Cisco Unified Border Element(SP Edition)コンフィギュレーション ガイド:統合モデル
IMS Rx と Diameter
IMS Rx と Diameter
発行日;2012/07/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

IMS Rx と Diameter

内容

IMS Rx インターフェイスについて

SBC の Diameter プロトコルについて

IMS Rx の設定

IMS Rx インターフェイスの設定

IMS Rx のメディア サービスの設定

予備的な AAR メッセージのディセーブル化

SBC Diameter ルーティングの設定

Diameter ホストベース ルーティングの設定

Diameter レルムベース ルーティングの設定

IMS Rx の設定:例

IMS Rx インターフェイス設定:例

IMS Rx のメディア サービスの設定:例

予備的な AAR メッセージ設定のディセーブル化:例

Diameter 設定:例

Diameter ホストベース ルーティング設定:例

Diameter レルムベース ルーティング設定:例

IMS Rx と Diameter

Cisco Unified Border Element(SP Edition)では、IMS Rx および Diameter をサポートします。

SNMP の実装の機能履歴

 

リリース
変更内容

Cisco IOS XE Release 3.1S

IMS Rx 機能が導入されました。

Diameter 機能が導入されました。

IMS Rx インターフェイスについて

IMS Rx インターフェイスは、アプリケーション機能と、3GPP アーキテクチャの Policy Charging and Rules Function(PCRF; ポリシー/課金ルール機能)の間で実行される 3GPP インターフェイスです。この場合、SBC はアプリケーション機能です。

SBC は、コール開始および再ネゴシエーション中、PCRF との通信に Rx インターフェイスを使用し、コールが確実にポリシーに準拠するようにします。SBC は、登録時に Rx インターフェイスを使用して、アクセス ネットワーク情報を取得します。

PCRF は IMS Rx インターフェイス経由で SBC の次の機能を実行します。

コール メディア要求が適切なポリシーに準拠していることを確認します。

メディア ルートのゲートまたはピンホールを開き、適切な QoS を指定します。

必要に応じて、フローごとの課金情報を要求します。

メディア プレーン イベントを SBC に通知します。

IMS Rx インターフェイスは、Unified SBC において純粋な Rx 環境または Rx とメディア リソースの混合環境として設定できます。

サポートされている機能

SBC は、モバイル ネットワークにおいて、IMS 環境または非 IMS 環境で Rx インターフェイスを介して PCRF に接続するアプリケーション機能として配置できます。SBC は、これらの環境において、次の要件をサポートします。

Rx を使用したプレコンディション コール フローをサポートします。

Rx を使用したレイト INVITE および PRACK をサポートします。

Rx と組み合せた SIP レイトおよびアーリー インターワーキング。

Rx と組み合せた SIP PRACK および非 PRACK インターワーキング。

登録時のセッション バインディングをサポートします。

SBC は、非 IMS 環境で要求または応答に IMS 固有の SIP ヘッダーを追加しません。また、P-Charging-Vector または P-Access-Network-Info 情報を追加しません。

また、SBC は、非 IMS 環境でのアクセス ネットワークにおいて、加入者からの要求についてアドミッション コントロールを実行するため、ポリシー サーバへのクエリーに Rx インターフェイスを使用できます。

制約事項

SBC は、SIP または DNS インターフェイスの優先ルートまたは代替ルートを指定しません。

SBC は、コールの市内電話転送と組み合わせた Rx の使用はサポートしません。

Rx を使用して、コールのメディアの合法的傍受はできません。

SBC は、Rx インターフェイスの PacketCable 課金をサポートしません。

コールの失敗

PCRF が SBC からの要求に応答しない場合、SBC は個々の要求を「失敗」として処理します。

完全に確立されたコールだけが、冗長スイッチオーバー時に保持されます。設定の処理中のコールはドロップされます。

設定

IMS Rx インターフェイス設定の手順に手順については、「IMS Rx の設定」を参照してください。

IMS Rx の設定例については、「IMS Rx の設定:例」を参照してください。

SBC の Diameter プロトコルについて

Diameter は Authentication, Authorization, Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)プロトコルで、Remote Authentication Dial-In User Service(RADIUS; リモート認証ダイヤルイン ユーザ サービス)プロトコルの拡張バージョンです。Diameter は Third Generation Partnership Project(3GPP; 第 3 世代パートナーシップ プロジェクト)が開発した、次世代ネットワーク IP マルチメディア サブシステム(IMS)に適したプロトコルです。

Diameter プロトコルがネットワークで設定されている場合、Diameter サーバおよび Application Function(AF; アプリケーション機能)として動作する Policy Charging and Rules Function(PCRF; ポリシー/課金ルール機能)は、SBC では、クライアントとして動作します。SBC は、IMS Rx Diameter クライアント アプリケーションの機能を実行し、アクセス ネットワークの境界でポリシー情報およびメディアの予約を処理します。

SBC Diameter では、2 種類あるルーティングのいずれかの設定オプションが提供されます。

ホストベースのルーティング

レルムベースのルーティング(複数のピアを設定可能)

インターフェイスは、IMS の参照ポイントと呼ばれます。参照ポイントは(Rx など)固有の略語を使用して指定されます(参照ポイントを受信)。

サポートされている機能

次の機能は、SBC Diameter でサポートされます。

SBC Diameter は TCP 上で実行されます。

SBC Diameter は IPv4 アドレスのみを使用します。

SBC Diameter は IP Security Protocol(IPsec; IP セキュリティ プロトコル)をサポートします。

SBC Diameter はレルムごとに複数のピアをサポートします。

SBC Diameter は次のように Diameter ピアの冗長スイッチオーバーをサポートします。

すべての Diameter メッセージは、レルムのプライマリ ピアにデフォルトで送信されます。

プライマリ ピアが失敗した場合、Diameter はセカンダリ ピアに切り替わり、保留中のすべてのメッセージを再送信します。

制約事項

SBC Diameter には次の制限事項があります。

SBC Diameter は、冗長スイッチオーバー時に状態や未処理の要求を複製しません。状態および未処理の要求はすべて、障害の発生したアクティブ接続からバックアップ接続にスイッチオーバーした後に失われます。

SBC Diameter は IPv6 アドレッシングをサポートしません。

IPv6 はサポートされていません。

設定

SBC の Diameter プロトコルの設定の手順については、「SBC Diameter ルーティングの設定」を参照してください。

SBC の Diameter プロトコルの設定例については、「Diameter 設定:例」を参照してください。

IMS Rx の設定

ここでは、次の手順について説明します。

「IMS Rx インターフェイスの設定」

「IMS Rx のメディア サービスの設定」

「予備的な AAR メッセージのディセーブル化」

IMS Rx インターフェイスの設定

IMS Rx インターフェイスを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. adjacency sip adjacency-name

5. ims realm realm-name

6. ims rx

7. ims pani

8. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc MySBC

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

adjacency sip adjacency-name
 
Router(config-sbc-sbe) adjacency sip A_1

SBE SIP 隣接のモードを開始します。

ステップ 5

ims realm realm-name

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims realm Realm_1

IMS Rx インターフェイスで使用する IMS レルムを設定します。

ステップ 6

ims rx

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx

アクセス隣接の IMS Rx インターフェイスを設定します。

ステップ 7

ims pani

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims pani

(任意)隣接の P-Access-Network-Info(PANI)ヘッダー プロセス プリファレンスを設定します。

ステップ 8

end

 

Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

IMS Rx のメディア サービスの設定

IMS Rx のメディア サービスを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. cac-table table-name

6. table-type policy-set

7. entry entry-id

8. ims media-service

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc SBC1

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

policy-set-id :ポリシー セットを特定するためにユーザによって選択される整数。指定できる範囲は 1 ~ 2147483647 です。

ステップ 5

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table testSecure

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 6

table-type policy-set

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

メディア リソースとサードパーティのトランスコーディング リソース、および Rx リソースを使用できるように CAC テーブルを設定します。また、SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、CAC ポリシー テーブルのテーブル タイプを設定します。

ステップ 7

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを変更するモードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 8

ims media-service
 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# ims media-service

(任意)メディア リソースとサードパーティのトランスコーディング リソース、および Rx リソースを使用できるように CAC テーブルを設定します。

ステップ 9

end

 

Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

予備的な AAR メッセージのディセーブル化

予備的な AAR メッセージが IMS Rx セッション中に送信されないようにするには、オプションで次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. cac-policy-set policy-set-id

5. cac-table table-name

6. table-type policy-set

7. entry entry-id

8. ims rx preliminary-aar-forbid

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc SBC1

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

cac-policy-set policy-set-id

 

Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1

SBE エンティティ内で CAC ポリシー セット コンフィギュレーション モードを開始して、必要に応じて新規ポリシー セットを作成します。

policy-set-id :ポリシー セットを特定するためにユーザによって選択される整数。指定できる範囲は 1 ~ 2147483647 です。

ステップ 5

cac-table table-name

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table testSecure

SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、アドミッション コントロール テーブル(必要に応じて作成します)のコンフィギュレーション モードを開始します。

table-name:アドミッション コントロール テーブル名。

ステップ 6

table-type policy-set

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set

メディア リソースとサードパーティのトランスコーディング リソース、および Rx リソースを使用できるように CAC テーブルを設定します。また、SBE ポリシー セットのコンテキスト内で、CAC ポリシー テーブルのテーブル タイプを設定します。

ステップ 7

entry entry-id

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1

アドミッション コントロール テーブル内のエントリを変更するモードを開始します。

entry-id:テーブル エントリを指定します。

ステップ 8

ims rx preliminary-aar-forbid

 

Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# ims rx preliminary-aar-forbid

予備的な AAR メッセージが IMS Rx セッション中に送信されないようにします。

ステップ 9

end

 

Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SBC Diameter ルーティングの設定

ここでは、2 つのルーティング設定を提供します。

「Diameter ホストベース ルーティングの設定」

「Diameter レルムベース ルーティングの設定」

Diameter ホストベース ルーティングの設定

Diameter ホストベース ルーティングを設定するには、次の手順を実行します。この手順では、最初に Rx 隣接を設定してから、Diameter ホストベース ルーティングを設定します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. adjacency sip adjacency-name

5. ims realm realm-name

6. ims rx pcrf pcrf-name

7. ims pani [ received | rx | received rx | rx received ]

8. exit

9. diameter

10. origin-realm realm-name

11. origin-host host-name

12. activate

13. end

14. show sbc sbc-name sbe diameter

15. show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

16. show sbc sbc-name sbe diameter stats

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc MySBC

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

adjacency sip adjacency-name
 
Router(config-sbc-sbe) adjacency sip Adj_1

SBE SIP 隣接のモードを開始します。

ステップ 5

ims realm realm-name

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)#ims realm Rx_Realm_1

Rx の IMS レルムを作成します。

ステップ 6

ims rx pcrf pcrf-name

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx pcrf cisco.com

この SIP 隣接の IMS Rx 参照ポイントを設定し、Rx メッセージをルーティングする PCRF ホストを指定します。

ステップ 7

ims pani [ received | rx | received rx | rx received ]

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims pani rx received

(任意)隣接の P-Access-Network-Info(PANI)ヘッダー プロセス プリファレンスを設定します。

ステップ 8

exit

 

Router(config-sbc-sbe-enum)# exit

前のモードに戻ります。

ステップ 9

diameter

 

Router(config-sbc-sbe)# diameter

Diameter コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 10

origin-realm realm-name

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-realm cisco.com

Diameter メッセージの SBC のローカル レルム名を設定します。

ステップ 11

origin-host host-name

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-host sbc.cisco.com

Diameter メッセージの SBC のローカル ホスト名を設定します。

ステップ 12

activate

 

Router(config-sbc-sbe-enum)# activate

Diameter ホストベース ルーティングをアクティブにします。

ステップ 13

end

 

Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 14

show sbc sbc-name sbe diameter

 

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter

Diameter のローカル設定情報を表示します。

ステップ 15

show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter peers Peer1

IMS ピアの設定情報を表示します。

ステップ 16

show sbc sbc-name sbe diameter stats

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter stats

IMS ピアの転送統計情報を表示します。

Diameter レルムベース ルーティングの設定

Diameter レルムベース ルーティングを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. configure terminal

2. sbc sbc-name

3. sbe

4. adjacency sip adjacency-name

5. ims realm realm-name

6. ims rx

7. exit

8. diameter

9. origin-realm realm-name

10. origin-host host-name

11. peer peer-name ipv4 ipv4-address

12. peer peer-name ipv4 ipv4-address

13. realm realm-name [ app rx ] peer peer-name [ priority priority ]

14. realm realm-name [ app rx ] peer peer-name [ priority priority ]

15. activate

16. end

17. show sbc sbc-name sbe diameter peers

18. show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

19. show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sbc sbc-name

 

Router(config)# sbc MySBC

Cisco Unified Border Element(SP Edition)で SBC サービスを作成し、SBC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

sbe

 

Router(config-sbc)# sbe

SBC の Signaling Border Element(SBE)機能のモードを開始します。

ステップ 4

adjacency sip adjacency-name
 
Router(config-sbc-sbe) adjacency sip Adj_1

SBE SIP 隣接のモードを開始します。

ステップ 5

ims realm realm-name

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)#ims realm Rx_Realm_1

Rx の IMS レルムを作成します。

ステップ 6

ims rx

 

Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx pcrf cisco.com

この SIP 隣接の IMS Rx 参照ポイントを設定します。

ステップ 7

exit

 

Router(config-sbc-sbe-enum)# exit

前のモードに戻ります。

ステップ 8

diameter

 

Router(config-sbc-sbe)# diameter

Diameter コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

origin-realm realm-name

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-realm cisco.com

IMS ローカル レルムのドメイン名を設定します。

ステップ 10

origin-host host-name

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-host sbc.cisco.com

ローカル IMS ホストのドメイン名を設定します。

ステップ 11

peer peer-name ipv4 ipv4-address

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# peer peerA address ipv4 1.2.3.4

peerA の名前と IPv4 アドレスを設定します。

ステップ 12

peer peer-name ipv4 ipv4-address

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# peer peerB address ipv4 1.2.3.5

peerB の名前と IPv4 アドレスを設定します。

ステップ 13

realm realm-name [ app rx ] peer peer-name [ priority priority ]

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# realm test.com app rx peer peerA

ピアを設定し、レルムにピアを割り当てます。

ステップ 14

realm realm-name [ app rx ] peer peer-name [ priority priority ]

 

Router(config-sbc-sbe-diameter)# realm test.com app rx peer peerB priority 10

別のピアを設定し、レルムにピアを割り当てます。

ステップ 15

activate

 

Router(config-sbc-sbe-enum)# activate

Diameter レルムベース ルーティングをアクティブにします。

ステップ 16

end

 

Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 17

show sbc sbc-name sbe diameter peers

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter peers

すべての IMS ピアの設定情報を表示します。

ステップ 18

show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter peers peerA

peerA の設定情報を表示します。

ステップ 19

show sbc sbc-name sbe diameter peers peer-name

 

Router# show sbc MySBC sbe diameter peers peerB

peerB の設定情報を表示します。

IMS Rx の設定:例

ここで紹介する例は、次のとおりです。

「IMS Rx インターフェイス設定:例」

「IMS Rx のメディア サービスの設定:例」

「予備的な AAR メッセージ設定のディセーブル化:例」

IMS Rx インターフェイス設定:例

次に、IMS Rx インターフェイスの設定例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc mySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# adjacency sip A_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims realm Realm_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims pani
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# end
 

IMS Rx のメディア サービスの設定:例

次に、IMS Rx のメディア サービスを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc MySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table my_table
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# ims media-service
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

予備的な AAR メッセージ設定のディセーブル化:例

次の例は、IMS Rx セッション中に予備的な AAR メッセージが送信されないようにする方法を示します(任意)。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc MySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe)# cac-policy-set 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy)# cac-table my_table
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# table-type policy-set
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable)# entry 1
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# ims rx preliminary-aar-forbid
Router(config-sbc-sbe-cacpolicy-cactable-entry)# end

Diameter 設定:例

ここで紹介する例は、次のとおりです。

「Diameter ホストベース ルーティング設定:例」

「Diameter レルムベース ルーティング設定:例」

Diameter ホストベース ルーティング設定:例

次の例は、Diameter ホストベース ルーティングの設定を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc MySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe) adjacency sip Adj_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims realm Rx_Realm_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx pcrf cisco.com
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims pani
Router(config-sbc-sbe-enum)# exit
Router(config-sbc-sbe)# diameter
Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-realm cisco.com
Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-host sbc.cisco.com
Router(config-sbc-sbe-enum)# activate
Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end
Router# show sbc MySBC sbe diameter

Router# show sbc MySBC sbe diameter peers Peer1

Router# show sbc MySBC sbe diameter stats

Diameter レルムベース ルーティング設定:例

次の例は、Diameter レルムベース ルーティングの設定を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# sbc MySBC
Router(config-sbc)# sbe
Router(config-sbc-sbe) adjacency sip Adj_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims realm Rx_Realm_1
Router(config-sbc-sbe-adj-sip)# ims rx
Router(config-sbc-sbe-enum)# exit
Router(config-sbc-sbe)# diameter
Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-realm cisco.com
Router(config-sbc-sbe-diameter)# origin-host sbc.cisco.com

Router(config-sbc-sbe-diameter)# peer peerA address ipv4 1.2.3.4

Router(config-sbc-sbe-diameter)# peer peerB address ipv4 1.2.3.5

Router(config-sbc-sbe-diameter)# realm test.com app rx peer peerA

Router(config-sbc-sbe-diameter)# realm test.com app rx peer peerB priority 10

Router(config-sbc-sbe-enum)# activate
Router(config-sbc-sbe-enum-entry)# end
Router# show sbc MySBC sbe diameter peers
Router# show sbc MySBC sbe diameter peers peerA
Router# show sbc MySBC sbe diameter peers peerB
 

) セキュアな Diameter プロトコル転送を実現するため、次に示す既存の ASR1000 IPSEC 機能を使用できます。


 
crypto isakmp policy 1
encr aes
authentication pre-share
group 2
 
crypto isakmp key cisco123 address 0.0.0.0 0.0.0.0
crypto ipsec transform-set testcpoc esp-des esp-md5-hmac
 
crypto map diamap 10 ipsec-isakmp
set peer 192.68.9.1
set security-association lifetime kilobytes 536870912
set transform-set testcpoc
match address 199
 
access-list 199 permit ip 192.169.0.0 0.0.255.255 193.169.0.0 0.0.255.255
 
interface SBC01
ip address 192.68.9.2 255.255.255.0
crypto map diamap