Cisco Secure Access Control System 5.5 インストレーション/アップグレード ガイド
Cisco SNS 3415 および Cisco SNS 3495 ハードウェア アプライアンスの設置
Cisco SNS 3415 および Cisco SNS 3495 ハードウェア アプライアンスの設置
発行日;2014/02/23 | 英語版ドキュメント(2014/02/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco SNS 3415 および Cisco SNS 3495 ハードウェア アプライアンスの設置

Cisco SNS-3415/3495 アプライアンス ラックの設置

Cisco Integrated Management Controller(CIMC)

CIMC の設定

ケーブルの接続

ネットワーク インターフェイスの接続

コンソールの接続

キーボードとビデオ モニタの接続

ケーブル管理

Cisco SNS-3415/3495 アプライアンスの接続と電源投入

サーバの接続と電源投入(スタンドアロン モード)

システム BIOS および CIMC ファームウェア

BIOS および CIMC ファームウェアの更新

システム BIOS へのアクセス

サービス ヘッダーおよびジャンパ

マザーボードのヘッダーの場所

BIOS リカバリ ヘッダー J41 の使用

CMOS クリア ヘッダー J37 の使用

Cisco SNS 3415 および Cisco SNS 3495 ハードウェア アプライアンスの設置

この章では、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスの設置方法とネットワークへの接続方法について説明します。

内容は、次のとおりです。

「Cisco SNS-3415/3495 アプライアンス ラックの設置」

「Cisco Integrated Management Controller(CIMC)」

「CIMC の設定」

「ケーブルの接続」

「Cisco SNS-3415/3495 アプライアンスの接続と電源投入」

設置を始める前に、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 3415 or 3495 Secure Access Control System 』を参照してください。これは、 http://www.cisco.com の次の場所にあります。

http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/cisco_secure_access_control_system/5.4/regulatory/
compliance/csacsrcsi.html.


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1017


Cisco SNS-3415/3495 アプライアンス ラックの設置

ここでは、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスをラックに設置する方法について説明します。


警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。
ステートメント 1006


スライド レールとサーバをラックに取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 前面側の固定ラッチを開きます(図 8-1 を参照)。スライド レール部品の「FRONT」のマークの付いた端部に、バネ仕掛けの固定ラッチがあります。取り付けペグをラック支柱の穴に挿入する前に、この固定ラッチが開いている必要があります。

a. 固定ラッチ部品の背面側で、「PULL」のマークの付いたクリップを開いた状態に維持します。

b. バネ仕掛けの固定ラッチを取り付けペグから離れる方向にスライドさせます。

c. 開位置で「PULL」クリップを解放して固定ラッチをロックします。

図 8-1 前面側の固定ラッチ

 

 

 

1

部品の背面にある「PULL」のマークの付いたクリップ

3

部品の前面にあるバネ仕掛けの固定ラッチ

2

前面側の取り付けペグ

 

 

ステップ 2 次の手順に従って、スライド レールをラックに取り付けます。

a. 左側の 2 本のラック支柱の内側でスライド レール部品の位置を合わせます(図 8-2 を参照)。

スライド レール部品上の「FRONT」および「REAR」のマークを使用して、ラックの前後の支柱の向きに部品を正しく合わせます。

b. 前面側のラック支柱の目的の穴に前面から入るように、前面側の取り付けペグの位置を合わせます。


) ラック支柱の穴を通る取り付けペグは、丸形または正方形の穴か、より小さい #10-32 の丸形の穴(取り付けペグの圧縮時)に適合するように設計されています。ラックに #10-32 のラック支柱の穴がある場合は、取り付けペグをそれらの穴の位置に合わせてから、バネ仕掛けのペグを圧縮して内側の #10-32 ベグを露出させます。


c. 取り付けペグがラックの後側の支柱の目的の穴にはまるまで、長さ調整ブラケットを伸ばします。

穴に背面側の取り付けペグを挿入する際、背面の固定ラッチを指で開いたままにします。ラッチを放すと、ラックの支柱が巻き込まれ、スライド レール部品が固定されます。

図 8-2 スライド レール部品の取り付け

 

1

左前側ラック支柱

4

長さ調整ブラケット

2

前面側の取り付けペグ

5

背面側の取り付けペグ

3

スライド レール部品

6

背面側の固定ラッチ

d. 2 つ目のスライド レール部品を、ラックの反対側に取り付けます。2 つのスライド レール部品が水平で同じ高さになっていることを確かめます。

e. 所定の位置に収まって留まるまで、各部品の内側のスライド レールをラック前方へ引き出します。

ステップ 3 サーバを次のようにスライド レールに装着します。


) 内側のレールは、工場出荷時にあらかじめサーバの側面に取り付けられています。内側のレールが損傷したり、失われたりした場合は、交換用の内側レールを発注できます(Cisco PID UCSC-RAIL1-I)。


a. サーバ側面にある内側レールを、空のスライド レールの前側に合わせます。

b. 内部の停止位置に収まるまで、サーバをスライド レールに押し込みます。

c. プラスチック製の解除クリップ(「PUSH」のラベルのついた)を内側の各レールに押し込み、次に、全面側のラッチがラック支柱に差し込まれるまでサーバをラックに押し込みます。

ステップ 4 (オプションの)ケーブル マネジメント アーム(CMA)をスライド レールの後ろ側に取り付けます。


) CMA は、右側と左側のどちらのスライド レールにも取り付けられます。次の手順では、サーバの背面から見て、右側のスライド レールの後部に取り付ける方法について説明します。


a. 内側の CMA アーム上のプラスチック製クリップを、サーバの側面にある取り付けブラケットのフランジ上でスライドさせます。図 8-3を参照してください。


) CMA を取り付けるスライド レールが左側と右側のどちらにあるかに関係なく、必ず「UP」のマークが CMA の上側になるように注意してください。図 8-3を参照してください。


b. 外側の CMA アーム上のプラスチック製クリップを、スライド レールのフランジ上でスライドさせます。図 8-3を参照してください。

c. CMA 固定ブラケットを左側のスライド レールに取り付けます。ブラケット上のプラスチック製クリップを、左側のスライドの端部にあるフランジ上でスライドさせます。

図 8-3 ケーブル マネジメント アームの取り付け(サーバの後部)

 

1

外側の左側スライド レールの後部にあるフランジ

5

内側 CMA アームの取り付けクリップ

2

CMA 固定ブラケット

6

「UP」方向マーク

3

右側の取り付けブラケットの後部にあるフランジ

7

外側 CMA アームの取り付けクリップ

4

外側の右側スライド レールの後部にあるフランジ

 

 

ステップ 5 「Cisco SNS-3415/3495 アプライアンスの接続と電源投入」に進みます。


 

Cisco Integrated Management Controller(CIMC)

組み込みの Cisco Integrated Management Controller 1.4.7a(CIMC)GUI または CLI インターフェイスを使用して、サーバ インベントリ、状態、およびシステム イベント ログをモニタできます。次の URL で、使用しているファームウェア リリースのユーザ マニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html

CIMC の設定

CIMC を通じて、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスに対するすべての操作を実行できます。これを行うには、最初に Web ベースのブラウザから CIMC にアクセスするための IP アドレスと IP ゲートウェイを設定する必要があります。


ステップ 1 電源コードを差し込みます。

ステップ 2 電源ボタンを押して、サーバをブートします。

 

 

ステップ 3 ブートアップ時に、F8 を押して BIOS CIMC 構成ユーティリティを開きます。次の画面が表示されます。

 

 

ステップ 4 サーバ管理用の CIMC へのアクセスに使用するために選択したポートに応じて NIC モードを設定します(ポートの識別については、 を参照してください)。

Dedicated:CIMC へのアクセスに 1 Gb イーサネット管理ポートを使用します。[NIC redundancy] の [ None ] を選択し、各種 IP 設定を選択する必要があります。

Shared LOM(デフォルト):CIMC へのアクセスに 2 つの 1 Gb イーサネット ポートを使用します。これは工場出荷時設定で、NIC 冗長化は Active-active、DHCP はイネーブルに設定されています。

[Cisco Card]:CIMC へのアクセスに設置されている Cisco UCS P81E VIC のポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。


) Cisco Card NIC モードは現在、PCIe スロット 1 に取り付けられている Cisco UCS P81E VIC(N2XX-ACPCI01)だけでサポートされています。


ステップ 5 必要に応じて NIC 冗長化を変更するには、このユーティリティを使用します。このサーバでは、次の 3 つの NIC 冗長化設定を行うことができます。

[None]:イーサネット ポートは個別に動作し、問題が発生した場合にフェールオーバーを行いません。

[Active-standby]:アクティブなイーサネット ポートに障害が発生した場合、スタンバイ ポートにトラフィックがフェールオーバーします。

[Active-active]:すべてのイーサネット ポートが同時に使用されます。

ステップ 6 ダイナミック ネットワーク設定用に DHCP をイネーブルにするか、スタティック ネットワーク設定を開始するかを選択します。


) DHCP をイネーブルにするには、DHCP サーバにこのサーバの MAC アドレスの範囲をあらかじめ設定しておく必要があります。MAC アドレスはサーバ背面のラベルに印字されています。このサーバでは、CIMC に 6 つの MAC アドレスが割り当てられています。ラベルに印字されている MAC アドレスは、6 つの連続 MAC アドレスのうち最初のものです。


ステップ 7 任意:このユーティリティを使用して、VLAN 設定を行います。

ステップ 8 このユーティリティを使用して、デフォルトの CIMC ユーザ パスワードの設定を行います。


) 設定の変更は約 45 秒後に有効になります。次の手順のサーバの再起動は、F5 を押して更新し、新しい設定が表示されてから行います。


ステップ 9 F10 を押して設定を保存し、サーバを再起動します。


) DHCP のイネーブル化を選択した場合、動的に割り当てられた IP アドレスと MAC アドレスがブートアップ時にコンソール画面に表示されます。



) デフォルトでは、シリアル ポートのボー レートは 115200 に設定されています。CIMC を設定したら、CIMC ユーザ インターフェイスにログインし、シリアル ポートのボー レートを 9600 に変更します。


ケーブルの接続

ここでは、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスをネットワークおよびアプライアンス コンソールに接続する方法について説明します。この項では、次の内容について説明します。

「ネットワーク インターフェイスの接続」

「コンソールの接続」

「キーボードとビデオ モニタの接続」

「ケーブル管理」

ケーブル(必要に応じてキーボード、モニタ ケーブルなど)をサーバの背面に接続します。ケーブルを適切に通し、ケーブル ストラップを使用して、ケーブルをしっかりスライド レールに固定します。アプライアンスの背面図については、 「Cisco SNS-3415 アプライアンスの背面図」 および 「Cisco SNS-3495 アプライアンスの背面図」 を参照してください。

ネットワーク インターフェイスの接続


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001


ここでは、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスのイーサネット ポートを接続する方法について説明します。

イーサネット コネクタは、Serial over LAN(SoL)ケーブルをサポートしています。RJ-45 ポートは、標準的なストレートおよびクロス カテゴリ 5 Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)ケーブルをサポートしています。シスコではカテゴリ 5 UTP ケーブルを販売していません。市販のケーブルを使用してください。

ケーブルをアプライアンスのイーサネット ポートに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アプライアンスの電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 ケーブルの一方の端を、アプライアンス上のギガビット イーサネット 0 ポートに接続します。

ステップ 3 他方の端をネットワークのスイッチに接続します。


 

イーサネット ポート コネクタ

Cisco SNS 3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスには、2 個の内蔵デュアルポート イーサネット コントローラが搭載されています。ACS 5.5 は複数の NIC をサポートしています。詳細については、「」を参照してください。これらのコントローラは、10-Mb/s、100-Mb/s、または 1000-Mb/s ネットワークに接続するためのインターフェイスと Full-Duplex(FDX; 全二重)機能を提供し、イーサネット LAN 上でデータを同時に送受信できます。

イーサネット ポートにアクセスするには、カテゴリ 3、4、5、5E、または 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルを、アプライアンスの背面にある RJ-45 コネクタに接続します。

表 8-1 に、UTP ケーブルのカテゴリを示します。

 

表 8-1 イーサネット ケーブル接続ガイドライン

Type
説明

10BASE-T

EIA カテゴリ 3、4、または 5 UTP(2 または 4 ペア)、最大 328 フィート(100 m)

100BASE-TX

EIA カテゴリ 5 UTP(2 ペア)、最大 328 フィート(100 m)

1000BASE-T

EIA カテゴリ 6 UTP(推奨)、カテゴリ 5E UTP または 5 UTP(2 ペア)、最大 328 フィート(100 m)

図 8-4 に、イーサネット RJ-45 ポートとプラグを示します。

図 8-4 RJ-45 ポートとプラグ

 

表 8-2 では、コネクタで使用される RJ-45 ピン信号について説明します。

 

表 8-2 イーサネット ポートのピン配置

イーサネット ポートのピン
信号
説明

1

TxD+

送信データ +

2

TxD-

送信データ -

3

RxD+

受信データ +

4

終端ネットワーク

接続なし

5

終端ネットワーク

接続なし

6

RxD-

受信データ -

7

終端ネットワーク

接続なし

8

終端ネットワーク

接続なし

コンソールの接続


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001


Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスには、コンソール端末をアプライアンスに接続するための DCE モードのコンソール ポートがあります。アプライアンスのコンソール ポートでは、DB-9 シリアル コネクタが使用されています。

Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンス上のコンソール ポートには、EIA/TIA-232 非同期シリアル(DB-9)コネクタが含まれています。このシリアル コンソール コネクタ(ポート)を使用することで、端末(ターミナル エミュレーション ソフトウェアが動作する PC か ASCII 端末)をコンソール ポートに接続し、アプライアンスにローカルにアクセスできます。

ターミナル エミュレーション ソフトウェアが動作する PC をコンソール ポートに接続するには、両端が DB-9 メスのストレート ケーブルを使用します。

ASCII 端末をコンソール ポートに接続するには、片方が DB-9 メスでもう一方が DB-25 オスのストレート ケーブルと、DB-25 メスから DB-25 メスへの変換アダプタを使用します。

端末またはターミナル エミュレーション ソフトウェアが動作する PC を、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスのコンソール ポートに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ストレート ケーブルを使用して端末をコンソール ポートに接続します。

ステップ 2 端末またはターミナル エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、ハードウェア フロー制御なしに設定します。


 

キーボードとビデオ モニタの接続


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001


ここでは、キーボードとビデオ モニタを Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスに接続するための方法について説明します。

Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスの前面パネルにある KVM コネクタを使用して、Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスにキーボードとビデオ モニタを接続できます。KVM ケーブルは、2 個の USB、1 個の VGA、および 1 個のシリアル コネクタを装備しており、アプライアンスに同梱されています。

Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンスはマウスをサポートしていません。

Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 には、アプライアンスの背面に USB ポートがあり、キーボードとビデオ モニタを接続するために使用できます。

キーボードとビデオ モニタをアプライアンスに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アプライアンスの電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 キーボード ケーブルの端を、アプライアンスの背面パネルにある PS/2(キーボード)ポートに接続します。

ステップ 3 ビデオ モニタ ケーブルの端を、アプライアンスの背面パネルにある PS/2(ビデオ モニタ)ポートに接続します。

ステップ 4 アプライアンスの電源をオンにします。


 

ケーブル管理

ケーブル管理は、アプライアンスの設定の中で、最も外観に関係する作業です。しかし、ケーブル管理には時間がかかるため、放置しがちです。

今日の装置ラックは、従来よりも多くの装置を収納するようになっています。このため、ラックの内部と外部で整然としたケーブル管理を行う必要性が高まっています。ケーブル管理が適切でないと、ケーブルが損傷したりケーブルの追加や変更に時間がかかったりするだけでなく、重要な通気やアクセスが妨げられます。これらの問題により、装置のパフォーマンスが低下したり、ダウンタイムが長くなったりするおそれがあります。

ケーブル管理を扱うためのソリューションは多数あります。単純なケーブル管理リングから、垂直または水平収納容器、樋やはしごに至るまで、さまざまなソリューションがあります。

すべての Cisco SNS-3415 または Cisco SNS-3495 アプライアンス ケーブルは、ケーブル同士や装置の他の部分と干渉しないように、適切に整理する必要があります。各地の慣習に従って、アプライアンスに接続されているケーブルを適切に整理してください。

設置手順を続行するには、次のセクション「Cisco SNS-3415/3495 アプライアンスの接続と電源投入」に進んでください。


 

Cisco SNS-3415/3495 アプライアンスの接続と電源投入

「サーバの接続と電源投入(スタンドアロン モード)」

「システム BIOS および CIMC ファームウェア」

「サービス ヘッダーおよびジャンパ」

サーバの接続と電源投入(スタンドアロン モード)


) ここでは、サーバをスタンドアロン モードで使用する場合のサーバの電源投入方法、IP アドレスの割り当て方法、サーバ管理への接続方法について説明します。サーバを UCS 統合で使用する場合は、固有のケーブル接続および設定が必要です。『Installation for Cisco UCS Integration』を参照してください。



) このサーバにはあらかじめ Shared LOM というデフォルトの NIC モードが設定されています。デフォルトの NIC 冗長化は active-active で、DHCP はイネーブルです。Shared LOM モードでは、2 つの 1 Gb イーサネット ポートが Cisco Integrated Management Interface(CIMC)にアクセスできます。1 Gb イーサネット専用管理ポート、または Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(VIC)のポートを使用して CIMC にアクセスする場合は、次の手順のステップ 3 の説明に従って、まずサーバに接続して NIC モードを変更する必要があります。このステップでは、NIC 冗長化を変更し、スタティック IP 設定を設定することもできます。


サーバの初期設定を実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付属の電源コードをサーバの各電源装置に接続し、次に、接地された AC 電源出力に接続します。電源仕様については、を参照してください。最初のブート中、サーバがスタンバイ電源でブートするまでに約 2 分かかります。

電源ステータスは、電源ステータス LED で確認できます( を参照)。

消灯:サーバには AC 電力が供給されていません。

オレンジ:サーバはスタンバイ電源モードです。CIMC と一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

緑:サーバは主電源モードです。すべてのサーバ コンポーネントに電力が供給されています。


) サーバはブートアップ時に、サーバに取り付けられている各 USB デバイスに対して 1 度ビープ音を鳴らします。外部の USB デバイスが取り付けられていない場合でも、仮想フロッピーディスク、CD/DVD ドライブ、キーボード、またはマウスなどの各仮想 USB デバイスに対して短いビープ音が鳴ります。BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)時に USB デバイスをホットプラグまたはホットアンプラグした場合、または、BIOS セットアップ ユーティリティや EFI シェルにアクセスしている間にもビープ音が鳴ります。


ステップ 2 前面パネルの KVM コネクタに接続されている付属の KVM ケーブルを使用して USB キーボードと VGA モニタを接続します( を参照)。


) または、背面パネルの VGA および USB ポートを使用することもできます。ただし、前面パネルの VGA と背面パネルの VGA は同時に使用できません。1 つの VGA コネクタに接続している場合に、反対側のコネクタにビデオ デバイスを接続すると、最初の VGA コネクタがディセーブルになります。


ステップ 3 BIOS CIMC Configuration Utility を起動するには、「CIMC の設定」を参照してください。このユーティリティを使用して、NIC モードと NIC 冗長化を設定し、DHCP をイネーブルにするか、スタティック ネットワーク設定を設定するかを選択します。

ステップ 4 サーバ管理用の CIMC に接続します。ステップ 3 で選択したポートを使用して、LAN からサーバにイーサネット ケーブルを接続します。Active-active および Active-passive の NIC 冗長化設定では、2 つのポートに接続する必要があります。

ステップ 5 ブラウザに CIMC の IP アドレスを入力して、CIMC セットアップ ユーティリティに接続します。CIMC IP アドレスは、ステップ 3 に設定されています(スタティック アドレスまたは DHCP サーバによって割り当てられたアドレス)。

サーバを管理するには、これらのインターフェイスの使用手順について『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide』または『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide』を参照してください。これらのマニュアルへのリンクは、次の URL の C シリーズ マニュアル ロードマップ内にあります。

http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc


 

システム BIOS および CIMC ファームウェア

ここでは、システム BIOS 1.4.7b.0 について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「BIOS および CIMC ファームウェアの更新」

「システム BIOS へのアクセス」

BIOS および CIMC ファームウェアの更新


注意 BIOS ファームウェアをアップグレードする場合、CIMC ファームウェアも同じバージョンにアップグレードする必要があります。アップグレードしないと、サーバが起動しません。BIOS と CIMC のファームウェアが一致するまで電源をオフにしないでください。オフにすると、サーバが起動しません。
シスコは、BIOS、CIMC、およびその他のファームウェアを互換性のあるレベルに同時にアップグレードできるよう支援するために、Cisco Host Upgrade Utility を提供しています。

サーバには、シスコが提供し、承認しているファームウェアが使用されています。シスコは、各ファームウェア イメージと共にリリース ノートを提供しています。ファームウェアを更新するには、いくつかの方法があります。

ファームウェア レベル 1.2 以降を実行するシステムの場合の推奨方法:Cisco Host Upgrade Utility を使用して、CIMC 1.4.7a、BIOS 1.4.7b.0、LOM、LSI ストレージ コントローラ、および Cisco UCS P81E VIC ファームウェアを同時に互換性のあるレベルにアップグレードします。

ファームウェア レベルについては、下記のマニュアル ロードマップ リンクにある『Cisco Host Upgrade Utility Quick Reference Guide』を参照してください。


) Cisco Host Upgrade Utility を使用するには、システム ファームウェアがレベル 1.2 以降である必要があります。ファームウェアがレベル 1.2 よりも前のレベルである場合は、次の方法で BIOS および CIMC ファームウェアを個別に更新する必要があります。


EFI インターフェイスを使用して BIOS をアップグレードするか、Windows または Linux プラットフォームからアップグレードします。『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server BIOS Upgrade Guide』を参照してください。

CIMC GUI インターフェイスを使用して CIMC と BIOS のファームウェアをアップグレードできます。『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers Configuration Guide』を参照してください。

CIMC CLI インターフェイスを使用して CIMC と BIOS のファームウェアをアップグレードできます。『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers CLI Configuration Guide』を参照してください。

上記のマニュアルへのリンクについては、次の URL にあるマニュアル ロードマップを参照してください。

http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc

システム BIOS へのアクセス

サーバの BIOS 設定を変更するには、次の手順に従います。詳しい手順は、BIOS 画面にも表示されます。


ステップ 1 ブート中にメッセージが表示されたら、F2 キーを押して BIOS Setup ユーティリティに切り替えます。


) このユーティリティの [Main] ページに、現在の BIOS のバージョンとビルドが表示されます。


ステップ 2 矢印キーを使って、BIOS メニュー ページを選択します。

ステップ 3 矢印キーを使って、変更するフィールドを反転表示にします。

ステップ 4 Enter キーを押して変更するフィールドを選択し、そのフィールドの値を変更します。

ステップ 5 Exit メニュー画面が表示されるまで右矢印キーを押します。

ステップ 6 Exit メニュー画面の指示に従って変更内容を保存し、セットアップ ユーティリティを終了します(または、F10 キーを押します)。Esc キーを押すと、変更内容を保存せずにユーティリティを終了できます。


 

サービス ヘッダーおよびジャンパ

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「マザーボードのヘッダーの場所」

「BIOS リカバリ ヘッダー J41 の使用」

「CMOS クリア ヘッダー J37 の使用」

マザーボードのヘッダーの場所

図 8-5を参照してください。 ヘッダーのブロックが赤色で表示されます。それぞれのヘッダーは拡大ビューに表示されます。ピン番号はブロックのすべてのヘッダーで同じです。

図 8-5 サービス ヘッダーの場所

 

1

J41 RCVR BIOS のブート

2

J37 CMOS のクリア

BIOS リカバリ ヘッダー J41 の使用

どのでステージを BIOS が破損しているかにより、さまざまな動作が発生することがあります。

BIOS BootBlock が破損すると、システムが次のメッセージで停止する場合もあります。

Initializing and configuring memory/hardware

BootBlock の破損ではない場合、次のメッセージが表示されます。

****BIOS FLASH IMAGE CORRUPTED****

Flash a valid BIOS capsule file using CIMC WebGUI or CLI interface.

IF CIMC INTERFACE IS NOT AVAILABLE, FOLLOW THE STEPS MENTIONED BELOW.

1. Connect the USB stick with recovery.cap file in root folder.

2. Reset the host.

IF THESE STEPS DO NOT RECOVER THE BIOS

1. Power off the system.

2. Mount recovery jumper.

3. Connect the USB stick with recovery.cap file in root folder.

4. Power on the system.

Wait for a few seconds if already plugged in the USB stick.

REFER TO SYSTEM MANUAL FOR ANY ISSUES.


) 上部に表示されるメッセージによって示されるように BIOS を回復するには、2 種類の方法があります。手順 1 を試して BIOS が回復しない場合は、手順 2 を使用します。



) サーバがこれらの手順を使用するには、CIMC バージョン 1.4(6)以降でなければなりません。


手順 1:recovery.cap ファイルを使った再起動


ステップ 1 BIOS 更新パッケージをダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。

ステップ 2 展開した [Initializing and configuring memory/hardware] フォルダの内容を USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。リカバリ フォルダには、この手順に必要なリカバリ ファイルが含まれます。


) recovery.cap ファイルは、USB メモリのルート ディレクトリにある必要があります。このファイルの名前を変更しないでください。USB ドライブは、FAT16 または FAT32 ファイル システムでフォーマットする必要があります。


ステップ 3 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 4 サーバをリブートします。

ステップ 5 前面パネルの電源ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。

サーバが、更新された BIOS ブート ブロックでブートします。BIOS が USB メモリの有効な recovery.cap ファイルを検出すると、次のメッセージが表示されます。

recovery.cap

ステップ 6 サーバの BIOS 更新が完了するのを待ってから、USB メモリをサーバから取り外します。


) BIOS の更新中に、CIMC はサーバをシャット ダウンし、画面が約 10 分間空白になります。更新中は、電源コードを外さないでください。更新が完了すると、CIMC はサーバの電源を投入します。



 

手順 2:リカバリ ジャンパおよび recovery.cap ファイルを使用します。

J41 ヘッダーの位置については、図 8-5 を参照してください。


ステップ 1 BIOS 更新パッケージをダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。

ステップ 2 展開した [Found a valid recovery file...Transferring to CIMC
System would flash the BIOS image now...
System would restart with recovered image after a few seconds...] フォルダの内容を USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。リカバリ フォルダには、この手順に必要なリカバリ ファイルが含まれます。


) recovery.cap ファイルは、USB メモリのルート ディレクトリにある必要があります。このファイルの名前を変更しないでください。USB ドライブは、FAT16 または FAT32 ファイル システムでフォーマットする必要があります。


ステップ 3 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従って、サーバの電源をオフにします。

ステップ 4 電源装置からすべての電源コードを外します。

ステップ 5 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。


注意 注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

ステップ 6 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

ステップ 7 J41 ヘッダーのピン 2 および 3 に、ショート ジャンパを移動します(図 2-5 を参照)。

ステップ 8 AC 電源コードをサーバに再度取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになります。

ステップ 9 ステップ 2 で準備した USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 10 前面パネルの電源ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。

サーバが、更新された BIOS ブート ブロックでブートします。BIOS が USB メモリの有効な recovery.cap ファイルを検出すると、次のメッセージが表示されます。

recovery.cap

ステップ 11 サーバの BIOS 更新が完了するのを待ってから、USB メモリをサーバから取り外します。


) BIOS の更新中に、CIMC はサーバをシャット ダウンし、画面が約 10 分間空白になります。更新中は、電源コードを外さないでください。更新が完了すると、CIMC はサーバの電源を投入します。


ステップ 12 サーバが完全にブートした後に、サーバの電源を再び切り、すべての電源コードを外します。

ステップ 13 J41 ヘッダーのデフォルトのピン 1 および 2 に戻るジャンパを移動します。


) ジャンパを移動しない場合、リカバリが完了したら、次のプロンプトが表示されます。Found a valid recovery file...Transferring to CIMC
System would flash the BIOS image now...
System would restart with recovered image after a few seconds....


ステップ 14 上部カバーを交換し、ラックのサーバを交換し、電源コードおよびその他のケーブルを交換したら、電源ボタンを押してサーバの電源をオンにします。


 

CMOS クリア ヘッダー J37 の使用

このヘッダーの位置については図 8-5 を参照してください。このヘッダーのジャンパで、システムがハング アップしたときにサーバの CMOS 設定をクリアできます。たとえば、設定が正しくないためにサーバがハング アップしてブートしなくなった場合に、このジャンパを使って設定を無効化し、デフォルト設定を使って再起動できます。


注意 CMOS をクリアすることによってカスタマイズされた設定が削除されるため、データが失われることがあります。この CMOS のクリア手順を使用する前に BIOS に必要なカスタマイズされた設定を書き留めます。


ステップ 1 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従って、サーバの電源をオフにします。

ステップ 2 電源装置からすべての電源コードを外します。

ステップ 3 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。


注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

ステップ 4 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

ステップ 5 J37 ヘッダーのピン 2 および 3 に、ショート ジャンパを移動します(図 2-5 を参照)。

ステップ 6 上部カバーと AC 電源コードをもう一度サーバに取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになり、前面パネルの電源 LED がオレンジ色に点灯します。

ステップ 7 前面パネルの電源ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。電源 LED が緑色になれば、サーバは主電源モードです。


) リセットを完了するには、サービス プロセッサだけでなく、サーバ全体がリブートして主電源モードになるようにする必要があります。これは、ホスト CPU が実行されていないとジャンパの状態を判別できないからです。


ステップ 8 電源ボタンを押し、サーバをシャットダウンしてスタンバイ電源モードにし、電流が流れないようにするために AC 電源コードを抜きます。

ステップ 9 サーバの上部カバーを外します。

ステップ 10 ショート ジャンパをヘッダー ピン 2 および 3 からデフォルト位置のピン 1 および 2 に戻します。


) ジャンパを移動しないと、サーバの電源を入れ直すたびに CMOS 設定がデフォルトにリセットされます。


ステップ 11 上部カバーを交換し、ラックのサーバを交換し、電源コードおよびその他のケーブルを交換したら、電源ボタンを押してサーバの電源をオンにします。