Cisco Secure ACS Solution Engine インストレーション セットアップ ガイド Version 4.0
Cisco Secure ACS Solution Engine へのアップグレードと移行
Cisco Secure ACS Solution Engine へのアップグレードと移行
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Secure ACS Solution Engine へのアップグレードと移行

へのアップグレード

完全なアップグレードの実行

既存のベース イメージ上での へのアップグレード

アップグレード イメージのロードとインストール

シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのアップグレード パッケージの転送

Solution Engine アップグレードの適用

への移行

Cisco Secure ACS Solution Engine へのアップグレードと移行

この章では、Cisco Secure ACS Solution Engine(ACS SE)4.0 にアップグレードする方法、および ACS Windows サーバから ACS SE に移行する方法について説明します。この章には、次の項があります。

「ACS SE 4.0 へのアップグレード」

「アップグレード イメージのロードとインストール」

「ACS SE への移行」

ACS SE 4.0 へのアップグレード

最新の ACS ソフトウェア、アプライアンス管理ソフトウェア、およびアプライアンス ベース イメージで、既存の ACS SE アプライアンスをアップグレードできます。

表5-1 で、完全なアップグレード(最新のベース イメージを含む)を実行するかどうか、および既存のデータを復元するかどうかに基づいて、ACS SE のアップグレード パスを説明します。


) ACS SE 4.0 のベース イメージには、追加の Microsoft ホットフィックスが含まれています。詳細については、『Release Notes for Cisco Secure ACS Solution Engine 4.0』を参照してください。


 

表5-1 ACS SE 4.0 へのアップグレード パス

アップグレード パス
説明
アップグレード手順

データ復元を伴う完全なアップグレード

アプライアンス ベース イメージ、アプライアンス管理ソフトウェア、および ACS ソフトウェアをアップグレードします。既存のデータを復元します。

「完全なアップグレードの実行」

データ復元を伴わない完全なアップグレード

アプライアンス ベース イメージ、アプライアンス管理ソフトウェア、および ACS ソフトウェアをアップグレードします。既存のデータはすべて失われます。

「完全なアップグレードの実行」

アプライアンス管理ソフトウェアと ACS ソフトウェアのアップグレード

既存のベース イメージ上でアプライアンス管理ソフトウェアと ACS ソフトウェアをアップグレードします。既存のデータと設定が自動的に復元されます。ベース イメージはアップグレードされません。

「既存のベース イメージ上での ACS SE 4.0 へのアップグレード」


) ACS SE 3.2.3 より前のバージョンの ACS SE からアップグレードする場合は、まず ACS SE 3.3.3 にアップグレードする必要があります。ACS SE 3.3.3 にアップグレードする方法については、Cisco.com で『Release Notes for Cisco Secure ACS Solution Engine 3.3.3』を参照してください。


表5-2 で、適切なアップグレード パスを判別するために使用できるさまざまなアップグレード例について説明します。


注意 バックアップと復元は、同じバージョンで行う場合にだけサポートされ、テストされています。たとえば、4.0 でバックアップして 4.0 で復元できますが、3.3.3 でバックアップして 4.0 で復元することはできません。


) アップグレード手順を開始する前に、既存のデータと設定をバックアップすることをお勧めします。


 

表5-2 アップグレード例

アップグレード前のバージョン
アップグレード パス
結果
3.3.2、3.3.1、または 3.2.3

データ復元を伴う完全なアップグレード

1. Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を使用します。

2. Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を使用します。

3. データをバックアップします。

4. ACS SE 4.0 のリカバリ CD1 を使用してアプライアンスをアップグレードします。

5. データを復元します。

「完全なアップグレードの実行」を参照してください。

ベース イメージがアップグレードされます(SNMP サポート、および Cisco Security Agent(CSA)のインストールを含む)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データが復元されます。

3.3.3

(SNMP サポートおよび CSA を含む)

データ復元を伴う完全なアップグレード

1. Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を使用します。

2. Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を使用します。

3. データをバックアップします。

4. ACS SE 4.0 のリカバリ CD1 を使用してアプライアンスをアップグレードします。

5. データを復元します。

「完全なアップグレードの実行」を参照してください。

ベース イメージがアップグレードされます(追加の Microsoft ホットフィックスを含む)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データが復元されます。

3.3.2、3.3.1、または 3.2.3

データ復元を伴わない完全なアップグレード

ACS SE 4.0 のリカバリ CD1 を使用して、アプライアンスをアップグレードします。

「完全なアップグレードの実行」を参照してください。

ベース イメージがアップグレードされます(SNMP サポート、および Cisco Security Agent(CSA)のインストールを含む)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データベースは空です(データは復元されない)。

3.3.3

(SNMP サポートおよび CSA を含む)

データ復元を伴わない完全なアップグレード

ACS SE 4.0 のリカバリ CD1 を使用してアプライアンスをアップグレードします。

「完全なアップグレードの実行」を参照してください。

ベース イメージがアップグレードされます(追加の Microsoft ホットフィックスを含む)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データベースは空です。

3.3.2、3.3.1、または 3.2.3

アプライアンス管理ソフトウェアと ACS ソフトウェアのアップグレード

1. Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を使用します。

2. Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を使用します。

「既存のベース イメージ上での ACS SE 4.0 へのアップグレード」を参照してください。

ベース イメージはアップグレードされません(SNMP サポートも Cisco Security Agent(CSA)のインストールも含まない)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データが復元されます。

3.3.3

(SNMP サポートおよび CSA を含む)

アプライアンス管理ソフトウェアと ACS ソフトウェアのアップグレード

1. Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を使用します。

2. Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を使用します。

「既存のベース イメージ上での ACS SE 4.0 へのアップグレード」を参照してください。

ベース イメージはアップグレードされません(追加の Microsoft ホットフィックスを含まない)。

アプライアンス管理ソフトウェアがアップグレードされます。

ACS ソフトウェアがアップグレードされます。

データが復元されます。

1.ご使用のハードウェア(Cisco 1111 または 1112)用の正しいリカバリ ファイルを使用していることを確認してください。


) ACS Remote Agents を使用する場合は、ACS SE 4.0 にアップグレードした後に(どのようなタイプのアップグレードでも)、古いバージョンの ACS Remote Agents をアンインストールして ACS SE 4.0 用の Remote Agents をインストールする必要があります。


完全なアップグレードの実行

ここでは、Cisco 1111 デバイスまたは Cisco 1112 デバイス上で ACS SE をバージョン 4.0 にアップグレードします。

アップグレードしたアプライアンス上でデータを復元するには、アップグレードしたデータと設定をバックアップできるように、アプライアンス上でソフトウェアをアップグレードする必要があります。その後、ACS 4.0 を再インストールして、データと設定を復元します。

アップグレードしたアプライアンス上でデータを復元しない場合は、ステップ 2 および 5 を省略してください。

始める前に

既存のデータと設定のバックアップを取ります。


ステップ 1 ACS SE が Cisco Security Agent を実行している場合は、アップグレード前に CSAgent サービスをディセーブルにする必要があります。これは、コンソールまたは Web インターフェイスで行うことができます。

コンソールを使用する場合は、 show を入力します。CSAgent サービスが動作している場合は、 stop csagent を入力します。

Web インターフェイスを使用する場合は、 System Configuration > Appliance Configuration を選択し、CSA Enabled チェックボックスがオフであることを確認します。CSA Enabled チェックボックスがオンである場合はオフにして、 Submit をクリックします。

ステップ 2 このステップは、復元を伴う完全なアップグレードに必要です。データを復元しない場合は、ステップ 3 に進みます。

a. Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を適用します。これは、ACS SE 4.0 アップグレード CD から入手できます。

b. Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を適用します。これは、ACS SE 4.0 アップグレード CD から入手できます。

Web インターフェイスを使用してアップグレードする方法の詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。コマンドラインを使用してアップグレードする方法の詳細については、「アップグレード イメージのロードとインストール」を参照してください。


) アップグレード パッケージを使用する場合、動的にマッピングされたユーザは保持されません。


c. 次のいずれかの機能を使用して、アップグレードした ACS SE のデータと設定をバックアップします。

ACS Backup。これは、Web インターフェイスの System Configuration セクションから使用できます。詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。

CLI の backup コマンド。これは、シリアル コンソールから使用できます。詳細については、「シリアル コンソールの使用による ACS データのバックアップ」を参照してください。

ステップ 3 ACS SE 4.0 のリカバリ CD を使用して、アプライアンスを 4.0 にアップグレードします。アップグレードすると、すべてのデータが破壊され、新規イメージがインストールされます。ご使用のハードウェア用の正しいバージョンを使用していることを確認してください。

ハード ドライブのイメージ変更の詳細については、「Solution Engine ハード ドライブのイメージ変更」を参照してください。

ステップ 4 ACS SE の初期設定を行います。詳細については、「ACS SE の設定」を参照してください。

ステップ 5 このステップは、復元を伴う完全なアップグレードに必要です。データを復元しない場合は、ステップ 6 に進みます。

次のいずれかの機能を使用して、アプライアンスのデータと設定を復元します。

ACS Restore。これは、Web インターフェイスの System Configuration セクションから使用できます。詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。

restore コマンド。これは、シリアル コンソールから使用できます。詳細については、「シリアル コンソールの使用による ACS データの復元」を参照してください。

ステップ 6 次のいずれかの機能を使用して、Cisco Security Agent がイネーブルであることを確認します。

コンソールで、 show を入力します。CSAgent サービスが動作していない場合は、 start csagent を入力します。

Web インターフェイスで、 System Configuration > Appliance Configuration を選択し、CSA Enabled チェックボックスがオンであることを確認します。オンでない場合はオンにして、 Submit をクリックします。


 

既存のベース イメージ上での ACS SE 4.0 へのアップグレード

アップグレードしたベース イメージで使用できる新機能を必要としない場合は、既存のベース イメージ上でアプライアンス管理ソフトウェアと ACS ソフトウェアをアップグレードできます。既存のデータと設定は、自動的にアップグレードされ復元されます。

ここでは、Cisco 1111 デバイスまたは Cisco 1112 デバイス上で ACS ソフトウェアをバージョン 4.0 にアップグレードします。

始める前に

既存のデータと設定のバックアップを取ります。


ステップ 1 ACS SE が Cisco Security Agent を実行している場合は、次のいずれかの機能を使用して、アップグレード前に CSAgent サービスをディセーブルにします。

コンソールで、 show を入力します。CSAgent サービスが動作している場合は、 stop csagent を入力します。

Web インターフェイスで、 System Configuration > Appliance Configuration を選択し、CSA Enabled チェックボックスがオフであることを確認します。CSA Enabled チェックボックスがオンである場合はオフにして、 Submit をクリックします。

ステップ 2 Upgrade Package Appliance Management Software for ACS 4.0.1 を適用します。これは、ACS SE 4.0 アップグレード CD から入手できます。

Web インターフェイスを使用してアップグレードする方法の詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。コマンドラインを使用してアップグレードする方法の詳細については、「アップグレード イメージのロードとインストール」を参照してください。

ステップ 3 Upgrade Package ACS 4.0.1 Software for Appliance を適用します。これは、ACS SE 4.0 アップグレード CD から入手できます。

Web インターフェイスを使用してアップグレードする方法の詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。コマンドラインを使用してアップグレードする方法の詳細については、「アップグレード イメージのロードとインストール」を参照してください。


) アップグレード パッケージを使用する場合、動的にマッピングされたユーザは保持されません。


ステップ 4 次のいずれかの機能を使用して、Cisco Security Agent がイネーブルであることを確認します。

コンソールで、 show を入力します。CSAgent サービスが動作していない場合は、 start csagent を入力します。

Web インターフェイスで、 System Configuration > Appliance Configuration を選択し、CSA Enabled チェックボックスがオンであることを確認します。オンでない場合はオンにして、 Submit をクリックします。

ステップ 5 Appliance Upgrade ページを表示して、このアップグレード手順の結果を確認します。これを行うには、Web インターフェイスにログインし、 System Configuration > Appliance Upgrade Status を選択します。

Application Versions テーブルが表示されます。このテーブルには、ACS ソフトウェア、アプライアンス管理ソフトウェア、およびアプライアンス ベース イメージのアップグレード後のアプリケーション バージョンが記載されています。


 

アップグレード イメージのロードとインストール

ここでは、シリアル コンソールのコマンドライン インターフェイスから ACS SE アップグレード イメージをロードしてインストールする方法を説明します。

ACS SE のアップグレードには、通常、次のステップがあります。


ステップ 1 シスコシステムズからアップグレード パッケージを入手し、それをネットワークの分散サーバにロードします。アップグレード CD を使用するか、または Cisco.com からアップグレード パッケージをダウンロードできます。

ステップ 2 Web インターフェイスまたはシリアル コンソールを使用して、ネットワーク上の分散サーバから ACS SE にアップグレード イメージをロードします。ACS SE によって、転送されたファイルが破損していないことが確認されます。Web インターフェイスからこのステップを実行する場合の詳細については、『User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine』を参照してください。コマンドライン インターフェイスを使用してアップグレード イメージをロードするには、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのアップグレード パッケージの転送」で説明されている手順を実行します。

ステップ 3 最後に、Web インターフェイスまたはシリアル コンソールから ACS SE システム アップグレードを適用します。詳細については、「Solution Engine アップグレードの適用」を参照してください。

このプロセスを、図5-1 に示します。

図5-1 Solution Engine のアップグレード プロセス

 


 

シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのアップグレード パッケージの転送

分散サーバから ACS SE へアップグレード パッケージを転送するには、次の手順を実行します。

始める前に

アップグレード パッケージを入手し、分散サーバを選択している必要があります。詳細については、「アップグレード イメージのロードとインストール」を参照してください。


) この手順は、通常、Web インターフェイスから実行されます。詳細については、『User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine』を参照してください。


アップグレードを ACS SE に転送するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 分散サーバで Microsoft Windows を使用している場合は、次の手順を実行します。

a. アップグレード パッケージを CD で入手した場合は、分散サーバの CD ROM ドライブに CD を挿入します。


ヒント 別のコンピュータ上の共有 CD ドライブを使用することもできます。その場合、共有 CD ドライブで自動実行が有効になっていれば、アップグレード パッケージに含まれている HTTP サーバは、分散サーバではなくその別のコンピュータ上で実行されます。


b. 次の条件のいずれかが当てはまる場合は、

アップグレード パッケージを圧縮ファイルとして入手した。

CD ROM ドライブで自動実行が有効になっていない。

CD、または圧縮アップグレード パッケージを取り出したディレクトリで、 autorun.bat ファイルを見つけ、それを実行します。

結果 :HTTP サーバが起動します。

ステップ 2 分散サーバで Sun Solaris を使用している場合は、次の手順を実行します。

a. アップグレード パッケージを CD で入手した場合は、分散サーバの CD-ROM ドライブに CD を挿入します。

b. CD、または圧縮アップグレード パッケージを取り出したディレクトリで、 autorun.sh ファイルを見つけます。

c. autorun.sh を実行します。

結果:HTTP サーバが起動します。 autorun.sh からのメッセージがコンソール ウィンドウに表示されます。2 つの Web ブラウザ ウィンドウが表示されます。Appliance Upgrade という名前のブラウザ ウィンドウには、Enter solution engine hostname or IP address ボックスがあります。New Desktop という名前のブラウザ ウィンドウには、Install Next and Stop Distribution Server というボタンがあります。New Desktop ウィンドウを使用すると、その他の Solution Engine への転送を開始できます。

ステップ 3 ACS SE にログインします。詳細については、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのログイン」を参照してください。

ステップ 4 システム プロンプトで download を入力し、その後に分散サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 5 Enter キーを押します。

結果 :システムによって一連のメッセージが表示され、最後に次の確認メッセージが表示されます。

Successfully downloaded the package. Run upgrade command to install the package.
 


 

Solution Engine アップグレードの適用

この手順を実行すると、ACS SE にアップグレードをインストールできます。アップグレードには、完全なソフトウェア リビジョンのインストールが含まれる場合もあります。また、ソフトウェア パッチのインストールだけが含まれる場合もあります。

始める前に

インストールするアップグレードを入手している必要があります。アップグレードの有無の確認と取得については、『User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine』を参照してください。アップグレード パッケージを ACS SE にロードする方法については、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのアップグレード パッケージの転送」を参照してください。

CSAgent が動作している場合は、upgrade コマンドを発行する前に CSAgent をディセーブルにすることも必要です。サービスを停止する方法については、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine サービスの停止」を参照してください。

また、アップグレード プロセス中、ACS SE は稼動しないので、その影響が最小限になる時間帯にアップグレードをスケジュールする必要があります。

ACS SE システム アップグレードを適用するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ACS SE にログインします。詳細については、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine へのログイン」を参照してください。


注意 アップグレード プロセス中、ACS SE は稼動しません。


) CSAgent が動作している場合は、upgrade コマンドを発行する前に CSAgent をディセーブルにする必要があります。


ステップ 2 システム プロンプトで upgrade を入力します。

ステップ 3 Enter キーを押します。

結果 :システムによって次の確認メッセージが表示されます。

Installing the patch could adversely affect the system. Do you still want to continue?---y(yes), n(no)

ステップ 4 Y を入力して続行します。

結果 :システムによって、次のような一連のメッセージが表示されます。

---Extracting---
---Verifying . . .---

ヒント ACS SE にアップグレード パッケージがロードされていない場合は、アップグレード パッケージをダウンロードするよう求めるメッセージが表示されます。


ステップ 5 認証局の設定によっては、次のような警告メッセージが表示される場合があります。

Upgrade package was not verified
Applying this upgrade package may corrupt the appliance
Continue at your own risk!
Continue ---y(yes), n(no)
 

このプロンプトが表示されたら、 Y を入力して次へ進みます。

結果 :システムによって、次のような一連のメッセージが表示されます。

Installing Cisco Secure ACS Version: x.x.x
Upgrading . . .
 
ACS Installation was successful
Successfully upgraded Cisco Secure ACS Version x.x.x
Completed upgrade and system will be rebooted.

) このアップグレードのインストール中、システムは 2 回リブートします。そのため、システムによって次のメッセージが表示されます。
Reboot will occur in a few minutes.

Login:

次のような最後のメッセージが表示されるまで待ちます。
Status: Appliance is functioning normally.

このメッセージは、アップグレードが完了したことを示しています。



ヒント 現在のバージョンなどのシステム情報を参照する方法については、「シリアル コンソールの使用による Solution Engine システムとサービスのステータスの判別」を参照してください。



 

ACS SE への移行

Cisco Secure ACS for Windows Server(ACS for Windows)から ACS SE に移行する場合は、ACS のバックアップ機能と復元機能を使用します。ACS for Windows と ACS SE の両方が同じバージョンの ACS ソフトウェアを使用している限り、ACS for Windows によって生成されたバックアップ ファイルは ACS SE と互換性があります。

始める前に

データのアップグレードまたは転送前に、元の ACS データベースと設定をバックアップし、ACS を実行しているコンピュータにとってローカルではないドライブ上のロケーションにそのバックアップ ファイルを保存します。


) ACS が Windows NT 4.0 上で動作している場合は、次の手順の中で、いつ Windows 2000 Server にアップグレードする必要があるかをお知らせします。バックアップ機能と復元機能の使用は同じバージョンの ACS 間だけでサポートされいるため、ACS for Windows 4.0 を使用して、ACS for Windows のデータを ACS SE に転送する必要があります。ACS for Windows 4.0 は、Windows 2000 Server および Windows Server 2003 をサポートしていますが、Windows NT 4.0 をサポートしていません。詳細については、次の手順を参照してください。


Windows バージョンの ACS から ACS SE に移行するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 「Cisco Secure ACS Solution Engine 4.0 の設置と設定」の手順に従って、アプライアンスをセットアップします。

ステップ 2 ACS サーバで、ACS for Windows をバージョン 4.0 にアップグレードします。バージョン 4.0 のライセンスを持っていない場合は、トライアル バージョンを使用できます。トライアル バージョンは、 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/acs-win-3des で入手できます。

Windows NT 4.0 上で ACS を実行している場合は、ACS 3.0 にアップグレードしてから Windows 2000 Server に移行した後、ACS 4.0 にアップグレードします。ACS 3.0 は、Windows NT 4.0 をサポートする ACS バージョンの中で最新のものです。ACS 3.0 にアップグレードする方法、または Windows 2000 Server に移行する方法については、『 Installing Cisco Secure ACS 3.0 for Windows 2000/NT Servers 』を参照してください。ACS 3.0 のトライアル バージョンは、
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/acs-win-3des
で入手できます。

ステップ 3 ACS for Windows 4.0 の Web インターフェイスで、ACS バックアップ機能を使用してデータベースをバックアップします。ACS バックアップ機能の詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS for Windows Server 』を参照してください。

ステップ 4 ACS for Windows 4.0 を実行しているコンピュータから FTP サーバ上のディレクトリにバックアップ ファイルをコピーします。このディレクトリは、FTP ルート ディレクトリからアクセスできる必要があります。ACS SE は FTP サーバにアクセスできる必要があります。どのゲートウェイ デバイスも、アプライアンスと FTP サーバ間の FTP 通信を許可する必要があります。

ステップ 5 ACS SE の Web インターフェイスで、ACS 復元機能を使用してデータベースを復元します。データベースを復元する方法の詳細については、『 User Guide for Cisco Secure ACS Solution Engine 』を参照してください。

ACS SE には、移行元である ACS for Windows バージョンの元の設定が含まれます。

ステップ 6 引き続き ACS SE の Web インターフェイスで、Proxy Distribution Table 内の (Default) エントリの設定が正しいことを確認します。これを行うには、 Network Configuration > (Default) を選択し、Forward To リストにアプライアンスのエントリが含まれていることを確認します。

ステップ 7 ACS for Windows を実行しているコンピュータを ACS SE に交換するには、アプライアンスの IP アドレスを、ACS for Windows を実行しているコンピュータが使用している IP アドレスに変更する必要があります。

a. ACS for Windows を実行しているコンピュータの IP アドレスを記録します。

b. ACS for Windows を実行しているコンピュータの IP アドレスを、別の IP アドレスに変更します。

c. ACS SE の IP アドレスを、ACS for Windows を実行しているコンピュータが使用していた IP アドレスに変更します。これは、ステップ a. で記録した IP アドレスです。詳細な手順については、「Solution Engine IP アドレスの再設定」を参照してください。


) ACS SE の IP アドレスを、ACS for Windows を実行しているコンピュータのアドレスに変更しない場合は、ACS SE の IP アドレスを使用するようにすべての AAA クライアントを再設定する必要があります。