LAN スイッチング コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE Release 3S(Cisco ASR 1000)
Resilient Ethernet Protocol(REP)
Resilient Ethernet Protocol(REP)
発行日;2013/06/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Resilient Ethernet Protocol(REP)

Resilient Ethernet Protocol(REP)はシスコ独自のプロトコルで、スパニングツリー プロトコル(STP)の代替となります。 REP はネットワーク ループの制御、リンク障害の処理、コンバージェンス時間の改善を実現します。 REP は、セグメントに接続されているポートのグループを制御することで、セグメントがブリッジング ループを作成するのを防ぎ、セグメント内のリンク障害に応答します。 REP は、複雑なネットワークを構築するための基盤を提供し、VLAN ロード バランシングをサポートします。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、『Bug Search Tool』およびご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/​go/​cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Resilient Ethernet Protocol の制約事項

  • ルータが REP をサポートするのは、ルータがメトロ IP アクセスまたはメトロ アクセス イメージを実行している場合のみです。
  • 各セグメント ポートを設定する必要があります。設定を間違えると、ネットワーク内でフォワーディング ループが発生します。
  • REP はセグメント内の単一障害ポートだけを管理できます。REP セグメント内の複数ポート障害の場合、ネットワークの接続の高損失が発生します。
  • 冗長ネットワーク内だけに REP を設定します。 冗長性のないネットワークに REP を設定すると、ネットワーク接続が失われます。

REP に関する情報

REP セグメント

REP セグメントは、相互接続されたポートのチェーンで、セグメント ID が設定されます。 各セグメントは、標準(非エッジ)セグメント ポートと、2 つのユーザ設定のエッジ ポートで構成されています。 1 ルータは同じセグメントに属するポートを複数持たず、各セグメント ポートにある外部ネイバーは 1 つだけです。 セグメントは共有メディアを経由できますが、どのリンクでも同じセグメントに属することができるポートは 2 つだけです。 REP はトランクのイーサネット フロー ポイント(EFP)インターフェイスでのみサポートされます。

次の図に、4 つのスイッチにまたがる 6 つのポートで構成されているセグメントの例を示します。 ポート E1 および E2 がエッジ ポートとして設定されています。 (左側のセグメントのように)すべてのポートが動作可能の場合、斜線で表しているように単一ポートがブロックされます。 ネットワークに障害が発生した場合、ブロックされたポートがフォワーディング ステートに戻り、ネットワークの中断を最小限に抑えます。

図 1. REP オープン セグメント

上の図に示されたセグメントは、オープン セグメントで、2 つのエッジ ポート間は接続されていません。 REP セグメントはブリッジング ループの原因とならないため、セグメント エッジを安全に任意のネットワークに接続できます。 セグメント内のルータに接続されているすべてのホストには、エッジ ポートを通じて残りのネットワークに接続する方法が 2 つありますが、いつでもアクセス可能なのは 1 つだけです。 いずれかのセグメントまたは REP セグメントのいずれかのポートに障害が発生した場合、REP はすべてのポートのブロックを解除し、他のゲートウェイ経由で接続できるようにします。

下の図に示すセグメントはリング セグメントであり、同じルータに両方のエッジ ポートがあります。 この設定を使用すると、セグメント内の任意の 2 ルータ間で冗長接続を形成することができます。

図 2. REP リング セグメント

REP セグメントには、次のような特徴があります。

  • セグメント内の全ポートが動作可能な場合、1 ポート(代替ポートと呼ばれる)が各 VLAN でブロック ステートとなります。 VLAN ロード バランシングが設定されている場合は、セグメント内の 2 つのポートが VLAN のブロック ステートを制御します。
  • セグメント内の 1 つまたは複数のポートが動作不能になると、リンク障害が発生して、すべてのポートがすべての VLAN トラフィックを転送して、接続性を確保します。
  • リンク障害の場合、できるだけ早期に代替ポートのブロックが解除されます。 障害リンクが復旧すると、ネットワークの中断を最小限に抑えるように VLAN 単位で論理的にブロックされたポートが選択されます。

REP セグメントに基づいて、ほとんどのネットワーク タイプを構成することができます。 また REP は、プライマリ エッジ ポートで制御されているが、セグメント内の任意のポートで発生する、VLAN ロード バランシングをサポートしています。

リンク完全性

REP は、リンク完全性を確認するためにエッジ ポート間でエンドツーエンド ポーリング メカニズムを使用していません。 ローカル リンク障害検出を実装しています。 インターフェイスがイネーブルの場合、REP リンク ステータス レイヤ(LSL)が REP 認識ネイバーを検出して、セグメント内の接続性を確立します。 REP LSL がネイバーを検出するまで、すべての VLAN がインターフェイスでブロックされます。 ネイバーが特定されたあと、REP が代替ポートとなるネイバー ポートと、トラフィックを転送するポートを決定します。

セグメント内のポートごとに、一意のポート ID が割り当てられます。 ポート ID フォーマットは、スパニングツリー アルゴリズムで使用されるものと類似しており、ポート番号(ブリッジ上で一意)と、関連 MAC アドレス(ネットワーク内で一意)から構成されます。 セグメント ポートが起動すると、LSL がセグメント ID とポート ID を含むパケットを送信します。 ポートは、同じセグメント内のネイバーとのスリーウェイ ハンドシェイクを実行したあとで、動作可能と宣言されます。 セグメント ポートは、次のような状態では動作可能になりません。

  • ネイバーに同じセグメント ID がない
  • 複数のネイバーに同じセグメント ID がある
  • ネイバーがピアとして、ローカル ポートに確認応答しない

各ポートは、直近のネイバーと隣接関係を確立します。 ネイバー関係が確立されると、ポートがセグメントの 1 つのブロックされたポート(代替ポート)を決定するようにネゴシエートします。 その他のポートのブロックは解除されます。 デフォルトでは、REP パケットは PortFast ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)クラスの MAC アドレスに送信されます。 パケットは、シスコ マルチキャスト アドレスにも送信できますが、現時点でセグメントに障害が発生した場合に Blocked Port Advertisement(BPA)メッセージの送信だけに使用されます。 パケットは、REP が動作していない装置によって廃棄されます。

短時間でのコンバージェンス

REP が物理リンク ベースで動作し、VLAN 単位ベースで動作しないため、全 VLAN で必要なのは 1 つの hello メッセージだけなので、プロトコルの負荷が低減します。 指定セグメント内の全スイッチで継続的に VLAN を作成し、REP トランク ポート上に VLAN を設定することを推奨します。 ソフトウェアでのメッセージのリレーによって発生する遅延を回避するために、REP ではいくつかのパケットを通常のマルチキャスト アドレスにフラッディングすることも可能です。 これらのメッセージはハードウェア フラッド レイヤ(HFL)で動作し、REP セグメントだけではなくネットワーク全体にフラッディングされます。 このセグメントに属さないスイッチは、メッセージをデータ トラフィックとして処理します。 ドメイン全体で専用の管理 VLAN を設定することで、これらのメッセージのフラッディングを制御することができます。

予想されるコンバージェンス復旧時間はローカル セグメントで 200 ms 未満です。

VLAN ロード バランシング

REP セグメント内の 1 つのエッジ ポートがプライマリ エッジ ポートとして機能し、もう一方がセカンダリ エッジ ポートとなります。 セグメント内の VLAN ロード バランシングに常に参加しているのがプライマリ エッジ ポートです。 REP VLAN ロード バランシングは、設定された代替ポートでいくつかの VLAN をブロックし、プライマリ エッジ ポートでその他の全 VLAN をブロックすることで実行されます。 VLAN ロード バランシングを設定する場合、次の方法のいずれかを使用して、代替ポートを指定できます。

  • インターフェイスにポート ID を入力します。 セグメント内のポート ID を識別するには、ポートの show interface rep detail コマンドを入力します。
  • セグメント内のポートのネイバー オフセット番号を入力します。これは、エッジ ポートのダウンストリーム ネイバー ポートを識別するものです。 ネイバー オフセット番号の範囲は、-256 ~ +256 で、0 値は無効です。 プライマリ エッジ ポートはオフセット番号 1 です。1 を超える正数はプライマリ エッジ ポートのダウンストリーム ネイバーを識別します。 負数は、セカンダリ エッジ ポート(オフセット番号 -1)とそのダウンストリーム ネイバーを示します。

    (注)  


    プライマリ(またはセカンダリ)エッジ ポートからポートのダウンストリーム位置を識別することで、プライマリ エッジ ポートのオフセット番号を設定します。 番号 1 はプライマリ エッジ ポート自体のオフセット番号なので、オフセット番号 1 は入力できません。


  • preferred キーワードを入力することで、rep segment preferred コマンドで優先代替ポートとしてすでに設定されているポートを選択します。

REP セグメントが完了すると、すべての VLAN がブロックされます。 VLAN ロード バランシングは、次の 2 通りの方法のいずれかでトリガーできます。

  • プライマリ エッジ ポートのあるルータ上で rep preempt segment segment-id コマンドを入力することで、いつでも手動で VLAN ロード バランシングをトリガーすることができます。
  • rep preempt delay seconds コマンドを入力すると、プリエンプト遅延時間を設定できます。 リンク障害が発生して回復すると、設定されたプリエンプション期間の経過後に VLAN ロード バランシングが開始されます。 設定時間が経過する前に別のポートで障害が発生した場合、遅延タイマーが再開されます。

    (注)  


    手動での介入またはリンク障害および回復によってトリガーされるまで、VLAN ロード バランシングは開始されません。


VLAN ロード バランシングがトリガーされると、プライマリ エッジ ポートがメッセージを送信して、セグメント内の全インターフェイスにプリエンプションについて警告します。 メッセージがセカンダリ エッジ ポートで受信されると、ネットワークでメッセージが生成され、メッセージ内で特定された VLAN セットをブロックするように代替ポートに通知し、残りの VLAN をブロックするようにプライマリ エッジ ポートに通知します。

またすべての VLAN をブロックするために、セグメント内の特定ポートを設定できます。 プライマリ エッジ ポートによってしか VLAN ロード バランシングは開始されず、セグメントが各エンドでエッジ ポートによって終端されていない場合開始することができません。 プライマリ エッジ ポートは、ローカル VLAN ロード バランシング設定を決定します。

VLAN ロード バランシングを再設定するには、プライマリ エッジ ポートを再設定する必要があります。 VLAN ロード バランシング設定を変更するには、プライマリ エッジ ポートで rep preemt segement コマンドを待機するか、ポート障害および復旧のあとで新しい VLAN ロード バランシング設定を実行する前に設定済プリエンプト遅延期間を待機します。 エッジ ポートを通常セグメント ポートに変更しても、既存の VLAN ロード バランシング ステータスは変更されません。 新規エッジ ポートを設定すると、新規トポロジ設定になる可能性があります。

スパニングツリー プロトコルの対話

REP は STP または Flex Link と対話しませんが、両方と共存できます。 セグメントに属しているポートはスパニングツリーの制御から削除されるため、セグメント ポートでは STP BPDU の送受信は行われません。 したがって、STP はセグメント上で実行できません。

STP リング コンフィギュレーションから REP セグメント コンフィギュレーションに移行するには、まずリング内の単一ポートをセグメントの一部として設定し、次にセグメント数を最小限にするように隣接するポートを設定します。 各セグメントには、常にブロックされたポートが含まれているので、セグメントが複数になるとブロックされたポートも複数になり、接続が失われる可能性があります。 セグメントがエッジ ポートの場所まで両方向で設定されたらエッジ ポートを設定できます。

REP ポート

REP セグメント内のポートは、3 つの役割またはステート(障害、オープン、または代替)のいずれかになります。

  • 標準セグメント ポートとして設定されたポートは、障害ポートとして起動します。
  • ネイバーとの隣接関係が確立されると、ポートは代替ポート ステートに移行して、インターフェイス内の全 VLAN をブロックします。 ブロックされたポートのネゴシエーションが発生し、セグメントが安定すると、ブロックされたポートの 1 つは代替ロールのままになり、他のすべてのポートがオープン ポートとなります。
  • リンク内に障害が発生すると、すべてのポートが障害ステートに移行します。 代替ポートが障害通知を受信すると、ポートはすべての VLAN を転送するオープン ステートに変更されます。

通常セグメント ポートをエッジ ポートに変換しても、エッジ ポートを通常セグメント ポートに変換しても、必ずトポロジ変更が発生するわけではありません。 エッジ ポートを通常セグメント ポートに変更する場合、設定されるまで VLAN ロード バランシングは実装されません。 VLAN ロード バランシングの場合、セグメント内に 2 つのエッジ ポートを設定する必要があります。

スパニングツリー ポートとして再設定されたセグメント ポートは、スパニングツリー設定に従って再起動します。 デフォルトでは、このポートは指定ブロッキング ポートです。 PortFast BPDU ガード拡張機能が設定されている場合、または STP がディセーブルになっている場合、ポートはフォワーディング ステートになります。

VPLS との REP 統合

一般に、Virtual Private LAN Service(VPLS)のネットワーク コアでは、すべてのノードが完全メッシュ トポロジで接続され、各ノードは他のすべてのノードと接続されています。 完全メッシュ トポロジでは、ノードが他のノードにデータを再送信する必要はありません。 図 3 では、共通リングによって、パケットを他のネットワーク プロバイダー エッジ(N-PE)ルータに転送できるパスが提供され、スプリット ホライズン モデルを無効にします。

REP は共通リンク接続をエミュレーションするため、REP リングは VPLS の完全メッシュ モデルをサポートしますが、スプリット ホライズンのプロパティを維持するため、スーパーループは存在しません。 エミュレーションされた共通リンクは Clustering over the WAN(CWAN)ラインカードを使用します。これは VPLS アップリンクにも使用されます。 このエミュレーションされた共通リンクは、リングから VPLS アップリンクまたはリングの反対側にデータを転送し、VPLS コア ネットワークから着信するデータをブロックして、Hierarchical-VPLS(H-VPLS)トポロジのアクセス疑似ワイヤを処理します。

REP のデフォルト設定

REP はすべてのインターフェイス上でディセーブルです。 イネーブルにする際に、エッジ ポートとして設定されていなければインターフェイスは通常セグメント ポートになります。

REP をイネーブルにする際に、STCN の送信はディセーブルで、すべての VLAN はブロックされ、管理 VLAN は VLAN 1 になります。

VLAN ロード バランシングがイネーブルの場合、デフォルトは手動でのプリエンプションで、遅延タイマーはディセーブルになっています。 VLAN ロード バランシングが設定されていない場合、手動でのプリエンプション後のデフォルト動作は、プライマリ エッジ ポートで全 VLAN がブロックとなります。

REP セグメントと REP 管理 VLAN

セグメントは、チェーンで接続されているポートの集合で、セグメント ID が設定されています。 REP セグメントを設定するには、REP 管理 VLAN を設定し(またはデフォルト VLAN 1 を使用し)、次にインターフェイス コンフィギュレーション モードでセグメントにポートを追加します。 2 つのエッジ ポートをセグメント内に設定して、1 つをプライマリ エッジ ポート、もう 1 つをデフォルトでセカンダリ エッジ ポートにします。 1 セグメント内のプライマリ エッジ ポートは 1 つだけです。 たとえば、異なるスイッチのポートで、プライマリ エッジ ポートとしてセグメントで 2 つのポートを設定すると、REP はそのいずれかをプライマリ エッジ ポートとして選択します。 オプションで、セグメント STCN および VLAN ロード バランシングを送信する場所を設定することもできます。 REP 管理 VLAN の設定方法の詳細については、「REP 管理 VLAN の設定」のセクションを参照してください。

REP 設定時の注意事項

REP の設定時には、次の注意事項に従ってください。

  • まず 1 ポートの設定から始めて、セグメント数とブロックされたポートの数を最小限に抑えるように隣接するポートを設定することを推奨します。
  • 外部ネイバーが設定されておらずセグメント内では 3 つ以上のポートに障害が発生した場合、1 ポートがデータ パス用のフォワーディング ステートになり、設定中の接続性の維持に役立ちます。 show rep inteface コマンド出力では、このポートのポート ロールは「Fail Logical Open」と表示され、他の障害ポートのポート ロールは「Fail No Ext Neighbor」と表示されます。 障害ポートの外部ネイバーが設定されている場合、ポートは代替ポート ステートに移行して、代替ポート選択メカニズムに基づいて最終的にオープン ステートになるか、代替ポートのままになります。
  • REP ポートは、レイヤ 2 IEEE 802.1Q またはトランク EFP ポートのいずれかである必要があります。
  • 同じ許可 VLAN のセットでセグメント内のすべてのトランク ポートを設定することを推奨します。
  • Telnet 接続を通じて REP を設定する際には注意してください。 これは、別の REP インターフェイスがブロック解除のメッセージを送信するまで、REP はすべての VLAN をブロックするためです。 同じインターフェイス経由でルータにアクセスする Telnet セッションで REP をイネーブルにすると、ルータへの接続が失われることがあります。
  • 同じセグメントやインターフェイスで REP と STP を実行することはできません。
  • STP ネットワークを REP セグメントに接続する場合、接続はセグメント エッジであることを確認してください。 エッジで実行されていない STP 接続は、REP セグメントでは STP が実行されないため、ブリッジング ループが発生する可能性があります。 すべての STP BPDU は、REP インターフェイスで廃棄されます。
  • REP がルータの 2 つのポートでイネーブルの場合、両方のポートが通常セグメント ポートまたはエッジ ポートである必要があります。 REP ポートは以下の規則に従います。
    • 1 つのルータ上で 1 つのポートだけがセグメントで設定される場合、このポートは 1 つのエッジ ポートである必要があります。
    • 1 つのルータ上で 2 つのポートが同じセグメントに属する場合、両方のポートはエッジ ポートであるか、通常のセグメント ポートである必要があります。
    • 1 つのルータ上で 2 つのポートが同じセグメントに属し、1 つがエッジ ポートとして設定され、もう 1 つが通常のセグメント ポートとして設定された場合(設定ミス)、エッジ ポートは通常のセグメント ポートとして処理されます。
  • REP インターフェイスはブロックされた状態になり、ブロック解除できるようになるまでブロックされた状態のまま残ります。 突然の接続切断を避けるために、この状態を意識しておく必要があります。
  • REP ポートは、次のポート タイプのいずれかに設定できません。
    • スイッチド ポート アナライザ(SPAN)宛先ポート
    • プライベート VLAN ポート
    • トンネル ポート
    • アクセス ポート
  • ルータごとに最大 22 の REP セグメントを設定できます。

トランク EFP の REP サポート

Resilient Ethernet Protocol(REP)は、Cisco ASR 903 シリーズ ルータのインターフェイス レベルの EFP トランク ポートで設定できます。 トランク EFP ポートでは、複数のブリッジド VLAN サービスを実行することができます。 VLAN は、トランク EFP ポートでブロックまたはフォワーディング ステートに設定できます。 ユーザは、ポートで REP をイネーブルにする必要があります。 デフォルトでは、REP はすべてのポートでディセーブルです。

REP 設定可能タイマー

リング ネットワーク トポロジでは、Fast Last Link Status(LSL)プロセスがネイバー ポートを検出し、そのポートとの接続を維持します。 ポートのタイマーは、200 ~ 10000 ミリ秒の範囲で LSL フレームを受信するように設定できます。 LSL フレームがネイバー ポートから 200 ~ 10000 ミリ秒の範囲で受信されない場合、ルータ間のリンクはダウンしていると見なされます。 リンクを起動しトラフィックを復元するために、切断操作とアクションが実行されます。

リング ネットワーク トポロジでは、REP が 50 ミリ秒以内でトラフィックを収束できない場合があります。 たとえば、トポロジが銅ケーブルの場合、銅インターフェイスのハードウェア制限により、REP はトラフィックの収束に失敗する可能性があります。 このようなシナリオでは、リモート エンドがローカル ポートのシャットダウン障害を検出するために最大で 700 ミリ秒かかる場合があります。 REP LSL は、リモート側で高いタイマー粒度と速い障害検出を達成できるように強化されました。

次の図は、銅インターフェイスのハードウェア制限による障害検出の遅延を示します。

図 3. 障害検出の遅延



REP Fast Hello での SSO サポート

ルータがクラッシュした場合、ルータがアクティブ モードになり、REP Fast Hello パケットの送信を開始するまで、3 ~ 5 秒かかります。 lsl age out timer コマンドで設定されたエージング アウト タイマーの値が、3 秒より短い場合、リモート エンドはポート障害を検出して再コンバージェンスします。 再コンバージェンス後に、ルータは特殊なタイプ、長さ、および値(TLV)を持つ BPDU を接続ポートに送信します。 ルータは、次の REP スリーウェイ リンク完全性チェックに失敗しないように、ポートのローカルおよびリモートのシーケンス番号を学習します。 REP のステートフル スイッチオーバー(SSO)のサポートは、LSL インターバルの期限が切れる前に、Fast Hello パケットがルータから送信できるようにします。

REP 非ネイバー エッジ サポート

リング ネットワーク トポロジでは、集約ノードで REP がサポートされません。 REP セグメントは、スイッチの収束を達成するために、ネイバーのないポートで作成できます。 次の図は、リング トポロジの非ネイバー エッジ ポートとしての P1 および P2 を示します。 この設定で P1 および P2 はトラフィックをブロックすることがあります。 リンクのいずれかに障害が発生した場合、REP 設定のすべてのスイッチが収束します。 P1 および P2 はエッジではないため、次のタスクをサポートしていません。

  • VLAN ロード バランシングを実行します。
  • 他のセグメントとスパニングツリー プロトコル(STP)へのトポロジ変更を検出します。
  • プリエンプション処理できるポートを選択します。
  • 完全なセグメント トポロジを表示します。

非ネイバー エッジ サポートは、内部ネイバーがある新しいタイプのエッジを定義できるようにします。 次の図では、P1 および P2 は中間セグメント ポートではなく、非ネイバー エッジ ポートとして設定されます。 これらのポートはエッジ ポートのプロパティを継承し、上に示されている制約を克服します。 したがって、非ネイバー エッジ ポート(P1 または P2)はマルチ スパニングツリー(MST)プロトコル、Topology Change Notification(TCN)、および別のセグメントの REP TCN を集約スイッチに送信できます。

図 4. 非ネイバー エッジ ポートがあるリング トポロジ



REP の設定方法

REP 管理 VLAN の設定

VLAN ロード バランシング中のリンク障害または VLAN ブロッキング通知関連のメッセージ リレーで遅延が起こらないようにするには、REP は通常のマルチキャスト アドレスにハードウェア フラッド レイヤ(HFL)でパケットを大量に送信します。 これらのメッセージは REP セグメントだけではなくネットワーク全体にフラッディングされます。 ドメイン全体の管理 VLAN を設定することで、これらのメッセージのフラッディングを制御することができます。

REP 管理 VLAN を設定する場合、次の注意事項に従ってください。

  • ルータとセグメント上には管理 VLAN は 1 つだけとなります。 ただし、これはソフトウェアによって強制的に設定されません。
  • 管理 VLAN を設定しない場合、デフォルトは VLAN 1 です。
  • インターフェイスで REP を設定するには、REP 管理 VLAN がトランクの EFP カプセル化のリストに含まれていることを確認します。
手順の概要

    1.    enable

    2.    configure terminal

    3.    rep admin vlan vlan-id

    4.    end

    5.    show interface [interface-id] rep [detail]

    6.    copy running-config startup-config


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 enable


    例:
    Router> enable
     

    特権 EXEC モードをイネーブルにします。

    • パスワードを入力します(要求された場合)。
     
    ステップ 2 configure terminal


    例:
    Router# configure terminal
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3 rep admin vlan vlan-id


    例:
    Router(config)# rep admin vlan 2
     

    REP 管理 VLAN を設定します。

    • 管理 VLAN を指定します。 範囲は 2 ~ 4094 です。 デフォルトは VLAN 1 です。
     
    ステップ 4 end


    例:
    Router(config)# end
     

    特権 EXEC モードに戻ります。

     
    ステップ 5 show interface [interface-id] rep [detail]


    例:
    Router# show interface gigabitethernet0/1 rep detail
     

    指定したインターフェイスの REP 設定およびステータスを表示します。

    • 物理インターフェイスまたはポート チャネル ID を入力します。
     
    ステップ 6 copy running-config startup-config


    例:
    Router# copy running-config startup-config
     

    (任意)ルータ スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

     

    インターフェイスのトランク EFP の設定

    はじめる前に

    REP 操作の場合、インターフェイスのトランク EFP を設定する必要があります。 このタスクは必須で、トランク EFP の REP サポートを設定する前に行う必要があります。

    手順の概要

      1.    enable

      2.    configure terminal

      3.    interface type number

      4.    service instance trunk service-instance-id ethernet

      5.    encapsulation dot1q vlan range

      6.    rewrite ingress tag pop 1 symmetric

      7.    bridge-domain from-encapsulation

      8.    end


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 enable


      例:
      Router> enable
       

      特権 EXEC モードをイネーブルにします。

      • パスワードを入力します(要求された場合)。
       
      ステップ 2 configure terminal


      例:
      Router# configure terminal
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 interface type number


      例:
      Router(config)# interface GigabitEthernet 0/0/1
       

      インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

      • インターフェイス ID を入力します。
       
      ステップ 4 service instance trunk service-instance-id ethernet


      例:
      Router(config-if)# service instance trunk 1 ethernet
       

      インターフェイス上でサービス インスタンスを設定し、サービス インスタンス コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 5encapsulation dot1q vlan range


      例:
      Router(config-if-srv)# encapsulation dot1q vlan 10
       
      インターフェイス上の dot1q フレーム入力を、適切なサービス インスタンスにマッピングするために使用する照合基準を定義します。
      • VLAN-ID の範囲は 1 ~ 20 です。
       
      ステップ 6 rewrite ingress tag pop 1 symmetric


      例:
      Router(config-if-srv)# rewrite ingress tag pop 1 symmetric
       

      サービス インスタンスへのフレーム入力で実行されるカプセル化調整を指定します。

       
      ステップ 7bridge-domain from-encapsulation


      例:
      Router(config-if-srv)# bridge-domain from-encapsulation
       

      カプセル化からブリッジ ドメインを取得します。

       
      ステップ 8end


      例:
      Router (config-if-srv)end
       

      特権 EXEC モードに戻ります。

       

      トランク EFP の REP サポートの設定

      はじめる前に

      REP 動作の場合、各セグメント インターフェイスで REP をイネーブルにして、セグメント ID を指定する必要があります。 このタスクは必須で、他の REP 設定の前に実行する必要があります。 また、各セグメントにプライマリおよびセカンダリ エッジ ポートを設定する必要があります。 その他のステップはすべて任意です。

      手順の概要

        1.    enable

        2.    configure terminal

        3.    interface interface type number

        4.    rep segment segment-id [edge [primary]] [preferred]

        5.    rep stcn {interface type number | segment id-list | stp}

        6.    rep block port {id port-id | neighbor-offset | preferred} vlan {vlan-list | all}

        7.    rep preempt delay seconds

        8.    end

        9.    show interface type number rep [detail]

        10.    copy running-config startup-config


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 enable


        例:
        Router> enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 2 configure terminal


        例:
        Router# configure terminal
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3 interface interface type number


        例:
        Router(config)# interface GigabitEthernet 0/0/1
         

        インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

        • インターフェイス タイプと番号を入力します。
         
        ステップ 4 rep segment segment-id [edge [primary]] [preferred]


        例:
        Router(config-if)# rep segment t1 edge preferred
         

        インターフェイス上で REP をイネーブルにして、セグメント番号を特定します。

        • 指定できるセグメント ID の範囲は 1 ~ 1024 です。
        (注)     

        各セグメントに 1 つのプライマリ エッジ ポートを含めて、2 つのエッジ ポートを設定する必要があります。

        • (任意)edge:エッジ ポートとしてポートを設定します。 各セグメントにあるエッジ ポートは 2 つだけです。 primary キーワードなしで edge を入力すると、ポートがセカンダリ エッジ ポートとして設定されます。
        • (任意)primary:プライマリ エッジ ポート(VLAN ロード バランシングを設定できるポート)としてポートを設定します。
        (注)     

        各セグメントにあるプライマリ エッジ ポートは 1 つだけですが、2 つの異なるスイッチにエッジ ポートを設定して primary キーワードを両方のスイッチに入力しても、その設定は有効です。 ただし、REP ではセグメント プライマリ エッジ ポートとして 1 つのポートだけが選択されます。 show rep topology 特権 EXEC コマンドを入力すると、セグメントのプライマリ エッジ ポートを指定することができます。

        • (任意)preferred:ポートが優先代替ポートであるか、VLAN ロード バランシングの優先ポートであるかを示します。
        (注)     

        ポートを優先に設定しても、代替ポートになるとは限りません。同等に可能性のあるポートよりやや可能性が高くなるだけです。 通常、前に障害が発生したポートが、代替ポートとなります。

         
        ステップ 5 rep stcn {interface type number | segment id-list | stp}


        例:
        Router(config-if)# rep stcn segment 2-5 
         

        (任意)エッジ ポートを STCN を送信するように設定します。

        • interface type number キーワードと引数のペアを使用して、STCN を受信するための物理インターフェイスまたはポート チャネルを指定します。
        • segment id-list キーワードと引数のペアを使用して、STCN を受信する 1 つまたは複数のセグメントを識別します。 有効な範囲は 1 ~ 1024 です。
        • stp を入力して、STCN を STP ネットワークに送信します。
         
        ステップ 6 rep block port {id port-id | neighbor-offset | preferred} vlan {vlan-list | all}


        例:
        Router(config-if)# rep block port 0009001818D68700 vlan all
         

        (任意)プライマリ エッジ ポートに VLAN ロード バランシングを設定して、3 つの方法のいずれかを使用して REP 代替ポートを特定し、代替ポートでブロックされるように VLAN を設定します。

        • id port-id キーワードペアを入力して、ポート ID で代替ポートを識別します。 セグメント内の各ポートにポート ID が自動的に生成されます。 show interface type number rep [detail] コマンドを入力して、インターフェイス ポート ID を表示できます。
        • neighbor-offset 番号を入力して、代替ポートをエッジ ポートからのダウンストリーム ネイバーとして特定します。 有効範囲は -256 ~ 256 で、負数はセカンダリ エッジ ポートからのダウンストリーム ネイバーを示します。 値 0 は無効です。 -1 を入力して、セカンダリ エッジ ポートを代替ポートとして識別します。
        (注)     

        プライマリ エッジ ポート(オフセット番号 1)にこのコマンドを入力するので、代替ポートを特定するのにオフセット値 1 を入力できません。

        • preferred キーワードを入力して、すでに VLAN ロード バランシングの優先代替ポートとして指定されている通常セグメント ポートを選択します。
        • vlan vlan-list キーワードと引数のペアを入力して、1 つの VLAN または VLAN の範囲をブロックします。
        • すべての VLAN をブロックするには、vlan all キーワードを入力します。
        (注)     

        REP プライマリ エッジ ポート上にだけこのコマンドを入力します。

         
        ステップ 7 rep preempt delay seconds


        例:
        Router(config-if)# rep preempt delay 60 
         

        (任意)プリエンプト遅延時間を設定します。

        • リンク障害が発生して復旧した後に、VLAN ロード バランシングを自動的にトリガーするには、このコマンドを使用します。
        • 遅延時間の範囲は 15 ~ 300 秒です。 デフォルトは、遅延時間のない手動によるプリエンプションです。
        (注)     

        REP プライマリ エッジ ポート上にだけこのコマンドを使用します。

         
        ステップ 8 end


        例:
        Router(config-if-srv)# end 
         

        特権 EXEC モードに戻ります。

         
        ステップ 9 show interface type number rep [detail]


        例:
        Router# show interface Gigabitethernet0/0/1 rep detail
         

        (任意)REP インターフェイス コンフィギュレーションを確認します。

        • インターフェイス タイプおよび番号と、任意で detail キーワードを必要に応じて入力します。
         
        ステップ 10 copy running-config startup-config


        例:
        Router# copy running-config startup-config
         

        (任意)スイッチ スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

         

        VLAN ロード バランシングのプリエンプションの設定

        VLAN ロード バランシングのプリエンプションを設定するには、プライマリ エッジ ポートを含むセグメントのあるルータ上で、以下の手順を完了します。

        制約事項

        プライマリ エッジ ポートでプリエンプション遅延時間を設定する rep preempt delay seconds コマンドを入力しない場合、デフォルトでは、セグメントでの VLAN ロード バランシングのトリガーは手動になっています。 show rep topology コマンドを使用して、セグメント内のどのポートがプライマリ エッジ ポートなのかを確認します。

        はじめる前に

        VLAN ロード バランシングのプリエンプションを設定する前に、他のすべてのセグメント設定が完了していることを確認してください。 VLAN ロード バランシングのプリエンプションはネットワークを中断する可能性があるためrep preempt segment segment-id コマンドを入力した場合、このコマンドの実行前に確認メッセージが表示されます。

        手順の概要

          1.    enable

          2.    configure terminal

          3.    rep preempt segment segment-id

          4.    end

          5.    show rep topology


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 enable


          例:
          Router> enable
           

          特権 EXEC モードをイネーブルにします。

          • パスワードを入力します(要求された場合)。
           
          ステップ 2 configure terminal


          例:
          Router# configure terminal
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 3 rep preempt segment segment-id


          例:
          Router(config)# rep preempt segment 1
           

          手動により、セグメント上の VLAN ロード バランシングをトリガーします。

          • セグメント ID を入力します。
          (注)     

          コマンドの実行前に、処理の確認を求められます。

           
          ステップ 4 end


          例:
          Router(config)# end
           

          特権 EXEC モードに戻ります。

           
          ステップ 5 show rep topology


          例:
          Router# show rep topology
           

          REP トポロジ情報を表示します。

           

          REP の SNMP トラップ設定

          REP 固有のトラップを送信して、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)サーバにリンクの動作状態の変更およびすべてのポート役割の変更を通知するようにルータを設定できます。

          手順の概要

            1.    enable

            2.    configure terminal

            3.    snmp mib rep trap-rate value

            4.    end

            5.    show running-config

            6.    copy running-config startup-config


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 enable


            例:
            Router> enable
             

            特権 EXEC モードをイネーブルにします。

            • パスワードを入力します(要求された場合)。
             
            ステップ 2 configure terminal


            例:
            Router# configure terminal
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 3 snmp mib rep trap-rate value


            例:
            Router(config)# snmp mib rep trap-rate 500
             

            ルータで REP トラップの送信をイネーブルにして、1 秒あたりのトラップの送信数を設定します。

            • 1 秒あたりのトラップの送信数を入力します。 範囲は 0 ~ 1000 です。 デフォルトは 0(制限なし、発生するたびにトラップが送信される)です。
            (注)     

            トラップを削除するには、no snmp mib rep trap-rate コマンドを入力します。

             
            ステップ 4 end


            例:
            Router(config)# end
             

            特権 EXEC モードに戻ります。

             
            ステップ 5 show running-config


            例:
            Router# show running-config
             

            (任意)実行コンフィギュレーションを表示します。これを使用して REP トラップ コンフィギュレーションを検証できます。

             
            ステップ 6 copy running-config startup-config


            例:
            Router# copy running-config startup-config
             

            (任意)スイッチ スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

             

            REP 設定のモニタリング

            手順の概要

              1.    enable

              2.    show interface [interface-id] rep [detail]

              3.    show rep topology [segment segment-id] [archive] [detail]


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 enable


              例:
              Router> enable
               

              特権 EXEC モードをイネーブルにします。

              • パスワードを入力します(要求された場合)。
               
              ステップ 2 show interface [interface-id] rep [detail]


              例:
              Router# show interface gigabitethernet0/1 rep detail
               

              (任意)指定したインターフェイスの REP 設定およびステータスを表示します。

              • 必要に応じて、物理インターフェイスまたはポート チャネル ID と、オプションの detail キーワードを入力します。
               
              ステップ 3 show rep topology [segment segment-id] [archive] [detail]


              例:
              Router# show rep topology
               

              (任意)セグメント内のプライマリおよびセカンダリ エッジ ポートを含む、1 つのセグメントまたは全セグメントの REP トポロジ情報を表示します。

              • 必要に応じてオプションのキーワードと引数を入力します。
               

              REP 設定可能タイマーの設定

              はじめる前に

              REP 操作では、各セグメント インターフェイスで REP をイネーブルにする必要があります。

              手順の概要

                1.    enable

                2.    configure terminal

                3.    interface type number

                4.    rep segment segment-id [edge [ no-neighbor] [primary]] [preferred]

                5.    rep stcn {interface type number | segment id-list | stp}

                6.    rep block port {id port-id | neighbor-offset | preferred} vlan {vlan-list | all}

                7.    rep lsl-retries number-of-tries

                8.    rep lsl-age-timer timer-value

                9.    rep preempt delay seconds

                10.    end

                11.    show interface type number rep [detail]

                12.    copy running-config startup-config


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 enable


                例:
                Router> enable
                 

                特権 EXEC モードをイネーブルにします。

                • パスワードを入力します(要求された場合)。
                 
                ステップ 2 configure terminal


                例:
                Router# configure terminal
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 3 interface type number


                例:
                Router(config)# interface Gigabitethernet 0/0/1
                 

                インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                • インターフェイス タイプと番号を入力します。
                 
                ステップ 4 rep segment segment-id [edge [ no-neighbor] [primary]] [preferred]


                例:
                Router(config-if)# rep segment 1 edge preferred
                 

                インターフェイス上で REP をイネーブルにして、セグメント番号を特定します。

                • 指定できるセグメント ID の範囲は 1 ~ 1024 です。
                (注)     

                各セグメントに 1 つのプライマリ エッジ ポートを含めて、2 つのエッジ ポートを設定する必要があります。

                • (任意)edge:エッジ ポートとしてポートを設定します。 各セグメントにあるエッジ ポートは 2 つだけです。 primary キーワードなしで edge キーワードを入力すると、ポートがセカンダリ エッジ ポートとして設定されます。
                • (任意)no-neighbor:ポートの外部 REP ネイバーを持たないものとしてセグメント エッジを設定します。
                • (任意)primary:プライマリ エッジ ポート(VLAN ロード バランシングを設定できるポート)としてポートを設定します。
                (注)     

                各セグメントにあるプライマリ エッジ ポートは 1 つだけですが、2 つの異なるスイッチにエッジ ポートを設定して primary キーワードを両方のスイッチに入力しても、その設定は有効です。 ただし、REP ではセグメント プライマリ エッジ ポートとして 1 つのポートだけが選択されます。 show rep topology 特権 EXEC コマンドを入力すると、セグメントのプライマリ エッジ ポートを指定することができます。

                • (任意)preferred:ポートが優先代替ポートであるか、VLAN ロード バランシングの優先ポートであるかを示します。
                (注)     

                ポートを優先に設定しても、代替ポートになるとは限りません。同等に可能性のあるポートよりやや可能性が高くなるだけです。 通常、前に障害が発生したポートが、代替ポートとなります。

                 
                ステップ 5 rep stcn {interface type number | segment id-list | stp}


                例:
                Router(config-if)# rep stcn segment 2-5 
                 

                (任意)エッジ ポートを STCN を送信するように設定します。

                • interface type number キーワードと引数のペアを使用して、STCN を受信するための物理インターフェイスまたはポート チャネルを指定します。
                • segment id-list キーワードと引数のペアを使用して、STCN を受信する 1 つまたは複数のセグメントを識別します。 有効な範囲は 1 ~ 1024 です。
                • STCN を STP ネットワークに送信するために、stp キーワードを入力します。
                 
                ステップ 6 rep block port {id port-id | neighbor-offset | preferred} vlan {vlan-list | all}


                例:
                Router(config-if)# rep block port 0009001818D68700 vlan all
                 

                (任意)プライマリ エッジ ポートに VLAN ロード バランシングを設定して、3 つの方法のいずれかを使用して REP 代替ポートを特定し、代替ポートでブロックされるように VLAN を設定します。

                • id port-id キーワードと引数のペアを入力して、ポート ID で代替ポートを識別します。 セグメント内の各ポートにポート ID が自動的に生成されます。 show interface type number rep [detail] コマンドを入力して、インターフェイス ポート ID を表示できます。
                • neighbor-offset 番号を入力して、代替ポートをエッジ ポートからのダウンストリーム ネイバーとして特定します。 有効範囲は -256 ~ 256 で、負数はセカンダリ エッジ ポートからのダウンストリーム ネイバーを示します。 値 0 は無効です。 -1 を入力して、セカンダリ エッジ ポートを代替ポートとして識別します。
                (注)     

                プライマリ エッジ ポート(オフセット番号 1)にこのコマンドを入力するので、代替ポートを特定するのにオフセット値 1 を入力できません。

                • preferred キーワードを入力して、すでに VLAN ロード バランシングの優先代替ポートとして指定されている通常セグメント ポートを選択します。
                • vlan vlan-list キーワードと引数のペアを入力して、1 つの VLAN または VLAN の範囲をブロックします。
                • すべての VLAN をブロックするには、vlan all キーワードを入力します。
                (注)     

                REP プライマリ エッジ ポート上にだけこのコマンドを入力します。

                 
                ステップ 7rep lsl-retries number-of-tries


                例:
                Router(config-if)# rep lsl-retries 3 
                 

                LSL によって許容されるリトライ回数を設定します。

                 
                ステップ 8 rep lsl-age-timer timer-value


                例:
                Router(config-if)# rep lsl-age-timer 200 
                 

                障害検出時間を設定します。

                • 有効値は 120 ~ 10000 です。 パフォーマンスを考慮して、最小範囲を 200 に設定することを推奨します。
                 
                ステップ 9 rep preempt delay seconds


                例:
                Router(config-if)# rep preempt delay 60 
                 
                • (任意)プリエンプト遅延時間を設定します。
                • リンク障害が発生して復旧した後に、VLAN ロード バランシングを自動的にトリガーするには、このコマンドを使用します。
                • 遅延時間の範囲は 15 ~ 300 秒です。 デフォルトは、遅延時間のない手動によるプリエンプションです。
                (注)     

                REP プライマリ エッジ ポート上にだけこのコマンドを使用します。

                 
                ステップ 10 end


                例:
                Router(config-if-srv)# end 
                 

                特権 EXEC モードに戻ります。

                 
                ステップ 11 show interface type number rep [detail]


                例:
                Router# show interface Gigabitethernet0/0/1 rep detail
                 

                (任意)REP インターフェイスの設定を表示します。

                • インターフェイス タイプおよび番号と、任意で detail キーワードを必要に応じて入力します。
                 
                ステップ 12 copy running-config startup-config


                例:
                Router# copy running-config startup-config
                 

                (任意)スイッチ スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

                 

                非ネイバー エッジ ポートとしての REP の設定

                はじめる前に

                REP 操作では、各セグメント インターフェイスで REP をイネーブルにする必要があります。

                手順の概要

                  1.    enable

                  2.    configure terminal

                  3.    interface type number

                  4.    rep segment segment-id [edge [no-neighbor] [primary]] [preferred]


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 enable


                  例:
                  Router> enable
                   

                  特権 EXEC モードをイネーブルにします。

                  • パスワードを入力します(要求された場合)。
                   
                  ステップ 2 configure terminal


                  例:
                  Router# configure terminal
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 3 interface type number


                  例:
                  Router(config)# interface GigabitEthernet 0/0/1
                   

                  インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                  • インターフェイス タイプと番号を入力します。
                   
                  ステップ 4 rep segment segment-id [edge [no-neighbor] [primary]] [preferred]


                  例:
                  Router(config-if)# rep segment 1 edge no-neighbor preferred
                   

                  インターフェイス上で REP をイネーブルにして、セグメント番号を特定します。

                  • 指定できるセグメント ID の範囲は 1 ~ 1024 です。
                  (注)     

                  各セグメントに 1 つのプライマリ エッジ ポートを含めて、2 つのエッジ ポートを設定する必要があります。

                  • (任意)edge:エッジ ポートとしてポートを設定します。 各セグメントにあるエッジ ポートは 2 つだけです。 primary キーワードなしで edge を入力すると、ポートがセカンダリ エッジ ポートとして設定されます。
                  • (任意)no-neighbor:ポートの外部 REP ネイバーを持たないものとして、セグメント エッジを示します。
                  • (任意)primary:プライマリ エッジ ポート(VLAN ロード バランシングを設定できるポート)としてポートを設定します。
                  (注)     

                  各セグメントにあるプライマリ エッジ ポートは 1 つだけですが、2 つの異なるスイッチにエッジ ポートを設定して primary キーワードを両方のスイッチに入力しても、その設定は有効です。 ただし、REP ではセグメント プライマリ エッジ ポートとして 1 つのポートだけが選択されます。 show rep topology 特権 EXEC コマンドを入力すると、セグメントのプライマリ エッジ ポートを指定することができます。

                  • (任意)preferred:ポートが優先代替ポートであるか、VLAN ロード バランシングの優先ポートであるかを示します。
                  (注)     

                  ポートを優先に設定しても、代替ポートになるとは限りません。同等に可能性のあるポートよりやや可能性が高くなるだけです。 通常、前に障害が発生したポートが、代替ポートとなります。

                   

                  REP の設定例

                  REP 管理 VLAN の設定

                  次に、管理 VLAN を VLAN 100 として設定する例を示します。

                  Router# configure terminal
                  Router(config)# rep admin vlan 100
                  Router(config-if)# end
                  

                  トランク EFP の REP サポートの設定

                  次に、トランク EFP の REP サポートを設定する例を示します。 セグメント 1 のプライマリ エッジ ポートがセグメント 5 を通じて STCN をセグメント 2 に送信するようにインターフェイスを設定し、ポート ID が 0009001818D68700 のポートがセグメント ポート障害とリカバリの後に 60 秒のプリエンプション遅延後、すべての VLAN をブロックするように代替ポートを設定します。

                  Router# configure terminal
                  Router(config)# interface gigabitethernet0/0/1
                  Router(config-if)# rep segment 1 edge primary
                  Router(config-if)# rep stcn segment 2-5 
                  Router(config-if)# rep block port id 0009001818D68700 vlan all
                  Router(config-if)# rep preempt delay 60 
                  Router(config-if)# service instance trunk 1 ethernet
                  Router(config-if-srv)# encapsulation dot1q
                  Router(config-if-srv)# rewrite ingress tag pop 1 symmetric
                  Router(config-if-srv)# bridge-domain from-encapsulation
                  Router(config-if-srv)# end
                  

                  次の図に示すように VLAN ブロッキングを設定する方法を示します。 代替ポートは、ネイバー オフセット番号 4 のネイバーです。 手動によるプリエンプションのあとに、VLAN 100 ~ 200 がこのポートでブロックされ、その他のすべての VLAN がプライマリ エッジ ポート E1(ギガビット イーサネット ポート 0/0/1)でブロックされます。

                  図 5. VLAN ブロッキングの例

                  Router# configure terminal
                  Router(config)# interface gigabitethernet0/0/1
                  Router(config-if)# rep segment 1 edge primary
                  Router(config-if)# rep block port 4 vlan 100-200
                  Router(config-if)# end
                  

                  VLAN ロード バランシングのプリエンプションの設定

                  Router>end 
                  Router# configure terminal
                  Router(config)rep preempt segment 1
                  Router(config)# end
                  

                  REP の SNMP トラップ設定

                  次の例は、1 秒あたり 10 トラップの割合で REP トラップを送信するようにルータを設定する方法を示します。

                  Router> enable
                  Router# configure terminal
                  Router(config)# snmp mib rep trap-rate 10
                  Router(config)# end

                  REP 設定のモニタリング

                  次に、show interface rep detail コマンドの出力例を示します。 REP インターフェイスの 1 つで show interface rep detail コマンドを使用して、REP 設定をモニタして検証します。

                  Router# show interface GigabitEthernet 0/0/1 rep detail
                  
                  GigabitEthernet0/1 REP enabled
                  Segment-id: 2 (Edge)
                  PortID: 00010019E7144680
                  Preferred flag: No
                  Operational Link Status: TWO_WAY
                  Current Key: 0002001121A2D5800E4D
                  Port Role: Open
                  Blocked Vlan: <empty>
                  Admin-vlan: 100
                  Preempt Delay Timer: disabled
                  Load-balancing block port: none
                  Load-balancing block vlan: none
                  STCN Propagate to: none
                  LSL PDU rx: 3322, tx: 1722
                  HFL PDU rx: 32, tx: 5
                  BPA TLV rx: 16849, tx: 508
                  BPA (STCN, LSL) TLV rx: 0, tx: 0
                  BPA (STCN, HFL) TLV rx: 0, tx: 0
                  EPA-ELECTION TLV rx: 118, tx: 118
                  EPA-COMMAND TLV rx: 0, tx: 0
                  EPA-INFO TLV rx: 4214, tx: 4190 

                  REP 設定可能タイマーの設定

                  Router# configure terminal
                  Router(config)# interface GigabitEthernet 0/0/4 
                  Router(config-if)# rep segment 4 edge preferred
                  Router(config-if)# rep stcn segment 2-5
                  Router(config-if)# rep block port 0009001818D68700 vlan all
                  Router(config-if)# rep lsl-retries 3
                  Router(config-if)# rep lsl-age-timer 200
                  Router(config-if)# rep preempt delay
                  Router(config-if)# exit
                  Router# show interface GigabitEthernet 0/0/1 rep detail
                  Router# copy running-config startup-config
                       

                  REP 非ネイバー エッジ サポートの設定

                  Router> enable
                  Router# configure terminal
                  Router(config)# interface GigabitEthernet0/2
                  Router(config-if)# rep segment t1 edge no-neighbor primary

                  その他の関連資料

                  関連資料

                  関連項目

                  マニュアル タイトル

                  Cisco IOS コマンド

                  『Cisco IOS Master Commands List, All Releases』

                  LAN スイッチング コマンド:コマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、および例

                  『Cisco IOS LAN Switching Command Reference』

                  スパニングツリー プロトコルの概要

                  Spanning Tree Protocol (STP)/​802.1D

                  スパニングツリー PortFast BPDU ガード拡張機能

                  『Spanning Tree PortFast BPDU Guard Enhancement』

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                  http:/​/​www.cisco.com/​cisco/​web/​support/​index.html

                  Resilient Ethernet Protocol の機能情報

                  次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

                  プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/​go/​cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

                  表 1 Resilient Ethernet Protocol の機能情報

                  機能名

                  リリース

                  機能情報

                  REP 設定可能タイマー

                  Cisco IOS XE Release 3.5.1S

                  REP 上の REP 設定可能タイマーは、リング トポロジでのルータ間のリンクでリンク障害を検出します。 Cisco IOS XE Release 3.5.1S では、Cisco ASR 903 ルータのサポートが追加されました。

                  この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

                  REP 設定可能タイマー

                  REP 設定可能タイマーの設定

                  例:REP 設定可能タイマーの設定

                  REP 非ネイバー エッジ サポート

                  Cisco IOS XE Release 3.5.1S

                  REP の非ネイバー エッジ サポートは、内部ネイバーがある新しいタイプのエッジを定義できるようにします。 Cisco IOS XE Release 3.5.1S では、Cisco ASR 903 ルータのサポートが追加されました。

                  REP 非ネイバー エッジ サポート

                  例:REP 非ネイバー エッジ サポートの設定

                  トランク EVC の REP サポート

                  Cisco IOS XE Release 3.5S

                  REP は、ASR 903 シリーズ ルータのインターフェイス レベルで、トランクのイーサネット フロー ポイント(EFP)ポートで設定できます。

                  次のコマンドがこの機能により導入されました。service instance trunk

                  REP Fast Hello での SSO サポート

                  Cisco IOS XE Release 3.5.1S

                  REP Fast Hello での SSO サポートは、LSL タイムアウト インターバルが経過する前に、hello パケットがアクティブ ルータから送信されることを保障するために提供されます。 Cisco IOS XE Release 3.5.1S では、Cisco ASR 903 ルータのサポートが追加されました。

                  この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

                  REP Fast Hello での SSO サポート