Cisco 7600 シリーズ ルータ モジュール インストレーション ガイド
OSM メモリのアップグレード
OSM メモリのアップグレード
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

OSM メモリのアップグレード

安全上の注意

静電気防止用リスト ストラップ警告

必要な工具

メモリのアップグレード

SODIMM の取り外し

新しい SODIMM の取り付け

OSM メモリのアップグレード

この付録では、オプティカル サービス モジュール(OSM)のメモリをアップグレードする手順について説明します。

この付録の内容は次のとおりです。

「安全上の注意」

「必要な工具」

「OSMメモリのアップグレード」

安全上の注意

誤って行うと危害が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。


警告危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。


静電気防止用リスト ストラップ警告


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 システムの動作時には、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーがかかっています。保守時には注意してください。


必要な工具

OSM上のメモリをアップグレードするには、次の工具が必要です。

静電気防止用マットまたは静電気防止材

No.1 プラス ドライバ

3/16 インチのマイナスドライバ

静電気防止用の器具またはすべてのアップグレード キット、Field-Replaceable Unit(FRU)、およびスペア製品に付属の使い捨て静電気防止用リスト ストラップ

モジュールまたはスーパーバイザ エンジンを扱う際は、必ず静電気防止用リスト ストラップまたはアース器具などを使用して、Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)を防止してください。ESD の詳細については、『 Site Preparation and Safety Guide 』の「Preventing ESD」の説明を参照してください。

OSMメモリのアップグレード

ここでは、OSM上のメモリの取り外しおよび交換の手順について説明します。

OSM上のSynchronous Dynamic Random-Access Memory(SDRAM; 同期ダイナミック RAM)は、1 つの Small Outline Dual Inline Memory Module(SODIMM)内に組み込まれています(図C-1を参照)。

OSM のデフォルトのメモリ構成は 64 MB で、Error Checking and Correction (ECC[1 ビット エラーの検出と訂正、2 ビット エラーの検出])機能が備わっています。このメモリは、128 MB、256 MB、または 512 MB にアップグレードできます。


) 使用できるのは、100 MHz SDRAM SODIMM のみです。SODIMM 上に、シスコ部品番号が記載されています。



注意 ESD による損傷を防ぐため、SODIMM を取り扱う際はカードの端だけを持ってください(図C-3 を参照)。取り外した SODIMM は、静電気防止用マットの上に置くか、静電気防止用容器に収納してください。

SODIMM の取り外し


警告 システムの動作時には、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーがかかっています。保守時には注意してください。


既存の SODIMM を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ESD による損傷を防止するために必要な対策を講じてください。

ステップ 2 システムから OSM を取り外します(取り外しの手順は、 スーパーバイザ エンジンまたはモジュールの取り外しを参照)。

ステップ 3 OSMを静電気防止用マットまたはパッド上に置きます。

ステップ 4 SODIMM の位置を確認します(図C-1 を参照)。

図C-1 SDRAM SODIMM の位置-- OSM

 

ステップ 5 取り外す SODIMM のスプリング クリップを外し、SODIMM をソケットから解除します(図C-2 を参照)。

図C-2 SODIMM のスプリング クリップの解除

 

ステップ 6 SODIMM の両端がソケットから解除されたら、親指と人差し指で SODIMM の両端を持ち、ソケットから SODIMM を完全に引き出します。SODIMM を取り扱う際は、端だけを持ってください。メモリ モジュール、ピン、またはトレース(SODIMM のコネクタ側の 金属フィンガ )には手を触れないでください。

ステップ 7 静電破壊を防ぐため、SODIMM を静電気防止用容器に収納します。


 

これで、SODIMM の取り外しは完了です。次に、新しい SODIMM の取り付け手順について説明します。

新しい SODIMM の取り付け


注意 SODIMM は、静電破壊を受けやすい部品です。取り扱う際は、端だけを持ってください。メモリ モジュール、ピン、またはトレース(SODIMM のコネクタ側の金属フィンガ)には手を触れないでください(図C-3 を参照)。

図C-3 SODIMM の持ち方

 

新しい SODIMM を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用容器から新しい SODIMM を取り出します。

ステップ 2 コンポーネント側を上向きにし、コネクタ側(金属フィンガ側)が向こう側になるようにして、SODIMM を持ちます。

ステップ 3 SODIMM は、親指と人差し指ではさむようにして持ってください(図C-3 を参照)。

ステップ 4 SODIMM をソケットと同程度の角度に傾けて、コネクタ側をソケット内に挿入します。


注意 SODIMM を挿入するときは、適度な力で押し込みます。ただし、力を入れすぎないよう注意してください。ソケットを損傷すると、OSM を工場に返送して、修理することになります。

ステップ 5 SODIMM を押し込み、スプリング クリップで固定します。

ステップ 6 SODIMM を取り付けた後、2 つの位置合わせ用の穴を調べ、固定用のスプリングが見えているかどうかを確認します。見えない場合、SODIMM が正しく固定されていません。SODIMM が適正に取り付けられていない場合、注意深く取り外し、再度ソケットに取り付けてください。スプリング クリップで固定されるまで、SODIMM をしっかりとソケット内にはめ込みます。

ステップ 7 OSMをシステムに元どおりに取り付けます(取り付け手順については、 スーパーバイザ エンジンまたはモジュールの取り付けを参照)。