Cisco VPN クライアント管理者ガイド リリース 5.0
Windows Installer(MSI)の情報
Windows Installer(MSI)の情報
発行日;2012/06/01 | 英語版ドキュメント(2010/05/19 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Windows Installer(MSI)の情報

MSI の特徴

VPN クライアント用 MSI の起動

MSI を起動する代替方法

コマンド ラインを使用した MSI の起動

MSI アイコンを使用した MSI の起動

インストール中のロギング

Windows Installer(MSI)の情報

この章では、ネットワーク管理者のための Microsoft Windows Installer の使用法について説明します。エンド ユーザのための説明については、『 Cisco VPN Client for Windows User Guide 』の第 2 章を参照してください。VPN クライアント アプリケーションのカスタマイズ方法については、「ユーザによる操作なしの VPN クライアントのインストール」を参照してください。ユーザによる操作なしで MSI をインストールする方法については、「ユーザによる操作なしの VPN クライアントのインストール」を参照してください。

この章の主な内容は、次のとおりです。

MSI の特徴

VPN クライアント用 MSI の起動

インストール中のロギング

MSI の特徴

VPN クライアントに関する MSI インストールの特徴を以下に要約します。

Windows NT SP6、Windows 2000、Windows XP、および Windows Vista でサポートされている。

以前の VPN クライアントを検出するが、自動的にアンインストールしない。以前のバージョンは、[Add/Remove programs] で削除します。

標準のインストール パッケージとカスタマイジング プロセスを提供する。

サイレント インストールをカスタマイズして、エラー レポートを含めることができる。

インストールが失敗した場合に自動ロールバックを行い、インストール試行中にシステムに加えられた変更を元に戻す。

最初の使用時に削除された、あるいは破損したファイルは自動的に置き換えられない。[Start | Program Files] にあるショートカットに関連付けられたレジストリ キーを置き換えます。

VPN クライアント用 MSI の起動

MSI を使用して VPN クライアント リリース 4.0 以降をインストールするには、Windows Installer バージョン 2.0 が必要です。これは、Windows XP には標準で組み込まれていますが、Windows NT 4.0(SP6)、または Windows 2000 では標準ではありません。MSI を使用して Windows NT および Windows 2000 上に VPN クライアントをインストールするときには、MSI により、Windows Installer がインストールされるか、バージョン 2.0 以上にアップグレードされます。これは 1 度だけ行われます。

VPN クライアントをインストールするには、管理者または、高い特権を持つ制限付きユーザである必要があります。ただし、高い特権を持つ制限付きユーザがインストールする場合、インストール プログラムにより、VPN クライアントが [Program] メニューに追加されるのは、VPN クライアントをインストールしたユーザだけであり、すべてのユーザに対してではありません。

MSI を起動する代替方法

MSI を起動するには、いくつかの方法があります。『 Cisco VPN Client User Guide for Windows 』では、ウィザード(vpnclient_en.exe)を実行する実行可能ファイルを使用して、VPN クライアントをインストールする方法を説明しています。この方法では、Windows Installer バージョン 2.0 が自動的にインストールされるか、必要に応じてバージョン 2.0 にアップグレードされます。ただし、Windows Installer は、この方法によってのみインストールされます。

コマンド ラインを使用した MSI の起動

Windows Installer 2.0 がすでにインストールされている場合は、次のようにコマンド ラインで msiexec.exe コマンドを使用して VPN クライアントをインストールできます。

msiexec.exe /i vpnclient_en.msi [options]

ここで、

/i は、インストール スイッチです。

vpnclient_en.msi は、インストールされるアプリケーションです。


) msiexec.exe コマンドに関する詳細については、『Windows Installer version 2.0』の Microsoft Platform SDK, August 2001 を参照してください。


MSI アイコンを使用した MSI の起動

Windows Installer がすでにインストールされている場合は、MSI アイコンをダブルクリックして、インストール パッケージを起動できます。

図 12-1 MSI アイコン

 

インストール中のロギング

MSI による VPN クライアントのインストール中に発生した現象を詳しく把握するには、コマンドラインで次のオプションを使用して、msiexec.exe コマンドを実行して、ロギングを開始する必要があります。

msiexec.exe /l [ i | w | e | a | r | u | c | m | o | p | v | + | ! | * ] logfile

それぞれの説明は次のとおりです。

/l は、ロギングをオンにするスイッチです。

logfile は、ロギング情報を受け取るファイルの名前です。

 

例 12-1 ロギングを使用したインストール

オプション
提供される情報

i

ステータス メッセージ

w

致命的でない警告

e

すべてのエラー メッセージ

a

起動アクション

r

アクション固有の記録

u

ユーザ要求

c

最初のユーザ インターフェイス パラメータ

m

メモリ不足または致命的情報の終了

o

ディスク容量不足のメッセージ

p

端末プロパティ

v

詳細出力

+

現存のファイルへの追加

!

各行をログに送信

*

詳細オプションで生成されないすべての情報の記録。

次のコマンドを実行すると、VPN クライアントがインストールされ、すべての情報(*v)のログが記録されます。このコマンドでは、各行がログ ファイル(!)に送信されるように指定します。

msiexec /i vpnclient_en.msi /l*v! vpnclient_msi.log

例 12-2 コマンドラインから実行可能ファイルを使用したロギング付きインストール

次のコマンドを実行すると、VPN クライアントがインストールされ、ログ ファイルにすべての情報が記録されます。

vpnclient_en.exe /l*v! vpnclient_msi.log

) ロギングが実行されるようにするには、必ず ! オプションを指定する必要があります。その理由は、このオプションを指定しないと、インストーラ イベントの多くが記録されないからです。