オプティカル サービス モジュール コンフィギュレーション ノート Cisco IOS Release 12.1E
4ポート ギガビット イーサネットWAN OSMの設定
4ポート ギガビット イーサネットWAN OSMの設定
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

4ポート ギガビット イーサネットWAN OSMの設定

サポート対象の機能

OSM-4GE-WAN-GBICからOSM-2+4GE-WAN+へのアップグレード前の設定保存

ギガビット イーサネットWANポートの設定

インターフェイスの基本設定

QoS

4ポート ギガビット イーサネットWAN OSMの設定

この章では、Catalyst 6500シリーズ スイッチおよびCisco 7600シリーズ ルータ上でサポートされる4ポート ギガビット イーサネットWAN OSM(オプティカル サービス モジュール)(OSM-2+4GE-WAN+およびOSM-4GE-WAN-GBIC)の機能について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「サポート対象の機能」

「OSM-4GE-WAN-GBICからOSM-2+4GE-WAN+へのアップグレード前の設定保存」

「ギガビット イーサネットWANポートの設定」

「QoS」

サポート対象の機能

ギガビット イーサネットWAN OSMでは、次のレイヤ3機能がサポートされます。

分散型IPサービスの転送

Multiprotocol Label Switching(MPLS)

Ethernet over Multiprotocol Label Switching(EoMPLS)

IOS Modular QoS Command Line Interface(MQC;モジュラQoS[サービス品質] CLI)QoS

フロー制御

802.1Q VLANトランキング

Hot Standby Routing Protocol(HSRP)

ジャンボ フレーム

ポート当たり最大32,000のMACアドレスのサポート

最大32,000の同時ACLエントリのサポート

最大32,000の同時QoSエントリのサポート

SNMP IおよびII

ポート当たり4つのRMONグループ(統計情報、履歴、アラーム、イベント)

Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)

ISL(スイッチ間リンク)


) OSM-2+4GE-WAN+モジュールは、レイヤ2ギガビット イーサネットLANポートのISLをサポートしますが、レイヤ3ギガビット イーサネットWANポートのISLはサポートしません。


MSFC2上でCisco IOSソフトウェア、スーパバイザ エンジン上でCatalystソフトウェアを実行しているシステムの場合、OSMのレイヤ2ギガビット イーサネット ポートは、Catalyst 6500シリーズ スイッチまたはCisco 7600シリーズ ルータのスーパバイザ エンジンから設定します。OSMのレイヤ2ギガビット イーサネット ポートの機能サポートおよび設定情報については、「レイヤ2ソフトウェア機能」のリンクを参照してください。

OSM-4GE-WAN-GBICからOSM-2+4GE-WAN+へのアップグレード前の設定保存

OSM-4GE-WAN-GBICからOSM-2+4GE-WAN+にアップグレードする場合、既存の設定は保存されず、新しいOSM-2+4GE-WAN+にも適用されません。

OSM-4GE-WAN-GBICからOSM-2+4GE-WAN+へアップグレードする場合の既存の設定を保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 write memoryコマンドを入力してから、OSM-4GE-WAN-GBICを取り外します。

ステップ 2 新しいOSM-2+4GE-WAN+を取り付けます。

ステップ 3 copy startup-config running-configコマンドを入力します。

ステップ 4 write memoryコマンドを入力します。


警告 OSM-4GE-WAN-GBICポート内でのGBICの取り付け方向は、OSM-2+4GE-WAN+のLANポートのGBICの取り付け方向とは逆になります(上下逆)。



 

ギガビット イーサネットWANポートの設定

4ポート ギガビット イーサネットWAN OSM上の4つのギガビット イーサネットWANポートは、Cisco IOSソフトウェアによって制御され、あらゆる標準Cisco IOS機能をサポートします。標準Cisco IOS機能およびGE-WANポートでサポートされるルーティング プロトコルの設定については、次のURLにアクセスし、該当するCisco IOSコンフィギュレーション ガイドおよびコマンドリファレンスを参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/index.htm

インターフェイスの基本設定

4ポート ギガビット イーサネットWAN OSMが正しく搭載されていることを確認してから、 configure コマンドを使用して、ギガビット イーサネットWANインターフェイスを設定します。

次に、基本的な設定の手順を示します。この手順ではインターフェイスをイネーブルにして、IPルーティングを指定します。システム コンフィギュレーションの要件に応じて、他のコンフィギュレーション サブコマンドの入力が必要になることがあります。


) 4ポート ギガビット イーサネットWANモジュール上のサブインターフェイスはHSRPグループ番号を共有できません。その結果、ギガビット イーサネットWANポート当たり16 HSRPグループのみがサポートされます。



) メイン ギガビット イーサネットWANインターフェイスに指定したMTUサイズは、メイン インターフェイス上に設定したすべてのサブインターフェイスに適用されます。メイン インターフェイスに指定したMTUサイズと異なるMTUサイズをサブインターフェイスに指定することはできません。


ギガビット イーサネットWANインターフェイスを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show version コマンドを入力し、システムがモジュールを認識していることを確認します。

Router# show version
 

ステップ 2 show interface コマンドを入力し、各ポートのステータスを調べます。

Router# show interface
 

ステップ 3 コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元として、コンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip routing コマンドを入力し、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)# ip routing
 

ステップ 5 プロンプトに、 interface コマンドに続けて type ge-wan )および slot/port 番号を入力することによって、新しく設定するインターフェイスを指定します。次に、スロット3にギガビット イーサネットWAN OSMが搭載されている場合の例を示します。

Router(config)# interface ge-wan 3/0
 

ステップ 6 次の例のように、 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを使用して、IPアドレスとサブネット マスクをインターフェイスに割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.255.255.255
 

ステップ 7 シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドによって、 enable コマンドがギガビット イーサネット モジュールに割り当てられます。また、受信した最新のコンフィギュレーション コマンドに基づいてモジュールの自動設定も行われます。

ステップ 8 新しい設定をメモリに書き込みます。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

QoS

ギガビット イーサネットWANモジュールは、次のQoSの実装をサポートします。

Differentiated Services Code Point(DSCP)分類

IP precedence分類

クラスベース トラフィック シェーピング

Class-Based Weighted Fair Queuing(CBWFQ;クラスベース均等化キューイング)

Low Latency Queueing(LLQ)

Weighted Random Early Detection(WRED;重み付きランダム早期検出) ― OSM-2+4GE-WAN+でのみサポートされます。

階層化トラフィック シェーピング ― OSM-2+4GE-WAN+でのみ、WANポート上の出力トラフィックをサポートします。

CBWFQ、LLQ、およびWREDによるEoMPLSサポート ― EoMPLSアップリンク インターフェイスにCBWFQ、LLQ、およびWREDが適用されます。

WAN OSMポートに対するQoSの設定情報および設定例については、「OSM上のQoSの設定」を参照してください。