Management Center for VPN Routers 1.3 インストレーション ガイド Windows 2000/Solaris 版
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

トラブルシューティング

インストール中に起きた問題のトラブルシューティング

インストール ディレクトリがすでに存在する

Solaris でのインストール中の警告メッセージ

ディスク スペースが不足していて Router MC を起動できない

Router MC のアンインストール後にアプリケーション サーバが削除されない

Common Services の起動に関する問題のトラブルシューティング

Windows アカウント パスワードを変更した場合

必要なポートがすでに使用されている場合

Router MC の起動に関する問題のトラブルシューティング

データベースのパスワードを変更した場合

古いバージョンの Java プラグインがインストールされている場合

ログイン時の内部エラー

Router MC のダウングレード時の例外エラー

必要なプロセスのステータスのチェック

必要なプロセスの起動

トラブルシューティングに必要な情報の収集

Cisco TAC へのお問い合せ

トラブルシューティング

この付録では、Router MC のインストール中および Router MC の起動後に発生する可能性のある問題のトラブルシューティング情報について説明します。

この付録では、以下の項目について取り上げます。

「インストール中に起きた問題のトラブルシューティング」

「Common Services の起動に関する問題のトラブルシューティング」

「Router MC の起動に関する問題のトラブルシューティング」

「必要なプロセスのステータスのチェック」

「必要なプロセスの起動」

「トラブルシューティングに必要な情報の収集」

「Cisco TAC へのお問い合せ」

インストール中に起きた問題のトラブルシューティング


) インストール中に発生したエラーの原因を確認するには、インストール ログ ファイル /var/tmp/ciscoinstall.log を参照します。各インストールがこのログ ファイルに付加されます。


Router MC のインストール中に発生する可能性のあるエラーは次のとおりです。

「インストール ディレクトリがすでに存在する」

「Solaris でのインストール中の警告メッセージ」

「ディスク スペースが不足していて Router MC を起動できない」

「Router MC のアンインストール後にアプリケーション サーバが削除されない」

インストール ディレクトリがすでに存在する

問題 :インストール プロセスが失敗します。Common Services インストール ディレクトリにすでに iosmdc インストール サブディレクトリが存在しているため、Router MC のインストールができないことを示すエラー メッセージが表示されます。

説明 :iosmdc インストール ディレクトリが、前回のアンインストール操作で完全に削除されませんでした。

推奨処理 :iosmdc インストール ディレクトリを削除し、もう一度インストール プロセスを行ってください。ファイルの一部がロックされ、削除できない場合は、システムを再起動し、これらのファイルを削除します。

Solaris でのインストール中の警告メッセージ

問題:Solaris での Router MC のインストール中に次の警告が表示されます。

WARNING:The following cron job temp files have been found:
/tmp/croutYMAtya4ya
WARNING:Please make sure no cron jobs are running before pressing ENTER.
 

説明:この警告は、以前 Solaris で Router MC をアンインストールし、それを再インストールしている場合に表示される可能性があります。

推奨処理:警告を無視し、Enter キーを押してインストール プロセスを続行します。

ディスク スペースが不足していて Router MC を起動できない

問題 :ディスク スペースが不足しているため、Router MC インストール ファイルを解凍できないというメッセージが表示されます。

推奨処理 Cancel をクリックし、十分なディスク スペースを空けてから、Router MC のインストールを再試行します。「RMC 1.3 システム要件」を参照してください。

Router MC のアンインストール後にアプリケーション サーバが削除されない

問題:QPM もインストールされていたステーションから Router MC 1.3 をアンインストールした後、再びインストールすると、Router MC が機能しません。

説明 :QPM もインストールされているステーションから Router MC 1.3 をアンインストールした場合、Router MC に必要なプロセスである Application Server サービスは削除されません。Router MC のアンインストール後、Application Server サービスをステーションにインストールしたままにしておかないでください。

推奨処理 :Router MC 1.3 と QPM のアンインストール後、次の手順を実行して、Application Server を削除します。

1. 次のロケーションでコマンド プロンプトを開きます。

D:\Program Files\CSCOpx\MDC\Shared\Services\EJB_Server

2. 次のコマンドを実行して、Windows の Control Panel > Administrative
Tools > Services ウィンドウのリストから Application Server を削除します。

Exe2Service.exe REMOVE AppSrv
 

3. 次のコマンドを実行して、Daemon Manager から Application Server サービスを削除します。

pdreg -u AppSrv
 

Common Services の起動に関する問題のトラブルシューティング

Common Services は、次の理由により起動しない場合があります。

「Windows アカウント パスワードを変更した場合」

「必要なポートがすでに使用されている場合」


) Common Services の詳細については、『Installation and Setup Guide for CiscoWorks Common Services 2.2 on Windows 2000/Solaris』および『User Guide for CiscoWorks Common Services 2.2』を参照してください。


Windows アカウント パスワードを変更した場合

問題 :Windows で特定の admin アカウントおよびパスワードを使用して、
Common Services および Router MC をインストールした場合、設定通りに動作します。ただし、Windows アカウント パスワードを変更すると、インストールされたプロセスの起動が失敗します。

推奨処理 :すべての処理に対するパスワードを変更し、インストールされている Windows アカウントの現在のパスワードに一致させてください。
Common Services のプロセスには、Tomcat、fms、lm、および daframework が含まれます。

必要なポートがすでに使用されている場合

問題 :別のアプリケーションがすでにポート 1741 を使用しているため、Common Services を起動できません。

推奨処理 :サーバ システムを再起動してください。

Router MC の起動に関する問題のトラブルシューティング

Router MC の起動の際に問題が発生した場合、すべての必要なプロセスの現在のステータスをチェックし、必要な場合にはステータスを変更します。「必要なプロセスのステータスのチェック」を参照してください。

Router MC は、次の理由により起動しない場合があります。

「データベースのパスワードを変更した場合」

「古いバージョンの Java プラグインがインストールされている場合」

「ログイン時の内部エラー」

「Router MC のダウングレード時の例外エラー」


) Router MC が何らかの理由で起動しない場合は、サーバ システムを再起動してみてください。


データベースのパスワードを変更した場合

問題 :Router MC データベースのパスワードを変更し、Router MC サーバを再起動せずに Router MC を起動しようとすると、データベースへの接続が失敗します。

推奨処理 :Router MC データベースのパスワードを変更してから、Router MC サーバを再起動してください。


) CiscoWorks デスクトップから VPN/Security Management Solution >
Administration > Configuration > Database Credentials
を選択することで、Router MC データベースのパスワードを変更できます。


古いバージョンの Java プラグインがインストールされている場合

問題 :インストールされている Java プラグインが Router MC が必要とするバージョンより古い場合、Router MC が起動しない場合があります。

推奨処理 :古いバージョンの Java プラグインをアンインストールしてください。CiscoWorks を起動すると、自動的に Java プラグインがインストールされます。

ログイン時の内部エラー

問題 :インストール後、初めて Router MC にログインすると、内部エラー メッセージが表示されます。

説明 :インストール後に初めて Router MC にログインした場合、必要なプロセスをすべて起動するのに数分かかります。ログインを試行したときに Application Server がまだ起動して動作していない場合は、内部エラー メッセージが表示されます。

推奨処理

Windows 2000 の場合:Router MC ブラウザ ウィンドウを閉じ、CiscoWorks デスクトップから再び Router MC にログインします。それでも問題が解決しない場合は、Router MC と CiscoWorks からログアウトします。Router MC を実行しているサーバで、Windows Control Panel > Administrative Tools > Services ウィンドウから CW2000 Daemon Manager を再起動します。数分後、CiscoWorks と Router MC に再びログインします。問題が解決しない場合は、Router MC サーバを再起動します。

Solaris の場合:Router MC ブラウザ ウィンドウを閉じ、CiscoWorks デスクトップから再び Router MC にログインします。それでも問題が解決されない場合は、Router MC と CiscoWorks からログアウトします。次のコマンドを入力し、ルート ユーザとして CW2000 Daemon Manager を再起動します。

/etc/init.d/dmgtd stop
/etc/init.d/dmgtd start
 

数分後、CiscoWorks と Router MC に再びログインします。問題が解決しない場合は、Router MC サーバを再起動します。

Router MC のダウングレード時の例外エラー

問題 :前のバージョンの Router MC へのダウングレード後、Router MC を起動すると Solaris で例外エラーが発生します。

説明 :Router MC 1.3 がインストールされていた Solaris ステーションで Router MC 1.2.1 をインストールすると、Router MC を起動したときに例外エラーが発生します。Router MC 1.2.1 は、アンインストールされた Router MC 1.3 のファイルを使用しようとします。

推奨処理: CW2000 Daemon Manager を停止し、Tomcat work フォルダ
/opt/CSCOpx/MDC/tomcat/work を削除します。次に、Daemon Manager を再起動し、CiscoWorks と Router MC に再びログインします。

必要なプロセスのステータスのチェック

CiscoWorks Common Services および Router MC の実行に必要なプロセスのステータスを検討することによって、発生した問題の原因を特定できる場合があります。

次のプロセスが Router MC の実行に必要です。

ASANYs_SqlCoreDB

Tomcat

WebServer

AppSrv(Application Server)

IOSMDCMain

CiscoWorks デスクトップから必要とされるプロセスのステータスを表示できます。

手順


ステップ 1 CiscoWorks デスクトップから、 Server Configuration > Administration >
Process Management > Process Status
を選択します。

ステップ 2 必要なプロセスが実行されているかをチェックします。

ステップ 3 停止しているプロセスがある場合は、個別にプロセスを起動させるか、すべてのプロセスを停止してから、再起動します。「必要なプロセスの起動」を参照してください。


 

必要なプロセスの起動

必要なプロセスが動作していない場合は、それを起動できます。

手順


ステップ 1 Server Configuration > Administration > Process Management > Start Process を選択します。

ステップ 2 Start Process ページから特定のプロセスを選択するか、 System をクリックしてすべてのプロセスを起動し、 Finish をクリックします。プロセスが起動するまで約 5 分待ちます。


) Start Process ページで特定のプロセスを選択した場合、それに付随するすべての関連プロセスも選択する必要があります。付随するプロセスは自動的には起動しません。Server Configuration > Administration > Process Management > Process Status を選択して、Process Status リストを表示した後に、プロセスをクリックして、Process Details ウィンドウで付随する関連項目を表示します。



 

CiscoWorks デスクトップから必要なサービスを起動できない場合は、次の手順に従って、CiscoWorks Common Services を実行するサーバのコマンドラインからすべてのサービスを停止し、再起動します。

手順


ステップ 1 すべてのプロセスを停止するには、コマンドラインに次を入力する必要があります。

net stop crmdmgtd

ステップ 2 すべてのプロセスを再起動するには、次を入力します。

net start crmdmgtd

問題が解決しない場合、サーバをリブートします。


 

トラブルシューティングに必要な情報の収集

自分で解決できない問題が発生し、Cisco テクニカル サポート(TAC)に連絡した場合、サポート担当者が、問題の診断に必要なシステムの設定情報の送信を依頼することがあります。

CiscoWorks Common Services には、コマンドライン ユーティリティが含まれています。これは、Windows の場合は MDCSupport.exe、Solaris の場合は mdcsupport です。ユーティリティは、MDCSupportInformation.zip という .zip ファイル(Windows)または MDCSupportInformation.tar.Z という .tar ファイル(Solaris)に、設定情報とシステム情報を収集します。これらのファイルを Cisco Technical Assistance Center (TAC)のサポート担当者に送信できます。

必要に応じて、Router MC デバイスおよびご使用のデバイスの設定ファイルを TAC のサポート担当者に送信してください。これらは、MDCSupportInformation ファイルには含まれていません。

Windows システムでトラブルシューティング情報を収集する

1. DOS プロンプトに MDCSupport を入力します。ロケーションを指定しない場合、MDCSupportInformation.zip ファイルはデフォルト ロケーションの %NMSROOT%/MDC/etc ディレクトリに作成されます。%NMSROOT% は、CiscoWorks Common Services をインストールしたドライブとディレクトリです(たとえば、c:\Program Files)。
別のロケーションへファイルを保存する場合は、DOS プロンプトで
MDCSupport drive:\path と入力します。

2. Enter キーを押します。MDCSupport ユーティリティによって、システムと設定の情報を含む .zip ファイルが作成されます。

3. 作成した zip ファイルを TAC に送信します。TAC の担当者が、サポート ファイルの送信方法および送信先をお知らせします。

Solaris システムでトラブルシューティング情報を収集する

1. $NMSROOT/MDC/bin ディレクトリへ移動します。

2. プロンプトに MDCSupport を入力します。ロケーションを指定しない場合、MDCSupportInformation.tar ファイルはデフォルト ロケーションの
%NMSROOT%/MDC/etc ディレクトリに作成されます。%NMSROOT% は、CiscoWorks Common Services をインストールしたドライブとディレクトリです(たとえば、/opt/CSCOpx)。
別のロケーションへファイルを保存する場合は、DOS プロンプトで
./mdcsupport または ./mdcsupport path と入力します。

3. Enter キーを押します。MDCSupport ユーティリティによって、設定とシステムの情報を含む圧縮 .tar ファイルが作成されます。

4. .tar ファイルを解凍します。

5. 作成した .tar ファイルを TAC に送信します。TAC の担当者が、サポート ファイルの送信方法および送信先をお知らせします。

Router MC データベースを TAC に送信する

1. Daemon Manager を停止します。

2. Router MC がインストールされているディレクトリへ移動し、
CSCOpx\MDC\iosmdc\db へナビゲートして、次のファイルをコピーします。

iosmdcDB.db

iosmdcDB.log

3. これらのファイルを TAC へ送信します。

4. Router MC を引き続き使用する場合は、Daemon Manager を起動し、CiscoWorks デスクトップから再びログインします。

デバイスの設定ファイルを TAC へ送信する

1. Router MC がインストールされているディレクトリへ移動し、
CSCOpx\MDC\iosmdc\IOSMDCFS\import\current へナビゲートして、デバイスの設定ファイルをコピーします。

2. これらのファイルを TAC へ送信します。

Cisco TAC へのお問い合せ

Router MC のインストール中に問題が発生した場合、Cisco TAC に連絡する前に次のことを確認してください。

システムのハードウェア要件およびソフトウェア要件が満たされている。「RMC 1.3 システム要件」を参照してください。

サーバ上に空きディスク スペースがある。ディスク スペース要件は、 表 1-1 に表示されています。

それでも Router MC のインストールによる問題が解決しない場合には、TAC に連絡してください。


ヒント レポートを作成し、生成されたレポートを電子メールで TAC に送ってください。詳細については、「テクニカル サポート」を参照してください。
CiscoWorks デスクトップから、
Server Configuration > Diagnostics > Collect Server Info
を選択します。