Cisco SCE8000 インストレーション コンフィギュレーション ガイド リリース 3.1.7
Cisco SCE8000 プラットフォームの概要
Cisco SCE8000 プラットフォームの概要
発行日;2012/10/03 | 英語版ドキュメント(2010/11/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

Cisco SCE8000 プラットフォームの概要

SCE プラットフォームの情報

サービス コントロール モジュール(SCE8000-SCM-E)

SIP および SPA の概要

SIP

SPA の SIP サブスロット位置の指定

SPA

光モジュール

XFP 接続

SCE8000-SIP

1 ポート 10GBE SPA インターフェイス モジュール

Cisco SCE8000 光バイパス

光バイパスの機能

光バイパス モジュールの接続

光バイパス モジュール(OPB-SCE8K)

光バイパス モジュールの仕様

ファン アセンブリ

電源装置

電源装置の冷却

ロード シェアリング

梱包内容の確認

Cisco SCE8000 コンポーネント リスト

Cisco SCE8000 インストレーション チェックリスト

Cisco SCE8000 プラットフォームの概要

この章では、サービス コントロールのハードウェア コンポーネントである Cisco SCE8000 10GBE プラットフォームの概要を説明します。

「SCE プラットフォームの情報」

「サービス コントロール モジュール(SCE8000-SCM-E)」

「SIP および SPA の概要」

「SCE8000-SIP」

「1 ポート 10GBE SPA インターフェイス モジュール」

「Cisco SCE8000 光バイパス」

「梱包内容の確認」

「Cisco SCE8000 インストレーション チェックリスト」

SCE プラットフォームの情報

Service Control Engine(SCE; サービス コントロール エンジン)プラットフォームはシスコ サービス コントロール ソリューションのハードウェア コンポーネントであり、インターネットや IP トラフィックの観察、分析、および制御をサポートするように設計されています。下の表は、Cisco SCE 8000 プラットフォームに関するモデル情報をまとめたものです。

 

表 2-1 SCE プラットフォーム モデル情報

型番
Cisco SCE8000 10GBE

リンク タイプ

10 ギガビット イーサネット

ポート数

2 または 4

リンク数

1 または 2

Cisco SCE8000 は、10GBE リンク サービス スループットを持つ透過的な要素です。このデバイスは、ネットワーク内のトラフィック全体が通過する場所にインライン方式で設置したり、SPAN ポートまたは光スプリッタを介してトラフィックの複製を受信する場所に受信専用モードで設置することができます。

図 2-1 Cisco SCE8000 プラットフォーム

 

Cisco SCE8000 は、次のネットワーク挿入モデルをサポートします。

シングル アプライアンス(インライン)

シングル アプライアンス(受信専用)

カスケード構成

Multi-Gigabit Service Control Platform(MGSCP)構成

Cisco SCE8000 プラットフォームは、次のモジュールを収容する 4 スロットのシャーシです。

サービス コントロール モジュール(SCE8000-SCM-E)× 1 または 2:各モジュールは専用の高速パス チップセット、トラフィック プロセッサ、およびコントロール プロセッサを備えています。

SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)カード(SCE8000-SIP)× 1:このカードは最大 4 つの SPA 10GBE インターフェイス モジュールを搭載できます。

オプションの光バイパス モジュール× 1:最大 2 つの光バイパス モジュールを搭載できるパネルを収容します。

また、Cisco SCE8000 シャーシには 1+1 構成の 2 つの電源装置、およびファン トレイ モジュールがあります。

サービス コントロール モジュール(SCE8000-SCM-E)

Cisco SCE8000 には、スロット 1 およびスロット 2(上部 2 つのスロット)に SCE8000-SCM が 1 つまたは 2 つあります。サービス コントロール モジュールには、次の図と表に示すポートおよび LED があります。

図 2-2 SCE8000-SCM-E

.

 

表 2-2 SCE8000-SCM-E ポート

ポート
数量
説明
このポートの接続先

GBE ポート

2

GBE ポートは現在 1 つだけサポートされています。

Cisco SCE8000 を管理するためのギガビット イーサネットの RJ-45 ポート

CLI 指定:interface GigabitEthernet 1/1、1/2

RJ-45 コネクタ付きの GBE ケーブルを使用する LAN

CONSOLE

1

技術者が使用する RS-232 RJ-45 ポート

RJ-45 コネクタ付きの RS-232 ケーブル(Cisco SCE8000 キットに付属)を使用するローカル端末(コンソール)

AUX

1

技術者が使用する RS-232 RJ-45 ポート

Bypass

2

RJ-11 ポート

光バイパス モジュール上のコントロール用コネクタ

表 2-3 SCE8000-SCM-E LED

LED
説明

POWER

グリーンに点灯:搭載されている電源装置は正常に動作しています。

オレンジに点灯:電源装置が 1 つだけ正常に動作しています。

消灯:いずれの電源装置からも電力が供給されていません。

スレーブの SCE8000-SMC_E モジュール(2 番めのスロット)では、この LED は常にオフになっています。

STATUS

STATUS LED は、次のような Cisco SC8000 システムの動作ステータスを示します。

消灯:いずれの電源装置からも電力が供給されていません。

オレンジに点灯:システムが起動中です。

オレンジに点滅:システムは動作可能ですが、警告状態です。

グリーンに点滅:システムは完全に動作可能です。

赤に点灯:問題または障害が発生しています。

(注) アラームにはレベルがあります。障害は警告よりも優先し、警告は動作可能よりも優先します。

OPTICAL BYPASS

オレンジに点灯:光バイパスモジュールが Cisco SCE8000 を介してトラフィックを流しています。

消灯:光バイパス モジュール(搭載されている場合)がリンク ファイバ同士を直接接続し、それによりトラフィックは Cisco SCE8000 をバイパスして流れます。

スレーブの SCE8000-SMC_E モジュール(2 番めのスロット)では、この LED は常にオフになっています。

(注) この機能は Cisco SCE8000 の電源を切断しても変わりません。

MASTER

マスターのサービス コントロール モジュールであることを示します。

グリーンに点灯:マスターのサービス コントロール モジュール

消灯:スレーブのサービス コントロール モジュール

Mng インターフェイス

Mng インターフェイス LED は、次のような Cisco SCE8000 の LAN ベースのアウトオブバンド管理ポートの動作ステータスを示します。

LINK/ACTIVE

グリーンに点灯:ポート リンクがアップです。

グリーンに点滅:ポート リンクにアクティビティがあります。

消灯:ポート リンクがダウンです。

速度

消灯:ポートは 10 Mbps に設定されています。

グリーンに点灯:ポートは 100 Mbps に設定されています。

オレンジに点灯:ポートは 1000 Mbps に設定されています。

スレーブの SCE8000-SMC_E モジュール(2 番めのスロット)では、この LED は常にオフになっています。

SIP および SPA の概要

SIP および SPA は新しいキャリア カードおよびポート アダプタ アーキテクチャで、モジュール性、柔軟性、および密度を高めた、シスコ ルータを介したネットワーク接続を実現します。ここでは、SIP および SPA について説明し、使用する際の注意事項を示します。

「SIP」

「SPA の SIP サブスロット位置の指定」

「SPA」

「光モジュール」

「XFP 接続」

SIP

Cisco SCE8000 シャーシがサポートする SIP モジュールは SCE8000-SIP です。

次に、SIP の一般的な特性をいくつか説明します。

SIP はラインカードのようにシャーシ スロットに装着するキャリア カードです。キャリア カード自体にはネットワーク接続機能がありません。

SIP には 1 つまたは複数のサブスロット(ベイ)があり、このサブスロットは SPA を 1 つまたは複数装着するために使用します。SPA にはネットワーク接続用のインターフェイス ポートがあります。

通常動作時は、ルータ内の SIP の各サブスロットに SPA をすべて装着するか、または空いているサブスロットにブランク フィラー プレート(SPA-BLANK=)を取り付ける必要があります。

SPA の SIP サブスロット位置の指定

Cisco SCE8000-SIP のサブスロットの番号は「0」から始まり、スロットは横向きに配置されています。

図 2-3 に、Cisco SCE8000-SIP のサブスロットの番号を示します。

Cisco SCE8000-SIP では、次のように SPA を装着するためのサブスロットを 4 つサポートしています。

SIP サブスロット 0:左上のサブスロット

SIP サブスロット 1:右上のサブスロット

SIP サブスロット 2:左下のサブスロット

SIP サブスロット 3:右下のサブスロット

図 2-3 SPA モジュール サブスロット位置

 

SPA

Cisco SCE8000-SIP でサポートされる SPA は、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA(SPA-1X10GE-L-V2)です。

次に、SPA の一般的な特性をいくつか説明します。

SPA は、互換性のある SIP キャリア カードのサブスロットに装着するモジュール形式のポート アダプタです。ネットワーク接続を提供するとともにインターフェイスのポート密度が向上します。Cisco SCE8000-SIP は最大 4 つの SPA を収容できます。

インターフェイスはサブスクライバ/ネットワークのペアで接続されるので、SPA は 2 つまたは 4 つを装着する必要があります。

サポートされる SPA はシングルハイトの SPA で、SIP サブスロットの 1 つに装着します (図 2-4 を参照)。

図 2-4 シングルハイト SPA のサイズ

 

各 SPA は 10GBE ポートを 1 つ装備しています。サブスクライバまたはネットワーク トラフィックのインターフェイスに使用します。これらのインターフェイスは、Cisco Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用して個別に設定できます。

通常動作時は、SIP の各サブスロットにブランク フィラー プレートまたは SPA を装着して、冷気の流れを維持する必要があります。使用できるブランク フィラー プレートはシングルハイト形状のものだけです。

インターフェイスはサブスクライバ/ネットワークのペアで接続されるので、SCE8000-SIP はすべてのベイが装着された構成か、下側 2 つのベイがブランク フィラー プレートで覆われた構成になっている必要があります。

光モジュール

SPA は、ネットワーク接続を行うための 10GBE Small Form-Factor Pluggable(XFP)光トランシーバを実装しています。XFP モジュールは、前面パネルに装着され、ネットワーク接続機能を備えたトランシーバ装置です。


) このマニュアルにサポート対象として記載されている XFP モジュールだけを使用することを推奨します。サポート対象外または認定されていない XFP モジュールを使用すると、信頼性または動作に悪影響を与えるおそれがあります。


図 2-5 10 GBE XFP0

 

1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA のインターフェイス コネクタは、XFP を 1 つサポートする光ファイバレシーバです。

Cisco SCE8000 プラットフォームの 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA に使用することが認定されている光モジュールの種類は、次のとおりです。

XFP-10GLR-OC192SR

XFP-10GER-OC192IR

XFP-10GZR-OC192LR

XFP-10G-MM-SR

XFP 接続

認定されている XFP には、Clock and Data Recovery(CDR)集積回路が組み込まれた光トランスミッタ/レシーバ ペアが含まれています。各 XFP は、シングルモード光ファイバ上で 10.3125 Gbps の高速シリアル リンクを提供します。

送信側では、10 Gbps シリアル データの回復と時間再調整を行った後、データをレーザー ドライバに渡します。レーザー ドライバはレーザーにバイアスをかけて変調し、LC コネクタを通してファイバ上にデータを送信します。レシーバ側では、10 Gbps 光データ ストリームをフォト検出器の伝送インピーダンス増幅器から受け取り、回復と時間再調整を行った後、出力ドライバに渡します。

テクノロジー タイプとモデルは、XFP のラベルで確認できます。

XFP の寸法は次のとおりです。

高さ 12.5 mm

幅 18.35 mm

奥行き 71.1 mm

XFP の動作温度範囲は 0 ~ 70℃ です。

 

表 2-4 XFP ポートのケーブル接続仕様

XFP
波長
ファイバ タイプ

XFP-10GLR-OC192SR

1310 nm

SMF

XFP-10GER-OC192IR

1550 nm

SMF

XFP-10GZR-OC192LR

1550 nm

SMF

XFP-10G-MM-SR

850 nm

MMF

SCE8000-SIP

 

表 2-5 SCE8000-SIP LED

LED
説明

STATUS

グリーン:動作可能

オレンジに点滅:電気的なバイパスが動作中

レッド:未初期化または障害の発生

消灯:電力が未供給

1 ポート 10GBE SPA インターフェイス モジュール

SCE8000-SIP は Cisco SCE8000 シャーシのスロット 3 に搭載されます。この SIP は、シングルワイド、シングルハイトの 1 ポート 10GBE SPA インターフェイス モジュールを 4 つまで収容しますが、Cisco SCE8000 の場合は、1 ポート 10GBE SPA(上部 2 つのサブスロット)を 2 つまたは 1 ポート 10GBE SPA を 4 つのいずれかの構成にして、1 つまたは 2 つのトラフィック リンク ペアに対応するインターフェイスを提供する必要があります。

図 2-6 1 ポート 10GBE SPA インターフェイス モジュール

 

 

表 2-6 SPA ポート

ポート
数量
説明
このポートの接続先

10 GBE 回線ポート

各 SPA に 1 つ

次のいずれか 1 つ

XFP XFP-10GLR-OC192SR(10 km)

XFP-10GER-OC192IR(40 km)

XFP-10GZR-OC192LR(80 km)

XFP-10G-MM-SR(200 m)

CLI 指定:interface TenGigabitEthernet 3/0/0、3/1/0/、3/2/0、3/3/0

次のいずれか 1 つ

サブスクライバ側のネットワーク コンポーネント

ネットワーク側のネットワーク コンポーネント

光バイパス 10GBE 回線ポート

カスケード SCE8000 プラットフォームの 10GBE 回線ポート

Cisco 7600 シリーズ ルータの EtherChannel ポート(MGSCP トポロジ)

詳細については、を参照してください。

表 2-7 SPA LED

LED
説明

ACTIVE/LINK (1)

グリーン:ポートがソフトウェアによりイネーブルにされ、リンクがアップしています。

オレンジ:ポートがソフトウェアによりイネーブルにされ、リンクがダウンしています。

消灯:ポートがソフトウェアによりイネーブルにされていません。

STATUS (2)

STATUS LED は、次のような SPA モジュールの動作ステータスを示します

グリーン:SPA の準備が整い動作中です。

オレンジ:SPA に電力が供給され適正で、SPA の設定中です。

消灯:SPA に電力が供給されていません。

Cisco SCE8000 光バイパス

「光バイパスの機能」

「光バイパス モジュール(OPB-SCE8K)」

Cisco SCE8000 プラットフォームの光バイパス モジュールを使用すると、どのような場合でもサービス プロバイダーの 10GBE リンクが保持されます。電源障害時にはバイパスが自動的にアクティブになります。また、Cisco SCE8000 ソフトウェアからバイパスをアクティブにすることもできます。

Cisco SCE8000 プラットフォームには内部的に電気バイパス機能が含まれていますが、次のシナリオに対応できるように光バイパス モジュールを使用することを推奨します。

プラットフォームのリブート時(SW リロード):外部バイパス モジュールを使用しない場合、リンクが強制的にダウン(カットオフ機能)する期間が 5 秒(最大)あります。

電源障害時:Cisco SCE8000 には 2 つの電源装置が搭載されています。電源障害は、両方とも故障した場合に発生します。

Cisco SCE8000 プラットフォームを交換する必要が生じた場合は、バイパス モジュールをネットワークから取り外さずに SCE8000 シャーシからバイパス モジュールを取り外し、それを新しい SCE8000 プラットフォームに取り付け直すことができます。これにより、SCE8000 プラットフォームが障害でまったく動作しない場合や Cisco SCE8000 プラットフォームを交換する場合でもトラフィックのリンクが保持されます ( を参照)。

光バイパスの機能

光バイパス モジュールは、10-GBE リンク内に Bump-In-The-Wire(BITW)方式で接続します。Cisco SCE8000 プラットフォームに次の 2 種類の方法で接続します。

10GBE 光接続(データリンク トラフィック用):光バイパス モジュールから 10GBE SPA の片側のポートを結ぶ 10 GBE 接続

コントロール接続:SCE8000-SCM の RJ-11 外部バイパス コネクタへの接続。これにより、Cisco SCE8000 プラットフォームに障害が発生した場合に光バイパスがアクティブになります。

光バイパス モジュールの接続

光バイパス モジュールは次のように機能します。

通常の状態では、光バイパス モジュールは Cisco SCE8000 を通じてトラフィックを流します。

障害の状態では、光バイパス モジュールは障害のトラフィック リンクに接続しているインターフェイスをショートカットします。これにより SCE8000 GBE プラットフォームはバイパスされて、すべてのトラフィックは光バイパス モジュールを通じて流れます。

図 2-7 光バイパス モジュールの接続

 

光バイパス モジュール(OPB-SCE8K)

光バイパス モジュールには 2 つの種類があり、異なる光タイプをサポートしています。

OPB-SCE8K-SM はシングルモード光ファイバをサポートするため、シングルモード光ファイバを搭載する SCE8000 に使用します。

OPB-SCE8K-MM はマルチモード光ファイバをサポートしています。マルチモード光ファイバを搭載する SCE8000 に使用します。

光バイパス モジュールは、内部的に Cisco SCE8000 シャーシのスロット 4 に搭載することも、外部的にラックの取り付けパネルに搭載することもできます。

内部に搭載する場合は最大 2 つの光バイパス モジュールを取り付けることが可能で、2 つのリンクのインライン挿入をサポートします。

外部の取り付けパネル(OPB-SCE8K-EXT-PNL)を使用する場合は、最大 4 つの光バイパス モジュールを取り付けることが可能です。1 つの SCE8000 プラットフォームが 2 つのリンクをカットする場合、1 つのパネルで 2 つの SCE8000 プラットフォームに対応できます。また、1 つのプラットフォームが 1 つのリンクをカットする場合、最大 4 つの SCE8000 プラットフォームに対応できます。

図 2-8 光バイパス モジュール

 

 

表 2-8 光バイパス モジュール ポート

ポート
数量
説明
このポートの接続先

10 GBE 回線ポート

4

10GBE ポート A ~ D

LC/UPC コネクタ用のデュプレックス LC、パネル マウント アダプタ

Cisco SCE8000 の SPA インターフェイス

詳細については、を参照してください。

CTRL

1

RJ-11 ポート

SCE8000-SCM-E の RJ-11 光バイパス ポート

表 2-9 光バイパス モジュール LED

LED
説明

STATUS

STATUS LED は、次のような光バイパス モジュールの動作ステータスを示します。

グリーン:バイパス モジュールが非アクティブ化されました(トラフィックは Cisco SCE8000 プラットフォームを通して流れます)。

消灯:バイパス モジュールがアクティブです(トラフィックは Cisco SCE8000 プラットフォームを通して流れません)。

光バイパス モジュールの仕様

ファイバ ケーブル タイプ

光バイパス モジュールのファイバ ケーブル タイプは次のとおりです。

OPB-SCE8K-MM:50 um コア

OPB-SCE8K-SM:SMF-28

最大光パス(2 つのポートのファイバ長)は 600 m です。

切り替え時間

切り替え時間は、トリガーが掛かってから光出力が 90% に安定するまでの時間です。

標準的な切り替え時間:3 ms

最大切り替え時間:10 ms

ファン アセンブリ

システム ファン アセンブリはシャーシ内部にあり、取り付けられているモジュールに冷気を供給します。内部の温度はファン アセンブリ上のセンサーとシステム内部のセンサーでモニタリングされています。温度が既定のしきい値を超えると、環境モニタ機能が警告メッセージを表示します。

図 2-9 ファン アセンブリ

 

ファン アセンブリ内のファンの 1 つが故障すると、FAN STATUS LED がレッドになります。ファン アセンブリを交換するには、を参照してください。

電源装置

Cisco SCE8000 プラットフォームは AC または DC 入力の冗長電源装置をサポートしています。Cisco SCE8000 プラットフォームに使用できる電源装置は、次のとおりです。

2700 W DC 入力(PWR-2700-DC/4):入力電源の接続には、シャーシ背面の外部端子ブロックを使用します。

2700 W AC 入力(PWR-2700-AC/4):外部電源コードを使用して AC 電源装置に直接接続します。

図 2-10 PWR-2700-AC/4

 

図 2-11 PWR-2700-DC/4

 

AC 入力電源装置と DC 入力電源装置は、冗長構成をサポートしています。一方の電源装置から電力が失われると、冗長電源機能により、もう一方の電源装置から全電力が供給されます。

電源装置の冷却

電源装置は組み込みファンを備えた完全な自己冷却システムです。空気はファンの右側から入り、左側へ出ます。

ロード シェアリング

電源装置が 2 つ搭載されている場合、各電源装置はシステムに必要な電力の約半分を供給します。一方の電源装置が故障すると、もう一方の電源装置が速やかに全電力を供給して、中断なしにシステム運転が維持されます。この 2 番めの電源装置によりロード シェアリングと耐障害性が自動的に有効になり、ソフトウェア設定は不要です。

梱包内容の確認

Cisco SCE8000 プラットフォーム輸送コンテナの内容を確認するには、Cisco SCE8000 コンポーネント リストを使用します。


ヒント 開梱した Cisco SCE8000 の輸送コンテナは廃棄しないようにしてください。輸送用カートンは平らにし、すのこ板と一緒に保管してください。これらのコンテナ類は、Cisco SCE8000 を後で移動したり輸送したりする際に必要になります。

Cisco SCE8000 コンポーネント リスト

 

表 2-10 Cisco SCE8000 コンポーネント リスト

コンポーネント
説明

Cisco SCE8000 プラットフォーム

次のコンポーネントで構成される Cisco SCE8000 10GBE シャーシ

Cisco SCE8000-SCM-E

Cisco SCE8000 サービス コントロール モジュール

Cisco SCE8000-SIP

Cisco SCE8000 SPA ジャケット カード インターフェイス プロセッサ

SPA ジャケット カード× 2 または 4

SPA インターフェイス。サポートされる SPA モジュールのリストは下記を参照

XFP 光モジュール× 2 または 4

サポートされる XFP モジュールのリストは下記を参照

Cisco PWR-2700-AC/4 × 2 またはCisco PWR-2700-DC/4 × 2

シスコ製電源装置、AC または DC。

ホットスワップ可能、冗長電源装置(Cisco 7604 ルータと互換性あり)。

SCE8000-FAN

冗長ファン ユニット

アクセサリ

次のアクセサリは別の輸送コンテナで届けられる場合があります。

管理ケーブル

管理ポートに接続するためのギガビット イーサネット ケーブル

ローカル端末に接続するための RS-232 シリアル ケーブル(DB-9/RJ-45 および DB-25/RJ-45)

電源コード

AC 電源コード× 2(AC 入力電源装置を一緒に注文した場合)

アース キット 69-0815-01

アース ラグ

M4 六角ボルト(ロック ワッシャ付き)× 2

光バイパス モジュール キット

光バイパス モジュール

コントロール ケーブル(2 m)

コントロール ケーブル(40 cm)


) 各システムにすべての Cisco SCE8000 のマニュアル セットが自動的に付属することはありません。必要なマニュアルをご指定の上、発注してください。発注したマニュアルが届かなかった場合は、24 時間以内にマニュアルを発送します。マニュアルは、購入した代理店に発注してください。


Cisco SCE8000 インストレーション チェックリスト

設置作業に役立つように、次の Cisco SCE8000 インストレーション チェックリストをコピーして、作業者および作業内容を記録してください。それぞれの作業または確認を行った日付を記録します。チェックリストへの記入が終わったら、新しい Cisco SCE8000 プラットフォームに関する他の記録とともに、サイト ログに保管しておいてください。

 

表 2-11 Cisco SCE8000 インストレーション チェックリスト

作業
確認者
日付

Cisco SCE8000 の納品日

Cisco SCE8000 およびすべてのアクセサリの開梱

安全上の注意および注意事項の確認

トポロジの確認:Cisco SCE8000 プラットフォーム数とリンク数、およびインラインであるか受信専用であるか

インストレーション チェックリストのコピー

サイト ログの作成およびバックグラウンド情報の入力

設置場所の電源電圧の確認

設置場所の環境仕様の確認

必須パスワード、IP アドレス、装置名など、初期設定に必要な情報の入手(を参照)

必要な工具の入手

ネットワーク接続装置の入手

ラックへの Cisco SCE8000 の設置

システム アースの確立(必要時)

AC/DC 電源コードと AC/DC 電源および Cisco SCE8000 シャーシの接続

光バイパス モジュールの取り付け(任意)

コンソール ポートを 9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット(9600 8N1)に設定

ASCII 端末とコンソール ポートの接続

管理ポートが動作可能

ネットワーク インターフェイス ケーブルおよび装置の接続

システムの電源投入

システム ブートの完了(STATUS LED が点灯)

10 GBE 回線ポートが動作可能

システム バナーの表示後、正しいハードウェア コンフィギュレーションが表示