Cisco Identity Services Engine ユーザ ガイド リリース 1.1.1
ライセンスの管理
ライセンスの管理
発行日;2013/01/21 | 英語版ドキュメント(2012/12/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

ライセンスの管理

ライセンスについて

現在のライセンスの表示

ライセンシング履歴の表示

ライセンスの追加およびアップグレード

ライセンスの削除

ライセンスの管理

この章では、Cisco Identity Services Engine(ISE)で使用可能なライセンシング メカニズムとライセンシング スキーム、およびライセンスを追加またはアップグレードする方法について説明します。内容は、次のとおりです。

「ライセンスについて」

「現在のライセンスの表示」

「ライセンスの追加およびアップグレード」

「ライセンスの削除」

ライセンスについて

Cisco ISE では、ライセンシングを使用して、増加するエンドポイント数に対するカバレッジを提供し、適用する 1 つ以上のライセンスの機能に応じて、より複雑なポリシー サービスを提供できます。

Cisco ISE のライセンスは、基本、拡張、およびワイヤレスのパッケージで利用できます。各パッケージには、そのパッケージに含まれているライセンスと同じ数の SKU が含まれています。Cisco ISE を使用するには、有効な基本ライセンス パッケージ、基本および拡張ライセンス パッケージ、またはワイヤレス ライセンス パッケージが必要です。

基本パッケージには、認証と許可、ゲスト サービス、およびリンクの暗号化を有効にするために必要なすべての基本サービスが含まれています。拡張パッケージには、ポスチャ サービス、プロファイラ サービス、およびセキュリティ グループ アクセス サービスが含まれています。

Cisco ISE は、次の重要な機能を持つライセンシング メカニズムにバンドルされています。

組み込みライセンス:Cisco ISE には、90 日間有効な組み込みの評価ライセンスが用意されています。評価ライセンスには、基本パッケージと拡張パッケージの両方が含まれており、基本パッケージと拡張パッケージの両方のエンドポイントの数が 100 に制限されています。このため、インストール時に即時に通常のライセンスをインストールする必要がありません。

中央管理:ライセンスは、Cisco ISE 管理ノードによって集中管理されます。2 つの ISE ノードが管理ペルソナ(プライマリおよびセカンダリ)を担当する分散展開では、ライセンス ファイルが正常にインストールされると、プライマリ管理ノードからのライセンシング情報がセカンダリ管理ノードに伝播されます。このため、展開内の各管理ノードに同じライセンスをインストールする必要がありません。

同時エンドポイント カウント:Cisco ISE ライセンスには、基本および拡張パッケージのカウント値が含まれています。このカウント値によって、これらのサービスを使用するエンドポイントの数が制限されます。このカウント値は、ネットワークに同時に接続され、サービスにアクセスする展開全体のエンドポイントの数と等しくなります。


) 同時エンドポイントは、サポートされるユーザとデバイスの合計数を表します。エンドポイントには、ユーザ、パーソナル コンピュータ、ラップトップ、IP 電話、スマートフォン、ゲーム コンソール、プリンタ、ファクス機、またはその他のネットワーク デバイスを組み合わせることができます。


Cisco ISE では、次のライセンス タイプを使用できます。

評価ライセンス

基本ライセンス

拡張ライセンス

ワイヤレス ライセンス


) ワイヤレス ライセンスは、Cisco 管理 ISE ノード上で基本ライセンス、または基本および拡張ライセンスと共存することができません。


Cisco ISE ライセンス スキームで使用可能なライセンス タイプの詳細については、『 Cisco Identity Services Engine Hardware Installation Guide, Release 1.1.1 』を参照してください。

現在のライセンスの表示

Cisco ISE で現在のライセンスを表示するには、[管理(Administration)] > [システム(System)] > [ライセンシング(Licensing)] > [現在のライセンス(Current Licenses)] を選択します。[現在のライセンス(Current Licenses)] ページが表示され、次の情報が示されます。

[管理ノード(Administration Node)]:プライマリ ノードがインストールされている Cisco ISE サーバ インスタンスの名前。

[ID]:ライセンシング情報から取得された管理ノード ID。

[バージョン(Version)]:Cisco ISE のバージョン番号。

[基本タイプ(Base Type)]:管理ノードに現在インストールされている基本ライセンスのステータスまたはタイプ。

[拡張タイプ(Advanced Type)]:管理ノードに現在インストールされている拡張ライセンスのステータスまたはタイプ。

[ワイヤレス タイプ(Wireless Type)]:管理ノードに現在インストールされているワイヤレス ライセンスのステータスまたはタイプ。

90 日間の評価ライセンスが期限切れになり、ワイヤレス ライセンスをインストールすると、[現在のライセンス(Current Licenses)] ページに、基本および拡張ライセンスが「インストールされていない」ことが示されます。

[ワイヤレス アップグレード タイプ(Wireless Upgrade Type)]:管理ノードに現在インストールされているワイヤレス アップグレード ライセンスのステータスまたはタイプ。

ワイヤレス アップグレード ライセンスをインストールすると、[現在のライセンス(Current Licenses)] ページに、現在「評価(0 日)」基本ライセンスがあり、拡張ライセンスが「インストールされていない」ことが示されます。

[ライセンス対象(Licensed To)]:ライセンスが割り当てられている組織の名前。

[基本(Base)]:この数値の比率は、使用されているエンドポイントの数と現在の基本ライセンシング スキームでサポートされている許可されるエンドポイントの数の比率を表しています。たとえば、評価ライセンスを使用しており、エンドポイントを 1 つだけ指定している場合、この数字は 1/100 になります。

[拡張(Advanced)]:この数値の比率は、使用されているエンドポイントの数と現在の拡張ライセンシング スキームでサポートされている許可されるエンドポイントの数の比率を表しています。たとえば、評価ライセンスを使用しており、エンドポイントを 1 つだけ指定している場合、この数字は 1/100 になります。

ライセンシング履歴の表示

[ライセンシング履歴(Licensing History)] ページでは、ライセンス タイプおよび実行されたアクション(たとえば、ライセンスがインストール、アップグレード、削除などされた時期)に関するレポートを取得できます。ライセンシング履歴を表示するには、[操作(Operations)] > [システム(System)] > [レポート(Reports)] > [ライセンシング履歴(Licensing History)] を選択します。[ライセンシング履歴(Licensing History)] ページが表示され、次のライセンシング情報が示されます。

[タイムスタンプ(Time Stamp)]:特定のライセンスが追加、更新、または削除された時刻。

[管理者ユーザ名(Admin User Name)]:特定のアクションを実行した管理者ユーザの名前。

[管理 IP アドレス(Admin IP Address)]:ライセンスがインストールされている Cisco ISE ノードの IP アドレス。

[操作(Action)]:作成、アップグレード、削除など、実行されたアクション。

[ライセンス ファイル(License File)]:追加、更新、または削除されたライセンス ファイルの名前。ライセンスが評価ライセンスの場合、このカラムは空白のままとなります。

[説明(Description)]:実行されたアクションの簡単な説明。

ライセンシング履歴レポートの生成方法については、「システム レポート」を参照してください。

ライセンスの追加およびアップグレード

ライセンスは、スタンドアロンまたはプライマリの管理 ISE ノードでのみ追加できます。既存の評価ライセンスは、90 日の評価期間の期限が切れたとき、またはその前にアップグレードできます。評価ライセンスをアップグレードするか、または置き換えるには、2 つの方法があります。次のアクションのいずれかを実行する必要があります。

基本ライセンスをインストールしてから、拡張ライセンスもインストールするかどうかを選択する

ワイヤレス ライセンスをインストールする

前提条件

適切なライセンスを取得し、Cisco ISE ノードにインストールしたことを確認します。有効なライセンスを取得し、インストールする方法の詳細については、『 Cisco Identity Services Engine Hardware Installation Guide, Release 1.1.1 』を参照してください。

ライセンスを追加またはアップグレードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Cisco ISE 管理(Cisco ISE Administration)] インターフェイスで、[管理(Administration)] > [システム(System)] > [ライセンシング(Licensing)] > [現在のライセンス(Current Licenses)] を選択します。[現在のライセンス(Current Licenses)] ページに、使用可能な展開ライセンスおよびその設定のリストが表示されます。

ステップ 2 アップグレードするライセンス名の隣のオプション ボタンをクリックし、[編集(Edit)] をクリックします。

[ライセンスされているサービス(Licensed Service)] ページが表示され、次の情報が示されます。

[サービス(Service)]:Cisco ISE ノードで使用可能なサービス。

[インストール(Installations)]:Cisco ISE ノードに現在インストールされているサービス。

[ライセンス ファイル(License File)]:Cisco ISE ノードで現在アクティブ化されているライセンスのタイプ。

[エンドポイント(End Points)]:現在のライセンシング スキームでサポートされているエンドポイントの数。

[更新時刻(Updated Time)]:ライセンスが更新された時刻。

[カウンタ(Counter)]:Cisco ISE ノードにインストールされているライセンスの数および現在のライセンシング スキームでサポートされているエンドポイントの数。

ステップ 3 [サービスの追加(Add Services)] をクリックします。[新規ライセンス ファイルのインポート(Import New License File)] ページが表示されます。

ステップ 4 [参照(Browse)] をクリックして、追加したサービスをサポートする新しいライセンス ファイルをインポートします。

ステップ 5 [保存(Save)] をクリックします。

[現在のライセンス(Current Licenses)] ページに戻り、アップグレードされたライセンスが追加されていることを確認します。さらに確認するには、ライセンスがアップグレードされた各サービスの機能を確認します。


 

ライセンスの削除

ライセンスは、スタンドアロンまたはプライマリの管理 ISE ノードでのみ追加できます。評価ライセンスは削除できません。評価期間内に製品ライセンスを削除すると、削除時に評価ライセンスが復元されます。

基本パッケージ、拡張パッケージ、またはワイヤレス パッケージがインストールされている場合は、各パッケージを個別に削除できます。結合されたライセンスをインストールした場合は、基本パッケージおよび拡張パッケージの関連インストールがすべて削除されます。


) • 拡張パッケージ カウントが基本パッケージ カウントよりも大きい場合は、基本パッケージを削除できません。

ワイヤレス ライセンスの後にワイヤレス アップグレード ライセンスをインストールした場合は、ワイヤレス アップグレード ライセンスを削除してから基盤となるワイヤレス ライセンスを削除する必要があります。


 

ライセンスを削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Cisco ISE 管理(Cisco ISE Administration)] インターフェイスで、[管理(Administration)] > [システム(System)] > [ライセンシング(Licensing)] > [現在のライセンス(Current Licenses)] を選択します。[現在のライセンス(Current Licenses)] ページに、使用可能な展開ライセンスおよびその設定のリストが表示されます。

ステップ 2 ノード名の隣にあるオプション ボタンをクリックして [編集(Edit)] をクリックします。[ライセンスされているサービス(Licensed Services)] ページが表示されます。

ステップ 3 削除するライセンス名の隣のオプション ボタンをクリックし、[削除(Remove)] をクリックします。

ステップ 4 ライセンシング パッケージの削除を確認する確認ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。

[ライセンスされているサービス(Licensed Services)] ページに、変更したステータスが表示されます。