ネットワーク管理コンフィギュレーション ガイド、 Cisco IOS XE Release 3S
シスコ検出プロトコルの使用
シスコ検出プロトコルの使用
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/05/04 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

シスコ検出プロトコルの使用

機能情報の検索

目次

シスコ検出プロトコルを使用するための前提条件

シスコ検出プロトコルの使用に関する制約事項

シスコ検出プロトコルの使用について

VLAN トランキング プロトコル(VTP)

Type-Length-Value(TLV)フィールド

シスコ検出プロトコル

シスコ検出プロトコルと SNMP との併用

シスコ検出プロトコルと非同期転送モード(ATM)相手先固定接続(PVC)用オンデマンド ルーティング(ODR)のサポート

IPv6 でのシスコ検出プロトコルのサポート

シスコ検出プロトコルの利点

シスコ検出プロトコルの使用方法

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化

送信タイマーと保持時間の設定

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化と再イネーブル化

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのイネーブル化

シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス

シスコ検出プロトコルを使用するための設定例

送信タイマーと保持時間の設定:例

シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス:例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

シスコ検出プロトコルを使用するための機能情報

シスコ検出プロトコルの使用

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)は、シスコ デバイス上で動作し、近くにある直接接続されたデバイスをネットワーク アプリケーションが「認識」できるようにする、レイヤ 2 メディア独立型およびネットワーク独立型プロトコルです。このプロトコルは、これらのデバイスを検出し、それらの設定を確認し、異なるネットワーク レイヤ プロトコルを使用するシステムが相互に認識できるようにすることにより、シスコ デバイスの管理を容易にします。

この章では、シスコ検出プロトコルの概要、およびこのプロトコルが Simple Network Time Protocol(SNTP; 簡易ネットワーク タイム プロトコル)と連携するしくみについて説明します。

機能情報の検索

最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「シスコ検出プロトコルを使用するための機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

シスコ検出プロトコルを使用するための前提条件

インターフェイスが Subnetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)ヘッダーをサポートしている必要があります。

シスコ検出プロトコルの使用に関する制約事項

シスコ検出プロトコルは、シスコ デバイス上でのみ動作します。

シスコ検出プロトコルは、フレームリレー マルチポイント サブインターフェイス上ではサポートされません。

シスコ検出プロトコルの使用について

シスコ検出プロトコルを使用するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「VLAN トランキング プロトコル(VTP)」

「Type-Length-Value(TLV)フィールド」

「シスコ検出プロトコル」

「シスコ検出プロトコルの利点」

VLAN トランキング プロトコル(VTP)

VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)は、スイッチによって使用される検出技術です。スイッチは、トランク ポート上の管理ドメイン、コンフィギュレーション リビジョン番号、および既知の VLAN とその固有のパラメータをアドバタイズします。VTP ドメインは、同じ VTP ドメイン名を共有する単一のデバイスまたは相互接続された複数のデバイスで構成されます。各スイッチは、1 つの VTP ドメイン内だけに存在できます。

Type-Length-Value(TLV)フィールド

Type-Length-Value(TLV)フィールドは、シスコ検出プロトコル アドバタイズメントに埋め込まれた情報ブロックです。アドバタイズメント内の情報はさまざまであり、必要に応じて、TLV フレーム フォーマットを使用してアドバタイズメントを拡張できます。 表 1 に、TLV の定義をまとめています。

 

表 1 シスコ検出プロトコル v2 の Type-Length-Value の定義

TLV
定義

デバイス ID TLV

文字列形式のデバイス名を識別します。

アドレス TLV

受信デバイスおよび送信元デバイスのネットワーク アドレスを格納します。

ポート ID TLV

シスコ検出プロトコル パケットが送信されるポートを識別します。

機能 TLV

デバイスの機能を示すデバイス タイプ(スイッチなど)を識別します。

バージョン TLV

デバイス上で実行されているソフトウェア リリースに関する情報を格納します。

プラットフォーム TLV

デバイスのハードウェア プラットフォームを識別します。

IP ネットワーク プレフィクス TLV

送信元デバイスが IP パケットを転送できるネットワーク プレフィクスのリストを格納します。プレフィクスは、インターフェイス プロトコルとポート番号(Eth 1/0 など)で構成されます。

VTP 管理ドメイン TLV

システムの設定済み VTP 管理ドメイン名をアドバタイズします。隣接するネットワーク ノードの VTP ドメイン コンフィギュレーションを確認するために、ネットワーク オペレータが使用します。

ネイティブ VLAN TLV

インターフェイス上の非タグ付きパケットに対して想定される VLAN をインターフェイス単位で示します。シスコ検出プロトコルは、インターフェイスのネイティブ VLAN を認識します。

このフィールドは、IEEE 802.1Q プロトコルをサポートするインターフェイスに対してのみ実装されます。

全二重/半二重 TLV

シスコ検出プロトコル ブロードキャスト インターフェイスのデュプレックス設定を示します。隣接するネットワーク デバイス間の接続の問題を診断するために、ネットワーク オペレータが使用します。

シスコ検出プロトコル

シスコ検出プロトコルは、近くにある直接接続されたデバイスをネットワーク アプリケーションが認識するために使用する、レイヤ 2 メディア独立型およびネットワーク独立型プロトコルです。この機能は、デフォルトでイネーブルになっています。シスコ検出プロトコル用に設定された各デバイスは、メッセージを受信できるアドレスを 1 つ以上アドバタイズし、定期的なアドバタイズメント(メッセージ)を既知のマルチキャストアドレス 01:00:0C:CC:CC:CC に送信します。デバイスは、このアドレスをリスンすることによって相互に検出します。また、メッセージをリスンすることにより、他のデバイス上のインターフェイスがアップまたはダウン状態になった時期を認識します。

アドバタイズメントには、存続可能時間情報が含まれます。この情報は、受信デバイスがシスコ検出プロトコル情報を廃棄するまでの保持時間の長さを示します。Cisco IOS XE ソフトウェアでサポートされ、設定されたアドバタイズメントは、デフォルトで、SNAP ヘッダーをサポートするインターフェイス上で 60 秒ごとに送信されます。シスコ デバイスは、シスコ検出プロトコル パケットを転送しません。シスコ検出プロトコルをサポートする各シスコ デバイスは、受信した情報をテーブルに格納します。このテーブルの情報は、アドバタイズメントを受信するたびにリフレッシュされます。また、デバイスに関する情報は、そのデバイスからのアドバタイズメントが 3 つ失われると廃棄されます。

シスコ検出プロトコル アドバタイズメントに含まれる情報は、デバイスのタイプ、およびデバイス上で実行されているオペレーティング システムのバージョンによって異なります。次に、シスコ検出プロトコルが認識できる情報の一部を示します。

シスコ デバイス上で実行されている Cisco IOS XE のバージョン

デバイスのハードウェア プラットフォーム

デバイス上のインターフェイスの IP アドレス

シスコ検出プロトコルをアドバタイズする、ローカル接続されているデバイス

シスコ デバイス上でアクティブになっているインターフェイス(カプセル化のタイプを含む)

ホスト名

デュプレックス設定

VTP ドメイン

ネイティブ VLAN

シスコ検出プロトコル バージョン 2 には、バージョン 1 で使用できたものよりもさらにインテリジェントなデバイス トラッキング機能が用意されています。その 1 つに、より高速なエラー追跡を実現する拡張レポート メカニズムがあります。この機能は、ネットワーク ダウンタイムの削減に役立ちます。レポートされるエラーには、接続されたポート上の不一致のネイティブ VLAN ID(IEEE 802.1Q)、および接続されたデバイス間で不一致のポート デュプレックス状態が含まれます。レポートされるエラーに関するメッセージが、コンソールまたはロギング サーバに送信される可能性があります。

Cisco IOS XE シスコ検出プロトコルの show コマンドは、VTP 管理ドメインとネイバー デバイスのデュプレックス モード、シスコ検出プロトコルに関連するカウンタ、および接続先ポートの VLAN ID に関する詳細な情報を出力します。

シスコ検出プロトコルと SNMP との併用

シスコ検出プロトコルと SNMP を併用すると、ネットワーク管理アプリケーションは、ネイバー デバイスのデバイス タイプと SNMP エージェント アドレスを認識し、それらのデバイスに SNMP クエリーを送信できます。

SNMP 管理アプリケーションは、これらのデバイス内の SNMP エージェントからシスコ検出プロトコル テーブルを取得することにより、プロトコル アドレスとネイバー デバイスのタイプを認識します。Network Management Module(NMM; ネットワーク管理モジュール)の SNMP エージェントをイネーブルにすると、ネイバー デバイスが検出され、それらのデバイスに関する情報を含むローカル キャッシュが構築されます。管理ワークステーションは、SNMP 要求を送信して CISCO-CDP-Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)にアクセスすることにより、このキャッシュを取得できます。

シスコ検出プロトコルと非同期転送モード(ATM)相手先固定接続(PVC)用オンデマンド ルーティング(ODR)のサポート

シスコ検出プロトコルおよび On-Demand Routing(ODR; オンデマンド ルーティング)のサポートが、ATM ポイントツーポイント Permanent Virtual Circuits(PVC; 相手先固定接続)に追加されました。ODR では、シスコ検出プロトコルを使用して、ハブアンドスポーク トポロジ内で IP アドレス情報が伝播されます。ODR がイネーブルになっている場合、スポーク ルータは、シスコ検出プロトコルを使用して自身のサブネットを自動的にアドバタイズします。

シスコ検出プロトコルは、ATM PVC インターフェイス上ではデフォルトでディセーブルになっています。シスコ検出プロトコルをイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで cdp run コマンド、インターフェイス コンフィギュレーション モードで cdp enable コマンドを使用します。これは、PVC の両端で行います。ODR をイネーブルにするには、ハブ ルータ上で、グローバル コンフィギュレーション モードで router odr コマンドを使用してからスポーク ルータ内のすべてのダイナミック ルーティング プロトコルをオフにします。ODR の設定の詳細については、『 Cisco IOS XE IP Routing Protocols Configuration Guid e, Release 2 』の「Configuring On-Demand Routing」を参照してください。

IPv6 でのシスコ検出プロトコルのサポート

シスコ検出プロトコルは、IPv6 でも、IPv4 と同じように動作し、同じ利点を提供します。IPv6 の機能拡張より、シスコ検出プロトコルは、IPv6 とネイバーのアドレッシング情報を交換し、IPv6 の情報をネットワーク管理製品に提供し、トラブルシューティング ツールを提供できます。

シスコ検出プロトコルの利点

シスコ検出プロトコルには次の利点があります。

異なるネットワーク レイヤ プロトコルを使用するシステムが相互に認識できます。

シスコ デバイスを検出し、それらの設定を確認することにより、シスコ デバイスの管理を容易にします。

TLV フィールドのトラブルシューティングを支援します。

SNMP と連携して、SNMP エージェント アドレスを認識し、SNMP クエリーを送信します。

シスコ検出プロトコルの使用方法

シスコ検出プロトコルを設定するには、次の任意の作業を実行します。

「サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化」

「サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化」

「送信タイマーと保持時間の設定」

「シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化と再イネーブル化」

「シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス」

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化

サポートされているデバイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブル/イネーブルにするには、次の作業を実行します。

「サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化」

「サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化」

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化

シスコ デバイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. no cdp run

4. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

no cdp run

 

Router(config)# no cdp run

サポートされているデバイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を特権 EXEC モードに戻します。

サポートされているデバイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化

シスコ デバイス上でシスコ検出プロトコルをイネーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. cdp run

4. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

cdp run

 

Router(config)# cdp run

サポートされているデバイス上でシスコ検出プロトコルをイネーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化とイネーブル化

シスコ検出プロトコルは、シスコ デバイスのサポートされているインターフェイス上ではデフォルトでイネーブルになっています。インターフェイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブルまたは再度イネーブルにするには、次の作業を実行します。

「サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化」

「サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化」

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのディセーブル化

サポートされているインターフェイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブルにするには、次の作業を実行します。


) CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになります。たとえば、インターフェイスのカプセル化を PPP から High-Level Data-Links Control(HDLC; 高レベル データ リンク制御)に変更すると、そのインターフェイス上で no CDP run コマンドを使用して明示的にディセーブルにした場合でも、CDP はアクティブになります。この動作は設計によるものです。カプセル化の変更を行うと、デバイス上で CDP がグローバルにイネーブルになっていると見なされ、そのインターフェイスに設定されているレイヤ 2 プロトコルが変更され、インターフェイス コンフィギュレーションがデフォルトの CDP ステートであるイネーブルにリセットされます。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. no cdp enable

5. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface FastEthernet 0/1

インターフェイスを設定し、CLI インターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

次に、FastEthernet インターフェイス 0/1 を設定する例を示します。

ステップ 4

no cdp enable

 

Router(config-if)# no cdp enable

インターフェイス上でシスコ検出プロトコルをディセーブルにします。

次に、CDP をディセーブルにする例を示します。

(注) CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになります。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになります。たとえば、インターフェイスのカプセル化を PPP から HDLC に変更すると、そのインターフェイス上で no CDP run コマンドを使用して明示的にディセーブルにした場合でも、CDP はアクティブになります。この動作は設計によるものです。カプセル化の変更を行うと、デバイス上で CDP がグローバルにイネーブルになっていると見なされ、そのインターフェイスに設定されているレイヤ 2 プロトコルが変更され、インターフェイス コンフィギュレーションがデフォルトの CDP ステートであるイネーブルにリセットされます。

次に、CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになる例を示します。

interface POS3/0
no ip address
encapsulation ppp
shutdown
no cdp enable <<<<<<<<<<CDP Disabled
end
 

次に、CDP をディセーブルにした後で、インターフェイスのカプセル化を PPP から HDLC に変更する例を示します。

Router#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#int pos3/0
Router(config-if)#encap hdlc <<<<<<<<<<<<Encapsulation changed from ppp to hdlc.
Router(config-if)#do sh run int pos3/0
Current configuration : 49 bytes
!

次に、インターフェイスのカプセル化を変更した後で、CDP を再度イネーブルにする例を示します。

interface POS3/0
no ip address
shutdown <<<<<<<<<<<<CDP is now back on. You don't see it here previously disabled.
end
 

サポートされているインターフェイス上でのシスコ検出プロトコルのイネーブル化

サポートされているインターフェイス上でシスコ検出プロトコルをイネーブルにするには、次の作業を実行します。


) CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになります。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. cdp enable

5. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface FastEthernet 0/1

インターフェイスを設定し、CLI インターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

(注) CDP をあらかじめディセーブルにしている場合でも、インターフェイスのカプセル化を変更すると、そのインターフェイス上で CDP が再度イネーブルになります。

ステップ 4

cdp enable

 

Router(config-if)# cdp enable

シスコ検出プロトコルをイネーブルにします。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

送信タイマーと保持時間の設定

シスコ検出プロトコルの送信周波数とシスコ検出プロトコル パケットの保持時間を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. cdp timer seconds

4. cdp holdtime seconds

5. end

手順の詳細

コマンド
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

cdp timer seconds

 

Router(config)# cdp timer 30

シスコ検出プロトコル パケットの送信頻度を指定します。

この例では、頻度が 30 秒間に設定されています。

ステップ 4

cdp holdtime seconds

 

Router(config)# cdp holdtime 90

受信デバイスが情報を廃棄するまでの保持時間を指定します。

この例では、保持時間が 90 秒間に設定されています。

ステップ 5

end

 

Router(config)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化と再イネーブル化

シスコ デバイス上では、シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのブロードキャストはデフォルトでイネーブルになっています。このブロードキャストをディセーブルまたは再度イネーブルにするには、次の作業を実行します。

「シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化」

「シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのイネーブル化」

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのディセーブル化

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントをディセーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. no cdp advertise-v2

4. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

no cdp advertise-v2

 

Router(config)# no cdp advertise-v2

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのブロードキャストをディセーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのイネーブル化

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントをイネーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. cdp advertise-v2

4. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

cdp advertise-v2

 

Router(config)# cdp advertise-v2

シスコ検出プロトコル バージョン 2 アドバタイズメントのブロードキャストをイネーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

CLI を特権 EXEC モードに戻します。

シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス

デバイス上でシスコ検出プロトコルのモニタとメンテナンスを行うには、次の手順を行います。この作業およびすべての手順は任意です。また、次に示されている順序で手順を実行する必要もありません。

手順の概要

1. enable

2. clear cdp counters

3. clear cdp table

4. show cdp

5. show cdp entry device-name [ protocol | version ]

6. show cdp interface [ type number ]

7. show cdp neighbors [ type number ] [ detail ]

8. show cdp traffic

9. show debugging

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

clear cdp counters

 

Router# clear cdp counters

トラフィック カウンタを 0 にリセットします。

ステップ 3

clear cdp table

 

Router# clear cdp table

ネイバーに関する情報のシスコ検出プロトコル テーブルを削除します。

ステップ 4

show cdp

 

Router# show cdp

アドバタイズメントの間隔、指定されたポートでアドバタイズメントが有効な時間(秒単位)、アドバタイズメントのバージョンが表示されます。

ステップ 5

show cdp entry device-name [ protocol | version ]

 

Router# show cdp entry device-name protocol

特定のネイバーに関する情報を表示します。

表示される情報をプロトコルまたはバージョン情報に制限することもできます。

を入力すると、すべての CDP ネイバー エントリが表示されます。

ステップ 6

show cdp interface [ type number ]

 

Router# show cdp interface

シスコ検出プロトコルがイネーブルになっているインターフェイスに関する情報を表示します。

ステップ 7

show cdp neighbors [ type number ] [ detail ]

 

Router# show cdp neighbors

検出されたデバイスのタイプ、デバイスの名前、ローカル インターフェイス(ポート)の番号とタイプ、インターフェイスに対するシスコ検出プロトコル アドバタイズメントの有効期間(秒数)、デバイスのタイプ、デバイスの製品番号、およびポート ID を表示します。

detail キーワードを発行すると、ネイティブ VLAN ID、デュプレックス モード、およびネイバー デバイスに関連付けられた VTP ドメイン名に関する情報が表示されます。

ステップ 8

show cdp traffic

 

Router# show cdp traffic

シスコ検出プロトコル カウンタ(送信済み/受信済みパケット数とチェックサム エラー数を含む)を表示します。

ステップ 9

show debugging

 

Router# show debugging

ルータに対して有効になっているデバッグのタイプに関する情報を表示します。

シスコ検出プロトコルを使用するための設定例

次に、送信タイマーと保持時間の値の設定例と、シスコ検出プロトコルのモニタとメンテナンスを行うために発行できるコマンドを示します。

「送信タイマーと保持時間の設定:例」

「シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス:例」

送信タイマーと保持時間の設定:例

次の例では、タイマーは 30 秒ごとにアップデートを送信するように設定され、アップデートが有効であることを示すために show cdp interface コマンドが発行されます。

router#conf t
router(config)#cdp timer 30
router(config)#end
router#
router#sh cdp interface gi0/0/0
GigabitEthernet0/0/0 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 30 seconds
Holdtime is 120 seconds
router#
 

次の例では、保持時間は 90 秒に設定され、アップデートが有効であることを示すために show cdp interface コマンドが発行されます。

router#conf t
router(config)#cdp holdtime 90
router(config)#end
router#
router#sh cdp interface gi0/0/0
GigabitEthernet0/0/0 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 30 seconds
Holdtime is 90 seconds
router#

シスコ検出プロトコルのモニタリングとメンテナンス:例

次に、シスコ検出プロトコル情報を表示するために発行できる一般的なコマンドの例を示します。

Router# show cdp
 
Global CDP information:
Sending CDP packets every 60 seconds
Sending a holdtime value of 180 seconds
Sending CDPv2 advertisements is enabled
Router# show cdp neighbors
 
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater
Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID
C2950-1 Fas 0/0 148 S I WS-C2950T-Fas 0/15
RX-SWV.cisco.com Fas 0/1 167 T S WS-C3524-XFas 0/13
 
Router# show cdp neighbors detail
 
-------------------------
Device ID: C2950-1
Entry address(es):
Platform: Cisco WS-C2950T-24, Capabilities: Switch IGMP
Interface: FastEthernet0/0, Port ID (outgoing port): FastEthernet0/15
Holdtime : 139 sec
 
Version :
Cisco IOS XE C2950 Software (C2950-I6Q4L2-M), Version 12.1(9)EA1, RELEASE SOFTWARE
.
.
.
 
Router# show cdp traffic
 
CDP counters :
Total packets output: 81684, Input: 81790
Hdr syntax: 0, Chksum error: 0, Encaps failed: 0
No memory: 0, Invalid packet: 0, Fragmented: 0
CDP version 1 advertisements output: 0, Input: 0
CDP version 2 advertisements output: 81684, Input: 81790

その他の参考資料

ここでは、シスコ検出プロトコルの使用に関連する参考資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

Cisco IOS XE シスコ検出プロトコルのコマンド

『Cisco IOS Network Management Command Reference』

SNMP サポートの設定

Configuring SNMP Support 」の章

コマンドのデバッグ

『Cisco IOS Debug Command Reference』

オンデマンド ルーティングの設定

Configuring On-Demand Routing 」の章

規格

規格
タイトル

IEEE 802.1Q

『Virtual LANS』

MIB

MIB
MIB リンク

CISCO-CDP MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS XE リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

新しい RFC または変更された RFC はサポートされていません。また、既存の RFC に対するサポートに変更はありません。

--

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http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

シスコ検出プロトコルを使用するための機能情報

表 2 に、このモジュールに記載されている機能および具体的な設定情報へのリンクを示します。

ご使用の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS XE のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 2 には、一連の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS XE ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS XE ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


表 2 シスコ検出プロトコルを設定するための機能情報

機能名
リリース
機能情報

シスコ検出プロトコルの設定

Cisco IOS XE Release 2.1

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)は、シスコ デバイス上で動作し、近くにある直接接続されたデバイスをネットワーク アプリケーションが「認識」できるようにする、レイヤ 2 メディア独立型およびネットワーク独立型プロトコルです。このプロトコルは、シスコ デバイスの管理を容易にし、異なるネットワーク レイヤ プロトコルを使用するシステムが相互に認識できるようにします。

この機能は、Cisco IOS XE Release 2.1 で、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに導入されました。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「VLAN トランキング プロトコル(VTP)」

「Type-Length-Value(TLV)フィールド」

「シスコ検出プロトコル」

「シスコ検出プロトコルと SNMP との併用」

「シスコ検出プロトコルと非同期転送モード(ATM)相手先固定接続(PVC)用オンデマンド ルーティング(ODR)のサポート」

「IPv6 でのシスコ検出プロトコルのサポート」

「シスコ検出プロトコルの利点」

「シスコ検出プロトコルの使用方法」