Cisco 7600 シリーズ ルータ スーパーバイザ エン ジンおよびルート スイッチ プロセッサ ガイド
Cisco 7600 の製品概要
Cisco 7600 の製品概要
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2011/03/21 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco 7600 の製品概要

Cisco 7600 シリーズ ルータ

サポート対象ハードウェア

機能

ポート アドレス

物理インターフェイス アドレス

MAC アドレス

Cisco 7600 の製品概要

この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータの概要、およびルータ上のインターフェイス アドレスとポート アドレスについて説明します。説明する内容は、次のとおりです。

「Cisco 7600 シリーズ ルータ」

「ポート アドレス」


) このマニュアルには、ルータの取り付け手順は含まれていません。ルータの取り付け方法については、『Cisco 7600 Series Router Installation Guide』を参照してください。


Cisco 7600 シリーズ ルータ

Cisco 7600 シリーズ ルータには、次のルータがあります。

Cisco 7603 ルータ(3 スロット)

Cisco 7604 ルータ(4 スロット)

Cisco 7606 ルータ(6 スロット)

Cisco 7609 ルータ(縦型 9 スロット)

Cisco 7613 ルータ(13 スロット)


) さらに、Cisco IOS Release 12.2SRB 以降のリリースでは、拡張された 3 スロット、6 スロット、および 9 スロット シャーシが導入されています(CISCO7603-S、CISCO7606-S、および CISCO7609-S)。これらの拡張シャーシでは、電力機能および冷却機能が強化されています。また、拡張スイッチ ファブリックにより高電力プロセッサおよび 80 Gbps 接続を行う将来のラインカードをサポートします。


Cisco 7600 シリーズ ルータは、サービス プロバイダー ネットワークのエッジにおいてハイタッチ IP サービスのラインレート デリバリに重点を置いた、オプティカル Wide Area Network(WAN; ワイドエリア ネットワーク)およびオプティカル Metropolitan-Area Network(MAN; メトロポリタン エリア ネットワーク)ネットワーキングを実現します。

サポート対象ハードウェア

Cisco 7600 シリーズ ルータは、次のハードウェアをサポートします。

モジュラ ギガビット イーサネット アップリンク ポートを使用する、スーパーバイザ エンジン(Sup720、Sup32、または Sup2 など)または ルート スイッチ プロセッサ(RSP; ルート スイッチ プロセッサ)(RSP720)。各スーパーバイザ エンジンまたは RSP には、Policy Feature Card(PFC; ポリシー フィーチャ カード)および Multilayer Switch Feature Card(MSFC; マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード)の 2 枚の統合されたドータ カードがあります。詳細については、「概要」を参照してください。


) アクティブなモジュールに障害が発生した場合のバックアップのために、冗長スーパーバイザ エンジンまたは RSP をルータに取り付けることができます。両方のスーパーバイザ エンジンまたは RSP は、同一仕様でなければなりません。冗長スーパーバイザ エンジンまたは RSP が含まれていないシステムの場合には、冗長プロセッサ カード用に予約されたスロットに別のタイプのモジュール(たとえば、FlexWAN、Optical Services Module(OSM; オプティカル サービス モジュール)、または SPA Interface Processor(SIP)および Shared Port Adapter(SPA; 共有ポート アダプタ))を搭載できます。


オプティカル サービス モジュール(OSM)、FlexWAN および拡張 FlexWAN モジュール、推奨する Catalyst 6000 ファミリー モジュール、および SPA Interface Processor(SIP)の任意の組み合わせ。

Cisco 7603 ルータの場合、2 つの追加モジュール

Cisco 7604 ルータの場合、3 つの追加モジュール

Cisco 7606 ルータの場合、5 つの追加モジュール

Cisco 7609 ルータの場合、8 つの追加モジュール

Cisco 7613 ルータの場合、12 個の追加モジュール


) スーパーバイザ エンジンまたは RSP とモジュールの特殊な組み合わせは、ご使用のシャーシでサポートされないことがあります。サポート対象外の組み合わせの詳細については、『Supported Hardware for Cisco 7600 Series Routers』を参照してください。


ホットスワップ対応のファン アセンブリ

冗長構成の AC 入力または DC 入力電源装置

冗長構成の AC 入力または DC 入力 Power Entry Module(PEM; パワー エントリ モジュール)(Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータのみ)

Supervisor Engine 2 で使用可能なオプションのスイッチ ファブリック モジュール(WS-X6500-SFM2)。冗長構成にする場合には、冗長 SFM2 モジュールを搭載できます。最初に搭載したモジュールが、プライマリ モジュールとして動作します。

機能

表 1-1 に、Cisco 7600 シリーズ ルータの主要機能を示します。

 

表 1-1 Cisco 7600 シリーズ ルータの主要機能

機能
説明

パフォーマンスおよび設定

Cisco 7600 シリーズ ルータ上でサポートされる機能の詳細については、ルータで使用するソフトウェアのバージョンの『 Cisco 7600 Series Router Cisco IOS Software Configuration Guide 』を参照してください。

スーパーバイザ エンジンまたはルート スイッチ プロセッサ

コア スイッチング ロジック用のアップグレード可能なモジュラ型フィーチャ モジュール

Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)、着脱可能小型フォーム ファクタ(SFP)、XENPAK、および X2 光モジュールで設定可能なモジュラ型ギガビット イーサネット ポート

サポート対象のマルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード(MSFC)およびポリシー フィーチャ カード(PFC)のいくつかの組み合わせ( 表 2-1 を参照)

MSFC4 および PFC3C または PFC3CXL(RSP720 については、下記の注を参照してください)

MSFC3 および PFC3B、PFC3BXL、または PFC3A(下記の注を参照)

MSFC2 および PFC または PFC2

MSFC は、ルータ用の Switch Processor および Route Processor(SP/RP; スイッチ プロセッサ/ルート プロセッサ)を内蔵

PCMCIA スロット

端末およびモデム アクセス用のコンソール ポート

(注) ルート スイッチ プロセッサ 720(RSP720)は、Cisco 7600 シリーズ ルータ用の最新のスーパーバイザ エンジンです。Cisco IOS Release 12.2SRB 以降のリリースで利用できます。

(注) Cisco IOS Release 12.2SRC では、RSP720-10GE(10 ギガビット イーサネット アップリンク ポートを搭載する RSP)がサポートされています。

(注) Cisco IOS Release 12.2SXF は、PFC3A をサポートする最後のリリースです。これ以降のリリースでは、PFC3A はサポートされません。

フォールト トレランスおよび冗長構成

冗長(スタンバイ)モジュールへの迅速なスイッチオーバーを含む、2 つのホットスワップ対応の(冗長)スーパーバイザ エンジンまたはルート スイッチ プロセッサのサポート

2 つの冗長 AC または DC 入力、ロードシェアリング電源装置のサポート

2 つの冗長 AC または DC 入力 PEM のサポート(Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータのみ)

モジュールおよび電源装置の電源管理

重要なシステム コンポーネントの環境モニタリング

ホットスワップ対応のファン アセンブリ

冗長クロック モジュール

迅速なスイッチオーバーによる LACP 1 対 1 の冗長性

メモリ コンポーネント

スーパーバイザ エンジンまたは ルート スイッチ プロセッサ 上の Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM; 電気的に消去可能でプログラミング可能な ROM)に、シリアル番号、Part Number、コントローラ タイプ、ハードウェア リビジョン、設定情報、および各モジュール固有のその他の情報を含む、モジュール特定情報を保存

NVRAM に設定情報を保存

デフォルト システム ソフトウェア用の DRAM

RSP720-GE および RSP720-10GE の場合:

RP メモリ:1 ~ 4 GB DRAM(デフォルトは、3C バージョンは 1 GB、3CXL バージョンは 2GB)

SP:1 ~ 2 GB DRAM(デフォルトは 1 GB)

内部フラッシュ メモリ:ブート イメージを保存。デフォルトは、次のとおりです。

RSP720 SP/RP および Sup32 SP は、512 MB の内部フラッシュ メモリを備える CompactFlash(CF)アダプタを搭載

Sup720 SP/RP、Sup32 RP、および Sup2 SP/RP は、32 MB または 64 MB の内部フラッシュ メモリを搭載。Cisco IOS Release 12.2(18)SXF 以降のリリースでは、これらのスーパーバイザ エンジンの発注時に CF アダプタ(シスコ Part Number CF-ADAPTER=)を選択できるようにサポート。1

に対するエイリアスになります。

外部フラッシュ メモリ:ソフトウェア イメージおよびコンフィギュレーション ファイルを保存および実行したり、入出力(I/O)デバイスとして使用。スーパーバイザ エンジンまたは RSP の前面パネルにあるスロットに、64 MB、128 MB、256 MB、512 MB、または 1 GB フラッシュ メモリ カードまたは 1 GB MicroDrive カードの取り付けが可能。フラッシュ メモリの使用については、「フラッシュ メモリ カードの使用方法」を参照してください。

Cisco IOS Release 12.2(33)SRD1 リリース以降、RSP720 および RSP720-10GE は 1G の外部コンパクト フラッシュをサポート (以前は、512MB が最大外部コンパクト フラッシュ)。

Sup2 は、PCMCIA フラッシュ メモリ カードだけをサポート。CompactFlash カードまたは MicroDrive カードのサポートはなし。

フラッシュ ファイル システム:フラッシュ メモリにファイル システムを保存。各種コマンド( cd pwd dir 、および delete など)を使用してファイル システムを管理できます。ファイル システムには、次のデバイスが含まれます。

オンボード ブートフラッシュ/ブートディスク

フラッシュ メモリ スロット

コンポーネントのホットスワップ

すべてのコンポーネント(オプションの冗長モジュールおよびファンを含む)がホットスワップ対応なので、コンポーネントの追加、交換、または取り外しを行うときに、システムの電源を切断したり、他のソフトウェアまたはインターフェイスをシャットダウンする必要はありません。

管理

コンソール ポートまたは Telnet を使用した CLI

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)

1.CompactFlash(CF)アダプタの取り付けの詳細については、次の URL にある手順を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/hw/switches/ps708/products_installation_and_configuration_guide09186a0080537ae3.html

ポート アドレス

Cisco 7600 シリーズ ルータの各ポート(またはインターフェイス)には、いくつかの異なるタイプのアドレスがあります。物理インターフェイス アドレスは、シャーシ内のインターフェイス コネクタの実際の物理的な位置(スロットおよびポート)を示します。システム ソフトウェアは、物理アドレスを使用してルータ内の動作を制御し、ステータス情報を表示します。これらの物理的なスロットおよびポートのアドレスは、ネットワーク上の他のデバイスには使用されません。これらのアドレスを使用するのは、個々のルータと、ルータの内部コンポーネントおよびソフトウェアだけです。詳細については、「物理インターフェイス アドレス」を参照してください。

Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレスは、ネットワークに接続するすべてのポートまたはデバイスに必要な標準化されたデータ リンク レイヤ アドレスです。ネットワーク上の他のデバイスは、MAC アドレスを使用してネットワーク上の特定のポートを検索し、ルーティング テーブルおよびデータ構造を作成および更新します。ルータは、独自の方式(「MAC アドレス」を参照)を使用して、ルータ上の各インターフェイスに MAC アドレスを割り当て、管理します。

物理インターフェイス アドレス

物理ポート アドレスは、図 1-1 に示すように、ルータの各モジュールの各ポートについて、実際の物理的な位置を示します。ポート アドレスは、 スロット / ポート番号 形式の 2 つの数値で構成されています(1/1、1/2、2/1、2/2 など)。

スロット :モジュールが搭載されているスロットです。ルータの配置により、スロットは上から下、または右から左に向かって 1 から番号が付けられます(1/ n 、2/ n など)。

横型のシャーシの場合(Cisco 7606 および Cisco 7613 ルータなど)、スロットは上から下に向かって番号付けされます。

縦型のシャーシの場合(Cisco 7609 ルータなど)、スロットは右から左に向かって番号付けされます。

ポート番号 :モジュール上の物理的なポート番号です。ポート番号は、必ず 1 から始まります( n /1、 n /2 など)

横型のモジュールの場合、ポートは左から右に向かって番号付けされます。

縦型のモジュールの場合、ポートは上から下に向かって番号付けされます。

図 1-1 Cisco 7609 ルータのポート アドレスの例

 

スーパーバイザ エンジンおよびルート スイッチ プロセッサには、2 つ以上のアップリンク ポートがあります(ポート番号は n /1、 n /2、のようになります)。Supervisor Engine 32(WS-SUP32-GE-3B)には、9 個のアップリンク ポートがあります。ポート番号は、 n /1 ~ n /9 です。

1 つのポートが 2 つの異なるコネクタのタイプをサポートすることがあります。たとえば、Supervisor Engine 720 上のポート 2 は、ギガビット イーサネット SFP モジュールまたは 10/100/1000 Mbps RJ-45 コネクタをサポートします。ただし、一度にアクティブにできるオプションは 1 つだけです。

MAC アドレス

すべてのネットワーク インターフェイス接続(ポート)には、固有の MAC アドレスが必要です。インターフェイスの MAC アドレスは、インターフェイス回線上に直接搭載されているコンポーネントの電気的に消去可能でプログラミング可能な ROM(EEPROM)に保存されます。ルータのシステム コードは、システムの各インターフェイスについて EEPROM の情報を読み取り、MAC アドレスを取得して、適切なハードウェアおよびデータ構造を初期化します。スパニングツリーの各 VLAN には、1 つの固有の MAC アドレスが割り当てられます。このアドレス割り当て方式により、ルータは各インターフェイスの状態( connected または not connected )を判別できます。モジュールのホットスワップを行うと、モジュールごとに MAC アドレスが変更されます。