ネットワーク管理コンフィギュレーション ガイド、 Cisco IOS XE Release 3S
ローカル不揮発性ストレージへのロギング
ローカル不揮発性ストレージへのロギング
発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2011/04/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ローカル不揮発性ストレージへのロギング

機能情報の検索

目次

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの前提条件

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの制約事項

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの概要

システム ロギング メッセージ

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの設定方法

ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み

外部ディスクへのロギング メッセージのコピー

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの設定例

ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み:例

外部ディスクへのロギング メッセージのコピー:例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの機能情報

ローカル不揮発性ストレージへのロギング

ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能では、システム ロギング メッセージを Advanced Technology Attachment フラッシュ ディスクに保存できます。ブートフラッシュまたはハードディスクに保存されたメッセージは、ルータがリブートされても消えません。

機能情報の検索

最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「ローカル不揮発性ストレージへのロギングの機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの前提条件

logging buffered コマンドをイネーブルにする

logging persistent コマンドを使用して、ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能をイネーブルにする前に、 logging buffered コマンドを使用して、内部バッファへのメッセージのロギングをイネーブルにする必要があります。詳細については、「ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み」および「関連資料」を参照してください。

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの制約事項

使用できるブートフラッシュまたはハードディスクの容量によって、保存されるログ ファイルのサイズと数が制限される

システム ロギング メッセージに割り当てられるブートフラッシュまたはハードディスクの容量によって、保存できるロギング ファイルの数が制限されます。割り当てしきい値を超えると、ディレクトリ内の最も古いログ ファイルが削除され、新しいシステム ロギング メッセージ用の容量を用意します。システム ロギング メッセージを恒久的に保存するには、外部デバイスにアーカイブする必要があります。詳細については、「外部ディスクへのロギング メッセージのコピー」を参照してください。


) ローカル不揮発性ストレージへのロギングは、最大 2 GB の記憶域を使用する場合があります。


ローカル不揮発性ストレージへのロギングの概要

ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能によって、ロギング メッセージの保存先としてルータのブートフラッシュまたはハードディスクが追加されます。この機能を使用する場合、次の概念を理解しておく必要があります。

「システム ロギング メッセージ」

「ローカル不揮発性ストレージへのロギングの設定方法」

システム ロギング メッセージ

システム ロギング メッセージには、ルータの Application Programming Interfaces(API; アプリケーション プログラミング インターフェイス)によって生成されたエラーおよびデバッグ メッセージが含まれます。一般的に、ロギング メッセージはルータのメモリ バッファに保存され、バッファが満杯になると古いメッセージが新しいメッセージで上書きされます。ルータが再起動すると、すべてのロギング メッセージがメモリ バッファから消去されます。

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの設定方法

ここでは、次の各手順について説明します。

「ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み」(必須)

「外部ディスクへのロギング メッセージのコピー」(任意)

ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み

ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能をイネーブルにし、ブートフラッシュまたはハードディスクにロギング メッセージを書き込むには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. logging buffered [ buffer-size | severity-level ]

4. logging persistent [ url { harddisk: /directory | harddisk: /directory }] [ size filesystem-size ]
[ filesize logging-file-size ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 3

logging buffered [ buffer-size | severity-level ]

 

Router(config)# logging buffered

ローカル バッファへのシステム メッセージ ロギングをイネーブルにし、バッファにロギングするメッセージを重大度に基づいて制限します。

オプションの buffer-size 引数は、4096 ~ 4294967295 バイトのバッファのサイズを指定します。デフォルトのサイズは、プラットフォームによって異なります。

オプションの severity-level 引数は、バッファへのメッセージのロギングを指定されたレベルよりも重大度の低くないメッセージに制限します。

ステップ 4

logging persistent [ url { harddisk: / directory }] [ size filesystem-size ] [ filesize logging-file-size ]

 

Router(config)# logging persistent url harddisk:/syslog size 134217728 filesize 16384

 

メモリ バッファ内のロギング メッセージを、ルータのブートフラッシュまたはハードディスク上の指定のディレクトリに書き込みます。

ロギング メッセージをブートフラッシュまたはハードディスク上のファイルに書き込む前に、Cisco IOS XE ソフトウェアは、十分なディスク領域があるかどうかをチェックします。十分なディスク スペースがない場合、ロギング メッセージの最も古いファイル(タイムスタンプによる)が削除され、現在のファイルが保存されます。

ログ ファイルのファイル名フォーマットは log_MM:DD:YYYY::hh:mm:ss です。(例:log_11:26:2008::01:01:41)。

(注) この機能は、そのファイル名の形式(秒レベルまでのタイムスタンプ サフィクスが含まれている)により、1 秒あたり 1 つのログ ファイルだけをサポートします。

外部ディスクへのロギング メッセージのコピー

ロギング メッセージを、ブートフラッシュまたはハードディスクから外部ディスクにコピーするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. copy source-url destination-url

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

copy source-url destination-url

 

Router# copy harddisk:/syslog ftp://myuser/mypass@192.168.1.129/syslog

ブートフラッシュまたはハードディスク上の指定のファイルまたはディレクトリを、FTP 経由で指定の URL にコピーします。

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み:例」

「外部ディスクへのロギング メッセージのコピー:例」

ブートフラッシュまたはハードディスクへのロギング メッセージの書き込み:例

次に、最大 134217728 バイト(128 MB)のロギング メッセージをディスク 0 の syslog ディレクトリに書き込み、16384 バイトのファイル サイズを指定する例を示します。

Router(config)# logging buffered
Router(config)# logging persistent url harddisk:/syslog size 134217728 filesize 16384

外部ディスクへのロギング メッセージのコピー:例

次に、ロギング メッセージをルータのブートフラッシュまたはハードディスクから外部ディスクにコピーする例を示します。

Router# copy harddisk:/syslog ftp://myuser/mypass@192.168.1.129/syslog

その他の参考資料

ここでは、ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能に関連する関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

copy コマンド

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

ネットワーク管理コマンド(logging コマンドを含む):コマンド構文の詳細、デフォルト設定、コマンド モード、コマンド履歴、使用上のガイドライン、および例

『Cisco IOS Network Management Command Reference』

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS XE リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能がサポートする新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

ローカル不揮発性ストレージへのロギングの機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS XE のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS XE ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

表 1 ローカル不揮発性ストレージへのロギングの機能情報

機能名
リリース
機能情報

ローカル不揮発性ストレージへのロギング

Cisco IOS XE Release 2.1

ローカル不揮発性ストレージへのロギング機能では、システム ロギング メッセージを Advanced Technology Attachment フラッシュ ディスクに保存できます。ブートフラッシュまたはハードディスクに保存されたメッセージは、ルータがリブートされても消えません。

logging persistent コマンドが導入または変更されました。