Cisco Unified Border Element(SP Edition)コンフィギュレーション ガイド:統合モデル
Cisco Unified Border Element(SP Edition)SPA DSP サービス
Cisco Unified Border Element(SP Edition)SPA DSP サービス
発行日;2012/07/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified Border Element(SP Edition)SPA DSP サービス

内容

制約事項

SPA DSP サービスの前提条件

SPA DSP サービスについて

SBC のトランスコーディング

分散 SBC のトランスコーディング

分散 SBC のトランスレーティング

インバンド DTMF インターワーキング

RTP telephone-event コーデックと SIP 間のインターワーキング

SIP と RTP 間の telephone-event コーデックのインターワーキング

RTP telephone-event コーデックから RTP インバンド ウェーブフォーム

RTP インバンド ウェーブフォームから RTP telephone-event コーデック

SIP と RTP の間のインバンド ウェーブフォーム

RTP インバンド ウェーブ フォームから SIP

コール リカバリ

SBC の SPA DSP サービスの設定

DSP ファーム サービスを使用した SPA DSP の設定

DSP ファーム プロファイルの設定

DSP ファーム プロファイルの設定およびステータスの表示例

DBE 上の DSP ファーム プロファイルの設定

SDP の分析を非アクティブにするように SBC を設定

Unified SBC の設定

DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け

トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定

トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定

同じコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング

新しいコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング

SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定

インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定

SBC の SPA DSP サービスの設定例

設定例:SPA DSP の DSP ファーム サービスのイネーブル化

DSP ファーム プロファイルの設定例

DBE の DSP ファーム プロファイルの設定例

SDP の分析を非アクティブにするように SBC を設定する例

Unified SBC の設定例

設定例:DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け

トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例

トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例

SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例

インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定例

Cisco Unified Border Element(SP Edition)SPA DSP サービス

共有ポート アダプタ(SPA)のデジタル シグナル プロセッサ(DSP)は、複数のシスコ プラットフォームで使用できるシングル幅、ハーフ ハイト、高出力の SPA モジュールです。SPA DSP は、シスコのミッドレンジおよびハイエンド ルータ上の SPA の、DSP ベースの音声およびビデオ ソリューション用に設計されています。

Cisco IOS XE Release 3.2S で、次の SPA DSP 機能が、セッション ボーダー コントローラ(SBC)用に Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに導入されました。

DSP ファーム プロファイルへの SBC の設定の関連付け。

オンボード DSP サービスを使用した音声トランスコーディングとトランスレーティングのサポート。

オンボード DSP サービスを使用したデュアル トーン多重周波数(DTMF)インターワーキング。

VoIPv4 および VoIPv6 のトランスコーディングとトランスレーティングのサポート。

トランスコーディング、トランスレーティング、および DTMF インターワーキングのコール制御とシグナリング制御。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、以前は Integrated Session Border Controller と呼ばれており、このマニュアルでは SBC と呼びます。

本章で使用されているコマンドの詳細な説明については、『 Cisco Unified Border Element (SP Edition) Command Reference: Unified Model 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/sbc/command/reference/sbcu_book.html )を参照してください。

すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、Cisco IOS マスター コマンド リストを参照してください。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)の SPA DSP の機能履歴

 

リリース
変更内容

Cisco IOS XE Release 3.2S

SPA DSP オンボード サービスが、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに追加されました。

Cisco IOS XE Release 3.3S

コール リカバリ機能が追加されました。

制約事項

SPA DSP では、次の制限事項が適用されます

音声、オーディオ、およびビデオ会議はサポートされません。

HA、システム レベルのインサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)、およびノンストップ フォワーディング(NSF)はサポートされません。

ビデオ コーデックはサポートされません。

活性挿抜(OIR)はサポートされますが、取り外し時に SPA を通過するセッションが失われます。

Cisco Unified Communications Manager はサポートされません。

SPA DSP サービスの前提条件

DSP ファームの定義と SBC の設定およびアクティブ化は、SBC コールをトランスコードする前に実行する必要があります。SPA の設定の詳細については、次の場所にある『 Cisco ASR 1000 Series Aggregation Services Routers SIP and SPA Software Configuration Guide 』の「Configuring the Cisco DSP SPA for the ASR 1000 Series」を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/shared_port_adapters/configuration/ASR1000/asrcfgdsp.html

SPA DSP サービスについて

SPA DSP には、SBC 用の音声トランスコーディング機能を提供するための、デジタル信号プロセッサと関連するハードウェアが含まれます。また、Cisco Unified Border Element, Enterprise は、単純な音声トランスコーディング サービス用に SPA DSP を使用できます。

SBC のトランスコーディング

SBC トランスコーディングは、Data Border Element(DBE)機能の一部として 2 つの VoIP ネットワーク間のコーデック変換に使用されます。 図 1 に、SPA DSP が Unified SBC のコーデック トランスコーディングを実行する方法を示し、図 2 に、SPA DSP が分散 SBC のコーデック トランスコーディングを実行する方法を示します。

図 1 Unified SBC の SPA DSP トランスコーディング

 

図 2 分散 SBC の SPA DSP トランスコーディング

SPA DSP は、ある種類のメディア ストリームまたはコーデックから、異なるメディア符号化と復号化テクノロジーを使用した別の種類のメディア ストリームまたはコーデックへの変換を可能にします。その他の変換アクティビティは次のとおりです。

異なるコーデックの間の変換

異なるパケット化設定間の変換(トランスレーティング)

DTMF インターワーキング

分散 SBC のトランスコーディング

トランスコーディングは、コールをプログラムするために使用されるセッション記述プロトコル(SDP)から推定されます。異なるコーデックを含む同じコールの終端のプログラミングは、トランスコーディングの実行を分散 SBC に暗黙的に指示します。

分散 SBC のトランスレーティング

トランスレーティングはコールをプログラムするために使用される SDP から推定されます。ptime が異なる同じコールの終端のプログラミングは、トランスレーティングの実行を分散 SBC に暗黙的に指示します。


) トランスレーティングは、コーデック間ではなく、同じコーデックを使用した異なるレートに対してのみサポートされます。したがって、トランスレーティングとトランスコーディングは同時に実行できません。


インバンド DTMF インターワーキング

Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータは、Real-Time Transport Protocol(RTP)インバンド ウェーブフォーム、RTP telephone-event コーデック(RFC2833)、および SIP DTMF インジケーション タイプ間の DTMF インターワーキングをサポートしています。

DTMF トーンは、次の方法を使用して生成できます。

SIP ディジット検出および生成パッケージ:SIP メッセージはエンドポイントから SIP プロキシに送信され、DTMF イベントがあったことを、イベントのタイプおよび時間に関する情報とともに示します。

DTMF(telephone-event コーデック)の RTP ペイロード:RTP パケットには、DTMF が生成されていることを示す情報がヘッダーに含まれています。エンドポイントはこれらのメッセージを理解し、DTMF をローカルに再生します。

RTP のインバンド ウェーブフォーム:DTMF は音声ウェーブフォームの一部として送信されます。

DTMF インターワーキングの詳細については、次の場所にある『 Cisco Unified Border Element (SP Edition) Configuration Guide: Unified Model 』の「Implementing Interworking DTMF」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/asr1000/configuration/guide/sbcu/sbc_dtmf.html

RTP telephone-event コーデックと SIP 間のインターワーキング

RTP パケットが telephone-event コーデックを使用した DTMF としてマークされている場合、RTP パケットはストリームから削除されます。DBE は、DTMF イベントが発生したこと、および RTP パケットを SIP DTMF イベントに変換する必要があることを示す H.248 メッセージを、Signaling Border Element(SBE)に送信します。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 の場合)が SDP のサイド A にあり、サイド B にないこと。

dd/etd イベントが、サイド B ではなくサイド A 用にサブスクライブされていること。

SIP と RTP 間の telephone-event コーデックのインターワーキング

エンドポイントが SIP 信号を生成すると、SIP DTMF 信号は完全に帯域外で到達します。SIP DTMF をサポートするエンドポイントは SBE に送信される信号を生成します。次に、SBE はこれが DTMF メッセージであることを認識し、DTMF トーンを RTP ストリームに挿入する必要があることを示す H.248 メッセージを DBE に送信します。DBE は telephone-event コーデックを使用してオーディオ ストリームに RTP DTMF パケットを挿入します。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 の場合)が SDP のサイド B にあり、サイド A にないこと。

dd/etd イベントが、サイド A ではなくサイド B 用にサブスクライブされていること。

 

RTP telephone-event コーデックから RTP インバンド ウェーブフォーム

RTP パケットが telephone-event コーデックを使用して DTMF としてマークされた後、RTP パケットがストリームから削除され、DTMF ウェーブフォームを含む RTP ストリームは、他のエンドポイントに送信されます。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 の場合)が SDP のサイド A にあり、サイド B にないこと。

dd/etd イベントが、サイド A およびサイド B 用にサブスクライブされていること。

RTP インバンド ウェーブフォームから RTP telephone-event コーデック

DTMF が音声ウェーブフォームの一部として送信された後、RTP パケットがストリームから削除され、DBE はオーディオ ストリームにペイロード タイプ telephone event で新しい RTP パケットを挿入します。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 の場合)が SDP のサイド B にあり、サイド A にないこと。

dd/etd イベントが、サイド A およびサイド B 用にサブスクライブされていること

SIP と RTP の間のインバンド ウェーブフォーム

エンドポイントが SIP 信号を生成した後、SIP DTMF 信号は完全に帯域外で到達します。SIP DTMF をサポートするエンドポイントは SBE に送信される信号を生成します。次に、SBE はこれが DTMF メッセージであることを認識し、DTMF トーンを RTP ストリームに挿入する必要があることを示す H.248 メッセージを DBE に送信します。DBE は、DTMF ウェーブフォームを含むストリームを挿入します。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 用)がサイド A にもサイド B にもないこと。

dd/etd イベントが、サイド B 用にサブスクライブされていること。

RTP インバンド ウェーブ フォームから SIP

DTMF が音声ウェーブフォームの一部として送信されると、RTP パケットがストリームから削除され、DBE は、DTMF イベントが発生したこと、および RTP パケットを SIP DTMF イベントに変換する必要があることを示す H.248 メッセージを SBE に送信します。

コールは次の条件を満たしている必要があります。

telephone-event コーデック(RFC 2833 用)がサイド A にもサイド B にもないこと。

dd/etd イベントが、サイド A 用にサブスクライブされていること。

コール リカバリ

Cisco IOS XE Release 3.3S から、部分的にクラッシュした SPA DSP のコールは、2.5 秒のコール停止時間内に回復できます。

SPA DSP の一部がクラッシュすると、クラッシュ リカバリ プロセスが実行され、RP は、以前あったすべてのコールを使用して、SPA DSP のクラッシュした部分を再プログラムします。たとえば、単純なトランスコーディングのシナリオで、a-law から u-law へのトランスコーディングは、再プログラムを必要とする最大 129 コールを表すことがあります。

クラッシュする SPA DSP の部分によっては、多くのコンポーネントを回復し、多くのコールを再プログラムする必要があるため、合計リカバリ時間が長くなる場合があります。ただし、すべての回復されたコールのメディア パス全体の中断時間は 2.5 秒未満です。

SPA DSP コール リカバリのいずれのケースでも、コール リカバリは、コールがクラッシュ前に存在していたのと同じ SPA DSP で行われます。コールは別の SPA DSP に移動されません。

SPA DSP 障害コール リカバリは、SPA DSP クラッシュ ダンプがイネーブルになっている場合、ディセーブルまたは無効にできます。これによりコール停止時間が 2.5 秒を超えることがあります。

show voice dsp group all コマンドは、SPA DSP がコール リカバリを実行中かどうかを示します。

Router# show voice dsp group all
 
Show DSP group all
 
DSP groups on slot 0 bay 0:
dsp 1:
State: UP
HA State : DSP_HA_STATE_PENDING1
Max signal/voice channel: 43/43
Max credits: 645
num_of_sig_chnls_allocated: 43
Transcoding channels allocated: 43
Group: FLEX_GROUP_XCODE, complexity: LOW
Shared credits: 0, reserved credits: 645
Transcoding channels allocated: 24
Credits used (rounded-up): 360

show voice dsp group all コマンドでは、リカバリ処理中(最大数ミリ秒)にのみ「HA State : DSP_HA_STATE_PENDING1」という出力が表示されます。


SBC の SPA DSP サービスの設定

ここでは、SBC の SPA DSP サービスの設定に関連する作業について説明します。

「DSP ファーム サービスを使用した SPA DSP の設定」

「DSP ファーム プロファイルの設定」

DSP ファーム サービスを使用した SPA DSP の設定

DSP サービスの DSP ファーム モードで DSP SPA を設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. voice-card slot number/subslot number

3. dsp services dspfarm

4. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

voice-card slot number/subslot number

 

Router(config)# voice-card 0/2

音声カードのスロット番号を指定し、音声カード インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

dsp services dspfarm

 

Router(config-voicecard)# dsp services dspfarm

SPA DSP 音声カードの DSP ファーム サービスを許可します。

ステップ 4

end

 

Router(config-voicecard)# end

音声カード インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

SPA DSP の DSP ファーム サービスの設定の詳細については、次の場所にある『Cisco ASR 1000 Series Aggregation Services Routers SIP and SPA Software Configuration Guide』の「Configuring the Cisco DSP SPA for ASR 1000 Series」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/shared_port_adapters/configuration/ASR1000/asrcfgdsp.html

DSP ファーム プロファイルの設定

DSP ファーム プロファイルを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. dspfarm profile profile-identifier {conference | mtp | transcode}

3. description profile-description-text

4. codec codec-name

5. associate application {cube | sbc | sccp }

6. maximum session number

7. no shutdown

8. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

dspfarm profile profile-identifier { conference | mtp | transcode }

 
Router(config)# dspfarm profile 20 transcode

指定した DSP ファーム プロファイルの DSP ファーム サービスをイネーブルにし、DSP ファーム プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。

サービス オプションには次のいずれかを指定します。

conference :会議をイネーブルにします。

mtp :メディア ターミネーション ポイントをイネーブルにします。

transcode :情報のトランスコーディングをイネーブルにします。

(注) Cisco IOS Release 3.2S では、トランスコード サービスだけがサポートされます。

ステップ 3

description profile-description-text

 

Router(config-dspfarm-profile)# description enables transcoding

定義したプロファイルの説明を指定します。

ステップ 4

no codec codec-name

 

Router(config-dspfarm-profile)# codec g711ulaw

Router(config-dspfarm-profile)# codec g711alaw

Router(config-dspfarm-profile)# codec g729ar8

Router(config-dspfarm-profile)# codec g729abr8

Router(config-dspfarm-profile)# codec g729r8

Router(config-dspfarm-profile)# codec g723r63

Router(config-dspfarm-profile)# codec ilbc

Router(config-dspfarm-profile)# codec gsmamr-nb

Router(config-dspfarm-profile)# codec g726r32

Router(config-dspfarm-profile)# codec g729br8

コーデック リストにコーデックを追加したりコーデックを削除します。コーデックは、SBE が認識用にハードコードされているコーデック リスト中に存在する必要があります。

ステップ 5

associate application { cube | sbc | sccp } profile-description-text

 

Router(config-dspfarm-profile)# associate application sbc

プロファイルにアプリケーションを関連付けます。関連付けることができるアプリケーションは、次のとおりです。

cube :Cisco Unified Border Element アプリケーションを DSP ファームの定義済みプロファイルに関連付けます。

sbc :SBC アプリケーションを DSP ファームの定義済みプロファイルに関連付けます。

sccp :クライアント プロトコル アプリケーションを DSP ファームの定義済みプロファイルに関連付けます。

アプリケーション キーワードは DSP ファーム プロファイル トランスコード サービスが使用されている場合にだけ使用できます。

ステップ 6

maximum session number

 

Router(config-dspfarm-profile)# maximum session 300

定義されたプロファイルに割り当てることができるセッションの最大数を設定します。セッションの最大数は、ルータ内の SPA DSP 数、および設定されているコーデックによって異なります。23 個の DSP SPA および G711 コーデックのみを備えたフル装備の Cisco ASR 1013 シリーズ ルータでは、セッションの最大数は 20769 です。

ステップ 7

no shutdown

 

Router(config-dspfarm-profile)# no shutdown

DSP ファーム プロファイルをイネーブルまたはディセーブルにします。

ステップ 8

end

 

Router(config-dspfarm-profile)# end

DSP ファーム プロファイルを終了します。

DSP ファーム プロファイルの設定およびステータスの表示例

DSP ファーム プロファイルの作成後に、 show コマンドを使用して、DSP ファーム プロファイルの設定およびステータスを表示します。次の例は、 show コマンドの出力を示しています。

Router# show running-config
!
voice-card 2/0
no dspfarm
dsp services dspfarm
!
dspfarm profile 20 transcode
codec g711ulaw
codec g711alaw
codec g729r8
codec g729ar8
codec g729br8
codec g729abr8
rsvp
maximum sessions 5
associate application SBC
!
 
Router# show dspfarm profile 20
 
Dspfarm Profile Configuration
Profile ID = 20, Service = TRANSCODING, Resource ID = 1
Profile Description :
Profile Admin State : UP
Profile Operation State : ACTIVE
Application : SBC Status : ASSOCIATED
Resource Provider : FLEX_DSPRM Status : UP
Number of Resource Configured : 5
Number of Resource Available : 5
Codec Configuration
Codec : g729abr8, Maximum Packetization Period : 60
Codec : g711alaw, Maximum Packetization Period : 30
Codec : g711ulaw, Maximum Packetization Period : 30
Codec : g729r8, Maximum Packetization Period : 60
Codec : g729ar8, Maximum Packetization Period : 60
Codec : g729br8, Maximum Packetization Period : 60
RSVP : ENABLED
!
 
Router# show dspfarm all
 
DSPFARM Configuration Information:
Admin State: UP, Oper Status: ACTIVE - Cause code: NONE
Transcoding Sessions: 0(Avail: 0), Conferencing Sessions: 2 (Avail: 2)
Trans sessions for mixed-mode conf: 0 (Avail: 0), RTP Timeout: 600
Connection check interval 600 Codec G729 VAD: ENABLED
Total number of active session(s) 0, and connection(s) 0
SLOT DSP CHNL STATUS USE TYPE SESS-ID CONN-ID PKTS-RXED PKTS-TXED
0 0 1 UP FREE conf - - - -
0 0 2 UP FREE conf - - - -
0 0 3 UP FREE conf - - - -
0 0 4 UP FREE conf - - - -
0 0 5 UP FREE conf - - - -
0 0 6 UP FREE conf - - - -

DBE 上の DSP ファーム プロファイルの設定

ここでは、DBE で DSP ファーム プロファイルを設定する方法について説明します。

手順の概要

1. show dspfarm { all | dsp | profile }

2. configure terminal

3. sbc sbc-name dbe

4. associate dspfarm profile { profile-number | all }

5. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

show dspfarm { all | dsp | profile profile-identifier }

 

Router# show dspfarm profile all

(任意)DSP ファーム設定情報を表示します。

all :DSP ファームのグローバル情報を表示します。

dsp :すべての DSP に関する情報を表示します。

profile :DSP ファーム プロファイルを表示します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbc sbc-name dbe

 
Router(config)# sbc mySBC dbe

SBC 上に DBE サービスを作成し、SBC-DBE コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

associate dspfarm profile {profile-number | all }

 

Router(config-sbc-dbe)# associate dspfarm profile 1

DSP ファーム プロファイルと SBC を関連付けます。

profile-number :関連付けるプロファイル番号を指定します。

all :SBC に関連付けられているプロファイルから、トランスコーディング セッションに最適な DSP ファーム プロファイルを選択することを SBC に許可します。

ステップ 5

end

 

Router(config-sbc-dbe)# end

SBC-DBE コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SDP の分析を非アクティブにするように SBC を設定

ここでは、トランスコーディングされたコールを設定する SDP の分析を非アクティブにするように SBC を設定する方法について説明します。

手順の概要

1. show dspfarm { all | dsp | profile }

2. configure terminal

3. sbc sbc-name dbe

4. no activate

5. vdbe

6. no attach-controllers

7. transcoding check { match | none | overlap }

8. controller h248 controller-index

9. no transrating check

10. exit

11. attach-controllers

12. exit

13. activate

14. end

15. show sbc sbc-name dbe media-stats

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

show dspfarm { all | dsp | profile profile-identifier }

 

Router# show dspfarm profile all

(任意)DSP ファーム設定情報を表示します。

all :DSP ファームのグローバル情報を表示します。

dsp :すべての DSP に関する情報を表示します。

profile :DSP ファーム プロファイルを表示します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbc sbc-name dbe

 
Router(config)# sbc mySBC dbe

SBC 上で DBE サービスを作成し、SBC-DBE コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

no activate

 

Router(config-sbc-dbe)# no activate

DBE を非アクティブ化します。

ステップ 5

vdbe

 

Router(config-sbc-dbe)# vdbe

SBC の仮想データ ボーダー エレメント(vDBE)機能モードを開始します。

ステップ 6

no attach-controllers

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe)# no attach-controllers

no attach-controllers コマンドでコントローラを取り外します。

ステップ 7

transcoding check { match | none | overlap }

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe)# transcoding check none

トランスコーディングのオプションを設定します。

check :トランスコーディング チェックをイネーブルにします。

match :正確なコーデックの一致チェックを指定します。

none :コーデックの一致チェックなしを指定します。

overlap :重複するコーデックの一致チェックを指定します。

ステップ 8

controller h248 {controller-index}

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe)# controller h248 1

DBE の H.248 コントローラを設定し、H.248 コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

ここに示す例では、設定した番号 1 は DBE の H.248 コントローラを識別します。

ステップ 9

no transrating check

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe-h248)# no transrating check

トランスレーティング オプションをディセーブルにします。

check :トランスレーティング チェックをイネーブルにします。

ステップ 10

exit

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe-h248)# exit

H.248 コントローラ コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 11

attach-controllers

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe)# attach-controllers

DBE を H.248 コントローラに接続します。

ステップ 12

exit

 

Router(config-sbc-dbe-vdbe)# exit

vDBE コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 13

activate

 

Router(config-sbc-dbe)# activate

SBC の DBE サービスをアクティブにします。

ステップ 14

end

 

Router(config-sbc-dbe)# end

SBC-DBE コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 15

show sbc sbc-name dbe media-stats

 

Router# show sbc MySBC dbe media-stats

全般的な DBE 統計情報をリストします。

次に、トランスコーディングされたコール数をリストする show sbc dbe media-stats コマンドの出力例を示します。

Router# show sbc MySBC dbe media-stats
 
SBC Service "MySBC"
Available Bandwidth = Unlimited
Available Flows = 131072
Available Packet Rate = Unlimited
Active Media Flows = 0
Peak Media Flows = 0
Total Media Flows = 0
Active Transcoded Flows = 1
Peak Transcoded Flows = 1
Total Transcoded Flows = 1
Active Signaling Flows = 0
Peak Signaling Flows = 0
Total Signaling Flows = 0
SBC Packets Received = 0
SBC Octets Received = 0
SBC Packets Sent = 0
SBC Octets Sent = 0
SBC Packets Discarded = 0
SBC Octets Discarded = 0
No Media Count = 0

 

Unified SBC の設定

ここでは、SPA DSP 音声カードの SBC を設定するさまざまな方法について説明します。

「DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け」

「トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定」

「トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定」

「SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定」

「インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定」

DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け

DSP ファーム プロファイルへの SBC の関連付けは、対応する DSP ファーム プロファイルが作成されてからのみ可能です。グローバル コンフィギュレーション モードで associate dspfarm profile コマンドを使用します。

手順の概要

1. show dspfarm { all | dsp | profile}

2. configure terminal

3. sbc sbc-name

4. associate dspfarm profile { profile-number | all }

5. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

show dspfarm { all | dsp | profile profile-identifier }

 

Router# show dspfarm profile all

DSP ファーム設定情報を表示します。

all :DSP ファームのグローバル情報を表示します。

dsp :すべての DSP に関する情報を表示します。

profile :DSP ファーム プロファイルを表示します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 3

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

associate dspfarm profile {profile-number | all }

 

Router(config-sbc)# associate dspfarm profile 1

DSP ファーム プロファイルに SBC を関連付けます。

profile-number :関連付けるプロファイル番号を指定します。

all :SBC に関連付けられているプロファイルから、トランスコーディング セッションに最適な DSP ファーム プロファイルを選択することを SBC に許可します。

ステップ 5

end

 

Router(config-sbc-sbe)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定

ここでは、トランスコーディング機能をイネーブルにするために SBC を設定します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-scope scope-name

6. first-cac-table table-name

7. cac-table table-name

8. table-type limit list of limit tables

9. entry entry-id

10. match-value key

11. callee-codec-list list-name

12. caller-codec-list list-name

13. media police strip | reject | degrade

14. action cac-complete

15. complete

16. cac-policy-set global cac-policy-num

17. codec-list list-name

18. codec codec-nam

19. exit

20. codec-list list-name

21. codec codec-nam

22. exit

23. end

24. show sbc sbc-name sbe call-stats global current5min

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能モードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

policy-set-id:ポリシー セットを特定するためにユーザによって選択される整数。範囲は 1 ~ 2147483647 です。

ステップ 5

first-cac-scope scope-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-scope dst-adjacency

ポリシーのアドミッション コントロール ステージで作業を実行するために、制限が最初に定義されるべき範囲を設定します。各 CAC ポリシーには、適用できる範囲があります。この CAC ポリシーは、コール単位で適用できます。

scope-name には、次のいずれかの値が指定されます。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベントの制限。

call:制限が単一コール単位です。

category: カテゴリ単位の制限

dst-account:同じアカウントに送信されるイベントの制限。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベントの制限。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベントの制限。

dst-number:同一隣接グループ番号を持つイベントの制限。

global:制限はグローバルで、他のオプションと組み合わせることができません。

src-account:同じアカウントからのイベントの制限。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベントの制限。

arc-adjacency:同じ隣接からのイベントの制限。

src-number:同じ送信元番号を持つイベントの制限。

ステップ 6

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table codec-dst-acc

処理する最初のポリシー テーブルの名前を設定します。CAC ポリシーには、設定済みのテーブルが数多くあります。CAC ポリシーの適用を開始するには、使用される最初のテーブルを定義する必要があります。

table-name:最初に処理すべきアドミッション コントロール テーブル。

ステップ 7

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table codec-dst-acc

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 8

table-type limit list of limit tables

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type limit dst-adjacency

エントリを一致させるのに使用される基準を入力する必要がある新規 CAC 制限テーブルを設定します。

list of limit tables には、次のいずれかの値を指定できます。

account :アカウント名を比較します。

adj-group :隣接グループ名を比較します。

adjacency :隣接名を比較します。

all :比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority :コール プライオリティと比較します。

category :番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account :宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group :宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency :宛先隣接名を比較します。

dst-prefix :着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type :CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account :送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group :送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency :送信元隣接名を比較します。

src-prefix :発番号ストリングの先頭を比較します。

ステップ 9

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブルのエントリを変更するには、CAC テーブル エントリ モードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 10

match-value key

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# match-value nava

CAC 制限テーブル タイプにあるエントリの照合値を設定します。

ステップ 11

callee-codec-list list-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee-codec-list PCMU

コールの着信側レッグで使用が許可されているコーデックをリストします。

ステップ 12

caller-codec-list list-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller-codec-list PCMA

コールのコール元レッグで使用が許可されているコーデックをリストします。

ステップ 13

media police strip | reject | degrade

 
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police strip

SBC が、メディア コールの帯域幅限界を超えるメディア ストリームを処理する方法を設定します。

ステップ 14

action cac-complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete

イベントが一致すると、CAC ポリシーは完了したと見なされます。

ステップ 15

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

ステップ 16

cac-policy-set global policy-num

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set global 1

グローバル CAC ポリシー セットをアクティブにします。CAC ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

policy-num :1 ~ 2147483647 のコール ポリシー セット番号。ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

ステップ 17

codec-list list-name

 

Router(config-sbc-sbe)# codec-list PCMU

コーデック リストを作成し、コーデック リスト コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 18

codec codec-name

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# codec PCMU

コーデックをコーデック リストに追加します。

ステップ 19

exit

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# exit

コーデック リスト コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 20

codec-list list-name

 

Router(config-sbc-sbe)# codec-list PCMA

コーデック リストを作成し、コーデック リスト コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 21

codec codec-name

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# codec PCMA

コーデックをコーデック リストに追加します。

ステップ 22

exit

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# exit

コーデック リスト コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 23

end

 

Router(config-sbc-sbe)# end

コンフィギュレーション セッションを終了します。

ステップ 24

show sbc sbc-name sbe call-stats global current5min

 

Router# show sbc mySBC sbe call-stats global current5min

指定した SBE のすべてのコールの統計情報をリストします。

次に、アクティブなトランスコーディングおよびトランスレーティングされたコール数をリストする show sbc sbe call-stats global current5min コマンドの出力例を示します。

Router# show sbc mySBC sbe call-stats global current5min

SBC Service "mySBC"
Statistics for the current 5 mins for global counters
Call count totals:
Total call attempts = 0
Total active calls = 1
Total active IPv6 calls = 0
Total activating calls = 0
Total de-activating calls = 0
Total active emergency calls = 0
Total active e2 emergency calls = 0
Total IMS rx active calls = 0
Total IMS rx call renegotiation attempts = 0
Total SRTP-RTP interworked calls = 0
Total active calls not using SRTP = 1
Total active transcoded calls = 1
Total active transrated calls = 0
General call failure counters:
Total call setup failures = 0
Total active call failures = 0
Total failed call attempts = 0
Total failed calls due to update failure = 0
Total failed calls due to resource failure = 0
Total failed calls due to congestion = 0
Total failed calls due to media failure = 0
Total failed calls due to signaling failure = 0
Total failed calls due to IMS rx setup failure = 0
Total failed calls due to IMS rx renegotiation failure = 0
Total failed calls due to RTP disallowed on call leg = 0
Total failed calls due to SRTP disallowed on call leg = 0

トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定


) トランスレーティングは、コーデック間ではなく、同じコーデックを使用した異なるレートに対してのみサポートされます。したがって、トランスレーティングとトランスコーディングは同時に実行できません。


ここでは、次の方法のいずれかを使用してトランスレーティングをイネーブルにする方法について説明します。

「同じコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング」

「新しいコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング」

同じコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング

この作業では、同じコーデック ポリシーを使用したトランスレーティングをイネーブルにするために SBC を設定します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-table table-name

6. cac-table table-name

7. table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

8. entry entry-id

9. cac-scope {list of scope options}

10. callee ptime 0-100

11. caller ptime 0-100

12. media police strip | reject | degrade

13. action cac complete

14. complete

15. cac-policy-set global cac-policy-num

16. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の SBE 機能モードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table Transrate

処理する最初のポリシー テーブルの名前を設定します。CAC ポリシーには、設定済みのテーブルが数多くあります。CAC ポリシーの適用を開始するには、使用される最初のテーブルを定義する必要があります。

table-name:最初に処理すべきアドミッション コントロール テーブル。

ステップ 6

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table Transrate

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 7

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

list of limit tables には、次のいずれかの値を指定できます。

account :アカウント名を比較します。

adj-group :隣接グループ名を比較します。

adjacency :隣接名を比較します。

all :比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority :コール プライオリティと比較します。

category :番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account :宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group :宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency :宛先隣接名を比較します。

dst-prefix :着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type :CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account :送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group :送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency :送信元隣接名を比較します。

src-prefix :発番号ストリングの先頭を比較します。

機能は、個々の隣接ごとに行う場合と同じように、CAC 設定から隣接グループごとにイネーブルまたはディセーブルにできます。adj-group テーブル タイプは、送信元または宛先の隣接グループで一致します。

policy-set キーワードが指定されている場合、cac-scope コマンドを使用して、CAC ポリシー セット テーブル内で制限が適用される、各エントリ内の範囲を設定します。

ステップ 8

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブルのエントリを作成または変更するには、CAC テーブル エントリ モードを開始します。

ステップ 9

cac-scope { list of scope options }

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope call

CAC の制限がポリシー セット テーブル内の各エントリに適用される範囲の選択をイネーブルにします。

list of scope options: イベント照合に使用される次のいずかのストリングを指定します。

account:同じアカウントからのイベント。

adjacency:同じ隣接からのイベント。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベント。

call:スコープの限界は単一コール単位です。

category:同じカテゴリを持つイベント。

dst-account:同じアカウントに送信されるイベント。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベント。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベント。

dst-number:宛先が同じイベント。

global:スコープの限界はグローバルです。

src-account:同じアカウントからのイベント。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベント。

src-adjacency:同じ隣接からのイベント。

src-number:同じ送信元番号を持つイベント。

ステップ 10

callee ptime <0-100>

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee ptime 30

この CAC エントリを使用してコールすることを強制されている着信側のパケット化時間を設定します。

デフォルトでは 0 ミリ秒が設定されており、トランスレーティングが実行されません。

ステップ 11

caller ptime <0-100>

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller ptime 40

この CAC エントリを使用してコールすることを強制されている発信側のパケット化時間を設定します。

デフォルトでは 0 ミリ秒が設定されており、トランスレーティングが実行されません。

ステップ 12

media police strip | reject | degrade

 
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police strip

SBC が、メディア コールの帯域幅限界を超えるメディア ストリームを処理する方法を設定します。

ステップ 13

action cac-complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac complete

イベントが一致する場合は、この CAC ポリシーは終了します。

ステップ 14

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

ステップ 15

cac-policy-set global policy-num

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set global 1

グローバル CAC ポリシー セットをアクティブにします。CAC ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

policy-num :1 ~ 2147483647 のコール ポリシー セット番号。ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

ステップ 16

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

CAC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

新しいコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング

ここでは、トランスレーティング機能をイネーブルにするために SBC を設定します。これは、トランスレーティングを設定するために「同じコーデック ポリシーを使用したトランスレーティング」で説明したメカニズムの代替メカニズムです。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. codec list list-name

5. policy {minimum | transrating}

6. codec codec-name packetization-period packet-period [priority priority-value ]

7. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の SBE 機能モードを開始します。

ステップ 4

codec list list-name

 

Router(config-sbc-sbe)# codec list PCMU

コーデック リストを作成しコーデック リスト モードを開始します。

ステップ 5

policy { minimum | transrating }

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# policy minimum

次のいずれかに指定されたパケット化期間ポリシーを設定します。

minimum :パケット化期間は最小値です。

transrating :パケット化期間は、トランスレーティングです。

ステップ 6

codec codec-name packetization-period packet-period [ priority priority-value]

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# codec PCMU packetization-period 200 priority 1

コーデックをコーデック リストに追加し、コーデックの最小パケット化期間とプライオリティ値を設定します。

ステップ 7

end

 

Router(config-sbc-sbe-codec-list)# end

CAC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定

Secure Real-Time Transport Protocol(SRTP)は、トランスコーディングとは無関係ですが、同時に両方を使用するように設定できます。

ここでは、SRTP とトランスコーディング機能をイネーブルにするように Unified SBC を設定します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-table table-name

6. cac-table table-name

7. table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

8. entry entry-id

9. cac-scope {list of scope options}

10. srtp support allow

11. srtp caller forbid | mandate | allow | prefer

12. srtp callee forbid | mandate | allow | prefer

13. srtp interworking forbid | allow

14. srtp media interworking forbid | allow

15. action next-table goto-table-name

16. exit

17. exit

18. cac-table table-name

19. table-type limit list of limit tables

20. entry entry-id

21. match-value key

22. callee-codec-list list-name

23. action cac-complete

24. complete

25. cac-policy-set global cac-policy-num

26. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の SBE 機能モードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 3

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table C3

処理する最初のポリシー テーブルの名前を設定します。CAC ポリシーには、設定済みのテーブルが数多くあります。CAC ポリシーの適用を開始するには、使用される最初のテーブルを定義する必要があります。

table-name:最初に処理すべきアドミッション コントロール テーブル。

ステップ 6

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table C3

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 7

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

list of limit tables には、次のいずれかの値を指定できます。

account :アカウント名を比較します。

adj-group :隣接グループ名を比較します。

adjacency :隣接名を比較します。

all :比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority :コール プライオリティと比較します。

category :番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account :宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group :宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency :宛先隣接名を比較します。

dst-prefix :着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type :CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account :送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group :送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency :送信元隣接名を比較します。

src-prefix :発番号ストリングの先頭を比較します。

機能は、個々の隣接ごとに行う場合と同じように、CAC 設定から隣接グループごとにイネーブルまたはディセーブルにできます。adj-group テーブル タイプは、送信元または宛先の隣接グループで一致します。

policy-set キーワードが指定されている場合、cac-scope コマンドを使用して、CAC ポリシー セット テーブル内で制限が適用される、各エントリ内の範囲を設定します。

ステップ 8

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを作成または変更するモードを開始します。

ステップ 9

cac-scope { list of scope options }

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope global

CAC の制限がポリシー セット テーブル内の各エントリに適用される範囲を選択します。

list of scope options: イベント照合に使用される次のいずかのストリングを指定します。

account:同じアカウントからのイベント。

adjacency:同じ隣接からのイベント。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベント。

call:スコープの限界は単一コール単位です。

category:同じカテゴリを持つイベント。

dst-account:同じアカウントに送信されるイベント。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベント。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベント。

dst-number:宛先が同じイベント。

global:スコープの限界はグローバルです。

src-account:同じアカウントからのイベント。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベント。

src-adjacency:同じ隣接からのイベント。

src-number:同じ送信元番号を持つイベント。

ステップ 10

srtp support allow

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# srtp support allow

SRTP サポートを設定します。

ステップ 11

srtp caller forbid | mandate | allow | prefer

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# srtp caller mandate

次のいずれかの SRTP 設定を使用して、コールの発信側の SRTP を設定します。

forbid :SRTP はコールの発信側でサポートされません。

mandate :SRTP はコールの発信側で必須です。

allow :SRTP はコールの発信側で任意です。

prefer :この隣接では SRTP が優先されます。RTP および SRTP の両方が受信で許可されますが、送信では SRTP のみが提供されます。

ステップ 12

srtp callee forbid | mandate | allow | prefer

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# srtp callee mandate

コールの着信側の SRTP を設定します。

forbid :SRTP はコールの着信側でサポートされません。

mandate :SRTP はコールの着信側で必須です。

allow :SRTP はコールの着信側で任意です。

prefer :この隣接では SRTP が優先されます。RTP および SRTP の両方が受信で許可されますが、送信では SRTP のみが提供されます。

ステップ 13

srtp interworking forbid | allow

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# srtp interworking allow

SRTP と RTP 間のインターワーキングを設定します。

forbid :コールに対し SRTP と RTP 間のインターワーキングを禁止します。

allow :コールに対し SRTP と RTP 間のインターワーキングを許可します。

ステップ 14

srtp media interworking forbid | allow

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# srtp media interworking allow

SRTP と RTP 間のメディア インターワーキングを設定します。

forbid :コールに対し SRTP と RTP 間のメディア インターワーキングを禁止します。

allow :コールに対し SRTP と RTP 間のメディア インターワーキングを許可します。

ステップ 15

action next-table goto-table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action next-table xcode

このルーティング エントリが選択された場合に実行するアクションを設定します。

goto-table-name :イベントがエントリに一致する場合に処理する次のルーティング テーブルを指定します。

ステップ 16

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# exit

CAC テーブル エントリ コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 17

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# exit

CAC テーブル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 18

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table xcode

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 19

table-type limit list of limit tables

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type limit dst-adjacency

match-value コマンドで照合するテーブル タイプの制限を設定します。ここに示す例では、次のテーブル タイプを使用します。

dst-adjacency:宛先隣接名を比較します。

ステップ 20

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブルのエントリを変更するには、CAC テーブル エントリ モードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 21

match-value key

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# match-value nav4B

コール アドミッション制御(CAC)制限テーブルにあるエントリの照合値を設定します。

key :イベントの照合に使用するキーワードを指定します。キーの形式は、table-type 制限によって決定されます。

ステップ 22

callee-codec-list list-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee-codec-list PCMU

コールの着信側レッグで使用が許可されているコーデックをリストします。

list-name :コーデック リストの名前を指定します。最大サイズは 30 文字です。

ステップ 23

action cac-complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete

イベントが一致する場合は、この CAC ポリシーは終了します。

ステップ 24

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

ステップ 25

cac-policy-set global policy-num

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set global 3

グローバル CAC ポリシー セットをアクティブにします。CAC ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

policy-num :1 ~ 2147483647 のコール ポリシー セット番号。ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

ステップ 26

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

CAC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定

SPA DSP は、インバンドと呼ばれる、リアルタイム転送プロトコル(RTP)ストリームで再生する DTMF トーンを検出するために使用できます。インバンド DTMF インターワーキングは SPA DSP リソースを使用し、プレーン コールおよびトランスコーディングされたコールに使用できます。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-table table-name

6. cac-table table-name

7. table-type { policy-set | limit {list of limit tables}}

8. entry entry-id

9. cac-scope {list of scope options}

10. callee inband-dtmf-mode always

11. caller inband-dtmf-mode never

12. action next-table goto-table-name

13. complete

14. cac-policy-set global cac-policy-num

15. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc sbc-name

 
Router(config)# sbc mySBC

SBC で SBC サービスを作成して、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の SBE 機能モードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 4

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table C4

処理する最初のポリシー テーブルの名前を設定します。CAC ポリシーには、設定済みのテーブルが数多くあります。CAC ポリシーの適用を開始するには、使用される最初のテーブルを定義する必要があります。

table-name:最初に処理すべきアドミッション コントロール テーブル。

ステップ 6

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table C4

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 7

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

list of limit tables には、次のいずれかの値を指定できます。

account :アカウント名を比較します。

adj-group :隣接グループ名を比較します。

adjacency :隣接名を比較します。

all :比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority :コール プライオリティと比較します。

category :番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account :宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group :宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency :宛先隣接名を比較します。

dst-prefix :着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type :CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account :送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group :送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency :送信元隣接名を比較します。

src-prefix :発番号ストリングの先頭を比較します。

機能は、個々の隣接ごとに行う場合と同じように、CAC 設定から隣接グループごとにイネーブルまたはディセーブルにできます。adj-group テーブル タイプは、送信元または宛先の隣接グループで一致します。

policy-set キーワードが指定されている場合、cac-scope コマンドを使用して、CAC ポリシー セット テーブル内で制限が適用される、各エントリ内の範囲を設定します。

ステップ 8

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブルのエントリを作成または変更するには、CAC テーブル エントリ モードを開始します。

ステップ 9

cac-scope {list of scope options}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope global

CAC の制限がポリシー セット テーブル内の各エントリに適用される範囲を選択します。

list of scope options: イベント照合に使用される次のいずかのストリングを指定します。

account:同じアカウントからのイベント。

adjacency:同じ隣接からのイベント。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベント。

call:スコープの限界は単一コール単位です。

category:同じカテゴリを持つイベント。

dst-account:同じアカウントに送信されるイベント。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベント。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベント。

dst-number:宛先が同じイベント。

global:スコープの限界はグローバルです。

src-account:同じアカウントからのイベント。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベント。

src-adjacency:同じ隣接からのイベント。

src-number:同じ送信元番号を持つイベント。

ステップ 10

callee inband-dtmf-mode {always | inherit | maybe | never}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee inband-dtmf-mode always

着信側の DTMF インバンド モードを設定します。

always :インバンド DTMF トーンはエンドポイントで常に使用されています。

inherit :エンドポイントのインバンド DTMF モードはこの CAC エントリの影響を受けません。

maybe :DTMF の代替形式が使用されていることがシグナリングによって示されない限り、インバンド DTMF トーンはエンド ポイントで使用されます。

never :エンド ポイントは、インバンド DTMF を使用しません。

ステップ 11

caller inband-dtmf-mode {always | inherit | maybe | never}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller inband-dtmf-mode never

発信側の DTMF インバンド モードを設定します。

always :インバンド DTMF トーンはエンドポイントで常に使用されています。

inherit :エンドポイントのインバンド DTMF モードはこの CAC エントリの影響を受けません。

maybe :DTMF の代替形式が使用されていることがシグナリングによって示されない限り、インバンド DTMF トーンはエンド ポイントで使用されます。

never :エンド ポイントは、インバンド DTMF を使用しません。

ステップ 12

action next-table goto-table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action next-table xcode

このルーティング エントリが選択された場合に実行するアクションを設定します。

goto-table-name :イベントがエントリに一致する場合に処理する次のルーティング テーブルを指定します。

ステップ 13

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

ステップ 14

cac-policy-set global policy-num

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set global 4

グローバル CAC ポリシー セットをアクティブにします。CAC ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

policy-num :1 ~ 2147483647 のコール ポリシー セット番号。ポリシー セットは、complete 状態でなければデフォルト ポリシーとして割り当てることはできません。

ステップ 15

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

CAC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SBC の SPA DSP サービスの設定例

ここでは、次の例を示します。

「設定例:SPA DSP の DSP ファーム サービスのイネーブル化」

「DSP ファーム プロファイルの設定例」

設定例:SPA DSP の DSP ファーム サービスのイネーブル化

次に、SPA DSP で DSP ファーム サービスをイネーブルにする例を示します。

enable
configure terminal
voice-card 0/2
dsp services dspfarm
end

DSP ファーム プロファイルの設定例

次に、DSP ファーム プロファイルを設定する例を示します。

enable
configure terminal
dspfarm profile 1 transcode
description enables transcoding
codec g711ulaw
codec g711alaw
codec g729ar8
codec g729abr8
codec g729r8
codec g723r63
codec ilbc
codec gsmamr-nb
codec g726r32
codec g729br8
associate application sbc
maximum session 300
end

DBE の DSP ファーム プロファイルの設定例

次に、DBE で DSP ファーム プロファイルを設定する例を示します。

enable
configure terminal
sbc MySBC dbe
associate dspfarm profile 1
end

SDP の分析を非アクティブにするように SBC を設定する例

次に、トランスコーディングされたコールを設定する SDP 分析を非アクティブにするように SBC を設定する例を示します。

enable
configure terminal
sbc mySBC dbe
no activate
vdbe
no attach-controllers
transcoding check none
controller h248 1
no transrating check
exit
attach-controllers
exit
activate

end

Unified SBC の設定例

ここでは、次の例を示します。

「設定例:DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け」

「トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例」

「トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例」

「SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例」

「インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定例」

設定例:DSP ファーム プロファイルと Unified SBC の関連付け

次に、Unified SBC を DSP ファーム プロファイルに関連付ける例を示します。

enable
configure terminal
sbc mySBC
associate dspfarm profile 1
end

トランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例

次に、トランスコーディングをイネーブルにするように Unified SBC を設定する例を示します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


enable
configure terminal
sbc mySBC
sbe
cac-policy-set 1
first-cac-scope dst-adjacency
first-cac-table codec-dst-acc
cac-table codec-dst-acc
table-type limit dst-adjacency
entry 1
match-value nava
caller-codec-list PCMU
callee-codec-list PCMA
media police strip
action cac-complete
complete
cac-policy-set global 1
codec-list PCMU
codec PCMU
exit
codec-list PCMA
codec PCMA
exit
end

トランスレーティングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例


) トランスレーティングは、コーデック間ではなく、同じコーデックを使用した異なるレートに対してのみサポートされます。したがって、トランスレーティングとトランスコーディングは同時に実行できません。


次に、同じコーデック ポリシーを使用してトランスレーティング機能をイネーブルにするために Unified SBC を設定する例を示します。

enable
configure terminal
sbc mySBC
sbe
cac-policy-set 2
first-cac-table Transrate
cac-table Transrate
table-type policy-set
entry 1
cac-scope call
callee ptime 30
caller ptime 20
media police strip
action cac complete
complete
cac-policy-set global 2
end
 

次に、同じコーデック ポリシーを使用してトランスレーティング機能をイネーブルにするために Unified SBC を設定する例を示します。

enable
configure terminal
sbc MySBC
sbe
codec list PCMU
policy transrating
codec PCMU packetization-period 200 priority 1
end

SRTP とトランスコーディングをイネーブルにするための Unified SBC の設定例

次に、SRTP とトランスコーディング機能をイネーブルにするように SBC を設定する例を示します。

enable
configure terminal
sbc mySBC
sbe
cac-policy-set 3
first-cac-table C3
cac-table c3
table-type policy-set
entry 1
cac-scope global
srtp support allow
srtp caller mandate
srtp callee mandate
srtp interworking allow
srtp media interworking allow
action next-table xcode
exit
exit
cac-table xcode
table-type limit dst-adjacency
entry 1
match-value nav4b
callee-codec-list PCMU
action cac-complete
complete
cac-policy-set global 3
end

インバンド DTMF インターワーキングのための Unified SBC の設定例

次に、Unified SBC でインバンド DTMF 送信を設定する例を示します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


enable
configure terminal
sbc mySBC
sbe
cac-policy-set 4
first-cac-table c4
cac-table c4
table-type policy-set
entry 1
cac-scope global
callee inband-dtmf-mode always
caller inband-dtmf-mode never
action next-table xcode
exit
exit
cac-table xcode
table-type limit dst-adjacency
entry 1
match-value spab
callee-codec-list PCMU
action cac-complete
complete
cac-policy-set global 4
end