Cisco 7600 シリーズ ルータ SIP/SSC/SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
SIP および SSC のトラブルシューティ ング
SIP および SSC のトラブルシューティング
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

SIP および SSC のトラブルシューティング

一般的なトラブルシューティングの方法

コンソールのエラー メッセージの解釈

debug コマンドの使用

show コマンドの使用

Cisco IOS Event Tracer を使用した問題のトラブルシューティング

のオーバーサブスクライブのトラブルシューティング

SIP、SSC、および SPA の活性挿抜の準備

または SSC の活性挿抜の準備

または SSC の非アクティブ化

または SSC の再アクティブ化

または SSC の非アクティブ化およびアクティブ化の確認

の活性挿抜の準備

の非アクティブ化

の再アクティブ化

SPA の非アクティブ化およびアクティブ化の確認

非アクティブ化およびアクティブ化の設定例

の非アクティブ化の設定例

のアクティブ化の設定例

SPA の非アクティブ化の設定例

SPA のアクティブ化の設定例

SIP および SSC のトラブルシューティング

この章では、SPA Interface Processor(SIP)の動作のトラブルシューティングに使用できる技術について説明します。

具体的な内容は次のとおりです。

「一般的なトラブルシューティングの方法」

「Cisco IOS Event Tracer を使用した問題のトラブルシューティング」

「Cisco 7600 SIP-400 のオーバーサブスクライブのトラブルシューティング」

「SIP、SSC、および SPA の活性挿抜の準備」

ここでは、基本的なインターフェイスのトラブルシューティング情報を示します。Shared Port Adapter(SPA)に問題がある場合は、「Cisco IOS Event Tracer を使用した問題のトラブルシューティング」の手順に従って、インターフェイス設定に問題がないかどうかを調べてください。

より高度なトラブルシューティングの手順については、この章の他のセクションを参照してください。

一般的なトラブルシューティングの方法

ここでは、SIP、SPA Services Card(SSC)、および SPA のトラブルシューティングに関する一般情報を示します。具体的な内容は次のとおりです。

「コンソールのエラー メッセージの解釈」

「debug コマンドの使用」

「show コマンドの使用」

コンソールのエラー メッセージの解釈

Cisco 7600 シリーズ ルータSIP や SSC に関連するメッセージなど、Cisco 7600 シリーズ ルータ エラー メッセージの説明および対処方法については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco 7600 Series Cisco IOS System Message Guide 』12.2SX(Release 12.2SX のエラー メッセージの場合)

System Error Messages for Cisco IOS Release 12.2S 』(Release 12.2S のエラー メッセージの場合)

マニュアルでは、一連のシステム エラー メッセージが、生成元のシステム ファシリティ別に記載されています。SIP および SSC のエラー メッセージには、次のファシリティ名が使用されます。

Cisco 7600 SIP-200 -- C7600_SIP200

Cisco 7600 SIP-400 -- SIP400

Cisco 7600 SIP-600 -- SIP600

Cisco 7600 SSC-400óC7600_SSC400

debug コマンドの使用

Cisco 7600 シリーズ ルータでサポートされるその他の debug コマンドや、 debug hw-module 特権 EXEC コマンドを使用すると、Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載された SIP および SSC に関する特定のデバッグ情報を取得できます。

debug hw-module コマンドは、シスコシステムズのテクニカル サポート担当者が使用するためのものです。


注意 デバッグ出力には CPU プロセス内で高いプライオリティを割り当てられており、これによってシステムが使用不可能になる場合があります。そのため、debug コマンドは、特定の問題のトラブルシューティングを行う目的にかぎって使用するか、またはシスコ社のテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの際に使用してください。また、debug コマンドは、ネットワーク トラフィックやユーザが少ない時間帯に使用することを推奨します。こうした時間帯のデバッグの実行は、debug コマンド処理によるオーバーヘッドの増加がシステム利用へ影響を与える可能性を減らすことができます。

Cisco 7600 シリーズ ルータで使用できるその他の debug コマンドについては、『 Cisco 7600 Series Cisco IOS Command Reference 』12.2 SX および『 Cisco IOS Debug Command Reference 』Release 12.2 SR を参照してください。

show コマンドの使用

Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載された SIP および SSC のモニタおよびトラブルシューティングには、いくつかの show コマンドを使用できます。この章では、 show hw-module slot コマンドを使用した SPA のトラブルシューティング手順について説明します。

show コマンドを使用して SIP および SSC を確認およびモニタする手順については、このマニュアルの以降の章を参照してください。

「SIP および SSC の設定」

Cisco IOS Event Tracer を使用した問題のトラブルシューティング


) Cisco IOS Event Tracer 機能はソフトウェア診断ツールとして使用することを目的としており、Cisco Technical Assistance Center(TAC)担当者の指示がある場合以外は設定しないでください。


Event Tracer 機能は、Cisco IOS ソフトウェアのトラブルシューティングを行うためのバイナリ トレース ファシリティを提供します。シスコのサービス代理店はこの機能を使用して、Cisco IOS ソフトウェアの動作を詳しく調べることができます。また、オペレーティング システムがまれに誤作動した場合や、冗長システムで Route Processor(RP; ルート プロセッサ)がスイッチオーバーした場合にも、この機能を利用して問題を診断できます。

イベント トレースの機能は、イベント トレースと連携するようにプログラムされた特定の Cisco IOS ソフトウェア サブシステム コンポーネントから情報メッセージを読み取り、これらのコンポーネントからシステム メモリにメッセージを記録することです。メモリに格納されたトレース メッセージは、画面に表示したり、ファイルに保存してあとで分析することができます。

SPA は現在、SPA 活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR)関連イベントをトレースするために「spa」コンポーネントをサポートしています。

Event Tracer 機能の使用方法については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/iosswrel/ps1829/products_feature_guide09186a0080087164.html

Cisco 7600 SIP-400 のオーバーサブスクライブのトラブルシューティング

Cisco IOS Release 12.2(18)SXF で、Cisco 7600 SIP-400 と 2 ポート ギガビット イーサネット SPA または 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA を併用している場合は、オーバーサブスクライブに関する次の注意事項に従ってください。

Cisco 7600 SIP-400 にその他のSPA を搭載しない場合は、SIP に 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA を 1 つのみ搭載できます。

Cisco 7600 SIP-400 にその他の SPA を搭載しない場合は、SIP に 2 ポート ギガビット イーサネット SPA を 2 つまで搭載できます。

Cisco 7600 SIP-400 には、合計入力帯域幅が OC-48 レートを超えない範囲で、OC-3 または OC-12 の POS または ATM SPA を任意の組み合わせで搭載できます。

2 ポート ギガビット イーサネット SPA が 1 台搭載された Cisco 7600 SIP-400 には、合計入力帯域幅が OC-24 レートを超えない範囲で、OC-3 または OC-12 の POS または ATM SPA を任意の組み合わせで搭載できます。

Cisco 7600 SIP-400 に OC-48 レートを超える未サポートの集約 SPA 帯域幅を設定すると、次のエラー メッセージが表示されます。

SLOT 3: 00:00:05: %SIPSPA-4-MAX_BANDWIDTH: Total SPA bandwidth exceeds line card capacity of 2488 Mbps

SIP、SSC、および SPA の活性挿抜の準備

Cisco 7600 シリーズ ルータは SPA インターフェイス プロセッサ(SIP)または SPA サービス カード(SSC)、および各共有ポート アダプタ(SPA)の活性挿抜をサポートします。したがって、SPA を装着したまま SIP または SSCを取り外したり、SIP または SSC をルータに搭載したまま SIP または SSC から SPA を個別に取り外したりすることができます。

活性挿抜サポートに関する具体的な内容は次のとおりです。

「SIP または SSC の活性挿抜の準備」

「SIP または SSC の非アクティブ化およびアクティブ化の確認」

「SPA の活性挿抜の準備」

「SPA の非アクティブ化およびアクティブ化の確認」

「非アクティブ化およびアクティブ化の設定例」


) わかりやすくするために、このセクションでは SSC も「SIP」で表します。


SIP または SSC の活性挿抜の準備

Cisco 7600 シリーズ ルータは SIP および SSC の活性挿抜をサポートします。活性挿抜を実行するには、SIP の電源を切断し(装着されたすべての SPA が自動的に非アクティブになります)、SPA を装着したまま SIP を取り外します。

no power enable module コマンドを使用して SIP を適切に非アクティブにすることを推奨しますが、最初に非アクティブにしなくても、Cisco 7600 シリーズ ルータから SIP を取り外すことは可能です。SIP を取り外す場合に、まず SIP を非アクティブにするには、 no power enable module グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。このコマンドを使用して SIP を非アクティブにすると、SIP に装着された各 SPA も自動的に非アクティブになります。したがって、SIP を非アクティブにする前に SPA をそれぞれ非アクティブにする必要はありません。

通常動作時は、SIP の各サブスロットにブランク フィラー プレート、または SPA を装着する必要があります。

SIP を物理的に取り外す場合の推奨手順については、『 Cisco 7600 Series Router SIP, SSC, and SPA Hardware Installation Guide 』を参照してください。

SIP または SSC の非アクティブ化

SIP を取り外す前に、SIP または SSC、および搭載された SPA を非アクティブにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config)# no power enable module slot

搭載されたインターフェイスをすべてシャットダウンし、指定されたスロット内の SIP を非アクティブにします。

slot -- SIP が装着されたシャーシ スロット番号を指定します。

シャーシ スロット番号の詳細については、このマニュアルの「SIP、SSC、および SPA のスロットおよびサブスロットの識別」を参照してください。

SIP または SSC の再アクティブ化

SIP または SSC を非アクティブにした場合は、活性挿抜を実行したかどうかに関係なく、 power enable module グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して SIP を再びアクティブにする必要があります。

SIP に搭載された SPA を非アクティブにするコマンドを発行しないで、 no power enable module コマンドを使用して SIP を非アクティブにした場合は、SIP の活性挿抜後に SPA を再アクティブ化する必要はありません。ルータ内の SIP を再アクティブ化すると、搭載された SPA も自動的に再アクティブ化されます。

たとえば、ルータから SIP を取り外して、別の SIP を取り付ける場合を考えます。新しい SIP には同じ SPA を再び取り付けます。ルータ上で power enable module コマンドを入力すると、SPA は新しい SIP を自動的に再アクティブ化します。

SIP を非アクティブにしたあとに SIP および装着された SPA をアクティブにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config)# power enable module slot

指定されたスロット内の SIP および搭載された SPA をアクティブにします。

slot -- SIP が装着されたシャーシ スロット番号を指定します。

シャーシ スロット番号の詳細については、このマニュアルの「SIP、SSC、および SPA のスロットおよびサブスロットの識別」を参照してください。

SIP または SSC の非アクティブ化およびアクティブ化の確認

SIP または SSC が非アクティブになったかどうかを確認するには、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで show module コマンドを入力します。確認する SIP に対応した [Status] フィールドを調べます。

次に、スロット 13 に装着された Cisco 7600 SIP-400 を非アクティブにする例を示します。非アクティブ化は、「PwrDown」 ステータスで示されます。

Router# show module 13
Mod Ports Card Type Model Serial No.
--- ----- -------------------------------------- ------------------ -----------
 
13 0 4-subslot SPA Interface Processor-400 7600-SIP-400 JAB0851042X
 
Mod MAC addresses Hw Fw Sw Status
--- ---------------------------------- ------ ------------ ------------ -------
13 00e0.aabb.cc00 to 00e0.aabb.cc3f 0.525 12.2(PP_SPL_ 12.2(PP_SPL_ Ok
 
Mod Online Diag Status
--- -------------------
13 PwrDown
 

SIP がアクティブ化されていて、適切に動作しているかどうかを確認するには、 show module コマンドを入力して、次の例のように、[Status] フィールドが [Ok] であるか調べます。

Router# show module 2
Mod Ports Card Type Model Serial No.
--- ----- -------------------------------------- ------------------ -----------
2 0 4-subslot SPA Interface Processor-200 7600-SIP-200 JAB074905S1
 
Mod MAC addresses Hw Fw Sw Status
--- ---------------------------------- ------ ------------ ------------ -------
2 0000.0000.0000 to 0000.0000.003f 0.232 12.2(2004082 12.2(2004082 Ok
 
Mod Online Diag Status
--- -------------------
2 Pass

SPA の活性挿抜の準備

Cisco 7600 シリーズ ルータでは、SIP または SSC の取り外しと別に、SPA の活性挿抜を実行できます。つまり、SIP のいずれかのサブスロットから片方の SPA を取り外しても、別のアクティブな SPA のある SIP はルータに搭載したままで、もう 1 つの SPA をアクティブにしておくことができます。すぐに代わりの SPA を SIP に取り付ける予定がない場合は、該当するサブスロットにブランク フィラー プレートを必ず取り付けてください。SIP のすべてのサブスロットには、動作中の SPA またはブランク フィラー プレートのどちらかを常に取り付けておく必要があります。

SIP または SPA を取り外してから、同じタイプのものを取り付けた場合、インターフェイス設定は維持(回復)されます。ただし、Cisco 7600 SIP-200 を Cisco 7600 SIP-400 に交換した場合、またはその逆の場合には当てはまりません。

SPA を装着したまま SIP を取り外す場合は、ここに記載された手順に従う必要はありません。SIP を取り外す場合は、「SIP または SSC の活性挿抜の準備」を参照してください。

SPA の非アクティブ化

hw-module subslot shutdown コマンドを使用して SPA を適切に非アクティブにすることを推奨しますが、Cisco 7600 シリーズ ルータでは最初に SPA を非アクティブにしなくても取り外すことは可能です。SPA を非アクティブにする前に、SIP がスロットにしっかりと固定されていることを確認してから、SPA 自体を引き抜いてください。


) SPA の活性挿抜の準備を行っている場合は、SPA を非アクティブにする前に、各インターフェイスを個別にシャットダウンする必要はありません。hw-module subslot shutdown コマンドを使用すると、インターフェイスのトラフィックは自動的に停止し、SPA とともにインターフェイスが非アクティブになって、活性挿抜を実行できるようになります。同様に、SPA または SIP の活性挿抜後に、SPA のインターフェイスを個別に再起動する必要はありません。


SPA を取り外す前に SPA およびそのインターフェイスをすべて非アクティブにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config)# hw-module subslot slot/subslot shutdown [ powered | unpowered ]

SIP の指定のスロットおよびサブスロットに装着された SPA を非アクティブにします。

slot -- SIP が装着されたシャーシ スロット番号を指定します。

subslot -- SPA が装着された SIP のサブスロット番号を指定します。

powered -- (任意)SPA およびすべてのインターフェイスをシャットダウンし、電源をオンにしたまま管理上のダウン状態にします。これは、デフォルトのステートです。

unpowered -- (任意)SPA およびすべてのインターフェイスをシャットダウンし、電源を切断して、管理上のダウン状態にします。

シャーシ スロットおよび SIP サブスロットの番号の詳細については、このマニュアルの「SIP、SSC、および SPA のスロットおよびサブスロットの識別」を参照してください。

SPA の再アクティブ化


) 取り外す前に SPA を非アクティブにしなかった場合は、SIP または SPA の活性挿抜後に SPA を再アクティブ化する必要はありません。ルータが稼働している場合に、SIP に SPA を搭載するか、またはルータに SIP を搭載すると、SPA が自動的に起動します。


hw-module subslot shutdown グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して SPA を非アクティブにしたあと、活性挿抜を実行しないで再アクティブにする必要がある場合は、
no hw-module subslot shutdown グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、SPA およびインターフェイスを再アクティブにする必要があります。

SPA を非アクティブにしたあとに SPA およびインターフェイスをアクティブにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config)# no hw-module subslot slot/subslot shutdown

SIP の指定のスロットおよびサブスロットに装着された SPA およびインターフェイスをアクティブにします。

slot -- SIP が装着されたシャーシ スロット番号を指定します。

subslot -- SPA が装着された SIP のサブスロット番号を指定します。

SPA の非アクティブ化およびアクティブ化の確認

SPA を非アクティブにすると、対応するインターフェイスも非アクティブになります。そのため、これらのインターフェイスは show interface コマンドの出力に表示されなくなります。

SPA が非アクティブになったかどうかを確認するには、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで show hw-module subslot all oir コマンドを入力します。確認する SPA に対応した [Operational Status] フィールドを調べます。

次の例では、ルータのスロット 2 に装着された SIP のサブスロット 1 内の SPA は、 hw-module subslot shutdown コマンドによって管理上のダウン状態になります。

Router# show hw-module subslot all oir
Module Model Operational Status
-------------- ------------------ -------------------------
subslot 2/0 SPA-4XOC3-POS ok
subslot 2/1 SPA-4XOC3-ATM admin down
 

SPA がアクティブ化されていて、適切に動作しているかどうかを確認するには、 show hw-module subslot all oir コマンドを入力して、次の例のように、[Operational Status] フィールドが [ok] であるかどうかを調べます。

Router# show hw-module subslot all oir
Module Model Operational Status
-------------- ------------------ -------------------------
subslot 2/0 SPA-4XOC3-POS ok
subslot 2/1 SPA-4XOC3-ATM ok
 

非アクティブ化およびアクティブ化の設定例

ここでは、SIP および SPA を非アクティブおよびアクティブにする例を示します。

「SIP の非アクティブ化の設定例」

「SIP のアクティブ化の設定例」

「SPA の非アクティブ化の設定例」

「SPA のアクティブ化の設定例」

SIP の非アクティブ化の設定例

SIP の活性挿抜を実行する場合は、SIP を非アクティブにします。次に、ルータのスロット 5 に搭載された SIP、対応する SPA、およびすべてのインターフェイスを非アクティブにする例を示します。対応するコンソール メッセージも示します。

Router# configure terminal
Router(config)# no power enable module 5
1w4d: %OIR-6-REMCARD: Card removed from slot 5, interfaces disabled
1w4d: %C6KPWR-SP-4-DISABLED: power to module in slot 5 set off (admin request)

SIP のアクティブ化の設定例

SIP が非アクティブになっている場合は、アクティブにします。SPA を非アクティブにしなかった場合は、SIP を再アクティブにすると SPA も自動的に再アクティブになります。

次の例では、ルータのスロット 5 に取り付けられている SIP、その SPA、およびそのすべてのインターフェイスをアクティブにしています( hw-module subslot shutdown コマンドで SPA を非アクティブにしていないことを前提にしています)。

Router# configure terminal
Router(config)# power enable module 5
 

アクティブ化により表示される当該のコンソール メッセージは割愛します。 power enable module コマンドを再入力すると、モジュールがすでにイネーブルになっていることを示すメッセージが表示されます。

Router(config)# power enable module 5
% module is already enabled

SPA の非アクティブ化の設定例

SPA の活性挿抜を実行する場合は、SPA を非アクティブにします。次に、ルータのスロット 2 に装着された SIP のサブスロット内の SPA(およびインターフェイス)を非アクティブにして、SPA の電源を切断する例を示します。対応するコンソール メッセージが表示されないことに注意してください。

Router#configure terminal
Router(config)# hw-module subslot 2/0 shutdown unpowered

SPA のアクティブ化の設定例

SPA が非アクティブになっている場合は、アクティブにします。SIP の活性挿抜中に SPA およびインターフェイスを非アクティブにしなかった場合は、SIP を再アクティブにすると、SPA も自動的に再アクティブになります。

次の例では、ルータのスロット 2 に取り付けられている SPA、およびそのすべてのインターフェイスをアクティブにしています。

Router#configure terminal
Router(config)# no hw-module subslot 2/0 shutdown
Router#