Cisco Unified Border Element(SP Edition)コンフィギュレーション ガイド:統合モデル
H.239 のサポート
H.239 のサポート
発行日;2012/07/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

H.239 のサポート

内容

H.239 のサポートについて

H.239 のサポートの制約事項

H.239 のサポート

H.239 は、プライマリ ライブ ビデオ ストリームと同時にセカンダリ ビデオ ストリームがスライドやスプレッドシートなどのコンテンツ タイプを共有できるようにするための、H.323 仕様ファミリの拡張版です。セカンダリ ストリームは単方向で、視聴者が話し手を見ることができ、並行してプレゼンテーション スライドを見ることができるビデオ会議で重要と考えられます。会議のこのモードは、Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント コントロール ユニット)によって制御されます。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、以前は Integrated Session Border Controller と呼ばれており、このマニュアルでは SBC と呼びます。

本章で使用されているコマンドの詳細な説明については、『 Cisco Unified Border Element (SP Edition) Command Reference: Unified Model 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/sbc/command/reference/sbcu_book.html )を参照してください。

すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、Cisco IOS マスター コマンド リストを参照してください。

Cisco Unified Border Element(SP Edition)の H.239 サポートの機能履歴

 

リリース
変更内容

Cisco IOS XE Release 3.3S

H.239 機能のサポートは、Cisco ASR 1000 シリーズ ルータで導入されました。

H.239 のサポートについて

H.245 ベースのシステムは複数のビデオ チャネルを提供します。H.320 システムは、単一のビデオ チャネルだけを提供します。ただし、これらのシステムでは、単方向トランスポート方式、プレゼンテーション ビデオ ストリームとしてビデオ チャネルのコンテンツにラベル付けする方式、マルチポイント会議でのプレゼンテーション ビデオを制御するための方式は定義されていません。H.239 は、H.320 に追加のビデオ チャネルを追加する機能とともに、これらの拡張を提供します。

H239ControlCapability と H239ExtendedVideoCapability など、端末が Terminal Capability Set(TCS; ターミナル機能セット)メッセージにアドバタイズできるような新しい機能を定義します。これらの機能は、端末がサポート可能な H.239、役割、スライドやライブ ビデオを使用したプレゼンテーションをサポートできることを示します。SBC は、これらを認識することなく、H.323 エンドポイント間でこれらの機能を渡します。

H.239 のサポート機能により、H.245 汎用メッセージ内で通信できる H.239 メッセージの数が定義されます。これらのメッセージはトークンおよび一般的なフロー制御をネゴシエーションするために使用されます。MCU は、スライドセットを送信するために端末が要求したトークンを提供します。このプロセスは、MCU が新しいビデオ チャネルを開始する前に、トークンを提供するまで端末が待機するため、いずれかの時点で会議内に 1 個の端末だけスライドセットを送信していることを確認します。

端末にトークンがある場合、プレゼンテーション ストリームを送信するように追加のビデオ チャネルを開くことができます。これは OpenLogicalChannel などの標準的な H.245 メッセージを使用して行うことができます。ただし、プレゼンテーションのストリームの OpenLogicalChannel メッセージには、このビデオ ストリームの役割を示す、追加の h239ExtendedVideoCapability が用意されています。SBC は h239ExtendedVideoCapability ブロックを認識するために機能強化されました。


) エンドポイントは、複数の追加ビデオ チャネルを作成するように選択できます。


H.239 のサポートの制約事項

H.239 のサポート機能には、次の制約事項があります。

H.239 を使用した SIP-H.323 ビデオ コールのインターワーキングはサポートされていません。

H.323 コールの冗長性はサポートされません。

ファストスタート要求はサポートされないため、H.239 追加ビデオ チャネルをオープンする要求を含めることはできません。

H.235 に基づく H.239 システムはサポートされません。

SBC は、H.323 コールのコール転送をサポートしていません。H.323 エンドポイントが保留になっていると、メディア、およびビデオ チャネルをクローズします。