Cisco ASA 5550 スタートアップ ガイド
Cisco ASA 5550 適応型アプラ イアンス の取り付け
Cisco ASA 5550 適応型アプライアンスの取り付け
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco ASA 5550 適応型アプライアンスの取り付け

パッケージ内容の確認

シャーシの設置

シャーシのラックマウント

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュール

SFP モジュールの取り付け

ポートと LED

前面パネルの LED

背面パネルの LED とスロット 0 のポート

スロット 1 のポートおよび LED

次の手順

Cisco ASA 5550 適応型アプライアンスの取り付け


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



注意 これらの手順を実行するときは、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco ASA 5500 Series』の安全に関する警告を読み、適切な安全手順に従ってください。

この章では、ASA 5500 適応型セキュリティ アプライアンス、ラックマウント、および設置の手順について説明します。この章には、次の項があります。

「パッケージ内容の確認」

「シャーシの設置」

「SFP モジュールの取り付け」

「ポートと LED」

「次の手順」

パッケージ内容の確認

梱包箱の内容が 図 3-1 と同じかどうかを調べて、Cisco ASA 5550 の設置に必要なすべての品目を受領したことを確認します。

図 3-1 ASA 5550 パッケージの内容

 

シャーシの設置

ここでは、適応型セキュリティ アプライアンスのラックマウントおよび設置の方法について説明します。適応型セキュリティ アプライアンスは、19 インチ ラック(17.5 インチまたは 17.75 インチ(約 45 cm)の開口部)にマウントできます。


警告 ラックにこの装置をマウントしたり、ラック上の装置の作業を行うときは、ケガをしないように、装置が安定した状態に置かれていることを十分に確認してください。安全のために、次のガイドラインに従ってください。


次の情報は、ラックへの機器の取り付けを計画する場合に役立ちます。

メンテナンスのためにラックの周囲にすき間を空けます。

閉鎖型ラックに装置をマウントする場合は、換気が十分に行われるようにします。閉鎖型ラックに装置を詰め込みすぎないようにしてください。 各装置で熱が発生するため、ラック内に装置を詰め込みすぎないように注意が必要です。

開放型ラックに装置をマウントする場合は、ラックのフレームで吸気口や排気口をふさがないように注意します。

ラックに装置を 1 つしか取り付けない場合は、ラックの一番下に装置をマウントします。

すでに別の装置がこのラックに取り付けられている場合は、最も重い装置をラックの一番下に取り付け、重い順に下から上へと設置するようにします。

ラックにスタビライザが付属している場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックへの装置の取り付けまたはラックでの作業を行います。


警告 次の手順を実行する前に、電源が切れていることを確認してください。(AC または DC)。電源が DC 回路から切断されていることを確認するには、パネル ボード上で DC 回路に対応している回路ブレーカーを確認して、回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを OFF の位置のままテープで固定します。


シャーシのラックマウント

シャーシをラックマウントするには、次の手順に従います。


ステップ 1 付属のネジを使用して、シャーシにラックマウント ブラケットを取り付けます。ブラケットを穴に取り付けます(図 3-2 を参照してください)。ブラケットをシャーシに固定すると、ラックマウントできるようになります。

図 3-2 右ブラケットと左ブラケットの取り付け

 

ステップ 2 付属のネジを使用して、シャーシをラックに取り付けます(図 3-3 を参照してください)。

図 3-3 シャーシのラックマウント

 

ラックからシャーシを取り外すには、シャーシをラックに取り付けているネジを外してから、シャーシを取り外します。


 

SFP モジュールの取り付け

適応型セキュリティ アプライアンスは、現場交換可能な SFP モジュールを使用して、ファイバ ギガビット イーサネット接続を確立します。

この項では、適応型セキュリティ アプライアンスの SFP モジュールの取り付けと取り外しの方法について説明します。次のトピックについて取り上げます。

「SFP モジュール」

「SFP モジュールの取り付け」

SFP モジュール

SFP(着脱可能小型フォーム ファクタ)モジュールは、ホットスワップ可能な入力/出力デバイスで、ファイバ ポートに接続されます。


) スイッチの電源を入れた後で SFP モジュールを取り付ける場合は、適応型セキュリティ アプライアンスをリロードして、SFP モジュールをイネーブルにする必要があります。


表3-1 に、適応型セキュリティ アプライアンスによってサポートされる SFP モジュールを示します。

 

表3-1 サポートされる SFP モジュール

SFP モジュール
接続タイプ
シスコ製品番号

1000BASE-LX/LH

ファイバ

GLC-LH-SM=

1000BASE-SX

ファイバ

GLC-SX-MM=

1000BASE-LX/LH と 1000BASE-SX の SFP モジュールは、ファイバ接続の確立に使用されます。SFP モジュールに接続するには、LC コネクタにファイバ ケーブルを使用します。SFP モジュールは、850 ~ 1550 nm の公称波長をサポートします。ケーブルの長さは、信頼できる通信の要件であるケーブル長を超えることはできません。 表3-2 に、ケーブル長の要件を示します。

 

表3-2 光ファイバ SFP モジュールのケーブル要件

SFP
モジュール
62.5/125 ミクロン マルチモード
850 nm ファイバ
50/125 ミクロン
マルチモード
850 nm ファイバ
62.5/125 ミクロン マルチモード
1310 nm ファイバ
50/125 ミクロン
マルチモード
1310 nm ファイバ
9/125 ミクロン
シングルモード 1310 nm ファイバ
LX/LH

--

--

500 Mhz-km で550 m

400 Mhz-km で550 m

10 km

SX

200 Mhz-km で275 m

500 Mhz-km で550 m

--

--

--

適応型セキュリティ アプライアンスには、シスコ認定の SFP モジュールのみを使用します。SFP モジュールにはそれぞれ、セキュリティ情報で符号化された内部シリアル EEPROM があります。この符号化によって、SFP モジュールが適応型セキュリティ アプライアンスの要件を満たしていることを、シスコが識別して検証できます。


適応型セキュリティ アプライアンスでサポートされるのは、シスコによって認定された SFP モジュールのみです。



注意 SFP からケーブルを外した後は、清潔なポート プラグを SFP に差し込んで SFP モジュールを保護します。別の SFP モジュールの光ボアにファイバ ケーブルを再接続する前に、ケーブルの受光面が汚れていないことを確認してください。SFP モジュールの光ボアが埃などで汚れないようにします。光学機器は、埃が付着すると正しく動作しません。


警告 ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部からは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光に当たらないようにし、開口部をのぞきこまないでください。ステートメント 70


SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールをスロット 1 のファイバ ポートに取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 SFP モジュールをポートの位置に合せ、ロックする位置までポート スロット内にスライドさせます(図 3-4 を参照してください)。

図 3-4 SFP モジュールの取り付け

 

 

1

ポート プラグ

3

SFP モジュール

2

ポート スロット


注意 ケーブル接続の準備ができるまではポート プラグを SFP モジュールから取り外さないでください。

ステップ 2 ポート プラグを取り外し、ネットワーク ケーブルを SFP モジュールに接続します。

ステップ 3 ケーブルのもう一方の端をネットワークに接続します。ケーブル接続の詳細については、 第4章「ネットワーク インターフェイスへのケーブルの接続」 を参照してください。


注意 多くの SFP モジュールで使用されているラッチ メカニズムによって、ケーブルが接続されると SFP がロックされます。SFP を取り外す際にはケーブルを引っ張らないようにしてください。


 

ポートと LED

ここでは、前面パネルと背面パネルについて説明します。図 3-5 に前面パネルの LED を示します。次のトピックについて取り上げます。

「前面パネルの LED」

「背面パネルの LED とスロット 0 のポート」

「スロット 1 のポートおよび LED」

前面パネルの LED

図 3-5 に適応型セキュリティ アプライアンスの前面パネルの LED を示します。

図 3-5 前面パネルの LED

 

LED
ステート
説明
1

電源

点灯

システムは通電状態です。

2

ステータス

点滅

電源投入診断を実行中か、システムがブート中です。

点灯

システムは電源投入診断に合格しました。

オレンジ

点灯

電源投入診断に合格しませんでした。

3

アクティブ

点滅

ネットワーク アクティビティが発生しています。

4

VPN

点灯

VPN トンネルが確立されました。

5

フラッシュ

点灯

CompactFlash がアクセスされています。

背面パネルの LED とスロット 0 のポート

図 3-6 に、背面パネルの LED とスロット 0 のポートを示します。

図 3-6 背面パネルの LED とスロット 0 のポート(AC 電源モジュール モデルの場合)

 

1

管理ポート1

6

USB 2.0 インターフェイス2

11

VPN LED

2

外部 CompactFlash スロット

7

ネットワーク インターフェイス3

12

フラッシュ LED

3

シリアル コンソール ポート

8

電源インジケータ LED

13

補助ポート

4

電源スイッチ

9

ステータス インジケータ LED

14

電源コネクタ

5

電源インジケータ LED

10

アクティブ LED

1.管理 0/0 インターフェイスは、管理トラフィックのためだけに設計されたファースト イーサネット インターフェイスです。

2.今後の使用のために予約されています。

3.ギガビット イーサネット インターフェイス。右から左に、ギガビット イーサネット 0/0、ギガビット イーサネット 0/1、ギガビット イーサネット 0/2、ギガビット イーサネット 0/3 です。

管理ポートの詳細については、『 Cisco Security Appliance Command Reference 』の management-only コマンドの説明を参照してください。

図 3-7 に適応型セキュリティ アプライアンスの背面パネルの LED を示します。

図 3-7 背面パネルのリンクおよび速度のインジケータ LED

 

 

1

MGMT インジケータ LED

2

ネットワーク インターフェイス LED

表3-3 に、背面の MGMT およびネットワーク インターフェイスの LED を示します。

 

表3-3 リンクおよび速度の LED

インジケータ
説明

左側

緑(点灯)

緑(点滅)

物理リンク

ネットワーク アクティビティ

右側

消灯

オレンジ

10 Mbps

100 Mbps

1000 Mbps

スロット 1 のポートおよび LED

図 3-8 に、スロット 1 のポートと LED を示します。

図 3-8 スロット 1 のポートと LED

 

 

1

銅線イーサネット ポート

5

ステータス LED

2

RJ-45 リンク LED

6

ファイバ イーサネット ポート

3

RJ-45 速度 LED

7

SFP リンク LED

4

電源 LED

8

SFP 速度 LED


図 3-8 は、イーサネット ポートに取り付けられている SFP モジュールを示しています。ファイバ イーサネット接続を確立する場合は、SFP モジュールを注文し、取り付ける必要があります。ファイバ ポートと SFP モジュールの詳細については、「SFP モジュールの取り付け」を参照してください。


表3-4 に、スロット 1 の LED を示します。

 

表3-4 バス G1 の LED

LED
ステート
説明
2, 7

リンク

点灯

イーサネット リンクがあります。

点滅

イーサネット アクティビティが発生しています。

3, 8

速度

消灯

オレンジ

10 MB

ネットワーク アクティビティは発生していません。

100 MB

100 Mbps でネットワーク アクティビティが発生しています。

1000 MB (GigE)

1000 Mbps でネットワーク アクティビティが発生しています。

4

電源

点灯

システムは通電状態です。

5

ステータス

オレンジ

点滅

システムはブート中です。

点灯

システムは正常にブートされました。

点灯

システムの診断が失敗しました。