Cisco PIX セキュリティ アプライアンス ハードウェア インストレーション ガイド Version 7.2
PIX 506/506E
PIX 506/506E
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

PIX 506/506E

PIX 506/506E の製品概要

PIX 506/506E の設置

電源モジュールを PIX 506/506E に接続する

PIX 506/506E のシャーシ カバーの取り外しと付け直し

シャーシ カバーの取り外し

シャーシ カバーの付け直し

リチウム電池の交換

PIX 506/506E

この章では、PIX 506/506E の設置方法について説明します。

「PIX 506/506E の製品概要」

「PIX 506/506E の設置」

「電源モジュールを PIX 506/506E に接続する」

「PIX 506/506E のシャーシ カバーの取り外しと付け直し」

「リチウム電池の交換」


) PIX 506 と PIX 506E は、PIX 506E ではより速いプロセッサと異なる電源装置が使用されていることを除いて、同じです。

PIX 506 および PIX 506E は、Version 7.0(1) のソフトウェアではサポートされません。


PIX 506/506E の製品概要

この項では、PIX 506/506E の前面パネルと背面パネル、およびパネルの LED について説明します。

図3-1 に PIX 506/506E の前面図を示します。

図3-1 PIX 506/506E の前面パネル

 

図3-2 に PIX 506/506E の背面図を示します。

図3-2 PIX 506/506E の背面パネル

 

図3-3 に PIX 506/506E の前面パネルの LED を示します。

図3-3 PIX 506/506E の前面パネルの LED

 

表3-1 に、PIX 506/506E 前面パネルの LED のステートを示します。

 

表3-1 PIX 506/506E の前面パネルの LED

LED
ステート
説明

POWER

オン

装置は通電状態です。

ACT

点滅

アクティブ状態を表すインジケータ。ソフトウェア イメージがセキュリティ アプライアンスにロードされた場合に点灯します。

NETWORK

点滅

少なくとも 1 つのネットワーク インターフェイスがトラフィックを受け渡している場合に点灯します。

図3-4 に PIX 506/506E の背面パネルの LED を示します。

図3-4 PIX 506/506E の背面パネルの LED

 

表3-2 に、PIX 506/506E 背面パネルの LED のステートを示します。

 

表3-2 PIX 506/506E の背面パネルの LED

LED
ステート
説明

ACT

オン

ネットワーク アクティビティを示します。

LINK

オン

コネクタの接続先ネットワークにデータが流れていることを示します。

コンソール ポートの左にある USB ポートは使用しません。

PIX 506/506E の設置

PIX 506/506E を平坦で安定した場所に設置します。PIX 506/506E はラックマウントできません。

PIX 506/506E を設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンピュータのシリアル ポートの形状に合わせて DB-9 または DB-25 コネクタのどちらかにケーブルの一端を接続し、他端を RJ-45 コネクタに接続します。


) RJ-45 コンソール ポートを使用してコンピュータを接続し、設定コマンドを入力します。アクセサリ キットのシリアル ケーブルを用意します。シリアル ケーブル アセンブリは、RJ-45 コネクタのヌル モデム ケーブル、DB-9 コネクタ、および DB-25 コネクタの 3 点です。


ステップ 2 RJ-45 コネクタの一端を PIX 506/506E に接続し、他端をコンピュータのシリアル ポートに接続します(図3-5 参照)。

図3-5 PIX 506/506E のシリアル コンソール ケーブル

 

ステップ 3 内部ネットワーク ケーブルを、ETHERNET 0 または ETHERNET 1 というラベルが付いているインターフェイス コネクタに接続します。


) 内部および外部ネットワークへの接続は、PIX 506/506E のどちらかのインターフェイス ポートで行うことができます。


ステップ 4 外部ネットワーク ケーブルを他方のイーサネット ポートに接続します。


 

電源モジュールを PIX 506/506E に接続する

この項では、電源モジュールを PIX 506/506E に接続する方法について説明します。ここで提供する情報は、『 Regulatory Compliance and Safety Information 』と併せて利用してください。

PIX 506/506E では、外付けの AC-DC 電源装置を使用します。セキュリティ アプライアンスの背面に電源装置を接続し、その電源装置に AC 電源コードを接続すると、PIX 506/506E に電力が供給されます。

図3-6 に、電源装置から PIX 506 へのケーブル接続方法と、AC 電源コード コネクタ(電源装置の反対側にある)を示します。

図3-6 電源モジュールを PIX 506 (6 ピン コネクタ)に接続する

 

図3-7 に、電源装置から PIX 506E へのケーブル接続方法と、AC 電源コード コネクタ(電源装置の反対側にある)を示します。

図3-7 電源モジュールを PIX 506E (8 ピン コネクタ)に接続する

 

電源モジュールを接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PIX 506/506E を平坦で安定した場所に設置します。PIX 506/506E はラックマウントできません。

ステップ 2 電源装置を PIX 506/506E の背面に接続します。PIX 506 の場合は 図3-6 を、PIX 506E の場合は 図3-7 を参照してください。

ステップ 3 PIX 506/506E を起動する準備ができたら、装置背面の電源スイッチをオンにします。


 

PIX 506/506E のシャーシ カバーの取り外しと付け直し

この項では、PIX 506/506E のシャーシ カバーを取り外して付け直す方法について説明します。次の項目について説明します。

「シャーシ カバーの取り外し」

「シャーシ カバーの付け直し」

シャーシ カバーの取り外し

シャーシ カバーを取り外すには、次の手順を実行します。


) シャーシ カバーを取り外しても、シスコの保証に影響はありません。PIX セキュリティ アプライアンスのアップグレードに、特殊な工具は不要です。また、アップグレードによって高周波が漏れることもありません。



ステップ 1 Regulatory Compliance and Safety Information 』を読みます。

ステップ 2 セキュリティ アプライアンスの電源を切り、電源コードを外します。


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムを扱う際は、事前に電源をオフにして、電源コードを外しておいてください。


ステップ 3 ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続を外します。

ステップ 4 シャーシの背面から 2 つのネジを外します(図3-8 参照)。

図3-8 PIX 506/506E のシャーシ カバーのネジを外す

 

ステップ 5 背面パネルを手前にして、シャーシ カバーを奥にスライドさせてから、持ち上げて下部から離します(図3-8 参照)。


 

シャーシ カバーの付け直し


注意 シャーシ カバーを外したままで PIX セキュリティ アプライアンスを稼働させないでください。シャーシ カバーの役割は、内蔵部品の保護、電気ショートの防止、および電子部品を冷却する空気を適切に循環させることです。

シャーシ カバーを付け直すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 シャーシを安定した平坦な場所に置いて、前面パネルを手前にします。

ステップ 2 シャーシ カバーの後部にあるつまみがシャーシの底部にはまるように位置を調整します。

ステップ 3 カバーの前面をシャーシに押し下げて、カバーの側面のつまみがシャーシの側面パネルの内側にはまったことを確認します。

ステップ 4 シャーシ カバーを手前にスライドさせて、カバーのつまみが背面パネルの内側に、また、背面パネルのつまみがシャーシ カバーの内側にはまったことを確認します。

ステップ 5 先ほど外したネジでシャーシ カバーを固定します。

ステップ 6 ネットワーク インターフェイス ケーブルを再接続します。

ステップ 7 PIX 506/506E を平坦で安定した場所に設置します。PIX 506/506E はラックマウントできません。

ステップ 8 電源コードを再接続し、セキュリティ アプライアンスの電源を入れます。


 

リチウム電池の交換

PIX 506/506E には、メインのサーキット ボードにリチウム電池があります(図3-9 参照)。この電池の寿命は約 10 年です。電池が切れると、PIX セキュリティ アプライアンスは稼働しません。電池は現場交換可能ユニット(FRU)です。標準の 3V リチウム電池を使用して、使用済みの電池と交換できます。

図3-9 PIX 506/506E のリチウム電池の位置

 


警告 リチウム電池の交換に不備があると、爆発する危険性があります。必ず、同じ電池または製造元が推奨する同等タイプの電池と交換してください。使用済みの電池は、製造元の指示に従って廃棄してください。


リチウム電池を交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 シャーシ カバーを取り外します(「シャーシ カバーの取り外し」の説明を参照)。

ステップ 2 フラットヘッド ドライバを使用して、電池をスライドさせてサーキット ボードの金属クリップから外します(図3-9 参照)。

ステップ 3 使用済みの電池を脇に置き、新しい電池と交換します。文字が書かれた面を上にして、新しい電池を取り付けます。

ステップ 4 電池を電池スロットの中にスライドさせると、電池は所定の位置にはめ込まれます。

ステップ 5 シャーシ カバーを取り付けます。カバーのつまみの位置を下部パネルのつまみの位置に合わせて調整してから、シャーシ カバーを奥にスライドさせて、シャーシの側面パネルと前面パネルにあるスロットにはめ込みます。

ステップ 6 シャーシ カバーを取り付けます(「シャーシ カバーの付け直し」の説明を参照)。