Cisco Performance Monitor 4.0 ユーザ ガイド
要約の使用方法
要約の使用方法
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/06/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

要約の使用方法

クリティカルな問題の要約の操作

VPN サービスの要約の操作

ファイアウォール サービス要約の操作

ロード バランシング要約の操作

SSL サービス要約の操作

要約の使用方法

要約グラフとテーブルは、帯域幅の使用量、接続失敗、使用状況のレベル、クリティカルな問題など、パフォーマンス メトリックのあまり詳細でない表現を提供します。

要約グラフおよびいくつかのテーブルには、関連する項目またはカテゴリの追加詳細へのリンクがあります。


「基本概念について」の説明に従って、分離可能なダッシュボードに特定の種類の要約情報を表示できます。


次の表に、[Summary] タブのオプションを示します。

 

表 4-1 Performance Monitor の要約オプション

オプション
説明

[Critical Problems]

次の場合に、[Critical Problems] オプションを選択します。

既知のクリティカルな問題のテーブルを表示する。

問題の状態で、問題をフィルタリングする。

ネットワークで Performance Monitor が検出した問題を確認する。

「クリティカルな問題の要約の操作」を参照してください。

[VPN]

[VPN] オプションを選択すると、VPN サービスのパフォーマンス要約グラフが表示されます。「VPN サービスの要約の操作」を参照してください。

[Firewall]

[Firewall] オプションを選択すると、ファイアウォール サービスのパフォーマンス要約グラフが表示されます。「ファイアウォール サービス要約の操作」を参照してください。

[Load Balancing]

[Load Balancing] オプションを選択すると、コンテンツ スイッチング サービスのパフォーマンス要約グラフが表示されます。「ロード バランシング要約の操作」を参照してください。

[SSL]

[SSL] オプションを選択すると、SSL プロキシ サービスのパフォーマンス要約グラフが表示されます。「SSL サービス要約の操作」を参照してください。

[Event Browser]

[Event Browser] オプションを選択すると、プリセット フィルタなしで [Event Browser] ウィンドウが開きます。「イベント ブラウザの操作」を参照してください。

クリティカルな問題の要約の操作

クリティカルな問題は、重大度が P1 または P2 です。ネットワーク上でモニタされているすべてのサービスの既知のクリティカルな問題を表示できます。クリティカルな問題を確認すると、問題に対処中であることを示すことができます。このような問題のステータスは、Active から Acknowledged に変更されます。問題が解決した後、イベント ブラウザからイベントをクリアできます。確認またはクリアされたイベントは、問題が次のポーリング サイクルの前に解決されていなかった場合、また報告されます。問題が次のポーリング サイクルの前に解決された場合、イベントはステータスにかかわらずクリアされます。

手順


ステップ 1 [Summary] > [Critical Problems] を選択します。テーブルのカラムの説明については、 表 4-2 を参照してください。


ヒント 最初に、すべてのアクティブな問題がテーブルに表示されます。この表示は、[Select Status] リストで希望するオプションを選択することによって、確認された問題だけ、またはすべての問題(アクティブまたは確認済み)を表示するように変更できます。リフレッシュされたリストには、指定された状態のモニタ対象の問題だけが表示されます。指定された状態と一致する問題がない場合、リフレッシュされたリストにレコードが表示されません。


ステップ 2 アクティブな問題に対して、次のことができます。

[Event Browser] ウィンドウを開き、特定のデバイスのすべてのイベントを表示するフィルタ処理されたリストを表示する。[Description] カラムで、ハイパーリンク付きの項目をクリックします。

イベント ブラウザの表示は、[Critical Problems] ページと異なり、P1 および P2 の重大度に制限されません。そのため、イベント ブラウザには、指定したデバイスの任意の重大度、またはすべての重大度のイベントを表示できます。

クリティカルな問題を確認する。解決する問題が記述された行のチェックボックスをオンにし、[Acknowledge] をクリックします。一度に複数のボックスを選択できます。また、見出し行のボックスをクリックすると、すべての問題を選択できます。

クリティカルな問題を確認すると、問題に対処中であることを示すことができます。特定の問題を確認できるユーザは、1 人だけです。問題が解決した後、イベント ブラウザからイベントをクリアできます。確認を取り消す方法がないことに注意してください。


 

参考

 

表 4-2 クリティカルな問題の要約

要素
説明

[Device] カラム

DNS 名または IP アドレスで、モニタされている問題が発生したデバイスを識別します。

[Family] カラム

VPN ルータ、コンセントレータ、またはサービス モジュールが搭載されたスイッチとして、デバイスを識別します。

[Product] カラム

関連する製品の型番が表示されます。

[Severity] カラム

P1 から P5 の値が表示されます。P1 が、最も重大度が高い問題で、P5 が、最も重大度が低い問題です。

[Description] カラム

クリティカルな問題に関する簡単な説明が表示されます。

[Status] カラム

問題のステータス ラベルが表示されます。[Select Status] リストのオプションと同じです。

[Last Update Time] カラム

クリティカルな問題を報告した、Performance Monitor のポーリングの最新の時刻が表示されます。

関連トピック

「Performance Monitor テーブルのオプション タスク」

「テーブルの一般エレメント」

VPN サービスの要約の操作

Performance Monitor は、ネットワーク上のリモート アクセスおよびサイト間 VPN サービスの状態を要約するグラフを提供します。


) 特に指定されたものを除き、Performance Monitor のすべての要約グラフは、デルタ値(ポーリング サイクル間で測定された差)を示します。


手順


ステップ 1 [Summary] > [VPN] を選択します。

[VPN] ページに、リアルタイム モニタリングの結果を示すグラフが表示されます( 表 4-3 )。[Enable Refresh Rate] チェックボックスがオンになっている場合、表示は常に最新です。そうでない場合、[Refresh] ボタンをクリックすると、表示がリフレッシュされます。


ヒント [Critical Problems] ボタンは、少なくとも 1 つのクリティカルな問題がネットワークに存在する場合、赤くなります。そうでない場合、ボタンはグレーです。ボタンをクリックすると、すべてのクリティカルな問題(P1 および P2)のテーブルが表示されます。(「インターフェイスのアイコンについて」(P.3-5)を参照)。


ステップ 2 グラフをクリックすると、追加の詳細が表示されます。 「ダッシュボード」 のグラフを分離するには、分離アイコンをクリックします。


 

VPN 要約グラフの種類

 

表 4-3 VPN 要約のグラフ

グラフの種類
説明
リモート アクセス グラフ

RAS 要約グラフは、VPN コンセントレータのパブリック インターフェイスから受信した情報を示します。

[Top 3 Throughput (RAS)]

スループット レベルが最も高い 3 台の VPN コンセントレータについて、リアルタイムのスループット レベルを Kbps 単位で示します。ネットワークにある VPN コンセントレータが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの VPN コンセントレータにもスループットがない場合、グラフは空です。

クリックすると [Remote Access Devices] ページが表示され、RAS デバイスのパフォーマンス統計情報が個別に表示されます(「RAS デバイスの使用状況とアクティビティのモニタリング」を参照)。

[Top 3 Connection Failures % (RAS)]

接続失敗が最も多い 3 台の VPN コンセントレータについて、リアルタイムの接続失敗の割合を示します。ネットワークにある VPN コンセントレータが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの VPN コンセントレータでも接続が失敗していない場合、グラフは空です。

クリックするとイベント ブラウザが開き、重大な RAS エラーだけが表示されます(「イベント ブラウザ ウィンドウ」を参照)。

[Top 3 User Session Count (RAS)]

最もユーザ セッションが多い 3 台のデバイスについて、リアルタイムのセッション数を示します。ユーザ セッションが存在するデバイスが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの RAS デバイスにもユーザ セッションがない場合、グラフは空です。

クリックすると [Remote Access Devices] ページが表示され、RAS デバイスのパフォーマンス統計情報が個別に表示されます(「RAS デバイスの使用状況とアクティビティのモニタリング」を参照)。

サイト間グラフ

サイト間要約グラフは、インターフェイスから受信したクリプト マップが添付されている情報を示します。

[Top 3 Throughput (Site-to-Site)]

スループット レベルが最も高い 3 台のサイト間デバイスについて、リアルタイムのスループット レベルを Kbps 単位で示します。ネットワークにあるサイト間デバイスが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どのサイト間デバイスにもスループットがない場合、グラフは空です。

クリックすると [Site-to-Site Devices] ページが表示され、サイト間デバイスのパフォーマンス統計情報が個別に表示されます(「サイト間デバイスの使用とアクティビティのモニタリング」を参照)。

[Top 3 Connection Failures % (Site-to-Site)]

接続失敗が最も多い 3 台のサイト間デバイスについて、リアルタイムの接続失敗を示します。ネットワークにあるサイト間デバイスが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どのサイト間デバイスでも接続が失敗していない場合、グラフは空です。

クリックするとイベント ブラウザが開き、重大なサイト間エラーだけが表示されます(「イベント ブラウザ ウィンドウ」を参照)。

[Top 3 Tunnel Count (Site-to-Site)]

最もトンネルが多い 3 台のデバイスについて、リアルタイムのトンネル数を示します。ネットワークにあるサイト間デバイスが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どのサイト間デバイスにもトンネルがない場合、グラフは空です。

クリックすると [Site-to-Site Devices] ページが表示され、サイト間デバイスのパフォーマンス統計情報が個別に表示されます(「サイト間デバイスの使用とアクティビティのモニタリング」を参照)。

ファイアウォール サービス要約の操作

Performance Monitor は、ネットワーク上にあるファイアウォール サービスの現在の状態を要約するグラフを提供します。


) 特に指定されたものを除き、Performance Monitor のすべての要約グラフは、デルタ値(ポーリング サイクル間で測定された差)を示します。


手順


ステップ 1 [Summary] > [Firewall] を選択します。

[Firewall] ページに、リアルタイム モニタリングの結果を示すグラフが表示されます( 表 4-4 )。[Enable Refresh Rate] チェックボックスがオンになっている場合、表示は常に最新です。そうでない場合、[Refresh] ボタンをクリックすると、表示がリフレッシュされます。


ヒント [Critical Problems] ボタンは、少なくとも 1 つのクリティカルな問題がネットワークに存在する場合、赤くなります。そうでない場合、ボタンはグレーです。ボタンをクリックすると、すべてのクリティカルな問題(P1 および P2)のテーブルが表示されます。(「インターフェイスのアイコンについて」(P.3-5)を参照)。


ステップ 2 グラフをクリックすると、追加の詳細が表示されます。 「ダッシュボード」 のグラフを分離するには、分離アイコンをクリックします。


 

ファイアウォール要約グラフの種類

 

表 4-4 ファイアウォール要約のグラフ

グラフの種類
説明

[Top 3 Interface Bandwidth Consumption %]

帯域幅を最も消費している 3 つの PIX ファイアウォール デバイス インターフェイスについて、リアルタイムの帯域幅の使用量の割合を示します。どの PIX インターフェイスも帯域幅を使用していない場合、グラフは空です。

(注) インターフェイスの帯域幅の使用量の計算には、ファイアウォール サービス モジュールのインターフェイスは含まれません。ただし、検査ポリシーが設定されている IOS ルータのインターフェイスは、計算に使用されます。

クリックすると [Firewalls] ページが表示され、すべてのファイアウォール デバイスおよびモジュールの使用状況およびアクティビティ統計情報が表示されます(「ファイアウォール デバイス テーブルの操作」を参照)。

[Top 3 Interface Errors]

最も多くのエラーが発生している 3 つのファイアウォール デバイス インターフェイスについて、リアルタイムのエラー数が表示されます。エラーが発生したインターフェイスが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どのファイアウォール インターフェイスでもエラーが発生していない場合、グラフは空です。

クリックするとイベント ブラウザが開き、重大なファイアウォール イベントだけが表示されます(「イベント ブラウザ ウィンドウ」を参照)。

[Top 3 Connections]

最も接続が多い 3 台のファイアウォール デバイスについて、リアルタイムの接続数を示します。接続が存在するデバイスが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どのファイアウォール デバイスにも接続がない場合、グラフは空です。

クリックすると [Firewalls] ページが表示され、すべてのファイアウォール デバイスの使用状況およびアクティビティ統計情報が表示されます(「ファイアウォール デバイス テーブルの操作」を参照)。

ロード バランシング要約の操作

Performance Monitor は、ネットワークで Web サーバのロード バランシング サービスを提供する、有効な Content-Switching Service Module(CSM; コンテンツ スイッチング サービス モジュール)の現在の状態の要約を提供します。


) 特に指定されたものを除き、Performance Monitor のすべての要約グラフは、デルタ値(ポーリング サイクル間で測定された差)を示します。


手順


ステップ 1 [Summary] > [Load Balancing] を選択します。

[Load Balancing] ページに、リアルタイム モニタリングの結果を示す棒グラフが表示されます( 表 4-5 )。[Enable Refresh Rate] チェックボックスがオンになっている場合、表示は常に最新です。そうでない場合、[Refresh] ボタンをクリックすると、表示がリフレッシュされます。


ヒント [Critical Problems] ボタンは、少なくとも 1 つのクリティカルな問題がネットワークに存在する場合、赤くなります。そうでない場合、ボタンはグレーです。ボタンをクリックすると、すべてのクリティカルな問題(P1 および P2)のテーブルが表示されます。(「インターフェイスのアイコンについて」(P.3-5)を参照)。


ステップ 2 グラフをクリックすると、追加の詳細が表示されます。 「ダッシュボード」 のグラフを分離するには、分離アイコンをクリックします。


 

ロード バランシング要約グラフの種類

 

表 4-5 ロード バランシング要約のグラフ

グラフの種類
説明

[Top 3 Current Connections]

最も接続が多い 3 つの CSM モジュールについて、リアルタイムの接続数を示します。接続が存在するモジュールが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの CSM モジュールにも接続がない場合、グラフは空です。

クリックすると [Load Balancing Modules] ページが表示され、すべての CSM モジュールの使用状況およびアクティビティ統計情報が表示されます(「CSM の使用とアクティビティ統計情報の表示」)。

[Top 3 Connection Failures %]

最も接続失敗が多い 3 つの CSM モジュールについて、リアルタイムの接続失敗の割合を示します。接続に失敗したモジュールが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの CSM モジュールでも接続が失敗していない場合、グラフは空です。

クリックするとイベント ブラウザが開き、重大な CSM エラーだけが表示されます(「イベント ブラウザ ウィンドウ」を参照)。

[Top 3 Virtual Server Connections]

最も接続が多い 3 つの仮想サーバについて、リアルタイムの接続数を示します。接続が存在する仮想サーバが 3 台未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの仮想サーバにも接続がない場合、グラフは空です。

クリックすると [Load Balancing Modules] ページが表示され、すべての CSM モジュールの使用状況およびアクティビティ統計情報が個別に表示されます(「CSM の使用とアクティビティ統計情報の表示」)。

SSL サービス要約の操作

Performance Monitor は、ネットワーク上にある SSL プロキシ サービスの現在の状態を要約するグラフを提供します。


) 特に指定されたものを除き、Performance Monitor のすべての要約グラフは、デルタ値(ポーリング サイクル間で測定された差)を示します。


手順


ステップ 1 [Summary] > [SSL] を選択します。

[SSL Summary] ページに、リアルタイム モニタリングの結果を示す棒グラフが表示されます( 表 4-6 )。[Enable Refresh Rate] チェックボックスがオンになっている場合、表示は常に最新です。そうでない場合、[Refresh] ボタンをクリックすると、表示がリフレッシュされます。


ヒント [Critical Problems] ボタンは、少なくとも 1 つのクリティカルな問題がネットワークに存在する場合、赤くなります。そうでない場合、ボタンはグレーです。ボタンをクリックすると、すべてのクリティカルな問題(P1 および P2)のテーブルが表示されます。(「インターフェイスのアイコンについて」(P.3-5)を参照)。


ステップ 2 グラフをクリックすると、追加の詳細が表示されます。 「ダッシュボード」 のグラフを分離するには、分離アイコンをクリックします。


 

SSL 要約グラフの種類

 

表 4-6 SSL 要約のグラフ

グラフの種類
説明

[Top 3 Connections]

最も接続が多い 3 つの SSL モジュールについて、リアルタイムの接続数を示します。接続が存在するモジュールが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの SSL モジュールにも接続がない場合、グラフは空です。

クリックすると [SSL Modules] ページが表示され、すべての SSL モジュールの使用状況およびアクティビティ統計情報が表示されます(「SSL 使用状況およびアクティビティ統計情報の操作」を参照)。

[Top 3 Error]

最もエラーが多い 3 つの SSL モジュールについて、リアルタイムのエラー数を示します。エラーが発生したモジュールが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの SSL モジュールでもエラーが発生していない場合、グラフは空です。

クリックするとイベント ブラウザが開き、重大な SSL エラーだけが表示されます(「イベント ブラウザ ウィンドウ」を参照)。

[Top 3 Module Throughput]

最もスループットが高い 3 つの SSL モジュールについて、リアルタイムのスループット レベルをバイト単位で示します。測定可能なスループットがあるモジュールが 3 つ未満の場合は、グラフに表示されるバーが 3 本よりも少なくなります。どの SSL モジュールにも測定可能なスループットがない場合、グラフは空です。

クリックすると [SSL Modules] ページが表示され、すべての SSL モジュールの使用状況およびアクティビティ統計情報が個別に表示されます(「SSL 使用状況およびアクティビティ統計情報の操作」を参照)。