Cisco Secure ACS Solution Engine インストレーション セットアップ ガイド Version 3.3
設置の準備
設置の準備
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

設置の準備

安全

警告と注意

一般的な注意事項

電気製品を扱う場合の注意

静電放電からの保護

EMI の防止

設置場所の準備

環境

設置場所の選定

システムのアース接続

安全な環境の確保

AC 電源

ケーブル接続

ラック取り付けに関する注意事項

モデム、通信、またはローカルエリア ネットワーク オプションを持つ製品に関する注意事項

必要な工具および機器

設置の準備

この章では、Cisco Secure ACS Solution Engine 3.3 を設置する際の安全の手引きと設置場所の要件について説明し、設置の準備手順を示します。この章の内容は、次のとおりです。

「安全」

「設置場所の準備」

「ラック取り付けに関する注意事項」

「必要な工具および機器」

安全

ここでは、この製品を設置する際の安全上の注意事項を示します。

警告と注意

システムを電源に接続する前に、このマニュアルの設置手順を読んでください。これらの注意事項に従わないと、製品を正しく設置できず、システムおよびコンポーネントが破損するおそれがあります。

電源または電話回線に接続する機器を取り扱う際は、安全に関する推奨事項に従ってください。これらの推奨事項は、人身事故または Cisco Secure ACS Solution Engine の損傷を防ぐためのものです。


このマニュアルでは、警告の後にステートメント番号を記載しています。他の言語に翻訳された警告を参照するには、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Secure ACS Solution Engine 3.3』で、該当するステートメント番号を探してください。


次の警告および注意事項は、人身事故または機器の損傷を防ぐためのものです。


警告 安全上の重要な注意事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策をとるよう努めてください。警告の各国語版を参照するには、各注意事項の番号と、装置に付属の「Translation Safety Warnings」の番号を照らし合せてください。ステートメント 1071

これらの注意事項を保管しておいてください。



警告 この製品には安全カバーが不可欠です。安全カバーを設置していない装置は操作しないでください。安全カバーが正しく設置されていない装置を扱うと、安全認可が無効になり、火災や電気による事故を引き起こすおそれがあります。ステートメント 117



警告 この装置は、アースさせる必要があります。アース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 シャーシを扱う場合や電源付近で作業する場合は、AC 電源装置の電源コードを抜き、DC 電源装置の回路ブレーカーの電源を切ってください。ステートメント 12



警告 シャーシを開ける前に電話線を取り外し、電話網の電圧に接触しないようにします。ステートメント 1041



警告 この装置には、電源コードが複数ある可能性があります。感電の危険を避けるため、装置を扱う前にすべての電源コードを抜いてください。ステートメント 106



警告 この製品は、短絡(過電流)保護が施されている建物に設置してください。設置の際には、必ず、電気配線に関する一般規定および地域の規定に従ってください。ステートメント 1045



警告 この装置は、放射および免責の要件に準拠して接地させることを前提としています。通常の使用時に、接地用つまみのスイッチが、アースに接続していることを確認してください。ステートメント 1064



警告 ブランク フェイスプレートとカバー パネルには次の 3 つの重要な機能があります。それは、シャーシ内の危険な電圧や電流にさらされるのを防ぐこと、他の機器を妨害する可能性のある電磁妨害(EMI)を阻止すること、そして、シャーシ内を冷却する空気の流れを作ることです。カード、フェイスプレート、前方カバー、および後方カバーをすべて設置していないシステムは、取り扱わないでください。ステートメント 1029



警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えることや、ケーブルの接続または取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 装置の電源回路には高圧の電流が流れる場合があります。装置を設置または交換する際は、事前に、すべての装身具(指輪、ネックレス、腕時計)を外してください。金属性の物質が、DSLAM 装置内部の電源配線の露出部分や回路に接触する可能性があります。金属が接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属が装置に焼き付くことがあります。ステートメント 207



警告 この製品を廃棄するときは、各国の法律および規制に従って処理してください。ステートメント 1040



警告 システムにオン/オフ スイッチがある場合は、まず電源をオフにし、電源コードを電源プラグから抜きます。ステートメント 1



警告 システムを電源に接続する前に、設置手順を参照してください。ステートメント 1004



警告 バッテリの交換を適切に行わなかった場合には、爆発する危険があります。交換用バッテリは、製造元が推奨しているタイプのもの、または同等のタイプのものだけを使用してください。使用済みバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。ステートメント 1015


一般的な注意事項

システムの使用および取り扱いには、次の一般的な注意事項を守ってください。

システム コンポーネントをラジエータや熱源の近くに置かないでください。また、通気口をふさがないでください。

コンポーネントの上に食べ物や液体をこぼさないでください。また、水気のある環境で本製品を操作しないでください。コンピュータが水に濡れた場合は、トラブルシューティング ガイドの該当する章を参照するか、Cisco Technical Assistance Center (TAC)に連絡してください。Technical Assistance Center への連絡方法については、 P.xxii の「テクニカル サポート」 (「このマニュアルについて」)を参照してください。

システム コンポーネントの開口部に物を押し込まないでください。開口部に物を押し込むと、内部コンポーネントがショートして火災または感電を引き起こすおそれがあります。

システム ケーブルおよび電源コードの配置に注意してください。システム ケーブル、電源コード、およびプラグを踏んだり、これらにつまずいたりすることのないように配慮します。また、システム コンポーネントのケーブルまたは電源コードの上に物を置かないように注意してください。

電源コードまたはプラグを改造しないでください。設置場所に変更を加える場合には、資格のある電気技術者または電力会社に相談してください。電気配線に関する一般規定および地域の規定に必ず従ってください。

システム ボードからコンポーネントを取り外す場合やコンピュータから周辺装置を取り外す場合は、システム ボードの破損を防ぐため、システムの電源を切ってから 5 秒間、待ってください。

電気製品を扱う場合の注意

電気製品を取り扱うときは、次の注意事項に従ってください。

次のような場合には、Cisco TAC に連絡してください。

電源コードまたはプラグが破損した場合。

製品の内部に物を落とした場合。

製品が水に濡れた場合。

製品を落としたり破損させた場合。

使用手順に従っているのに製品が正常に稼働しない場合。

適正な外部電源を使用してください。製品の運用に際しては、電気定格ラベルに記載されたタイプの電源だけを使用してください。必要な電源のタイプが不明の場合には、Cisco TAC または電力会社にお問い合せください。

承認された電源コードだけを使用してください。Cisco Secure ACS Solution Engine には、(出荷場所の国で使用が承認された)ご使用のシステム用の電源コードが付属しています。電源コードを購入する場合は、製品と、製品の電気定格ラベルに記載された電圧および電流に適合することを確認してください。電源コードの電圧および電流定格は、製品に記載された定格以上でなければなりません。

感電事故を予防するため、Cisco Secure ACS Solution Engine、コンポーネント、および周辺装置の電源コードは、適正にアースされたコンセントに接続してください。これらの電源コードには三つ又のプラグが備わっていて、適正なアースを確保できるようになっています。アダプタ プラグを使用したり、ケーブルからアース突起を取り除いたりしないでください。

電源ストリップの定格を守ってください。電源ストリップに差し込まれているすべての製品の定格アンペアの合計が、電源ストリップの定格の 80% を超えないことを確認してください。

一時的に急激に起こる電源電圧の上昇または下降からシステムとコンポーネントを保護するには、サージ サプレッサ、電源調整器、または無停電電源装置(UPS)を使用してください。

電源コードまたはプラグを改造しないでください。設置場所に変更を加える場合には、資格のある電気技術者または電力会社に相談してください。電気配線に関する一般規定および地域の規定に必ず従ってください。

静電放電からの保護

静電気によってコンピュータ内部のコンポーネントが損傷を受ける場合があります。静電放電を防ぐには、マイクロプロセッサなどコンピュータの電子コンポーネントに触れる前に、身体の静電気を取り除く必要があります。それには、コンピュータ シャーシの塗装されていない金属面に触れます。

コンピュータ内部の作業を続けるときは、塗装されていない金属面に定期的に触れて、身体に溜まった静電気を取り除きます。

そのほかにも、次の方法で静電放電(ESD)を防止することができます。

静電放電を受けやすいコンポーネントを輸送用ボックスから取り出すときは、コンピュータにそのコンポーネントを取り付ける準備が整うまで、静電気防止用パッケージからコンポーネントを取り出さないでください。静電気防止用パッケージを開く直前に、身体の静電気を取り除いてください。

静電放電を受けやすいコンポーネントを輸送するときは、必ず静電気防止用容器またはパッケージに入れてください。

静電放電を受けやすいコンポーネントの取り扱いは、静電気対策を講じた場所で行うようにしてください。静電気防止用フロア パッドまたはワークベンチ パッドをできるだけ使用してください。

EMI の防止

電磁波フィールドで長距離の配線を行う場合、フィールドとワイヤ信号との間で EMI (電磁波干渉)が発生することがあります。


) 配線を適切に行わないと、高周波干渉(RFI)が発生する場合があります。



) 特に雷や無線送信機による強力な EMI は、システム内の信号ドライバやレシーバを破損させたり、電力サージを回線上やシステムに流して電気ハザードを発生させる原因になります。


強力な EMI を予測して対策を講じるには、必要に応じて RFI の専門家に相談してください。

設置場所の準備

ここでは、Cisco Secure ACS Solution Engine を安全に設置および運用するための設置場所の要件について説明します。設置を開始する前に、設置場所の準備が整っていることを確認してください。

環境

設置場所のレイアウトや機器の配置を検討するときは、機器故障を予防し、環境に起因するシャットダウンを防ぐため、次に説明する注意事項に従ってください。既存の装置のシャットダウンやエラーが頻発している場合にも、以下の注意事項を確認することで、問題の原因の特定や再発防止に役立つ場合があります。

Cisco Secure ACS Solution Engine の稼動環境を決める際は、次の注意事項に従ってください。

機器の破損を防ぐため、「EMI の防止」に記載されている静電放電の防止手順に必ず従ってください。静電放電は故障または間欠的な障害をもたらします。

シャーシ カバーが完全に取り付けられていることを確認してください。
シャーシは内部に冷気が効率的に行き渡るように設計されています。シャーシが開いたままになっていると、空気が外へ逃げ、内部コンポーネントの冷却に支障をきたす可能性があります。

電気製品は熱を発生させます。適切な換気が行われていない場合、室温が上がり、装置を正常な動作温度に冷却できなくなる可能性があります。装置を使用する室内で、十分な換気が可能であることを確認してください。

設置場所の選定


警告 この装置は、立ち入り制限区域内に設置することが前提となっています。立ち入り制限区域とは、特定の責任者によって管理され、鍵などの特殊な保安手段を使用して保守担当者だけが出入りできる場所です。


湿気の少ない、換気および空調設備の完備した清浄な場所を選択する。

室温が 10 ~ 35°C(50 ~ 95°F)に保たれている場所を選択する。

システムのアース接続


警告 アース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。


安全な環境の確保

安全な稼働環境を確保するため、次の注意事項に従ってください。

工具やシャーシ コンポーネントは、通行の妨げにならない、床から離れた場所に置いてください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

シャーシの周囲は、埃や外部からの導体材料(近隣の製造現場から出る金属片など)がないように保つ必要があります。

AC 電源

いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。Cisco Secure ACS Solution Engine の電力要件については、 付録 A「技術仕様」 を参照してください。


警告 この製品は、短絡(過電流)保護が施されている建物に設置してください。設置の際には、必ず、電気配線に関する一般規定および地域の規定に従ってください。


ケーブル接続

アクセサリ キットで提供されるケーブルを使用して、Cisco Secure ACS Solution Engine のコンソール ポートをコンソールまたはコンソール プログラムが稼働するコンピュータに接続します。コンソール ケーブルのほかに、Cisco Secure ACS Solution Engine のネットワーク接続用に、標準のイーサネット ケーブルを使用します。ケーブルの要件については、「ネットワーク ケーブルの要件」を参照してください。

ラック取り付けに関する注意事項


警告 ラック内で装置の設置または保守を行うときは、作業中の事故を防ぐため、ラックが安定していることを十分に確認してから作業を行ってください。安全を確保するため、次の注意事項に従ってください。


ラックの安定性と安全を確保するため、次の注意事項に従ってください。さらに、ラックに添付された設置マニュアルを参照し、記載されている警告と注意事項、および手順を確認してください。


) コンポーネントとは、サーバ、ストレージ システム、アプライアンス、および各種の周辺機器や補助的ハードウェアを意味します。


大型ラックを 1 人で移動させないでください。ラックの高さおよび重量によっては、少なくとも 2 人で作業を行う必要があります。

ラックが水平で安定していることを確認してから、ラック内のコンポーネントを取り扱ってください。

ラックに電力を供給している AC 電源分岐回路が過負荷にならないように注意してください。ラック全体の電力負荷が、分岐回路の定格の 80% を超えてはなりません。

ラック内の各コンポーネントに通気が確実に行き渡るように注意してください。

ラック内のシステムやコンポーネントを扱うとき、他のシステムやコンポーネントを踏まないように注意してください。

ラックに 1 台の装置しか設置しない場合は、その装置をラックの一番下に設置する必要があります。

すでに装置が設置されているラックにコンポーネントを設置する場合は、最も重量のあるコンポーネントを一番下にして、ラックの下から上へ順に設置していくようにします。

ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、ラック内での装置の設置または保守を行ってください。

モデム、通信、またはローカルエリア ネットワーク オプションを持つ製品に関する注意事項

オプションに関する作業を行う場合は、次のガイドラインに従ってください。

雷が発生している間は、モデムや電話を接続したり、使用したりしないでください。落雷によって感電するおそれがあります。

湿気の多い環境では、絶対にモデムや電話を接続したり、使用したりしないでください。

イーサネット コネクタには、モデム ケーブルや電話ケーブルを差し込まないでください。

製品のキャビネットを開ける場合、内部コンポーネントに触れる場合、内部コンポーネントを取り付ける場合、および絶縁されていないモデム ケーブルまたはモデム ジャックに触れる場合は、あらかじめモデム ケーブルを抜いておいてください。

ガス漏れの現場付近にいる場合は、ガス漏れの通報に電話回線を使用しないでください。

必要な工具および機器

Cisco Secure ACS Solution Engine の設置に必要な工具および機器は、次のとおりです。

No. 2 プラス ドライバ

巻き尺および水準器

静電気防止用マットまたは発泡樹脂

静電気防止用ストラップ