Cisco ASA シリーズ ASDM コンフィギュレーション ガイド(一般的な操作) ソフトウェア バージョン 7.1
Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定
Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定
発行日;2013/10/29 | 英語版ドキュメント(2013/10/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 13MB) | フィードバック

目次

Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定

Anonymous Reporting および Smart Call Home に関する情報

Anonymous Reporting に関する情報

シスコへの送信内容

DNS 要件

Anonymous Reporting および Smart Call Home のプロンプト

Smart Call Home に関する情報

Anonymous Reporting および Smart Call Home のライセンス要件

Smart Call Home および Anonymous Reporting の前提条件

ガイドラインと制限事項

Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定

Anonymous Reporting の設定

Smart Call Home の設定

Anonymous Reporting および Smart Call Home のモニタリング

Anonymous Reporting および Smart Call Home の機能履歴

Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定

Smart Call Home 機能は、個別のシステムに関するクリティカルなイベントに関する、電子メールや Web ベースのカスタマイズした通知を、たいていはお客様がそのクリティカルなイベントの発生に気づく前に、お客様に通知します。

Anonymous Reporting 機能は、Smart Call Home 機能のサブ機能で、シスコがデバイスから最小エラーおよびヘルス情報を匿名で受信できるようにします。


) 次の処理を行うように要求するポップアップ ダイアログボックスが表示されることがあります。

Anonymous Reporting をイネーブルにして、ASA プラットフォームの改善に役立てる。

シスコからお客様に合わせた予防的なサポートを受けられるように Smart Home 通知に登録する。

ダイアログについては、「Anonymous Reporting および Smart Call Home のプロンプト」を参照してください。


 

この章では、Anonymous Reporting および Smart Call Home を使用および設定する方法について説明します。次の項で構成されています。

「Anonymous Reporting および Smart Call Home に関する情報」

「Anonymous Reporting および Smart Call Home のライセンス要件」

「Smart Call Home および Anonymous Reporting の前提条件」

「ガイドラインと制限事項」

「Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定」

「Anonymous Reporting および Smart Call Home のモニタリング」

「Anonymous Reporting および Smart Call Home の機能履歴」

Anonymous Reporting および Smart Call Home に関する情報

この項は、次の内容で構成されています。

「Anonymous Reporting に関する情報」

「Smart Call Home に関する情報」

Anonymous Reporting に関する情報

お客様は Anonymous Reporting をイネーブルにして、ASA プラットフォームを改善することができます。Anonymous Reporting により、シスコは最小エラーおよびヘルス情報をデバイスからセキュアに受信できます。この機能をイネーブルにした場合、お客様のアイデンティティは匿名のままで、識別情報は送信されません。

Anonymous Reporting をイネーブルにすると、トラスト ポイントが作成され、証明書がインストールされます。ASA がメッセージを安全に送信できるように Smart Call Home Web サーバのサーバ証明書を検証し、HTTPS セッションを形成できるように、CA 証明書が必要です。シスコはソフトウェアで事前定義されている証明書をインポートします。Anonymous Reporting をイネーブルにする場合は、ハードコードされたトラスト ポイント名の _SmartCallHome_ServerCA で証明書が ASA にインストールされます。Anonymous Reporting をイネーブルにすると、このトラスト ポイントが作成され、適切な証明書がインストールされ、このアクションに関するメッセージが表示されます。これで、証明書が設定の中に存在するようになります。

Anonymous Reporting をイネーブルにしたときに、適切な証明書がすでに設定に存在する場合、トラスト ポイントは作成されず、証明書はインストールされません。


) Anonymous Reporting をイネーブルにすると、指定されたデータをシスコまたはシスコの代わりに運用するベンダー(米国以外の国を含む)に転送することに同意することになります。
シスコでは、すべてのお客様のプライバシーを保護しています。シスコの個人情報の取り扱いについては、次の URL でシスコのプライバシー ステートメントを参照してください。
http://www.cisco.com/web/siteassets/legal/privacy.html


シスコへの送信内容

メッセージは、月に 1 度および ASA がリロードされるたびにシスコに送信されます。これらのメッセージは、アラート グループで分類されます。アラート グループは ASA でサポートされる Smart Call Home アラートの定義済みサブセットで、Configuration アラート、Inventory アラート、および Crash Information アラートがあります。

Inventory アラートは次のコマンドの出力で構成されます。

show version :デバイスの ASA ソフトウェア バージョン、ハードウェア コンフィギュレーション、ライセンス キー、および関連する稼働時間データを表示します。

show environment :ASA のシステム コンポーネントのシステム環境情報を表示します。たとえば、シャーシ、ドライバ、ファン、電源のハードウェア動作ステータス、温度ステータス、電圧、CPU 使用率などです。

show inventory :ネットワーキング デバイスにインストールされているすべてのシスコ製品に関するインベントリ情報を取得して表示します。各製品は、UDI と呼ばれる一意のデバイス情報によって識別されます。UDI は、製品 ID(PID)、バージョン ID(VID)、およびシリアル番号(SN)の 3 つの異なるデータ要素の組み合わせです。

show failover state :フェールオーバー ペアの両方のユニットのフェールオーバー状態を表示します。表示される情報は、ユニットのプライマリまたはセカンダリ ステータス、ユニットのアクティブ/スタンバイ ステータス、最後にレポートされたフェールオーバーの理由などがあります。

show module :ASA 上にインストールされている任意のモジュールに関する情報を表示します。たとえば、ASA 5505 にインストールされている AIP SSC に関する情報、ASA 5585-X にインストールされている SSP に関する情報、ASA 5585-X にインストールされている IPS SSP に関する情報です。

Configuration アラートは、次のコマンドの出力で構成されます。

show context :割り当てられているインターフェイスとコンフィギュレーション ファイルの URL、設定済みコンテキストの数を表示します。または、システム実行スペースで Anonymous Reporting をイネーブルにしている場合には、全コンテキストのリストを表示します。

show call-home registered-module status :登録されたモジュールのステータスを表示します。システム コンフィギュレーション モードを使用すると、このコマンドは、コンテキストごとではなく、デバイス全体に基づいてシステム モジュールのステータスを表示します。

システム クラッシュが発生すると、次のコマンドから変更された情報が送信されます。

show crashinfo (切り捨て):予期しないソフトウェアのリロード時に、デバイスは、変更されたクラッシュ情報ファイルをファイルのトレースバック セクションだけを使用して送信します。したがって、ファンクション コール、レジスタ値、およびスタック ダンプだけがシスコに報告されます。

ASA のコマンドの詳細については、コマンド リファレンスを参照してください。

DNS 要件

ASA が Cisco Smart Call Home サーバに到達し、シスコにメッセージを送信できるよう、DNS サーバを適切に設定する必要があります。ASA がプライベート ネットワーク上に存在し、パブリック ネットワークにアクセスできない可能性があるので、シスコはお客様の DNS の設定を確認し、必要に応じて次の手順を実行してお客様の設定を行います。

1. 設定されているすべての DNS サーバの DNS ルックアップを実行する。

2. 最もセキュリティ レベルの高いインターフェイス上で DHCPINFORM メッセージを送信することにより DHCP サーバから DNS サーバを取得する。

3. ルックアップに Cisco DNS サーバを使用する。

4. tools.cisco.com に固定 IP アドレスをランダムに使用する。

これらの作業は、現在の設定を変更せずに実行されます。(たとえば、DHCP から取得した DNS サーバは設定には追加されません)。

設定されている DNS サーバがなく、ASA が Cisco Smart Call Home サーバに到達できない場合は、Smart Call Home 送信メッセージのすべてに対して、重大度「warning」の syslog メッセージが生成されます。これは、DNS を適切に設定するようお願いするためです。

syslog メッセージの詳細については、syslog メッセージ ガイドを参照してください。

Anonymous Reporting および Smart Call Home のプロンプト

コンフィギュレーション モードを開始すると、次の条件を満たす場合、Anonymous Reporting および Smart Call Home 機能をイネーブルにするよう促すプロンプトが表示されます。

このプロンプトで、[[Y]es]、[[N]o]、[[A]sk later] を選択できます。[[A]sk later] を選択すると、7 日後または ASA のリロード時に再度通知されます。[[A]sk later] を連続で選択すると、さらに ASA で 7 日ごとに 2 回プロンプトが表示されたのち、[[N]o] という答えだと見なされて再度表示されることはなくなります。

ASDM プロンプトでは、次のオプションから選択できます。

[Anonymous]:Anonymous Reporting をイネーブルにします。

[Registered (enter an e-mail address)]:Smart Call Home をイネーブルにし、ASA を Cisco TAC に登録します。

[Do not enable Smart Call Home]:Smart Call Home をイネーブルにしないで、再度表示されることはなくなります。

[Remind Me Later]:決定を延期します。7 日後または ASA がリロードされるたびに再度通知されます。ASA はさらに 7 日ごとに 2 回通知したのち、「Smart Call Home をイネーブルにしないという答え」だと見なして再度尋ねることはなくなります。

プロンプトが表示されない場合は、「Anonymous Reporting の設定」または 「Smart Call Home の設定」の手順を実行して、Anonymous Reporting または Smart Call Home をイネーブルにすることができます。

Smart Call Home に関する情報

完全に設定が終わると、多くの場合は問題が存在することにお客様が気付く前に、Smart Call Home が設置場所での問題を検出し、シスコにレポートを返すか、他のユーザ定義のチャネル(電子メールまたはお客様に直接など)を介してレポートします。これらの問題の重要度に応じて、シスコはシステム設定の問題、製品の耐用年数末期の通知、セキュリティ アドバイザリ問題などに関してお客様に対応します。

この方法では、Smart Call Home は ASA に関する予防的診断とリアルタイム アラートを提供し、次を行うことで予防および迅速な問題解決を通じて高いネットワーク可用性と業務の効率化の向上を実現します。

継続的モニタリング、リアルタイムの予防的なアラート、および詳細な診断により、問題を迅速に識別する。

サービス要求が開かれ、すべての診断データが添付された Smart Call Home 通知を使用して、潜在的な問題をユーザに認識させる。

Cisco TAC の専門家に自動的に直接アクセスすることにより、重大な問題を迅速に解決する。

Smart Call Home は、次の機能を提供することによって、運用効率を向上させます。

トラブルシューティングに必要な時間を短縮することにより、スタッフ リソースを効率よく使用する。

Cisco TAC へのサービス リクエストを自動的に生成し(サービス契約がある場合)、適切なサポート チームに提出する。問題解決の時間を短縮する、詳細な診断情報を提供します。

Smart Call Home Portal は、次の機能を提供する、必要情報への迅速な Web ベースのアクセスを提供します。

すべての Smart Call Home メッセージ、診断、および推奨事項を一箇所で確認する。

サービス リクエスト ステータスを迅速に確認する。

すべての Smart Call Home 対応デバイスに関する最新のインベントリ情報およびコンフィギュレーション情報を表示する。

Anonymous Reporting および Smart Call Home のライセンス要件

次の表に、Anonymous Reporting および Smart Call Home のライセンス要件を示します。

 

モデル
ライセンス要件

すべてのモデル

基本ライセンス

Smart Call Home および Anonymous Reporting の前提条件

Smart Call Home および Anonymous Reporting には次の前提条件があります。

DNS が設定されていること。「DNS 要件」およびを参照してください。

ガイドラインと制限事項

ファイアウォール モードのガイドライン

ルーテッド ファイアウォール モードとトランスペアレント ファイアウォール モードでサポートされています。

コンテキスト モードのガイドライン

シングル モードとマルチ コンテキスト モードでサポートされています。

IPv6 のガイドライン

IPv6 をサポートします。

Anonymous Reporting に関する追加のガイドライン

Anonymous Reporting メッセージが最初の試行で送信できない場合、ASA はメッセージをドロップする前にもう 2 回を再試行します。

Anonymous Reporting は、現在の設定を変更せずに他の Smart Call Home 設定と共存できます。たとえば、Anonymous Reporting をイネーブルにする前に Smart Call Home がオフだった場合、Anonymous Reporting をイネーブルにした後もオフのままです。

Anonymous Reporting がイネーブルの場合、トラスト ポイントを削除できません。Anonymous Reporting をディセーブルにすると、トラスト ポイントは残ります。Anonymous Reporting がディセーブルの場合は、トラスト ポイントを削除できますが、Anonymous Reporting をディセーブルにしてもトラスト ポイントは削除されません。

マルチ モード設定を使用している場合は、 dns interface trustpoint コマンドは管理コンテキストにあり、 call-home コマンドはシステム コンテキストにあります。

Smart Call Home に関する追加のガイドライン

マルチ コンテキスト モードでは、subscribe-to-alert-group snaphots periodic コマンドは 2 つのコマンドに分割されます。1 つは情報をシステム コンフィギュレーションから取得するものであり、もう 1 つは情報をユーザ コンテキストから取得します。

Smart Call Home バックエンド サーバは、XML 形式のメッセージだけを受け入れることができます。

テレメトリ ベースのアラートとしてシスコに Smart Call Home 情報を送信するコマンドが、 show local-host コマンドから show local-host | interface コマンドに変更されました。

Anonymous Reporting および Smart Call Home の設定

Anonymous Reporting は Smart Call Home 機能のサブ機能であり、これを使用すると、エラーおよびヘルスに関する最小限の情報をデバイスからシスコに匿名で送信できます。一方、Smart Call Home は、システム ヘルスのサポートをカスタマイズする機能です。Cisco TAC がお客様のデバイスをモニタして、問題があるときにケースを開くことができるようになります。多くの場合は、お客様がその問題に気付く前に発見できます。

一般的には、両方の機能をシステム上で同時に設定できますが、Smart Call Home 機能を設定すれば、Anonymous Reporting と同じ機能に加えて、カスタマイズされたサービスも使用できるようになります。

この項は、次の内容で構成されています。

「Anonymous Reporting の設定」

「Smart Call Home の設定」

Anonymous Reporting の設定

Anonymous Reporting を設定し、シスコに最小エラーおよびヘルス情報をセキュアに提供するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Configuration] > [Device Management] > [Smart Call Home] の順に選択します。

ステップ 2 [Enable Anonymous Reporting] チェックボックスをオンにします。

ステップ 3 [Test Connection] をクリックして、システムでメッセージを送信できることを確認します。

ASDM は成功メッセージまたはエラー メッセージを返して、テスト結果を通知します。

ステップ 4 [Apply] をクリックして設定を保存し、Anonymous Reporting をイネーブルにします。

システムに関するクリティカルなイベントの通知をシスコから受信できるように、いつでも、完全な Smart Call Home 機能をイネーブルにすることができます。Anonymous Reporting をイネーブルにするペインと同じペインから Smart Call Home をイネーブルにできます。(「Anonymous Reporting および Smart Call Home のモニタリング」を参照)。


 

Smart Call Home の設定

この項では、Smart Call Home 機能を設定する方法について説明します。

ASA で Smart Call Home サービスを設定するには、次のタスクを実行します。

Smart Call Home サービスをイネーブルにします。

Smart Call Home メッセージがサブスクライバに配信される際に通過するメール サーバを設定します。

Smart Call Home メッセージの連絡先情報を設定します。

処理できるイベントの最大レートなどのアラート処理パラメータを定義します。

アラート サブスクリプション プロファイルを設定します。個々のアラート サブスクリプション プロファイルによって、次の内容が特定されます。

シスコの Smart Call Home サーバや電子メール受信者のリストなど、Smart Call Home メッセージの送信先となるサブスクライバ。

コンフィギュレーション情報またはインベントリ情報など、受信するアラートの情報カテゴリ。

手順の詳細

Smart Call Home サービス、システム セットアップ、およびアラート サブスクリプション プロファイルを設定するには、次の手順を実行します。Anonymous Reporting を設定するには、「Anonymous Reporting の設定」を参照してください。


ステップ 1 [Configuration] > [Device Management] > [Smart Call Home] の順に選択します。

ステップ 2 [Enable Smart Call Home] チェックボックスをオンにして、この機能をイネーブルにします。

ステップ 3 [System Setup] をダブルクリックします。[System Setup] は 3 つのペインで構成されています。各ペインは、タイトル行をダブルクリックすると展開または縮小できます。

a. [Mail Servers] ペインでは、Smart Call Home メッセージが配信され、サブスクライバに電子メールが送信される際に通過するメール サーバを設定できます。

b. [Contact Information] ペインでは、Smart Call Home メッセージに表示される ASA の連絡先担当者の情報を入力できます。このペインには、次の情報が含まれます。

連絡先担当者の名前。

連絡先の電話番号。

連絡先担当者の住所。

連絡先の電子メール アドレス。

Smart Call Home 電子メールの「from」電子メール アドレス。

Smart Call Home 電子メールの「reply-to」電子メール アドレス。

カスタマー ID。

サイト ID。

連絡先 ID。

c. [Alert Control] ペインでは、管理者がアラート制御パラメータを調整できます。このペインには、[Alert group status] ペインが含まれ、ここには次のアラート グループのステータス(イネーブルまたはディセーブル)がリストされます。

診断アラート グループ。

コンフィギュレーション アラート グループ。

環境アラート グループ。

インベントリ アラート グループ。

スナップショット アラート グループ。

syslog アラート グループ。

テレメトリ アラート グループ。

脅威アラート グループ。

1 分間に処理される Smart Call Home メッセージの最大数。

Smart Call Home 電子メールの「from」電子メール アドレス。

ステップ 4 [Alert Subscription Profiles] をダブルクリックします。指定した各サブスクリプション プロファイルによって、サブスクライバおよび対象とするアラート グループが特定されます。

a. [Add] または [Edit] をクリックして、サブスクリプション プロファイル エディタを表示します。ここでは、新規サブスクリプション プロファイルを作成したり、既存のサブスクリプション プロファイルを編集したりできます。

b. [Delete] をクリックして、選択したプロファイルを削除します。

c. [Active] チェックボックスをオンにして、選択されたサブスクリプション プロファイルの Smart Call Home メッセージをサブスクライバに送信します。

ステップ 5 [Add] または [Edit] をクリックすると、[Add Alert Subscription Profile] ダイアログボックスまたは [Edit Alert Subscription Profile] ダイアログボックスが表示されます。

a. [Name] フィールドは読み取り専用であり、編集できません。

b. [Enable this subscription profile] チェックボックスをオンにして、この特定のプロファイルをイネーブルまたはディセーブルにします。

c. [Alert Delivery Method] 領域で、[HTTP] または [Email] オプション ボタンのいずれかをクリックします。

d. [Subscribers] フィールドで、アラート配信方法(電子メール アドレスまたは Web アドレス)を指定します。

e. [Alert Dispatch] 領域では、管理者が、サブスクライバに送信する Smart Call Home 情報の種類と送信の条件を指定できます。時間ベースとイベントベースの 2 種類のアラートがあり、アラートのトリガー方法に応じて選択します。コンフィギュレーション、インベントリ、スナップショット、およびテレメトリの各アラート グループは時間ベースです。診断、環境、Syslog、および脅威の各アラート グループはイベントベースです。

f. [Message Parameters] 領域では、優先されるメッセージ書式や最大メッセージ サイズなど、サブスクライバに送信されるメッセージを制御するパラメータを調整できます。

ステップ 6 時間ベースのアラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Add Configuration Alert Dispatch Condition] または [Edit Configuration Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

a. [Alert Dispatch Frequency] 領域に、情報を送信する頻度を指定します。

毎月の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎週の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎日の送信には、情報を送信する時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

時間単位の送信には、情報を送信する時間(分単位)を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。時間単位の送信が適切なのは、スナップショットとテレメトリのアラート グループのみです。

b. [Basic] または [Detailed] オプション ボタンをクリックして、サブスクライバに必要な情報のレベルを指定します。

c. [OK] をクリックして、コンフィギュレーションを保存します。

ステップ 7 イベントベースの診断、環境、および脅威アラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Create Diagnostic Alert Dispatch Condition] または [Edit Diagnostic Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 8 [Event Severity] ドロップダウン リストで、サブスクライバへのアラートのディスパッチをトリガーするイベントの重大度を指定し、[OK] をクリックします。

ステップ 9 時間ベースのインベントリ アラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Create Inventory Alert Dispatch Condition] または [Edit Inventory Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 10 [Alert Dispatch Frequency] ドロップダウン リストで、サブスクライバにアラートをディスパッチする頻度を指定し、[OK] をクリックします。

ステップ 11 時間ベースのスナップショット アラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Create Snapshot Alert Dispatch Condition] または [Edit Snapshot Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

a. [Alert Dispatch Frequency] 領域に、情報を送信する頻度を指定します。

毎月の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎週の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎日の送信には、情報を送信する時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

時間単位の送信には、情報を送信する時間(分単位)を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。時間単位の送信が適切なのは、スナップショットとテレメトリのアラート グループのみです。

間隔サブスクリプションの場合、サブスクライバに情報を送信する頻度を分単位で指定します。この要件は、スナップショット アラート グループにのみ適用されます。

b. [OK] をクリックして、コンフィギュレーションを保存します。

ステップ 12 イベントベースの syslog アラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Create Syslog Alert Dispatch Condition] または [Edit Syslog Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

a. [Specify the event severity which triggers the dispatch of alert to subscribers] チェックボックスをオンにして、ドロップダウン リストからイベントの重大度を選択します。

b. [Specify the message IDs of syslogs which trigger the dispatch of alert to subscribers] チェックボックスをオンにします。

c. 画面の指示に従って、サブスクライバへのアラートのディスパッチをトリガーする syslog メッセージ ID を指定します。

d. [OK] をクリックして、コンフィギュレーションを保存します。

ステップ 13 イベントベースのテレメトリ アラートの場合、[Alert Dispatch] 領域で [Add] または [Edit] をクリックして、[Create Telemetry Alert Dispatch Condition] または [Edit Telemetry Alert Dispatch Condition] ダイアログボックスを表示します。

a. [Alert Dispatch Frequency] 領域に、情報を送信する頻度を指定します。

毎月の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎週の送信のための情報として、送信日、時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

毎日の送信には、情報を送信する時刻を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。

時間単位の送信には、情報を送信する時間(分単位)を指定します。この指定がない場合は、ASAが適切な値を選択します。時間単位の送信が適切なのは、スナップショットとテレメトリのアラート グループのみです。

b. [OK] をクリックして、コンフィギュレーションを保存します。


 

Anonymous Reporting および Smart Call Home のモニタリング

Anonymous Reporting および Smart Call Home 機能をモニタするには、指定のパスに移動し、指定されたコマンドを入力します。

 

パス
目的

[Tools] > [Command Line Interface]

show call-home detail コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

現在の Smart Call Home の詳細設定を表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show call-home mail-server status コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

現在のメール サーバのステータスを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show smart-call-home profile { profile name | all コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

Smart Call Home プロファイルのコンフィギュレーションを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show call-home registered-module all コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

登録されたモジュールのステータスを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show smart-call statistics コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

call-home 詳細ステータスを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show call-home コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

現在の Smart Call Home のコンフィギュレーションを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show running-config call-home コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

現在の Smart Call Home の実行コンフィギュレーションを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show smart-call-home alert-group コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

Smart Call Home アラート グループの現在のステータスを表示します。

[Tools] > [Command Line Interface]

show running-config all コマンドを入力し、[Send] をクリックします。

Anonymous Reporting のユーザ プロファイルの詳細を表示します。

Anonymous Reporting および Smart Call Home の機能履歴

表 44-1 に、各機能変更と、それが実装されたプラットフォーム リリースを示します。ASDM は、複数のプラットフォーム リリースとの下位互換性があるため、サポートが追加された特定の ASDM リリースは一覧には含まれていません。

 

表 44-1 Anonymous Reporting および Smart Call Home の機能履歴

機能名
プラットフォーム リリース
機能情報

Smart Call Home

8.2(2)

Smart Call Home 機能は、ASAに関する予防的診断およびリアルタイム アラートを提供し、ネットワークの可用性および運用効率を向上させます。

次の画面が導入されました。

[Configuration] > [Device Management] > [Smart Call Home]。

Anonymous Reporting

9.0(1)

お客様は Anonymous Reporting をイネーブルにして、ASA プラットフォームを改善することができます。Anonymous Reporting により、シスコは最小エラーおよびヘルス情報をデバイスからセキュアに受信できます。

次の画面が変更されました。[Configuration] > [Device Management] > [Smart Call Home]。

Smart Call Home

9.1(2)

テレメトリ アラート グループ レポートのための show local-host コマンドは、 show local-host | include interface コマンドに変更になりました。