Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービ ス ルータ オペレーションおよびメンテナンス ガイド
ファイル システムのクリーンアップの実行
ファイル システムのクリーンアップの実行
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2011/06/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ファイル システムのクリーンアップの実行

コア ファイルとトレース ファイルのクリーンアップの実行

crashinfo ファイルのクリーンアップの実行

サブパッケージ ファイルのクリーンアップの実行

詳細情報

ファイル システムのクリーンアップの実行

適切なルータ動作を維持するために、定期的にコア ファイル、トレース ファイル、crashinfo ファイル、サブパッケージ ファイルのクリーンアップを実行します。ファイル システムのクリーンアップを実行する頻度は、ファイル システムの種類によって異なります。

この章の内容は次のとおりです。

「コア ファイルとトレース ファイルのクリーンアップの実行」

「crashinfo ファイルのクリーンアップの実行」

「サブパッケージ ファイルのクリーンアップの実行」

「詳細情報」

コア ファイルとトレース ファイルのクリーンアップの実行

コア ファイルとトレース ファイルは自動的に作成され、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータでは harddisk: ファイル システムの core ディレクトリと tracelogs ディレクトリに保存されます。ただし、Cisco ASR 1002 ルータおよび Cisco ASR 1002-F ルータでは、コア ファイルとトレース ファイルは bootflash: ファイル システムに保存されます。

適切なタイミングでのコア ファイルとトレース ファイルのクリーンアップは、ルータ動作にとって特に重要です。最適なルータ動作を維持するためには、core ディレクトリと tracelogs ディレクトリの内容を少なくとも週に 1 回は確認して減らします。

core ディレクトリと tracelogs ディレクトリの内容をクリーンアップするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Telnet または Secure Shell(SSH; セキュア シェル)接続を使用して、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータにログインします。


) core ディレクトリと tracelogs ディレクトリには、大量の出力が含まれている場合があります。コンソール ポートの専有を避けるため、コンソール ポートではなく、Telnet または SSH 接続を使用してください。


ステップ 2 cd コマンドを使用して、core ディレクトリまたは tracelogs ディレクトリに変更します。

Router# cd harddisk:/tracelogs
 

ステップ 3 dir コマンドを使用して、core ディレクトリまたは tracelogs ディレクトリの内容を表示します。

Router# dir
Directory of harddisk:/tracelogs/
 
753666 -rwx 164 Sep 14 2008 22:06:55 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.145
753667 -rwx 165 Sep 14 2008 21:01:41 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.221
753668 -rwx 165 Sep 14 2008 20:01:29 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.119
753669 -rwx 165 Sep 14 2008 20:06:30 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.110
753670 -rwx 165 Sep 14 2008 20:11:31 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.121
753671 -rwx 165 Sep 14 2008 20:16:32 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.132
753672 -rwx 165 Sep 14 2008 20:21:33 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.143
753673 -rwx 165 Sep 14 2008 20:26:34 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.154
753676 -rwx 165 Sep 14 2008 20:31:35 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.165
753677 -rwx 165 Sep 14 2008 20:36:36 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.176
753678 -rwx 165 Sep 14 2008 20:41:37 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.187
753679 -rwx 165 Sep 14 2008 20:46:38 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.198
753680 -rwx 165 Sep 14 2008 20:51:39 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.199
753681 -rwx 165 Sep 14 2008 20:56:40 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.200
753674 -rwx 165 Sep 14 2008 21:06:42 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.232
753675 -rwx 165 Sep 14 2008 21:11:43 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.233
753682 -rwx 165 Sep 14 2008 21:16:44 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.244
753683 -rwx 165 Sep 14 2008 21:21:45 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.255
753684 -rwx 165 Sep 14 2008 21:26:46 +01:00 inst_cleanup_R0-0.log.266
 
. . .
 
39313059840 bytes total (38428729344 bytes free)
 

ステップ 4 delete コマンドを使用して、core ディレクトリまたは tracelogs ディレクトリからファイルを削除します。作成日に基づいてファイルを削除します。つまり、古いファイルを先に削除します。

Router# delete inst_cleanup_R0-0*
 

注意 コア ファイルとトレース ファイルは削除できますが、core ディレクトリと tracelogs ディレクトリは削除しないでください。

ステップ 5 次のルータ上のすべての core ディレクトリと tracelogs ディレクトリで、ステップ 2 からステップ 4 を繰り返します。

Cisco ASR 1006 ルータでは、両方の RP の harddisk: ファイル システムでファイルのクリーンアップを実行します。

Cisco ASR 1004 ルータでは、シングル RP の harddisk: ファイル システムでファイルのクリーンアップを実行します。

Cisco ASR 1002 ルータと Cisco ASR 1002-F ルータでは、bootflash: ファイル システムでファイルのクリーンアップを実行します(harddisk: ファイル システムは使用できません)。


 

crashinfo ファイルのクリーンアップの実行

crashinfo ファイルは自動的に作成され、すべての Cisco ASR 1000 シリーズ ルータの bootflash: ファイル システムまたは harddisk: ファイル システムに保存されます。最適なルータ動作を維持するためには、不要な crashinfo ファイルを少なくとも週に 1 回は削除します。

crashinfo ファイルを削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Telnet または Secure Shell(SSH; セキュア シェル)接続を使用して、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータにログインします。


) crashinfo ファイルは、大量の出力を生成する可能性があります。コンソール ポートの専有を避けるため、コンソール ポートではなく、Telnet または SSH 接続を使用してください。


ステップ 2 cd コマンドを使用して、bootflash: ディレクトリまたは harddisk: ディレクトリに変更します。

Router# cd harddisk:
 

ステップ 3 dir コマンドを使用して、ディレクトリの内容を表示します。

Router# dir
Directory of harddisk:/
 
11 drwx 16384 Dec 4 2007 12:23:10 +00:00 lost+found
557057 drwx 4096 Aug 4 2008 23:10:46 +01:00 core
12 -rw- 0 Dec 4 2007 12:24:35 +00:00 tracelogs.780
753665 drwx 167936 Sep 14 2008 22:27:00 +01:00 tracelogs
13 -rw- 234250 Feb 1 2008 05:56:59 +00:00 crashinfo_SIP_01_00_20080C
14 -rw- 46853 Apr 10 2008 00:50:12 +01:00 tech_support_ouput.tgz.tgz
15 -rw- 225308932 Aug 13 2008 22:50:29 +01:00 2008-08-10_14.32.rp_supern
16 -rw- 208904396 Aug 20 2008 21:20:33 +01:00 asr1000rp1-adventerprisekn
 
39313059840 bytes total (38428712960 bytes free)
 

ステップ 4 delete コマンドを使用して、crashinfo ファイルを削除します。

Router# delete crashinfo_SIP_01_00_20080C
 

ステップ 5 他のファイル システムで、ステップ 2 からステップ 4 を繰り返します。
Cisco ASR 1006 ルータでは、両方の RP の crashinfo ファイルを消去します。


 

サブパッケージ ファイルのクリーンアップの実行

統合パッケージ ファイルは、USB Flash ディスクまたは TFTP などのネットワーク サーバ上の bootflash: ファイル システムに保存できます。個々のサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルは、bootflash: ファイル システムに保存する必要があります。

サブパッケージ ファイルは、起動または指定されたプロビジョニング マネージャが参照しなくなった場合、もう使用されません。最適なルータ動作を維持するために、使用されなくなったサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを削除します。

使用されなくなったサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを削除するには、 request platform software package clean コマンドを使用します。このコマンドは、使用されているサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを確認し、使用されていないファイルだけを削除します。

例:使用されていないすべてのサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを起動ディレクトリから削除する

次の例は、使用されていないすべてのサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを起動ディレクトリから削除する方法を示しています。

Router# request platform software package clean
Cleaning up unnecessary package files
No path specified, will use booted path harddisk:packages.conf
Cleaning harddisk:
Scanning boot directory for packages ... done.
Preparing packages list to delete ...
asr1000rp1-espbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpaccess.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpcontrol.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpios-adventerprisek9.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-sipbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-sipspa.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
packages.conf
File is in use, will not delete.
done.
Files that will be deleted:
packages.con.00
packages.conf.copy
testing1,pkg
testing1.pkg
 
Do you want to proceed? [confirm]y
Deleting file harddisk:packages.con.00 ... done.
Deleting file harddisk:packages.conf.copy ... done.
Deleting file harddisk:testing1,pkg ... done.
Deleting file harddisk:testing1.pkg ... done.
SUCCESS: Files deleted.
 

次の例は、起動ディレクトリにあるすべてのサブパッケージ ファイルとプロビジョニング ファイルを示しています。使用されているファイルは削除できません。

Router# request platform software package clean
Cleaning up unnecessary package files
No path specified, will use booted path harddisk:packages.conf
Cleaning harddisk:
Scanning boot directory for packages ... done.
Preparing packages list to delete ...
asr1000rp1-espbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpaccess.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpcontrol.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-rpios-adventerprisek9.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-sipbase.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
asr1000rp1-sipspa.02.03.00.122-33.XNC.pkg
File is in use, will not delete.
packages.conf
File is in use, will not delete.
done.
SUCCESS: No extra package or provisioning files found on media. Nothing to clean.

例:特定のサブパッケージ ファイルを起動ディレクトリから削除する

次の例は、特定のサブパッケージ ファイルを起動ディレクトリから削除する方法を示しています。

Router# request platform software package clean file harddisk:testing1.pkg
Cleaning up unnecessary package files
Scanning boot directory for packages ... ^./testing1.pkg$ /harddisk/
done.
Preparing packages list to delete ...
done.
Files that will be deleted:
testing1.pkg
 
Do you want to proceed? [confirm]y
Deleting file harddisk:testing1.pkg ... done.
SUCCESS: Files deleted.
 

次の例は、使用中の場合は特定のサブパッケージ ファイルを削除できないことをを示しています。

Router# request platform software package clean file harddisk:packages.conf
Cleaning up unnecessary package files
Scanning boot directory for packages ... done.
Preparing packages list to delete ...
packages.conf
File is in use, will not delete.
done.
SUCCESS: No extra package or provisioning files found on media. Nothing to clean.

例:異なるメディアの重複するサブパッケージ ファイルを削除する

次の例は、サブパッケージがコピーされ、起動に使用されたファイルと同じ名前が付いているものの、この重複するファイルが異なるメディアにある場合の、サブパッケージの削除方法を示しています。

Router# request platform software package clean file bootflash:packages.conf
Cleaning up unnecessary package files
Scanning boot directory for packages ... done.
Preparing packages list to delete ...
done.
Files that will be deleted:
packages.conf
 
Do you want to proceed? [confirm]y
Deleting file bootflash:packages.conf ... done.
SUCCESS: Files deleted.
 

詳細情報

この章で説明したトピックの詳細については、次のマニュアルを参照してください。

トピック
マニュアル

コマンドの説明

『Cisco IOS Master Command List, All Releases』

Command Lookup Tool( Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要)