Cisco Unified Border Element(SP Edition)コンフィギュレーション ガイド:統合モデル
緊急コール管理
緊急コール管理
発行日;2012/07/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

緊急コール管理

内容

緊急通話における H.323-SIP サポート

概要:緊急コール統計情報

緊急コールの制約事項

パフォーマンスへの影響

緊急コール管理

VoIP を過度に使用して、優先順位が設定された注意が必要なさまざまな状況を把握することが重要です。ただちに対処する必要がある最も重要な状況の 1 つに、早急な対応を必要とする緊急サービス番号があります(VoIP を使用した 911 番へのダイヤルなど)。緊急番号および特定の SIP Resource-Priority ヘッダーが付加されたコールには、専用および即時優先アクセスを提供することが不可欠です。緊急コール数を分析し、検査するように、緊急コール機能が Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

緊急コール管理の機能履歴

 

リリース
変更内容

Cisco IOS XE Release 2.5

緊急コールの H.323-SIP 間サポート機能が、Cisco ASR1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータに導入されました。

Cisco IOS XE Release 3.2S

緊急コールの統計情報機能が Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに導入されました。

緊急通話における H.323-SIP サポート

Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、緊急通話の H.323-SIP コール ルーティングをサポートしています。Cisco Unified Border Element(SP Edition)は、設定されたセッション ルーティング ポリシーに従って、音声コールおよびビデオ コールをルートします。コールは、着信番号を基準に「緊急」に分類されます。発信側が SIP である場合は、Resource-Priority ヘッダーが基準になります。緊急事態の分類に基づいて、特別なルーティング、およびコール アドミッション制御(CAC)ロジックが適用されます。

概要:緊急コール統計情報

特定の緊急番号(911、999 など)は、通常のコールよりも高い優先順位が必要です。Session Border Controller(SBC; セッション ボーダー コントローラ)を使用して、カテゴリを設定して定義し、緊急番号に優先順位を割り当てることができます。現在処理中の緊急コールの数と、カテゴリに分類されている緊急コールの数を把握することが重要です。

緊急コール機能は特定のカテゴリまたは特定の優先順位に割り当てられた緊急コール数を分析するために導入されました。緊急コール統計情報で表示される内容はさまざまです。緊急コール統計情報は、SBC システムまたは特定の隣接に対してグローバルに表示できます。SBC システムのカテゴリ全体および優先順位全体の緊急コールをグローバルに表示するには、 show sbc sbcname sbe call-stats global emergence コマンドを使用します。特定の隣接に関するカテゴリと優先順位全体のコールを表示するには、 show sbc sbc sbe call-stats adjacency word emergence コマンドを使用します。隣接単位の統計情報は、その隣接で受信されたコールと送信されたコールが個別に表示されます。

緊急コール ID は異なるメカニズムを使用して実行できます。

専用コール セットアップ優先順位情報(SIP Resource-Priority ヘッダーなど)。

既知の緊急番号の着信番号の分析(911、999 など)。

CAC ポリシーに基づいた設定。


) Billing Manager は、緊急コール統計情報を表示するためにはイネーブルでアクティブ ステートになっている必要があります。


緊急コールの制約事項

緊急機能には、次の制約事項が適用されます。

Billing Manager がアクティブでない場合、緊急コール統計情報の表示は常にディセーブルです。

パフォーマンスへの影響

緊急コール機能では、Billing Manager を設定し、アクティブ ステートにしていることが必要です。緊急コール機能を実行するパフォーマンス コストは 2% です。緊急コール統計情報が要求されていない場合、パフォーマンス コストは発生せず、Billing Manager を設定してアクティブにすることだけが求められます。この機能の基本の占有率は 0.1% 未満であり、この機能のコール単位の占有コストは 0.25% 未満です。緊急コール統計情報が(グローバルまたは隣接単位に)要求された場合、要求された統計情報は 0.5 秒以内に表示されます。