クラウドおよびシステム管理 : Cisco Configuration Professional(CCP)

Cisco Configuration Professional クイック スタート ガイド

Cisco Configuration Professional クイック スタート ガイド
発行日;2012/11/15 | 英語版ドキュメント(2011/05/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Configuration Professional クイック スタート ガイド

作業 1: ファイルのダウンロード

作業 2: 向けのルータの設定

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピー

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

Cisco CP 向けのスイッチの設定

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

作業 3:PC 上での IP アドレスの設定

作業 4:ルータへの PC の接続

作業 5: ウィザードの実行

作業 6:初期設定の確認

作業 7: のインストール

作業 8: の使用開始

コミュニティの作成とデバイスの追加

機能の初期設定の作成

設定の編集

初期設定完了後に行う作業

Cisco CP およびお使いのルータに関する詳細

Cisco.com

Cisco Configuration Professional クイック スタート ガイド

78-18480-07-J

 

このマニュアルでは、Cisco Configuration Professional Express(Cisco CP Express)および Cisco Configuration Professional(Cisco CP)の使用方法について説明します。

Cisco Configuration Professional(Cisco CP)は、Cisco アクセス ルータ向けの GUI ベースのデバイス管理ツールです。このツールにより、GUI ベースの使いやすいウィザードを使用した、ルーティング、ファイアウォール、IPS、VPN、ユニファイド コミュニケーション、WAN および LAN の設定が簡略化されます。

Cisco CP は、ネットワーク管理者およびチャネル パートナーが容易に、また高い信頼性でルータを導入するうえで価値ある生産性強化ツールです。Cisco CP により、ワンクリック ルータ ロックダウンおよび革新的な音声/セキュリティ監査機能が提供され、ルータ設定に対する変更のチェックや推奨を行えます。また Cisco CP は、ルータのステータスをモニタして、WAN や LAN の接続に関する問題をトラブルシューティングします。

Cisco CP Express は、CP の軽量バージョンです。Cisco CP Express を使用して、ルータの LAN および WAN インターフェイス上で基本的なセキュリティ機能を設定できます。Cisco CP Express はルータのフラッシュ メモリで使用できます。

このマニュアルでは、ルータに接続するための PC のセットアップ方法、Cisco CP Express を使用してルータに初期ネットワーク設定を適用する方法、および Cisco CP を使用する方法を説明します。

このマニュアルは、 表 1 に示した発注オプション(SKU)のいずれかを使用するユーザ、およびこれらのツールを Cisco.com からダウンロードするユーザを対象としています。サポートされるルータ、Web ブラウザ、およびプラグインの詳細については、『 Release Notes for Cisco Configuration Professional 』を参照してください。

Cisco CP の発注オプションは、さまざまな導入のタイプに合わせて提供されます。 表 1 に、Cisco CP の発注オプション、各オプションでサポートされる導入のタイプ、およびこのマニュアルの使用方法を示します。

 

表 1 Cisco CP 発注オプション

発注オプション(SKU)
CD および設定ファイル
該当作業の収録項
CCP-CD

このオプションでは、個々のルータを受領後 Cisco CP Express を使用してセットアップしたり、CD から Cisco CP をインストールして、使用を開始できます。

Cisco CP CD の有無

あります。Cisco CP CD が支給されます。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。デフォルト コンフィギュレーション ファイルは NVRAM 内にあるため、ルータは起動時に IP アドレスが含まれた基本設定を備えています。

フラッシュ内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。ルータを出荷時のデフォルトに設定するには、Cisco CP Express の [デフォルト(Factory Defaults)] 機能を使用します。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 3:PC 上での IP アドレスの設定

作業 4:ルータへの PC の接続

作業 5:Cisco CP Express ウィザードの実行

作業 6:初期設定の確認

作業 7:Cisco CP のインストール

作業 8:Cisco CP の使用開始

CCP-CD-NOCF

このオプションでは、TFTP サーバなどの手段を使用してルータの設定を柔軟にロードでき、バッチ設定が可能です。コンソール セッションを開始する場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

Cisco CP CD の有無

あります。Cisco CP CD が支給されます。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

ありません。ルータでコンソール セッションが確立されている場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

フラッシュ内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。ルータを出荷時のデフォルトに設定するには、Cisco CP Express の [デフォルト(Factory Defaults)] 機能を使用します。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 2:Cisco CP 向けのルータの設定

作業 7:Cisco CP のインストール

作業 8:Cisco CP の使用開始

CCP-EXPRESS

このオプションでは、個々のルータを受領後Cisco CP Express を使用してセットアップできます。Cisco CP が必要な場合は、www.cisco.com からダウンロードできます。

Cisco CP CD の有無

ありません。Cisco CP CD は支給されません。Cisco CP が必要な場合は、次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/go/ciscocp

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。デフォルト コンフィギュレーション ファイルは NVRAM 内にあるため、ルータは起動時に IP アドレスが含まれた基本設定を備えています。

フラッシュ内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。ルータを出荷時のデフォルトに設定するには、Cisco CP Express の [デフォルト(Factory Defaults)] 機能を使用します。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 1:Cisco CP ファイルのダウンロード

作業 3:PC 上での IP アドレスの設定

作業 4:ルータへの PC の接続

作業 5:Cisco CP Express ウィザードの実行

作業 6:初期設定の確認

作業 7:Cisco CP のインストール

作業 8:Cisco CP の使用開始

CCP-EXPRESS-NOCF

このオプションでは、TFTP サーバなどの手段を使用してルータの設定を柔軟にロードでき、バッチ設定が可能です。コンソール セッションを開始する場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

Cisco CP CD の有無

ありません。Cisco CP CD は支給されません。Cisco CP が必要な場合は、次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/go/ciscocp

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

ありません。ルータでコンソール セッションが確立されている場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

フラッシュ内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あります。ルータを出荷時のデフォルトに設定するには、Cisco CP Express の [デフォルト(Factory Defaults)] 機能を使用します。Cisco CP はルータに付属していません。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 1:Cisco CP ファイルのダウンロード

作業 2:Cisco CP 向けのルータの設定

作業 7:Cisco CP のインストール

作業 8:Cisco CP の使用開始

作業 1:Cisco CP ファイルのダウンロード

この項では、Cisco CP ファイルのダウンロード方法について説明します。次を参照して、この項の作業が必要かどうかを判断してください。

 

この項の作業が必要なユーザ

CD を受け取っていないが、Cisco CP のインストールを希望する場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

CD を受け取っている場合は、この項を省略して、 作業 2:Cisco CP 向けのルータの設定へ進みます。

Cisco CP をダウンロードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Web ブラウザを開いて、次の URL にアクセスします。

http://www.cisco.com/go/ciscocp

ステップ 2 [Support] ボックスで、[Download Software] をクリックします。

ステップ 3 Cisco.com の資格情報の入力を求める Web ページが表示された場合は、該当する情報を入力して [Log In] をクリックします。Cisco.com の資格情報の取得が必要な場合は、ページ上部の [Register] をクリックして、このページに戻ります。

ステップ 4 ダウンロード ページでリリースを選択できるので、ダウンロードするリリースを選択します。

ステップ 5 選択したリリースのダウンロード ページで、 Cisco-config-pro-k9-pkg-N_N- ln .zip というリンクをクリックして、Cisco CP をダウンロードします。このファイル名で、N_N はバージョン番号、 ln は言語を表します。Cisco CP 1.1 の英語版が必要な場合は、Cisco-config-pro-k9-pkg-1_1-en.zip というリンクをクリックします。

ステップ 6 ダウンロードしたファイルを PC に保存します。


 

このパッケージは「作業 7:Cisco CP のインストール」で使用します。

作業 2:Cisco CP 向けのルータの設定

この項では、Cisco CP Express および Cisco CP をサポートするルータの設定方法について説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

発注オプションに NVRAM のコンフィギュレーション ファイルが含まれていないが、Cisco CP Express または Cisco CP を使用する場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

発注オプションに NVRAM のコンフィギュレーション ファイルが含まれている場合は、この項を省略できます。ルータは、Cisco CP Express および Cisco CP をサポートするよう設定されています。


) Cisco CP Express および Cisco CP をインストールする PC が、IP アドレスを使用してルータに接続していることを確認してください。


Cisco CP Express および Cisco CP がルータに接続して管理するには、次の基本設定が必要です。

http または https サーバがローカル認証に対して有効であること。

特権レベルが 15 とそれに伴うパスワードを持つローカル ユーザ アカウントを設定すること。

プロトコル ssh/telnet を使用した vty 回線がローカル認証に対して有効であること。これは対話型コマンドで必要です。

Cisco CP での既知の起動時の問題を回避するため、次の手順に示したパラメータを使用して http タイムアウト ポリシーを設定すること。

Cisco CP を実行する PC と Cisco CP を起動するインターフェイスを、同じサブネットの IP アドレスを使用して設定すること。

ルータ設定が上記の要件を満たしていることを確認する方法は次の 2 通りあります。

ルータのフラッシュ メモリのデフォルトのコンフィギュレーション ファイルを、ルータの NVRAM にコピーします。各発注オプションにより、ルータのフラッシュ メモリにデフォルトのコンフィギュレーション ファイルが提供されます。この方法を使用する場合は、 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピーを参照してください。

Cisco IOS CLI を使用して、必要なコンフィギュレーション コマンドを入力します。この方法を使用する場合は、 コンフィギュレーション コマンドの手動入力を参照してください。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピー

Cisco CP をサポートするよう設計されている工場出荷時のデフォルト設定から開始する場合は、この項の手順を使用します。工場出荷時のデフォルト設定には、Cisco CP のサポートに必要なすべてのコマンドが含まれ、IP アドレス 10.10.10.1 を使用してイーサネット インターフェイスが設定されます。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータのフラッシュ メモリから NVRAM にコピーするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンソール ポートまたはイーサネット ポートからルータにログインします。

ステップ 2 コンソール ポートを使用していて、ルータに実行コンフィギュレーションが存在しない場合は、Setup Command Facility が自動的に起動し、次のテキストが表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

no と入力して、Cisco IOS CLI コマンドを直接入力できるようにします。

Setup Command Facility が自動的に起動しない場合、実行コンフィギュレーションが存在するため、次の手順に進みます。

ステップ 3 ルータにユーザ EXEC モード プロンプトが表示される場合、次に示すとおり、 enable コマンドを入力して、パスワードを有効にします(設定されている場合)。

Router> enable
password password
Router#
 

ステップ 4 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルを識別するには、 show flash コマンドを入力します。ファイル名は cpconfig- modelnumber .cfg という形式になっており、 modelnumber はルータのシリーズを示します。たとえば、Cisco 860 および 880 シリーズ ルータ向けのコンフィギュレーション ファイルの名前は cpconfig-8xx.cfg です。

Router# show flash
-#- --length-- -----date/time------ path
1 2903 Apr 15 2008 20:34:48 +00:00 cpconfig-8xx.cfg
2 115712 Apr 15 2008 20:34:50 +00:00 home.tar
3 2279424 Apr 15 2008 20:34:54 +00:00 cpexpress.tar
Router#
 

ステップ 5 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピーするには、次の例に示すとおり、 copy flash: nvram: コマンドを入力します。

Router# copy flash:cpconfig-8xx.cfg nvram:
 

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルが NVRAM にある場合は、これがルータのスタートアップ コンフィギュレーションとなります。

ステップ 6 新しいスタートアップ コンフィギュレーションを実行コンフィギュレーションにして、ルータが Cisco CP をサポートできるようにするには、次の例に示すとおり、 copy startup-config running-config コマンドを入力します。

Router# copy startup-config running-config
 


 

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

ルータがすでに設定されていたり、またはその他の理由により、工場出荷時のデフォルト設定を使用しない場合は、この項の手順を使用して、必要なコマンドを設定に追加できます。

Cisco IOS コマンドを手動で入力するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンソール ポートまたはイーサネット ポートからルータにログインします。

ステップ 2 コンソール ポートを使用していて、ルータに実行コンフィギュレーションが存在しない場合は、Setup Command Facility が自動的に起動し、次のテキストが表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

no と入力して、Cisco IOS CLI コマンドを直接入力できるようにします。

Setup Command Facility が自動的に起動しない場合、実行コンフィギュレーションが存在するため、次の手順に進みます。

ステップ 3 ルータにユーザ EXEC モード プロンプトが表示される場合、次の例に示すとおり、 enable コマンドを入力して、パスワードを有効にします(設定されている場合)。

Router> enable
password password
 

ステップ 4 次の例に示すとおり、config terminal コマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始します。

Router> config terminal
Router(config)#
 

ステップ 5 次に示すコマンド構文を使用して、特権レベル 15 のユーザ アカウントを作成します。

Router(config)# username name privilege 15 secret 0 password
 

ステップ 6 ルータ インターフェイスが IP アドレスを使用して設定されていない場合は、ネットワーク経由でルータにアクセスできるようルータ インターフェイスを設定します。次に、インターフェイスにファスト イーサネット 0 を設定する例を示します。

Router(config)# int FastEthernet0
Router(config-if)# ip address 10.10.10.1 255.255.255.248
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)# exit
 

PC を直接ルータに接続する場合は、PC がこのインターフェイスと同じサブネット上にあることが必要です。

ステップ 7 ルータを非セキュア通信向けに http サーバとして設定するか、またはセキュア通信向けに https サーバとして設定します。

ルータを http サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http server コマンドを入力します。

Router(config)# ip http server
 

ルータを https サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http secure-server コマンドを入力します。

Router(config)# ip http secure-server
 

ステップ 8 ルータをローカル認証ができるよう設定するには、次の例に示すとおり ip http authentication local コマンドを入力します。

Router(config)# ip http authentication local
 

ステップ 9 次の例に示すとおり、http タイムアウト ポリシーを設定します。

Router(config)# ip http timeout-policy idle 60 life 86400 requests 10000
 

ステップ 10 vty 回線を特権レベル 15 に設定します。非セキュア アクセスの場合は、 transport input telnet コマンドを入力します。セキュア アクセスの場合は、 transport input telnet ssh コマンドを入力します。これらのコマンドの例を次に示します。

Router(config)# line vty 0 4
Router(config-line)# privilege level 15
Router(config-line)# login local
Router(config-line)# transport input telnet
Router(config-line)# transport input telnet ssh
Router(config-line)# exit
Router(config)# line vty 5 15
Router(config-line)# privilege level 15
Router(config-line)# login local
Router(config-line)# transport input telnet
Router(config-line)# transport input telnet ssh
Router(config-line)# end
 


 

Cisco CP 向けのスイッチの設定

この項では、Cisco CP をサポートするようスイッチを設定する方法を説明します。


) Cisco CP をインストールする PC が IP アドレスを使用してスイッチに接続できることを確認します。


Cisco CP がスイッチに接続して管理するには、次の基本設定が必要です。

http または https サーバがローカル認証に対して有効であること。

特権レベルが 15 とそれに伴うパスワードを持つローカル ユーザ アカウントを設定すること。

プロトコル ssh/telnet を使用した vty 回線がローカル認証に対して有効であること。これは対話型コマンドで必要です。

Cisco CP での既知の起動時の問題を回避するため、次の手順に示したパラメータを使用して http タイムアウト ポリシーを設定すること。

Cisco CP を実行する PC と Cisco CP を起動するインターフェイスを、同じサブネットの IP アドレスを使用して設定すること。

Cisco IOS CLI を使用して、必要なコンフィギュレーション コマンドを入力します。この方法を使用する場合は、 コンフィギュレーション コマンドの手動入力を参照してください。

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

Cisco IOS コマンドを手動で入力するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンソール ポートまたはイーサネット ポートからスイッチにログインします。

ステップ 2 コンソール ポートを使用していて、スイッチに実行コンフィギュレーションが存在しない場合は、Setup Command Facility が自動的に起動し、次のテキストが表示されます。

---System Configuration Dialog---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

no と入力して、Cisco IOS CLI コマンドを直接入力できるようにします。

Setup Command Facility が自動的に起動しない場合、実行コンフィギュレーションが存在するため、次の手順に進みます。

ステップ 3 スイッチにユーザ EXEC モード プロンプトが表示される場合、次の例に示すとおり、enable コマンドを入力して、パスワードを有効にします(設定されている場合)。

Switch> enable
password password
 

ステップ 4 次の例に示すとおり、config terminal コマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始します。

Switch> config terminal
Switch(config)#
 

ステップ 5 次に示すコマンド構文を使用して、特権レベル 15 のユーザ アカウントを作成します。

Switch(config)# username name privilege 15 secret 0 password
 

ステップ 6 IP アドレスが設定されていない場合は、ネットワーク経由でスイッチにアクセスできるよう設定します。次に、インターフェイス Vlan1 上で設定された IP アドレスの例を示します。

Switch(config)# interface Vlan1
Switch(config-if)# ip address 10.10.10.1 255.255.255.248
Switch(config-if)# no shutdown
Switch(config-if)# exit
 

PC を直接スイッチに接続する場合は、PC がこのインターフェイスと同じサブネット上にあることが必要です。

ステップ 7 スイッチを非セキュア通信向けに http サーバとして設定するか、またはセキュア通信向けに https サーバとして設定します。

スイッチを http サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http server コマンドを入力します。

Switch(config)# ip http server
 

スイッチを https サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http secure-server コマンドを入力します。

Switch(config)# ip http secure-server
 

ステップ 8 スイッチをローカル認証ができるよう設定するには、次の例に示すとおり ip http authentication local コマンドを入力します。

Switch(config)# ip http authentication local
 

ステップ 9 次の例に示すとおり、http タイムアウト ポリシーを設定します。

Switch(config)# ip http timeout-policy idle 60 life 86400 requests 10000

ステップ 10 vty 回線を特権レベル 15 に設定します。非セキュア アクセスの場合は、transport input telnet コマンドを入力します。セキュア アクセスの場合は、transport input telnet ssh コマンドを入力します。これらのコマンドの例を次に示します。

Switch(config)# line vty 0 4
Switch(config-line)# privilege level 15
Switch(config-line)# login local
Switch(config-line)# transport input telnet
Switch(config-line)# transport input telnet ssh
Switch(config-line)# exit
Switch(config)# line vty 5 15
Switch(config-line)# privilege level 15
Switch(config-line)# login local
Switch(config-line)# transport input telnet
Switch(config-line)# transport input telnet ssh
Switch(config-line)# end


 

作業 3:PC 上での IP アドレスの設定

この項では、Cisco CP Express へ接続してルータの設定を開始できるよう IP アドレスを設定する方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

新しいルータをセットアップしていて、Cisco CP Express を使用してルータに対して基本設定を行う場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP Express を使用しないでルータの基本設定を行う場合は、この項を省略します。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルにより、ルータ上で IP アドレスが LAN インターフェイスに割り当てられるので、PC をルータの LAN インターフェイスと同じサブネット上に設定する必要があります。ルータが固定インターフェイス モデルの場合、ルータは DHCP サーバとして設定されるので、IP アドレスを自動的に受け入れるよう PC を設定する必要があります。ルータがモジュール型インターフェイスを受け入れ可能な場合、ルータは DHCP サーバとして設定されないので、ルータと同じサブネット上にあるスタティック IP アドレスを使用して PC を設定する必要があります。

PC 上で IP アドレスを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 表 2 でお使いのルータのモデル番号を確認します。PC に必要な IP アドレス設定を書き留めます。


) 設定するルータ モデルが 表 2 に記載されていない場合は、『Release Notes for Cisco Configuration Professional』を参照してアップデート情報を確認してください。


 

表 2 必要な PC の IP アドレス設定

ルータ モデル
DHCP サーバ
必要な PC の IP アドレス設定

Cisco 815、Cisco 85x、Cisco 86x、Cisco 87x、Cisco 88x、Cisco 891、Cisco 892、Cisco 180x、Cisco 1805、Cisco 1811、Cisco 1812

あり

IP アドレスを自動的に入手します。

Cisco 1841、Cisco 1861、Cisco 28xx、Cisco 38xx

なし

スタティック IP アドレス:10.10.10.2 ~ 10.10.10.6

サブネット マスク:255.255.255.248

ステップ 2 PC 上で IP アドレスを設定します。

PC で Microsoft Windows XP が動作している場合は、次の手順を実行して、[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ(Internet Protocol TCP/IP Properties)] ダイアログを表示します。

a. [スタート(Start)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [ネットワーク接続(Network Connections)] > [ローカル エリア接続(Local Area Connection)] の順にクリックします。

b. 項目のリストで、[インターネット プロトコル(TCP/IP)(Internet Protocol (TCP/IP))] を選択します。

c. [プロパティ(Properties)] をクリックします。

d. ステップ 3 に進みます。

PC で Microsoft Windows Vista が動作している場合は、次の手順を実行して、[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ(Internet Protocol TCP/IP Properties)] ダイアログを表示します。

a. [スタート(Start)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [ネットワークと共有センター(Network and Sharing Center)] の順にクリックします。

b. 左側にある [タスク(Tasks)] カラムで [ネットワーク接続の管理(Manage network connections)] をクリックします。

c. [ネットワーク接続(Network Connections)] 画面で、[ローカル エリア接続(Local Area Connection)] をクリックします。

d. [ローカル エリア接続のプロパティ(Local Area Connection Properties)] ダイアログの [ネットワーク(Networking)] タブで、[インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)(Internet Protocol Version 4)] を選択し、[プロパティ(Properties)] をクリックします。

e. ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 [全般(General)] タブで、IP アドレスを設定します。

PC が DHCP サーバから IP アドレスを取得するよう設定するには、[IP アドレスを自動的に取得する(Obtain an IP address automatically)] をクリックします。図 1を参照してください。

図 1 PC が IP アドレスを自動的に取得するよう設定

 

[OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。

PC がスタティック IP アドレス 10.10.10.2 およびサブネット マスク 255.255.255.248 を使用するよう設定するには、[全般(General)] タブで次の手順を実行します。

[次の IP アドレスを使う(Use the following IP address)] をクリックします。図 2を参照してください。

図 2 PC がスタティック IP アドレスを使用するよう設定

 

[IP アドレス(IP address)] フィールドに次の IP アドレスを入力します。

10.10.10.2
 

[サブネット マスク(Subnet mask)] フィールドに次のサブネット マスクを入力します。

255.255.255.248
 

[OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。


 

作業 4:ルータへの PC の接続

この項では、初期設定を実行するため PC をルータにケーブル接続する方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

新しいルータをセットアップしていて、Cisco CP Express を使用してルータに対して基本設定を行う場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP を使用して、すでに使用されているルータを管理するには、この項を省略します。

図 3 に示すとおり、PC をルータにケーブル接続します。

図 3 イーサネット ケーブルを使用したルータへの PC の接続

 

図 3 は一般的な例を示します。 表 3 の情報を使用して、PC のイーサネット ポートからルータの適切なイーサネットポートに接続します。


) 接続するルータ モデルが表 3 に記載されていない場合は、ルータのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。


 

表 3 ルータのイーサネット ポート

ルータ モデル
ケーブル タイプ
イーサネット ケーブルを下図に示すポートに接続

Cisco 815

ストレート
(ルータに同梱)

任意の ACT Lnk ポートに接続

Cisco 850 シリーズ
Cisco 860 シリーズ
Cisco 870 シリーズ
Cisco 880 シリーズ

ストレート
(ルータに同梱)

任意の LAN ポートに接続

Cisco 1801
Cisco 1802
Cisco 1803

ストレート
(ルータに同梱)

任意の SWITCH ポートに接続

Cisco 1805

ストレート
(ルータに同梱)

任意の PWR Lnk ポートに接続

Cisco 1811
Cisco 1812

任意の SWITCH ポートに接続

Cisco 1841

Cisco 1861

イーサネット スイッチとクロスまたはストレート

(ルータには付属せず)

FE 0/0 に接続

Cisco 2800

イーサネット スイッチとクロスまたはストレート

(ルータには付属せず)

FE 0/0 に接続

GE 0/0 に接続

Cisco 3800

イーサネット スイッチとクロスまたはストレート

(ルータには付属せず)

GE 0/0 に接続

GE 0/0 に接続

作業 5:Cisco CP Express ウィザードの実行

この項では、Cisco CP Express ウィザードを実行してルータに基本設定を行う方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

新しいルータをセットアップしていて、Cisco CP Express を使用してルータに対して基本設定を行う場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP を使用して、すでに使用されているルータを管理するには、この項を省略します。

Cisco CP Express は Cisco CP プログラムの 1 つで、ルータの LAN およびインターネット接続を簡単に設定できます。Cisco CP Express を使用してルータに基本設定を行った後、Cisco CP を使用してより複雑な設定を行えます。Cisco CP Express ウィザードを使用して次の機能を設定することを推奨します。

ルータ名

ユーザ名とパスワード

LAN IP アドレス

DHCP サーバ(必要な場合)

ウィザードを使用して WAN 接続、ファイアウォール、およびセキュリティを設定できますが、設定を行うことは必須ではありません。Cisco CP で提供されるウィザードは、これらの機能の設定に役立ちます。

Cisco CP Express のウィザードを使用するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PC で Web ブラウザを開いて、アクティブなポップアップ ブロッカを無効にし、次の URL にアクセスします。

http://10.10.10.1

ステップ 2 ログイン ウィンドウで、ユーザ名 cisco、パスワード cisco を入力します。起動プロセス中に他のログイン ウィンドウが表示される場合は、同じ資格情報(cisco/cisco)を入力します。ログイン ウィンドウが消えない場合は、「ヒント」の項を参照してください。


ヒント URL http://10.10.10.1 へアクセスしても起動ページが表示されない場合は、次の手順に従って PC とルータ間の接続をテストしてください。

ルータの電源 LED と PC の接続先ポートの LED が点灯しているかチェックします。点灯していると、ルータと PC 間のイーサネット接続がアクティブであることを示します。LED が点灯していない場合は、PC をルータへ接続するのにクロス ケーブルを使用している、またはルータとスイッチ間の接続にストレート ケーブルを使用していることを確認します。

Web ブラウザの [オフライン作業(work offline)] オプションが無効になっていることを確認します。Internet Explorer の場合、[ファイル(File)] メニューをクリックして、[オフライン作業(work offline)] オプションがチェックされていないことを確認します。

ファイル cpexpress.tar、home.tar、および home.shtml がフラッシュ メモリにロードされていることを確認します。10.10.10.1 に対して Telnet セッションを開き、ユーザ名 cisco 、パスワード cisco を入力します。 show flash コマンドを入力して、フラッシュメモリにロードされたファイルを表示します。


) 安全上の理由により、ユーザ名 cisco およびパスワード cisco は、初回使用後に期限切れとなります。ルータからログオフする前に、次の Cisco IOS コマンドを必ず入力してください。

username username privilege 15 secret 0 password
username
および password の部分は、使用するユーザ名とパスワードに置き換えます。このコマンドにより、特権レベル 15 およびこのユーザ用パスワードが設定された新規ユーザが作成されます。この手順を実行しなかった場合、セッション終了後、ルータに再度ログインできなくなります。このとき、ユーザ名 cisco およびパスワード cisco の代わりに、今後のセッション用に作成した新しい資格情報を使用します。


PC の IP アドレスが正しく設定されていることを確認します。PC が IP アドレスを自動的に取得することを要求するルータや、またスタティック IP アドレスを使用して設定されることを要求するルータもあります。表 2 でお使いのルータを探して、PC の設定方法を確認します。


 

ルータに接続すると、Cisco CP Express の起動ページ(図 4)が表示され、続いて 1 つまたは複数の証明書ウィンドウが表示されます。下図に示したバージョンはあくまで例です。


) 実際の起動ページに表示されるバージョンはこれとは異なる場合があります。


図 4 Cisco CP Express の起動ページ

 

ステップ 3 [はい(Yes)] をクリックするか、[許可(Grant)] をクリックして、証明書を受け入れます。

ステップ 4 Cisco CP Express の概要ページが表示され、続いて Cisco CP Express のウィザード ページも表示されます(図 5)。[次へ(Next)] をクリックして、ルータの設定を開始します。

図 5 Cisco CP Express の概要ページとウィザード ページ

 


ヒント Cisco CP Express ウィザードでは、Cisco IOS ソフトウェアへのアクセスを制御するイネーブル シークレット パスワードを入力するメッセージが表示されます。入力したイネーブル シークレット パスワードは、書き留めるなどして必ず覚えておいてください。このパスワードは、[イネーブル パスワード(Enable Password)] フィールドまたは [要約(Summary)] ウィンドウには表示されず、ルータ設定を消去しなければリセットできません。また、ルータの LAN IP アドレスをデフォルト値から変更するよう求めるメッセージも表示されます。

ステップ 5 [要約(Summary)] ウィンドウが表示されたら、入力した LAN IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードを書き留めて、[完了(Finish)] をクリックします。この情報は、ルータを再接続して、追加設定を行う際に必要となります。

ステップ 6 Cisco CP Express を終了して「作業 6:初期設定の確認」の手順を実行し、LAN インターフェイスで設定した新しい IP アドレスを使用して PC を再設定してルータに再接続します。


 

作業 6:初期設定の確認

この項では、Cisco CP Express に対して実行した初期設定を確認する方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

Cisco CP Express を使用してルータに基本設定を行った場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP Express を使用しないでルータの基本設定を行った場合は、この項を省略します。

Cisco CP Express に再接続することで初期設定を確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PC の IP アドレスがルータ LAN インターフェイスと同じサブネット上にあることを確認してください。実行する手順は、PC が IP アドレスを自動的に取得できるよう設定する必要があるか、または、スタティック IP アドレスを使用して設定する必要があるかどうかにより異なります。

PC が IP アドレスを自動的に取得できるよう設定するには、次の手順を実行します。

a. 「作業 3:PC 上での IP アドレスの設定」の手順を実行して、[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ(Internet Protocol TCP/IP Properties)] の [全般(General)] タブを開きます。

b. 図 1 に示すとおり、[IP アドレスを自動的に取得する(Obtain an IP address automatically)] をクリックします。[OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。

c. [スタート(Start)] > [ファイル名を指定して実行(Run)] をクリックします。

d. [ファイル名を指定して実行(Run)] フィールドで、 cmd コマンドを入力します。

e. コマンドを入力するウィンドウが表示されるので、 ipconfig /release コマンドに続いて、 ipconfig /renew コマンドを入力し、ルータから新しい IP アドレスを取得します。これらのコマンドを入力すると、次に示す出力と同様の出力が表示されます。

C:\> ipconfig /release
Ethernet adapter Local Area Connection:
Connection-specific DNS Suffix . : somename.com
IP Address. . . . . . . . . . . . : 0.0.0.0
Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 0.0.0.0
Default Gateway . . . . . . . . . :
 
C:\> ipconfig /renew
Ethernet adapter Local Area Connection:
Connection-specific DNS Suffix . : somename.com
IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.1.147
Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.1.1
 

) 元々 PC が IP アドレスを自動的に受け入れるよう設定されている場合でも、ipconfig /release コマンドと ipconfig /renew コマンドを入力する必要があります。


新しいスタティック IP アドレスを使用して PC を設定するには、次の手順を実行します。

a. 「作業 3:PC 上での IP アドレスの設定」の手順を実行して、[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ(Internet Protocol TCP/IP Properties)] の [全般(General)] タブを開きます。

b. [次の IP アドレスを使う(Use the following IP address)] をクリックします。新しい IP アドレスおよびサブネット マスクを入力します。図 6 に例を示します。

c. [OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。

図 6 新しいスタティック IP アドレスを使用した PC の設定

 

ステップ 2 Web ブラウザを開いて、ルータの LAN インターフェイスで指定した新しい IP アドレスを入力します。

http://new-IP-address
 

たとえば、LAN インターフェイスに IP address 192.0.2.1 を指定した場合、ブラウザで http://192.0.2.1 というコマンドを入力します。

ステップ 3 Cisco CP Express ウィザードを実行した際にルータに指定したユーザ名とパスワードを入力します。

図 7 Cisco CP Express の概要ウィンドウ

 

Cisco CP Express の概要ウィンドウが表示されている場合、LAN インターフェイスの設定の検証は終了しています。

ステップ 4 別の Web ブラウザ ウィンドウを開くか、または Web サイトへ接続することで、インターネット(WAN)接続をテストします。Web サイト(www.cisco.com など)へ接続できる場合、WAN 接続は正常に機能しています。接続できない場合、Cisco CP Express または Cisco CP を使用して、WAN 設定を修正します。

ステップ 5 「作業 7:Cisco CP のインストール」 に進んで Cisco CP をインストールします。


 

作業 7:Cisco CP のインストール

この項では、PC に Cisco CP をインストールして、ルータの管理に使用できるようにする方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

PC に Cisco CP をインストールして、ルータを管理できるようにするには、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP を使用する必要がない場合は、この項を省略します。

PC に Cisco CP をインストールするには、CD を使用するか、www.cisco.com から Cisco CP ファイルをダウンロードして使用します。ダウンロード ファイルの内容は、CD と同じです。まず、インストール ファイルの場所を確認して、インストール ウィザードを起動します。


) オペレーティング システムが Microsoft Windows Vista Business Edition または Microsoft Windows 7 の PC に Cisco CP をインストールする場合は、必ず Microsoft Windows Vista Business Edition または Microsoft Windows 7 の管理モードでインストールを実行してください。これを行うには、Microsoft Windows の手順に従って管理者アカウントを作成して、作成したアカウント名とパスワードを使用して PC にログインしてから Cisco CP をインストールします。この作業を行わなかった場合、Cisco CP を実行するたびに Cisco CP アイコンまたはメニュー項目を右クリックして、[管理者として実行(Run as administrator)] を選択する必要があります。


次の手順を実行して、PC に Cisco CP をインストールします。


ステップ 1 Cisco CP の CD を使用する場合は、CD ドライブに置き、PC のデスクトップから [マイ コンピュータ(My Computer)] をクリックします。www.cisco.com から Cisco CP をダウンロードした場合は、ファイルを展開するフォルダへ移動し、ステップ 3 に進みます。

ステップ 2 CD ユーザは、[マイ コンピュータ(My Computer)] ウィンドウで CD ドライブのアイコン(DVD/CD-RW ドライブ(D:)など)をダブルクリックします。

ステップ 3 どのユーザもインストール ファイル Cisco-config-pro-k9- N _ N - ln .exe を確認します。 N_N はバージョン番号、 ln は言語を表します。たとえば、英語版の Cisco CP 1.1 のファイルは Cisco-config-pro-k9-1_1-en.exe です。

CD からインストールを行う場合、このファイルはルート フォルダにあります。

ダウンロードした Cisco Configuration Professional パッケージからインストールする場合、アーカイブを展開して、このファイルを確認します。

ステップ 4 インストール ファイルをダブルクリックします。Cisco CP Installshield ウィザードに最初の画面(図 8)が表示されます。図に示したバージョンはあくまで例です。


) 実際の画面に表示されるバージョンはこれとは異なる場合があります。


図 8 Cisco CP Installshield スプラッシュ画面

 

ステップ 5 ようこそウィンドウ(図 9)が表示されたら、[次へ(Next)] をクリックしてインストールを開始します。

図 9 ようこそウィンドウ

 

ステップ 6 続いて表示される画面でライセンス条件を確認し、Cisco CP をインストールするディレクトリを選択します。インストールの準備画面で、[次へ(Next)] をクリックして、PC へのファイルのコピーを開始します。

ステップ 7 インストール オプションの画面で、Cisco CP のショートカットの作成場所を選択して、[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8 インストールの完了画面(図 10)で、[Cisco Configuration Professional を実行(Run Cisco Configuration Professional)] をクリックします。

ステップ 9 Cisco CP の概要を表示するには、[クイック スタート ガイドを読む(Read Getting Started Guide)] をクリックします。

図 10 インストール オプション

 

ステップ 10 [完了(Finish)] をクリックします。Cisco CP により、図 11 に示す画面が表示されます。[クイック スタート ガイドを読む(Read Getting Started Guide)] をクリックした場合は、クイック スタート ガイドの PDF ファイルが別のウィンドウで起動します。図 11 に示したバージョンはあくまで例です。


) お使いのコンピュータに表示されるバージョンはこれとは異なる場合があります。


図 11 Cisco Configuration Professional スプラッシュ画面

 

 


) Cisco CP では、Internet Explorer 6.0 以降およびノンデバッグ版 Adobe Flash Player バージョン 10.0 以降が動作していることが必要です。Cisco CP をダウンロードした PC に Internet Explorer はインストールされているが Adobe Flash Player がインストールされていない場合、Adobe の Web サイト http://get.adobe.com/flashplayer/ を示す Web ブラウザが開きます。Internet Explorer 対応の Adobe Flash Player をダウンロードしてから、Cisco CP を起動します。


ステップ 11 作業 8:Cisco CP の使用開始を参照して、デバイスのコミュニティの作成方法や、Cisco CP を使用してデバイスを設定する方法を確認します。


 

作業 8:Cisco CP の使用開始

この項では、Cisco CP の使用を開始する方法を説明します。

 

この項の作業が必要なユーザ

PC に Cisco CP をインストールしてルータを管理する場合は、この項の作業を実行します。

この項を省略してよいユーザ

Cisco CP をインストールしていない場合は、この項を省略します。


) Cisco CP の CD にはトレーニング用ビデオが収録されています。ビデオを再生するには、ファイル ciscocp-video.html をクリックして、希望のビデオ クリップを選択します。


Cisco CP はデバイス コミュニティと連動します。コミュニティは、IP アドレスとログイン資格情報を設定することによってユーザが指定した 1 つまたは複数のデバイスで構成されます。コミュニティの作成後、そのコミュニティ内のデバイスを使用して作業を開始できます。

この項では、次の作業について説明します。

コミュニティの作成とデバイスの追加

機能の初期設定の作成

設定の編集

コミュニティの作成とデバイスの追加

手順

次の手順を使用して、コミュニティの作成、デバイスのコミュニティへの追加、コミュニティ内のすべてのデバイスの検出を行います。


ステップ 1 コミュニティを作成するには、[コミュニティの管理(Manage Community)] ダイアログボックスを使用します。Cisco CP を起動すると、[コミュニティの管理(Manage Community)] ダイアログボックスが自動的に表示され、デフォルトで [新しいコミュニティ(New Community)] というコミュニティが作成されます。図 12を参照してください。

図 12 [コミュニティの管理(Manage Community)]

 

[コミュニティの管理(Manage Community)] ダイアログボックスは次の方法でも開くことができます。

ツールバーで、[コミュニティの管理(Manage Community)] アイコンをクリックします。

メニュー バーで [アプリケーション(Application)] > [コミュニティの管理(Manage Community)] を選択します。

ステップ 2 [コミュニティの管理(Manage Community)] ダイアログボックスで、設定するデバイスの IP アドレスまたはホスト名、ユーザ名、およびパスワードを入力します。図 13 の例を参照してください。

図 13 IP アドレスと資格情報を使用したコミュニティの管理

 

デフォルトのユーザ名 cisco とデフォルトのパスワード cisco を入力すると、[デフォルトの資格情報の変更(Change Default Credentials)] ダイアログボックスが表示されます。安全上の理由により、デフォルトの資格情報を新しい資格情報に変更する必要があります。

ステップ 3 Cisco CP をデバイスに安全に接続するには、[安全に接続(Connect Securely)] チェックボックスをオンにします。

[安全に接続(Connect Securely)] チェックボックスをオンにすると、HTTPS ポート 443 および SSH ポート 22 情報が自動的にデバイスに追加されます。ポート情報を表示するには、[安全に接続(Connect Securely)] チェックボックスの横にある下向き矢印をクリックします。

[安全に接続(Connect Securely)] チェックボックスをオンにしなかった場合は、HTTP ポート 80 および Telnet ポート 23 情報が自動的にデバイスに追加されます。ポート情報を表示するには、[安全に接続(Connect Securely)] チェックボックスの横にある下向き矢印をクリックします。

ステップ 4 デフォルトのポート情報を変更する場合は、目的のポート情報をクリックして、新しいポート値を入力します。


) Cisco CP が指定されたセキュアな、またはセキュアでないポートのデバイスにアクセスできることを確認します。


ステップ 5 Cisco CP がコミュニティ内のすべてのデバイスを検出できるようにするには、[すべてのデバイスを検出(Discover All Devices)] チェックボックスをオンにします。希望に応じて、後で [コミュニティビュー(Community View)] ページからデバイスを検出することもできます。

ステップ 6 [OK] をクリックします。[コミュニティビュー(Community View)] ページが表示されます。ここには、コミュニティ内のデバイスに関する情報が表示されます。図 14を参照してください。


 

機能の初期設定の作成

この項では、ルータ インターフェイスの設定方法を説明します。Cisco CP を使用して機能の初期設定を作成する方法を、次の例を使って説明します。


ステップ 1 最初に、デバイスが所属するコミュニティを選択して、[OK] をクリックします。[コミュニティビュー(Community View)] ページ(図 14)が表示されます。

図 14 [コミュニティビュー(Community View)] ページ

 

ステップ 2 [コミュニティビュー(Community View)] ページで、作業を行うデバイスを選択し、[検出(Discover)] をクリックします。ネットワークの状態にもよりますが、Cisco CP がデバイスを検出するのに数分かかる場合があります。コミュニティ内の別のデバイスで作業したい場合は、それを選択して、[検出(Discover)] をクリックします。

ステップ 3 検出したデバイスの設定を開始するには、[コミュニティメンバの選択(Select Community Member)] ドロップダウン リストからデバイスを選択し、[設定(Configure)] ボタンをクリックします。図 15 に、左側のペインに表示される設定ツリーを示します。

図 15 設定ツリー

 

 

ステップ 4 設定ツリーでは、実行する設定作業を選択します。選択した作業の画面が右側のペインに表示されます。図 16 に [インターフェイスと接続(Interfaces and Connections)] 画面を示します。

図 16 [インターフェイスと接続(Interfaces and Connections)]

 

[インターフェイスと接続(Interfaces and Connections)] 画面には、[接続の作成(Create Connection)] タブと [インターフェイス/接続の編集(Edit Interfaces/Connections)] タブが含まれます。Cisco CP 画面の作成タブでは、設定全体を通じてガイドするスマート ウィザードへアクセスでき、このウィザードによって、ユーザが行っている変更が既存の設定と競合している場合ユーザに通知されます。編集タブでは、追加の設定が行える画面にアクセスできます。ウィザードを使用して最初の設定を作成し、編集タブで表示される画面で設定を検討し、必要であればさらに変更を行うことを推奨します。

ステップ 5 ウィザードを使って設定を開始するには、作成タブにある作成ボタンまたは起動ボタンをクリックします。ウィザードのようこそ画面が表示され、画面にはこれから実行する作業がリストされます。図 17 に ADSL 接続ウィザードのようこそ画面を示します。

図 17 ADSL 接続ウィザードのようこそ画面

 

ステップ 6 ウィザードを使用して設定を開始するには、[次へ(Next)] をクリックします。図 18 に ADSL カプセル化画面を示します。ここでは、使用するカプセル化のタイプを選択できます。

図 18 ADSL カプセル化画面

 

ステップ 7 表示されるプロンプトに対する値を選択または入力します。

ステップ 8 ウィザードを終了するには、[次へ(Next)] をクリックして、後続の画面へ進み、画面での作業を完了します。必要な値をすべて入力すると、要約画面が表示されます。この画面には、ユーザが入力した値が表示されます。図 19 に ADSL 接続の要約画面を示します。

図 19 ADSL 接続の要約画面

 

ステップ 9 画面の情報を確認します。情報を変更する場合は、[戻る(Back)] をクリックして変更が必要な画面へ戻り、変更を行った後、再び要約画面へ戻ります。

ステップ 10 [完了(Finish)] をクリックすると、変更した内容がルータに反映されます。

ステップ 11 実行コンフィギュレーションを PC に保存する場合は、 表 4 に示したボタンをクリックします。

 

表 4 [実行コンフィギュレーションの保存(Save Running Configuration)] ボタン

ボタン
機能

 

実行コンフィギュレーションを PC に保存します。


 

設定の編集では、設定の変更方法を説明します。

設定の編集

ウィザードを使用して設定を作成した後、再度ウィザードへ戻らずに設定を編集できます。設定を編集する場合、ウィザードでは設定できない値を設定できます。次の例では、ファスト イーサネット接続の編集方法を示します。

設定を編集するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 編集画面を表示するには、編集タブをクリックします。図 20 に [インターフェイス/接続の編集(Edit Connection/Interface)] タブを示します。

図 20 [インターフェイス/接続の編集(Edit Interfaces/Connections)]

 

ステップ 2 設定エントリを編集するには、エントリをダブルクリックします。画面に [編集(Edit)] ボタンが表示されている場合は、変更するエントリを選択して、[編集(Edit)] をクリックします。タブが含まれるダイアログが表示されます。図 21 に、ファスト イーサネット接続用のインターフェイスと接続ダイアログを示します。

図 21 接続ダイアログ

 

ステップ 3 ダイアログで必要な設定を行います。

ステップ 4 変更が必要な次のダイアログのタブをクリックして、変更を行います。

ステップ 5 [OK] をクリックして変更をルータに送信し、ダイアログを閉じます。


 

初期設定完了後に行う作業

Cisco CP を使用してルータに対する初期設定を行った後は、Cisco CP を使用して引き続きその他の機能を設定したり、既存の設定を編集できます。

Cisco CP およびお使いのルータに関する詳細

Cisco CP 機能の詳細については、Cisco CP のオンライン ヘルプおよび Cisco.com で入手可能なマニュアルを参照してください。

Cisco CP に関する詳細は、次のリンク先 Web ページにも記載されています。

http://www.cisco.com/go/ciscocp

この Web サイトから、Cisco CP に関する詳細情報(データ シート、技術マニュアルや製品アップデートへのリンクなど)にアクセスできます。

お使いのルータのこれ以外の手順(PC をルータのコンソール ポートへ接続して必要な場合に CLI を使用できるようにする方法、ルータの LED を使用してインストールを確認する方法、など)については、クイック スタート ガイドを参照してください。クイック スタート ガイドには、保証に関する重要な情報も記載されています。

Cisco.com

シスコの Web サイトへは次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com

他のマニュアルの入手方法、およびテクニカル サポートを受ける方法については、設定が完了したルータのクイック スタート ガイドを参照してください。