)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。基板は金属フレームによって ESD から保護されていますが、取り扱いの際には、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

ストラップの装置側をシャーシの塗装されていない金属部分に固定します。

コンポーネントを取り付けるときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンにバス コネクタを適切に装着してください。イジェクト レバーや非脱落型ネジは、基板の脱落を防ぐだけでなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に装着させるために必要です。

コンポーネントを取り外すときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを取り外してください。

フレームを取り扱うときは、ハンドルまたは端の部分だけを持ち、プリント基板またはコネクタには手を触れないようにしてください。

取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止容器に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外し後、ただちに静電気防止容器に入れてください。

プリント基板と衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

金属フレームからプリント基板を絶対に取り外さないでください。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 MΩでなければなりません。

サポートされるハードウェア

Cisco SCE8000 GBE プラットフォームは、次のハードウェアをサポートしています。

1 つのサービス コンロトール モジュール(SCE8000-SCM-E)。オプションの 1 つの冗長サービス コントロール モジュール(FRU)を含みます。

1 つの Shared Port Adapter(SPA; 共有ポート アダプタ)ジャケット モジュール(SCE8000-SIP)。2 つまたは 4 つの SPA 10GBE インターフェイス モジュール(すべて FRU)を含みます。

最大 2 つの光バイパス モジュール。シャーシの下部スロットに搭載します。

ホットスワップ可能なファン アセンブリ、および冗長 AC 入力または冗長 DC 入力電源装置。

電源装置の取り外しと取り付け

ここでは、Cisco SCE8000 GBE の電源装置の取り外しと取り付け方法について説明します。


) 冗長電源装置を搭載したシステムでは、故障した電源装置をシステムの動作中に交換できます。


「必要な工具」

「AC 入力電源装置の取り外し」

「AC 入力電源装置の取り付け」

「DC 入力電源装置の取り外し」

「DC 入力電源装置の取り付け」

必要な工具

ここでの作業を行うには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要です。また、ケーブルのタイラップを切るためにワイヤ カッターまたは鋏が必要になります。

AC 入力電源装置の取り外し


警告 システムの稼動中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーがかかっています。取り扱いには十分注意してください。



ステップ 1 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置にします。

ステップ 2 電源から電源コードを外します。電源コードがまだ電源装置に接続されているときは、電源コードの金属製プロングに触れないでください。

ステップ 3 電源装置の電源接続口から電源コードを外します。電源装置に埋め込みの金属製プロングには触れないでください。

ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 9-1 を参照)。

図 9-1 AC 電源装置の非脱落型ネジ

 

ステップ 5 電源装置の両方のハンドルをつかみ(図 9-2 を参照)、電源装置をシャーシから完全に引き出します。

図 9-2 AC 電源装置の取り扱い

 


 

AC 入力電源装置の取り付け


) この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。



ステップ 1 システム アースが接続されていることを確認します。アースの接続方法については、「システム アースの接続」を参照してください。

ステップ 2 電源スイッチがオフ(0)の位置にあることを確認します。

ステップ 3 電源装置の両方のハンドルをつかみます(図 9-2 を参照)。電源装置を電源装置ベイの中に差し込みます。電源装置がベイの中に完全に装着されたことを確認します。

ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジをしっかり締めます(図 9-1 を参照)。


警告 電源装置の非脱落型ネジをしっかりと締めて、保護アースの導通を確保する必要があります。


ステップ 5 電源コードを電源装置に差し込みます。

ステップ 6 電源コードのもう一端を AC 入力電源に接続します。


注意 二重化電源装置を搭載するシステムの場合は、各電源装置を独立した入力電源に接続します。一方の電源に障害があっても、ほとんどの場合はもう一方の電源が使用できます。

ステップ 7 電源装置のスイッチをオン(|)の位置にします。

ステップ 8 電源装置の LED をチェックして電源装置の動作を確認します。

電源装置の LED は次の状態になっているはずです。

INPUT OK LED がグリーンに点灯しています。

FAN OK LED がグリーンに点灯しています。

OUTPUT FAIL LED が消灯しています。

LED に電源の問題が表示された場合は、「起動時の問題の特定」のトラブルシューティングを参照してください。


 

DC 入力電源装置の取り外し


警告 次の手順を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。
ステートメント 1033



警告 システムの稼動中は、バックプレーンに電圧がかかっています。感電のリスクを減らすため、電源ベイとバックプレーン部分には手や指で触れないでください。



ステップ 1 取り外す DC 入力電源装置とつながる DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 端子ブロック カバーを固定している 4 本のネジを外し、端子ブロックからカバーを引き出します(図 9-3 を参照)。

図 9-3 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル

 

ステップ 3 各ケーブル ホルダー カバーを固定している 2 本のネジを外し、ケーブル ホルダーからケーブル ホルダー カバーを取り外します。

ステップ 4 端子ブロックから DC 入力線を取り外します。

DC 入力線は、必ず次の順序で取り外します。

プラス(+)

マイナス(-)

アース


警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。


ステップ 5 アース ケーブルから 2 つのタイラップを外します。ケーブル ホルダーを固定している長いタイラップがある場合は、それも外します。

ステップ 6 電源装置の非脱落型ネジを緩めます。


注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。PWR-2700-DC DC/4 入力電源装置の重量は 9.0 kg(19.8 ポンド)あります。

ステップ 7 電源装置の両方のハンドルをつかみ(図 9-4 を参照)、電源装置をシャーシから完全に引き出します。

図 9-4 DC 入力電源装置の取り扱い

 


 

DC 入力電源装置の取り付け

ここでは、Cisco SCE8000 GBE シャーシに DC 入力電源装置を取り付ける手順について説明します。


) DC 戻り線は、システム フレームとシャーシ(DC-I)から絶縁したままにします。



警告 次の手順を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。
ステートメント 1033



ステップ 1 電源装置アースが必要です。ここでの手順に従い、PWR-2700-DC/4 電源装置アースを取り付けます。


) Cisco SCE8000 GBE では、システム アースと PWR-2700-DC/4 電源装置の接続は、PWR-2700-DC/4 電源装置アースで提供されます。補助的にシステム アースを接続できます。



) PWR-2700-DC/4 電源装置アースは必ず接続する必要があります。



) 両方の電源装置の PWR-2700-DC/4 電源装置アースを接続する必要があります。



) システム(アース)を追加する場合には、システム アースを必ず接続しておいてください。アース接続の手順については、「システム アースの接続」を参照してください。


ステップ 2 前面パネルからプラスチック袋を外し、取っておきます。この袋には、端子ブロックのプラスチック仕切りが 2 つ、タイラップが 2 つ、ケーブル ホルダー カバーが 2 つ入っています。

ステップ 3 取り付ける電源装置とつながる DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。電源装置の両方のハンドルをつかみます(図 9-4 を参照)。電源装置を電源装置ベイの中に差し込みます。電源装置がベイの中に完全に装着されたことを確認します。

ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジを締めます。


警告 電源装置の非脱落型ネジをしっかりと締めて、保護アースの導通を確保する必要があります。



) Cisco SCE8000 GBE の消費電力は 1350 W を超えることはできないので、各電源装置に 2 組の入力線を接続する必要はありません。2 組の入力線を接続する必要がある場合は、一方の 2700 W DC 入力電源装置に接続する 2 組の入力線がともに同じバッテリ システムから配線(A フィード)され、もう一方の電源装置に接続する 2 組の入力線がともに別のバッテリ システムから配線(B フィード)される必要があります。



) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用の回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格および地域または国の電気規定に適合するサイズの回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。


ステップ 5 端子ブロック カバーを固定している 4 本のネジを外し、端子ブロックからカバーを引き出します(図 9-5 および 表 9-1 を参照)。

図 9-5 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル

 

 

表 9-1 端子ブロックの接続

1

非脱落型ネジ

7

ケーブル ホルダー カバー

2

DC 電源コード端子ブロック

8

ケーブル ホルダー

3

STATUS LED

9

タイラップ

4

DC 電源コード端子ブロック カバー

10

ケーブル ホルダー

5

ケーブル ホルダー カバー

11

タイラップ

6

アース

ステップ 6 DC 入力線およびアース線に適切なラグ端子を取り付けます。使用する地域および国の取り付け要件に適したサイズの線を使用します。また、銅線だけを使用します。ラグ端子の最大幅は 15.2 mm(0.600 インチ)です。


) 北米のインストレーションの場合、定格 90°C の細かい撚り銅線を使用します。



) 電源装置の端子ブロックのラグ端子開口幅は、15.8 mm(0.62 インチ)あります。端子スタッド間の中心距離は 15.88 mm(0.625 インチ)で、端子スタッドは 1/4-20 でねじ切りされています。業界標準のバレル圧着型 2 穴ラグ端子を使用することを推奨します。電源装置アース スタッドは端子ブロックの下側にあり、同様に 1/4-20 でねじ切りされていて、1/4 インチの割りリング ワッシャが 2 個と、1/4-20 の六角ナット 2 個が必要です。


ステップ 7 DC 入力線を 2700 W 電源モジュール端子ブロックに接続します。DC 入力線を接続する方向に応じて、適切なケーブル ホルダーを使用するようにしてください。図 9-6 に、DC 入力線を左側から引き込む例を示します。

DC 入力線を次の順序で 2700 W 電源装置の端子ブロックに接続します。

アース

マイナス(-)

プラス(+)


) ナットはきっちりと締めるようにしてください。ただし、締めすぎないようにしてください。推奨するトルクは 20 インチポンドです。端子のナットを締めすぎると端子ブロックが壊れることがあります(最大トルク:36 インチポンド)。


図 9-6 左側で接続した DC 入力線

 

装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。

ステップ 8 アース ケーブルを 2 本のタイラップでケーブル ホルダーに固定します。

ステップ 9 プラスチック袋からケーブル ホルダー カバーを取り出し、前面パネルの図 9-3 に示す場所に取り付けます。


図 9-3 の 5 番と 8 番に示すケーブル ホルダーで DC 入力ケーブルをしっかり固定できない場合は、9 番に示すように長いタイラップを使用してケーブル ホルダーを固定してください。


ステップ 10 端子ブロック カバーを 4 本のネジで固定し、各端子ブロック仕切りを 2 本のネジで固定します。

ステップ 11 DC 入力をオンにし、電源装置の前面パネルの LED をチェックして電源装置が動作することを確認します。

電源装置の背面パネルの LED は次の状態になっているはずです。

INPUT OK LED がグリーンに点灯しています。

FAN OK LED がグリーンに点灯しています。

OUTPUT FAIL LED が消灯しています。

LED が電源の問題を示している場合は、「起動時の問題の特定」を参照してください。


 

ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け

ここでは、Cisco SCE8000 GBE シャーシのファン アセンブリの取り外しと取り付け方法について説明します。

「必要な工具」

「ファン アセンブリの取り外し」

「ファン アセンブリの取り付け」

必要な工具

ここでの作業を行うには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要です。

ファン アセンブリの取り外し

ファン アセンブリは、システムの稼動中に取り外しおよび交換を行っても、電気的事故やシステムの故障を引き起こさないように設計されています。


ステップ 1 2 本の非脱落型ネジ(図 9-7 を参照)を反時計方向に回して緩めます。

図 9-7 ファン アセンブリ

 

ファン トレイを取り外すときは、回転しているファン ブレードに手や指を近づけないでください。ファン ブレードが完全に停止してから、ファン トレイを取り外してください。

ステップ 2 ファン アセンブリを両手でつかんで引き出します。必要であれば、ファン アセンブリを軽く揺らすと電源コネクタがバックプレーンから外れます。

ステップ 3 ファン アセンブリをシャーシから完全に引き出し、安全な場所に置きます。


 

ファン アセンブリの取り付け


ステップ 1 ファン アセンブリは、ファンが右側に、FAN STATUS LED が下側になるようにして持ちます(図 9-7 を参照)。

ステップ 2 シャーシ前面の空洞部分にファン アセンブリを差し込みます。まずファン アセンブリをシャーシに載せたあと、ファン アセンブリを少し持ち上げて、上下のシャーシ ガイドに合わせます。

ステップ 3 ファン アセンブリの電源コネクタがバックプレーンに装着し、非脱落型ネジがシャーシに接触するまで、ファン アセンブリを押し込みます。

ステップ 4 非脱落型ネジを締めます。

ステップ 5 ファンが動作していることを確認します。

ファンの音を聞きます。作動音がすぐに聞こえるはずです。作動音が聞こえない場合は、ファン アセンブリがシャーシに完全に装着され、前面プレートがスイッチ背面パネルと平らに揃っていることを確認します。

FAN STATUS LED がグリーンに点灯していることを確認します。LED がレッドの場合は、1 つまたは複数のファンが故障しています。


 

モジュールの取り外しと取り付け

Cisco SCE8000 GBE プラットフォームは、次の 2 種類のモジュールをサポートしています。

サービス コントロール モジュール(SCE8000-SCM-E)

SIP Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)(SCE8000-SIP)

図 9-8 に、Cisco SCE8000 GBE シャーシ内の各モジュールの配置を示します。

図 9-8 Cisco SCE8000 GBE シャーシのスロット番号

 

必要な工具

Cisco SCE8000 GBE シャーシのモジュールの取り外しと取り付けには、次の工具が必要です。

3/16 インチのマイナス ドライバ

No.2 プラス ドライバ

リスト ストラップまたは他のアース用デバイス

モジュールの輸送に使用された静電気防止容器

SIP の取り扱い

SIP 回路基板は金属製フレームに取り付けられていますが、静電破壊の影響を受けやすい基板です。

SIP を取り扱うときは必ずフレームの端とハンドルを持ち、SIP コンポーネントやコネクタ ピンには触れないでください(図 9-9 を参照)。

スロットを使用しない場合は、SCE プラットフォームが電磁波干渉(EMI)放出要件に適合し、搭載モジュール全体に適切なエアーフローが確保されるように、空きスロットにブランク フィラー プレートを取り付ける必要があります。未使用のスロットに SIP を取り付ける場合は、最初にブランク フィラー プレートを取り外す必要があります。

図 9-9 SIP の取り扱い

 

モジュールの取り付け


ステップ 1 モジュールを取り付けるスロットを選択します。

モジュールは適切なスロットに取り付ける必要があります。

SCE8000-SCM-E モジュールが 1 台だけの場合は、スロット 1 に取り付けます。

追加して使用する 1 台の SCE8000-SCM-E モジュールはスロット 2 に取り付けます。

SCE8000-SIP モジュールはスロット 3 に取り付けます。

ステップ 2 モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、SCE# プロンプトで、 reload shutdown と入力し、 Enter キーを押して Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 3 モジュール ポートに直接接続するインターフェイス機器を収納できる十分なクリアランスがあることを確認します。

ステップ 4 シャーシに取り付けられている各モジュールの非脱落型ネジが締まっていることを確認します。ネジを締めることで各モジュールの EMI ガスケットが完全に圧着され、新規モジュールまたは交換用モジュールを取り付ける開口部の空間が最大になります。


) 非脱落型ネジが緩んでいると、取り付けられているモジュールの EMI ガスケットの作用で隣り合うモジュールが空きスロット側に押され、開口部の空間が小さくなって、交換用モジュールの取り付けが難しくなります。


ステップ 5 モジュール フィラー プレートの 2 本のなべネジを外して、フィラー プレートを取り外します。モジュールを取り外す場合は、「モジュールの取り外し」の手順に従ってください。

ステップ 6 新しいモジュールの両方のイジェクト レバーを完全に開きます(図 9-10 を参照)。

図 9-10 イジェクト レバーおよび非脱落型ネジ

 

ステップ 7 モジュールをスロットの位置に合わせます(図 9-11 を参照)。モジュール キャリアの両側をスロットの両端にあるスロット ガイドに揃えます。

図 9-11 モジュールをスロットの位置に合わせる

 

ステップ 8 モジュールをスロットに慎重に差し込み、モジュール上端に付いている EMI ガスケットが上側のモジュールに接触し、イジェクト レバーがモジュール前面プレートに対しほぼ 45 度の角度に閉じるまで入れます(図 9-12 を参照)。

図 9-12 EMI ガスケットの調整

 

ステップ 9 両手の親指と人差し指で両方のイジェクト レバーをつかんで押し下げ、モジュールの EMI ガスケットとその上のモジュールとの間に少し隙間(1 mm(0.040 インチ))を作ります(図 9-12 を参照)。


) イジェクト レバーを押し下げるときに力を入れすぎないようにしてください。曲がって損傷します。


ステップ 10 左右のイジェクト レバーを押し下げながら、同時に閉じて、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーがモジュールの前面プレートと平行になれば、完全に閉じています(図 9-13 を参照)。


) モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されていないと、誤動作やエラー メッセージの原因になります。


図 9-13 イジェクト レバー クロージャ

 

ステップ 11 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを締めます。


) 非脱落型ネジを締める前に、イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認してください。



 

モジュールの取り外し

現在の設定を保持して新しい SCE8000-SCM-E に複製する場合は、SCE8000-SCM を取り外す前に、まず現在の設定を保存する必要があります( copy running-config startup-config コマンドを使用)。この作業を行っておくと、設定が同じ内容か類似した内容である場合、モジュールをオンラインにしたときに時間を節約できます。設定を復元する場合には、サーバから設定を SCE8000-SCM-E の不揮発性メモリにダウンロードします。


ヒント 新しい SCE8000-SCM-E を取り付ける場合、工場出荷時のデフォルト設定をチェックしてください。運用要件に合わせてシステムの再設定が必要になる場合があります。SCE8000-SCM-E の再設定は手動で行えます。また、以前にオリジナルの設定をサーバにアップロードしてあれば、それを新しい SCE8000-SCM-E にダウンロードすることもできます。



ステップ 1 モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、SCE# プロンプトで、 reload shutdown と入力し、 Enter キーを押して Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 2 シャーシのすべてのモジュールの非脱落型ネジが締まっていることを確認します。非脱落型ネジが締まっていると、モジュールを取り外したあとの空間が維持されます。


) 非脱落型ネジが緩んでいると、取り付けられているモジュールの EMI ガスケットの作用でモジュールが空きスロット側に押され、開口部の空間が小さくなって、交換用モジュールの取り付けが難しくなります。


ステップ 3 すべてのケーブルを取り外します。

ステップ 4 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 5 両手の親指を左右のイジェクト レバーに掛け、レバーを一緒に外側に回して、モジュールをバックプレーン コネクタから外します。

ステップ 6 モジュール前面の端をつかみ、モジュールをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 7 モジュールをスロットの外に引き出します。片方の手をモジュールの下に添えてモジュールの重さを支えます。モジュールの回路には触れないでください。

ステップ 8 取り外したモジュールは、静電気防止材の上に置くか、すぐに別のスロットに再度取り付けるかしてください。

ステップ 9 スロットを空けたままにする場合は、モジュール フィラー プレートを取り付けて、シャーシへの埃の混入を防止し、シャーシを通過する適切なエアーフローを維持できるようにします。


 

モジュールの取り付けと取り外し:拡大図

図 9-14 に、部品の拡大図を示します。

非脱落型ネジ

イジェクト レバー

スロット ガイド

図 9-14 モジュールの取り付けと取り外し

 

インストレーションの確認

システム ソフトウェアおよびファームウェアが適切にインストールされているかどうかを確認するには、 show version コマンドを使用します。


ステップ 1 SCE> プロンプトで show version と入力し、 Enter キーを押します。

次に、 show version コマンドの出力例を示します。

SCE8000#> show version
System version: Version 3.5.5 Build 253
Build time: Jun 2 2009, 17:48:38 (Change-list 484251)
Software version is: Version 3.5.5 Build 253
Cryptography class: K9
Hardware information is:
---------------------
Firmware
---------------------
kernel : [kernel] 2.3.0/1 (inactive: [kernel] 2.3.0/1)
u-boot : [uboot] 2.1.0/1 (field: [uboot] 0.8.1/18)
select : [ubs-cf1] 2.3.0/1 (secondary: [ubs-cf1] 2.3.0/1)
---------------------
Slot 1: SCE8000-SCM-E
---------------------
serial-num : CAT1231G03R
part-num : 73-10598-01
cpld : 0x816c
vtpld : 0xc003
summit-0 : 0xf2c1001
summit-1 : 0xf2c1101
dpt/tx : 0x4913
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cls cam : 0x454120
cls flow cap: 33554432
ssa : 0x90
---------------------
TVR
---------------------
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cpu SVR : 0x80900121
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cpu freq : 1000MHz
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summit : 0xf2c1701
cf : Model=SILICONSYSTEMS INC 4GB-3213, S/N=B8243186VCK20914MX01, FwRev=0x242-0230, Size=4125744KB
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phy-1 : 0xcc2
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---------------------
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cpu-0 freq : 1500MHz
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---------------------
CFC-1
---------------------
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---------------------
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---------------------
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dpt-1 : 0x322f
ssa-0 : 0x90
ssa-1 : 0x90
spa[0] : SPA-8X1GE
spa[1] : SPA-8X1GE
spa[2] : SPA-1X10GE-L-V2
spa[3] : SPA-1X10GE-L-V2
---------------------
SCE8000 Chassis
---------------------
product-num : SCE8000
serial-num : FOX1229GYVS
part-num : 73-11293-01
part-rev : A0
vid : V01

Part number : 73-10598-01
Revision : 1
Software revision : 1
LineCard S/N : CAT1231G03R
Power Supply type : AC
SML Application information is:
Application file: /apps/data/scos/app/en355262.sli
Application name: Engage SML Version 3.5.5 build 74
Using Lib - PL_3.5.5_b74
Using Lib - Classifier_3.5.5_b74
Application help: Entry point of Engage
Original source file: /auto/srbu-proj1/apps/users/atukh/autoBuild/App/SML/Engage/dev/src/com/pcube/AppTemplate/Main/template_app_main.san
Compilation date: Tue, May 19, 2009 at 19:51:58
Compiler version: SANc v3.20 Build 12 built on: Tue 02/01/2009 11:11:05.;SME plugin v1.1
Capacity option used: 'EngageDefaultSCE8000'.
Logger status: Enabled

Platform: SCE8000
Management agent interface version: SCE Agent 3.5.5 Build 121
Software package file: Not available
SCE8000 uptime is 26 minutes, 53 seconds
 

Cisco SCE8000 GBE モジュールのインストレーションを確認し、接続を確認したら、モジュールを設定する必要があります。Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの設定方法の詳細については、『 Cisco SCE8000 GBE Software Configuration Guide 』を参照してください。Cisco SCE8000 GBE プラットフォームのすべてのコマンドについては、『 Cisco SCE8000 CLI Command Reference 』マニュアルを参照してください。


 

SCE8000-SCM モジュールの取り付けと入れ替え

普通、SCE8000 シャーシはすべて設定済みで出荷されますが、2 台目の SCE8000-SCM モジュールの取り付けや取り外しが必要になることがあります。そのような場合は、必ず次のガイドラインに従います。


) 2 台の SCE8000-SCM モジュールを使用できるのは、SCOS リリース 3.6.0 以降を実行しているシステムだけです。


2 台の SCE8000-SCM モジュールを取り付けると、スロット 1 のモジュールがマスターとして機能し、スロット 2 のモジュールがスレーブとして機能します。

取り付ける SCE8000-SCM モジュールが 1 台だけの場合は、スロット 1 に取り付けます。

なんらかの理由でスロット 2 の SCE8000-SCM モジュールがマスターの SCE8000-SCM モジュールになっている場合は、スロット 1 の SCE8000-SCM を取り外し、スロット 2 のモジュールをスロット 1 に移動して取り付け直します。


) スレーブの SCE8000-SCM にはユーザ データは保存されていません。つまり、PQI や SLI など、それまでに指定したどのような設定も、スレーブの SCE8000-SCM では実行できません。


どちらの SCE8000-SCM モジュールを交換する場合でも、交換の前に必ずシステムの電源を切断します。

新しいパッケージやアプリケーションをインストールすると、それが両方の SCE8000-SCM モジュールに自動的にインストールされます。ソフトウェアの特別なインストール手順は不要です。

2 台目の SCE8000-SCM モジュール(スレーブ)で実行しているバージョンまたはビルドが、マスターの SCE8000-SCM モジュールで実行しているものと異なる場合、どちらのバージョンも 3.6.0 以降であれば、次回のブート時に 2 台目のモジュールのパッケージがマスター モジュールのパッケージに自動的に同期します。


) このような状況が発生するのは、マスターの SCE8000-SCM モジュールを取り外して、同じ SCE8000 シャーシまたは別の SCE8000 シャーシにスレーブの SCE8000-SCM モジュールとして取り付けた場合だけです。


デュアル SCE8000-SCM モジュールの取り付け手順とアップグレード手順

最初の取り付け


ステップ 1 両方の SCE8000-SCM モジュールに SCOS リリース 3.6.0 以降をインストール済みであることを確認します。

ステップ 2 SCE# プロンプトで reload shutdown と入力して Enter キーを押し、Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 3 スロット 1 に 1 台目の SCE8000-SCM モジュールを差し込み、スロット 2 に 2 台目のモジュールを差し込みます。

ステップ 4 SCE8000 の電源をオンにします。


 

スレーブ モジュールとして機能していた SCE8000-SCM モジュールのマスター モジュールとしての取り付け

スレーブ モジュールとして取り付けられていた SCE8000-SCM モジュールを展開し直し、マスターの SCE8000-SCM モジュールとして取り付けると、スレーブ モジュールとして動作しているときにインストールした最新のパッケージが実行されます。

スレーブの SCE8000-SCM にはユーザ データは保存されていません。つまり、PQI や SLI など、それまでに指定したどのような設定も、スレーブの SCE8000-SCM では実行できません。

SCE8000-SCM モジュールの取り外し

OIR はサポートされていません。どの SCE8000-SCM モジュールを取り外す場合でも、必ず reload shutdown コマンドを使用し、取り外す前に電源を切断します。電源を切断せずに SCE8000-SCM モジュールを取り外すと、次のようにシステムがリセットされます。

マスターの SCE8000-SCM モジュールを取り外した場合

実行中のシステムからスロット 1 の SCE8000-SCM モジュールを取り外すと、ただちにシステムがリセットされます。システムはリセット状態から回復しなくなります。リセット状態から回復するには、システムの電源を切断し、スロット 1 に SCE8000-SCM モジュールを差し込んでからシステムの電源をオンにします。

スレーブの SCE8000-SCM モジュールを取り外した場合

実行中のシステムからスロット 2 の SCE8000-SCM モジュールを取り外すと、ソフトウェア ウォッチドッグがタイムアウトになり、システムがリセットされます。システムをリブートすると、SCE8000-SCM モジュールが 1 台だけのシステムと同様に機能します。

スロット 2 への SCE8000-SCM モジュールの追加

スロット 2 に SCE8000-SCM モジュールを取り付ける前に電源を切断します。SCE8000-SCM モジュールが 1 台だけのシステムを電源オンで実行している状態で 2 台目の SCE8000-SCM モジュールを追加すると、システムをリブートしない限り、新しく追加したモジュールはリセット状態のままになります。


) SCE8000 の電源を切断するときは、必ず先に reload shutdown コマンドを使用します。


リブートの後、新しい SCE8000-SCM モジュールにインストールされているソフトウェアのバージョンが、スロット 1 にある SCE8000-SCM モジュールにインストールされているバージョンと一致しないと、新しいモジュールのソフトウェアが自動的に同期し、システムがもう一度リブートします。この段階では開いている外部ポートがないので、このプロセスは、いつもより時間がかかる通常のブート シーケンスとして実行されます。

ダウングレード

デュアル SCE8000-SCM モジュールのシステムでは、3.6.0 よりも前のバージョンにダウングレードできません。

ダウングレードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SCE# プロンプトで reload shutdown と入力して Enter キーを押し、Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 2 スロット 2 の SCE8000-SCM モジュールを取り外します。

ステップ 3 SCE8000 の電源をオンにします。

ステップ 4 ダウングレードを実行します。


 

アップグレード

SCA BB コンソールでアップグレード ウィザードを使用して、SCE8000-SCM モジュールが 1 台だけのシステムと同様に、デュアル SCE8000-SCM モジュールのシステムをアップグレードします。 『Cisco Service Control Application for Broadband User Guide』 「How to Upgrade the SCE Using the SCE Software Upgrade Wizard」 を参照してください。

共有ポート アダプタ(SPA)の取り外しおよび取り付け

1 ポート 10 GBE SPA の取り外しおよび取り付けを行う場合は、次の注意事項に従ってください。

SPA は必ずペアで取り付けます。Cisco SCE8000 GBE は、次の SPA 構成をサポートしています。

SAP × 2(サブスロット 0 および 1 に装着)

SPA × 4

SPA を 2 つだけ取り付ける場合は、サブスロット 2 およびサブスロット 3 をブランク フィラー パネルで覆います。

「必要な工具類」

「レーザー/LED の安全性」

「SPA の取り扱い」

「SPA の取り付けと取り外し」

「SIP への SPA の取り付け」

「SIP からの SPA の取り外し」

必要な工具類

SPA を取り付けるには、次の工具および部品が必要です。追加で必要な機器がある場合には、サービス担当者に発注方法をお問い合せください。

共有ポート アダプタ(SPA)

No.1 プラス ドライバおよび 3/16 インチ マイナス ドライバ

No.2 プラス ドライバ

独自に用意した静電気防止用機器、または SPA に付属の使い捨ての静電気防止用リスト ストラップ

SPA の輸送に使用された静電気防止容器

レーザー/LED の安全性

シングルモード光トランスミッタは、小容量レーザーを使用して光信号をネットワーク リングに送信します。ケーブルが接続されていない送信ポートには、必ずカバーを付けてください。マルチモード トランシーバは通常、LED を使用して送信を行いますが、未使用のポートには必ずカバーを付け、未使用ポートまたは開口部を凝視しないようにしてください。トランシーバの開口ポートには、レーザーの警告ラベルが添付されています(図 9-15 を参照)。これらの警告は、光キャリア信号を介して信号を送信する SPA および XFP モジュールに適用されます。

図 9-15 SPA ポート用のクラス 1 レーザー警告ラベル

 


警告 クラス 1 レーザー製品です。
ステートメント 1008



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
ステートメント 1051



警告 クラス 1 LED 製品です。
ステートメント 1027


SPA の取り扱い

SPA 回路基板は金属製フレームに取り付けられていますが、静電破壊の影響を受けやすい基板です。

SPA を取り扱うときは必ずフレームの端とハンドルを持ち、SPA コンポーネントやコネクタ ピンには触れないでください(図 9-16 を参照)。

サブスロットを使用しない場合は、シャーシが電磁波干渉(EMI)放出要件に適合し、搭載モジュール全体に適切なエアーフローが確保されるように、空きスロットに SPA ブランク フィラー プレートを取り付ける必要があります。未使用のサブスロットに SPA を取り付ける場合は、最初に SPA ブランク フィラー プレートを取り外す必要があります。

図 9-16 SPA の取り扱い

 

SPA の取り付けと取り外し


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。
ステートメント 94


SPA は SIP と別個に取り付けや取り外しが行えます。SPA を取り付けた状態で SIP を取り外すこともサポートされています。

図 9-17 に、SCE8000-SIP 内の SPA の取り付けと取り外し方法を示します。 表 9-2 にコンポーネントを示します。

図 9-17 SPA の取り付けと取り外し

 

 

表 9-2 コンポーネント

番号
説明

1

SCE8000-SIP

2

1X10GBE SPA モジュール

SIP への SPA の取り付け

SIP に SPA を取り付けるには、図 9-17 を参照し、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、SCE# プロンプトで、 reload shutdown と入力し、 Enter キーを押して Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 2 SIP に SPA を取り付けるには、SIP 内で SPA を固定しているガイド レールの場所を確認します。ガイド レールは SPA スロットの左上と右上の 2.5 cm(1 インチ)ほど奥まったところにあります(図 9-17 を参照)。

ステップ 3 SPA を慎重に SIP 内に差し込み、SPA が SPA インターフェイス コネクタにしっかり装着されるまで入れます。完全に装着されると、SPA は SIP 前面プレートよりわずかに引っ込みます。

ステップ 4 SPA が適切に装着されたら、非脱落型ネジを使用して SPA を固定します。


 

SIP からの SPA の取り外し

SIP から SPA を取り外すには、図 9-17 を参照し、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、SCE# プロンプトで、 reload shutdown と入力し、 Enter キーを押して Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの電源を切断します。

ステップ 2 ケーブルが接続されている場合には、すべてのケーブルを SPA から取り外します。

ステップ 3 SIP から SPA を取り外すには、SPA の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 4 SPA のハンドルをつかみ、SIP から SPA を引き出します。


 

光バイパス モジュールの取り外しと取り付け

「光バイパス モジュールの取り外し」

「光バイパス モジュールの取り付け」

「リンクのトラフィックが中断しない光バイパス モジュールの交換」

光バイパス モジュールの取り外し


ステップ 1 すべてのケーブルを取り外します。

ステップ 2 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 モジュールをスロットの外に引き出します。片方の手をモジュールの下に添えてモジュールの重さを支えます。モジュールの回路には触れないでください。

ステップ 4 取り外したモジュールは、静電気防止材の上に置くか、すぐに別のスロットに再度取り付けるかしてください。

ステップ 5 スロットを空けたままにする場合は、モジュール フィラー プレートを取り付けて、シャーシへの埃の混入を防止し、シャーシを通過する適切なエアーフローを維持できるようにします。


 

光バイパス モジュールの取り付け


ステップ 1 モジュール フィラー プレートを、2 本のネジを緩めて取り外します。

ステップ 2 モジュールをパネル内の空いているところに差し込みます。ガイド レールはありません。モジュールの回路には触れないでください。

ステップ 3 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを締めます。

ステップ 4 「回線インターフェイス ポートのケーブル接続:外部光バイパス モジュールの使用」の手順に従い、ケーブルを接続します。


 

リンクのトラフィックが中断しない光バイパス モジュールの交換

Cisco SCE8000 GBE プラットフォームが故障した場合、光バイパス モジュールをネットワークに接続したまま取り外し、新しい Cisco SCE8000 GBE に取り付けることができるので、リンクのトラフィックを中断させずに Cisco SCE8000 GBE の交換が行えます。


ステップ 1 新しい Cisco SCE8000 GBE プラットフォームをラックに取り付けます。プラットフォームの電源を投入し、必要な初期設定を行います。

ステップ 2 光バイパス モジュールと古い Cisco SCE8000 GBE プラットフォームを接続しているケーブルを取り外します。光バイパス モジュールとサブスクライバ側のネットワーク要素を結ぶケーブル、およびネットワーク側のネットワーク要素を結ぶケーブルは取り外さないでください。

ステップ 3 Cisco SCE8000 GBE シャーシから光バイパス モジュールを取り外し、すぐに新しい Cisco SCE8000 GBE プラットフォームに取り付けます。または、ラック内の外部取り付けパネルに取り付けることもできます。

ステップ 4 光バイパス モジュールと新しい Cisco SCE8000 GBE プラットフォームの回線インターフェイスを結ぶケーブルを接続します。「光バイパス モジュールの接続」を参照してください。