Cisco NCS 5000 シリーズ ルータ向け MPLS コマンド リファレンス
MPLS 静的コマンド
MPLS 静的コマンド

MPLS 静的コマンド

このモジュールでは、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ のマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ネットワーク内で静的な MPLS ラベルを設定するために使用するコマンドについて説明します。

MPLS の概念、設定作業、および例の詳細については、『MPLS Configuration Guide for Cisco NCS 5000 Series Routers』を参照してください。

address family ipv4 unicast (mpls-static)

特定の IPv4 ユニキャストの宛先アドレス プレフィックスおよびフォワーディング ネクストホップ アドレスでスタティック MPLS ラベル バインディングをイネーブルにするには、MPLS スタティック コンフィギュレーション モードで address-family ipv4 unicast コマンドを使用します。MPLS スタティック バインディングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

address-family ipv4 unicast local-label label_value allocate [ per-prefix ipv4_prefix_value ] forward path path_value nexthop nexthop_information interface-type interface-path-id out-label { label_value | pop | exp-null }

no address-family ipv4 unicast

構文の説明

local-label label_value

スタティック バインディングとフォワーディングに MPLS ローカル ラベル値を指定します。範囲は 16 ~ 1048575 です。

allocate

ローカル ラベルの割り当てオプションを表示します。

per-prefixipv4_prefix_value

指定した MPLS ラベルを静的にバインドする IPv4 プレフィックス値を指定します。

forward

スタティック MPLS ラベルを使用してトラフィックに転送を設定します。

path path-value

MPLS 相互接続パスに パス ID を指定します。

nexthop nexthop_information

ネクストホップ情報を指定します。IP アドレスまたはインターフェイスのいずれかです。

interface-typeinterface-id

インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

out-label label_value

出力パケットのスタティック バインディングに MPLS ローカル ラベル値を指定します。

pop

出力パケットからラベルを削除します。

exp-null

出力パケットに明示的ヌル ラベルを適用します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

MPLS スタティック コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容
リリース 5.1.1

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。

タスク ID

タスク ID 動作

mpls-static

読み取り

次に、IP プレフィックスにローカル ラベルを指定し、LSP を定義するコマンド シーケンスを示します。

RP/0/RP0/CPU0:router#configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#mpls static 
RP/0/RP0/CPU0:router(config-mpls-static)#address-family ipv4 unicast 
RP/0/RP0/CPU0:router(config-mpls-static-af)#local-label 30500 allocate per-prefix 10.1.1.1/24 forward path 1 nexthop 12.2.2.2 out-label 30600

clear mpls static local-label discrepancy

静的に割り当てられたローカル ラベルと動的に割り当てられたローカル ラベルとの間での不一致を解消するには、XR EXEC モードで clear mpls static local-label discrepancy コマンドを使用します。ラベルの不一致は次の場合に発生します。
  • ダイナミック ラベルとのバインディングがすでにある IP プレフィックス(VRF ごと)にスタティック ラベルを設定した。

  • 同じラベル値が別の IP プレフィックスに動的に割り当てられている場合に、スタティック ラベルを IP プレフィックスに設定した。

clear mpls static local-label discrepancy { label-value | all }

構文の説明

label-value

不一致を解消する必要があるラベルを表す値。

all

すべての不一致を解消する必要があることを指定します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

XR EXEC モード

コマンド履歴

リリース 変更内容
リリース 6.0

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。

タスク ID

タスク ID 動作

mpls-static

読み取り

RP/0/RP0/CPU0:router#clear mpls static local-label discrepancy all

interface (mpls-static)

指定したインターフェイスで MPLS カプセル化をイネーブルにするには、MPLS スタティック コンフィギュレーション モードで interface コマンドを使用します。指定したインターフェイスで MPLS カプセル化をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

interface interface-type interface-id

no interface interface-type interface-id

構文の説明

interface-type

インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

interface-path-id

物理インターフェイス インスタンス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

MPLS スタティック コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容
リリース 6.0

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。

タスク ID

タスク ID 動作

mpls-static

読み取りおよび書き込み

次に、TenGigE ポートで MPLS カプセル化をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# mpls static
RP/0/RP0/CPU0:router(config-mpls-static)# interface TenGigE 0/0/0/1

show mpls static local-label

mpls static コマンドを使用して割り当てたローカル ラベルに関する情報を表示するには、XR EXEC モードで show mpls static local-label コマンドを使用します。

show mpls static local-label { label-value | all [detail] | discrepancy [detail] | error [detail] }

構文の説明

local-label label-value

ローカル ラベル値を指定して、そのラベルのみの MPLS の静的情報を表示します。

all

すべてのローカル ラベルに関する MPLS の静的情報を表示します。

discrepancy

スタティック ラベルとダイナミック ラベル間のラベルの不一致を表示します。

error

MPLS の静的ラベル付けエラーを表示します。

detail

(任意)詳細情報が表示されます。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

XR EXEC モード

コマンド履歴

リリース 変更内容
リリース 6.0

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。

タスク ID

タスク ID 動作

mpls-static

読み取り

次に、ラベル不一致情報を表示するコマンド シーケンスを示します。

RP/0/RP0/CPU0:router#show mpls static local-label discrepancy detail 
Tue Apr 22 18:20:47.183 UTC
Label   VRF             Type         Prefix           RW Configured   Status   
------- --------------- ------------ ---------------- --------------- -------- 
16003   default         Per-Prefix   1.1.1.1/32       No              Discrepancy
           STATUS :  Label has discrepancy

次に、すべてのローカル ラベルについての MPLS の静的情報を表示するコマンド シーケンスを示します。

RP/0/RP0/CPU0:router#show mpls static local-label all
Tue Apr 22 18:21:41.813 UTC
Label   VRF             Type         Prefix           RW Configured   Status   
------- --------------- ------------ ---------------- --------------- -------- 
200     default         Per-Prefix   10.10.10.10/32   Yes             Created
16003   default         Per-Prefix   1.1.1.1/32       No              Discrepancy

show mpls static summary

MPLS の静的要約情報を表示するには、XR EXEC モードで show mpls static summary コマンドを使用します。

show mpls static summary

構文の説明

summary

MPLS のスタティック バインディング情報を表示します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

XR EXEC モード

コマンド履歴

リリース 変更内容
リリース 6.0

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。

タスク ID

タスク ID 動作

mpls-static

読み取り

次に、show mpls static summary コマンドによる出力例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:router#show mpls static summary         
Tue Apr 22 18:22:17.931 UTC

Label     :  Total      2   Errored     0   Discrepancies         1
VRF       :  Total      1   Active      1
Interface :  Total      7   Enabled     1   Forward-Reference     0

LSD       :  CONNECTED
IM        :  CONNECTED
RSI       :  CONNECTED