Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド
Cisco 7600 シリーズ ルータの設置
Cisco 7600 シリーズ ルータの設置
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 19MB) | フィードバック

目次

Cisco 7600 シリーズ ルータの設置

ルータの開梱

取り付けに関する注意事項

必要な工具

シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け

シャーシ ブラケットの取り付け

ラックへのルータ シャーシの取り付け

スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用)

ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用)

ケーブル ガイドの交換

システムのアース接続

必要な工具および部品

システムをアース接続する手順

ルータ シャーシへの電源装置の取り付け

インターフェイス ケーブルの取り付け

スーパーバイザ エンジン コンソール ポートの接続

スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続

インターフェイス ポートへの接続

ルータ シャーシ取り付け後の確認

Cisco 7600 シリーズ ルータの設置


) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。

Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603

Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S

Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604

Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606

Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S

Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609

Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S

Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613

Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『 Cisco 7609 Router Installation Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm


 

この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータをラックに設置する手順を説明します。初めて設置する場合は、次の手順に従って設置作業を進めてください。

「ルータの開梱」

「取り付けに関する注意事項」

「必要な工具」

「シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け」

「シャーシ ブラケットの取り付け」

「ラックへのルータ シャーシの取り付け」

「スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用)」

「ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用)」

「システムのアース接続」

「ルータ シャーシへの電源装置の取り付け」

「インターフェイス ケーブルの取り付け」

「ルータ シャーシ取り付け後の確認」

この章の設置手順を開始する前に、「設置環境チェックリスト」を参照して、設置場所の準備が完了していることを確認してください。

モジュールの搭載手順については、『 Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide 』を参照してください。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 シャーシを扱ったり、電源装置周辺で作業したりするときには、事前に AC 電源装置から電源コードを外し、DC 電源装置の回路ブレーカーの電源を切断してください。



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。



警告 この装置はアクセス制限区域への取り付けを前提としています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。



警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。



警告 クラス 1 レーザー製品です。



警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


ルータの開梱


ヒント ルータを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。梱包用の箱は平らにしてパレットとともに保管してください。今後、ルータを移動したり輸送したりする場合に、この箱が必要になります。再梱包手順については、付録C「Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包」を参照してください。


次の手順で、梱包用の箱の内容を確認します。

アクセサリ キットの内容を、アクセサリ キット コンポーネント チェックリストおよび梱包リストと照合して、欠品がないかどうかを確認します。アクセサリ キットには次のものが入っています。

ハードウェアおよびソフトウェア マニュアル(注文した場合)

発注したオプション機器(ネットワーク インターフェイス ケーブル、トランシーバ、特殊コネクタなど)

各スロットのモジュールを確認します。構成が梱包リストと一致しているか、指定したインターフェイスがすべて組み込まれているかどうかを確認します。

取り付けに関する注意事項

シャーシを取り付ける前に、装置ラックが次の条件を満たしているかどうかを確認してください。

ラックの幅(前面の 2 つの取り付け板またはレールの間の幅)は、17.75 インチ(45.09 cm)必要です。

ラックの奥行(前後の取り付け板の間)は、19.25 インチ(48.9 cm)以上 32 インチ(81.3 cm)以下でなければなりません。

ラックには、上下方向にもシャーシの高さが入るだけの空間が必要です。シャーシの高さは次のとおりです。

Cisco 7603 ルータ ― 7 インチ(17.8 cm)(4 RU)

Cisco 7603-S ルータ ― 7 インチ(17.8 cm)(4 RU)

Cisco 7604 ルータ ― 8.7 インチ(22.09 cm)(5 RU)

Cisco 7606 ルータ ― 12.25 インチ(31.11 cm)(7 RU)

Cisco 7606-S ルータ ― 12.25 インチ(31.11 cm)(7 RU)

Cisco 7609 ルータ ― 36.75 インチ(93.35 cm)(21 RU)

Cisco 7609-S ルータ ― 36.75 インチ(93.35 cm)(21 RU)

Cisco 7613 ルータ ― 33.0 インチ(83.8 cm)(19 RU)


) シャーシの高さは、ラック ユニット(RU)で表します。



注意 ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキなどでラックが固定されていることを確認してください。


) 過熱を防止するために、壁面とシャーシ通気口の間隔は最低 6 インチ(15 cm)、シャーシ 2 台の間隔は左右に 12 インチ(30.5 cm)の空間を取ってください。


Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)の交換を妨げる可能性のある障害物(電源コードなど)の付いているラックをハードウェアの設置に使用することは適しません。


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 

必要な工具

ラックへのシャーシの取り付けに必要な工具および器具は、次のとおりです。

No.1 および No.2 のプラス ドライバ

3/16 インチのマイナス ドライバ

巻き尺と水準器

シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け

Cisco 7609、Cisco 7609-S、または Cisco 7613 ルータを設置する場合には、最初にシェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットを取り付ける必要があります。

シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 2 つのシェルフ ブラケットの 1 つをラックに取り付けます(図3-1 を参照)。

ステップ 2 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジ(3 本)を使用してシェルフ ブラケットをラックに取り付けます。

ステップ 3 もう一方のシェルフ ブラケットについても、ステップ 1 およびステップ 2 を繰り返します。2 番めのシェルフ ブラケットが最初のブラケットと同じ高さになっているかどうかを確認します。

ステップ 4 M3 ネジを 2 本使用して、クロスバー ブラケットをシェルフ ブラケットの背面に取り付けます(図3-2 を参照)。

図3-1 シェルフ ブラケットの取り付け

 

図3-2 シェルフ ブラケットへのクロスバー ブラケットの取り付け

 


 

シャーシ ブラケットの取り付け

シャーシには、マウント ブラケットがシャーシ前面に装着された状態で出荷されています。このブラケットは、シャーシの背面に取り付けることができます。

シャーシの背面にブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ブラケットをシャーシに固定しているネジを外します(19 インチ ラックの Cisco 7603 ルータのブラケットについては図3-3、19 インチ ラックの Cisco 7603-S ルータのブラケットについては図3-4、19 インチ ラックの Cisco 7604 ルータのブラケットについては図3-5、19 インチ ラックの Cisco 7606 ルータのブラケットについては図3-6、19 インチ ラックの Cisco 7606-S ルータのブラケットについては図3-7、19 インチ ラックの Cisco 7609 ルータ、19 インチ ラックの Cisco 7609-S ルータ、19 インチ ラックの Cisco 7613 ルータのブラケットについては図3-8 を参照)。


図3-8に、Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータを示します。19 インチ ブラケットの場合、Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータ、および Cisco 7613 ルータの手順は同一です。



) Cisco 7609-S ルータ シャーシは、4 つの支柱を持つ 23 インチ ラック マウントをサポートします。単一の 2 つの支柱を持つ(Telco)フランジ付きのセンター ラック マウントはサポートしません。4 つの支柱を持つ枠組のマウントにするには、2 つの支柱を持つ(Telco)ラックを背中合わせに 2 台使用したり、4 つの支柱を持つ密閉型ラックを使用します。



) Cisco 7609-S ルータは、19 インチ ラック付きで出荷されます。Cisco 7609-S ルータを 23 インチ ラックに設置する場合、23 インチ ラックの左右の空間を埋めて 19 インチ ラックの寸法でネジ止めするために、アダプタ プレート(Hendry 社製、または Newton 社製)を使用します。23 インチ ラックにアダプタ プレートを 2 つ取り付ける方法は、ベンダー提供のマニュアルを参照してください。


図3-3 Cisco 7603 ルータへのブラケットの取り付け

 

図3-4 Cisco 7603-S ルータへのブラケットの取り付け

 

図3-5 Cisco 7604 ルータへのブラケットの取り付け

 

図3-6 Cisco 7606 ルータへのブラケットの取り付け

 

図3-7 Cisco 7606-S ルータへのブラケットの取り付け

 

図3-8 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのブラケットの取り付け

 

ステップ 2 ブラケットの 1 つをシャーシの側面に取り付けて、ネジ穴を合わせます。

ステップ 3 ステップ 1 で取り外したネジを元通りに取り付けて、ブラケットをシャーシに固定します。

ステップ 4 もう一方のブラケットについてステップ 2 とステップ 3 を繰り返します。


 

ラックへのルータ シャーシの取り付け


警告 けがやシャーシの損傷を防止するため、モジュール(電源装置、ファン、カードなど)のハンドルを使用してシャーシを持ち上げたり傾けたりしないでください。これらのハンドルは、装置の重量を支えるようには作られていません。装置を持ち上げるときは、シャーシの統合部品であるハンドルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてください。


次の手順で、ルータ シャーシを装置ラックに取り付けます。


ステップ 1 次のようにラック内でシャーシの位置を決めます。

a. シャーシの前面(前面パネル)をラックの前面に向ける場合、支柱の間にシャーシを背面から収めます。

b. シャーシの背面をラックの前面に向ける場合、支柱の間にシャーシを前面から収めます。

ステップ 2 ブラケット(およびオプションのケーブル ガイド)のネジ穴を、装置ラックのネジ穴に合わせます(Cisco 7603 ルータは図3-9、Cisco 7604 ルータは図3-10、Cisco 7606 ルータは図3-11、Cisco 7606-S ルータは図3-12、Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータ、Cisco 7613 ルータは図3-13 を参照)。

図3-9 ラックへの Cisco 7603 ルータの取り付け

 

図3-10 ラックへの Cisco 7604 ルータの取り付け

 

図3-11 ラックへの Cisco 7606 ルータの取り付け

 

図3-12 ラックへの Cisco 7606-S ルータの取り付け

 

図3-13 ラックへの Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータの取り付け

 

図3-14 4 つの支柱のラックへの Cisco 7609-S ルータの取り付け

 

ステップ 3 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジ 8 本または 10 本(左右に 4 本または 5 本ずつ)をブラケットのネジ穴を通して装置ラックの支柱のネジ穴に取り付けます。


) 4 つの支柱を持つラック マウントの場合、12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジ 8 本または 10 本(左右に 4 本または 5 本ずつ)をブラケットのネジ穴を通して追加の装置ラックの支柱のネジ穴に取り付けます。図3-14 を参照してください。


ステップ 4 巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられていることを確認します。


 

スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用)


) スタビライザ キットは、Cisco 7609ルータおよび Cisco 7613 ルータのアクセサリ キットにのみ含まれています。


Cisco 7609ルータ、Cisco 7609-S ルータまたは Cisco 7613 ルータをラックに取り付けない場合は、スタビライザ ブラケットをシャーシの底部に取り付けてください。スタビライザ ブラケットは、固定されていないシャーシの転倒を防ぎます。

スタビライザ キットのパッケージを開け、 表3-1 のキット内容一覧と照らし合わせて、すべての部品が揃っているかどうかを確認します。

 

表3-1 スタビライザ キットの内容

数量
部品
確認

16

M4 さらネジ

 

2

スタビライザ ブラケット

 


) 次の手順は、二人で行ってください。


次の手順で、スタビライザ ブラケットの取り付けを行います。


ステップ 1 1 人がシャーシを片側に傾けて支えます。

ステップ 2 シャーシを傾けた状態で、シャーシの側面にスタビライザ ブラケットを 8 本の M4 ネジで固定します(図3-15 を参照)。

図3-15 スタビライザ ブラケットの取り付け

 

ステップ 3 シャーシを反対側に傾けます。

ステップ 4 もう一方のスタビライザ ブラケットを、シャーシの反対側の側面に 8 本の M4 ネジで固定します。

ステップ 5 両方のスタビライザ ブラケットでシャーシが安定するようにシャーシを元に戻してください。


) ラックに Cisco 7613 ルータを取り付けず、ケーブル ガイド アセンブリを取り付ける場合、12 x 24 または 10 x 32 ナットが 10 個必要です。アクセサリ キットに付属のネジと入手したナットを使用して、ケーブル ガイド アセンブリを L 型ブラケットに取り付けてください。



 

ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用)

ここでは、ケーブル マネジメント システムの取り付け手順について説明します。


) ケーブル マネジメント システムは Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのアクセサリ キットにのみ含まれています。



) ケーブル マネジメント システムには拡張ケーブル ガイドが取り付けられていますが、同梱の標準ケーブル ガイドも使用できます。10/100 ケーブルを用いて、拡張ケーブル ガイドをイーサネットおよびファスト イーサネット モジュール(24 ~ 48 ポート)に接続してください。ファイバおよび同軸ケーブルを使用して、標準ケーブル ガイドを Optical Services Modules(OSM; オプティカル サービス モジュール)または他のポート密度の低いモジュール(最大 16 ポート)に接続してください。ケーブル ガイドを交換する前にケーブル マネジメント システムを取り付けてください。交換手順については、「ケーブル ガイドの交換」を参照してください。


次の手順で、ケーブル マネジメント システムの取り付けを行います。


ステップ 1 ケーブル マネジメント システムをシャーシに当て(図3-16 を参照)、非脱落型ネジを締めてください。

ステップ 2 ヒンジがシャーシに対して水平になっていることを確認してから、6 x 32 ネジ 4 本をシャーシの背面プレートに固定してください。

図3-16 ケーブル マネジメント システムの取り付け

 


) ケーブル ガイドにケーブルを通すには、前面パネルを取り外してインターフェイス ケーブルをモジュールに取り付けてください。インターフェイス ケーブルの取り付けについては、「インターフェイス ケーブルの取り付け」を参照してください。


ステップ 3 前面パネルの非脱落型ネジ 2 本を緩めます(図3-17 を参照)。

図3-17 前面パネルの取り外し

 

ステップ 4 前面パネルを取り外して、脇へ置きます。

ステップ 5 インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケーブル ガイドにケーブルを通してください。

ステップ 6 ケーブル ガイド上に前面パネル上部を引っ掛けて、前面パネルを取り付けます。

ステップ 7 非脱落型ネジ 2 本を締めます(図3-17 を参照)。


 

ケーブル ガイドの交換

次の手順で、ケーブル マネジメント システムのケーブル ガイドの交換を行います。


ステップ 1 前面パネルの非脱落型ネジ 2 本を緩めます(図3-18 を参照)。

図3-18 前面パネルの取り外し

 

ステップ 2 前面パネルを取り外して、脇へ置きます。

ステップ 3 ケーブル ガイドを背面パネルに固定しているネジ 2 本を取り外し、ケーブル ガイドを持ち上げた状態で背面パネルからケーブル ガイドを取り外します(図3-19 を参照)。

図3-19 ケーブル ガイドの取り外し

 

ステップ 4 標準ケーブル ガイドのふちを背面パネルに引っ掛けて、標準ケーブル ガイドを背面パネルに取り付けます(図3-19 を参照)。

ステップ 5 ネジ 2 本を使用して、ケーブル ガイドを背面プレートに固定します(図3-19 を参照)。


) 前面パネルを取り付ける前に、インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケーブル ガイドにケーブルを通してください。インターフェイス ケーブルの取り付けについては、「インターフェイス ケーブルの取り付け」を参照してください。


ステップ 6 インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケーブル ガイドにケーブルを通してください。

ステップ 7 ケーブル ガイド上に前面パネル上部を引っ掛けて、前面パネルを取り付けます。

ステップ 8 非脱落型ネジ 2 本を締めます(図3-20 を参照)。

図3-20 前面パネルの取り付け

 


 

システムのアース接続

ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータのシステムのアース接続について説明します。


) Foreign Exchange Station(FXS)モジュールを取り付けている場合、またはこの装置を米国か欧州のセントラル オフィスに設置している場合は、AC 電源システムと DC 電源システムの両方でシステムのアースをアース設備に接続する必要があります。



) Cisco 7603、Cisco 7604、Cisco 7606 、および Cisco 7606-S ルータ DC 電源システムの場合、システム アースは電源装置のアースも兼ねています。DC アースは、NEC ガイドラインに従って固定接続でアースさせる必要があります。



) Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータで PWR-2700-DC 電源装置を使用する場合、Cisco 7604 ルータで PWR-2700-DC/4 電源装置を使用する場合、Cisco 7609 または Cisco 7613 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合、Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC を使用する場合は、その他にも必要なアースの条件があります。「Cisco 7604 ルータへの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り付け」「Cisco 7606 ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け」「Cisco 7606-S ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け」「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」「Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」、および「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。


Cisco 7603、Cisco 7603-S、Cisco 7604、Cisco 7606、Cisco 7606-S、および Cisco 7613 ルータの場合、シャーシ フレームには、アース ケーブル用の 2 個の M4 ネジ穴があります(Cisco 7603 および Cisco 7606ルータは図3-21、Cisco 7604 ルータは図3-22、Cisco 7606-S ルータは図3-23、および Cisco 7613 ルータは図3-24 を参照)。

Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータの場合、シャーシ フレームの各側面には、アース ケーブル用の 3 個の M4 ネジ穴があります。2 個の M4 ネジ穴を使用して、アース ケーブルを上下または左右に取り付けます(図3-25 を参照)。

必要な工具および部品

システムのアース接続には、次の工具および部品が必要です。

アース端子× 1

M4(メトリック)六角ネジ(ロック ワッシャ付き)× 2


) アース端子とロック ワッシャ付き M4 六角ネジは、キット 69-0815-01 で提供されています。



) Cisco 7609-S ルータでは、4 AWG アース端子とロック ワッシャ付き M6 六角ネジを使用します(キット 69-1713-01 で提供)。


アース線×1(地域および国の設置規定に適合するサイズのものを使用する必要があります。電源装置およびシステムによって、米国では、12 AWG 以上の導体が必要です)

No.2 プラス ドライバ

圧着工具(アース線をアース端子に圧着する際、アース端子の寸法に対応する大きさのものが必要です)

ワイヤ ストリッパ

図3-21 Cisco 7603 ルータ、Cisco 7603-S ルータ、および Cisco 7606 ルータ--システム アースの位置

 


) Cisco 7609-S ルータでは、4 AWG アース端子とロック ワッシャ付き M6 六角ネジを使用します(キット 69-1713-01 で提供)。


図3-22 Cisco 7604 ルータ--システム アースの位置

 

図3-23 Cisco 7606-S ルータ--システム アースの位置

 

図3-24 Cisco 7613 ルータ--システム アースの位置

 


) PWR-4000-DC 電源装置が搭載されていると、システムのアース接続には手が届きません(電源装置自体にシステム アースが設けられています)。電源装置のアース端子には業界標準の 2 穴圧着端子を使用する必要があります。詳細については、「Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。


図3-25 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ--システム アースの位置

 


) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S に PWR-4000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-4000-DC 電源装置のアースがシステムのアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続できます。詳細については、「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。


Cisco 7609-S に PWR-6000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-6000-DC 電源装置のアースがシステムのアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続できます。詳細については、「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。


) Cisco 7609 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合は、PWR-4000-DC 電源装置のアースを必ず接続する必要があります。



) Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC 電源装置を使用する場合は、PWR-6000-DC 電源装置のアースを必ず接続する必要があります。


システムをアース接続する手順

システムを電源に接続したり、Cisco 7600 シリーズ ルータの電源をオンにしたりする前に、以下の手順を完了する必要があります。

次の手順でアース端子とアース線をアース パッドに接続します。


ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端の被覆を約 0.75 インチ(19 mm)はぎとります。

ステップ 2 アース線の被覆をはぎとった端をアース端子の開口部に挿入します。

ステップ 3 製造元が推奨する圧着工具を使用して、アース線をアース端子に固定します。

ステップ 4 シャーシ上のシステム アース パッドの位置を確認し、パッドからシールをはがします。

ステップ 5 アース端子をアース パッドに当て、金属面がきちんと接触するようにします。

ステップ 6 2 本の M4 ネジを使用して、アース端子をシャーシに固定します。アース端子が他のハードウェアやラック内の機器の妨げにならないようにしてください。

ステップ 7 アース線の反対側の端を設置場所のアース設備に接続し、Cisco 7600 シリーズ ルータが適切にアースされるようにします。


 

ルータ シャーシへの電源装置の取り付け

電源装置(AC または DC)は、シャーシとは別梱包で納入されます。電源装置を梱包用の箱から取り出します。電源装置の取り付け手順、および設置場所の電源に接続する手順については、「AC 入力電源装置の取り付け」または「DC 入力電源装置の取り付け」を参照してください。


) Cisco 7609 または Cisco 7613 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合は、その他にも必要なアースの条件があります。「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」および「Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。


Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC 電源装置を使用する場合は、その他にも必要なアースの条件があります。「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」を参照してください。

インターフェイス ケーブルの取り付け


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。


ここでは、スーパーバイザ エンジンおよびモジュールにインターフェイス ケーブルを取り付けるための一般的な手順を説明します。

シャーシに搭載しているモジュールによって、接続に必要なコネクタの形式が異なります。


) モジュールの詳細については、『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照してください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-Low Voltage(SELV;安全特別低電圧)回路を Telephone Network Voltage(TNV;電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには Safety Extra-Low Voltage(SELV)回路があり、WAN ポートには Telephone Network Voltage(TNV)回路があります。一部の LAN ポートと WAN ポートは、どちらも RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルの接続には十分注意してください。


スーパーバイザ エンジン コンソール ポートの接続

ここでは、スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートに端末またはモデムを接続する手順について説明します。

スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートを使用して、次の操作を行うことができます。

CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用した Cisco 7600 シリーズ ルータの設定

ネットワーク統計情報およびエラーのモニタ

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェント パラメータの設定

Cisco 7600 シリーズ ルータへのソフトウェア アップデートのダウンロード、または接続装置へのフラッシュ メモリ上のソフトウェア イメージの配信

コンソール ポートはスーパーバイザ エンジンの前面パネル上にあります(図3-26 を参照)。

図3-26 スーパーバイザ エンジンのコンソール ポート コネクタ

 


) ルータに付属のアクセサリ キットには、コンソール ポートに端末またはモデムを接続するために必要なケーブルおよびアダプタが含まれています。


付属品のケーブルおよびアダプタを使用してコンソール ポートに端末を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、in の位置(出荷時のデフォルト)にします。

ステップ 2 RJ-45/RJ-45 ケーブルと RJ-45/DB-25 DTE アダプタまたは RJ-45/DB-9 DTE アダプタ([Terminal] のラベル付き)を使用して、ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっていないか確認します。

ステップ 4 端末のマニュアルを参照して、ボーレートを確認します。端末のボー レートは、コンソール ポートのデフォルト ボー レート(9,600 ボー)に合わせる必要があります。端末は次のように設定してください。

9,600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

2 ストップ ビット


 

Catalyst 5000 ファミリー Supervisor Engine III のコンソール ケーブルを使用して端末を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、out の位置にします。

ステップ 2 Supervisor Engine III のケーブルおよび端末接続に適したアダプタを使用して、ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっていないか確認します。

ステップ 4 端末のマニュアルを参照して、ボーレートを確認します。端末のボー レートは、コンソール ポートのデフォルト ボー レート(9,600 ボー)に合わせる必要があります。端末は次のように設定してください。

9,600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

2 ストップ ビット


 

コンソール ポートにモデムを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、in の位置にします。

ステップ 2 RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルおよび RJ-45/DB-25 DCE アダプタ([Modem] のラベル付き)を使用して、ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっていないか確認します。


 

スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続

ここでは、スーパーバイザ エンジンのアップリンク ポートへの接続方法について説明します。


警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。



) 2 台のスーパーバイザ エンジンを搭載した冗長構成の場合、冗長(スタンバイ)スーパーバイザ エンジン上のアップリンク ポートはアクティブのため、シャーシの他のポートと同様通常のトラフィック用に使用できます。


スーパーバイザ エンジンのアップリンク ポートに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)の光ファイバ ケーブル用の穴からプラグを取り外し、保管しておきます。

ステップ 2 光ファイバ ケーブルの SC タイプ コネクタからプラグを取り外し、GBIC にコネクタを差し込みます(図3-27 を参照)。

図3-27 スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続

 


 


) GBIC に SC タイプ コネクタを差し込む際、送信(Tx)および受信(Rx)用の光ファイバ ケーブルがどちらも SC タイプ コネクタに完全に挿入されていることを確認してください。



) LX/LH GBIC を MMF(マルチモード光ファイバ)と併用する場合は、GBIC と MMF ケーブルの間にパッチコードを取り付ける必要があります。


インターフェイス ポートへの接続


) コネクタの仕様については、付録B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。



) 光インターフェイスのクリーニングについては、
http://www.cisco.com/warp/public/127/cleanfiber2.htmlを参照してください。


OSM およびサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のインターフェイス ポートがあります。

SC タイプ光ファイバ コネクタ(図3-28 を参照)。

LC 光ファイバ コネクタ(図3-29 を参照)。

MT-RJ 光ファイバ コネクタ(図3-30 を参照)。

Mini-SMB ケーブル コネクタ(図3-31 を参照)。

RJ-45 コネクタ ― Catalyst 6500 シリーズ 48 ポート 10/100TX スイッチング モジュール(図3-32 を参照)。

図3-28 SC タイプ光ファイバ コネクタ

 

図3-29 LC 光ファイバ コネクタ

 

図3-30 MT-RJ 光ファイバ コネクタ

 

図3-31 Mini-SMB ケーブル コネクタ

 

図3-32 RJ-45 コネクタ

 

ルータ シャーシ取り付け後の確認

モジュールの接続が終わったあと、モジュール、電源装置、PEM(パワー エントリ モジュール)、およびファン アセンブリが正常かつ安全に取り付けられているかどうかを確認する必要があります。次の手順で、シャーシの取り付け後の確認を行います。


ステップ 1 各モジュールのイジェクト レバーが完全に閉じている(前面プレートと平行になっている)ことを確認します。完全に閉じていれば、スーパーバイザ エンジンおよび全モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されています。

ステップ 2 各モジュール、電源装置、PEM、およびファン アセンブリの非脱落型ネジを確認します。緩んでいる非脱落型ネジがあれば締め直します。


) Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータの場合、PEM 1 は電源装置 1 に、PEM 2 は電源装置 2 に、設置場所の電源をそれぞれ接続します。シャーシに PEM および電源装置を 1 つずつしか搭載していない場合は、システムに電源を投入する前に、PEM および電源装置が正しいベイに搭載されているかどうかを確認します。PEM および電源装置の位置については、「PEM」を参照してください。



警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。


ステップ 3 空のモジュール スロットには、ブランクの前面プレート(WS-X6K-SLOT-CVR)が取り付けられ、プレートを固定するネジが締まっていることを確認します。

ステップ 4 AC 電源システムの場合、PEM または電源装置のスイッチをオン(|)の位置に切り替え、システムに電源を投入します。DC 電源システムの場合、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオン(|)の位置に切り替え、システムに電源を投入します。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのモジュール、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。