Cisco Unified Border Element(SP Edition)コンフィギュレーション ガイド:統合モデル
SDP 帯域幅フィールド機能
SDP 帯域幅フィールド機能
発行日;2012/07/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

SDP 帯域幅フィールド機能

内容

SDP 帯域幅フィールド機能の機能履歴

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能

SIP コール内の帯域幅計算について

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能の設定

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプションの設定例

メディア帯域幅ポリシーについて

メディア帯域幅ポリシーの設定

メディア ポリシー モードの設定

コーデックの最小帯域幅の設定

スコープごとの最大帯域幅の設定

メディア ポリシーの設定例

メディア ポリシー モードの設定例

コーデックの最小帯域幅の設定例

スコープごとの最大帯域幅の設定例

帯域幅フィールド インターワーキング機能

帯域幅フィールド インターワーキングについて

帯域幅フィールド インターワーキングの設定

帯域幅フィールドのインターワーキングの設定例

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングについて

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの制約事項

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定

コーデック バリアント変換の設定

CAC ポリシー セットのコーデックの設定

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定例

SDP 帯域幅フィールド機能

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、統合モデルで、帯域幅フィールド インターワーキング機能と、メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能をサポートしています。

Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)メッセージ交換で、Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、メディア ピンホール帯域幅の計算に Session Description Protocol(SDP; セッション記述プロトコル)帯域幅フィールド(b-line)で定義されたパラメータを使用します。SIP メッセージ交換中に、SDP には帯域幅フィールドと Coder/Decoder(CODEC)情報が含まれています。この場合、Cisco Unified Border Element(SP Edition)は帯域幅フィールド値を使用してメディア ピンホール用に十分な帯域幅を割り当てます。

配置時に、b-line を使用するのではなくセッション記述プロトコル(SDP)メッセージ内の CODEC 定義を使用して、メディア ピンホール帯域幅を設定したほうがよいエンドポイントがある場合もあります。

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能により、Call Admission Control(CAC; コール アドミッション制御)ポリシー エントリ内にメディア帯域幅フラグを設定して、メディア ピンホール帯域幅の計算で b-line を無視して CODEC を使用することができるようになります。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)では、Application Specific Maximum(AS)および Transport Independent Application Specific Maximum(TIAS)変換を使用した帯域幅行パススルーにより、発信側と着信側に送信されたアウトバウンド セッション記述プロトコル(SDP)での帯域幅行の変換方法を決定できる能力をサポートすることで、帯域幅フィールド インターワーキングをサポートしています。


) Cisco IOS XE Release 2.4 以降では、この機能は統合モデルだけでサポートされます。


Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、以前は Integrated Session Border Controller と呼ばれており、このマニュアルでは通常 Session Border Controller(SBC; セッション ボーダー コントローラ)と呼びます。

本章で使用されているコマンドの詳細な説明については、次の場所にある『 Cisco Unified Border Element (SP Edition) Command Reference: Unified Model 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/sbc/command/reference/sbcu_book.html

すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、Cisco IOS マスター コマンド リストを参照してください。

SDP 帯域幅フィールド機能の機能履歴

 

リリース
変更内容

Cisco IOS XE Release 2.4

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能は、統合モデルとともに Cisco IOS XR に追加されました。

Cisco IOS XE Release 2.5

帯域幅フィールド インターワーキング機能が Cisco IOS XR に追加されました。

Cisco IOS XE Release 3.1S

メディア帯域幅ポリシー機能が追加されました。

Cisco IOS XE Release 3.2S

隣接単位のコーデック ストリング インター ワーキング機能が追加されました。

SDP 帯域幅フィールド機能の機能履歴

SDP 帯域幅フィールド機能を実装するためには、次の前提条件を満たす必要があります。

SDP 帯域幅フィールド機能を実装する前に、Cisco Unified Border Element(SP Edition)がすでに設定されている必要があります。

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能

次の項では、「メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション」機能について説明しています。

「SIP コール内の帯域幅計算について」

「メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能の設定」

「メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプションの設定例」

SIP コール内の帯域幅計算について

SBC では、コール内の各メディア ストリームを分析して、必要な帯域幅を計算します。SDP を含む SIP コールに対して、SBC は b=CT、b=AS、または b=TIAS 行を検索します。これらの行が存在する場合、メディア ストリームで必要なベースライン帯域幅を計算するためにこれらの行が使用されます。

これらの行が存在しない場合、SBC は、ストリーム内で可能性のある各 CODEC を検査して、これらに基づいてベースライン帯域幅を計算することによって、ベースライン帯域幅を計算します。CODEC ごとに割り当てられる帯域幅を設定できます。

次に、SBC が、必要なパケット化および Real Time Control Protocol(RTCP)帯域幅オーバーヘッドを考慮するようにベースライン帯域幅を調整します。

たとえば次のような特定のエンドポイントは、SBC がメディア ストリーム用に計算した帯域幅の要求に従いません。

コールの帯域幅の再ネゴシエーションを開始するエンドポイントは、再ネゴシエーションが完了する前に追加の帯域幅を使用して開始することができます。

暗号化で必要な追加のペイロード サイズを考慮しないため、b-line を使用するセキュア メディアの帯域幅を間違って要求するエンドポイント。

帯域幅の要求の計算時にすべての形式を考慮せずに、複数の形式のデータを並列に送信するエンドポイント(単一のストリーム内にある異なるペイロードを使用する高精細度ビデオと低精細度ビデオなど)。

パケットの廃棄なしでこれらのエンドポイントの相互運用性を可能にするために、SBC では CODEC 単位の帯域幅を設定できます。これにより、SBC 管理者は、これらのエンドポイントでサポートされている最適な最大値で CODEC をサポートできるようになります。該当するエンドポイントで既知の CODEC セットを使用しているため、これで十分です。

ただし、エンドポイントに明示的な帯域幅(b-)行が含まれている場合、SBC は最大値ではなくその帯域幅行を使用して帯域幅を計算します。メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能では、 media bandwidth-fields ignore コマンドを使用して、コール アドミッション制御(CAC)ポリシー エントリ内にメディア帯域幅フラグを設定して、帯域幅の計算で b-line を無視して CODEC を使用します。

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能の設定

この作業は、メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプション機能を設定します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc service-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-table table-name

6. cac-table table-name

7. table-type {policy-set | limit { list of limit tables}}

8. entry entry-id

9. cac-scope {list of scope options}

10. media bandwidth-fields ignore

11. action [next-table goto-table-name | cac-complete]

12. exit

13. exit

14. complete

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

Router(config)# sbc mysbc

SBC サービスのモードを開始します。

service-name 引数を使用して、サービスの名前を定義します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティのモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table StandardListByAccount

ポリシーのアドミッション コントロール ステージの実行時に処理する最初のポリシー テーブル名を設定します。

ステップ 6

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table StandardListByAccount

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

list of limit tables 引数は、テーブル内にあるエントリの match-value フィールドの構文を制御します。使用可能な制限テーブルは次のとおりです。

account:アカウント名を比較します。

adj-group:隣接グループ名を比較します。

adjacency:隣接名を比較します。

all:比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority:コール プライオリティと比較します。

category:番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account:宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group:宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency:宛先隣接名を比較します。

dst-prefix:着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type:CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account:送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group:送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency:送信元隣接名を比較します。

src-prefix:発番号ストリングの先頭を比較します。

機能は、個々の隣接ごとに行う場合と同じように、CAC 設定から隣接グループごとにイネーブルまたはディセーブルにできます。adj-group テーブル タイプは、送信元または宛先の隣接グループで一致します。

policy-set キーワードが指定されている場合、cac-scope コマンドを使用して、CAC ポリシー セット テーブル内で制限が適用される、各エントリ内の範囲を設定します。

ステップ 8

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-
cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを作成または変更するモードを開始します。

ステップ 9

cac-scope { list of scope options }

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope src-adjacency

CAC の制限がポリシー セット テーブルの各エントリ内で適用される範囲を選択します。

list of scope options:イベント照合に使用される次のいずかのストリングを指定します。

account :同じアカウントからのイベント。

adjacency :同じ隣接からのイベント。

adj-group :同じ隣接グループのメンバーからのイベント。

call :スコープの限界は単一コール単位です。

category :同じカテゴリを持つイベント。

dst-account :同じアカウントに送信されるイベント。

dst-adj-group :同じ隣接グループに送信されるイベント。

dst-adjacency :同じ隣接に送信されるイベント。

dst-number :同じ宛先を持つイベント。

global :スコープの限界はグローバルです。

src-account :同じアカウントからのイベント。

src-adj-group :同じ隣接グループからのイベント。

src-adjacency :同じ隣接からのイベント。

src-number :同じ送信元番号を持つイベント。

sub-category :このスコープで指定される制限は、同じ加入者カテゴリのメンバーとの間で送受信されるすべてのイベントに適用されます。

sub-category-pfx :このスコープで指定される制限は、同じ加入者カテゴリ プレフィクスのメンバーとの間で送受信されるすべてのイベントに適用されます。

subscriber :このスコープで指定される制限は、個々の加入者(レジストラ サーバで登録されているデバイス)から送受信されるすべてのイベントに適用されます。

ステップ 10

media bandwidth-fields ignore

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media bandwidth-fields ignore

メディア フラグを設定し、b-line を無視して、CODEC を使用してメディア ストリームに必要なベースライン帯域幅を計算します。

ステップ 11

action [ next-table goto-table-name | cac-complete]

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete

アドミッション コントロール テーブルのこのエントリの後で実行するアクションを設定します。指定できるアクションは次のとおりです。

next-table キーワードおよび goto-table-name 引数を使用して、処理する次の CAC テーブルを特定します。

cac-complete キーワードを使用して、このスコープの処理を停止します。

ステップ 12

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# exit

entry モードを終了して、 cactable モードに移行します。

ステップ 13

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# exit

cactable モードを終了して、 cacpolicy モードに移行します。

ステップ 14

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

メディア帯域幅割り当てに帯域幅フィールドではなく CODEC を使用するオプションの設定例

次に、メディア フラグを設定し、b-line を無視して、CODEC を使用してメディア ストリームに必要なベースライン帯域幅を計算する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc mysbc
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table StandardListByAccount
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table StandardListByAccount
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope src-adjacency
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media bandwidth-fields ignore
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# exit
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# exit
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# complete

メディア帯域幅ポリシーについて

これよりも前のリリースでは、コール アドミッション制御(CAC)によって許可された帯域幅を超えたコールは SBC によってディセーブルにされるか拒否されていました。しかし、TelePresence などの一部のアプリケーションでは他のオプションが必要です。SBC では、オーディオ ストリームを変更せずに維持したまま、ビデオ ストリームの帯域幅を減らす機能が提供されるようになりました。

このリリースでは、帯域幅制限が拡張され、 media police コマンドを使用して 3 種類のメディア帯域幅のオプションのいずれかを設定できるようになりました。

strip

reject

degrade

これらのオプションは、すべてのメディア タイプか、必要に応じてビデオのみに設定できます。

strip

個々のメディア ストリームがコールの帯域幅の制限を超えると、そのメディア ストリームはポートをゼロ(0)に設定することでディセーブルになります。上記の手順が完了した後、残りのすべてのストリームの合計帯域幅がコールに対する帯域幅の制限を超えている場合、要求は拒否されます。

ポートがゼロ(0)に設定されている場合、コールが終了し、画面に次のメッセージが表示されます。

incompatible sites

reject

個々のメディア ストリームがコールに対する帯域幅の制限を超えると、要求は拒否されます。すべてのメディア ストリームの合計帯域幅がコールに対する帯域幅の制限を超えると、要求は拒否されます。

degrade

メディア ストリームがコールに対する帯域幅の制限を超えると、ビデオ ストリームはコールの帯域幅の制限内でメディア ストリームを伝送する低い(ゼロでない)帯域幅にダウングレードされます。

(注) ビデオ ストリームだけがダウングレードされます。オーディオ ストリームはダウングレードされません。オーディオ ストリームがコールの帯域幅を超えている場合、メディア ストリームはダウングレードできません。

制約事項

degrade オプションは H.323 コールではサポートされません。

degrade オプションを使用すると、パフォーマンスが 2 ~ 5% 低下することがあります。

設定

メディア帯域幅ポリシーを設定するには、 media policy コマンドを使用してメディア ポリシー モードを設定し、 bandwidth コマンドを使用して、アナログからデジタルへのコーデック(enCOder/DECoder)の最小帯域幅を設定します。


) コーデック名は、SBC が認識できるシステム コーデックの 1 つである必要があります。システム コーデックのリストを確認するには、show sbc sbc sbe codecs コマンドを使用します。


max-bandwidth-per-scope コマンドは、パケット オーバーヘッドを含むすべての方向のすべてのメディア ストリーム用の最大帯域幅制限を指定します。

bandwidth min コマンドは単方向の、最小帯域幅制限を指定し、パケット オーバーヘッドは含まれていません。

設定手順については、「メディア帯域幅ポリシーの設定」を、設定例については「end」を参照してください。

メディア帯域幅ポリシーの設定

ここでは、次の手順について説明します。

「メディア ポリシー モードの設定」

「コーデックの最小帯域幅の設定」

「スコープごとの最大帯域幅の設定」

メディア ポリシー モードの設定

メディア ポリシー モードを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. config

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. cac-table table-name

6. table-type policy-set

7. entry entry-id

8. media police strip | reject | degrade

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

config

 

Router# config

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc SBC1

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

policy-set-id :ポリシー セットを特定するためにユーザによって選択される整数。指定できる範囲は 1 ~ 2147483647 です。

ステップ 5

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table testSecure

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 6

table-type policy-set

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

ステップ 7

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを変更するモードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 8

media police strip | reject | degrade

 
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police degrade

SBC がメディア コールの帯域幅限界を超えたメディア ストリームを処理する方法を設定します。

ステップ 9

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

コーデックの最小帯域幅の設定

コーデックの最小帯域幅を設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. config

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. codec custom custom-name id

5. type variable

6. media video

7. bandwidth min bandwidth-value

8. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# config

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc SBC1

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

codec custom custom-name id
 
Router (config-sbc-sbe)# codec custom h263-c id 96

アナログからデジタルへのカスタム コーデック(enCOder/DECoder)の名前を指定し、コーデック定義モードを開始します。

ステップ 5

type variable

 
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# type variable

コーデックのタイプを variable に設定します。

ステップ 6

media video
 
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# media video

メディア タイプを video に設定します。

ステップ 7

bandwidth min bandwidth-value

 
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# bandwidth min 328000

コーデックの最小帯域幅を設定します。

コマンドは単方向の、最小帯域幅制限を指定し、パケット オーバーヘッドは含まれていません。

ステップ 8

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

スコープごとの最大帯域幅の設定

すべてのメディア ストリームの帯域幅制限を設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. description description

6. first-cac-table table-name

7. first-cac-scope scope-name

8. cac-table table-name

9. table-type policy-set

10. entry entry-id

11. max-bandwidth-per-scope bandwidth

12. action cac-complete

13. media police degrade

14. complete

15. codec system sys-codec id payload id

16. type variable

17. bandwidth min bandwidth-value

18. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# config t

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc SBC1

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

policy-set-id :ポリシー セットを特定するためにユーザによって選択される整数。指定できる範囲は 1 ~ 2147483647 です。

ステップ 5

description description

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# description bandwidth degrade

このポリシー セットの説明テキストを設定します。

ステップ 6

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table my_table

処理する最初のポリシー テーブルの名前を設定します。CAC ポリシーには、設定済みのテーブルが数多くあります。CAC ポリシーのアプリケーションを開始するには、使用される最初のテーブルを定義する必要があります。

table-name :最初に処理すべきアドミッション コントロール テーブル。

ステップ 7

first-cac-scope scope-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-scope call

ポリシーのアドミッション コントロール ステージの実行時に制限が最初に定義されるべき範囲を設定します。各 CAC ポリシーには、これに適用される範囲があります。この CAC ポリシーは、コール ベース単位で適用されます。

scope-name には、次のいずれかの値が指定されます。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベントの制限。

call:制限が単一コール単位です。

category:カテゴリ単位の制限。

dst-account:同じアカウントに送信されるイベントの制限。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベントの制限。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベントの制限。

dst-number:同一隣接グループ番号を持つイベントの制限。

global:制限がグローバルです(他のオプションと組み合わせることができません)。

src-account:同じアカウントからのイベントの制限。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベントの制限。

arc-adjacency:同じ隣接からのイベントの制限。

src-number:同じ送信元番号を持つイベントの制限。

ステップ 8

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table testSecure

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 9

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。ポリシー セット テーブルでは、イベント、コール、メッセージは、このテーブルのすべてのエントリに適用されます。

ステップ 10

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを変更するモードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 11

max-bandwidth-per-scope bandwidth

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# max-bandwidth-per-scope 6000000 bps

アドミッション コントロール テーブルのエントリの帯域幅の上限を bps、Kbps、Mbps、または Gbps 単位で設定します。

コマンドは、パケット オーバーヘッドを含むすべての方向のすべてのメディア ストリーム用の最大帯域幅制限を指定します。

ステップ 12

action cac-complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete

アドミッション コントロール テーブルのこのエントリの後で実行するアクションを設定します。この場合、 cac-complete キーワードを使用してこのスコープの処理を停止します。

ステップ 13

media police strip | reject | degrade

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police degrade

SBC がメディア コールの帯域幅限界を超えたメディア ストリームを処理する方法を設定します。この例では degrade です。

ステップ 14

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry) complete

フル セットの確定後、CAC-policy または call-policy セットを終了します。

ステップ 15

codec system sys-codec id payload id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# codec system H263 id 34

既存のコーデックを変更するためにコーデック定義モードを開始します。

ステップ 16

type variable

 
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# type variable

コーデックのタイプを variable に設定します。

ステップ 17

bandwidth min bandwidth-value

 
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# bandwidth min 370000

コーデックの最小帯域幅を設定します。

コマンドは単方向の、最小帯域幅制限を指定し、パケット オーバーヘッドは含まれていません。

ステップ 18

end

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

メディア ポリシーの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「メディア ポリシー モードの設定例」

「コーデックの最小帯域幅の設定例」

「スコープごとの最大帯域幅の設定例」

メディア ポリシー モードの設定例

次に、要求が帯域幅制限を超えたときにメディア ストリームが低い帯域幅に低下するように SBC を設定する例を示します。

Router# config t
Router(config)# sbc mySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table cac-tbl-1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police degrade
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)#

コーデックの最小帯域幅の設定例

次に、メディア コールの最大帯域幅制限を 400,000 bps に設定する例を示します。

Router# config t
Router(config)# sbc mySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# codec system H263 id 34
Router(config-sbc-sbe-codec-def)# bandwidth 400000

次に、特にビデオ タイプ メディア コールの最小帯域幅制限を 328,000 bps に設定する例を示します。

Router# config t
Router(config)# sbc mySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router (config-sbc-sbe)# codec custom h263-c id 96
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# type variable
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# media video
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# bandwidth min 328000

スコープごとの最大帯域幅の設定例

次に、すべてのメディア ストリームの帯域幅制限を設定する例を示します。

Router# config t
Router(config)# sbc SBC1
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# description bandwidth degrade
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table my_table
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-scope call
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table testSecure
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# max-bandwidth-per-scope 6000000 bps
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# media police degrade
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry) complete
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# codec system H263 id 34
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# type variable
Router (config-sbc-sbe-codec-def)# bandwidth min 370000
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

帯域幅フィールド インターワーキング機能

次の項では、帯域幅フィールド インターワーキング機能について説明します。

「帯域幅フィールド インターワーキングについて」

「帯域幅フィールド インターワーキングの設定」

「帯域幅フィールドのインターワーキングの設定例」

帯域幅フィールド インターワーキングについて

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、アウトバウンド セッション記述プロトコル(SDP)で帯域幅行を設定する方法を決定する能力をサポートすることによって、帯域幅フィールド インターワーキングをサポートします。Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、SDP での Application Specific Maximum(AS)および Transport Independent Application Specific Maximum(TIAS)帯域幅修飾子をサポートしています。

SDP には、RFC 3556、セッション記述プロトコル(SDP)帯域幅修飾子に従って、次の構文のあるオプションの帯域幅属性が含まれています。

b=<modifier>:<bandwidth-value>

<modifier> は英数字の単語で、メディアまたはセッションで使用される帯域幅を示します。<bandwidth- value> のデフォルトは、キロビット/秒です。

AS 帯域幅修飾子は、1 つの送信元からの単一メディア ストリームの合計帯域幅を指定するために使用されます。

TIAS 帯域幅値は、IP、または TCP や UDP(RFC 3890)などの他のトランスポート層のカウントなしで SDP セッション レベルまたはメディア ストリームで必要な最大帯域幅です。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、次のコマンドを使用して各隣接に設定される AS および TIAS 帯域幅形式をサポートしています。

caller-bandwidth-field [as-to-tias | tias-to-as]

callee-bandwidth-field [as-to-tias | tias-to-as]

帯域幅行を as-to-tias 設定に設定すると、アウトバウンド SDP オファー内の SBC で b=AS 行が b=TIAS 行に変更されます。複数の b=AS 行がある場合、最初の行だけが b=TIAS 行に変更され、残りは無視されます。

AS の帯域幅修飾子を TIAS に変更すると、次の状況で便利です。

AS 帯域幅修飾子だけをサポートしているアップストリーム デバイスを操作している場合、TIAS 帯域幅修飾子ダウンストリームを使用すると、ネットワーク内の帯域幅計算の精度が増すことがあります。ネットワーク シナリオによっては、AS 帯域幅修飾子を使用すると、たとえば IPv4 と IPv6 ネットワークとの間のルーティングなど、帯域幅計算が不正確になることがあります(RFC3890 を参照)。

相互運用性のため:AS 帯域幅修飾子を認識しないダウンストリーム デバイスがある場合。

帯域幅行を as-to-tias 設定に設定すると、SDP メディア記述子に関連付けられた b=AS 行がまだない場合、アウトバウンド SDP オファー内の SBC で b=TIAS 行が b=AS 行に変更されます。複数の b=TIAS 行がある場合、最初の行だけが b=AS 行に変更され、残りは無視されます。

TIAS の帯域幅修飾子を AS に変更すると、次の状況で便利です。

相互運用性のため:TIAS 帯域幅修飾子を認識しないダウンストリーム ノードがある場合。

SBC はこれらの 2 つの形式間の変換をサポートします。帯域幅行の変換がオファー側隣接でイネーブルの場合、オファー側に戻される前に指定の形式でアンサーに帯域幅行が含まれます。同様に、帯域幅行変換がアンサー側隣接でイネーブルの場合、アンサー側に戻される前に指定の形式でオファーに帯域幅行が含まれます。

同じ規則が、アンサー内の帯域幅行の変換と、オファー内の帯域幅行の変換に適用されます。次のルールがあります。

SBC は、どの発信帯域幅行形式が設定されているのかを確認します。発信隣接が特定のスタイルの帯域幅行形式を優先するように設定されている場合、その形式が使用されます。したがって、どの AS または TIAS 帯域幅行もその形式に変換されます。

オファー側の隣接に帯域幅形式プリファレンスが設定されておらず、アンサー側隣接のプリファレンスに対応するために帯域幅行形式の変換がオファーで実行される場合、アンサー側で逆変換が実行されます。

たとえば、アンサー隣接が TIAS 帯域幅行を変換するために設定されます。オファー側の隣接にはプリファレンスがありません。オファー側が、b=AS 行を含む SDP オファーを作成します。これは、SBC によって発信オファーの b=TIAS スタイルに変換されます。

アンサー側は、増加した帯域幅の要求を表す b=TIAS 行で応答します。この増加した帯域幅行は、オファー側が最後に提示したものであるため、オファー側に送信される前に b=AS に変換され、戻されます。

帯域幅フィールド インターワーキングの設定

この作業は、帯域幅フィールド インターワーキング機能を設定します。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure

2. sbc service-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. first-cac-table table-name

6. cac-table table-name

7. table-type {policy-set | limit { list of limit tables}}

8. entry entry-id

9. cac-scope {list of scope options}

10. caller-bandwidth-field [as-to-tias] [tias-to-as]

11. callee-bandwidth-field [as-to-tias] [tias-to-as]

12. action [next-table goto-table-name | cac-complete]

13. exit

14. exit

15. complete

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

Router(config)# sbc mysbc

SBC サービスのモードを開始します。

service-name 引数を使用して、サービスの名前を定義します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティのモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

first-cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# first-cac-table StandardListByAccount

ポリシーのアドミッション コントロール ステージの実行時に処理する最初のポリシー テーブル名を設定します。

ステップ 6

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table StandardListByAccount

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

list of limit tables 引数は、テーブル内にあるエントリの match-value フィールドの構文を制御します。使用可能な制限テーブルは次のとおりです。

account:アカウント名を比較します。

adj-group:隣接グループ名を比較します。

adjacency:隣接名を比較します。

all:比較タイプはありません。すべてのイベントがこのタイプと一致します。

call-priority:コール プライオリティと比較します。

category:番号分析が割り当てられたカテゴリを比較します。

dst-account:宛先アカウント名を比較します。

dst-adj-group:宛先隣接グループ名を比較します。

dst-adjacency:宛先隣接名を比較します。

dst-prefix:着信ディジット ストリングの先頭を比較します。

event-type:CAC ポリシー イベント タイプと比較します。

src-account:送信元アカウント名を比較します。

src-adj-group:送信元隣接グループ名を比較します。

src-adjacency:送信元隣接名を比較します。

src-prefix:発番号ストリングの先頭を比較します。

機能は、個々の隣接ごとに行う場合と同じように、CAC 設定から隣接グループごとにイネーブルまたはディセーブルにできます。adj-group テーブル タイプは、送信元または宛先の隣接グループで一致します。

policy-set キーワードが指定されている場合、cac-scope コマンドを使用して、CAC ポリシー セット テーブル内で制限が適用される、各エントリ内の範囲を設定します。

ステップ 8

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-
cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを作成または変更するモードを開始します。

ステップ 9

cac-scope { list of scope options }

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# cac-scope src-adjacency

CAC の制限がポリシー セット テーブル内の各エントリに適用される範囲を選択します。

list of scope options: イベント照合に使用される次のいずかのストリングを指定します。

account:同じアカウントからのイベント。

adjacency:同じ隣接からのイベント。

adj-group:同じ隣接グループのメンバーからのイベント。

call:スコープの限界は単一コール単位です。

category:同じカテゴリを持つイベント。

dst-account:同じアカウントに送信されるイベント。

dst-adj-group:同じ隣接グループに送信されるイベント。

dst-adjacency:同じ隣接に送信されるイベント。

dst-number:宛先が同じイベント。

global:スコープの限界はグローバルです。

src-account:同じアカウントからのイベント。

src-adj-group:同じ隣接グループからのイベント。

src-adjacency:同じ隣接からのイベント。

src-number:同じ送信元番号を持つイベント。

ステップ 10

caller-bandwidth-field [as-to-tias] [tias-to-as]

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller-bandwidth-field as-to-tias

発信側に送信されるアウトバウンド セッション記述プロトコル(SDP)で、b=AS 行形式を b=TIAS 行形式へ、または b=TIAS 行形式を b=AS 行形式へに変換するように SBC を設定します。

AS = Application Specific Maximum

TIAS = Transport Independent Application Specific Maximum

ステップ 11

callee-bandwidth-field [as-to-tias] [tias-to-as]

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee-bandwidth-field tias-to-as

着信側に送信されるアウトバウンド セッション記述プロトコル(SDP)で、b=AS 行形式を b=TIAS 行形式へ、または b=TIAS 行形式を b=AS 行形式へに変換するように SBC を設定します。

AS = Application Specific Maximum

TIAS = Transport Independent Application Specific Maximum

ステップ 12

action [ next-table goto-table-name | cac-complete]

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# action cac-complete

アドミッション コントロール テーブルのこのエントリの後で実行するアクションを設定します。指定できるアクションは次のとおりです。

next-table キーワードおよび goto-table-name 引数を使用して、処理する次の CAC テーブルを特定します。

cac-complete キーワードを使用して、このスコープの処理を停止します。

ステップ 13

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# exit

entry モードを終了して、 cactable モードに移行します。

ステップ 14

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# exit

cactable モードを終了して、 cacpolicy モードに移行します。

ステップ 15

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

帯域幅フィールドのインターワーキングの設定例


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


次に、オファー側隣接(発信側)で AS 帯域幅形式を TIAS 帯域幅形式に変換し、アンサー側隣接(着信側)で TIAS 帯域幅形式を AS 帯域幅行に変換するように SBC が設定される例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc mysbc
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller-bandwidth-field as-to-tias
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee-bandwidth-field tias-to-as

次に、CAC テーブル 1 のエントリ 1 に対して、発信側および着信側帯域幅フィールド情報を含む、詳細情報をリストする例を示します。

Router# show sbc mysbc sbe cac-policy-set 1 table 1 entry 1
 
SBC Service "mysbc"
 
CAC Policy Set 1
Active policy set: Yes
Description:
Averaging period: 60 sec
First CAC table: 1
First CAC scope: global
 
Table name: cacTable
Description:
Table type: policy-set Total call failures: 0
 
Entry 1
CAC scope:
Action: CAC complete Number of calls rejected: 0
Max calls per scope: Unlimited Max call rate per scope: Unlimited
Max in-call rate: Unlimited Max out-call rate: Unlimited
Max reg. per scope: Unlimited Max reg. rate per scope: Unlimited
Max channels per scope: Unlimited Max updates per scope: Unlimited
Early media: Allowed Early media direction: Both
Early media timeout: None Transcoder per scope: Allowed
Callee Bandwidth-Field: TIAS-to-AS Caller Bandwidth-Field: AS-to-TIAS
Media bypass: Allowed
Media flag: Ignore bandwidth-fields (b=)
Renegotiate Strategy: Delta
Max bandwidth per scope: Unlimited
SRTP Transport: Trusted-Only (by default)
Caller hold setting: Standard
Callee hold setting: Standard
Caller privacy setting: Never hide
Callee privacy setting: Never hide
Caller voice QoS profile: Default
Caller video QoS profile: Default
Caller sig QoS profile: Default
Callee voice QoS profile: Default
Callee video QoS profile: Default
Callee sig QoS profile: Default
Restrict codecs to list: Default
Restrict caller codecs to list: Default
Restrict callee codecs to list: Default
Caller inbound SDP policy: None
Caller outbound SDP policy: None
Callee inbound SDP policy: None
Callee outbound SDP policy: None

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング

ここでは、隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング機能について説明します。

「隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングについて」

「隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの制約事項」

「隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定」

「隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定例」

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングについて

Cisco IOS Release 3.2S から、SBC は、異なる非標準デバイスが SBC 経由で相互動作できるようにするため、非標準 SDP を解釈して、異なる非標準形式の SDP 間でコーデックを変換したり、標準 SDP を標準 SDP に変換できるようになりました。

SBC は、メッセージの各コーデックを調べ、対応するインバウンド SDP で受信したコーデック名が標準名なのかバリアントなのかを判定し、コーデックを変換します。

コーデックが標準の場合、SBC はバリアント リストから、その標準コーデックの一致するバリアントを検索します。一致するバリアントが見つかった場合は、変換されるかそのままパス スルーされます。

コーデックがバリアントの場合、SBC はそのバリアントがリストにあるかどうかを確認するためプロファイルを検索します。

リストにあるバリアントは変更せずにパス スルーされます。

リストにないバリアントは同じ標準コーデックの一致するバリアントに変換できます。

同じ標準コーデックの一致するバリアントがなく、リストにないバリアントは、標準の表現に変換されます。

次のシナリオでは、コーデックの変換を避け、SBC は標準の SDP 形式を使用する必要があります。

H.248 インターフェイスとの一貫性を保つため、H.248 コマンド中で SBC-SIG からメディア ゲートウェイに送信された SDP フラグメントは、標準の表現を使用する必要があります。MG との相互運用性を確保し、サード パーティ MG が SBC H.248 プロファイルを実装するのを簡単にするため、H.248 インターフェイスを指定する必要があります。

課金インターフェイスの一貫性を確保するため、XML 課金レコードに SBC-SIG によって格納される SDP フラグメントは、標準の表現を使用する必要があります。サード パーティ製の課金サーバは XML 課金レコードを簡単に解釈できます。

コーデック ストリングは H.245 シグナリング メッセージに現れず、列挙型がコーデックを表すために使用されます。したがって、コーデックの変換は、SIP 発信隣接だけに適用されます。

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの制約事項

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング機能には次の制約があります。

オファーをパス スルーするときに指定したコーデックの特定のバリアントが使用される場合、同じバリアントはアンサーをパス スルーするときに使用できません。

コールの特定の側で、着信 SDP をあるバリアントを使用して解釈し、別のバリアントに基づいて発信 SDP を変換するように SBC を設定することはできません。

SBC は非標準のストリングを使用したバリアントだけをサポートするため、標準の IANA コーデック ストリングを使用するバリアントを定義できません。

2 つのバリアントが同じ標準コーデックにマッピングされる場合、トランスコーダはバリアント間で変換を行いません。たとえば、エンド ポイントが G7231H と G7231L を異なるコーデックであると認識しても、SBC はこれらコーデックの間でトランスコードできません。

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定

ここでは、隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング機能の次の設定について説明します。

「コーデック バリアント変換の設定」

「CAC ポリシー セットのコーデックの設定」

コーデック バリアント変換の設定

この作業では、SBC のコーデック バリアント変換を設定する方法について説明します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc service-name

3. sbe

4. codec system sys-codec id payload-id

5. fmtp fmtp-string

6. exit

7. codec variant codec variant-name

8. variant variant-codec-encoded-name

9. standard standard-codec-name

10. fmtp fmtp-string

11. exit

12. codec variant profile profile-name

13. variant variant-name

14. end

15. show sbc service-name sbe codecs variant [ profile ]

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

Router(config)# sbc mysbc

SBC サービス モードを開始します。

service-name 引数を使用して、サービスの名前を定義します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 4

codec system sys-codec id payload-id

 

Router(config-sbc-sbe)# codec system G723 id 4

既存のコーデックを変更するためにコーデック定義モードを開始します。

sys-codec :SBC に含まれるコーデック。

id payload-id :スタティック ペイロード ID。有効な値は 0 ~ 96 です。

ステップ 5

fmtp fmtp-string

 

Router(config-sbc-sbe-codec-def)# fmtp annexa=yes

SDP の Format-Specific Parameter(FMTP)のデフォルト値を設定します。

fmtp-string :SDP の FMTP ストリングを、「名前=値」の形式で指定します。

コマンドを使用します。

ステップ 6

exit

 

Router(config-sbc-sbe-codec-def)# exit

コーデック定義モードを終了し、SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 7

codec variant codec variant-name

 

Router(config-sbc-sbe)# codec variant codec G723-H-1

コーデック バリアントを設定、変更、削除するため、コーデック バリアント モードを開始します。

variant-name :コーデック バリアントの名前。

ステップ 8

variant variant-codec-encoded-name

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-codec)# variant G723-H-1

符号化されたコーデック バリアントの名前を定義します。

variant-codec-encoded-name :バリアントの非標準コーデック ストリング。

(注) 「#」は、基本バリアント用に予約されています。したがって、バリアント名は「#」から開始できません

ステップ 9

standard standard-codec-name

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-codec)# standard G723

標準のコーデック バリアント名を定義します。

standard-codec-name :標準のシステム コーデックの名前。

ステップ 10

fmtp fmtp-string

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-codec)# fmtp bitrate=6.3

コーデック バリアントの FMTP パラメータを設定します。

fmtp-string :FMTP ストリングを、「名前=値」の形式で指定します。

コマンドを使用します。

ステップ 11

exit

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-codec)# exit

コーデック バリアント モードを終了し、SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 12

codec variant profile profile-name

 

Router(config-sbc-sbe)# codec variant profile Profile-1

コーデック バリアント プロファイルを設定するためコーデック バリアント プロファイル モードを開始します。

profile-name :コーデック プロファイル名。

ステップ 13

variant variant-name

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-prof)# variant G723-H-1

コーデック バリアントの名前を定義します。

variant-name :コーデック バリアントの名前。

(注) 「#」は、基本バリアント用に予約されています。したがって、バリアント名は「#」から開始できません

ステップ 14

end

 

Router(config-sbc-sbe-codec-var-prof)# end

コーデック バリアント プロファイル モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

ステップ 15

show sbc service-name sbe codecs variant [ profile ]

 

Router# show sbc mySBC sbe codecs variant

SBC のコーデック バリアントに関する情報を表示します。

profiles :コーデック バリアント プロファイルに関する情報を表示します。

CAC ポリシー セットのコーデックの設定

ここでは、コーデックの変換をイネーブルにし、CAC ポリシー セットのコーデック バリアント プロファイルを設定する方法について説明します。コーデック バリアントの変換をイネーブルまたはディセーブルすると、次のイベントが発生します。

コーデック バリアント変換がディセーブルの場合、SBC は指定されたバリアント プロファイルを考慮しません。渡されたすべてのコーデックは元の表現のままになり、SBC によって追加された新しいコーデックは標準の表現で追加されます。

コーデックのバリアント変換はイネーブルだが、バリアント プロファイルが設定されていない場合、すべてのコーデックはその標準の表現に変換されます。

コーデックのバリアントがイネーブルで、バリアント プロファイルが設定されている場合、プロファイルに一致するコーデックが適切なバリアントの表現に変換され、バリアント プロファイルに一致しないコーデックはその標準の表現に変換されます。


) この手順では、caller コマンドと callee コマンドが使用されています。シナリオによっては、callercallee のコマンド ペアの代わりに branch コマンドを使用できます。branch コマンドはリリース 3.5.0 で導入されました。このコマンドの詳細については、を参照してください。


手順の概要

1. configure terminal

2. sbc service-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. cac-table table-name

6. table-type {policy-set | limit { list of limit tables}}

7. entry entry-id

8. caller codec convert

9. callee codec convert

10. caller codec profile profile-name

11. callee codec profile profile-name

12. exit

13. exit

14. complete

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

Router(config)# sbc mysbc

SBC サービス モードを開始します。

service-name 引数を使用して、サービスの名前を定義します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

ステップ 5

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table StandardListByAccount

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブルを設定するための CAC テーブル モードを開始します。必要な場合はテーブルを作成します。

ステップ 6

table-type {policy-set | limit {list of limit tables}}

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

SBC ポリシー セットのコンテキスト内で CAC テーブルのテーブル タイプを設定します。

ステップ 7

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを作成または変更するモードを開始します。

ステップ 8

caller codec convert

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller codec convert

発信側でコーデック バリアント変換をイネーブルまたはディセーブルにします。

ステップ 9

callee codec convert

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee codec convert

着信側でコーデック バリアント変換をイネーブルまたはディセーブルにします。

ステップ 10

caller codec profile profile-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# caller codec profile

発信側でコーデック バリアント プロファイルを指定します。

profile-name :コーデック バリアント プロファイルの名前。

ステップ 11

callee codec profile profile-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# callee codec profile

着信側でコーデック バリアント プロファイルを指定します。

profile-name :コーデック バリアント プロファイルの名前。

ステップ 12

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# exit

entry モードを終了し、 cactable モードを開始します。

ステップ 13

exit

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# exit

cactable モードを終了し、 cacpolicy モードを開始します。

ステップ 14

complete

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# complete

セット全体をコミットしたら、CAC ポリシー セットを完了します。

隣接単位のコーデック ストリング インターワーキングの設定例

次に、発信側が G723 ビットレート 6.3 annexa=no コーデックをサポートし、着信側が G.723.1 コーデック バリアントをサポートする場合に、隣接単位のコーデック ストリング インターワーキング機能を設定する例を示します。

configure terminal
sbc MySBC
sbe
codec variant codec PCMU.1
standard PCMU
variant PCMU.1
exit
codec variant profile pcmu-var
variant PCMU.1
variant #G.723.1/H
exit
cac-policy-set 2
first-cac-table codec-convert
first-cac-scope src-adjacency
cac-table codec-convert
table-type limit src-adjacency
entry 1
match-value CallMgrA
callee codec profile pcmu-var
callee codec convert
media police strip
action cac-complete
complete

end