Cisco インターフェイスとモジュール : ?? WAN ???????? ???

モジュラ式/固定式 ISR での 3G ワイヤレス WAN の設定(HWIC-3G-GSM、 HWIC-3G-HSPA、PCEX-3G-HSPA- x )

モジュラ式/固定式 ISR での 3G ワイヤレス WAN の設定(HWIC-3G-GSM、HWIC-3G-HSPA、PCEX-3G-HSPA-x)
発行日;2012/11/15 | 英語版ドキュメント(2012/04/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

モジュラ式/固定式 ISR での 3G ワイヤレス WAN の設定(HWIC-3G-GSM、HWIC-3G-HSPA、PCEX-3G-HSPA-x)

HWIC-3G-GSM

HWIC-3G-HSPA、HWIC-3G-HSPA-G、HWIC-3G-HSPA-A

PCEX-3G-HSPA-x

目次

3G HWIC の設定の前提条件

3G の設定の制約事項

UMTS/GSM データ ネットワークの概要

複数の PDP コンテキスト

SNMP MIB の概要

3G セルラー WAN MIB アーキテクチャ

制約事項

サポートされるシスコのアンテナおよびケーブル

モジュラ式と固定式の Cisco ISR での 3G の設定方法

データ アカウントのプロビジョニング

信号の強さとサービスの可用性

モデム データ プロファイルの設定

データ コールの設定

セルラー インターフェイスの設定

DDR の設定

モジュラ式/固定式 ISR での 3G ワイヤレス WAN の設定(HWIC-3G-GSM、HWIC-3G-HSPA、PCEX-3G-HSPA-x)

 

Cisco 880G シリーズの Integrated Services Routers(Cisco ISR; Cisco サービス統合型ルータ)では、20 ユーザ未満の規模の在宅勤務者、リモート オフィス、および小規模オフィスに対して、インターネット、VPN、音声、データ、バックアップの各機能が提供されます。これらの固定式ルータでは、LAN ポートと WAN ポートとの間でのブリッジ機能やマルチプロトコルの動作が可能で、アンチウイルスなどの高度な機能が提供されます。

第三世代(3G)のワイヤレス High-Speed WAN Interface Card(HWIC; 高速 WAN インターフェイス カード)は、WCDMA Radio Access Networks(RAN; 無線アクセス ネットワーク)を介して使用される、マルチバンドでマルチサービスの WAN カードです。

固定式 3G ルータとモジュラ式 3G ルータの両方を、プライマリ WAN 接続および重要なアプリケーションのバックアップとして使用でき、プライマリ WAN 接続としても使用できます。

3G WAN は、次のモジュラ式 Cisco ISR でサポートされます。

Cisco 1841

Cisco 1861

Cisco 2800 シリーズ

Cisco 3800 シリーズ

Cisco 1900

Cisco 2900

Cisco 3900

Cisco 880

HWIC-3G-GSM、HWIC-3G-HSPA、PCEX-3G-HSPA では、次の機能が提供されます。

高速セルラー データ テクノロジーを使用したブロードバンド WAN の接続

次のテクノロジーに対するサポート

High Speed Packet Access(HSPA)

- High-speed Downlink Packet Access(HSDPA)

- High-speed Uplink Packet Access(HSUPA)

Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)

Enhanced Data-Rates for GSM Evolution(EDGE)

General Packet Radio Service(GPRS)

自動的な最善のネットワークの選択

常時接続機能

次のような複数のアンテナおよびケーブルのオプション

ダイバーシティ アンテナ

屋内用および屋外用の外部アンテナ

Radio Frequency Ultra-Low Loss(RF-ULL)ケーブル(詳細については表 7 を参照してください)

Network Mobility(NEMO; ネットワーク モビリティ)を含む IOS ベースのモバイル IP

スタティック IP アドレッシングとダイナミック IP アドレッシング

Cisco IOS の非同期インターフェイスに基づくセルラー インターフェイス

Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)および Port Address Translation(PAT; ポート アドレス変換)のサポート

ファイアウォール、Intrusion-Detection Systems(IDS)、および Intrusion-Prevention Systems(IPS)などのセキュリティ機能

GET VPN、EZ VPN、DMVPN、Multi-point GRE(mGRE)、および IPSec VPN などの、拡張セキュリティ機能のサポート

自動検出最適化 WAN スイッチオーバー

Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)および Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP; 仮想ルータ冗長プロトコル)のサポート

セルラー WAN Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)

Diagnostic and Monitoring(DM)の機能

IP を介するリモート DM ロギング

リモート OMA-DM の起動

Mobile Equipment Subsidy Unlocking(MEP)

HWIC-3G-HSPA-x SKU の複数 PDP サポート

Voice-Initiated データ コールバック

ワイヤレス リンクを介するセルラー モデム

起動や SIM PIN の変更に伴う SIM ロックおよびロック解除、セキュリティ、検証

省電力モードの機能

Cisco IOS 機能の完了

モデム管理:Cisco IOS コマンドを使用して、モデム ソフトウェア、ハードウェア情報、無線とネットワークのステータス、およびデータ プロファイル情報にアクセスできます。

Dial on Demand Routing(DDR):ワイヤレス ネットワークを介して送信するデータ トラフィックがある場合に、これによってデータ コールを設定できます。

フォールバック接続(DDR バックアップ):プライマリ サービスへの接続が失われた場合に、固定式ルータおよびモジュラ式ルータの 3G WAN を使用すると、ダイヤルアップ接続を開始するよう、セルラー モデムを設定できます。

フォールバック後のティアダウン(フォールバック DDR の一部):プライマリ接続に障害が発生し、セルラー接続がフォールバック モードになった後で、プライマリ接続が使用可能になったときに、固定式ルータおよびモジュラ式ルータの 3G 機能によって、フォールバック モード接続がティアダウンされます。

自動ティアダウン:設定可能なタイムアウトの後で、アクティビティがない場合、固定式ルータおよびモジュラ式ルータの 3G WAN によって、接続が自動的にティアダウンされます。

自動検出:固定式ルータおよびモジュラ式ルータの 3G WAN によって、自動的に検出され、使用可能な最善のサービスが使用されます。

プロファイルの設定:最大で 16 APN までのプロファイルを設定できます。

ファームウェア アップグレード:Cisco IOS コマンドを使用してモデムでファームウェアをアップグレードできます。

Cisco 1841、Cisco 1861、Cisco 2801、Cisco 2811、Cisco 2821、Cisco 2851、Cisco 3825、および Cisco 3845 と呼ばれる、Cisco Integrated Services Router(ISR; サービス統合型ルータ)プラットフォームでの、固定式ルータおよびモジュラ式ルータの 3G ワイヤレス WAN のサポート。

Interface(IF)MIB およびエンティティ MIB を含む、包括的な Cisco IOS MIB のサポート。

3G セルラー MIB のサポート。

表 1 に、3G HWIC でサポートされる SKU および周波数を示します。

 

表 1 SKU の説明とサポートされる周波数

SKU 番号
説明
領域
周波数帯域

HWIC-3G-GSM

HSDPA/UMTS/EDGE/GPRS

世界各国

WCDMA の 800/850/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

HWIC-3G-HSPA-G

HSPA(HSUPA/HSDPA)/UMTS/EDGE/GPRS

世界各国

WCDMA の 900/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

HWIC-3G-HSPA-A

HSPA(HSUPA/HSDPA)/UMTS/EDGE/GPRS

南・北・中央アメリカ

WCDMA の 800/850/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

PCEX-3G-HSPA

HSPA/UMTS/EDGE/GRPRS

世界各国

WCDMA の 800/850/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

PCEX-3G-HSPA-G

HSPA/UMTS/EDGE/GRPRS

世界各国

WCDMA の 800/850/900/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

PCEX-3G-HSPA-US

HSPA/UMTS/EDGE/GRPRS

アメリカ

WCDMA の 800/850/1900/2100 MHz
EDGE/GPRS の 850/900/1800/1900

HWIC-3G-GSM

図 1 に、HWIC-3G-GSM HWIC の前面パネルを示します。

図 1 HWIC-3G-GSM の前面パネル

 

 

1

ネジの取り付け

3

アンテナ コネクタ

2

診断ポート

4

LED

HWIC-3G-HSPA、HWIC-3G-HSPA-G、HWIC-3G-HSPA-A

図 2 に、HWIC-3G-HSPA の前面パネルを示します。

図 2 HWIC-3G-HSPA の前面パネル

1

ネジの取り付け

4

LED

2

診断ポート

5

ダイバーシティ アンテナ コネクタ

3

メイン アンテナ コネクタ


) 通常の起動または操作では、診断ポートは不要です。詳細については、「診断ポートを使用したモデムのトラブルシューティング」を参照してください。


表 2 に、3G HWIC の LED の一覧を示し、その機能および異なる状態について説明します。LED によって、使用可能なサービスが視覚的に示されます。ハードウェア インストールの詳細については、『 Cisco Interface Cards Hardware Installation Guide 』の第 13 章を参照してください。

 

表 2 3G HWIC LED の説明

LED
説明

RSSI

オフ:低信号強度(-100 dBm 未満)。

グリーンの低速点滅:低~中信号強度(-99 ~ -90 dBm)。

グリーンの高速点滅:中信号強度(-89 ~ -70 dBm)。

グリーンの点灯:未知のサービスです。

イエローの点灯:サービスがありません。

WWAN

オフ:HWIC がリセット モードまたは電源が入っていません。

低速点滅:サービス検索中です。

グリーンの点灯:サービスはアクティブです。トラフィックは検出されていません。

高速点滅。サービスはアクティブです。点滅比率のトラフィックが検出されています。

UMTS

グリーンの点灯:UMTS のサービスはアクティブです。

HSDPA

(HWIC-3G-GSM のみ)グリーンの点灯:HSDPA のサービスはアクティブです。

HSPA

(HWIC-3G-HSPA のみ)グリーンの点灯:HSPA のサービスはアクティブです。


) HSPA/HSDPA と UMTS の LED がオフ:フォールバック(EGDE または GPRS)サービスはアクティブです。



) アクティブ サービスとは、現在使用可能なサービスであることを意味します。3G HWIC では、使用可能な最善の接続が自動的に選択されます。


 

PCEX-3G-HSPA-x

図 3 に、PCEX-3G-HSPA の前面パネルを示します。

図 3 PCEX-3G-HSPA の前面パネル

1

LED

3

USB ポート

2

3G エクスプレス カード スロット:サードパーティ製の 13G カードをサポート(Cisco 88xG モデルのみ)

1.サポート対象のベンダーについては、『Cisco 880 Series Integrated Services Routers』のデータ シートを参照してください。

表 3 に、LED の一覧を示し、その機能および異なる状態について説明します。LED によって、使用可能なサービスが視覚的に示されます。ハードウェア インストールの詳細については、『 Cisco 880 Series ISR Hardware Installation Guide 』を参照してください。

 

表 3 PCEX-3G-HSPA-x の LED の説明

 

LED
説明
880 シリーズ

3G2 WWAN3

グリーン

点灯:サービスが確立されています。

低速点滅:サービス検索中です。

高速点滅:データを送信中または受信中です。

3G モデル

3G RSSI4

グリーン

消灯:低信号強度(-100 dBm 未満)。

点灯:高信号強度(-69 dBm 以上)。

低速点滅:低~中信号強度(-99 ~ -90 dBm)。

高速点滅:中信号強度(-89 ~ -70 dBm)。

3G モデル

オレンジ

点灯:サービスなし。

3G モデル

3G GSM5

グリーン

点灯:サービスが確立されています。

消灯:サービスなし。

3G モデル

3G CDMA6

グリーン

点灯:サービスが確立されています。

消灯:サービスなし。

3G モデル

2.3G = Third-Generation(第 3 世代)。

3.WWAN = Wireless WAN(ワイヤレス WAN)。

4.RSSI = Received Signal Strength Indicator。

5.GSM = Global System for Mobile Communication。

6.CDMA = Code Division Multiple Access(符号分割多重接続)。

PCEX-3G-HSPA では、AC501 および AC880E モデムがサポートされます。 表 4 に、モデムにある LED の LED 情報を示します。

 

表 4 モデム LED の説明

LED
説明

電源

次の状態の 1 つを示します。

• モデムが検出され、2G ネットワークまたは 3G ネットワークに接続されています。

• モデムが PC に挿入されていません。

• コンピュータがオフか、または「一時停止および再開モード」です。

• モデムが、Watcher([Tools] > [Turn Radio Off])または別の接続クライアントを使用してオフにされました。

ブルーの点灯:電源が投入されており、通常どおり動作し、ファームウェアがアップデートされていません。

ブルーの点滅:ファームウェアがアップデート中です。PC からモデムを取り外さないでください。

オレンジの点滅:モデムがサービスを検索中です(初期化中)。

オレンジの点灯:エラーです。モデムで初期化中(サービスの検索中)に問題があるか、または障害のためオフラインです。サービス プロバイダーに連絡してください。

2G

オフ:モデムで 2G サービスを検出できません。

オレンジの点滅:モデムで 2G ネットワーク(EDGE、GPRS、GSM)が検出され、接続準備が整っています。

オレンジの点灯:モデムが 2G ネットワークに接続され、データの送受信が可能です。

3G

オフ:モデムで 3G サービスを検出できません。

ブルーの点滅:モデムで 3G ネットワーク(UMTS、HSDPA)が検出され、接続準備が整っています。

ブルーの点灯:モデムが 3G ネットワークに接続され、データの送受信が可能です。

機能の履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

この機能は、HWIC-3G-GSM に導入されました(このイメージはサポートされなくなりました)。

12.4(15)T

この機能は、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

12.4(15)T1

この機能はアップデートされました。

15.0(1)M

HSPA 機能が導入されました。

15.1(1)T

PCEX 機能が導入され、HSPA 機能が Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージのサポート情報の検索

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォーム、および Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで [Cancel] をクリックし、表示される説明に従ってください。

3G HWIC の設定の前提条件

3G HWIC を設定する前提条件は、次のとおりです。

HWIC で通信事業者からのサービスを使用可能である必要があり、ルータが物理的に置かれているネットワークに接続されている必要があります。サポートされているすべての通信事業者のリストについては、URL http://www.cisco.com/go/3g にあるデータ シートを参照してください。

ワイヤレス サービス プロバイダーのサービス プランに登録し、SIM カードを取得する必要があります。

SIM カードを取り付けてから 3G HWIC を設定する必要があります。SIM カードの取り付け方法については、URL http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/interfaces/ic/hardware/installation/guide/cel_hwic.htmlcard にある『 Connecting 3G Wireless High-Speed WAN Interface Cards to a Network 』を参照してください。

必要なアンテナを取り付けてから 3G HWIC を設定する必要があります。アンテナの取り付け方法の説明については、次の URL を参照してください。

3G-ANTM1919D:『 Cisco Multiband Swivel Mount Dipole Antenna (3G-ANTM1919D) 』を参照

3G-ANTM1916-CM:『 Cisco Multiband Omnidirectional Ceiling Mount Antenna (3G-ANTM1916-CM) 』を参照

3G-AE015-R(アンテナの拡張):『 Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE015-R) 』を参照

3G-AE010-R(アンテナの拡張):『 Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE010-R) 』を参照

3G-ANTM-OUT-OM:『 Cisco 3G Omnidirectional Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-OM) 』を参照

3G-ANTM-OUT-LP:『 Cisco 3G Low Profile Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-LP) 』を参照

3G-ACC-OUT-LA:『 Cisco 3G Lightning Arrestor (3G-ACC-OUT-LA) 』を参照

表 2 に説明したように、信号の受信状況について LED を確認する必要があります。

Cisco HWIC のサポートについては、Release 12.4(15)T またはそれ以降の Cisco IOS ソフトウェアに慣れておく必要があります(Cisco IOS のマニュアルを参照してください)。

3G HWIC データ プロファイルを設定するには、サービス プロバイダーからの次の情報が必要です。

ユーザ名(通信事業者で必要な場合)

パスワード(通信事業者で必要な場合)

Access Point Name(APN; アクセス ポイント名)

3G の設定の制約事項

Cisco 3G HWIC の設定には、次の制約事項が適用されます。

データ接続は、3G HWIC からのみ受信できます。

スループット:ワイヤレス通信の共有特性により、発生するスループットは、使用しているネットワークでアクティブなユーザの数または輻輳状況によって、さまざまです。

セルラー ネットワークは、有線ネットワークと比較して、より大きな遅延が発生します。遅延レートは、テクノロジーおよび通信事業者に左右されます。ネットワークで輻輳が発生している場合、遅延がより大きくなる場合があります。

使用する通信事業者からのサービス規約の一部である制約事項。

パフォーマンス:複数の PDP コンテキストは、MC8790 モデムがある HWIC-3G-HSPA-x SKU でのみサポートされます。これには、追加で 2 Mb のメモリが必要です。

UMTS/GSM データ ネットワークの概要

Global System for Mobile Communications(GSM)は、世界で最も広く導入されているセルラー ネットワークです。これは、European Telecommunications Standards Institute(ETSI)の規格です。GSM は、もともと、音声用に設計され、サーキット切り替え式でしたが、セルラー ネットワークの人気およびデータ サービスに対する非常に大きな需要のため、GSM 無線ネットワークを介するパケット切り替えデータのオーバーレイとして、GPRS が導入されました。GPRS の無線およびネットワークのリソースは、GPRS モバイル ユーザと GPRS ネットワークとの間でデータを実際に送信する必要が生じた場合にのみ、アクセスされます。

GPRS によって、パケット スイッチングの GSM アーキテクチャにいくつかの新しいネットワーク ノードが導入され、モバイル パケット コアが形成されます。モバイル パケット コアには、Serving GPRS Support Node(SGSN)および GPRS Gateway Support Node(GGSN)が含まれます。SGSN は、いくつかの点で、モバイル IP の外部エージェントと同じ機能が実行されるノードです。GGSN に向かって IP パケットがトンネルされ、GGSN からのパケットのトンネルが解除されます。管理されているモビリティおよび請求も実行されます。GGSN は、モバイル IP のホーム エージェントと同等の役割が GPRS で実行されるノードです。GGSN によって、IP ネットワークおよび SGSN への接続が提供されます。IP アドレスを割り当てる機能を担い、接続されている User Equipment(UE)のデフォルト ルータです。

に、GSM ネットワークおよび含まれているネットワーク要素が示されます。

図 4 GSM ネットワークの概要

 

Base Tranceiver Station(BTS; ベース トランシーバ ステーション)および Base Station Controller(BSC; ベース ステーション コントローラ)は、セル サイトにあり、音声サービスとデータ サービスで共通のノードです。モバイル ユーザとモバイル ネットワークとの間での無線または物理層の接続が提供されます。BSC の音声トラフィックとデータ トラフィックが分離され、音声トラフィックは Mobile Switching Center(MSC; モバイル スイッチング センター)に、データ トラフィックは GGSN に、それぞれ送信されます。データ パケットは、GGSN から、インターネットに直接送信されるか、または、VPN 接続のカスタマー データ センターに返送できるかの、いずれかです。

UMTS は、モバイル ユーザに高帯域幅データおよび音声サービスが提供される 3G ワイヤレス システムです。UMTS は GSM から発展しました。UMTS には、Wideband Code Division Multiple Access(W-CDMA; ワイドバンド符号分割多重接続)に基づいた新しい無線インターフェイスと、General-Packet Radio Service(GPRS)に基づいた IP コア ネットワークがあります。UMTS ネットワークのノードは、GSM/GPRS ネットワークとほとんど同じです。BTS と BSC は、それぞれ、ノード B および Radio Network Controller(RNC)に改名されました。UMTS には、過密状態のモバイル通信帯域で、モバイル アプリケーションおよびインターネット アプリケーションの新たな容量の需要拡大に対処しています。新しいネットワークでは、1 モバイル ユーザごとに 2 Mbps の送信速度が大きくなり、グローバル ローミングの標準が確立されます。

High Speed Packet Access(HSPA)は、High Speed Downlink Packet Access(HSDPA)と High Speed Uplink Packet Access(HSUPA)の 2 つのモバイル プロトコルの集まりで、既存の WCDMA/UMTS プロトコルのパフォーマンスが拡張され、改善されます。HSDPA および HSUPA では、改善されて変調方式を使用し、3G モデムとベース ステーションが通信するプロトコルを改良することによって、パフォーマンスが改善されました。これらの改善により、WCDMA によって提供される既存の無線帯域幅の使用状況が改善されます。HSPA は、ダウンリンクで最大 14 Mbit/s まで、アップリンクで最大 5.76 Mbit/s まで、ピーク時のデータ レートを大きくすることによって、エンド ユーザの使用感が改善されます。また、遅延が抑制され、ダウンリンクでは最大 5 倍まで、アップリンクでは最大 2 倍までの、システム容量が提供されます。これによって、元の WCDMA プロトコルと比較して、ビット当たりの実稼動コストが削減されます。

複数の PDP コンテキスト

複数の PDP コンテキスト機能が、HWIC-3G-HSPA SKU でサポートされます。8790 モデムでは、2 つのプライマリ PDP コンテキストがサポートされます。

各 PDP コンテキストは、共通の 3G データ接続を介する別のデータ リンクです。独自の IP アドレス、独自のデータ、および QoS プロファイルがあります。各 PDP コンテキストでは、システムで HWIC が一度初期化されると、新たな IOS セルラー インターフェイスが作成されます。これに加え、各セルラー インターフェイスには、対応する TTY 回線があります。これは、複数のポートが使用されている HWIC に類似しています。

HWIC-3G-HSPA には、セルラー 0/<hwic_slot>/0 インターフェイス、セルラー 0/<hwic_slot>/1 インターフェイス、セルラー 0/<hwic_slot>/2 IOS インターフェイスがあります。トリプル番号付け方式の最後の番号が、ポート番号です。

3G HWIC の複数セルラー インターフェイスは、別々に動作します。いずれを使用しても、データ接続を確立できます。ただし、セルラー 0/<hiwc_slot>/0 などの、最初のインターフェイスのみを、Reverse Telnet 機能を使用したモデム AT コマンドのフル セットの練習に使用できます。

HSPA セルラー モデムを使用すると、最大 16 までのプロファイルを設定できます。インターフェイスに設定されている QoS プロファイルは、セルラー インターフェイスに対応するチャット スクリプトで ATDT*98*#<profile_number># コマンドによって選択されます。基本データ プロファイルは、QoS プロファイル設定によって拡張されます。各セルラー インターフェイスで異なるデータ/QoS プロファイルを使用する必要があります。


) 両方のプライマリ インターフェイスが使用される場合、ルータ設定で 2 つの別々のチャット スクリプトを作成する必要があります。


SNMP MIB の概要

Simple Management Network Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)の開発と使用は、管理情報ベース(MIB)周辺で一元化されます。SNMP MIB は抽象的なデータベースで、たとえば、管理アプリケーションによって、特定のフォームで読み取り、変更される情報の、概念的な仕様です。これは、情報が同じ形式で管理対象システムに保持されているという意味は含まれません。SNMP エージェントでは、管理対象システムの内部データ構造と形式、および MIB 用に定義された外部データ構造と形式の間で変換が行われます。

SNMP MIB は、概念的には、概念上のテーブルを使用するツリー構造です。Cisco 3G MIB の詳細は、次のセクションで説明します。このツリー構造に対して、MIB という用語は 2 つの意味で使用されます。第一の意味の場合、MIB は現実として 1 つの MIB ブランチを指します。これには通常、伝送メディアやルーティング プロトコルなど、テクノロジーの 1 つの観点に対する情報が含まれます。この意味で使用される MIB は、正確には MIB モジュールと呼ばれ、通常は 1 つのドキュメントで定義されます。第二の意味の場合、MIB はこのようなブランチの集合体を指します。このような集合体は、たとえば、該当のエージェントによって実装されたすべての MIB モジュール、または、SNMP で定義された MIB モジュールの全体の集まりで構成されます。

MIB は、オブジェクトと呼ばれる、データの個々の項目に分岐されるツリーです。オブジェクトは、たとえば、カウンターまたはプロトコルのステータスです。MIB オブジェクトも、変数と呼ばれることがあります。

MIB は、次の 3 つのカテゴリに分類できます。

IF MIB:インターフェイスの統計情報について説明します。

Cisco-Entity-Vendortype-OID-MIB.my:ENTITY-MIB は、HWIC とモデムの両方の一般的なハードウェア タイプの提供に使用されます。CISCO-ENTITY-VENDORTYPE-OID-MIB によって、シスコ コンポーネント(HWIC およびモデムを含む)の OID が割り当てられます。OID は、ENTITY-MIB で、entPhysicalVendorType の値として使用されます。

3G/ワイヤレス MIB:セルラーまたはワイヤレス固有の MIB

3G セルラー WAN MIB アーキテクチャ

ここでは、Customer Premises Equipment(CPE; 顧客宅内機器)での、シスコのセルラー 3G WAN 製品の MIB 定義および実装について説明します。

3G セルラー WAN MIB では、CDMA と GSM の両方のセットのセルラー規格がサポートされ、次のテクノロジーが含まれます。

GSM:GPRS/EDGE/UMTS/HSPA

CDMA:1xRTT/EVDO RevA/EVDO RevB

3G セルラー MIB では、セルラー インターフェイスからおよびモデムからのインデックスが使用されます。IF-MIB を使用してインターフェイス インデックスを取得でき、ENTITY MIB を使用してモデム インデックスを取得できます。

3G MIB 定義には、次の主なサブツリーが含まれます。

共通のオブジェクト

CDMA オブジェクト

GSM オブジェクト

トラップまたは通知

c3gWanCommonTable で定義されている MIB オブジェクト c3gStandard を使用して、CDMA と GSM とを区別することができ、CDMA または GSM の MIB が実装されます。


) Cisco 3G MIB では、V1、V2、V2C、および V3 のすべての SNMP バージョンがサポートされます。


高レベルなアーキテクチャでは、Cisco 3G WAN MIB は 2 つのグループに分割され、次の構造が存在します。

1. ciscoWan3gMIBNotifs:このグループによって、Cisco 3G WAN MIB のすべてのトラップ イベントが定義されます。

2. ciscoWan3gMIBObjects:このグループによって、Cisco 3G WAN MIB のすべての MIB オブジェクトが定義されます。

ciscoWan3gMIBObjects

ciscoWan3gMIBObjects グループには、次の 3 つのサブグループがあります。

c3gWanCommonTable:CDMA と GSM の両方で共通の MIB オブジェクトが定義されます。

c3gWanCdma:CDMA セットの規格(3GPP2)固有の MIB オブジェクトが定義されます。

c3gWanGsm:GSM セットの規格(3GPP)固有の MIB オブジェクトが定義されます。

c3gWanCdma

c3gWanCdma では、次の 7 つのサブグループがあります。

CDMA セッション関連オブジェクトの c3gCdmaSessionTable。

CDMA 接続関連オブジェクトの c3gCdmaConnectionTable。

CDMA ユーザ ID 関連オブジェクトの c3gCdmaIdentityTable。

CDMA ネットワーク関連オブジェクトの c3gCdmaNetworkTable。

CDMA ユーザ プロファイル関連オブジェクトの c3gCdmaProfile。

CDMA 無線関連オブジェクトの c3gCdmaRadio。

CDMA セキュリティ関連オブジェクトの c3gCdmaSecurityTable。

c3gWanGsm

c3gWANGsm には、5 つのサブグループがあります。

GSM ユーザ ID 関連オブジェクトの c3gGsmIdentityTable。

GSM ネットワーク関連オブジェクトの c3gGsmNetworkTable。

GSM PDP プロファイル関連オブジェクトの c3gGsmPdpProfile。

GSM 無線関連オブジェクトの c3gGsmRadio。

GSM セキュリティ関連オブジェクトの c3gGsmSecurityTable。

ciscoWan3gMIBNotifs

シスコのセルラー 3G WAN MIB の実装では、すべての MIB オブジェクトの SNMP GET(読み取り動作)、および、次の Read-Write(RW)オブジェクトなどの SNMP SET(書き込み動作)がサポートされます。

c3gRssiOnsetNotifThreshold

c3gRssiAbateNotifThreshold

c3gEcIoOnsetNotifThreshold

c3gEcIoAbateNotifThreshold

c3gModemTemperOnsetNotifThreshold

c3gModemTemperAbateNotifThreshold

c3gModemReset

c3gModemUpNotifEnabled

c3gModemDownNotifEnabled

c3gServiceChangedNotifEnabled

c3gNetworkChangedNotifEnabled

c3gConnectionStatusChangedNotifFlag

c3gRssiOnsetNotifFlag

c3gRssiAbateNotifFlag

c3gEcIoOnsetNotifFlag

c3gEcIoAbateNotifFlag

c3gModemTemperOnsetNotifEnabled

c3gModemTemperAbateNotifEnabled


) デフォルトでは、すべての通知がディセーブルにされています。通知を表示するには、これらの通知をイネーブルにする必要があります。



) IF MIB には、通知タイプとの組み合わせで使用されるセルラー インターフェイス オブジェクトの通知もあります。通知を取得するときに、関連オブジェクトを確認する必要があります。


表 5 に、さまざまな通知とその意味を示します。

表 5 通知

通知
詳細

ModemUpNotification

正常に認識されるモデム

ModemDown

クラッシュまたは電力サイクル

Change Notification

前のサービス タイプから現在のサービス タイプへの、この通知に関連するサービス オブジェクトの変更について通知します。

ConnectionStatus

接続ステータスを示します。サービス タイプは、この通知に含まれます。

制約事項

SNMP エージェントが実行されるルータでは、NMS およびエージェントが適切に動作するよう、Cisco IOS CLI を使用して、適切なアクセス制御(たとえば、SNMP サーバ コミュニティなど)を設定する必要があります。

SNMP SET 動作を実装する場合、認証/プライバシーを使用した SNMP V3 を設定することを、強く推奨します。

サポートされるシスコのアンテナおよびケーブル

表 6 に、3G HWIC で使用する場合にサポートされるシスコ アンテナのリストを示します。

 

表 6 モジュラ式 3G ISR でサポートされるシスコ アンテナ

シスコ部品番号
アンテナ タイプ
最大ゲインおよび周波数の範囲
説明

3G-ANTM1919D

ダイポール全方向性

0 dBi
(806 ~ 960 MHz)

0 dBi
(1710 ~ 2170 MHz)

これは、デフォルトのアンテナです。マルチバンド ダイポール アンテナ。詳細については、『 Cisco Multiband Swivel Mount Dipole Antenna (3G-ANTM1919D) 』を参照してください。

3G-ANTM1916-CM

高ゲイン
天井マウント全方向性

1.5 dBi
(806 ~ 960 MHz)

2.5 dBi
(1710 ~ 2170 MHz)

マルチバンド天井マウント全方向性アンテナ。詳細については、『 Cisco Multiband Omnidirectional Ceiling Mount Antenna (3G-ANTM1916-CM) 』を参照してください。

3G-AE015-R(アンテナの拡張)

拡張ベース

0.8 ~ 6.0 GHz

このアンテナ拡張は、ダイポール全方向性アンテナで使用するために含まれている 15 フィート ケーブルが使用されたベースです。詳細については、『 Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE015-R) 』を参照してください。

3G-AE010-R(アンテナの拡張)

拡張ベース

N/A

このアンテナ拡張は、ダイポール全方向性アンテナで使用するために含まれている 10 フィート ケーブルが使用されたベースです。詳細については、『 Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE010-R) 』を参照してください。

3G-ANTM-OUT-OM

屋外用全方向性

+2 dBi
800/900 MHz

+4 dBi
1800/1900/2100 MHz

これは、屋外用低プロファイル全方向性支柱式アンテナです。詳細については、『 Cisco 3G Omnidirectional Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-OM) 』を参照してください。

3G-ANTM-OUT-LP

低プロファイル棒状アンテナ

- 1.5 dBi
850、900 MHz

- 2.5 dBi
1800、1900、2100 MHz

これは、全方向性棒状アンテナです。詳細については、『 Cisco 3G Low Profile Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-LP) 』を参照してください。

3G-ACC-OUT-LA(避雷針型)

避雷針型

800 MHz から 2200 MHz

これは、高域フィルタ搭載の 1/4 波長避雷針型です。詳細については、『 Cisco 3G Lightning Arrestor (3G-ACC-OUT-LA) 』を参照してください。

3G-ACC-OUT-COMBO

避雷針型と通常アンテナ

N/A

支柱/壁面取り付け式のマルチバンド屋外用全方向性アンテナ(3G-ACC-OUT-OM)および 3G 屋外用避雷針型アンテナ(3G-ACC-OUT-LA)

表 7 に、3G HWIC アンテナで使用するシスコ製の使用可能な Ultra-Low-Loss(ULL)LMR 400 拡張ケーブルの挿入損失情報のリストを示します。

 

表 7 アンテナで使用する Cisco 拡張ケーブル

シスコ製品番号
ケーブル長
挿入損失
周波数(MHz)

3G-CAB-ULL-20

6 m(20 フィート)

最大 1.50 dB

2100

3G-CAB-ULL-50

15 m(50 フィート)

最大 3.50 dB

2100

3G-CAB-LMR240-25

7.5 m(25 フィート)

最大 3.50 dB

2200

3G-CAB-LMR240-50

15 m(50 フィート)

最大 6.90 dB

2200

3G-CAB-LMR240-75

23 m(75 フィート)

最大 10.5 dB

2200

表 8 に、3G 固定プラットフォームで使用するシスコ製の使用可能な Ultra-Low-Loss(ULL)LMR 400 拡張ケーブルの損失情報のリストを示します。

 

表 8 3G 固定式ルータで使用する Cisco アダプタ ケーブル

シスコ製品番号
アンテナ アダプタの長さ
挿入損失
周波数(MHz)

3G-ACC-SSMB-TNC

14.5 インチ

0.66 dB

2100

3G-ACC-TS9-TNC

13.5 インチ

0.62 dB

2100


) RG-174/U タイプのケーブルを使用して、すべての HWIC ケーブルおよびアンテナのモデム外部アンテナ接続を調整できます。


図 5 および 図 6 に、3G HWIC の一部のアンテナ オプションを示します。

図 5 アンテナ オプション

 

図 6 アンテナ オプション

モジュラ式と固定式の Cisco ISR での 3G の設定方法


) モジュラ式と固定式の両方の Cisco ISR で 3G を設定する手順は、スロット番号を除いて、同じです。
たとえば、3G HWIC では、スロット 0、WIC 0、およびポート 0 は、すべてのコマンドで 0/0/0 です。固定式 Cisco ISR では、0 のみです。
スロット番号に関する詳細については、プラットフォーム固有のマニュアルを参照してください。


3G 機能を設定するには、次の手順を実行します。

「データ アカウントのプロビジョニング」

「データ コールの設定」

「音声開始データ コールバックまたはリモート ダイヤルイン(オプション)」

データ アカウントのプロビジョニング


) モデムをプロビジョニングするには、サービス プロバイダーにアクティブなワイヤレス アカウントを持ち、使用する 3G HWIC に SIM カードがインストールされている必要があります。


データ アカウントをプロビジョニングするには、次の手順を実行します。

「信号の強さとサービスの可用性」

「モデム データ プロファイルの設定」

信号の強さとサービスの可用性

モデムの信号の強さとサービスの可用性を確認するには、特権 EXEC モードで次のコマンドを使用します。

手順の概要

1. show cellular network

2. show cellular radio

3. show cellular profile

4. show cellular security

5. show cellular all

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# show cellular <slot/wic/port> network
 

Router# show cellular 0/0/0 network

通信事業者ネットワーク、セル サイト、および使用可能なサービスに関する情報を表示します。

ステップ 2

Router# show cellular <slot/wic/port> radio
 

Router# show cellular 0/0/0 radio

無線信号の強さを示します。

(注) 安定した信頼性の高い接続には、RSSI が -90 dBm を超える必要があります。

ステップ 3

Router# show cellular <slot/wic/port> profile
 

Router# show cellular 0/0/0 profile

作成されたモデム データ プロファイルに関する情報を示します。

ステップ 4

Router# show cellular <slot/wic/port> security
 

Router# show cellular 0/0/0 security

SIM およびモデムのロック ステータスに関するセキュリティ情報を示します。

ステップ 5

Router# show cellular <slot/wic/port> all
 

Router# show cellular 0/0/0 all

モデム、作成されたプロファイル、無線信号の強さ、ネットワーク セキュリティなどに関する統合的な情報を示します。

モデム データ プロファイルの設定

新たなモデム データ プロファイルを設定または作成するには、特権 EXEC モードで次のコマンドを入力します。

手順の概要

1. cellular gsm profile create <profile number> <apn> <authentication> <username> <password>

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的
Router# cellular <slot/wic/port> gsm profile create <profile number> <apn> <authentication> <username> <password>
 

Router# cellular 0/0/0 gsm profile create 3 apn.com chap GSM GSMPassword

新しいモデム データ プロファイルを作成します。コマンド パラメータの詳細については、 表 9 を参照してください。

表 9 モデム データ プロファイルのパラメータ

profile number

作成するプロファイルの数。最大 16 個のプロファイルを作成できます。

apn

アクセス ポイント名。この情報はサービス プロバイダーから取得する必要があります。

authentication

認証のタイプ。たとえば、CHAP、PAP などがあります。

Username

サービス プロバイダーから提供されるユーザ名。

Password

サービス プロバイダーから提供されるパスワード。

データ コールの設定

データ コールを設定するには、次の手順を実行します。

「セルラー インターフェイスの設定」

「DDR の設定」

「DDR バックアップの設定」

図 7 に、3G HWIC での一般的なデータ コールの設定を示します。

図 7 HWIC-3G-GSM でのデータ コールの設定

セルラー インターフェイスの設定

セルラー インターフェイスを設定するには、セルラー インターフェイス モードで次のコマンドを入力します。

手順の概要

1. configure terminal

2. interface cellular <slot/wic/port>

3. encapsulation ppp

4. ppp chap hostname <host>

5. ppp chap password 0 <password>

6. asynchronous mode interactive

7. ip address negotiated


) この手順で使用する PPP CHAP 認証パラメータは、通信事業者によって提供され、GSM プロファイルに設定されているユーザ名およびパスワードと同じである必要があります。


手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# configure terminal
 

Router# configure terminal

端末からグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# interface cellular <slot/wic/port>
 

Router (config)# interface cellular 0/0/0

セルラー インターフェイスを指定します。

複数の PDP コンテキストは、HSPA HWIC にのみ適用できます。

ステップ 3

Router(config-if)# encapsulation ppp
 

Router (config-if)# encapsulation ppp

専用非同期モード用または Dial-on-Demand Routing(DDR; ダイヤルオンデマンド ルーティング)用のインターフェイスの PPP カプセル化を指定します。

ステップ 4

Router(config-if)# ppp chap hostname <hostname>
 

Router (config-if)# ppp chap hostname cisco@wwan.ccs

インターフェイス固有の CHAP ホスト名を指定します。これは、通信事業者から提供されたユーザ名に一致する必要があります。

ステップ 5

Router(config-if)# ppp chap password <password>
 

Router (config-if)# ppp chap password 0 cisco

インターフェイス固有の CHAP パスワードを指定します。これは、通信事業者から提供されたパスワードに一致する必要があります。

ステップ 6

Router(config-if)# async mode interactive
 

Router (config-if)# async mode interactive

専用非同期ネットワーク モードに設定された回線をインタラクティブ モードに戻し、特権 EXEC モードで SLIP コマンドおよび PPP コマンドをイネーブルにします。

ステップ 7

Router(config-if)# ip address negotiated
 

Router (config-if)# ip address negotiated

特定のインターフェイス用の IP アドレスが、PPP/IPCP アドレス ネゴシエーションによって取得されることを指定します。


スタティック IP アドレスがセルラー インターフェイスで必要な場合、アドレスは ip address negotiated で設定できます。IPCP 中に、ネットワークでは、正確なスタティック IP アドレスがデバイスに対して占有されたことが確認されます。トンネル インターフェイスが ip address unnumbered <cellular interface> で設定されている場合、ip address negotiated の代わりに、セルラー インターフェイスでの実際のスタティック IP アドレスを設定する必要があります。セルラー インターフェイスの例については、「基本セルラー インターフェイスの設定」を参照してください。


DDR の設定

セルラー インターフェイスの DDR を設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. interface cellular <slot/wic/port>

3. dialer in-band

4. dialer idle-timeout <seconds>

5. dialer string <string>

6. dialer group <number>

7. exit

8. dialer-list <dialer-group> protocol <protocol-name> {permit | deny | list <access-list-number> | access-group}>

9. ip access-list<access list number>permit <ip source address>

10. line <slot/wic/port>

11. script dialer <regexp>

12. exit

13. chat-script <script name> "" "ATDT*98*<profile number>#" TIMEOUT <timeout value> CONNECT

14. interface cellular <slot/wic/port>

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

 

Router# configure terminal

端末からグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# interface cellular <slot/wic/port>

 

Router (config)# interface cellular 0/0/0

セルラー インターフェイスを指定します。

ステップ 3

Router(config-if)# dialer in-band

 

Router (config-if)# dialer in-band

DDR をイネーブルにし、インバンド ダイヤリングを使用するよう、指定したシリアル インターフェイスを設定します。

ステップ 4

Router(config-if)# dialer idle-timeout <seconds>

 

Router (config-if)# dialer idle-timeout 30

回線との接続が解除された後の、アイドル時間の長さを秒単位で指定します。

ステップ 5

Router(config-if)# dialer string <string>

 

Router (config-if)# dialer string gsm

ダイヤルする番号または文字列を指定します。ここにチャット スクリプトの名前を指定します。

(注) 各 PDP コンテキストについて 1 つずつ、複数のダイヤラ文字列を定義できます。

ステップ 6

Router(config-if)# dialer-group <number>

 

Router (config-if)# dialer-group 1

指定したインターフェイスが属するダイヤラ アクセス グループの番号を指定します。

ステップ 7

Router(config-if)# exit

 

Router (config-if)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

Router(config)# dialer-list <dialer-group> protocol <protocol-name> {permit | deny | list <access-list-number> | access-group}>

 

Router (config)# dialer-list 1 protocol ip list 1

関係するトラフィックのダイヤラ リストを作成し、プロトコル全体に対してアクセスを許可します。

ステップ 9

Router(config)# ip access-list<access list number>permit <ip source address>

 

Router (config)# ip access list 1 permit any

関係するトラフィックを定義します。

ステップ 10

Router(config)# line <slot/wic/port>

 

Router (config-line)# line 0/0/0

ライン コンフィギュレーション モードを指定します。

ステップ 11

Router(config-line)script dialer <regexp>

 

Router (config-line)# script-dialer gsm

デフォルト モデムのチャット スクリプトを指定します。

ステップ 12

Router(config-line)exit

 

Router (config-line)# exit

ライン コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 13

Router(config)# chat-script <script name> ”” “ATDT*98*<profile number>#” TIMEOUT <timeout value> CONNECT

 

Router (config)# chat-script gsm "" "ATDT*98*2#" TIMEOUT 60 "CONNECT“

ダイヤラ開始時の ATDT コマンドを定義します。

(注) 各 PDP コンテキストについて 1 つずつ、ここに複数のチャット スクリプトを定義します(手順 5)。

ステップ 14

Router(config)# interface cellular <slot/wic/port>

 

Router (config)# interface cellular 0/1/0

セルラー インターフェイスを指定します。

 

DDR バックアップの設定

プライマリ接続をモニタし、必要なときにバックアップ接続を開始するには、ルータで次の方式の 1 つを使用できます。

バックアップ インターフェイス:スタンバイの状態のまま待機し、プライマリ インターフェイス回線プロトコルがダウンと認識されると、アップ状態になります。

浮動スタティック ルート:バックアップ インターフェイスを介する経路に、プライマリ接続のアドミニストレーティブ ディスタンスよりも大きいアドミニストレーティブ ディスタンスがあり、プライマリ インターフェイスがダウンするまで、ルーティング テーブルには存在しません。

ダイヤラ ウォッチ:ダイヤラ ウォッチは、ダイヤル バックアップをルーティング機能と統合するバックアップ機能です。

バックアップ インターフェイスを使用するインターフェイスの設定

1 つまたは複数のインターフェイスを設定してバックアップ インターフェイスを使用するには、グローバル コンフィギュレーション モードの最初で次のコマンドを使用します。

手順の概要

1. interface type number

2. backup interface cellular number

3. backup delay enable-delay disable-delay

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router(config)# interface type number

 

Router(config)# interface ATM0/0/0

バックアップされるインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# backup interface cellular <number>

 

Router(config-if)# backup interface cellular0/3/0

セルラー インターフェイスをバックアップとして指定します。

ステップ 3

Router(config-if)# backup delay enable-delay disable-delay

 

Router(config-if)# backup delay enable delay

物理インターフェイスがダウンした時点とバックアップ インターフェイスがイネーブルになる時点との間、および、物理インターフェイスが戻る時点とバックアップがディセーブルになる時点との間での、遅延を指定します。


) セルラー インターフェイスおよびその他の非同期シリアル インターフェイスのバックアップ インターフェイスは設定できません。


ダイヤラ ウォッチを使用した DDR バックアップの設定

ダイヤラ ウォッチを開始するには、DDR およびバックアップを実行するよう、インターフェイスを設定する必要があります。ダイヤラ マップなどの、DDR 機能の従来の DDR コンフィギュレーション コマンドを使用します。バックアップ インターフェイスでダイヤラ ウォッチをイネーブルにし、ダイヤラ リストを作成するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

手順の概要

1. configure terminal

2. interface type number

3. dialer watch group group-number

4. dialer watch-list group-number ip ip-address address-mask

5. dialer-list <dialer-group> protocol <protocol name> {permit | deny | list <access list number> | access-group}

6. ip access-list <access list number> permit <ip source address>

7. interface cellular <slot/wic/port>

8. dialer string <string>

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

 

Router# configure terminal

端末からグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# interface type number

 

Router (config)# interface ATM0/0/0

インターフェイスを指定します。

ステップ 3

Router(config-if)# dialer watch-group

group-number

 

Router(config-if)# dialer watch-group 2

バックアップ インターフェイスでダイヤラ ウォッチをイネーブルにします。

ステップ 4

Router(config)# dialer watch-list group-number ip ip-address address-mask

 

Router(config-if)# dialer watch-list 2 ip 10.4.0.254 255.255.0.0

監視されるすべての IP アドレスのリストを定義します。

ステップ 5

Router(config)# dialer-list <dialer-group> protocol <protocol-name> {permit | deny | list <access-list-number> | access-group}>

 

Router(config)# dialer-list 2 protocol ip permit

関係するトラフィックのダイヤラ リストを作成し、プロトコル全体に対してアクセスを許可します。

ステップ 6

Router(config)# ip access-list<access list number>permit <ip source address>

 

Router(config)# access list 2 permit 10.4.0.0

関係するトラフィックを定義します。

(注) IP ネットワークへのトラフィック送信を回避するには、access list permit all コマンドは使用しないでください。これによって、コールが強制的に終了される場合があります。

ステップ 7

Router(config)# interface cellular <slot/wic/port>
 

Router (config)# interface cellular 0/1/0

セルラー インターフェイスを指定します。

ステップ 8

Router(config-if)# dialer string <string>
 

Router (config)# dialer string cdma

ダイヤラ スクリプトを指定します(chat script コマンドを使用して定義されます)。

浮動スタティック ルートを使用した DDR バックアップの設定

グローバル コンフィギュレーション モードの最初でセカンダリ インターフェイス上に浮動スタティック デフォルト ルートを設定するには、次の作業を実行します。


) ルータで ip classless がイネーブルにされていることを確認してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. ip route network-number network-mask {ip address | interface} [administrative distance] [name name]

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

 

Router# configure terminal

端末からグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# ip route network-number network-mask

{ip-address | interface} [administrative distance] [name name]

 

Router (config)# ip route 0.0.0.0 Dialer 2 track 234

指定されたインターフェイスを介して、設定されているアドミニストレーティブ ディスタンスを使用して、浮動スタティック ルートを確立します。

(注) プライマリ インターフェイスがダウンのときにのみ使用されるよう、バックアップ インターフェイスを介するルートに対して、より高位なアドミニストレーティブ ディスタンスを設定する必要があります。

音声開始データ コールバックまたはリモート ダイヤルイン(オプション

ダイヤルイン機能によって、セルラー音声接続要求が使用され、HWIC からのデータ コールバックが開始されます。


) 複数の PDP コンテキストがサポートされる HWIC では、たとえば、インターフェイス セルラー 0/x/0 などの最初の PDP コンテキストに対してのみ、コールバックが開始されます。


使用するモデムで、Voice-Initiated データ コールバックまたはリモート ダイヤルインを設定するには、特権 EXEC モードで次のコマンドを使用します。

手順の概要

1. dialer caller callback

2. show caller

3. debug cellular messages callback

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

Router# dialer caller <number> callback
 

Router# dialer caller 23456789 callback

ダイヤラ ロータリー グループ インターフェイスの発信者 ID スクリーニングを設定するか、または、着信コールを特定のダイヤラ プロファイルにバインドします。

no dialer caller callback コマンドを使用して、コールバックをディセーブルにします。

(注) 通常は、このコマンドを使用すると、non-exact モードでコール スクリーニングが実行されます。これは、設定されている発信者 ID または着信コールの発信者 ID 番号の 1 つが、より短い場合に、先頭の番号比較が無視されることを意味します。比較は、より短い番号の桁についてのみ、行われます。セルラー インターフェイスで dialer caller callback コマンドを設定するときに、ワイルドカード文字がない場合、ダイヤラ文字列で x が指定されるように、exact モードが強制的に使用されます。exact モードで、番号の長さまたは桁数が一致しない場合、コールバックは失敗します。

ステップ 2

Router# show caller

発信者 ID スクリーニングを表示します。

ステップ 3

Router# debug cellular <unit> messages callback
 
Router# debug cellular 0 messages callback

コールバック スクリーニングのドライバ レベル デバッグをイネーブルにします。


) dialer caller callback コマンドを複数回使用して、複数のコールバック番号を設定できます。


3G HWIC の設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「基本セルラー インターフェイスの設定」

「複数 PDP コンテキストの設定」

「セルラー インターフェイスを介するトンネルの設定」

「NAT と IPSec を使用したバックアップの 3G ワイヤレス モデム」

「Voice-Initiated データ コールバック」

基本セルラー インターフェイスの設定

次に、プライマリとして使用されるようセルラー インターフェイスを設定し、デフォルト ルートとして設定する例を示します。

chat-script gsm "" "ATDT*98*2#" TIMEOUT 60 "CONNECT"
 
!
interface Cellular0/0/0
ip address negotiated
encapsulation ppp
dialer in-band
dialer string gsm
dialer-group 1
async mode interactive
ppp chap hostname cisco@wwan.ccs
ppp chap password 0 cisco
ppp ipcp dns request
!
 
!
!
access-list 1 permit any
dialer-list 1 protocol ip list 1
!
line 0/0/0
exec-timeout 0 0
script dialer gsm
login
modem InOut
 

複数 PDP コンテキストの設定

chat-script pdp1 "" "atdt*98*1#" TIMEOUT 180 "CONNECT"
chat-script pdp2 "" "atdt*98*2#" TIMEOUT 180 "CONNECT"
 
interface Cellular0/1/0
bandwidth 237
ip address negotiated
encapsulation ppp
no sh
load-interval 30
dialer in-band
dialer idle-timeout 0
dialer string pdp1
dialer-group 1
no peer default ip address
async mode interactive
no ppp lcp fast-start
ppp chap hostname ccspbsc064.acfes.org
ppp chap password 0 nopassword
ppp ipcp dns request
routing dynamic
!
interface Cellular0/1/1
ip address negotiated
encapsulation ppp
no sh
load-interval 30
dialer in-band
dialer idle-timeout 100000
dialer string pdp2
dialer-group 1
no peer default ip address
async mode interactive
no ppp lcp fast-start
ppp chap hostname isp.cingular
ppp chap password 0 cingular1
ppp ipcp dns request
routing dynamic
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 Cellular0/1/0
ip route 60.60.60.60 255.255.255.255 Cellular0/1/1
dialer-list 1 protocol ip permit
 
line 0/1/0
exec-timeout 0 0
script dialer pdp1
login
modem InOut
no exec
transport input all
transport output all
autoselect during-login
autoselect ppp
speed 237000
 
line 0/1/1
exec-timeout 0 0
script dialer pdp2
login
modem InOut
no exec
transport input all
transport output all
autoselect during-login
autoselect ppp
speed 237000
 

セルラー インターフェイスを介するトンネルの設定

次に、トンネル インターフェイスが ip address unnumbered <cellular interface> で設定されている場合に、スタティック IP アドレスを設定する例を示します。

interface Tunnel2
ip unnumbered Cellular0/3/0
tunnel source Cellular0/3/0
tunnel destination 128.107.248.254
 
interface Cellular0/3/0
bandwidth receive 1400000
ip address 23.23.0.1 255.255.0.0
ip nat outside
ip virtual-reassembly
encapsulation ppp
no ip mroute-cache
dialer in-band
dialer idle-timeout 0
dialer string dial<carrier>
dialer-group 1
async mode interactive
no ppp lcp fast-start
ppp chap hostname <hostname>
ppp chap password 0 <password>
ppp ipcp dns request
 
! traffic of interest through the tunnel/cellular interface
ip route 10.10.0.0 255.255.0.0 Tunnel2
 

 

NAT と IPSec を使用したバックアップの 3G ワイヤレス モデム

次に、NAT および IPSec をバックアップとして、ルータ上に 3G ワイヤレス モデムを設定する例を示します。


) 送受信速度は設定できません。実際のスループットは、セルラー ネットワーク サービスによって異なります。


ip dhcp excluded-address 10.4.0.254
!
ip dhcp pool gsmpool
network 10.4.0.0 255.255.0.0
dns-server 66.209.10.201 66.102.163.231
default-router 10.4.0.254
!
!
chat-script gsm "" "atdt*98*1#" TIMEOUT 30 "CONNECT"
 
crypto isakmp policy 1
encr 3des
authentication pre-share
crypto isakmp key gsm address 128.107.241.234
!
!
crypto ipsec transform-set gsm ah-sha-hmac esp-3des
!
crypto map gsm1 10 ipsec-isakmp
set peer 128.107.241.234
set transform-set gsm
match address 103
!
!
interface ATM0/0/0
no ip address
ip virtual-reassembly
load-interval 30
no atm ilmi-keepalive
dsl operating-mode auto
!
interface ATM0/0/0.1 point-to-point
backup interface Cellular0/3/0
ip nat outside
ip virtual-reassembly
no snmp trap link-status
pvc 0/35
pppoe-client dial-pool-number 2
!
!
interface Cellular0/3/0
bandwidth receive 1400000
ip address negotiated
ip nat outside
ip virtual-reassembly
encapsulation ppp
no ip mroute-cache
dialer in-band
dialer idle-timeout 0
dialer string gsm
dialer-group 1
async mode interactive
no ppp lcp fast-start
ppp chap hostname cisco@wwan.ccs
ppp chap password 0 cisco
ppp ipcp dns request
crypto map gsm1
!
 
interface Vlan104
description used as default gateway address for DHCP clients
ip address 10.4.0.254 255.255.0.0
ip nat inside
ip virtual-reassembly
!
interface Dialer2
ip address negotiated
ip mtu 1492
ip nat outside
ip virtual-reassembly
encapsulation ppp
load-interval 30
dialer pool 2
dialer-group 2
ppp authentication chap callin
ppp chap hostname cisco@dsl.com
ppp chap password 0 cisco
ppp ipcp dns request
crypto map gsm1
!
ip local policy route-map track-primary-if
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 Dialer2 track 234
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 Cellular0/3/0 254
!
!
ip nat inside source route-map nat2cell interface Cellular0/3/0 overload
ip nat inside source route-map nat2dsl interface Dialer2 overload
!
ip sla 1
icmp-echo 209.131.36.158 source-interface Dialer2
timeout 1000
frequency 2
ip sla schedule 1 life forever start-time now
access-list 1 permit any
access-list 2 permit 10.4.0.0 0.0.255.255
access-list 3 permit any
access-list 101 permit ip 10.4.0.0 0.0.255.255 any
access-list 102 permit icmp any host 209.131.36.158
access-list 103 permit ip host 166.138.186.119 128.107.0.0 0.0.255.255
access-list 103 permit ip host 75.40.113.246 128.107.0.0 0.0.255.255
dialer-list 1 protocol ip list 1
dialer-list 2 protocol ip permit
!
!
route-map track-primary-if permit 10
match ip address 102
set interface Dialer2
!
route-map nat2dsl permit 10
match ip address 101
match interface Dialer2
!
route-map nat2cell permit 10
match ip address 101
match interface Cellular0/3/0
!
 
line 0/3/0
exec-timeout 0 0
script dialer dial gsm
login
modem InOut
 
 

Voice-Initiated データ コールバック

次に、ルータ上で Voice-Initiated データ コールバックを設定する例を示します。

 
hostname 1900
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
security passwords min-length 1
enable password lab
!
no aaa new-model
service-module wlan-ap 0 bootimage autonomous
!
no ipv6 cef
ip source-route
ip cef
 
!
!
multilink bundle-name authenticated
!
chat-script cdma "" "atdt#777" TIMEOUT 60 "CONNECT"
chat-script gsm "" "atdt*98*2#" TIMEOUT 180 "CONNECT"
!
!
license udi pid CISCO1941-W sn FHH1249P021
!
!
archive
log config
hidekeys
!
!
controller Cellular 0/0
!
!
!
interface Loopback1
ip address 1.1.1.1 255.255.255.255
!
interface Wlan-GigabitEthernet0/0
description Internal switch interface connecting to the embedded AP
!
interface GigabitEthernet0/0
no ip address
shutdown
duplex auto
speed auto
!
interface wlan-ap0
description Service module interface to manage the embedded AP
no ip address
shutdown
arp timeout 0
no mop enabled
no mop sysid
!
interface GigabitEthernet0/1
no ip address
shutdown
duplex auto
speed auto
!
interface Cellular0/0/0
ip address negotiated
encapsulation ppp
no ip mroute-cache
load-interval 30
dialer in-band
dialer pool-member 1
dialer-group 1
no peer default ip address
fair-queue 64 16 0
no ppp lcp fast-start
routing dynamic
!
interface Vlan1
no ip address
!
interface Dialer1
ip address negotiated
encapsulation ppp
dialer pool 1
dialer idle-timeout 0
dialer string cdma
dialer caller 9994082188382 callback
dialer-group 1
!
ip forward-protocol nd
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 Dialer1
!
no ip http server
no ip http secure-server
!
!
dialer-list 1 protocol ip permit
!
!
snmp-server group steeler3g v3 auth match exact notify 3gView
snmp-server community public RW
snmp-server community steeler3g-test RW
snmp-server enable traps c3g
snmp-server host 172.27.168.158 public c3g
snmp-server host 172.27.168.158 public udp-port 6059
!
control-plane
!
!
line con 0
exec-timeout 0 0
line aux 0
line 0/0/0
script dialer cdma
login
modem InOut
no exec
transport input all
transport output all
rxspeed 3100000
txspeed 1800000
line 67
no activation-character
no exec
transport preferred none
transport input all
transport output pad telnet rlogin lapb-ta mop udptn v120 ssh
line vty 0 3
password lab
login
!
exception data-corruption buffer truncate
scheduler allocate 20000 1000
end
 
1900#
 

モデム ファームウェアのアップグレード

固定式およびモジュラ式 ISR には、Sierra Wireless 社製の 3G モデムが搭載されています。モデムのファームウェアは、Cisco IOS コマンドを使用してアップグレードできます。ファームウェアは、tar 配布ファイルにパッケージ化されており、Cisco.com のワイヤレス ソフトウェア ダウンロード ページからダウンロードできます。次の手順を使用して、モデムのファームウェアをアップグレードします。


注意 モデムを新しいファームウェア バージョンにアップグレードする前に、新しいファームウェア バージョンが、使用しているサービス プロバイダーによって承認済みかどうかを確認してください。未承認のファームウェア バージョンをモデムで使用すると、ワイヤレス サービス プロバイダー ネットワークに悪影響を及ぼす可能性があります。


) 次に示した手順と同じ手順で、無線を介してファームウェアをリモートにダウンロードすることもできます。


使用している通信事業者で認証されている最新のファームウェア バージョンと、IOS の互換性については、次の Web サイトを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/networking_solutions_products_generic_content0900aecd80601f7e.html

手順の概要


ステップ 1 次の Web サイトにある Cisco ワイヤレス WAN ソフトウェアのダウンロード Web サイトを表示します。

http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=278875243


) リモート ダウンロードの場合、3G ワイヤレス リンクを使用して、Cisco.com からフラッシュ上に、これを転送できます。インターフェイスおよびダイヤラを再度アップ状態にするには、外部ダイヤラおよび固定ダイヤラを設定する必要があります。


ステップ 2 [Wireless Integrated Switches and Routers] から、適切な GSM ファームウェア リリースをダウンロードします。

ステップ 3 次の archive コマンドを使用して、ファームウェア配布ファイルからルータ フラッシュに untar します。

archive tar /xtract source-url destination-url

ステップ 4 次のコマンドを使用して、ファームウェア アップグレード プロセス処理を開始します。

microcode reload cellular pa-bay slot gsm modem-provision


) 3G が使用している唯一のリンクの場合、リモート ダウンロードでは、接続が失われます。ダウンロード後に、接続が回復します。手順 4 の記録を残す方法を選択した場合、フラッシュ上で、ダウンロード ステータス付きのファームウェア ログ ファイルが使用可能です。



 

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

次の Cisco ワイヤレス WAN の「ソフトウェア ダウンロード」Web サイトにアクセスします。

http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=278875243

Cisco ワイヤレス WAN ソフトウェアのダウンロード ページにアクセスできます。Cisco 3G のファームウェアを選択します。


) この Web サイトは、登録済みの Cisco.com ユーザのみが使用できます。


ステップ 2

[Wireless Integrated Switches and Routers] から、適切な GSM ファームウェア リリースをダウンロードします。

3G のルータからアクセス可能な TFTP/FTP サーバに、モデムのファームウェア パッケージをダウンロードします。

ステップ 3

router# archive tar /xtract source-url destination-url

 

 

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/MC8775_1_0_0_7_package.tar flash:

 

モデムのファームウェア パッケージのファイルの圧縮を解除し、3G のルータからアクセス可能な場所にコピーします。

source-url:ファームウェア TAR ファイル名のソースの場所の URL。有効な URL では、TFTP サーバ、HTTP サーバ、ルータ フラッシュ メモリを参照できます。

destination-url:tar ファイルが解凍される宛先の URL。ルータ フラッシュを使用します。

ステップ 4

router# microcode reload cellular pa-bay slot gsm modem-provision

ファームウェアのアップグレード プロセスを開始します。

pa-bay:HWIC に 0 を使用します。

slot:HWIC が差し込まれるスロット番号。


) リモート ダウンロードの場合、3G ワイヤレス リンクを使用して、Cisco.com からフラッシュ上に、これを転送できます。インターフェイスおよびダイヤラを再度アップ状態にするには、外部ダイヤラおよび固定ダイヤラを設定する必要があります。



注意 ファームウェア アップグレード プロセス中には、電源を切ったり、ルータのスイッチをオフにしたり、しないでください。これを行った場合、モデムがまったく動作しなくなる場合があります。

その他の参考資料

ここでは、モジュラ式および固定式の Cisco ISR での 3G の設定に関する参考資料を示します。

関連資料

関連トピック
参照先

サポートされるシスコのアンテナ

『Cisco Multiband Swivel Mount Dipole Antenna (3G-ANTM1919D)』

『Cisco Multiband Omnidirectional Ceiling Mount Antenna (3G-ANTM1916-CM)』

『Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE015-R)』

Cisco 3G Omnidirectional Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-OM)

『Cisco 3G Low Profile Outdoor Antenna (3G-ANTM-OUT-LP)』

『Cisco 3G Lightning Arrestor (3G-ACC-OUT-LA)』

『Cisco Single-Port Antenna Stand for Multiband TNC Male-Terminated Portable Antenna (3G-AE010-R)』

ハードウェアの設置

『Cisco Interface Cards Hardware Installation Guide』の第 13 章「 Connecting 3G Wireless High-Speed WAN Interface Cards to a Network

Cisco 880 シリーズ ISR のインストール情報については、『 Cisco 860 Series, Cisco 880 Series, and Cisco 890 Series Integrated Services Routers Hardware Installation Guide 』を参照してください。

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトには、数千ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

コマンド リファレンス

ここでは、新規コマンドおよび変更されたコマンドについて説明します。

cellular gsm band

cellular gsm mep unlock

cellular gsm plmn search

cellular gsm plmn select

cellular gsm profile create

cellular gsm sim change-pin

cellular gsm sim lock

cellular gsm sim unblock

cellular gsm sim unlock

debug cell-hwic driver

debug cell-hwic firmware

debug cell-hwic virt-con

debug cellular messages all

debug cellular messages async

debug cellular messages data

debug cellular messages management

gsm radio off

gsm sim authenticate

show cellular all

show cellular connection

show cellular hardware

show cellular network

show cellular profile

show cellular radio

show cellular security

show controllers cellular

show interfaces cellular

show run interface cellular

Electronic Serial Number(ESN)

ESN 番号は、16 進数表記でモデム ラベルに直接記載されています。Cisco IOS CLI の show cellular all コマンドを使用しても取得できます。

ESN 番号の出力例は、次のとおりです。

Profile Information
====================
Electronic Serial Number (ESN) = 0x603C9854

16 進数の ESN の 10 進数表記への変換

16 進数表記から 10 進数表記に ESN 番号を変換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ラベルからか CLI コマンドを使用して取得した、0x603C9854 という 8 桁の HEX ESN を例にとります。この番号は、次の 2 つの番号で構成されます。

0x60:シリアル番号

3C9854:製造者コード

ステップ 2 次のように、製造者コードを 10 進数に変換します。

16 進数の 0x60 は 10 進数の 96 です。

10 進数の値が 2 桁のみの場合、ゼロを前に付けて 3 桁に拡張します。

つまり、製造者コードは 096 です。

ステップ 3 次の例のように、シリアル番号を 10 進数に変換します。

16 進数の 0x3C9854 は 10 進数の 3971156 です。

10 進数の値が 8 桁未満の場合、ゼロを追加して 8 桁の番号にします。

つまり、シリアル番号は 03971156 です。

ステップ 4 完全な 11 桁の 10 進数 ESN 表記を取得するには、製造者コードおよびシリアル番号を組み合わせます。

製造者コード:096

シリアル番号:03971156

10 進数の ESN:09603971156


 

cellular gsm band

特定のバンドを手動で選択するには、特権 EXEC モードで cellular gsm band コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm band <band>


) モデムで選択可能なバンドのみがリスト表示されます。


 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値。

band

作成するプロファイルの数。最大 16 個のプロファイルを作成できます。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(15)T1

このコマンドが追加されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

次に、このコマンドの出力例を示します。

 
関連コマンド

 

コマンド
説明

既存の GSM プロファイルを削除します。

show cellular profile

作成されたモデム データ プロファイルを表示します。

cellular gsm mep unlock

Mobile Equipment Personalization(MEP)によってモデムがロックされている場合、サービス プロバイダーにロック解除コードを提出するには、特権 EXEC モードで cellular gsm mep unlock コマンドを使用します。

cellular <unit> gsm mep unlock <puk><new pin>]

 
構文の説明

unit

セルラー モデム

puk

通信事業者から取得する、ロック解除 CHV1 コード

pin

SIM カードをロックまたはロック解除するために通信事業者から提供される 4 ~ 8 文字のコード

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

15.1(1)T

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

show cellular security コマンドを使用して、モデムのステータスを確認します。

正確な MEP コードを使用してコマンドを入力した場合に、モデムが自動的にリセットされます。コードが不正確な場合、モデムが一時停止し、MEP コードを入力するよう通知が再送信されます。


) モジュラ式ルータについては、スロット/サブスロット/ポート番号をコマンドに入力する必要があります。固定式ルータについては、スロット/ポート番号を入力する必要があります。


モデム MEP がロックされていることを確認するには、show cellular security コマンドを使用します。次に、モデム MEP がロックされている場合の出力例を示します。

Router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = MEP locked
SIM User Operation Required = Enter MEP code
Number of Retries remaining = 255
Router#
 

 

次に、正しい MEP PIN を入力したときのこのコマンドの出力例を示します。

Router#cellular 0 gsm mep unlock 12348765
!!!WARNING: Modem will be MEP unlocked with PIN:12348765(8).
Interface will be shutdown for MEP unlock.
This will terminate any active data connection.Are you sure you want to proceed?[confirm]
MEP unlock code has been sent to modem for verfication
Resetting modem, please wait...
 
*Sep 26 01:36:04.103: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 26 01:36:04.103: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
*Sep 26 01:36:05.391: %LINK-5-CHANGED: Interface Cellular0, changed state to administratively down
*Sep 26 01:36:10.443: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 26 01:36:10.443: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
*Sep 26 01:36:17.551: %LINK-3-UPDOWN: Interface Cellular0, changed state to down
*Sep 26 01:36:45.867: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
Router#
Router#
Router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
Router#
 

 
関連コマンド

 

コマンド
説明

show cellular security

SIM のステータスおよびモデムのロック状態を表示します。

cellular gsm plmn search

使用可能な Public Land Mobile Network(PLMN; パブリック ランド モバイル ネットワーク)を検索するには、特権 EXEC モードで cellular gsm plmn search コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm plmn search

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、ユーザのいる場所で利用可能な PLMN または通信事業者ネットワークを検索します。このコマンドを発行すると、検索完了メッセージが表示されるまで待機する必要があります。その後、show cellular network コマンドを使用して利用可能な PLMN のリストを表示します。検索が完了するまで最大で 5 分程度かかることがあります。

次に、このコマンドの出力例を示します。

router# cellular 0/1/0 gsm plmn search
router#
Dec 12 07:37:15.147: Searching for available PLMNS...Please wait...
Dec 12 07:37:45.095: PLMN search done. Please use "show cellular x/x/x network" to see available PLMNS
c2800#sh cellular 0/1/0 network
<...deleted...>
Available PLMN's:
PLMN Name = <carrier name>
MCC = 310, MNC = 380
Status = Registered,, Network = Unknown
PLMN Name = <carrier name>
MCC = 310, MNC = 380
Status = Registered,Supports GPRS, Network = GSM
PLMN Name = <carrier name>
MCC = 310, MNC = 17
Status = Supports GPRS, Network = GSM

 
関連コマンド

コマンド
説明

cellular gsm plmn select

利用可能な PLMN を手動で、または自動的に選択できます。

cellular gsm plmn select

エリア内で利用可能な Public Land Mobile Network(PLMN; パブリック ランド モバイル ネットワーク)を手動で、または自動的に選択してモデムを接続するには、特権 EXEC モードで cellular gsm plmn select コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm plmn select {manual<mcc> <mnc>| auto}

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値。

manual

モデムの PLMN を手動で選択できます。

mcc

モバイル国番号。0 ~ 65535 の数字です。

mnc

モバイル ネットワーク コード。0 ~ 65535 の数字です。

auto

エリア内で利用可能な PLMN を自動的に選択します。

 
コマンド デフォルト

デフォルトでは、PLMN は自動に設定されています。

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

次に、cellular gsm plmn select manual コマンドの出力例を示します。この例では、MCC=310、MNC=17 の PLMN が選択されています。show cellular x/x/x network は、EDGE ネットワークに接続されたモデムを表示します。

Dec 12 07:38:43.799: Selecting PLMN mode to Manual...Please wait...
Dec 12 07:38:43.811: PLMN Selection Successful
 
router# show cellular 0/1/0 network
Current Service Status = Normal, Service Error = None
Current Service = Combined
Packet Service = EDGE (Attached)
Packet Session Status = Inactive
Current Roaming Status = Roaming
Network Selection Mode = Manual
Country = USA, Network = Cinglr
Mobile Country Code (MCC) = 310
Mobile Network Code (MNC) = 17
Location Area Code (LAC) = 230
Routing Area Code (RAC) = 1
Cell ID = 25573
Primary Scrambling Code = 0
PLMN Selection = Manual
Registered PLMN = Cingular , Abbreviated = Cinglr
Service Provider = ROGERS
 

次に、cellular gsm plmn select auto コマンドの出力例を示します。

router# cellular 0/1/0 gsm plmn select auto
router#
Dec 12 07:46:42.751: Selecting PLMN mode to Auto...Please wait...
Dec 12 07:46:42.763: PLMN Selection Successful
router#
router#sh cellular 0/1/0 network
Current Service Status = Normal, Service Error = None
Current Service = Combined
Packet Service = UMTS/WCDMA (Attached)
Packet Session Status = Inactive
Current Roaming Status = Roaming
Network Selection Mode = Automatic
Country = USA, Network = CINGULAR
Mobile Country Code (MCC) = 310
Mobile Network Code (MNC) = 380
Location Area Code (LAC) = 56997
Routing Area Code (RAC) = 253
Cell ID = 4503
Primary Scrambling Code = 169
PLMN Selection = Automatic
Registered PLMN = CINGULAR , Abbreviated = CINGULAR
Service Provider = ROGERS
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

cellular gsm plmn search

利用可能な Public Land Mobile Network(PLMN; パブリック ランド モバイル ネットワーク)を検索し、選択します。

cellular gsm profile create

新しい GSM プロファイルを作成します。

既存の GSM プロファイルを削除します。

cellular gsm profile create

新しいモデム データ プロファイルを作成するには、特権 EXEC モードで cellular gsm profile create コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm profile create <profile number><apn><pdp type><authentication><username><password>

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値。

profile number

作成するプロファイルの数。最大 16 個のプロファイルを作成できます。

apn

アクセス ポイント名。この情報はサービス プロバイダーから取得する必要があります。

pdp type

PDP タイプ。IPv4 または ppp に設定できます。デフォルト値は IPv4 です。

authentication

認証のタイプ。CHAP、PAP など。

username

サービス プロバイダーから提供されるユーザ名。

password

サービス プロバイダーから提供されるパスワード。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

username、password、authentication など、一部のコマンド パラメータは任意で、指定する必要はありません。複数のプロファイルを作成した場合、データ コールの設定に使用するプロファイルを指定するには、ATDT コマンド(ATDT*99*<profile number>#)にプロファイル番号を含めます。ATDT コマンド(ATDT*99#)にプロファイル番号を含めなかった場合は、プロファイル 1 が使用されます。

次に、このコマンドの出力例を示します。

router# cellular 0/0/0 gsm profile create 3 apn.com ipv4 chap GSM GSMPassword
 
Profile 3 will be created with the following values:
PDP type = IPv4
APN = apn.com
Authenticaton = CHAP
Username = GSM
Password = GSMPassword
Are you sure? [confirm]y
Profile 3 written to modem
 
 

 
関連コマンド

 

コマンド
説明

既存の GSM プロファイルを削除します。

show cellular profile

作成されたモデム データ プロファイルを表示します。

cellular gsm sim change-pin

SIM の CHV1 PIN を変更するには、特権 EXEC モードで cellular gsm sim change-pin コマンドを使用します。

cellular <unit> gsm sim change-pin <old pin><new pin>]

 
構文の説明

unit

セルラー モデム

pin

SIM カードをロックまたはロック解除するために通信事業者から提供される 4 ~ 8 桁の数字

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

15.0(1)XA

このコマンドが追加されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

一般に、PIN の変更に連続して 3 回失敗すると SIM がブロックされますが、この回数は通信事業者によって異なります。このコマンドを使用すると、モデムがリセットされます。
古い PIN を間違って入力した場合、PIN は変更されません。
SIM のステータスを確認するには、show cellular security コマンドを使用します。

次に、このコマンドの出力例を示します。

change SIM's PIN with SIM is not locked:
----------------------------------------
#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
#
#
#cellular 0 gsm sim change-pin ?
WORD Old PIN (Length 4 to 8 digits)
 
#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678 ?
<cr>
 
#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Change CHV1 failed: CHV1 verfication not enabled <<<=== SIM needs to be locked first
#
 
 

IOS での認証を使用した SIM PIN の変更

----------------------------------
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
#
#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Change CHV1 failed: Please remove 'gsm sim authenticate' from controller configuration and then retry this command
#
 
* User needs to remove Auth from IOS first before can change PIN
(config)#controller cellular 0
(config-controller)#no gsm sim authenticate 0 1234 <<<=== this needs to be done first before can change PIN
WARNING!!!This command will not unlock SIM. Please execute 'cellular <unit> gsm sim unlock <pin>' to unlock SIM.
Resetting modem. Call will be disconnected.
(config-controller)#
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-CELLULAR_INTERFACE_NOT_SHUTDOWN: WARNING: Cellular0 interface should be shutdown before removing modem. Reload Required to reset interface
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
(config-controller)#end
#
*Sep 28 18:00:48.167: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
*Sep 28 18:00:51.191: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 18:00:51.191: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
#
#
*Sep 28 18:01:26.535: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 18:01:26.655: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
#
 
#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Resetting modem, please wait...
 
CHV1 code change has been completed. Please enter the new PIN in controller configuration for verfication
#
#
*Sep 28 18:02:32.051: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 18:02:32.051: %CISCO800-2-CELLULAR_INTERFACE_NOT_SHUTDOWN: WARNING: Cellular0 interface should be shutdown before removing modem. Reload Required to reset interface
*Sep 28 18:02:38.159: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 18:02:38.159: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
*Sep 28 18:02:51.655: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
#
 
 

) PIN は数字でなければなりません。文字やその他のマークは使用できません。


 
関連コマンド

 

コマンド
説明

show cellular security

SIM のステータスおよびモデムのロック状態を表示します。

cellular gsm sim lock

サービス プロバイダーから提供された SIM カードをロックまたはロック解除するには、特権 EXEC モードで cellular gsm sim lock コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm sim lock <pin>

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

pin

SIM カードをロックまたはロック解除するために通信事業者から提供される数字


) このコードには数字だけが使用され、英字や他のマークは使用できません。


 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(15)T

このコマンドが追加されました。

15.1(1)T

このコマンドが変更されました。

 
使用上のガイドライン

SIM ロックを確認するには、show cellular slot/wic_slot/port security コマンドを使用します。
PIN を変更するには、cellular gsm sim change-pin コマンドを使用します。

次に、このコマンドの出力例を示します。

Router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
Router#
 
Router#cellular 0 gsm sim lock 1234
!!!WARNING: SIM will be locked with pin=1234(4).
Do not enter new PIN to lock SIM. Enter PIN that the SIM is configured with.
Call will be disconnected!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Router#
Router#
Router#
*Sep 28 17:33:04.052: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 17:33:04.056: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
*Sep 28 17:33:10.724: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 17:33:10.724: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
Router#
Router#
*Sep 28 17:33:46.032: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 17:33:46.140: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
Router#
Router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled <<<=== lock sim is enabled
SIM Status = Locked <<<=== no authentication, user can not use SIM
SIM User Operation Required = Enter CHV1 <<<=== enter "gsm sim authentication <0|7> <PIN>
Number of Retries remaining = 3
Router#
 
 

モデムの準備ができていない場合は、次のように出力されます。

Router#cellular 0 gsm sim unlock 1234
Cellular0 Modem is still in reset, we recommend to re-execute this cmd after 60 seconds
Router#
 
 
Router(config)#controller cellular 0
Router(config-controller)#gsm sim authenticate ?
0 Specifies an UNENCRYPTED (cleartext) PIN will follow
7 Specifies a HIDDEN PIN will follow
 
Router(config-controller)#gsm sim authenticate 0 1234
CHV1 configured and sent to modem for verification
Router(config-controller)#
Router(config-controller)#end
Router#
*Sep 28 17:38:02.516: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
Router#
Router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled <<<=== SIM locked is enabled
SIM Status = OK <<<=== authentication is correct, user may use SIM
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
Router#
 

ロックを確認する show cellular slot/wic_slot/port security の出力

 
Router#show cellular 0/1/0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled
SIM Status = Locked
SIM User Operation Required = Enter CHV1
Number of Retries remaining = 3
 
 

ロック状態のままの SIM による認証の削除

router(config)#controller cellular 0
router(config-controller)#no gsm sim authenticate 0 1234
WARNING!!!This command will not unlock SIM. Please execute 'cellular <unit> gsm sim unlock <pin>' to unlock SIM.
Resetting modem. Call will be disconnected.
router(config-controller)#
router(config-controller)#
*Sep 28 17:40:07.808: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 17:40:07.808: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN
router(config-controller)#
router(config-controller)#end
router#
*Sep 28 17:40:11.256: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
*Sep 28 17:40:14.700: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 17:40:14.700: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
router#
router#
*Sep 28 17:40:50.040: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 17:40:50.148: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP
router#

) モデムが稼動していないと、CPU の使用率が高くなります。


 
 

間違った認証を入力した場合は、次のように出力されます。

 
router(config)#controller cellular 0
router(config-controller)#gsm sim authenticate 0 45689
CHV1 configured and sent to modem for verification
router(config-controller)#end
router#
*Sep 28 17:42:14.700: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 17:42:14.700: %CELLWAN-2-SIM_CHV1_CONFIG_REMOVED: [Cellular0]: CHV1 verfication failed: Incorrect PIN configured. Erased the CHV1 code from router runnning configuration to avoid SIM blocking during modem reset/powercycle.
!!!WARNING: If the incorrect PIN is saved in router start-up configuration, please remove it manually to avoid SIM blocking during router reload
*Sep 28 17:42:15.468: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
router#
 
 

Cisco IOS で設定された認証を行わない、ロックされた SIM によるルータの起動

 
router#
*Sep 28 21:47:08.411: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 21:47:08.531: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
*Sep 28 21:47:16.675: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
router#
router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled
SIM Status = Locked
SIM User Operation Required = Enter CHV1
Number of Retries remaining = 3 <<<=== no lost to retries
router#
 
 

Cisco IOS で設定された認証を行う、ロック解除された SIM によるルータの起動

 
router#
*Sep 28 21:14:42.575: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
*Sep 28 21:14:45.575: %CELLWAN-2-SIM_SECURITY_SHUTDOWN: [Cellular0/0]: CHV1 PIN is configured while SIM is unlocked. Shutting down all PDP interfaces
*Sep 28 21:14:47.771: %CELLWAN-2-SIM_SECURITY_SHUTDOWN: [Cellular0/0]: CHV1 PIN is configured while SIM is unlocked. Shutting down all PDP interfaces
*Sep 28 21:14:50.611: %CELLWAN-2-SIM_SECURITY_SHUTDOWN: [Cellular0/0]: CHV1 PIN is configured while SIM is unlocked. Shutting down all PDP interfaces
router#
router#sh run
Building configuration...
 
Current configuration : 2057 bytes
!
!
controller Cellular 0
gsm sim authenticate 0 1234 <<<=== config remains with show run
!
!
interface Cellular0
ip address negotiated
encapsulation ppp
shutdown <<<=== PDP context should be shut down
!
router#
 
router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3 <<<=== no lost of retries
router#
 

 

次に、ロックされている SIM をロックした場合の出力例を示します。

 
router#cellular 0 gsm sim lock 1234
!!!WARNING: SIM will be locked with pin=1234(4).
Do not enter new PIN to lock SIM. Enter PIN that the SIM is configured with.
Call will be disconnected!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Lock CHV1 failed: SIM status = Locked
router#
 
 

次に、SIM がロックされていない場合に SIM PIN を変更する出力例を示します。

 
router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
router#
router#
router#cellular 0 gsm sim change-pin ?
WORD Old PIN (Length 4 to 8 digits)
 
router#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678 ?
<cr>
 
router#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Change CHV1 failed: CHV1 verfication not enabled <<<=== SIM needs to be locked first
router#
 
 

Cisco IOS での認証を使用した SIM の PIN の変更

 
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
router#
router#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Change CHV1 failed: Please remove 'gsm sim authenticate' from controller configuration and then retry this command
router#
 

) IOS から認証を削除してから、PIN を変更する必要があります。


router(config)#controller cellular 0
router(config-controller)#no gsm sim authenticate 0 1234 <<<=== this needs to be done first before can change PIN
WARNING!!!This command will not unlock SIM. Please execute 'cellular <unit> gsm sim unlock <pin>' to unlock SIM.
Resetting modem. Call will be disconnected.
router(config-controller)#
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-CELLULAR_INTERFACE_NOT_SHUTDOWN: WARNING: Cellular0 interface should be shutdown before removing modem. Reload Required to reset interface
*Sep 28 18:00:44.999: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
router(config-controller)#end
router#
*Sep 28 18:00:48.167: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
*Sep 28 18:00:51.191: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 18:00:51.191: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
router#
router#
*Sep 28 18:01:26.535: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 18:01:26.655: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
router#
 
router#cellular 0 gsm sim change-pin 1234 5678
!!!WARNING: SIM PIN will be changed from:1234(4) to:5678(4)
Call will be disconnected. If old PIN is entered incorrectly in 3 attempt(s), SIM will be blocked!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Resetting modem, please wait...
 
CHV1 code change has been completed. Please enter the new PIN in controller configuration for verfication
router#
router#
*Sep 28 18:02:32.051: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 18:02:32.051: %CISCO800-2-CELLULAR_INTERFACE_NOT_SHUTDOWN: WARNING: Cellular0 interface should be shutdown before removing modem. Reload Required to reset interface
*Sep 28 18:02:38.159: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 18:02:38.159: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
*Sep 28 18:02:51.655: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
 
 

 

コマンド
説明

show cellular security

SIM のステータスおよびモデムのロック状態を表示します。

cellular gsm sim change-pin

SIM の CHV1 PIN を変更します。

cellular gsm sim unblock

CHV1 がブロックされている場合にサービス プロバイダーから提供された SIM カードのブロックを解除するには、特権 EXEC モードで cellular gsm sim unblock コマンドを使用します。

cellular <unit> gsm sim unblock <puk><new pin>]

 
構文の説明

unit

SIM のブロックを解除するセルラー デバイス

puk

通信事業者から取得するブロックを解除する 8 桁の CHV1 コード

pin

SIM カードをロックまたはロック解除するために通信事業者から提供される 4 ~ 8 文字のコード

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

15.1(1)T

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ロック解除モードを確認するには、show cellular slot/wic_slot/port security コマンドを使用します。


) 一般的に、ロック解除コードを 10 回間違って入力するとデバイスが無期限にブロックされ、SIM が使用できなくなります。許可される試行回数は SIM によって異なります。


次に、このコマンドの出力例を示します。

Router#Cellular 0/1/0 gsm sim unblock 60265772 1234
!!!WARNING: SIM will be unblocked with PUK=60265772(8).
If successful, SIM will be locked with new PIN:1234(4)!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
Resetting modem, please wait...
 
CHV1 unblock has been completed. Please enter the new PIN in controller configuration for verfication
router#
router#
router#
*Sep 28 18:11:37.263: %CISCO800-2-MODEM_REMOVAL_DETECTED: Cellular0 modem is now REMOVED
*Sep 28 18:11:37.263: %CISCO800-2-CELLULAR_INTERFACE_NOT_SHUTDOWN: WARNING: Cellular0 interface should be shutdown before removing modem. Reload Required to reset interface
*Sep 28 18:11:37.263: %CISCO800-2-MODEM_DOWN: Cellular0 modem is now DOWN.
*Sep 28 18:11:44.183: Sierra Wireless 501modem is detected
*Sep 28 18:11:44.183: %CISCO800-2-MODEM_INSERTED_DETECTED: Cellular0 modem is now INSERTED
*Sep 28 18:12:19.467: %CELLWAN-2-SIM_LOCKED: [Cellular0]: SIM is locked
*Sep 28 18:12:19.575: %CISCO800-2-MODEM_UP: Cellular0 modem is now UP.
router#
router#
router#sh cellular 0 security
Card Holder Verification (CHV1) = Enabled
SIM Status = Locked
SIM User Operation Required = Enter CHV1
Number of Retries remaining = 3
router#
 

 
関連コマンド

 

コマンド
説明

show cellular security

SIM のステータスおよびモデムのロック状態を表示します。

cellular gsm sim unlock

サービス プロバイダーから提供された SIM カードのロックを解除するには、特権 EXEC モードで cellular gsm sim unlock コマンドを使用します。

cellular slot/wic_slot/port gsm sim unlock <pin>]

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

pin

SIM カードをロックまたはロック解除するために通信事業者から提供される 4 ~ 8 桁の数字

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(15)T1

このコマンドが追加されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

ロック解除モードを確認するには、show cellular slot/wic_slot/port security コマンドを使用します。

次に、このコマンドの出力例を示します。

Router#Cellular 0/1/0 gsm sim unlock 1234
!!!WARNING: SIM will be unlocked with pin=1234(4), call will be disconnected!!!
Are you sure you want to proceed?[confirm]
 
 
 

 
関連コマンド

 

コマンド
説明

show cellular security

SIM のステータスおよびモデムのロック状態を表示します。

debug cell-hwic driver

セルラー インターフェイスの Cisco IOS ドライバをデバッグするには、EXEC モードで debug cell-hwic driver コマンドを使用します。

debug cell-hwic slot/wic_slot/port driver { crcdump | errdump | errors }

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

crcdump

CRC エラーの詳細

errdump

その他のエラーの詳細

errors

エラーのデバッグ

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC(#)

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

debug cellular firmware

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

debug cellular messages dm

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

debug cell-hwic firmware

Cisco IOS ファームウェア情報を表示するには、EXEC モードで debug cell-hwic firmware コマンドを使用します。

debug cellular slot/wic_slot/port firmware

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

12.4(22)YB1

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(22)YB1 に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

debug cell-hwic driver

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

debug cellular messages dm

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示するには、EXEC モードで debug cell-hwic virt-con コマンドを使用します。

debug cell-hwic slot/wic_slot/port virt-con { clear | disable | dump-data-structs | log | monitor | wrapper-on | wrapper-off }

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値。

clear

(任意)仮想コンソール デバッグ ログ メッセージをすべてクリアします。

disable

(任意)仮想コンソールのリアルタイム デバッグ モニタリングをディセーブルにします。

dump-data-structurs

(任意)仮想コンソールのデータ構造をダンプします。

log

(任意)デバッグ ログから仮想コンソール メッセージを表示します。

monitor

(任意)リアルタイム仮想コンソール デバッグ メッセージのモニタリングをイネーブルにします。

wrapper-on

(任意)仮想コンソール ログ メッセージのラップアラウンドをディセーブルにします。

wrapper-off

(任意)仮想コンソール ログ メッセージのラップアラウンドをイネーブルにします。

 
コマンド デフォルト

このコマンドにはデフォルトはありません。

 
コマンド モード

EXEC(#)

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

12.2SX

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。

12.4(22)YB1

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(22)YB1 に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages all

Cisco IOS ドライバのデバッグ メッセージをすべて印刷します。

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

debug cell-hwic driver

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

debug cell-hwic firmware

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

debug cellular messages dm

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cellular messages all

Cisco IOS ドライバのデバッグ メッセージをすべて印刷するには、EXEC モードで debug cellular messages all コマンドを使用します。

debug cellular slot/wic_slot/port messages all

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグするには、EXEC モードで debug cellular messages async コマンドを使用します。

debug cellular slot/wic_slot/port messages async

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages all

Cisco IOS ドライバのデバッグ メッセージをすべて印刷します。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷するには、EXEC モードで debug cellular messages data コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port messages data

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages all

Cisco IOS ドライバのデバッグ メッセージをすべて印刷します。

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷します。

Qualcomm CDMA チップセットからの Diagnostics Monitor(DM)メッセージを印刷します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

debug cellular messages management

CnS などの管理パス メッセージを印刷するには、EXEC モードで debug cellular messages management コマンドを使用します。

debug cellular slot/wic_slot/port messages management

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドはデバッグ目的だけに使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

debug cellular messages all

Cisco IOS ドライバのデバッグ メッセージをすべて印刷します。

debug cellular messages async

セルラーの非同期をデバッグします。

debug cellular messages data

Cisco IOS データ パスのデバッグ メッセージを印刷します。

Cisco IOS ドライバをデバッグします。

Cisco IOS ファームウェア情報を表示します。

debug cell-hwic virt-con

Nios II コンソール ドライバ メッセージをリダイレクトして、Cisco IOS ルータ コンソール環境で表示します。

gsm radio off

特にワイヤレス ユーザ密度が高いエリアで PDP コンテキストが使用されていない場合に無線ハードウェア リソースをシャットダウンし、省電力モードをオンにするには、コンフィギュレーション モードで gsm radio off コマンドを使用します。

gsm radio off

省電力モードをオフにするには、つまり無線をオンにするには、このコマンドの no 形式を使用します。このコマンドの no 形式を使用する場合は、セルラー インターフェイスで no shut コマンドも入力する必要があります。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

15.1(1)T

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

HWIC または Cisco ISR で省電力モードが ON か OFF かを確認するには、show controller cellular <pabay><hwic slot><subslot> コマンドまたは show run コマンドを使用し、該当する情報を確認します。

次に、正しい MEP PIN を入力したときのこのコマンドの出力例を示します。

Router(config-controller)#gsm radio off
Warning: Not all PDP contexts are in shutdown state
Please shutdown all the interfaces manually and re-enter this command.
Router(config-controller)#
Router(config-controller)#int c0
Router(config-if)#shut
Router(config-if)#
Router(config-if)#exit
Router(config)#controller cellular 0
Router(config-controller)#gsm radio off
WARNING(Controller cellular 0/0): Radio power OFF setting will NOT persists if router
or modem resets. Save to startup configuration.Use "no gsm radio off" to turn radio power ON
 
Router(config-controller)#end
Router
 

確認するには、show run、show controller、または show cellular radio コマンドを使用します。次に、3 つのコマンドで無線をオフにした場合の出力例を示します。

show run
Router#sh run
Building configuration...
!
controller Cellular 0
gsm radio off <<<===
!
 
show controller c0
Router#sh controller cellular 0
 
Interface Cellular0
3G Modem-HSPA/UMTS/EDGE/GPRS-850/900/1800/1900/2100MHz / Global,
Power save mode is ON <<<====
 
show cellular 0 radio
Router#sh cellular 0 radio
Radio power mode = OFF <<<===, Reason = User request
Current Band = None, Channel Number = 0
Current RSSI = -110 dBm
Band Selected = Auto
Number of nearby cells = 1
Cell 1
Primary Scrambling Code = 0xA9
RSCP = -100 dBm, ECIO = -12 dBm
 
Router#
#

 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

gsm sim authenticate

確認のために SIM CHV1 コードを保存するには、コンフィギュレーション モードで gsm sim authenticate <pin> コマンドを使用します。

gsm sim authenticate <pin>

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

15.1(1)T

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

HWIC または Cisco ISR で省電力モードが ON か OFF かを確認するには、show controller cellular <pabay><hwic slot><subslot> コマンドまたは show run コマンドを使用し、該当する情報を確認します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular all

すべてのモデム情報を 1 つのリストで表示するには、特権 EXEC モードで show cellular all コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port all

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「3G-HWIC-GSM の出力例」

「3G-HWIC-CDMA の出力例」

3G-HWIC-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の show cellular all コマンドの出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 all
 
Hardware Information
====================
Modem Firmware Version = U1_2_22MCAP G:/WORK
Modem Firmware built = 04/17/06
Hardware Version = E2
International Mobile Subscriber Identity (IMSI) = 001012345678901
International Mobile Equipment Identity (IMEI) = 352678010002779
Factory Serial Number (FSN) = S2128751274E2OK
Modem Status = Online
Current Modem Temperature = 28 deg C, State = Normal
 
Profile Information
====================
Profile 1 = INACTIVE*
--------
PDP Type = IPv4, Header Compression = OFF
Data Compression = OFF
Access Point Name (APN) = vpn.com
Authentication = CHAP
Username: wapuser1, Password: wap
 
* - Default profile
 
Data Connection Information
===========================
Data Transmitted = 0 bytes, Received = 0 bytes
Profile 1, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 2, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 3, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 4, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 5, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 6, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 7, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 8, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 9, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 10, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
router#
Network Information
===================
Current Service Status = No service, Service Error = None
Current Service = Invalid
Packet Service = None
Packet Session Status = Inactive
Current Roaming Status = Home
Network Selection Mode = Automatic
Country = 0, Network =
Mobile Country Code (MCC) = 0
Mobile Network Code (MNC) = 0
Location Area Code (LAC) = 0
Routing Area Code (RAC) = 255
Cell ID = 0
Primary Scrambling Code = 0
PLMN Selection = Automatic
 
Radio Information
=================
Current Band = None, Channel Number = 0
Current RSSI = -110 dBm
 
Modem Security Information
==========================
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
router#
 

3G-HWIC-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 3、ポート 0 の show cellular all コマンドの出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 all
 
Hardware Information
====================
Modem Firmware Version = p2005600
Modem Firmware built = 11-14-06
Hardware Version = 1.0
Electronic Serial Number (ESN) = 0x6032688F [09603303567]
Preferred Roaming List (PRL) Version = 20224
Current Modem Temperature = 32 degrees Celsius
 
Profile Information
====================
Electronic Serial Number (ESN) = 0x6032688F [09603303567]
Modem activated = YES
 
Account Information:
======================
Activation Date: Not available
Phone Number (MDN) : 9135938079
Mobile Station Identifier (MSID) : 9135938079
 
Data Profile Info:
=====================
Number of data profiles configured : 2
Current active data profile : 1
 
Data Profile 0 Information
==================================
NAI (Network Access Identifier) = 6032688F@hcm.sprintpcs.com
MN-HA SS = Set
MN-HA SPI = 1234
MN-AAA SS = Set
MN-AAA SPI = 1234
Reverse Tunneling Preference = Set
Home Address = 0.0.0.0
Primary Home Agent Address = 68.28.15.12
Secondary Home Agent Address = 68.28.31.12
 
Data Profile 1 Information (Active)
==================================
NAI (Network Access Identifier) = productmarketing432@sprintpcs.com
MN-HA SS = Set
MN-HA SPI = 1234
MN-AAA SS = Set
MN-AAA SPI = 1234
Reverse Tunneling Preference = Set
Home Address = 0.0.0.0
Primary Home Agent Address = 68.28.81.76
Secondary Home Agent Address = 68.28.89.76
 
 
Data Connection Information
===========================
Phone number of outgoing call =
HDR AT State = Idle, HDR Session State = Open
HDR Session Info:
UATI (Hex) = 0084:0AC0:0000:0000:000A:05DC:A821:DCFC
Color Code = 32, RATI = 0xFFFFFFFF
Session duration = 0 msecs, Session start = 0 msecs
Session end = 0 msecs, Authentication Status = Not authenticated
HDR DRC Value = 11, DRC Cover = 0, RRI = Pilot only
Current Transmitted = 0 bytes, Received = 0 bytes
Total Transmitted = 0 KB, Received = 0 KB
Current Call Status = DISCONNECTED
Current Call Duration = 30 secs
Total Call Duration = 4482879 seconds
Current Call State =
Last Call Disconnect Reason = Base station release (No reason)
Last Connection Error = None
HDR DDTM (Data Dedicated Transmission Mode) Preference = Off
Mobile IP Error Code (RFC-2002) = 0 (Registration accepted)
 
Network Information
===================
Current Service = 1xEV-DO (Rev A) and 1xRTT
Current Roaming Status(1xRTT) = HOME, (HDR) = HOME
Current Idle Digital Mode = HDR
Current System Identifier (SID) = 4183
Current Network Identifier (NID) = 87
Current Call Setup Mode = Mobile IP only
Serving Base Station Longitude = 0 deg 0 min 0 sec
Serving Base Station Latitude = 0 deg 0 min 0 sec
Current System Time = Tue Feb 6 15:12:18 2007
 
Radio Information
=================
1xRTT related info
------------------
Current RSSI = -94 dBm, ECIO = -8 dBm
Current Channel Number = 50
Current Channel State = Acquired
Current Band Class = Band Class 1
 
HDR (1xEVDO) related info
-------------------------
Current RSSI = -83 dBm, ECIO = -0 dBm
Current Channel Number = 25
Current Band Class = Band Class 1
Sector ID (Hex) = 0084:0AC0:0000:0000:000A:05DC:A801:1202
Subnet Mask = 104, Color Code = 32, PN Offset = 240
Rx gain control(Main) = 0 dBm, Diversity = Unavailable
Tx total power = -2 dBm, Tx gain adjust = 1536 dBm
Carrier to interference (C/I) ratio = 7
 
Modem Security Information
==========================
Modem PIN Security UNLOCKED
Power-up lock DISABLED
 
OMA DM Information
==================
Configuration info
------------------
DM Support = Enabled
Max DM account = 1, DM account in use = 1
DM account changed = No
Device Configuration:
Client-Initiated = Supported, Enabled
Network-Initiated = Supported, Enabled
PRL Update:
Client-Initiated = Supported, Enabled
Network-Initiated = Supported, Enabled
Firmware Update:
Client-Initiated = Not supported, Disabled
Network-Initiated = Not supported, Disabled
Hands Free Activation:
Device-Initiated = Supported, Enabled
Hands Free Activation attempted = Yes
 
DM session state info
---------------------
DM session state = Session not active
Last session type = PRL Update
Last session initiator = Unspecified
Last session UI mode = Hidden
Last session result = Failed, Error code:0x100(Client (user) aborted)
Last session updated = No
Network-Initiated alert info
----------------------------
NIA state = No NIA pending
Session type = Unspecified
Standard UI mode = Unspecified
Special UI mode = Unspecified
Router#
 
 
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

Over the Air Service Provisioning(OTASP)を使用してセルラー アカウントを有効にします。

show cellular hardware

セルラー モデム ハードウェア情報を表示します。

show cellular network

セルラー ネットワーク(基地局)情報を表示します。

show cellular profile

セルラー プロファイル情報を表示します。

OMA-DM セッションの詳細を表示します。

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

show cellular security

モデムのロック状態を表示します。

show controllers cellular

セルラー モデムによって受信された SMS メッセージを表示します。

show cellular connection

現在アクティブな接続状態およびデータ統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show cellular connection コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port connection

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「3G-HWIC-GSM の出力例」

「3G-HWIC-CDMA の出力例」

3G-HWIC-GSM の出力例

次に、スロット 1、wic スロット 0、ポート 1 の出力例を示します。

router# show cellular 1/0/1 connection
Data Transmitted = 1066807500 bytes, Received = 1066807500 bytes
Profile 1, Packet Session Status = ACTIVE
IP address = 1.5.97.2
Profile 2, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
 

表 10 に、各出力フィールドを示します。

 

表 10 出力の説明

フィールド
説明

Data Transmitted

モデムによって送信された全データ。クリアするには、clear counters コマンドを使用します。

Data Received

モデムによって受信された全データ。クリアするには、clear counters コマンドを使用します。

Profile <profile number>

モデムに設定されたプロファイルを表示します。合計 16 個のプロファイルを設定できます。

Packet Session Status

プロファイルの Packet Data Protocol(PDP; パケット データ プロトコル)セッションのステータス。コールが発信され、モデムで PDP コンテキストがアクティブになると、アクティブになります。

IP Address

IPCP ネゴシエーション時に受信されたセルラー インターフェイスの IP アドレス。

Inactivity Reason

プロファイルがアクティブでない理由。

3G-HWIC-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の show cellular connection コマンドの出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 connection
 
Phone number of outgoing call =
HDR AT State = Idle, HDR Session State = Open
HDR Session Info:
UATI (Hex) = 0084:0AC0:0000:0000:000A:05DC:A821:DCFC
Color Code = 32, RATI = 0xFFFFFFFF
Session duration = 0 msecs, Session start = 0 msecs
Session end = 0 msecs, Authentication Status = Not authenticated
HDR DRC Value = 11, DRC Cover = 0, RRI = Pilot only
Current Transmitted = 0 bytes, Received = 0 bytes
Total Transmitted = 0 KB, Received = 0 KB
Current Call Status = DISCONNECTED
Current Call Duration = 30 secs
Total Call Duration = 4482879 seconds
Current Call State =
Last Call Disconnect Reason = Base station release (No reason)
Last Connection Error = None
HDR DDTM (Data Dedicated Transmission Mode) Preference = Off
Mobile IP Error Code (RFC-2002) = 0 (Registration accepted)
router#
 

表 11 に、各出力フィールドを示します。

 

表 11 CDMA の出力例の説明

フィールド
説明

Phone number of outgoing call

ダイヤルされたデータ コールの電話番号を表示します。

HDR AT State

AT 状態を表示します。ダイヤル アウト中にモデムから CONNECT が受信されると、CONNECTED と表示されます。これは 1xEVDO だけで有効です。

HDR Session State

HDR セッションが確立されると、OPEN と表示されます。これは 1xEVDO だけで有効です。

UATI

セッション確立時にモデムまたは Access Terminal(AT; アクセス端末)によって基地局から取得される Unicast Access Terminal Identifier(UATI)。

Color Code

セクターの HDR セッション カラー コード。

RATI

セッションを開くために使用される HDR ランダム アクセス端末識別子。

Session Duration

HDR セッションの継続時間(ミリ秒)。

Session Start

セッション開始時の電話機のアップタイム(ミリ秒)

Session End

セッション終了時の電話機のアップタイム(ミリ秒)

Authentication Status

モデムまたはアクセス端末の基地局との認証ステータス。

HDR DRC Value

アクセス端末によって指定されたデータ レート チャネル値。アクセス端末は、DRC 値を使用して要求された送信レートを指定します。

DRC Cover

アクセス端末が送信セクターを指定するのに使用する DRC カバー値。

RRI

リバース トラフィック D チャネルのレートを表示します。

Current Transmitted

モデムから基地局に送信されたバイト数。これはコールが切断されるとクリアされます。

Current Received

モデムによって基地局から受信されたバイト数。これはコールが切断されるとクリアされます。

Current call status

CONNECTED、DISCONNECTED、DORMANT、CONNECTING、ERROR など、モデムの現在のコール ステータス。

Privacy Mode

進行中のコールの現在のプライバシー ステータス。

Service Option

進行中のコールのサービス オプション。

Current Call Duration

進行中のコールの通話時間。コール ステータスが DISCONNECTED の場合は、前回のコールの通話時間が表示されます。

Total Transmitted

モデムから送信された総キロバイト数。クリアするには、 clear counters コマンドを使用します。

Total Received

モデムによって受信された総キロバイト数。クリアするには、 clear counters コマンドを使用します。

Total Call Duration

モデムから発信されたコールの総通話時間。進行中のコールが切断されると更新されます。

Current Call State

発信されたコールのタイプを表示します。

Last Call Disconnect Reason

直近のコールが切断された理由を表示します。

Last Connection Error

コール ステータスにエラーが表示された場合のエラー コードを表示します。

Mobile IP Error Code

コールがモバイル IP コールの場合に、RFC-2002 に従ってエラー コードを表示します。


) 現在のコール設定モードは Simple IP only です。この場合、show cellular connection では Mobile IP Error Code は表示されません。コール設定モードが「Mobile IP only」モードまたは「Mobile IP Preferred with SIP fallback」モードの場合は、Mobile IP Error Code が表示されます。


 
関連コマンド

コマンド
説明

Over-the-Air Service(OTA)手順を使用してセルラー アカウントを手動で有効にします。

show cellular hardware

セルラー モデム ハードウェア情報を表示します。

show cellular network

セルラー ネットワーク(基地局)情報を表示します。

show cellular profile

セルラー プロファイル情報を表示します。

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

show cellular security

モデムのロック状態を表示します。

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show cellular hardware

セルラー モデム ハードウェア情報を表示するには、特権 EXEC モードで show cellular hardware コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port hardware

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「HWIC-3G-GSM の出力例」

「HWIC-3G-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 hardware
Modem Firmware Version = H1_0_0_1MCAP C:/WS/
Modem Firmware built = 09/08/06
Hardware Version = 1.0
International Mobile Subscriber Identity (IMSI) = <number>
International Mobile Equipment Identity (IMEI) = <number>
Factory Serial Number (FSN) = X2819460254100D
Modem Status = Online
Current Modem Temperature = 33 deg Celsius, State = Normal
 

 

表 12 show cellular hardware コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Modem Firmware Version

モデムのファームウェア バージョン。

Modem Firmware Built

ファームウェアの作成日(mm-dd-yy 形式)。

Hardware Version

モデムのハードウェア バージョン。

International Mobile Subscriber Identity (IMSI)

IMSI は SIM に格納されます。IMSI は、Mobile Country Code(MCC; モバイル国番号)(3 桁)と Mobile Network Code(MNC; モバイル ネットワーク コード)(北米は 3 桁、それ以外は 2 桁)、および Mobile Station Identification Number(MSIN)で構成されます。IMSI の MCC と MNC は、Public Land Mobile Network(PLMN; パブリック ランド モバイル ネットワーク)の加入者を識別します。

International Mobile Equipment Identity (IMEI)

GSM/UMTS ネットワーク内のモデムを一意に識別する番号。

Factory Serial Number (FSN)

モデムの一意のシリアル番号。

Modem Status

モデムが正常に起動されていると、オンラインになります。モデムが起動されていないと、オフラインになり、モデムは使用できません。

Current Modem Temperature

モデムの無線温度(摂氏)。温度が -15 ~ 85°C(5 ~ 185°F)の場合は、通常の状態です。限界温度の 108°C(226.4°F)に近づくと、モデムはシャットダウンされます。

HWIC-3G-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 hardware
 
Modem Firmware Version = p2005600
Modem Firmware built = 11-14-06
Hardware Version = 1.0
Electronic Serial Number (ESN) = 0x603C98E1 [1614584033]
Preferred Roaming List (PRL) version = 20224
Current Modem temperature = 31 degrees Celsius
 
 

表 13 に、各出力フィールドを示します。

 

表 13 show cellular hardware コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Modem Firmware Version

モデムのファームウェア バージョン。

Modem Firmware Built

ファームウェアの作成日(mm-dd-yy 形式)。

Hardware Version

モデムのハードウェア バージョン。

Electronic Serial Number (ESN)

モデムの一意のシリアル番号。16 進形式および 10 進形式で表示されます。

Preferred Roaming List (PRL) Version

PRL バージョンはサービス プロバイダーに固有です。モデムがスキャンする必要があるチャネルをモデムに示します。

Current Modem Temperature

モデムの無線温度(摂氏)。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

show cellular security

モデムのロック状態を表示します。

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show cellular network

通信事業者のネットワークおよびサービスに関する情報を表示するには、特権 EXEC モードで show cellular network コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port network

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力は異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「HWIC-3G-GSM の出力例」

「HWIC-3G-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-GSM の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 network
Current Service Status = Normal, Service Error = None
Current Service = Combined
Packet Service = UMTS/WCDMA (Attached)
Packet Session Status = Inactive
Current Roaming Status = Roaming
Network Selection Mode = Automatic
Country = USA, Network = CINGULAR
Mobile Country Code (MCC) = 310
Mobile Network Code (MNC) = 380
Location Area Code (LAC) = 56997
Routing Area Code (RAC) = 253
Cell ID = 4503
Primary Scrambling Code = 169
PLMN Selection = Automatic
Registered PLMN = Cingular , Abbreviated =
Service Provider =
 

表 14 に、各出力フィールドを示します。

 

表 14 GSM の show cellular hardware コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Current Service Status

サービスが利用可能かどうかを表示します。

Current Service Error

サービスがない場合にエラーを表示します。

Current Idle Digital Mode

モデムのアイドル モード。

Packet Service

利用可能なサービスのタイプを表示します。通常動作には、モデムを接続する必要があります。

Packet Session Status

PDP セッションのステータス。データ転送が行われると、パケット セッションがアクティブになります

Current Roaming Status

モデムがホーム ネットワークに接続しているか、ローミングしているかを表示します。

Network Selection Mode

手動選択モードまたは自動選択モードです。デフォルトでは自動に設定されています。

Country

基地局から付与される国ストリング。

Network

基地局から付与されるネットワーク ストリング。

Mobile Country Code

基地局から付与される国番号。基地局から付与された国番号が IMSI の MCC と一致し、基地局から付与されたネットワーク コードが IMSI の MNC と一致する場合、モデムはホーム ネットワークにだけ接続されます。

Mobile Network Code

基地局から付与されるネットワーク コード。基地局から付与された国番号が IMSI の MCC と一致し、基地局から付与されたネットワーク コードが IMSI の MNC と一致する場合、モデムはホーム ネットワークにだけ接続されます。

Location Area Code

基地局から付与される LAC。

Routing Area Code

基地局から付与される RAC。

Cell ID

基地局から付与されるセル ID。

PLMN Selection

デフォルト値は自動です。

HWIC-3G-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 network
 
Current Service = 1xEV-DO (Rev A) and 1xRTT
Current Roaming Status(1xRTT) = HOME, (HDR) = HOME
Current Idle Digital Mode = HDR
Current System Identifier (SID) = 4183
Current Network Identifier (NID) = 87
Current Call Setup Mode = Mobile IP only
Serving Base Station Longitude = 0 deg 0 min 0 sec
Serving Base Station Latitude = 0 deg 0 min 0 sec
Current System Time = Tue Feb 6 15:16:9 2007
 

 

表 15 CDMA の show cellular hardware コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Current Service

モデムが接続しているサービス。

Current Roaming Status

モデムがホーム ネットワークに接続しているか、ローミングしているかを表示します。

Current Idle Digital Mode

モデムのアイドル モード。

Current System Identifier

モデムによって受信された SID(1xRTT だけに適用されます)。

Current Network Identifier

モデムによって受信された NID(1xRTT だけに適用されます)。

Current BSS Longitude/Latitude

BSS の地理的な場所(この情報を BSS から受信した場合)。

Current System Time

基地局から受信したシステム時刻。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

show cellular security

モデムのロック状態を表示します。

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show cellular profile

セルラー プロファイル情報を表示するには、特権 EXEC モードで show cellular profile コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port profile

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「HWIC-3G-GSM の出力例」

「HWIC-3G-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 1、ポート 1 の HWIC-3G-GSM の出力例を示します。

router# show cellular 0/1/1 profile
 
Profile 1 = ACTIVE
--------
PDP Type = IPv4, Header Compression = ON
Data Compression = ON
PDP address = 0x7F000201
Access Point Name (APN) = enzo.cisco.com
Authentication = CHAP
Username: cisco, Password: lab
Primary DNS address = 127.0.2.1
Source Address = 127.0.2.1 255.255.255.0
 
Profile 2 = INACTIVE
---------
PDP Type = IPv4, Header Compression = ON
Data Compression = ON
PDP address = 0x7F000202
Access Point Name (APN) = enzo.cingular.com
Authentication = CHAP
Username: cisco, Password: lab
Primary DNS address = 127.0.2.1
Source Address = 127.0.2.2 255.255.255.0

 

表 16 show cellular profile コマンドのフィールドの説明

フィールド
説明

Profile <number>

特定のプロファイルが ACTIVE か INACTIVE かを表示します。PDP コンテキストがアクティブの場合、そのプロファイルは ACTIVE です。これはデータ コールが正常に確立されたときに表示されます。

PDP Type

Packet Data Protocol(PDP; パケット データ プロトコル)のタイプを表示します。サポートされるタイプは IPv4 です。

PDP Address

PPP ネゴシエーション時に PDP コンテキストに割り当てられる IP アドレスを表示します。

Access Point Name

プロファイルのアクセス ポイント名。この情報はサービス プロバイダーから提供されます。

Authentication

サポートされる PPP 認証。CHAP および PAP がサポートされています。使用される認証のタイプはサービス プロバイダーから提供されます。

Username

PPP 認証に使用されるユーザ名。この情報はサービス プロバイダーから提供されます。

Password

PPP 認証に使用されるパスワード。この情報はサービス プロバイダーから提供されます。

HWIC-3G-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 1、ポート 1 の HWIC-3G-CDMA の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 profile
 
Electronic Serial Number (ESN) = 0x6032688F
Modem activated = YES
 
Account Information:
======================
Activation Date: Not available
Phone Number (MDN) : 1234567890
Mobile Station Identifier (MSID) : 1234567890
 
Data Profile Info:
=====================
Number of data profiles configured : 2
Current active data profile : 1
 
Data Profile 0 Information
==================================
NAI (Network Access Identifier) = 6032688F@hcm.sprintpcs.com
MN-HA SS = Set
MN-HA SPI = 1234
MN-AAA SS = Set
MN-AAA SPI = 1234
Reverse Tunneling Preference = Set
Home Address = 0.0.0.0
Primary Home Agent Address = 68.28.15.12
Secondary Home Agent Address = 68.28.31.12
 
Data Profile 1 Information (Active)
==================================
NAI (Network Access Identifier) = productmarketing432@sprintpcs.com
MN-HA SS = Set
MN-HA SPI = 1234
MN-AAA SS = Set
MN-AAA SPI = 1234
Reverse Tunneling Preference = Set
Home Address = 0.0.0.0
Primary Home Agent Address = 68.28.81.76
Secondary Home Agent Address = 68.28.89.76
 

「*」はデフォルトのプロファイルを示します。

表 17 に、このコマンドの出力フィールドを示します。

表 17 フィールドの説明

フィールド
説明

Electronic Serial Number

CDMA モデムの一意のシリアル番号。

Modem Activated

モデムのアクティベーション ステータスを表示します。Yes は、モデムが通信事業者ネットワークでアクティブであることを示します。

Data Profile

データ プロファイルは、データ接続用の Mobile IP(MIP; モバイル IP)設定で構成されます。これらの設定は、OTASP/IOTA を使用してネットワークによってモデムに読み込まれます。

ProvDate

モデムがプロビジョニングされた日付(yyyy/mm/dd 形式)。

MDN

プロビジョニング中に通信事業者によってモデムに割り当てられたモバイル ディレクトリ番号。

MIN

プロビジョニング中に通信事業者によってモデムに割り当てられたモバイル ID 番号。

 
関連コマンド

コマンド
説明

Over-the-Air Service(OTA)手順を使用してセルラー アカウントを手動で有効にします。

debug cell-hwic driver

Over the Air Service Provisioning(OTASP)を使用してセルラー アカウントを有効にします。

Internet-Based Over-the-Air Provisioning(IOTA)を使用してデータ プロファイルをプロビジョニングします。

(注) IOTA は、一部のワイヤレス サービス プロバイダーに限りサポートされています。ご利用のワイヤレス サービス プロバイダーにお問い合わせください。

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示するには、ユーザ特権 EXEC モードで show cellular radio コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port radio [history <all | per-hour | per-min | per-sec>]

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値。

history

RSSI 履歴を表示します。

all

全 RSSI 履歴。

per-hour

1 時間当たりの RSSI 履歴。

per-min

1 分当たりの RSSI 履歴。

per-sec

1 秒当たりの RSSI 履歴。

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「HWIC-3G-GSM の出力例」

「HWIC-3G-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-GSM の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 radio
 
Current Band = WCDMA 1900, Channel Number = 9721
Current RSSI(RSCP) = -91 dBm
 

 

表 18 GSM の show cellular radio コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Current Band

モデムが接続されている GPRS/UMTS 帯域

Channel Number

モデムが接続されているチャネル番号

Current RSSI

モデムの現在の無線信号強度(-125 dbm は信号がないことを示します)

HWIC-3G-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-CDMA の出力例を示します。

router#show cellular 0/0/0 radio
1xRTT related info
------------------
Current RSSI = -95 dBm, ECIO = -6 dBm
Current Channel Number = 50
Current Channel State = Acquired
Current Band Class = Band Class 1
 
HDR (1xEVDO) related info
-------------------------
Current RSSI = -88 dBm, ECIO = -2 dBm
Current Channel Number = 25
Current Band Class = Band Class 1
Sector ID (Hex) = 0084:0AC0:0000:0000:000A:05DC:A801:1202
Subnet Mask = 104, Color Code = 32, PN Offset = 240
Rx gain control(Main) = 0 dBm, Diversity = Unavailable
Tx total power = -2 dBm, Tx gain adjust = 1536 dBm
Carrier to interference (C/I) ratio = 2
 

 

表 19 HWIC-3G-CDMA の show cellular radio コマンドの出力の説明

フィールド
説明

Current RSSI

現在の無線信号強度(dbm)(-125 dbm は信号がないことを示します)。

Current ECIO

チップ当たりの現在のエネルギー(ECIO)(dbm)。

Current Channel Number

モデムが基地局に接続されている現在のチャネル番号。

Current Channel State

モデムがスキャン中か、チャネルを取得したかを表示します。

Current Band Class

モデムが接続されている現在の帯域クラス。

Sector ID

モデムが接続されている基地局のセクター ID。

Subnet Mask

セクターのサブネット マスク。

Color Code

セクターのカラー コード。

PN Offset

セクターの PN オフセット。

Rx Gain Control

モデムの受信ゲイン コントロール。

Tx Total Power

伝送電力。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular all

モデムに関する統合情報を表示します。

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show cellular security

SIM ステータス(HWIC-3G-GSM のみ)およびモデムのロック状態を表示するには、特権 EXEC モードで show cellular security コマンドを使用します。

show cellular slot/wic_slot/port security

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

なし

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

15.1(1)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 15.1(1)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

コマンドの使用方法は、Global System for Mobile Communications(GSM)および Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)で同じですが、出力はそれぞれで異なります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「HWIC-3G-GSM の出力例」

「HWIC-3G-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-GSM の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 security
Card Holder Verification (CHV1) ENABLED
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = CHV1
Number of Retries remaining = 3
 

表 20 に、このコマンドの出力を示します。

 

表 20 出力の説明

フィールド
説明

Card Holder Verification

イネーブルの場合、SIM へのアクセスが制限されます。

SIM Status

SIM が SIM ソケットに入っているか、取り外されているかを表示します。

SIM User Operation Required

SIM が保護されている場合(たとえば、CHV1 がイネーブルになっているため)、必要なユーザ操作のタイプを表示します。

Number of Retries Remaining

SIM がロックされている場合に、残っている試行回数を表示します。再試行回数が 0 になると、SIM はブロックされ、使用できなくなります。

HWIC-3G-CDMA の出力例

スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-CDMA の出力例を示します。

router# show cellular 0/0/0 security
Modem PIN Security UNLOCKED
Power-up lock DISABLED
 

表 21 に、このコマンドの出力を示します。

 

表 21 出力の説明

フィールド
説明

Modem PIN Security

モデムがロックされている場合、ロックを解除しないとコールを発信できません。

Power-up Lock

起動時にモデムがロックされるかどうかを表示します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular all

モデムに関する統合情報を表示します。

show controllers cellular

High-Speed WAN Interface Card(HWIC)ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示するには、特権 EXEC モードで show controllers cellular コマンドを使用します。

show controllers cellular slot/wic_slot/port

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

このコマンドにはデフォルトはありません。

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

デバッグまたはトラブルシューティング目的だけに出力を取得する場合は、このコマンドを使用します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interfaces cellular

セルラー インターフェイスの統計情報を表示します。

show run interface cellular

セルラー インターフェイスの現在の実行コンフィギュレーションを表示します。

show interfaces cellular

セルラー インターフェイスの統計情報を表示するには、EXEC モードで show interfaces cellular コマンドを使用します。

show interfaces cellular slot/wic_slot/port

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

このコマンドにはデフォルトはありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを入力する場合、カプセル化は PPP で、通常の動作時には DCD、DSR、DTR、RTS、CTS などのすべての信号が動作している必要があります。

ここでは、次の例を取り上げます。

「3G-HWIC-GSM の出力例」

「3G-HWIC-CDMA の出力例」

HWIC-3G-GSM の出力例

次に、GSM のスロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-GSM のセルラー インターフェイス統計情報の例を示します。

router#
 
router# show interfaces cellular 0/0/0
Cellular0/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is HSDPA/UMTS/EDGE/GPRS-850/900/1800/1900/2100MHz
Internet address is 1.5.97.2/32
MTU 1500 bytes, BW 384 Kbit, RxBW 2400000 Kbit, DLY 100000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation PPP, LCP Open
Open: IPCP, loopback not set
Keepalive not set
Time to interface disconnect: idle 3w3d
Last input 00:20:21, output 00:20:21, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:00:01
Input queue: 1/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: weighted fair
Output queue: 0/1000/64/0 (size/max total/threshold/drops)
Conversations 0/16/16 (active/max active/max total)
Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
Available Bandwidth 288 kilobits/sec
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 b
*Feb 7 22:55:33.985: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by consoleroadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up

HWIC-3G-CDMA の出力例

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の HWIC-3G-CDMA の show interfaces cellular コマンドの出力例を示します。

 
router# show int cellular 0/0/0
Cellular0/0/0 is up (spoofing), line protocol is up (spoofing)
Hardware is EVDO Rev A/Rel 0/1xRTT-800/1900MHz / SP
Internet address will be negotiated using IPCP
MTU 1500 bytes, BW 9 Kbit, DLY 100000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation PPP, LCP Closed, loopback not set
Keepalive not set
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: weighted fair
Output queue: 0/1000/64/0 (size/max total/threshold/drops)
Conversations 0/0/16 (active/max active/max total)
Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
Available Bandwidth 6 kilobits/sec
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up

 
関連コマンド

コマンド
説明

show cellular radio

セルラー モデムの無線統計情報を表示します。

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show run interface cellular

セルラー インターフェイスの現在の実行コンフィギュレーションを表示します。

show run interface cellular

セルラー インターフェイスの現在の実行コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show run interface cellular コマンドを使用します。

show run interface cellular slot/wic_slot/port

 
構文の説明

slot/wic_slot/port

ルータ スロット、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)スロット、およびポートを示す数値

 
コマンド デフォルト

このコマンドにはデフォルトはありません。

 
コマンド モード

特権 EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.4(11)XV

このコマンドが追加されました。

12.4(15)T

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.4(15)T に統合されました。

次に、スロット 0、WIC スロット 0、ポート 0 の 3G HWIC のこのコマンドの出力例を示します。

router#show running-config interface cellular 0/0/0
interface Cellular0/0/0
ip address negotiated
ip access-group 10 out
ip nat outside
ip virtual-reassembly
encapsulation ppp
no ip mroute-cache
load-interval 30
dialer in-band
dialer idle-timeout 2147483
dialer string cdma
dialer-group 2
async mode interactive
no peer default ip address
fair-queue
ppp ipcp dns request
routing dynamic
end router#
 
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show controllers cellular

HWIC ハードウェアおよびドライバ固有の情報を表示します。

show interfaces cellular

セルラー インターフェイスの統計情報を表示します。

トラブルシューティング

ここでは、Cisco 3G HWIC のトラブルシューティングに利用できる必要なバックグラウンド情報およびリソースについて説明します。

データ コール設定の確認

データ コール設定を確認するには、次の手順に従います。


ステップ 1 モデム データ プロファイルの cellular profile create コマンドを作成し、セルラー インターフェイスで DDR を設定した後、ルータからワイヤレス ネットワーク経由でホストに ping を送信します。

ステップ 2 ping に失敗した場合、次の debug および show コマンドを使用してこの失敗をデバッグします。

debug chat

debug dialer

debug ppp negotiation

show cellular all

show interface cellular

show running-config

show ip route

ステップ 3 これらのコマンドの出力を保存し、システム管理者に問い合わせます。


 

信号強度の確認

Received Signal Strength Indication(RSSI)レベルが非常に低い場合(たとえば、-110 dBm 未満の場合)、次の手順に従います。


ステップ 1 アンテナ接続を確認します。TNC コネクタが適切に取り付けられ、しっかり締め付けられていることを確認します。

ステップ 2 リモート アンテナを使用している場合、アンテナ クレードルを移動して RSSI が改善されたかどうかを確認します。

ステップ 3 ワイヤレス サービス プロバイダーに問い合わせて、ユーザのいるエリアにサービス アベイラビリティがあるかどうかを確認します。


 

サービス アベイラビリティの確認

次に、アンテナが取り外され、モデム データ プロファイルが作成されていないシナリオの show cellular all コマンドの出力例を示します。ここでのエラーは、 >>>>>>> で強調表示されています。

3825_GSM_3#show cellular 0/3/0 all
Load for five secs: 0%/0%; one minute: 0%; five minutes: 1%
Time source is hardware calendar, 19:40:43.239 UTC Wed Nov 8 2006
 
Hardware Information
====================
Modem Firmware Version = H1_0_0_7MCAP G:/WS/
Modem Firmware built = 10/26/06
Hardware Version = 1.0
International Mobile Subscriber Identity (IMSI) = <specific sim number>
International Mobile Equipment Identity (IMEI) = <specific modem number>
Factory Serial Number (FSN) = X2819460388100D
Modem Status = Online
Current Modem Temperature = 38 deg C, State = Normal
 
Profile Information
====================
* - Default profile >>>>>>>> no profile here.
 
Data Connection Information
===========================
 
Profile 1, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 2, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 3, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 4, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 5, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 6, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 7, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 8, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 9, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 10, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 11, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 12, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 13, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 14, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 15, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
Profile 16, Packet Session Status = INACTIVE
Inactivity Reason = Normal inactivate state
 
Network Information
===================
Current Service Status = No service, Service Error = None >>>>>>> no service means not connected to the network.
Current Service = Combined
Packet Service = None
Packet Session Status = Inactive
Current Roaming Status = Home
Network Selection Mode = Automatic
Country = USA, Network = Cinglr
Mobile Country Code (MCC) = 310
Mobile Network Code (MNC) = 380
Location Area Code (LAC) = 6042
Routing Area Code (RAC) = 255
Cell ID = 0
Primary Scrambling Code = 0
PLMN Selection = Automatic
 
Radio Information
=================
Current Band = None, Channel Number = 0
Current RSSI = -110 dBm >>>>>>> either no antenna, or bad antenna or out of network.
 
Modem Security Information
==========================
Card Holder Verification (CHV1) = Disabled
SIM Status = OK
SIM User Operation Required = None
Number of Retries remaining = 3
 

正しいコール設定

次に、CHAT スクリプトを使用してコールが設定されている場合の出力例を示します。ネットワークから受信した IP アドレスが表示されます。コール設定が正常に行われ、データ パスが開いています。

Debugs
 
debug modem
debup chat
debug ppp negotiation
debug ppp event
debup ppp error
 
 
 
3825_GSM_3#
Nov 8 20:04:42.295: CHAT0/3/0: Attempting async line dialer script
Nov 8 20:04:42.295: CHAT0/3/0: Dialing using Modem script: <carrier> & System script: none
Nov 8 20:04:42.299: CHAT0/3/0: process started
Nov 8 20:04:42.299: CHAT0/3/0: Asserting DTR
Nov 8 20:04:42.299: CHAT0/3/0: Chat script <carrier> started >>>>> chat script invoked
Nov 8 20:04:42.299: CHAT0/3/0: Sending string: atdt*98*1#
Nov 8 20:04:42.299: CHAT0/3/0: Expecting string: CONNECT
Nov 8 20:04:42.343: CHAT0/3/0: Completed match for expect: CONNECT
Nov 8 20:04:42.343: CHAT0/3/0: Chat script <carrier> finished, status = Success >>>> successful communication with modem
Nov 8 20:04:42.395: TTY0/3/0: no timer type 1 to destroy
Nov 8 20:04:42.395: TTY0/3/0: no timer type 0 to destroy
Nov 8 20:04:42.395: TTY0/3/0: no timer type 2 to destroy
Nov 8 20:04:44.395: %LINK-3-UPDOWN: Interface Cellular0/3/0, changed state to up
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 PPP: Using dialer call direction
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 PPP: Treating connection as a callout
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 PPP: Session handle[7E000089] Session id[46]
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 PPP: Phase is ESTABLISHING, Active Open
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 PPP: No remote authentication for call-out
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: O CONFREQ [Closed] id 75 len 16
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: ACCM 0x000A0000 (0x0206000A0000)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: MagicNumber 0x179E8E46 (0x0506179E8E46)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: I CONFREQ [REQsent] id 83 len 25
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: ACCM 0x00000000 (0x020600000000)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: AuthProto CHAP (0x0305C22305)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: MagicNumber 0x374C7C61 (0x0506374C7C61)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: PFC (0x0702)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: ACFC (0x0802)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: O CONFREJ [REQsent] id 83 len 8
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: PFC (0x0702)
Nov 8 20:04:44.395: Ce0/3/0 LCP: ACFC (0x0802)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: I CONFACK [REQsent] id 75 len 16
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: ACCM 0x000A0000 (0x0206000A0000)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: MagicNumber 0x179E8E46 (0x0506179E8E46)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: I CONFREQ [ACKrcvd] id 84 len 21
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: ACCM 0x00000000 (0x020600000000)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: AuthProto CHAP (0x0305C22305)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: MagicNumber 0x374C7C61 (0x0506374C7C61)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: O CONFACK [ACKrcvd] id 84 len 21
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: ACCM 0x00000000 (0x020600000000)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: AuthProto CHAP (0x0305C22305)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: MagicNumber 0x374C7C61 (0x0506374C7C61)
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 LCP: State is Open
Nov 8 20:04:44.399: Ce0/3/0 PPP: Phase is AUTHENTICATING, by the peer
Nov 8 20:04:44.403: Ce0/3/0 CHAP: I CHALLENGE id 1 len 35 from "UMTS_CHAP_SRVR"
Nov 8 20:04:44.403: Ce0/3/0 CHAP: Using hostname from interface CHAP
Nov 8 20:04:44.403: Ce0/3/0 CHAP: Using password from interface CHAP
Nov 8 20:04:44.403: Ce0/3/0 CHAP: O RESPONSE id 1 len 40 from "<username configured on the cellular interface>"
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 CHAP: I SUCCESS id 1 len 4
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 PPP: Phase is FORWARDING, Attempting Forward
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 PPP: Phase is ESTABLISHING, Finish LCP
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 PPP: Phase is UP
 
>>>>> pap/chap succeeded
 
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 IPCP: O CONFREQ [Closed] id 1 len 22
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 IPCP: Address 0.0.0.0 (0x030600000000)
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 0.0.0.0 (0x810600000000)
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 0.0.0.0 (0x830600000000)
Nov 8 20:04:44.407: Ce0/3/0 PPP: Process pending ncp packets
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: I CONFNAK [REQsent] id 1 len 16
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 10.11.12.13 (0x81060A0B0C0D)
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 10.11.12.14 (0x83060A0B0C0E)
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: O CONFREQ [REQsent] id 2 len 22
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: Address 0.0.0.0 (0x030600000000)
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 10.11.12.13 (0x81060A0B0C0D)
Nov 8 20:04:45.411: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 10.11.12.14 (0x83060A0B0C0E)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: I CONFREQ [REQsent] id 25 len 4
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: O CONFACK [REQsent] id 25 len 4
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: I CONFNAK [ACKsent] id 2 len 22
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: Address 166.138.186.119 (0x0306A68ABA77)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 66.102.163.231 (0x81064266A3E7)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 66.102.163.232 (0x83064266A3E8)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: O CONFREQ [ACKsent] id 3 len 22
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: Address 166.138.186.119 (0x0306A68ABA77)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 66.102.163.231 (0x81064266A3E7)
Nov 8 20:04:45.459: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 66.102.163.232 (0x83064266A3E8)
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: I CONFACK [ACKsent] id 3 len 22
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: Address 166.138.186.119 (0x0306A68ABA77)
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: PrimaryDNS 66.102.163.231 (0x81064266A3E7)
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: SecondaryDNS 66.102.163.232 (0x83064266A3E8)
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: State is Open
Nov 8 20:04:45.463: Ce0/3/0 IPCP: Install negotiated IP interface address 166.138.186.119

診断ポートを使用したモデムのトラブルシューティング

3G HWIC の前面プレートにある RJ-45 ポートから、Sierra Wireless 社製モデムのデバッグ ポートにアクセスできます。Qualcomm CAIT/QXDM、Spirent UDM のような業界標準の診断ツールをこのポートに接続して、モデムで無線レベルの診断およびトラフィック モニタリングを実行できます。診断をオンにするには、次のテスト コマンドを使用します。

router# test cell-hwic slot/port/wic dm-port on

診断ツールを実行している PC/Laptop を接続するために使用されるケーブルは、標準 Cisco ルータ コンソール ケーブル(RJ-45/DB-9)です。


) テスト コマンドをイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで service internal コマンドを入力します。


北米および 850/1900 MHz の帯域で運用する通信事業者のモデム設定

北米での HWIC-3G-GSM 構成の場合、および 850MHz および 1900 MHz の帯域で運用する通信事業者の場合、ネットワーク接続時間が長くならないようにモデム設定を次のように変更する必要があります。

show cellular x/x/x all コマンドの出力は次のことを示します。

ネットワークに接続されていない

RSSI 値が -110 dB である

帯域選択が AUTO に設定されている

モデム設定の変更

モデムに North America(NA; 北米)の帯域だけをスキャンさせるためにモデム設定を変更するには、次の手順に従います。


ステップ 1 PRL 領域を「2」に変更します(デフォルト値は 1)。そのためには、「モデムの PRL 領域の変更」 に記載されている手順に従います。

ステップ 2 次の Cisco IOS コマンドを使用して帯域を WCDMA/GSM NA に設定します。

router# cellular 0/0/0 gsm band wcdma-gsm-na


 

前提条件

PRL 領域を変更する前に、次のことを確認する必要があります。

chat-script を実行する前は、インターフェイスはシャットダウン モードです。

chat-script が実行された後、インターフェイスは通常の動作を行うためにシャットダウンされません。

chat-script は 1 回だけ実行する必要があります。

モデムの PRL 領域の変更

モデムで PRL 領域を変更するには、次の手順に従います。


ステップ 1 ルータのコンフィギュレーション モードを開始し、PRL 変更の chat-script を設定します。この例では、「prl」を chat-script の名前として使用し、「02」で PRL 領域を指定します。

 
Router# conf t
Router(config)# chat-script prl "" "at" TIMEOUT 5 "OK" AT!ENTERCND="A710" TIMEOUT 5 "OK" AT!CUSTOM="PRLREGION",02 TIMEOUT 5 "OK" "AT!RESET"
 

) chat-script コマンド全体を 1 行で入力する必要があります。入力ミスを防ぐために、このマニュアルからコピー アンド ペーストしてください。


ステップ 2 セルラー インターフェイスをシャット ダウンするには、コンフィギュレーション モードで shut コマンドを入力します。

この例では、0/0/0 はインターフェイス番号例です。3G HWIC が接続されているスロットに基づいて、正しいインターフェイス番号に置き換えます。

Router(config)#interface cellular 0/0/0
Router(config-if)#shut
 

ステップ 3 コンフィギュレーション モードを終了します。

Router(config-if)#exit
 

ステップ 4 chat-script を実行するには、start-chat prl コマンドを入力します。この例では、「prl」は chat-script の名前、0/0/0 はセルラー HWIC が接続されている対応するスロット/ポート番号です。

Router#start-chat prl 0/0/0
 

「デバッグ チャット」をイネーブルにし、コンソール ログをモニタリングすると、chat-script が正常に実行されたかどうかが表示されます。次に例を示します。

Router#config t
Router(config)#logging enable
Router(config)#exit
Router#debug chat
 

ステップ 5 chat-script が終了すると、コンフィギュレーション モードで no shut コマンドを入力してセルラー インターフェイスを開いたままにします。

Router#conf t
Router(config)#interface cellular 0/0/0
Router(config-if)#no shut

 

次に、chat-script を起動後、PRL 変更を正常に行うためにデバッグをイネーブルにした後の出力例を示します。

Router#start-chat prl 0/3/0
Router#
*May 8 11:01:04.598: CHAT0/3/0: Matched chat script prl to string prl
*May 8 11:01:04.598: CHAT0/3/0: Asserting DTR
*May 8 11:01:04.598: CHAT0/3/0: Chat script prl started
*May 8 11:01:04.598: CHAT0/3/0: Sending string: at
*May 8 11:01:04.598: CHAT0/3/0: Expecting string: OK
*May 8 11:01:04.638: CHAT0/3/0: Completed match for expect: OK
*May 8 11:01:04.638: CHAT0/3/0: Sending string: AT!ENTERCND="A710"
*May 8 11:01:04.638: CHAT0/3/0: Expecting string: OK
*May 8 11:01:04.650: CHAT0/3/0: Completed match for expect: OK
*May 8 11:01:04.650: CHAT0/3/0: Sending string: AT!CUSTOM="PRLREGION",02
*May 8 11:01:04.650: CHAT0/3/0: Expecting string: OK
*May 8 11:01:04.682: CHAT0/3/0: Completed match for expect: OK
*May 8 11:01:04.682: CHAT0/3/0: Sending string: AT!RESET
*May 8 11:01:04.682: CHAT0/3/0: Expecting string: OK
*May 8 11:01:04.690: CHAT0/3/0: Completed match for expect: OK
*May 8 11:01:04.690: CHAT0/3/0: Chat script prl finished, status = Success
*May 8 11:01:05.374: %CELLWAN-2-MODEM_DOWN: Cellular0/3/0 modem is DOWN
Router#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
Router(config)#interface cellular 0/0/0
Router(config-if)#no shut
*May 9 01:48:58.398: %LINK-5-CHANGED: Interface Cellular0/0/0, changed state to up
Router(config-if)#exit
Router(config)#exit
Router#