Cisco ASA 5505 適応型セキュリティ アプライアンス ハードウェア インストレーション ガイド
設置の準備
設置の準備
発行日;2013/10/11 | 英語版ドキュメント(2010/07/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

設置の準備

インストレーションの概要

安全に関する推奨事項

電気製品を扱う場合の注意

静電破壊の防止

一般的な設置場所の要件

設置場所の環境

問題を避けるための設置場所の構成

電源装置に関する考慮事項

機器ラックの構成

設置の準備

このガイドの情報は、Cisco ASA 5505用です。特に断りのない限り、このガイドで「適応型セキュリティ アプライアンス」またはセキュリティ アプライアンスといった場合は、Cisco ASA 5505シャーシのものを対象とします。

この章では、新しいハードウェアの設置またはハードウェア アップグレードの実行前に行う手順について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「インストレーションの概要」

「安全に関する推奨事項」

「一般的な設置場所の要件」

インストレーションの概要

シャーシの設置を準備するには、次の手順に従います。


ステップ 1 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco ASA 5500 Series 』で説明されている安全対策を確認します。

ステップ 2 ご使用のソフトウェア バージョンの リリース ノートを読みます。

ステップ 3 シャーシを開梱します。シャーシにはアクセサリ キットが付属しています。このキットには、マニュアル、製品 CD、電源コード(AC モデルのみ)、RJ-45 イーサネット ケーブル 2 本、RJ-45/DB-9 コンソール ケーブル 1 本、ラックマウント キット、および自己接着型の脚 4 つ(卓上マウント用)が含まれています。

ステップ 4 シャーシを安定した平坦な場所に置きます。


 

安全に関する推奨事項

次のガイドラインと後述する情報に従って安全を確保し、適応型セキュリティ アプライアンスを保護してください。ガイドラインには、作業環境で生じる可能性のある危険な状況がすべて網羅されているわけではありません。絶えず注意して、的確な判断を心がけてください。


) シャーシ カバーを取り外して、増設メモリやインターフェイス カードなどのハードウェア部品を取り付ける場合でも、シスコの保証に影響はありません。適応型セキュリティ アプライアンスのアップグレードに、特殊な工具は不要です。また、アップグレードによって高周波が漏れることもありません。


安全に関するガイドラインは、次のとおりです。

設置作業中および作業後は、シャーシの設置場所を整理し、埃のない状態に保ってください。

工具は、通行の邪魔にならない場所に保管してください。

ゆったりとした衣服やイヤリング、ブレスレット、ネックレスなどの装飾品は身につけず、シャーシに引っかかることがないようにしてください。

目が危険にさらされる状況で作業する場合は、保護眼鏡を着用してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「電気製品を扱う場合の注意」

「静電破壊の防止」

電気製品を扱う場合の注意


警告 シャーシの作業や電源モジュール周辺の作業を行う前に、AC 装置の電源コードを外し、DC 装置の回路ブレーカーの電源を切ってください。ステートメント 12


電気機器を取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

シャーシ内部の作業を開始する前に、作業を行う部屋の緊急電源遮断スイッチの場所を確認しておいてください。電気事故が発生した場合は、ただちにその部屋の電気を切ってください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず回路を確認してください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コード、すり減った電源コード、保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

負傷しないように注意してください。

システムの電源を切断してください。

可能であれば、医療を受けるために別の人を呼びます。それができないときは、被害者の状態を見極めてから助けを呼んでください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

適応型セキュリティ アプライアンスのシャーシは、指定された定格電力の範囲内で、製品の使用説明書に従って使用してください。

Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco ASA 5500 Series 』に されている地域および国別の電源仕様に従って、適応型セキュリティ アプライアンスを設置してください。

AC 入力電源モジュールを搭載した適応型セキュリティ アプライアンス モデルには、アース タイプの電源コンセントに限って使用できるアース タイプのプラグが付いた 3 線コードが同梱されています。これは大変重要な安全メカニズムです。装置のアースは、地域および国内の電気規定に適合させる必要があります。

静電破壊の防止

静電放電(ESD)によって機器が損傷し、電子回路に不具合が生じる可能性があります。静電放電は、電子部品の取り扱いが不適切な場合に生じ、障害あるいは断続的障害を引き起こします。

部品の取り外しまたは交換を行うときは、必ず静電気防止手順に従ってください。シャーシが電気的に接地されていることを確認してください。静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。クリップをシャーシ フレームの塗装されていない表面に止めて、静電気が安全にアースに流れるようにします。静電放電による損傷とショックを防止するには、リスト ストラップとコードを効果的に作用させる必要があります。リスト ストラップがない場合は、シャーシの金属部分に触れて、身体を接地してください。

安全を確保するために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10MΩである必要があります。

一般的な設置場所の要件

この項では、システムの安全な設置と操作を行うための設置場所の必要条件について説明します。設置場所の準備を整えてから、設置を開始してください。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「設置場所の環境」

「問題を避けるための設置場所の構成」

「電源装置に関する考慮事項」

「機器ラックの構成」

設置場所の環境

シャーシは、卓上に置くか、ラックにマウントします。システムを正常に動作させるには、シャーシの位置、機器ラックまたは配線室の配置が非常に重要です。装置間の間隔が狭すぎると、換気が十分に行われず、またパネルに手が届きにくくなるため、システムの誤動作や停止の原因になります。また、シャーシのメンテナンスも困難になります。

物理仕様については、次の URL の表 7 を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/vpndevc/ps6032/ps6094/ps6120/product_data_sheet0900aecd802930c5.html.

設置場所のレイアウトと装置の配置を検討するときは、次のセクションの「問題を避けるための設置場所の構成」に書かれている注意事項を念頭に置いて、装置の故障を防止し、環境が原因でシステムが停止することがないようにしてください。既存の装置で停止やエラーが頻繁に起きている場合にも、この注意事項を参考にすることにより、障害の原因を突き止め、今後問題が起きないように予防することができます。

問題を避けるための設置場所の構成

次の注意事項を考慮することで、シャーシに適した動作環境を確保し、環境による装置の故障を防ぐことができます。

電子機器は放熱します。空気の循環が不十分な場合、周辺の温度が上昇し、その結果、適切な動作温度まで装置を冷却できなくなることがあります。システムを使用する室内で十分に換気が行われるようにしてください。

前述した静電気防止手順に従って、装置の損傷を防いでください。静電放電による損傷によって、即時または断続的な機器障害が発生する可能性があります。

シャーシの上部パネルは、必ず固定してください。シャーシは内部を冷却用の空気が適切に流れるように設計されています。シャーシが開いていると、空気が漏れて、内蔵部品に冷却用の空気が行き渡らなくなったり、空気の流れが妨害されることがあります。

電源装置に関する考慮事項

環境動作範囲や所要電力など、電源に関する考慮事項については、次の URL の表 7 を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/vpndevc/ps6032/ps6094/ps6120/product_data_sheet0900aecd802930c5.html

次の考慮事項を検討してください。

シャーシを設置する前に設置場所の電源を調べ、「質の良い」(スパイクやノイズのない)電力が供給されているかどうかを確認してください。必要に応じて電源調整器を設置し、電源電圧で適切な電圧および電力レベルを確保してください。

設置場所で適切にアースし、雷や電力サージによる損傷を防止してください。

AC 入力電源モジュールを搭載したシャーシでは、次のガイドラインに従ってください。

シャーシでは、ユーザが動作範囲を選択できません。シャーシの正確な AC 入力電源の仕様については、そのラベルを参照してください。

AC 入力電源モジュールには数種類のコードが用意されています。設置場所に適したタイプを使用してください。

できるだけ、Uninterruptible Power Source(UPS; 無停電電源)を使用してください。

設置場所で適切にアースし、雷や電力サージによる損傷を防止してください。

機器ラックの構成

物理仕様については、次の URL の表 7 を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/vpndevc/ps6032/ps6094/ps6120/product_data_sheet0900aecd802930c5.html.