Cisco PIX セキュリティ アプライアンス ハードウェア インストレーション ガイド Version 7.2
PIX 501
PIX 501
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

PIX 501

PIX 501 の製品概要

PIX 501 の設置

電源モジュールを PIX 501 に接続する

PIX 501 のケーブル ロック

PIX 501 のシャーシ カバーの取り外しと付け直し

シャーシ カバーの取り外し

シャーシ カバーの付け直し

リチウム電池の交換

PIX 501

この章では、PIX 501 の設置方法について説明します。

「PIX 501 の製品概要」

「PIX 501 の設置」

「電源モジュールを PIX 501 に接続する」

「PIX 501 のシャーシ カバーの取り外しと付け直し」

「リチウム電池の交換」


) PIX 501 は、Version 7.0(1) のソフトウェアではサポートされません。


PIX 501 の製品概要

この項では、PIX 501 の前面パネルと背面パネル、およびパネルの LED について説明します。

図2-1 に PIX 501 の前面図を示します。

図2-1 PIX 501 の前面パネル

 

図2-2 に PIX 501 の背面図を示します。

図2-2 PIX 501 の背面パネル

 

図2-3 に PIX 501 の前面パネルの LED を示します。

図2-3 PIX 501 の前面パネルの LED

 

表2-1 に、PIX 501 前面パネルの LED のステートを示します。

 

表2-1 PIX 501 の前面パネルの LED

LED
ステート
説明

POWER

オン

装置の電源が入っています。

オフ

装置の電源が入っていません。

LINK/ACT

点滅

インターネット アクセスなどのネットワーク アクティビティが発生しています。

オン

適切なケーブルで接続された機器の電源が入っていて、使用可能な状態です。

オフ

接続が確立されていません。


ヒント LINK/ACT の LED が点灯しない場合、間違った型式のケーブルを使用している可能性があります。黄色のストレート イーサネット ケーブルの代わりに、オレンジ色のクロスケーブルを試してください。

VPN TUNNEL

オン

1 つ以上の IKE/IPSec VPN トンネルが確立されています。

オフ

1 つ以上の IKE/IPSec VPN トンネルが使用できません。VPN トンネルはデフォルトで使用不可になっているため、VPN トンネルをサポートするように標準コンフィギュレーションを修正しない限り、LED は点灯しません。また、PPTP/L2TP トンネルが確立されたときも、同様に LED は点灯しません。

100 MBPS

オン

100Mbps でインターフェイスが使用できます(自動ネゴシエーション)。

オフ

10Mbps でインターフェイスが使用できます。

PIX 501 の設置

PIX 501 は、平坦で安定した場所に設置してください。PIX 501 はラックマウントできません。

PIX 501 を設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ポート 0 (外部イーサネット ポート)をパブリック ネットワークに接続します。

スイッチまたはハブに装置を接続するには、黄色のイーサネット ケーブル(72-1482-01)を使用します。

DSL モデム、ケーブル モデム、またはルータに装置を接続するには、オレンジ色のイーサネット ケーブル(72-3515-01)を使用します。

ステップ 2 ご使用の PC または他のネットワーク装置を、4 つのスイッチ型内部ポート(1 ~ 4 の番号が割り当てられている)の 1 つに接続します。


 

電源モジュールを PIX 501 に接続する

この項では、電源モジュールを PIX 501 に接続する方法について説明します。ここで提供する情報は、『 Regulatory Compliance and Safety Information 』と併せて利用してください。

電源モジュールを PIX 501 に接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 電源ケーブルの小さな丸いコネクタを背面パネルの電源コネクタに接続します(図2-4 を参照)。

ステップ 2 電源入力ケーブルの AC 電源コネクタを電源コンセントに接続します。


) PIX 501 には、電源スイッチがありません。ステップ 2 を完了した時点で、装置の電源が入ります。


図2-4 電源モジュールを PIX 501 に接続する

 


 

PIX 501 のケーブル ロック

PIX 501 には、標準的な卓上用ケーブル ロックを取り付けるスロットが用意されていて、ノート型パソコンなど小型の携帯用機器のセキュリティを物理的に保護します(図2-5 参照)。

図2-5 PIX 501 のセキュリティ ケーブル ロック

 

セキュリティ ケーブル ロックを取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 PIX 501 の背面パネルのロック スロットにケーブル ロックを取り付けます。

ステップ 2 PIX 501 を固定するためにケーブルの反対側を取り付ける方法については、製造元の指示に従ってください。


 

PIX 501 のシャーシ カバーの取り外しと付け直し

この項では、PIX 501 のシャーシ カバーを取り外して付け直す方法について説明します。次の項目について説明します。

「シャーシ カバーの取り外し」

「シャーシ カバーの付け直し」

シャーシ カバーの取り外し

シャーシ カバーを取り外すには、次の手順を実行します。


) シャーシ カバーを取り外しても、シスコの保証に影響はありません。PIX セキュリティ アプライアンスのアップグレードに、特殊な工具は不要です。また、アップグレードによって高周波が漏れることもありません。



ステップ 1 Regulatory Compliance and Safety Information 』を読みます。

ステップ 2 電源コンセントから電源コードを外して、セキュリティ アプライアンスの電源を切ります。

ステップ 3 ネットワーク インターフェイス ケーブルの接続を外します。

ステップ 4 装置を裏返してシャーシの上部を下にし、シャーシの前面を手前にして平坦な場所に置きます。

ステップ 5 シャーシの下部にある 1 つのネジを外します。このネジは、前面パネルの下側の中央にあります(図2-6参照)。

図2-6 PIX 501 の下部パネルのネジを外す

 

ステップ 6 シャーシの上下を元に戻します。シャーシは、上部と下部の 2 つの部分で構成されています(図2-7 参照)。

図2-7 シャーシ カバーをスライドさせてシャーシから取り外す

 

ステップ 7 前面パネルを手前にして、上部を手前にスライドさせてから、上部を持ち上げて下部から外します(図2-7 参照)。


 

シャーシ カバーの付け直し


注意 シャーシ カバーを外したままで PIX セキュリティ アプライアンスを稼働させないでください。シャーシ カバーの役割は、内蔵部品の保護、電気ショートの防止、および電子部品を冷却する空気を適切に循環させることです。

シャーシ カバーを付け直すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 シャーシを安定した平坦な場所に置いて、前面パネルを手前にします。

ステップ 2 シャーシ カバーの後部にあるつまみがシャーシの底部にはまるように位置を調整します。

ステップ 3 カバーの前面をシャーシに押し下げて、カバーの側面のつまみがシャーシの側面パネルの内側にはまったことを確認します。

ステップ 4 シャーシ カバーを手前にスライドさせて、カバーのつまみが背面パネルの内側に、また、背面パネルのつまみがシャーシ カバーの内側にはまったことを確認します。

ステップ 5 先ほど外したネジでシャーシ カバーを固定します。

ステップ 6 ネットワーク インターフェイス ケーブルを再接続します。

ステップ 7 PIX 501 は、平坦で安定した場所に設置してください。PIX 501 はラックマウントできません。

ステップ 8 電源コードを電源コンセントに再接続して、セキュリティ アプライアンスの電源を入れます。


 

リチウム電池の交換

PIX 501 には、メインのサーキット ボードにリチウム電池があります(図2-8 参照)。この電池の寿命は約 10 年です。電池が切れると、PIX セキュリティ アプライアンスは稼働しません。リチウム電池は現場交換可能ユニット(FRU)です。標準の 3V リチウム電池を使用して、使用済みの電池と交換できます。

図2-8 PIX 501 のリチウム電池の位置

 


警告 リチウム電池の交換に不備があると、爆発する危険性があります。必ず、同じ電池または製造元が推奨する同等タイプの電池と交換してください。使用済みの電池は、製造元の指示に従って廃棄してください。


リチウム電池を交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 シャーシ カバーを取り外します(「シャーシ カバーの取り外し」の説明を参照)。

ステップ 2 フラットヘッド ドライバを使用して、電池をスライドさせてサーキット ボードの金属クリップから外します(図2-8 参照)。

ステップ 3 使用済みの電池を脇に置き、新しい電池と交換します。文字が書かれた面を上にして、新しい電池を取り付けます。

ステップ 4 電池を電池スロットの中にスライドさせると、電池は所定の位置にはめ込まれます。

ステップ 5 シャーシ カバーを取り付けます(「シャーシ カバーの付け直し」の説明を参照)。