Cisco 7600 シリーズ ルータ SIP、SSC、および SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
非同期転送モード(ATM)共有ポート アダプタ (SPA)の設定
非同期転送モード(ATM)共有ポート アダプタ(SPA)の設定
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2012/01/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 12MB) | フィードバック

目次

非同期転送モード(ATM)共有ポート アダプタ(SPA)の設定

設定作業

必要な設定作業

のインターフェイス アドレスの指定

インターフェイスの最大伝送ユニット(MTU)サイズの変更

インターフェイス MTU の設定時の注意事項

インターフェイス MTU の設定作業

MTU サイズの確認

相手先固定接続(PVC)の作成

PVC の設定の確認

ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の作成

ポイントツーポイント PVC の設定の確認

マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定

マルチポイント PVC の設定の確認

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定時の注意事項

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定作業

RFC 1483 ブリッジングの設定の確認

レイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定時の注意事項

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定作業

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定の確認

ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定

ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定時の注意事項

ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定作業

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定の確認

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定時の注意事項

RBE 設定制限により 1 つだけサポートされるリモート MAC アドレス

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定作業

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定の確認

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation(BRE)の設定

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定時の注意事項

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定作業

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定の確認

MPLS over RBE の設定

MPLS over RBE の設定の確認

PVC 対応集約重み付けランダム早期検出(WRED)の設定

集約 WRED の設定時の注意事項

IP precedence に基づく集約 WRED の設定

優先順位に基づく集約 WRED の設定確認

DSCP に基づく集約 WRED の設定

DSCP に基づく集約 WRED の設定確認

相手先選択接続の作成および設定

SVC の設定の確認

PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定

トラフィック パラメータの設定の確認

仮想回線クラスの設定

仮想回線クラスの設定の確認

仮想回線バンドルの設定

仮想回線バンドルの設定時の注意事項

仮想回線バンドルの設定作業

仮想回線バンドルの設定の確認

マルチ VLAN から VC のサポートの設定

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving(LFI)の設定

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定時の注意事項

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定作業

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定の確認

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定時の注意事項

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定作業

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定の確認

自動保護スイッチング(APS)の設定

自動保護スイッチングの設定時の注意事項

自動保護スイッチングの設定作業

自動保護スイッチング設定の確認

Synchronous Optical Network(SONET)および 同期デジタル階層(SDH)フレーミングの設定

SONET および SDH フレーミングの設定の確認

送信専用モードの設定

送信専用モードの設定時の注意事項

送信専用モードの設定作業

Any Transport over MPLS(AToM)セル リレー仮想パス(VP)モードの設定

VP モードの設定時の注意事項

VP モードの設定例

ATM セル リレー VP モードの確認

AToM セル リレー ポート モードの設定

ポート モードの設定時の注意事項

ポート モードの設定例

ATM セル リレー ポート モードの確認

ATM SPA での QoS 機能の設定

ATM SPA QoS の設定時の注意事項

フェーズ 2 ローカル スイッチング冗長性

注意事項

設定

設定例

確認

設定の保存

SPA のインターフェイスのシャットダウンおよび再起動

ATM 共有ポート アダプタのシャットダウン

インターフェイスの設定の確認

ポート単位のインターフェイス ステータスの確認

ポート単位のインターフェイス統計情報のモニタ

設定例

基本的なインターフェイス設定例

MTU の設定例

相手先固定接続の設定例

ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例

マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例

ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定例

ATM Routed Bridge Encapsulation(RBE)の設定例

優先順位に基づく集約 WRED の設定例

DSCP に基づく集約 WRED の設定例

相手先選択接続の設定例

PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定例

仮想回線クラスの設定例

仮想回線バンドルの設定例

仮想テンプレートを使用した Link Fragmentation and Interleaving の設定例

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定例

自動保護スイッチングの設定例

SONET および SDH フレーミングの設定例

Cisco 7600、Catalyst 5500、および Catalyst 6500 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例

ATM の設定例

イーサネットの設定例

Cisco 7600 および Cisco 7200 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例

Cisco 7600 の基本的なバックツーバックの設定例

バックツーバック トポロジの Catalyst 5500 スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータの設定例

Cisco 7600 および Cisco 7200 の基本的なバックツーバック トポロジの設定例

非同期転送モード(ATM)共有ポート アダプタ(SPA)の設定

この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載された Asynchronous Transfer Mode(ATM; 非同期転送モード)Shared Port Adapter(SPA; 共有ポート アダプタ)の設定方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。

「設定作業」

「インターフェイスの設定の確認」

「設定例」

システム イメージおよびコンフィギュレーション ファイルの管理については、ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースに対応する『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。

この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、『 Cisco IOS Software Releases 12.2SR Command Reference 』および『 Cisco IOS Software Releases 12.2SX Command References 』を参照してください。また、関連する CiscoIOS Release12.2 ソフトウェア コマンド リファレンスおよびマスター インデックスも参照してください。詳細については、「関連資料」を参照してください。

設定作業

ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載した ATM SPA の最も一般的な設定について説明します。次の設定手順が含まれます。

「必要な設定作業」

「SPA のインターフェイス アドレスの指定」

「インターフェイスの最大伝送ユニット(MTU)サイズの変更」

「相手先固定接続(PVC)の作成」

「ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の作成」

「マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定」

「PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定」

「レイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定」

「IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定」

「ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定」

「ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定」

「RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation(BRE)の設定」

「MPLS over RBE の設定」

「PVC 対応集約重み付けランダム早期検出(WRED)の設定」

「相手先選択接続の作成および設定」

「PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定」

「仮想回線クラスの設定」

「仮想回線バンドルの設定」

「マルチ VLAN から VC のサポートの設定」

「仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving(LFI)の設定」

「distributed Compressed Real-Time Protocol の設定」

「自動保護スイッチング(APS)の設定」

「Synchronous Optical Network(SONET)および 同期デジタル階層(SDH)フレーミングの設定」

「送信専用モードの設定」

「Any Transport over MPLS(AToM)セル リレー仮想パス(VP)モードの設定」

「ATM SPA での QoS 機能の設定」

「設定の保存」

「SPA のインターフェイスのシャットダウンおよび再起動」

「ATM 共有ポート アダプタのシャットダウン」

必要な設定作業

ATM SPA インターフェイスを設定するには、まず IP アドレスを設定する必要があります。必須の設定コマンドの中にはデフォルト値を提供するものがあり、これらのデフォルト値はネットワークに適している場合と、適さない場合があります。そのデフォルト値がネットワークに適している場合は、そのコマンドを設定する必要はありません。各インターフェイスの基本的な設定を行うには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# ip address address mask [ secondary ]

(一部の設定では任意)指定された IP アドレスおよびサブネット マスクをインターフェイスに割り当てます。さらにセカンダリ IP アドレスをポートに割り当てるには、オプションの secondary キーワードを指定してこのコマンドを繰り返します。

ステップ 3

Router(config-if)# description string

(任意)最大 80 文字の任意のストリングをインターフェイスに割り当てます。このストリングはインターフェイスの目的や所有者、またはモニタやトラブルシューティングに役立つその他の情報を識別できます。

ステップ 4

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

(注) 設定する ATM SPA のポートごとに、ステップ 1ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SPA のインターフェイス アドレスの指定

SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)には 2 つの ATM SPA を搭載できます。SPA インターフェイス ポートの番号は、左から右に向かって 0 から順に付けられます。単一ポートの SPA では、ポート番号 0 のみを使用します。SPA インターフェイスを設定またはモニタするには、CLI(コマンドライン インターフェイス)で SIP、SPA、およびインターフェイスの物理位置を指定する必要があります。インターフェイス アドレス フォーマットは、 slot / subslot / port です。

slot - Cisco 7600 シリーズ ルータが装着された SIP のシャーシ スロット番号を指定します。

subslot - SIP が装着された SPA のセカンダリ スロットを指定します。

port - SPA の各インターフェイス ポートの番号を指定します。

次に、シャーシ スロット 3 に SIP(0)が搭載されていて、その最初のサブスロットに SPA が搭載されている場合、この SPA の最初のインターフェイス(0)を指定する例を示します。

Router(config)# interface serial 3/0/0
 

このコマンドは代表的な例としてシリアル SPA を表示していますが、その他の SPA(ATM や POS など)およびその他の非チャネライズド SPA でも、これと同じ slot / subslot / port を同様に使用します。

スロットおよびサブスロットの識別方法については、「SIP、SSC、および SPA のスロットおよびサブスロットの識別」を参照してください。

インターフェイスの最大伝送ユニット(MTU)サイズの変更

ATM SPA では、ネットワークで使用される値に合わせて、Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)値をデフォルト値から設定し直す必要があります。

インターフェイス MTU の設定時の注意事項

ATM SPA にインターフェイス MTU サイズを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

Cisco IOS ソフトウェアは、プロトコル スタックのレベルに応じて、さまざまなタイプの設定可能な MTU オプションをサポートします。パケットの不要なフラグメンテーションを回避するために、すべての MTU 値に一貫性を持たせる必要があります。これらの MTU 値は以下のとおりです。

インターフェイス MTU:インターフェイス単位で設定され、ネットワークで受信されたトラフィックに許容される最大パケット サイズ(バイト単位)を定義します。ATM SPA はネットワークからの着信トラフィックを調べて、この最大値よりも大きなパケットをドロップします。レイヤ 2 インターフェイスのタイプごとに、異なる MTU 値がサポートされているため、特定のネットワーク トポロジで許可されている最大パケット サイズに対応する値を選択してください。

IP MTU:インターフェイス単位またはサブインターフェイス単位で設定され、分割しなくても IP ネットワークで許容される最大 IP パケット サイズ(バイト単位)を決定します。IP パケットがこの IP MTU 値よりも大きい場合、ATM SPA はこの IP パケットをより小さな IP パケットに分割してから、ネクスト ホップに転送します。

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)MTU:インターフェイス単位またはサブインターフェイス単位で設定され、MPLS ラベルまたはタグ ヘッダーが付加されたパケットの MTU 値を定義します。MPLS ラベルを含む IP パケットがこの MPLS MTU 値よりも大きい場合、ATM SPA はこの IP パケットをより小さな IP パケットに分割します。MPLS ラベルを含む非 IP パケットがこの MPLS MTU 値よりも大きい場合、ATM SPA はこの非 IP パケットをドロップします。

適切な MPLS 処理を実行するには、特定の物理メディア上のすべてのデバイスに同じ MPLS MTU 値を設定する必要があります。既存パケットに MPLS ラベルが追加されて、パケット サイズが増大するため、適切な MTU 値を選択し、MPLS ラベルが付加されたパケットの不要な分割を回避するようにしてください。

IP MTU または MPLS MTU 値がインターフェイス MTU と同じサイズである場合は、インターフェイス MTU サイズを変更すると、IP MTU 値または MPLS MTU 値も自動的に新しい値に設定されます。IP MTU 値または MPLS MTU 値がインターフェイス MTU と同じサイズに設定されていない場合は、インターフェイス MTU 値を変更しても IP MTU 値または MPLS MTU 値に影響はありません。

カプセル化方式および MPLS MTU ラベル数に応じて、パケットに余分なオーバーヘッドが追加されます。たとえば、Subnetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)カプセル化では 8 バイト ヘッダー、IEEE 802.1Q カプセル化では 2 バイト ヘッダーが追加されます。また、MPLS ラベルごとに 4 バイト ヘッダーが追加されます。MTU 値を選択する場合は、ネットワークで使用される最大のカプセル化方式、および最大ラベル数を検討してください。


ヒント ローカル ATM SPA インターフェイスの MTU 値は、ATM ネットワークおよびリモート ATM インターフェイスで使用中の MTU 値と一致させる必要があります。ATM SPA の MTU 値を変更してもローカル インターフェイスはリセットされませんが、その他のプラットフォームおよび ATM SPA ではリンクがリセットされます。これにより、一時的にサービスが中断することがあります。したがって、インターフェイスが使用中の場合は、MTU 値を変更しないことを推奨します。



) ATM SPA のインターフェイス MTU 値は、show interfaces atm コマンドで「ジャイアント」として記録されるパケットも決定します。インターフェイスは、インターフェイス MTU サイズよりも 24 バイト以上大きなパケットを、ジャイアント パケットと見なします。たとえば、1,500 バイトの MTU サイズを使用している場合は、インターフェイスが 1,524 バイトよりも大きなパケットを受信すると、ジャイアント カウンタが増加します。


インターフェイス MTU の設定作業

ATM SPA インターフェイスの MTU 値を変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# mtu bytes

(任意)インターフェイスの MTU サイズを設定します。 bytes の有効範囲は 64 ~ 9,216 バイト、デフォルトは 4,470 バイトです。一般に、特定のアプリケーションで要求されていないかぎり、MTU 値は変更しないでください。

(注) IP MTU または MPLS MTU 値がインターフェイス MTU と同じサイズである場合は、インターフェイス MTU サイズを変更すると、IP MTU または MPLS MTU 値も自動的に同じ値に設定されます。

ステップ 3

Router(config-if)# ip mtu bytes

(任意)現在のインターフェイスに IP パケットの MTU 値(バイト単位)を設定します。ATM SPA の有効範囲は 64 ~ 9,288 です。デフォルト値はステップ 2 で設定した MTU 値と同じです。

ステップ 4

Router(config-if)# mpls mtu bytes

(任意)現在のインターフェイスに、MPLS ラベルが付加されたパケットの MTU 値(バイト単位)を設定します。ATM SPA の有効範囲は 64 ~ 9,216 バイトです。デフォルト値はステップ 2 で設定した MTU 値と同じです。

(注) 設定する ATM SPA のインターフェイス ポートごとに、ステップ 1ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

MTU サイズの確認

インターフェイスの MTU サイズを確認するには、次の例のように show interface コマンド、 show ip interface コマンド、および show mpls interface コマンドを使用します。

Router# show interface atm 4/1/0
 
ATM4/1/0 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4XOC3-ATM, address is 000d.2959.d5ca (bia 000d.2959.d5ca)
MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 149760 Kbit, DLY 80 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ATM, loopback not set
Encapsulation(s): AAL5
4095 maximum active VCs, 0 current VCCs
VC idle disconnect time: 300 seconds
0 carrier transitions
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/0 (size/max)
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
 
Router# show ip interface atm 4/1/0
 
ATM4/1/0 is up, line protocol is up
Internet address is 200.1.0.2/24
Broadcast address is 255.255.255.255
Address determined by non-volatile memory
MTU is 4470 bytes
Helper address is not set
Directed broadcast forwarding is disabled
Multicast reserved groups joined: 224.0.0.9
Outgoing access list is not set
Inbound access list is not set
Proxy ARP is enabled
Security level is default
Split horizon is enabled
ICMP redirects are always sent
ICMP unreachables are always sent
ICMP mask replies are never sent
IP fast switching is enabled
IP fast switching on the same interface is disabled
IP Flow switching is disabled
IP Feature Fast switching turbo vector
IP Null turbo vector
VPN Routing/Forwarding "vpn2600-2"
IP multicast fast switching is enabled
IP multicast distributed fast switching is disabled
IP route-cache flags are Fast, CEF
Router Discovery is disabled
IP output packet accounting is disabled
IP access violation accounting is disabled
TCP/IP header compression is disabled
RTP/IP header compression is disabled
Probe proxy name replies are disabled
Policy routing is disabled
Network address translation is disabled
WCCP Redirect outbound is disabled
WCCP Redirect exclude is disabled
BGP Policy Mapping is disabled
 
Router# show mpls interface atm 4/1/0 detail
 
Interface ATM3/0:
IP labeling enabled (ldp)
LSP Tunnel labeling not enabled
MPLS operational
MPLS turbo vector
MTU = 4470
ATM labels: Label VPI = 1
Label VCI range = 33 - 65535
Control VC = 0/32
 

設定された MTU 値を使用してインターフェイスから送信されるデータグラムの最大サイズを表示するには、 show atm interface atm コマンドを使用します。

Router# show atm interface atm 4/1/0
Interface ATM4/1/0:
AAL enabled: AAL5, Maximum VCs: 4096, Current VCCs: 2
Maximum Transmit Channels: 0
Max. Datagram Size: 4528
PLIM Type: SONET - 155000Kbps, TX clocking: LINE
Cell-payload scrambling: ON
sts-stream scrambling: ON
8359 input, 8495 output, 0 IN fast, 0 OUT fast, 0 out drop
Avail bw = 155000
Config. is ACTIVE

相手先固定接続(PVC)の作成

Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)を使用するには、ルータと ATM スイッチの両方に PVC を設定します。いずれかの構成から回線を取り外すまで、PVC はアクティブのままです。ATM インターフェイスに PVC を作成して、インターフェイス ATM Virtual Circuit(VC; 仮想回線)コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

または

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイスまたはサブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# ip address address mask

インターフェイスまたはサブインターフェイスに指定の IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

ステップ 3

Router(config-if)# atm tx-latency milliseconds

(任意)現在の ATM SPA インターフェイスの VC にデフォルト送信遅延を設定します。 milliseconds の有効範囲は 1 ~ 200、デフォルトは 100 ミリ秒です。

ステップ 4

Router(config-if)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

Virtual Path Identifier(VPI; 仮想パス識別子)/Virtual Channel Identifier(VCI; 仮想チャネル識別子)番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、Integrated Local Management Interface(ILMI; 統合ローカル管理インターフェイス)PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI プロトコル トラフィック(デフォルト)だけを伝送するように VC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL プロトコル トラフィックだけを伝送するように VC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# protocol protocol { protocol-address | inarp } [[ no ] broadcast ]

特定のプロトコルに対応するように PVC を設定し、特定の protocol-address にマッピングします。

protocol :通常は、 ip または ppp のいずれかに設定します。ただし、その他の値を指定することもできます。

protocol-address :現在の PVC の Destination Address(DA; 宛先アドレス)または仮想インターフェイス テンプレート( protocol に応じて)。

inarp :PVC がアドレス判別に Inverse ARP を使用するように指定します。

no ] broadcast :(任意)ブロードキャスト パケットに現在のマッピングを使用する(使用しない)ように指定します。

ステップ 6

Router(config-if-atm-vc)# inarp minutes

(任意)Inverse ARP を使用する場合は、PVC がアドレス マッピングを確認するために Inverse ARP 要求を送信する頻度を設定します。有効範囲は 1 ~ 60 分、デフォルトは 15 分です。

ステップ 7

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM Adaptation Layer(AAL; ATM アダプテーション レイヤ)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

ステップ 8

Router(config-if-atm-vc)# tx-limit buffers

(任意)現在の VC の送信バッファ数を指定します。有効範囲は 1 ~ 57,343 です。デフォルト値は現在の VC 回線レート、および atm tx-latency コマンド で設定された遅延値に基づいて決まります。

(注) 現在のインターフェイスに設定する PVC ごとに、ステップ 4ステップ 8 を繰り返します。

ステップ 9

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

PVC の設定の確認

特定の PVC の設定を確認するには、 show atm pvc コマンドを使用します。

Router# show atm pvc 1/100
 
ATM3/0/0: VCD: 1, VPI: 1, VCI: 100
UBR, PeakRate: 149760
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s)
OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5
OAM Loopback status: OAM Disabled
OAM VC status: Not Managed
ILMI VC status: Not Managed
InARP frequency: 15 minutes(s)
Transmit priority 6
InPkts: 94964567, OutPkts: 95069747, InBytes: 833119350, OutBytes: 838799016
InPRoc: 1, OutPRoc: 1, Broadcasts: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 94964566, OutAS: 95069746
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
F5 InEndloop: 0, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0
F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0
OAM cells sent: 0
F5 OutEndloop: 0, F5 OutSegloop: 0, F5 OutRDI: 0
F4 OutEndloop: 0, F4 OutSegloop: 0, F4 OutRDI: 0
OAM cell drops: 0
Status: UP
 
VC 1/100 doesn't exist on 7 of 8 ATM interface(s)

ヒント 特定のインターフェイスのすべての PVC の設定および現在のステータスを確認する場合は、show atm vc interface atm コマンドも使用できます。


ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の作成

各ルータ ペアに独自のサブネットを設定するには、ポイントツーポイント サブインターフェイスを使用します。ポイントツーポイント サブインターフェイスに PVC を作成すると、ルータはその PVC がサブインターフェイスに設定された唯一のポイントツーポイント PVC であると想定し、同じサブネット内の宛先 IP アドレスを持つすべての IP パケットをこの VC に転送します。ポイントツーポイント PVC を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-subif)# ip address address mask

現在のサブインターフェイスに、指定された IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

ステップ 3

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# protocol protocol protocol-address [[ no ] broadcast ]

特定のプロトコルに対応するように PVC を設定し、特定の protocol-address にマッピングします。

protocol :ポイントツーポイント サブインターフェイスの場合は、通常、 ppp に設定します。ただし、その他の値を指定することもできます。

protocol-address :現在の PVC の宛先アドレスまたは仮想テンプレート インターフェイス(指定された protocol に応じて)。

no ] broadcast :(任意)ブロードキャスト パケットに現在のマッピングを使用する(使用しない)ように指定します。

protocol コマンドには inarp オプションもありますが、このオプションは、手動で設定されたアドレスを使用するポイントツーポイント PVC では無効です。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

(注) 現在の ATM SPA に設定するポイントツーポイント サブインターフェイスごとに、ステップ 1ステップ 5 を繰り返します。

ステップ 6

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ポイントツーポイント PVC の設定の確認

特定の PVC の設定を確認するには、 show atm pvc コマンドを使用します。

Router# show atm pvc 3/12
 
ATM3/1/0.12: VCD: 3, VPI: 3, VCI: 12
UBR, PeakRate: 149760
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s)
OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5
OAM Loopback status: OAM Disabled
OAM VC status: Not Managed
ILMI VC status: Not Managed
InARP frequency: 15 minutes(s)
Transmit priority 6
InPkts: 3949645, OutPkts: 3950697, InBytes: 28331193, OutBytes: 28387990
InPRoc: 1, OutPRoc: 1, Broadcasts: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 3949645, OutAS: 3950697
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
F5 InEndloop: 0, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0
F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0
OAM cells sent: 0
F5 OutEndloop: 0, F5 OutSegloop: 0, F5 OutRDI: 0
F4 OutEndloop: 0, F4 OutSegloop: 0, F4 OutRDI: 0
OAM cell drops: 0
Status: UP

ヒント 特定のインターフェイスのすべての PVC の設定および現在のステータスを確認する場合は、show atm vc interface atm コマンドも使用できます。


マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定

マルチポイント サブインターフェイスを作成すると、すべてのマルチキャスト要求に対するブロードキャスト PVC として使用可能なポイントツーマルチポイント PVC を作成できます。マルチポイント サブインターフェイスに PVC を作成するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface multipoint

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーマルチポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-subif)# ip address address mask

現在のサブインターフェイスに、指定された IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

ステップ 3

Router(config-subif)# no ip directed-broadcast

(任意)Denial of Service(DoS)攻撃に使用されることがある IP 指定ブロードキャストの転送をディセーブルにします。

ステップ 4

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# protocol protocol { protocol-address | inarp } broadcast

特定のプロトコルに対応するように PVC を設定し、特定の protocol-address にマッピングします。

protocol :マルチポイント サブインターフェイスの場合は、通常、 ip に設定します。ただし、その他の値を指定することもできます。

protocol-address :現在の PVC の宛先アドレスまたは仮想テンプレート インターフェイス( protocol に応じて)。

inarp :PVC がアドレス判別に Inverse ARP を使用するように指定します。

broadcast :マルチキャスト パケットに現在のマッピングを使用するように指定します。

ステップ 6

Router(config-if-atm-vc)# inarp minutes

(任意)Inverse ARP を使用する場合は、PVC がアドレス マッピングを確認するために Inverse ARP 要求を送信する頻度を設定します。有効範囲は 1 ~ 60 分、デフォルトは 15 分です。

ステップ 7

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

(注) 現在の ATM SPA に設定するマルチポイント サブインターフェイスごとに、ステップ 1ステップ 7 を繰り返します。

ステップ 8

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

マルチポイント PVC の設定の確認

特定の PVC の設定を確認するには、 show atm pvc コマンドを使用します。

Router# show atm pvc 1/120
 
ATM3/1/0.120: VCD: 1, VPI: 1, VCI: 120
UBR, PeakRate: 149760
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s)
OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5
OAM Loopback status: OAM Disabled
OAM VC status: Not Managed
ILMI VC status: Not Managed
InARP frequency: 15 minutes(s)
Transmit priority 6
InPkts: 1394964, OutPkts: 1395069, InBytes: 1833119, OutBytes: 1838799
InPRoc: 1, OutPRoc: 1, Broadcasts: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 94964, OutAS: 95062
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
F5 InEndloop: 0, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0
F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0
OAM cells sent: 0
F5 OutEndloop: 0, F5 OutSegloop: 0, F5 OutRDI: 0
F4 OutEndloop: 0, F4 OutSegloop: 0, F4 OutRDI: 0
OAM cell drops: 0
Status: UP

) 特定のインターフェイスのすべての PVC の設定および現在のステータスを確認する場合は、show atm vc interface atm コマンドも使用できます。


PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定

RFC 1483 Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5』では、ATM インターフェイスからのレイヤ 2 Protocol Data Unit(PDU; プロトコル データ ユニット)のポイントツーポイント ブリッジングの実装が規定されています。図 7-1 に、2 台のルータが各トランク リンクを介して Virtual LAN(VLAN; 仮想 LAN)を受信してから、ATM インターフェイスを介してトラフィックを ATM クラウドに転送する例を示します。

図 7-1 RFC 1483 ブリッジング トポロジの例

 


RFC 1483 は更新されていて、RFC 2684Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5』に置き換えられています。


PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定時の注意事項

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

PVC では AAL5 サブネットワーク アクセス プロトコル(SNAP)カプセル化を使用する必要があります。

Virtual Trunking Protocol(VTP)を使用する場合は、各メイン インターフェイスに、管理 VLAN(VLAN 1 および 1002 ~ 1005)用に設定されたサブインターフェイスが 1 つあることを確認します。Cisco 7600 SIP-200 のブリッジされた VC では、VTP はサポートされません。

Switched Virtual Circuit(SVC; 相手先選択接続)環境では、RFC 1483 ブリッジングはサポートされません。

1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA は RFC 1483 ブリッジングをサポートしません。

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定作業

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

(任意)指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

(注) PVC はサブインターフェイスに作成するのが一般的ですが、このステップを省略して、メイン インターフェイスに RFC 1483 ブリッジング対応の PVC を作成することもできます。

ステップ 2

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

ステップ 3

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain vlan-id [ access | dot1q tag | dot1q-tunnel ] [ ignore-bpdu-pid ] | { pvst-tlv CE-vlan } [ increment ] [ split-horizon ]

指定された vlan-id に PVC をバインドします。次のキーワードを任意で指定できます。

dot1q:(任意)ATM クラウド上で VLAN ID および Class of Service(CoS; サービス クラス)情報を保持する IEEE 802.1Q タグを追加します。

dot1q-tunnel :(任意)同じリンクを介した IEEE 802.1Q VLAN のトンネリングをイネーブルにします。「IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定」を参照してください。

ignore-bpdu-pid :(任意)Bridge Protocol Data Unit(BPDU; ブリッジ プロトコル データ ユニット)パケットを無視することにより、データ パケットと BPDU パケットの区別をしない ATM Customer Premises Equipment(CPE; 顧客宅内機器)デバイスとの相互運用を可能にします。このキーワードを指定しなかった場合、IEEE BPDU は RFC 1483 に準拠した 0x00-0E という Protocol Identifier(PID; プロトコル識別子)を使用して送信されます。このキーワードを指定した場合、IEEE BPDU は、RFC 1483 データ用に通常は予約されている、0x00-07 という PID を使用して送信されます。

pvst-tlv pvst-tlv キーワードによって、送信時に Per VLAN Spanning Tree+(PVST+)BPDU が IEEE BPDU に変換されます。同様に、 pvst-tlv キーワードは受信中に IEEE BPDU を PVST+ BPDU に変換します。

split-horizon :(任意) RFC 1483 スプリット ホライズン モードをイネーブルにして、同じ VLAN 内の PVC 間でブリッジングをグローバルに禁止します。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

(注) 設定する ATM SPA のインターフェイスごとに、ステップ 1ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

RFC 1483 ブリッジングの設定の確認

RFC 1483 ブリッジングの設定およびステータスを確認するには、 show interface atm コマンドを使用します。

Router# show interface atm 6/1/0.3
 
ATM6/1/0.3 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4XOC3-ATM
Internet address is 10.10.10.13/24
MTU 4470 bytes, BW 149760 Kbit, DLY 80 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ATM
5 packets input, 566 bytes
5 packets output, 566 bytes
1445 OAM cells input, 1446 OAM cells output

レイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定

Layer 2 Protocol Tunneling(L2PT; レイヤ 2 プロトコル トンネリング)トポロジに対して BPDU 変換をイネーブルにするには、次のコマンドラインを使用します。

bridge-domain PE vlan dot1q-tunnel ignore-bpdu-pid pvst-tlv CE vlan

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定

RFC 1483 ブリッジング(「PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定」を参照)には、IEEE 802.1Q トンネリングを追加することもできます。これにより、サービス プロバイダーは各 VLAN を分離し、各カスタマーの VLAN ID を保持したまま、単一 VLAN 上で複数の VLAN を集約できます。このトンネリングにより、カスタマー ネットワークを保護したまま、サービス プロバイダーのトラフィック管理は簡素化されます。

また、IEEE 802.1Q トンネリングはサービス プロバイダーのルータだけに設定するため、カスタマー側ルータに追加設定を行う必要はありません。カスタマー側では、設定が認識されません。


) Cisco 7600 シリーズ ルータにおける IEEE 802.1Q トンネリングの詳細については、次の URL にアクセスして、『Cisco 7600 Series Cisco IOS Software Configuration Guide12.2SX を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7600/ios/12.2SXF/configuration/guide/swcg.html



RFC 1483 は更新されていて、RFC 2684Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5』に置き換えられています。


IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定時の注意事項

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

bridge-domain dot1q ATM VC コンフィギュレーション コマンドを使用して、IEEE 802.1Q トンネリングでの RFC 1483 ブリッジングに対応するようにカスタマー機器を設定する必要があります。詳細情報については、「PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定」を参照してください。

PVC では AAL5 カプセル化を使用する必要があります。

RFC 1483 でブリッジングされた PVC は、ATM SPA で終端する必要があります。このブリッジ接続を介してエッジに転送されるトラフィックは、イーサネット ポートを経由する必要があります。

Virtual Trunking Protocol(VTP)を設定する場合は、各メイン インターフェイスに、管理 VLAN(VLAN 1 および 1002 ~ 1005)用に設定されたサブインターフェイスが 1 つ必要です。

相手先選択接続(SVC)環境では、RFC 1483 ブリッジングはサポートされません。

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定作業

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

(任意)指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

(注) PVC はサブインターフェイスに作成するのが一般的ですが、このステップを省略して、メイン インターフェイスに RFC 1483 ブリッジング対応の PVC を作成することもできます。

ステップ 2

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 3

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain vlan-id dot1q-tunnel

指定された vlan-id に PVC をバインドし、PVC で IEEE 802.1Q トンネリングを使用できるようにします。これにより、ATM クラウド上で VLAN ID 情報が保持されます。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

(注) 設定する ATM SPA のインターフェイスごとに、ステップ 1ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定の確認

ATM SPA の IEEE 802.1Q トンネリングを確認するには、 show 12-protocol-tunnel コマンドを使用します。

Router# show l2protocol-tunnel
 
CoS for Encapsulated Packets: 5
 
Port Protocol Shutdown Drop Encapsulation Decapsulation Drop
Threshold Threshold Counter Counter Counter
------- -------- --------- --------- ------------- ------------- -------------
Gi4/2 cdp ---- ---- 0 0 0
stp ---- ---- 0 0 0
vtp ---- ---- 0 0 0
ATM6/2/1 cdp ---- ---- n/a n/a n/a
stp ---- ---- n/a n/a n/a
vtp ---- ---- n/a n/a n/a

) IEEE 802.1Q トンネリングがイネーブルな場合は、show l2protocol-tunnel コマンド出力のカウンタを ATM インターフェイスに適用できません。


IEEE 802.1Q トンネルが設定されたインターフェイスを表示するには、次のコマンドを使用します。

Router# show dot1q-tunnel
LAN Port(s)
-----------
Gi4/2
 
ATM Port(s)
-----------
ATM6/2/1

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定

ATM SPA は ATM RFC 1483 ハーフブリッジングをサポートします。この機能は、Integrated Routing and Bridging(IRB)を使用しないで、スタブブリッジド イーサネット LAN からブリッジド RFC 1483 ATM インターフェイスを介して IP トラフィックをルーティングします。これにより、ATM PVC 上で終端するブリッジド トラフィックを、宛先 IP アドレスに基づいてルーティングできるようになります。

たとえば、図 7-2 に、イーサネット LAN を ATM インターフェイスにブリッジングするデバイスを介してルーテッド ネットワークに接続された、リモート ブリッジド イーサネット ネットワークを示します。

図 7-2 ATM RFC 1483 ハーフブリッジング

 

ハーフブリッジングが設定されている場合、ATM インターフェイスはブリッジド IP パケットを受信し、各パケットの IP 宛先アドレスに従ってルーティングします。同様に、パケットがこの ATM PVC にルーティングされると、ATM PVC はこれらのパケットをブリッジド パケットとしてブリッジ接続上で転送します。

このようにスタブ ネットワーク トポロジを使用すると、Integrated Routing and Bridging(IRB)でのパフォーマンスおよび柔軟性が向上します。また、ブロードキャスト ストームやセキュリティ リスクなどのさまざまな問題を回避できます。

特に、ハーフブリッジングは、標準ブリッジング設定に関連する潜在的なセキュリティ リスクを軽減します。ATM インターフェイスは 1 つのサブネット(単一 IP アドレス程度の規模になることもある)に 1 つの仮想回線(VC)を割り当てるため、ハーフブリッジングを設定すると、より大きなルーテッド ネットワークにアクセス可能な非セキュア ネットワークのサイズが制限されます。これにより、ハーフブリッジングは Digital Subscriber Line(DSL; デジタル加入者線)などのカスタマー アクセス ポイントに最適な設定となります。


RFC 1483 は更新されていて、RFC 2684Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5』に置き換えられています。ただし、混乱を避けるために、このマニュアルでは従来どおり「RFC 1483 ATM ハーフブリッジング」という用語を引き続き使用します。


ATM ハーフブリッジング対応のポイントツーマルチポイント ATM PVC を設定するには、次のセクションに記載された設定作業を行います。


) 次の設定作業は、ハーフブリッジング動作対応のポイントツーマルチポイント PVC を設定する場合に使用します。同様な機能を持つポイントツーポイント PVC を設定するには、「ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定」の設定作業を使用します。


ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定時の注意事項

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

IP トラフィックおよびアクセス リストだけがサポートされます。

ファスト スイッチングおよびプロセス スイッチングだけがサポートされます。

マルチポイント サブインターフェイスに設定された PVC だけがサポートされます。ハーフブリッジング対応の SVC はサポートされません。

ハーフ ブリッジング用に設定できる PVC は、サブインターフェイスごとに最大 1 つです。それ以外の PVC を同じサブインターフェイスに設定するには、これらをハーフブリッジング非対応に設定する必要があります。

同じ PVC をハーフブリッジングとフル ブリッジングの両方に対応するように設定できません。

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定作業

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface multipoint

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-subif)# ip address address mask [ secondary ]

現在のサブインターフェイスに、指定された IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。この IP アドレスは、リモート ブリッジド ネットワーク(イーサネット ネットワーク)と同じサブネット上になければなりません。

ステップ 3

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap bridge

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定し、ハーフブリッジングを使用するように指定します。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定の確認

ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定を確認するには、 show atm vc コマンドを使用します。

Router# show atm vc 20
 
ATM4/0/0.20: VCD: 20, VPI: 1, VCI: 20
UBR, PeakRate: 149760
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s)
InARP frequency: 15 minutes(s), 1483-half-bridged-encap
Transmit priority 6
InPkts: 2411, OutPkts: 2347, InBytes: 2242808, OutBytes: 1215746
InPRoc: 226, OutPRoc: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 2185, OutAS: 2347
InPktDrops: 1, OutPktDrops: 0
InByteDrops: 0, OutByteDrops: 0
CrcErrors: 139, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
OAM cells sent: 0
Status: UP

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定

ATM SPA は ATM Routed Bridge Encapsulation(RBE; ルーテッド ブリッジ エンカプセレーション)をサポートします。RBE は RFC 1483 ATM ハーフブリッジングと機能が似ていますが、ATM ハーフブリッジングはポイントツーマルチポイント PVC に設定され、RBE はポイントツーポイント PVC に設定される点が異なります(「ATM RFC 1483 ハーフブリッジングの設定」を参照)。


) 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA は RBE をサポートしません。


次の設定作業は、RBE ブリッジング対応のポイントツーポイント サブインターフェイスおよび PVC を設定する場合に使用します。


RFC 1483 は更新されていて、RFC 2684Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5』に置き換えられています。


ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定時の注意事項

ATM RBE を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

Cisco 7600 SIP-200 の ATM SPA だけでサポートされます。Cisco 7600 SIP-400 を使用している場合は、RBE はサポートされません。

AAL5SNAP カプセル化だけがサポートされます。

Media Access Controller(MAC; メディア アクセス制御)レイヤ アクセス リストでなく、IP アクセス リストだけがサポートされます。

ファスト スイッチングおよびプロセス スイッチングだけがサポートされます。

distributed Cisco Express Forwarding(dCEF)がサポートされます。

ポイントツーポイント サブインターフェイス上の PVC だけがサポートされます。ハーフブリッジング対応の SVC はサポートされません。

RBE 対応に設定された PVC では、 bridge-domain コマンドを使用できません。RBE PVC はブリッジド パケットの終端ポイントとして機能するためです。

以前のリリースでその他の ATM インターフェイスに関して使用されていた atm bridge-enable コマンドは、ATM SPA インターフェイスではサポートされません。

RBE ブリッジング用に設定されたポイントツーポイント PVC では、Integrated Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルはサポートされません。

RBE 設定制限により 1 つだけサポートされるリモート MAC アドレス

Supervisor Engine 720 または Route Switch Processor 720(RSP720)、および次の SPA を搭載した Cisco 7600 シリーズ ルータでは、RBE が設定された ATM PVC からパケットを送信できる MAC アドレスは 1 つだけです。

Cisco 7600 SIP-200 の ATM SPA

この制約が生じるのは、Cisco 7600 シリーズ ルータが RBE PVC との結合を維持する MAC アドレスが 1 つだけであるからです。MAC アドレスと PVC のマッピングは、ホストからパケットを受信したときに更新されます。PVC に複数のホストが接続されている場合は、マッピングが安定しないので、トラフィックの転送が影響を受けます。

この問題の解決方法は、次のとおりです。

1. bridge domain vlan x コマンドライン インターフェイスを使用して、RFC 1483 ブリッジング対応の ATM PVC を設定します。

2. RBE サブインターフェイスの IP アドレスを指定して、 interface vlan vlan x を設定します。

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定作業

ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたマルチポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-subif)# atm route-bridge ip

ATM RFC 1483 ハーフブリッジング(RBE ブリッジング)をイネーブルにします。

コマンドは、PVC の作成前または作成後に実行できます。

ステップ 3

Router(config-subif)# ip address address mask [ secondary ]

現在のサブインターフェイスに、指定された IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。この IP アドレスは、リモート ブリッジド ネットワーク(イーサネット ネットワーク)と同じサブネット上になければなりません。

ステップ 4

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。RBE PVC でサポートされているカプセル化は、 aal5snap だけです。

ステップ 6

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。


atm route-bridge ip コマンドは、その他のサブインターフェイス コンフィギュレーション コマンドと同様に、サブインターフェイスを削除しても自動的に削除されません。サブインターフェイスを削除し、ハーフブリッジングを使用しないで再作成する場合は、no atm route-bridge ip コマンドを使用して、ハーフブリッジング設定を手動で削除してください。


ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定の確認

RBE ブリッジングの設定を確認するには、 show ip cache verbose コマンドを使用します。

Router# show ip cache verbose
 
IP routing cache 3 entries, 572 bytes
9 adds, 6 invalidates, 0 refcounts
Minimum invalidation interval 2 seconds, maximum interval 5 seconds,
quiet interval 3 seconds, threshold 0 requests
Invalidation rate 0 in last second, 0 in last 3 seconds
Last full cache invalidation occurred 00:30:34 ago
 
Prefix/Length Age Interface Next Hop
10.1.0.51/32-24 00:30:10 Ethernet3/1/0 10.1.0.51 14 0001C9F2A81D00600939BB550800
10.8.100.50/32-24 00:00:04 ATM1/1/0.2 10.8.100.50 28 00010000AA030080C2000700000007144F5D201C0800
10.8.101.35/32-24 00:06:09 ATM1/1/0.4 10.8.101.35 28 00020000AA030080C20007000000E01E8D3F901C0800
 

) show IP cache コマンドは RBE 機能でサポートされません。


RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation(BRE)の設定

RFC 1483 ルーテッド ATM ベース パケットが Cisco 7600 シリーズ ルータに PVC を介して送信される場合、イーサネット ペイロード ヘッダーは含まれません。Bridging of Routed Encapsulation(BRE)を使用すると、RFC 1483 ルーテッド カプセル化パケットをルータで受信し、レイヤ 2 フレームとして転送できます。BRE 設定では、PVC はルーテッド PDU を受信し、RFC 1483 ルーテッド カプセル化ヘッダーを削除し、パケットにイーサネット MAC ヘッダーを追加します。その後、レイヤ 2 カプセル化パケットはフォワーディング エンジンによって、VLAN 番号および宛先 MAC アドレスに基づいて決まるレイヤ 2 インターフェイスにスイッチングされます。

BRE はすべての SIP-200 および SIP-400 ATM SPA でサポートされます。PVC では AAL5 カプセル化が必要です。


) 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA はブリッジングをサポートしません。


図 7-3 に、ATM SPA のインターフェイスが ATM クラウドからルーテッド PDU を受信し、それらをレイヤ 2 フレームにカプセル化するトポロジを示します。カプセル化されたフレームは、レイヤ 2 カスタマー デバイスに転送されます。

図 7-3 BRE トポロジの例

 

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定時の注意事項

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

BRE を使用するには、Cisco 7600 SIP-200 に ATM SPA を搭載する必要があります。

PVC では AAL5 カプセル化を使用する必要があります。

RFC 1483 でブリッジングされた PVC は、ATM SPA で終端する必要があります。このブリッジ接続を介してエッジに転送されるトラフィックは、イーサネット ポートを経由する必要があります。

Virtual Trunking Protocol(VTP)を設定する場合は、各メイン インターフェイスに、管理 VLAN(VLAN 1 および 1002 ~ 1005)用に設定されたサブインターフェイスが 1 つ必要です。

同じ PVC および VLAN に RFC 1483 ブリッジングおよび BRE を同時に設定できません。

RFC 1483 ブリッジド PVC 間のブリッジングはサポートされません。

相手先選択接続(SVC)環境では、RFC 1483 ブリッジングはサポートされません。

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定作業

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# no ip address

インターフェイスに IP アドレスを割り当てません。

ステップ 3

Router(config-if)# spanning-tree bpdufilter enable

(任意)ATM インターフェイス上ですべてのスパニング ツリー BPDU をブロックします。現在の ATM インターフェイスが BRE VLAN 専用に設定されている場合は、このコマンドを使用する必要があります。

(注) 現在の ATM インターフェイスが BRE および RFC 1483 ブリッジド VLAN の両方に対応するように設定されている場合は、このインターフェイス上で BPDU を個別にブロックする場合を除き、このコマンドを入力しないでください。

ステップ 4

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 5

Router(config-if)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6

Router(config-subif)# no ip address

サブインターフェイスに IP アドレスを割り当てません。

ステップ 7

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 8

Router(config-if-atm-vc)# bre-connect vlan-id [ mac mac-address ]

PVC 上で BRE ブリッジングをイネーブルにします。

mac mac-address :(任意)VLAN 接続のリモート側にある宛先顧客宅内機器(CPE)デバイスのハードウェア(MAC)アドレスを指定します。

ステップ 9

Router(config-if-atm-vc)# interface gigabitethernet slot / port

指定したギガビット イーサネット インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 10

Router(config-if)# switchport

ギガビット イーサネット インターフェイスにレイヤ 2 スイッチングを設定します。

ステップ 11

Router(config-if)# switchport access vlan vlan-id

(任意)インターフェイスのデフォルト VLAN を指定します。デフォルト VLAN は、ステップ 8 bre-connect コマンドで指定された VLAN ID と同じである必要があります。

ステップ 12

Router(config-if)# switchport mode access

インターフェイスを非トランキング モードにします。

ステップ 13

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定の確認

RFC 1483 Bridging of Routed Encapsulation の設定を確認するには、次のコマンドを使用します。

Router# show running-config interface atm
10/0/3.111 Building configuration...
 
Current configuration : 149 bytes
!
interface ATM10/0/3.111 point-to-point no atm enable-ilmi-trap no
snmp trap link-status pvc 11/101
bre-connect 11 mac 0100.1234.1234

 

Router# show running-config interface gigabitethernet 1/2
 
interface GigabitEthernet1/2
no ip address
switchport
switchport access vlan 100
no cdp enable
!
 
Router# show vlan id 100
 
VLAN Name Status Ports
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
100 VLAN0100 active Gi1/2, AT5/0/2
 
VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2
---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------
100 enet 100100 1500 - - - - - 0 0
 
Router# show atm vlan
 
Interface Bridge VCD Vlan ID
ATM4/5/0/2.1 1 100

MPLS over RBE の設定

ATM SPA は Cisco 7600 SIP-200 上で MLPS over RBE をサポートします。Routed Bridged Encapsulation(RBE)の詳細については、「ATM ルーテッド ブリッジ エンカプセレーションの設定」を参照してください。この機能を使用するには、次の手順で、ATM サブインターフェイスに RBE と MPLS の両方を設定します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# ip address

インターフェイスに IP アドレスを割り当てます。

ステップ 3

Router(config-if)# atm route-bridge ip

RBE を設定します。

ステップ 4

Router(config-if)# mpls ip

MPLS を設定します。

MPLS over RBE の設定の確認

MPLS over RBE の設定を確認するには、次のコマンドを使用します。

Router# show running interfaces a4/1/0.200
interface ATM4/1/0.200 point-to-point
ip address 3.0.0.2 255.255.0.0
atm route-bridged ip
tag-switching ip
pvc 10/200
!
Router# show mpls interfaces
Interface IP Tunnel Operational
ATM4/1/0.200 Yes (ldp) No Yes
 
Router# show mpls ldp bindings
tib entry: 5.0.0.0/16, rev 2
local binding: tag: imp-null
tib entry: 6.0.0.0/16, rev 4
local binding: tag: imp-null
remote binding: tsr: 3.0.0.1:0, tag: imp-null
 
Router# show mpls ldp neighbor
Peer LDP Ident: 3.0.0.1:0; Local LDP Ident 3.0.0.2:0
TCP connection: 3.0.0.1.646 - 3.0.0.2.11001
State: Oper; Msgs sent/rcvd: 134/131; Downstream
Up time: 01:51:08
LDP discovery sources:
ATM4/1/0.200, Src IP addr: 6.0.0.1
Addresses bound to peer LDP Ident:
6.0.0.1
 
Router# show mpls forwarding
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Pop tag 3.0.0.0/16 0 AT4/1/0.200 6.0.0.1
17 Pop tag 16.16.16.16/32 0 AT4/1/0.200 6.0.0.1
 
18 19 13.13.13.13/32 134 AT4/1/0.200 6.0.0.1 <<<<<
 
19 Pop tag 17.17.17.17/32 0 PO8/0/0.1 point2point
 

PVC 対応集約重み付けランダム早期検出(WRED)の設定

Weighted Random Early Detection(WRED; 重み付けランダム早期検出)は、標準 Cisco IOS プラットフォームに対応するシスコ独自の Random Early Detection(RED; ランダム早期検出)です。RED は TCP の輻輳制御メカニズムを利用して、輻輳が発生する前に輻輳を予知して回避する輻輳回避技術です。RED は輻輳が激しくなる前にパケットをドロップして、パケット送信元(通常は TCP)に伝送速度を下げるように要求します。WRED が設定されている場合は、プライオリティの低いトラフィックを選択的にドロップし、サービス クラスごとに異なるパフォーマンス特性を実現できます。

集約 WRED 機能を使用すると、WRED 実装時の制限がなくなり、一意のサブクラスを無制限にサポートできるようになります。インターフェイスで集約 WRED のサポートがイネーブルになっている場合は、最小しきい値、最大しきい値、およびマーク確率値が同じサブクラスを、IP precedence 値または Differentiated Services Code Point(DSCP)値に基づいて、1 つの集約 サブクラスにまとめることができます (DSCP 値は IP Type of Service (ToS; サービス タイプ)バイトの上位 6 ビットです)。明示的に定義されていないすべてのサブクラスに対応する、デフォルト集約サブクラスを定義することもできます。

WRED の詳細については、『Cisco IOS Quality of Service Solutions Configuration Guide』を参照してください。

集約 WRED の設定時の注意事項

ATM SPA インターフェイスに集約 WRED を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

集約 WRED 機能を使用するには、ATM SPA を Cisco 7600 SIP-200 または Cisco 7600 SIP-400 に搭載する必要があります。

集約 WRED 機能を使用する場合は、従来の設定上の制限(クラスごと、および WRED ポリシー マップごとに precedence 値の最大数は 6 つ)は無効になります。

ATM インターフェイスに集約 WRED 用のポリシー マップ クラスを設定すると、インターフェイス コンフィギュレーション モードまたはポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードで標準の random-detect コマンドを設定できなくなります。

precedence-based キーワードは集約 WRED のデフォルト形式であり、省略できます。

random-detect precedence (aggregate) または random-detect dscp (aggregate) CLI で定義された一連のサブクラス値(IP precedence または DSCP)は、単一のハードウェア WRED リソースに集約されます。これらのサブクラスの統計情報も集約されます。

デフォルト 集約 クラスの WRED パラメータ値は定義を省略できます。デフォルト 集約 クラスに適用される WRED パラメータが定義されている場合は、明示的に設定されていないすべてのサブクラスにこのパラメータが適用されます。有効なすべての IP precedence または DSCP 値がサブクラスとして定義されている場合は、デフォルト値は指定する必要がありません。デフォルト集約クラスのオプション パラメータが定義されていない場合に、IP precedence または DSCP 値が設定されていないパケットがインターフェイスに着信すると、これらの未定義のサブクラス値がインターフェイス(VC)帯域幅に基づいて設定されます。

サービス ポリシー マップに集約 WRED が設定されている場合は、サービス ポリシー マップを ATM VC レベルで適用する必要があります(「IP precedence に基づく集約 WRED の設定」ステップ 5ステップ 8 を参照)。

相手先選択接続(SVC)環境では、集約 WRED 機能はサポートされません。

IP precedence に基づく集約 WRED の設定

IP precedence 値に基づいてパケットをドロップするように集約 WRED を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

コマンド
説明

ステップ 1

Router (config)# policy-map policy-map-name

ポリシー マップを作成または変更します。ポリシー マップを 1 つまたは複数のインターフェイスに付加することによって、サービス ポリシーを指定することができます。

policy-map-name 作成するサービス ポリシー マップの名前。最大 40 の英数字を使用できます。

ステップ 2

Router(config-pmap)# class { class-name | class-default }

設定するクラス ポリシーを指定します。

class-name :設定するクラス名。ユーザ定義クラスに対して WRED を定義できるのは、このクラスの帯域幅/シェーピング機能がイネーブル化されている場合だけです。

class-default :デフォルト クラス。

ステップ 3

Router (config-pmap-c)# random-detect [ precedence-based ] aggregate [ minimum-thresh min-thresh maximum-thresh max-thresh mark-probability mark-prob ]

IP precedence 値に基づく集約 WRED をイネーブルにします。デフォルト 集約 クラスのオプション パラメータが定義されていない場合、これらのパラメータはインターフェイス(VC)帯域幅に基づいて設定されます。

p recedence-based :(任意)集約 WRED が IP precedence 値に基づいてパケットをドロップするように指定します。 これがデフォルト設定です。

min-thresh (任意) パケット数で表した最小しきい値。この引数の有効範囲は 1 ~ 12,288 です。

max-thresh (任意) パケット数で表した最大しきい値。この引数の有効範囲は、最小しきい値引数値~ 12,288 です。

mark-prob 任意)平均キュー深度が最大しきい値に達した場合にドロップされるパケットの割合を示す分母。有効範囲は 1 ~ 255 です。

ステップ 4

Router (config-pmap-c)# random-detect precedence values sub-class-val 1 [ ...[ sub-class-val8 ]] minimum-thresh min-thresh maximum-thresh max-thresh [ mark-probability mark-prob ]

特定の IP precedence 値を 1 つまたは複数持つパケットに対応する WRED パラメータを設定します。

sub-class-val 1 [ ...[ sub-class-val8 ]]:次の WRED プロファイル パラメータの指定内容が適用される、1 つまたは複数の特定の IP precedence 値。最大 8 つのサブクラス(IP precedence 値)を各 CLI エントリに指定できます。IP precedence 値は 0 ~ 7 の番号に設定できます。

min-thresh :パケット数で表した最小しきい値。この引数の有効範囲は 1 ~ 12,288 です。

max-thresh ケット数で表した最大しきい値。この引数の有効範囲は、最小しきい値引数値~ 12,288 です。

mark-prob :平均キュー深度が最大しきい値に達した場合にドロップされるパケットの割合を示す分母。有効範囲は 1 ~ 255 です。

WRED パラメータを共有する IP precedence 値の各セットに対して、このコマンドを繰り返します。

ステップ 5

Router (config-pmap-c)# interface atm slot / subslot / port . subinterface point-to-point

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

slot SIP が搭載されたシャーシ スロットの番号。

subslot SPA が搭載された SIP のセカンダリ スロット。

port SPA の各インターフェイス ポートの番号。

.subinterface サブインターフェイスの番号。ピリオドの前に来る番号は、このサブインターフェイスが属する番号と一致する必要があります。範囲は 1 ~ 4,294,967,293 です。

ステップ 6

Router(config-subif)# ip address address mask

インターフェイスに指定の IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

address IP アドレス。

mask サブネット マスク。

ステップ 7

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

オプションの名前および VPI/VCI 番号を割り当てて、新しい ATM PVC を設定します。

name (任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

vpi VPI ID。範囲は 0 ~ 255 です。

vci VCI ID。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

ステップ 8

Router (config-subif)# service-policy output policy-map-name

指定されたポリシー マップをサブインターフェイスに付加します。

policy-map-name 付加するサービス ポリシー マップの名前。最大 40 の英数字を使用できます。

優先順位に基づく集約 WRED の設定確認

優先順位に基づく集約 WRED の設定を確認するには、s how policy-map interface コマンドを使用します。IP precedence 値 0 ~ 3、および 4 と 5 の統計情報は、それぞれ 1 行に集約されています。

Router# show policy-map interface a4/1/0.10
ATM4/1/0.10: VC 10/110 -
 
Service-policy output: prec-aggr-wred
 
Class-map: class-default (match-any)
0 packets, 0 bytes
5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match: any
Exp-weight-constant: 9 (1/512)
Mean queue depth: 0
class Transmitted Random drop Tail drop Minimum Maximum Mark
pkts/bytes pkts/bytes pkts/bytes thresh thresh prob
0 1 2 3 0/0 0/0 0/0 10 100 1/10
4 5 0/0 0/0 0/0 40 400 1/10
6 0/0 0/0 0/0 60 600 1/10
7 0/0 0/0 0/0 70 700 1/10

DSCP に基づく集約 WRED の設定

Differentiated Services Code Point(DSCP)値に基づいてパケットをドロップするように集約 WRED を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

コマンド
説明

ステップ 1

Router (config)# policy-map policy-map-name

ポリシー マップを作成または変更します。ポリシー マップを 1 つまたは複数のインターフェイスに付加することによって、サービス ポリシーを指定することができます。

policy-map-name 作成するサービス ポリシー マップの名前。最大 40 の英数字を使用できます。

ステップ 2

Router(config-pmap)# class { class-name | class-default }

設定するクラス ポリシーを指定します。

class-name :設定するクラス名。ユーザ定義クラスに対して WRED を定義できるのは、このクラスの帯域幅/シェーピング機能がイネーブル化されている場合だけです。

class-default :デフォルト クラス。

ステップ 3

Router (config-pmap-c)# random-detect dscp-based aggregate [ minimum-thresh min-thresh maximum-thresh max-thresh mark-probability mark-prob ]

DSCP 値に基づく集約 WRED をイネーブルにします。デフォルト 集約 クラスのオプション パラメータが定義されていない場合、これらのパラメータはインターフェイス(VC)帯域幅に基づいて設定されます。

min-thresh (任意) パケット数で表した最小しきい値。この引数の有効範囲は 1 ~ 12,288 です。

max-thresh (任意) パケット数で表した最大しきい値。この引数の有効範囲は、最小しきい値引数値~ 12,288 です。

mark-prob 任意)平均キュー深度が最大しきい値に達した場合にドロップされるパケットの割合を示す分母。有効範囲は 1 ~ 255 です。

ステップ 4

Router(config-pmap-c)# random-detect dscp values sub-class-val1 [ ...[ sub-class-val8 ]] minimum-thresh min-thresh maximum-thresh max-thresh [ mark-probability mark-prob ]

特定の DSCP 値を 1 つまたは複数持つパケットに対応する WRED パラメータを設定します。

sub-class-val1 [ ...[ sub-class-val8 ]]:次の WRED パラメータの指定内容が適用される 1 つまたは複数の DSCP 値 (CLI エントリごとに、最大 8 つのサブクラス(IP precedence 値)を指定できます)。DSCP の有効値は、0 ~ 63 です。ef、af11、af12、af13、af21、af22、af23、af31、af32、af33、af41、af42、af43、cs1、cs2、cs3、cs4、cs5、または cs7 の 1 つを指定することもできます。

min-thresh :最小しきい値をパケット数で指定します。この引数の有効範囲は 1 ~ 12,288 です。

max-thresh 最大しきい値を パケット数で指定します。この引数の有効範囲は、最小しきい値引数値~ 12,288 です。

mark-prob :平均キュー深度が最大しきい値に達した場合にドロップされるパケットの割合を示す分母を指定します。有効範囲は 1 ~ 255 です。

WRED パラメータを共有する DSCP 値の各セットに対して、このコマンドを繰り返します。

ステップ 5

Router (config-pmap-c)# interface atm slot / subslot / port . subinterface point-to-point

指定された ATM SPA の指定ポートに、指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

slot SIP が搭載されたシャーシ スロットの番号。

subslot SPA が搭載された SIP のセカンダリ スロット。

port SPA の各インターフェイス ポートの番号。

.subinterface サブインターフェイスの番号。ピリオドの前に来る番号は、このサブインターフェイスが属する番号と一致する必要があります。範囲は 1 ~ 4,294,967,293 です。

ステップ 6

Router(config-subif)# ip address address mask

インターフェイスに指定の IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

address IP アドレス。

mask サブネット マスク。

ステップ 7

Router(config-subif)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

オプションの名前および VPI/VCI 番号を割り当てて、新しい ATM PVC を設定します。

name (任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

vpi VPI ID。範囲は 0 ~ 255 です。

vci VCI ID。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

ステップ 8

Router (config-subif)# service-policy output policy-map-name

指定されたポリシー マップをサブインターフェイスに付加します。

policy-map-name 付加するサービス ポリシー マップの名前。最大 40 の英数字を使用できます。

DSCP に基づく集約 WRED の設定確認

DSCP に基づく集約 WRED の設定を確認するには、 show policy-map interface コマンドを使用します。DSCP 値 0~3、4~7、および 8~11 の統計情報は、それぞれ 1 行に集約されています。

Router# show policy-map interface a4/1/0.11
ATM4/1/0.11: VC 11/101 -
 
Service-policy output: dscp-aggr-wred
 
Class-map: class-default (match-any)
0 packets, 0 bytes
5 minute offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match: any
Exp-weight-constant: 0 (1/1)
Mean queue depth: 0
class Transmitted Random drop Tail drop Minimum Maximum Mark
pkts/bytes pkts/bytes pkts/bytes thresh thresh prob
default 0/0 0/0 0/0 1 10 1/10
0 1 2 3
4 5 6 7 0/0 0/0 0/0 10 20 1/10
8 9 10 11 0/0 0/0 0/0 10 40 1/10

 

相手先選択接続の作成および設定

相手先選択接続(SVC)は動的に作成および解放されて、ユーザにオン デマンドで帯域幅を提供します。SVC の使用をイネーブルにするには、Cisco 7600 シリーズ ルータと ATM スイッチ間で使用するシグナリング プロトコルを設定する必要があります。ATM SPA は User-Network Interface(UNI)シグナリング プロトコルのバージョン 3.0、3.1、および 4.0 をサポートします。このプロトコルは Integrated Local Management Interface(ILMI)を使用して、UNI での ATM 接続の確立、維持、および解除を実行します。

Cisco 7600 シリーズ ルータが UNI/ILMI 動作用に設定されている場合は、ATM レベル コール ルーティングを実行しません。代わりに、ATM スイッチがネットワークとして機能し、コール ルーティングを実行します。Cisco 7600 シリーズ ルータは呼線のユーザ エンドポイントとしてだけ機能し、作成された回線を介したパケットのルーティングだけを実行します。


) 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA は SVC をサポートしません。


UNI/ILMI シグナリングを使用するには、ATM スイッチと Cisco 7600 シリーズ ルータ間の SVC コール確立およびコール終端メッセージに使用する ILMI PVC とシグナリング PVC を作成する必要があります。そのためには、ATM インターフェイスに、ネットワーク間で一意に識別される Network Service Access Point(NSAP; ネットワーク サービス アクセス ポイント)アドレスを設定する必要もあります。

NSAP アドレスはネットワーク プレフィクス(13 桁の 16 進数)、6 つの 16 進バイトからなる一意の End Station Identifier(ESI)、およびセレクタ バイトで構成されます。ILMI PVC が存在する場合、Cisco 7600 シリーズ ルータは ATM スイッチから NSAP プレフィクスを取得できるため、ユーザの手動設定が必要なのは ESI およびセレクタ バイトだけです。ILMI PVC が存在しない場合、または ATM スイッチがこの機能をサポートしていない場合は、アドレス全体を手動で設定する必要があります。

SVC を作成および設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-subif)# pvc [ name ] 0 / 5 qsaal

SVC シグナリングに使用する新しい ATM PVC を設定します。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

vpi :VPI ID を指定します。有効範囲は 0 ~ 255 ですが、シグナリング PVC の場合の vpi の推奨値は 0 です。

vci :VCI ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 65535 ですが、QSAAL シグナリング PVC の場合の vci の推奨値は 5 です。

(注) ATM スイッチには、現在の PVC と同じ VPI 値および VCI 値を設定する必要があります。

qsaal :QSAAL カプセル化を使用するようにシグナリング PVC を設定します。

ステップ 3

Router(config-subif)# pvc [ name ] 0 / 16 ilmi

ILMI シグナリングに使用する新しい ATM PVC を作成します。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

vpi :VPI ID を指定します。有効範囲は 0 ~ 255 ですが、ILMI PVC の場合、 vpi の推奨値は 0 です。

vci :VCI ID を指定します。有効範囲は 1 ~ 65535 ですが、ILMI PVC の場合、 vci の推奨値は 16 です。

ilmi :ILMI カプセル化を使用するように PVC を設定します。

(注) シグナリングおよび ILMI PVC は、サブインターフェイスでなく、メイン ATM インターフェイスに設定する必要があります。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# exit

ATM PVC コンフィギュレーション モードを終了し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 5

Router(config-if)# atm ilmi-keepalive [ seconds ] [ retry counts ]

(任意)ILMI キープアライブ メッセージをイネーブルにし、メッセージ間のインターバルを設定します。ILMI キープアライブ メッセージは、デフォルトでディセーブルになっています。

seconds :(任意)Cisco 7600 シリーズ ルータと ATM スイッチ間で送信されるキープアライブ メッセージの間隔(秒)。有効範囲は 1 ~ 65,535、デフォルトは 3 秒です。

retry counts :(任意)最初のメッセージが確認応答されなかった場合に、ルータからキープアライブ メッセージを再送信する回数を指定します。有効範囲は 2 ~ 5、デフォルトは 4 です。

ステップ 6

Router(config-if)# atm esi-address esi . selector

インターフェイスの NSAP アドレスのローカル部分に対応する End Station ID(ESI)およびセレクタ フィールドを指定し、ATM スイッチから NSAP プレフィクスを取得するようにインターフェイスを設定します。

esi :ATM インターフェイスの ESI 値に対して、12 桁の 16 進数からなるストリングをドット付き表記で指定します。この値はネットワーク内で一意である必要があります。

selector :現在の ATM インターフェイスのセレクタ バイトに対応する 2 桁の 16 進数を指定します。

ATM アドレスを設定する場合に入力する必要があるのは、ESI(12 桁の 16 進数)およびセレクタ バイト(2 桁の 16 進数)だけです。NSAP プレフィクス(26 桁の 16 進数)は ATM スイッチから提供されます。

 

または

Router(config-if)# atm nsap-address nsap-address

インターフェイスに NSAP フル アドレス(40 桁の 16 進数)を割り当てます。アドレスはネットワーク プレフィクス、ESI、およびセレクタ バイトで構成され、次のフォーマットで指定する必要があります。

XX.XXXX.XX.XXXXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XX
 
(注) 上記のドット付き 16 進表記に従うことによって、アドレス値の有効性がいくぶん高まります。NSAP アドレスが正しいことが判明している場合は、ドットを省略できます。

コマンドを使用します。

ステップ 7

Router(config-if)# interface atm slot / subslot / port.subinterface [ multipoint | point-to-point ]

(任意)指定された ATM インターフェイスに指定のサブインターフェイスを作成し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

(注) SVC はメイン ATM インターフェイスまたはマルチポイント サブインターフェイス上に作成できます。

ステップ 8

Router(config-subif)# svc [ name ] nsap address

SVC を作成し、宛先 NSAP アドレス(ドット付き表記の 40 桁の 16 進数)を指定します。次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の SVC を識別する任意のストリング

ステップ 9

Router(config-if-atm-vc)# oam-svc [ manage ] [ frequency ]

SVC に対するエンドツーエンドの Operation, Administration, and Maintenance(OAM)ループバック セルの生成および管理をイネーブルにします。

manage :(任意)SVC の OAM 管理をイネーブルにします。

frequency :(任意)OAM ループバック セルの送信間遅延を指定します。有効範囲は 0 ~ 600 秒、デフォルトは 10 秒です。

ステップ 10

Router(config-if-atm-vc)# protocol protocol { protocol-address | inarp } [[ no ] broadcast ]

特定のプロトコルに対応するように SVC を設定し、特定の protocol-address にマッピングします。

protocol :通常は、 ip または ppp のいずれかに設定します。ただし、その他の値を指定することもできます。

protocol-address :現在の SVC の宛先アドレスまたは仮想インターフェイス テンプレート( protocol に応じて)。

inarp :SVC がアドレス判別に Inverse ARP を使用するように指定します。

no ] broadcast :(任意)ブロードキャスト パケットに現在のマッピングを使用する(使用しない)ように指定します。

ステップ 11

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5snap

(任意)ATM アダプテーション レイヤ(AAL)およびカプセル化タイプを設定します。唯一サポートされているデフォルト タイプは aal5snap です。

(注) 作成する SVC ごとに、ステップ 7ステップ 11を繰り返します。

ステップ 12

Router(config-if-atm-vc)# end

SVC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SVC の設定の確認

Cisco 7600 シリーズ ルータに現在設定されている SVC の設定を確認するには、 show atm svc コマンドおよび show atm ilmi-status コマンドを使用します。

Router# show atm svc
 
VCD / Peak Avg/Min Burst
Interface Name VPI VCI Type Encaps SC Kbps Kbps Cells Sts
4/0/0 1 0 5 SVC SAAL UBR 155000 UP
4/0/2 4 0 35 SVC SNAP UBR 155000 UP
4/1/0 16 0 47 SVC SNAP UBR 155000 UP
4/1/0.1 593 0 80 SVC SNAP UBR 155000 UP

ヒント 特定の ATM インターフェイスまたはサブインターフェイスのすべての SVC を表示するには、show atm svc interface atm コマンドを使用します。


特定の SVC に関する詳細を表示するには、VPI 値および VCI 値を指定します。

Router# show atm svc 0/35
 
ATM5/1/0.200: VCD: 3384, VPI: 0, VCI: 35, Connection Name: SVC00
UBR, PeakRate: 155000
AAL5-MUX, etype:0x800, Flags: 0x44, VCmode: 0x0
OAM frequency: 10 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s)
OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5
OAM Loopback status: OAM Received
OAM VC status: Verified
ILMI VC status: Not Managed
VC is managed by OAM.
InARP DISABLED
Transmit priority 6
InPkts: 0, OutPkts: 4, InBytes: 0, OutBytes: 400
InPRoc: 0, OutPRoc: 4, Broadcasts: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 0, OutAS: 0
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 10
F5 InEndloop: 10, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 0
F4 InEndloop: 0, F4 InSegloop: 0, F4 InAIS: 0, F4 InRDI: 0
OAM cells sent: 10
F5 OutEndloop: 10, F5 OutSegloop: 0, F5 OutRDI: 0
F4 OutEndloop: 0, F4 OutSegloop: 0, F4 OutRDI: 0
OAM cell drops: 0
Status: UP
TTL: 4
interface = ATM5/1/0.200, call locally initiated, call reference = 8094273
vcnum = 3384, vpi = 0, vci = 35, state = Active(U10)
, point-to-point call
Retry count: Current = 0
timer currently inactive, timer value = 00:00:00
Remote Atm Nsap address: 47.00918100000000107B2B4B01.111155550001.00
, VC owner: ATM_OWNER_SMAP
 

ATM インターフェイスの SVC に使用されている ILMI ステータスおよび NSAP アドレスの詳細を表示するには、 show atm ilmi-status コマンドを使用します。

Router# show atm ilmi-status atm 4/1/0
 
Interface : ATM4/1/0 Interface Type : Private UNI (User-side)
ILMI VCC : (0, 16) ILMI Keepalive : Enabled/Up (5 Sec 4 Retries)
ILMI State: UpAndNormal
Peer IP Addr: 10.10.13.1 Peer IF Name: ATM 3/0/3
Peer MaxVPIbits: 8 Peer MaxVCIbits: 14
Active Prefix(s) :
47.0091.8100.0000.0010.11b8.c601
End-System Registered Address(s) :
47.0091.8100.0000.0010.11b8.c601.2222.2222.2222.22(Confirmed)
47.0091.8100.0000.0010.11b8.c601.aaaa.aaaa.aaaa.aa(Confirmed)

ヒント SVC シグナリング PVC および ILMI PVC の詳細を表示するには、show atm pvc 0/5 コマンドおよび show atm pvc 0/16 コマンドを使用します。


PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定

作成した PVC または SVC は、回線上で使用するトラフィックの Quality of Service(QoS)クラス タイプに対応するように設定することもできます。

Constant Bit Rate(CBR; 固定ビット レート):CBR サービス クラスを設定し、PVC または SVC の Average Cell Rate(ACR)を指定します。

Unspecified Bit Rate(UBR; 未指定ビット レート):UBR サービス クラスを設定し、PVC または SVC の出力 Peak Cell Rate(PCR; ピーク セル レート)を指定します。これがデフォルトの設定です。SVC に同様の入力パラメータを設定することもできます。

Unspecified Bit Rate Plus(UBR+):UBR+ サービス クラスを設定し、SVC の出力 PCR および Minimum Cell Rate(MCR; 最小セル レート)を指定します。SVC に同様の入力パラメータを設定することもできます。


) 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA は UBR+ をサポートしません。


Variable Bit Rate-Non-real time(VBR-nrt):VBR-nrt サービス クラスを設定し、PVC または SVC の出力 PCR、出力 Sustainable Cell Rate(SCR)、出力 Maximum Burst Size(MBS; 最大バースト サイズ)を指定します。SVC に同様の入力パラメータを設定することもできます。

Variable Bit Rate-Real time(VBR-rt):VBR-rt サービス クラスを設定し、PVC または SVC のピーク レートおよび平均バースト レートを指定します。

サービス クラスごとに異なる送信プライオリティが割り当てられています。Cisco 7600 シリーズ ルータはこのプライオリティを使用して、特定のセル タイム スロット中にインターフェイスから送信されるキュー内セルを判別します。このプロセスにより、リアルタイム QoS クラスが輻輳中に送信される確率が高まります。 表 7-1 に、ATM QoS クラスおよびデフォルト送信プライオリティを示します。

 

表 7-1 ATM サービス クラスおよびデフォルト送信プライオリティ

サービス カテゴリ
送信プライオリティ1

シグナリング、Operation, Administration, and Maintenance(OAM)セル、およびその他の制御セル

0(最高レベル)

CBR(回線速度の 5% より大きい場合)

1

CBR(回線速度の 5% より小さい場合)

2

音声トラフィック

3

VBR-rt

4

VBR-nrt

5

UBR

6

未使用であり、使用または設定が不可能

7(最低レベル)

1.各 VC のデフォルト プライオリティを変更するには、transmit-priority VC コンフィギュレーション コマンドを使用します。


) インターフェイス回線速度の半分を超える CBR VC を使用している場合に、同様にインターフェイスに設定された UBR VC がオーバーサブスクライブすると(つまり、UBR VC に設定された合計回線レートがインターフェイス回線レートを超えると)、CBR トラフィックのシェーピング精度が 99% から 98% に低下することがあります。このわずかな精度低下を受け入れられない場合は、UBR トラフィックがオーバーサブスクライブしているときに、CBR でなく VBR-rt または VBR-nrt を使用することを推奨します。


PVC または SVC に設定できる QoS サービス クラスは、1 つだけです。複数のタイプを設定すると、最近設定した QoS クラスだけが回線上で有効になります。

PVC または SVC のトラフィック パラメータを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot
または
Router(config)# interface atm slot / subslot / port.subinterface [ multipoint | point-to-point ]

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイスまたはサブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# pvc [ name ] vpi / vci
または
Router(config-if)# svc [ name ] nsap-address

設定する PVC または SVC を指定して、PVC または SVC コンフィギュレーション モードを開始します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 3

Router(config-if-atm-vc)# cbr rate

PVC または SVC の固定ビット レート(CBR)Quality of Service(QoS)および Average Cell Rate を設定します。

rate :Average Cell Rate(kbps)。有効範囲は 48 ~ 149,760(OC-3)または 599,040(OC-12)です。

または

Router(config-if-atm-vc)# ubr output-pcr [ input-pcr ]

PVC または SVC の未指定ビット レート(UBR)Quality of Service(QoS)およびピーク セル レート(PCR)を設定します。

output-pcr :出力 PCR(kbps)。有効範囲は 48 ~ 149,760(OC-3)、599,040(OC-12)、または 2,396,160(1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA)です。

input-pcr :(SVC の場合だけは任意)入力 PCR(kbps)。省略した場合、 input-pcr output-pcr と等しくなります。

または

Router(config-if-atm-vc)# vbr-nrt output-pcr output-scr output-mbs [ input-pcr ] [ input-scr ] [ input-mbs ]

PVC または SVC の Variable Bit Rate-non-real time(VBR-nrt)QoS、ピーク セル レート(PCR)、Sustainable Cell Rate(SCR)、および 最大バースト サイズ(MBS)を設定します。

output-pcr :出力 PCR(kbps)。有効範囲は 48 ~ 149,760(OC-3)、599,040(OC-12)、または 2,396,160(1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA)です。

output-scr :出力 SCR(kbps)。有効範囲は 48 ~ PCR で、通常は PCR 値よりも小さくなります。

output-mbs :出力 MBS(セル数)。有効範囲は 1 ~ 65,535 で、PCR および SCR 値によって異なります。PCR および SCR が同じ値に設定されている場合、MBS の有効値は 1 だけです。

input-pcr :(SVC の場合だけは任意)入力 PCR(kbps)。

input-scr :(SVC の場合だけは任意)入力 SCR(kbps)。

input-mbs :(SVC の場合だけは任意)入力 MBS(セル数)。

または

Router(config-if-atm-vc)# vbr-rt pcr scr burst

PVC または SVC の Variable Bit Rate-Real time(VBR-rt)QoS、PCR、Average Cell Rate(ACR)、および Burst Cell Size(BCS)を設定します。

pcr :PCR(kbps)。有効範囲は 48 ~ 149,760(OC-3)、599,040(OC-12)、または 2,396,160(1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA)です。

scr :SCR(kbps)。有効範囲は 48 ~ PCR で、通常は PCR 値よりも小さくなります。

burst :バースト サイズ(セル数)。有効範囲は 1 ~ 65,535 で、PCR および SCR 値によって異なります。PCR および SCR が同じ値に設定されている場合、 burst の有効値は 1 だけです。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# transmit-priority level

(任意)PVC に新しい送信プライオリティ レベルを設定します。

level :1 ~ 6 のプライオリティ レベル。デフォルト値は PVC に設定されたサービス クラスによって決まります(デフォルト レベルについては、表 7-1を参照してください)。

(注) 設定する PVC または SVC ごとに、ステップ 2ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# end

PVC または SVC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

トラフィック パラメータの設定の確認

PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定を確認するには、 show atm vc コマンドを使用します。

Router# show atm vc 20
 
ATM1/1/0.200: VCD: 20, VPI: 2, VCI: 200
UBR, PeakRate: 44209
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s)
InARP frequency: 5 minutes(s)
Transmit priority 4
InPkts: 10, OutPkts: 11, InBytes: 680, OutBytes: 708
InPRoc: 10, OutPRoc: 5, Broadcasts: 0
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 0, OutAS: 6
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0
OAM cells received: 0
OAM cells sent: 0
Status: UP
 

特定のインターフェイスのすべての PVC または SVC の設定を確認するには、 show atm vc interface atm コマンドを使用します。

Router# show atm vc interface atm 2/1/0
 
ATM2/1/0.101: VCD: 201, VPI: 20, VCI: 101
UBR, PeakRate: 149760
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0xC20, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s)
InARP frequency: 15 minutes(s)
Transmit priority 4
InPkts: 3153520, OutPkts: 277787, InBytes: 402748610, OutBytes: 191349235
InPRoc: 0, OutPRoc: 0, Broadcasts: 0
InFast: 211151, OutFast: 0, InAS: 0, OutAS: 0
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 17
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0
OAM cells received: 0
OAM cells sent: 0
Status: UP

仮想回線クラスの設定

複数の PVC または SVC で同じ設定または類似の設定を使用する場合は、仮想回線(VC)クラスを作成して、Cisco 7600 シリーズ ルータのコンフィギュレーション ファイルを単純化できます。各 VC クラスは、ATM インターフェイスやサブインターフェイス、または個別の PVC や SVC に適用することができるテンプレートとして機能します。

ATM インターフェイスまたはサブインターフェイスに VC クラスを適用すると、このインターフェイスまたはサブインターフェイスに作成されるすべての PVC および SVC は、VC クラスの設定を継承します。VC クラスを個別の PVC または SVC に適用すると、特定の PVC または SVC がクラス設定を継承します。

さらにコンフィギュレーション コマンドを使用して、PVC および SVC を個別にカスタマイズできます。個別の PVC および SVC に適用されたすべてのコマンドは、インターフェイスや PVC または SVC に適用された VC クラスのコマンドよりも優先します。

VC クラスを作成および設定して、インターフェイス、サブインターフェイス、または個別の PVC や SVC に適用するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# vc-class atm vc-class-name

ATM 仮想回線(VC)クラスを作成して、VC クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

vc-class-name :特定の VC クラスを識別する任意の名前

ステップ 2

Router(config-vc-class)# configuration-commands

現在の VC クラスに対する PVC または SVC コンフィギュレーション コマンドを入力します。詳細については、「相手先固定接続(PVC)の作成」および「相手先選択接続の作成および設定」を参照してください。

(注) 同じ VC クラス内で PVC コンフィギュレーション コマンドと SVC コンフィギュレーション コマンドを両方指定できます。PVC または SVC に対応していないコマンドは、VC クラスを PVC または SVC に割り当てるときに無視されます。

ステップ 3

Router(config-vc-class)# interface atm slot / subslot / port
または
Router(config-vc-class)# interface atm slot / subslot / port . subinterface [ multipoint | point-to-point ]

指定された ATM インターフェイスまたはサブインターフェイスに対して、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

Router(config-if)# class-int vc-class-name

(任意)ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに VC クラスを適用します。このクラスは、目的のインターフェイス上に作成されるすべての PVC または SVC に適用されます。

vc-class-nameステップ 1 で作成した VC クラスの名前

ステップ 5

Router(config-if)# pvc [ name ] vpi / vci
または
Router(config-if)# svc [ name ] nsap-address

設定する PVC または SVC を指定して、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 6

Router(config-if-atm-vc)# class-vc vc-class-name

指定された VC クラスを現在の PVC または SVC に割り当てます。

vc-class-nameステップ 1 で作成した VC クラスの名前

ステップ 7

Router(config-if-atm-vc)# configuration-commands

特定の PVC または SVC に適用されるその他の VC コンフィギュレーション コマンド。個別の PVC または SVC に適用されるコマンドは、VC クラス内で指定された競合コマンドよりも優先します。

ステップ 8

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

仮想回線クラスの設定の確認

仮想回線クラスの設定を確認するには、 show atm vc コマンドを使用します。

Router# show atm vc
 
VCD / Peak Avg/Min Burst
Interface Name VPI VCI Type Encaps SC Kbps Kbps Cells Sts
6/1/0 1 0 5 PVC SAAL UBR 155000 UP
6/1/0 2 0 16 PVC ILMI UBR 155000 UP
6/1/0.1 3 1 32 PVC-D SNAP UBR 155000 UP
6/1/0.2 4 2 32 PVC-D SNAP UBR 155000 UP

仮想回線バンドルの設定

仮想回線バンドルは VC クラスと似ていて、テンプレート(VC バンドル)を設定することにより、大きな PVC グループを設定できます。VC バンドルと VC クラスの主な違いは、VC バンドルを管理すると、ATM で接続された任意のルータ ペア間に QoS 特性が異なる複数の VC を設定できることです。

VC バンドルを使用して、最初に ATM VC バンドルを作成してから、VC バンドルに VC を追加します。すると、バンドル内の各 VC に独自の ATM トラフィック クラスおよび ATM トラフィック パラメータを設定できます。VC はバンドル レベルでまとめて設定できます。また、VC バンドル メンバーを個別に設定することもできます。バンドルに VC クラスを適用して、バンドル内のすべての VC に VC クラス設定を適用することもできます。

したがって、バンドル内の VC ごとに MPLS experimental(EXP)レベルを 1 つまたは複数マッピングして、差別化されたサービスを作成できます。これにより、バンドル内の各 VC では、さまざまな MPLS EXP レベルがマーキングされたパケットを伝送できるようになります。ATM VC バンドル マネージャは、特定のパケットの MPLS EXP レベルをバンドル内の VC に割り当てられた MPLS EXP レベルと照合して、そのパケットで使用する VC を判別します。バンドル マネージャは重み付けランダム早期検出(WRED)または distributed WRED(dWRED)を使用して、MPLS EXP レベルが異なるトラフィック間でサービスをさらに差別化することもできます。

仮想回線バンドルの設定時の注意事項

VC バンドルは Cisco 7600 SIP-200 の ATM SPA だけでサポートされます。Cisco 7600 SIP-400 の ATM SPA ではサポートされません。

VC バンドルは PVC 専用です。SVC には使用できません。

VC バンドルには ATM PVC 管理機能、および Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)と Tag Forwarding Information Base(TFIB)スイッチング機能が必要です。

ネットワークのリモート側にある Cisco 7600 シリーズ ルータでは、MPLS および ATM PVC 管理をサポートする Cisco IOS のバージョンを使用する必要があります。

仮想回線バンドルの設定作業

VC バンドルを作成および設定して、ATM インターフェイスまたはサブインターフェイスに適用するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# ip cef [ distributed ]

Cisco 7600 シリーズ ルータ上で Cisco Express Forwarding(CEF)レイヤ 3 スイッチングをイネーブルにします。Cisco 7600 シリーズ ルータではデフォルトで CEF がイネーブルになります。

distributed :(任意)distributed CEF(dCEF)をイネーブルにします。

ステップ 2

Router(config)# mpls label protocol ldp

プラットフォームのデフォルト ラベル配信プロトコルを指定します。

ステップ 3

Router(config)# interface atm slot / subslot / port
または
Router(config)# interface atm slot / subslot / port . subinterface [ multipoint | point-to-point ]

指定した ATM インターフェイスまたはサブインターフェイスに対してインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

Router(config-if)# mpls ip

インターフェイスの通常のルーテッド パスで IPv4 パケットの MPLS 転送をイネーブルにします。

ステップ 5

Router(config-if)# bundle bundle-name

ATM 仮想回線(VC)バンドルを作成して、バンドル コンフィギュレーション モードを開始します。

bundle-name :特定の VC バンドルを識別する任意の名前

ステップ 6

Router(config-if-atm-bundle)# class-bundle vc-class-name

(任意)現在のバンドルに VC クラスを適用します。クラス設定はバンドル内のすべての VC に適用されます。

vc-class-name :現在のバンドルおよび PVC や SVC に適用される VC クラスの名前。VC クラスの作成手順については、「仮想回線クラスの設定」を参照してください。

ステップ 7

Router(config-if-atm-bundle)# configuration-commands

現在の VC バンドルに対するその他の PVC または SVC コンフィギュレーション コマンドを入力します。詳細については、「相手先固定接続(PVC)の作成」および「相手先選択接続の作成および設定」を参照してください。

(注) VC バンドルに直接適用されたコンフィギュレーション コマンドは、VC クラスを介して適用された設定よりも優先します。

ステップ 8

Router(config-if-atm-bundle)# pvc-bundle [ name ] vpi / vci

バンドルのメンバー PVC を作成して、PVC バンドル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

Router(config-if-atm-member)# mpls experimental [ level | other | range ]

(任意)PVC バンドル メンバーの MPLS EXP レベルを設定します。

level :PVC バンドル メンバーの MPLS EXP レベル。有効な範囲は、0 ~ 7 です。

other :明示的に設定されない、0 ~ 7 の範囲の任意の MPLS EXP レベル(デフォルト)。

range :0 ~ 7 の範囲の MPLS EXP レベル(ハイフン区切り)。

ステップ 10

Router(config-if-atm-member)# bump { implicit | explicit precedence-level | traffic }

(任意)PVC バンドル メンバーのバンプ規則を設定します。

implicit :バンプ トラフィックは優先順位が下位の VC で伝送されます(デフォルト)。

explicit precedence-level :PVC メンバーがダウンした場合にバンプする必要があるトラフィックの優先度を指定します。 precedence-level には 0 ~ 9 の範囲を設定できます。

traffic :PVC メンバーはバンプ トラフィックを受け入れます(デフォルト)。PVC メンバーがバンプ トラフィックを受け入れないように指定するには、 no bump traffic を使用します。

ステップ 11

Router(config-if-atm-member)# protect { group | vc }

(任意)PVC バンドル メンバーを保護するように指定します。

group :保護されたグループの一部として、PVC バンドル メンバーを指定します。保護されたグループ内のすべてのメンバーがダウンすると、バンドルはダウンします。

vc :PVC バンドル メンバーを個別に保護するように指定します。保護された VC がダウンすると、バンドルもダウンします。

デフォルトでは、PVC バンドル メンバーは保護されません。

ステップ 12

Router(config-if-atm-member)# configuration-commands

特定の VC バンドル メンバーに適用されるその他の VC コンフィギュレーション コマンド。バンドル メンバーに適用されるコマンドは、VC クラスまたは VC バンドル内で指定された競合コマンドよりも優先します。

(注) 作成する PVC バンドル メンバーごとに、ステップ 8ステップ 12 を繰り返します。

ステップ 13

Router(config-if-atm-member)# end

PVC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

仮想回線バンドルの設定の確認

仮想回線バンドルの設定を確認し、インターフェイスまたはサブインターフェイスの設定を表示するには、次の例のように show running-config interface atm コマンドを使用します。

Router# show running-config interface atm 4/1/0.2
 
interface ATM4/1/0.2 point-to-point
ip address 10.10.10.1 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
no atm enable-ilmi-trap
bundle ABC
class-bundle bundle-class
pvc-bundle ABC-high 1/107
class-vc high
pvc-bundle ABC-med 1/105
class-vc med
pvc-bundle ABC-low 1/102
class-vc low
!
!
 

仮想回線バンドルの動作および現在のステータスを確認するには、 show atm bundle コマンドにバンドル名を指定して使用します。

Router# show atm bundle ABC
 
ABC on ATM4/1/0.2: UP
 
Config Current Bumping PG/ Peak Avg/Min Burst
VC Name VPI/ VCI Prec/Exp Prec/Exp PrecExp/ PV Kbps kbps Cells Sts
Accept
 
ABC-high 1/107 7 7 - / Yes PV 10000 5000 32 UP
ABC-med 1/105 6 6 - / Yes PV 10000 UP
ABC-low 1/102 5-0 5-0 - / Yes - 10000 UP

マルチ VLAN から VC のサポートの設定

マルチ VLAN から VC のサポートの設定については、 http://www.cisco.rw/univercd/cc/td/doc/product/ ore/cis7600/cfgnotes/flexport/combo/flexqos.htm#wp1162305 にアクセスして、「Configuring QoS for ATM VC Access Trunk Emulation」を参照してください。

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving(LFI)の設定

ATM SPA は Link Fragmentation and Interleaving(LFI)および distributed Compressed Real-Time Protocol(dCRTP)をサポートします。これにより、パケット ヘッダーで過度の帯域幅を使用したり、その他のオーバーヘッドを発生させることなく、セルベースの ATM インターフェイスからパケットベース IP トラフィックを効率的に転送できます。

LFI および dCRTP 機能を使用するには、仮想テンプレートまたはダイヤラ テンプレートを使用して実装できる Multilink Point-to-Point Protocol(PPP)(MLP)を使用する必要があります。

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定時の注意事項

1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA は LFI をサポートしません。

Multilink PPP(MLP)バンドルが機能するためには、PPP インターフェイスとして動作する仮想アクセス インターフェイスが 1 つ、および Multilink PPP バンドル インターフェイスとして動作する別の仮想アクセス インターフェイスが 1 つ必要です。

Cisco IOS ソフトウェアは、Cisco 7600 シリーズ ルータごとに最大 1,000 の仮想テンプレート インターフェイスをサポートします。

PVC に LFI が設定されている場合、 show atm pvc コマンドの出力パケット カウンタは、パケットのすべてのフラグメントを単一パケットとしてカウントします。実際に出力された分割パケット数は表示されません。たとえば、パケットが 4 つのフラグメントに分割されている場合、出力パケット カウンタにはパケット数が 4 ではなく 1 と表示されます。ただし、出力バイト カウンタは正確です。 show interface atm コマンドを使用して、インターフェイスのすべての PVC の分割パケット総数を表示することもできます。

LFI は AAL5CISCOPP、AAL5MUX、および AAL5SNAP の 3 つのプロトコル フォーマットをサポートします。

フラグメンテーションが機能するには、少なくとも 2 つの QoS キューを持つ QoS サービス ポリシーを仮想テンプレート インターフェイスに適用する必要があります。

dLFI を正しく動作させてサポートするには、先に次のコマンドを仮想テンプレート インターフェイスに設定する必要があります。

ppp multilink

ppp multilink interleave

service-policy output <policy-name>


) 仮想テンプレートに追加された service-policy には、少なくとも 2 つのキューがあり、その 1 つに priority CLI を与えます。




ppp multilinkppp multilink interleave、および service-policy output を仮想テンプレートに追加して、dLFI を ATM SPA PVC に正しく設定すると、次の MLP 動作が発生します。

1. フラグメント サイズが小さなパケットは、PPP フレームとして MLP ヘッダーなしで直接送信されます。

2. priority Low Latency Queuing(LLQ; 低遅延キューイング)に分類される、大きなフラグメント サイズのパケットは、PPP フレームとして MLP ヘッダーなしで直接送信され、フラグメント パケット間でインターリーブされます。

3. 大きなフラグメント サイズのパケットは分割されて、MLP ヘッダー付きで送信されます。

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定作業

仮想テンプレートを使用する LFI を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface virtual-template number

仮想テンプレートを作成し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

number :現在の仮想テンプレートを識別する任意の値

ステップ 2

Router(config-if)# bandwidth value

現在の仮想テンプレートを使用するインターフェイスの帯域幅(kbps)を指定します。

value :インターフェイスの帯域幅(kbps)

ステップ 3

Router(config-if)# service-policy input policy-name

現在の仮想テンプレートを使用する入力インターフェイスに、指定されたポリシー マップを付加します。

policy-name :使用する policy-map コマンドで作成されたポリシー マップの名前

ステップ 4

Router(config-if)# service-policy output policy-name

現在の仮想テンプレートを使用する出力インターフェイスに、指定されたポリシー マップを付加します。

policy-name :使用する policy-map コマンドで作成されたポリシー マップの名前

ステップ 5

Router(config-if)# ppp multilink [ bap ]

現在の仮想テンプレートを使用するインターフェイス上で Multilink PPP(MLP)をイネーブルにします。

bap :(任意)Bandwidth Allocation Protocol(BAP)を使用して、リンク上の帯域幅割り当て制御ネゴシエーションおよび帯域幅の動的割り当てをイネーブルにします。

ステップ 6

Router(config-if)# ppp multilink fragment delay max-delay

(任意)MLP バンドル上のパケット フラグメントの最大送信遅延を設定します。

max-delay :フラグメント送信の最大所要時間(ミリ秒)。有効範囲は 1 ~ 1,000 で、MLP バンドルのデフォルト値は 30 です。

ステップ 7

Router(config-if)# ppp multilink interleave

MLP バンドル上で、より大きなパケット フラグメントのインターリーブをイネーブルにします。

ステップ 8

Router(config-if)# interface atm slot / subslot / port.subinterface point-to-point

指定されたポイントツーポイント サブインターフェイスを作成し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

Router(config-if)# pvc [ name ] vpi / vci [ ilmi | qsaal ]

VPI/VCI 番号を割り当てて ATM PVC を新規に設定し、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。 vpi / vci の有効値は、次のとおりです。

vpi :VPI ID を指定します。有効な範囲は、0 ~ 255 です。

vci :VCI ID を指定します。有効な範囲は、1 ~ 65535 です。値 1 ~ 31 は予約されているため、使用しないでください。ただし、例外的に、QSAAL PVC の場合は 5、ILMI PVC の場合は 16 を使用できます。

次のオプションを設定することもできます。

name :(任意)現在の PVC を識別する任意のストリング。

ilmi :(任意)ILMI カプセル化(デフォルト)を使用するように PVC を設定します。

qsaal :(任意)QSAAL カプセル化を使用するように PVC を設定します。

を指定した場合、Cisco IOS ソフトウェアはユーザがこの PVC の設定を変更しようとしていると想定し、親サブインターフェイスに自動的に切り替えます。

ステップ 10

Router(config-if-atm-vc)# protocol ppp virtual-template number

PPP 対応 PVC に、指定された仮想テンプレートのパラメータを設定します。

ステップ 11

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

仮想テンプレートを使用する Link Fragmentation and Interleaving の設定の確認

仮想テンプレートの設定を確認するには、設定された ATM および仮想インターフェイスの実行コンフィギュレーションを表示します。

Router# show running-config interface virtual-template 1
 
!
interface Virtual-Template1
Current configuration : 373 bytes
!
interface Virtual-Template1
bandwidth 300
ip address 23.0.0.1 255.255.255.0
ppp chap hostname template1
ppp multilink
ppp multilink fragment-delay 8
ppp multilink interleave
service-policy output lfiqos
!
 
Router# show running-config interface atm 6/0/1
 
!
interface ATM6/0/1
atm idle-cell-format itu
atm enable-payload-scrambling
no atm ilmi-keepalive
pvc 32/32
vbr-rt 640 640 256
encapsulation aal5snap
protocol ppp Virtual-Template1
 

実行時の統計情報および現在設定されている Multilink PPP(MLP)バンドルに関するその他の情報を表示するには、 show ppp multilink コマンドを使用します。

Router# show ppp multilink
 
Virtual-Access3, bundle name is north-2
Bundle up for 00:01:51
Bundle is Distributed
0 lost fragments, 0 reordered, 0 unassigned
0 discarded, 0 lost received, 1/255 load
0x0 received sequence, 0x0 sent sequence
Member links: 1 (max not set, min not set)
Vi1, since 00:01:38, no frags rcvd, 62 weight, 54 frag size
 
dLFI statistics:
DLFI Packets Pkts In Pkts Out
Fragmented 4294967288 3129990
UnFragmented 1249071 0
Reassembled 1249071 1564994
 
Reassembly Drops 0
Fragmentation Drops 0
Out of Seq Frags 0

show ppp multilink コマンドは ATM SPA インターフェイスの dLFI 設定に関するパケット カウンタだけを表示し、バイト カウンタは表示しません。また、分割されたパケット数は、ATM 回線上のフラグメント数でなく、Segmentation And Reassembly(SAR)アセンブリに送信されたフラグメント数を示します。SAR アセンブリはレイヤ 3 QoS 制限に基づいて、これらのフラグメントの一部をドロップする可能性があります。


distributed Compressed Real-Time Protocol の設定

distributed Compressed Real-Time Protocol(dCRTP)は分散高速スイッチング ネットワークおよび distributed Cisco Express Forwarding(dCEF)ネットワーク内の 40 バイトの IP/User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)/Real-Time Protocol(RTP)パケット ヘッダーを、わずか 2 ~ 4 バイトに圧縮します。この圧縮により、パケット サイズが小さくなり、パケット送信速度が向上し、特に ATM インターフェイスなどのセルベース インターフェイス上でパケット遅延が短縮されます。

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定時の注意事項

dCRTP を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

インターフェイス上で distributed CEF スイッチングまたは分散高速スイッチングをイネーブルにする必要があります。

インターフェイスまたはサブインターフェイス上で PPP を使用する必要があります。

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定作業

ATM インターフェイス、仮想テンプレート インターフェイス、またはダイヤラ テンプレート インターフェイス上で dCRTP をイネーブルにして、設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port
または
Router(config)# interface virtual-template number
または
Router(config)# interface dialer number

ATM SPA のインターフェイスまたは仮想テンプレート インターフェイスやダイヤラ テンプレート インターフェイスに対して、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# ip rcp header-compression [ passive ]

RCP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

passive :(任意)同じインターフェイスに着信した RCP パケットが圧縮される場合にだけ、発信 RCP パケットを圧縮します。デフォルトでは、インターフェイス上ですべての RCP パケットが圧縮されます。

ステップ 3

Router(config-if)# ip tcp header-compression [ passive ]

TCP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

passive :(任意)同じインターフェイスに着信した TCP パケットが圧縮される場合にだけ、発信 TCP パケットを圧縮します。デフォルトでは、インターフェイス上ですべての TCP パケットが圧縮されます。

コマンドを指定する必要はありません。

ステップ 4

Router(config-if)# ip rcp compression-connections number

インターフェイス上でサポートできる RCP ヘッダー圧縮接続の総数を指定します。

number :RCP ヘッダー圧縮接続数。有効範囲は 3 ~ 1,000、デフォルトの接続数は 32 です(16 コール)。

ステップ 5

Router(config-if)# ip tcp compression-connections number

インターフェイス上でサポートできる TCP ヘッダー圧縮接続の総数を指定します。

number :TCP ヘッダー圧縮接続数。有効範囲は 3 ~ 1,000、デフォルトの接続数は 32 です(16 コール)。

ステップ 6

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定の確認

ATM インターフェイスの dCRTP を確認するには、 show running-config interface interface virtual-template コマンドを使用します。

Router# show running-config interface interface virtual-template 1
 
!
interface Virtual-Template1
bandwidth 2320
ip unnumbered Loopback2
max-reserved-bandwidth 100
ip tcp header-compression
ppp multilink
ppp multilink fragment delay 4
ppp multilink interleave
ip rtp header-compression

自動保護スイッチング(APS)の設定

ATM SPA は PVC 上で 1+1 Automatic Protection Switching(APS; 自動保護スイッチング)をサポートします(Telcordia の『 GR-253-CORE SONET Transport Systems: Common Generic Criteria 』のセクション 5.3 を参照)。回線レイヤでは APS 冗長性がサポートされているため、OC-3c、OC-12c、または OC-48c リンクに障害が発生した場合、そのリンクで伝送されているすべての PVC は同時に切り替えられます。


) APS は SVC ではサポートされません。


APS 設定では、アクティブな ATM インターフェイス(現用インターフェイス)ごとに、冗長 ATM インターフェイス(保護インターフェイス)が設定されます。現用インターフェイスがダウンすると、保護インターフェイスに自動的に切り替わり、インターフェイスの PVC を介して通信を継続します。

ユーザ データグラム プロトコル(UDP)の上部で動作する APS Protect Group Protocol(PGP)は、現用インターフェイスと保護インターフェイスの間での通信を実現します。この通信は、イーサネット リンクなど、個別の Out-Of-Band(OOB; 帯域外)通信チャネルを介して行われます。

品質の低下やチャネル信号の損失が発生したり、手動作業を行ったりした場合は、保護インターフェイスの APS ソフトウェアが APS PGP コマンドを送信し、必要に応じて現用インターフェイスをアクティブまたは非アクティブにします。現用インターフェイスと保護インターフェイス間の通信チャネルが切断された場合、現用インターフェイスは、保護インターフェイスが存在する場合と同様にフル制御を実行します。

PPP または Multilink PPP(MLPPP)APS のパフォーマンス改良により Cisco 7600 の元の PPP/MLPPP スケーラビリティに影響することはありません。

図 7-4 に、単一ルータに現用インターフェイスと保護インターフェイスのペアが存在する単純な例を示します。

図 7-4 自動保護スイッチングの基本設定

 


ヒント 可能であれば、別々の SPA で現用インターフェイスと保護インターフェイスを提供してください(図 7-4 を参照)。このようにすると、同じ SPA が現用インターフェイスと保護インターフェイスの両方を提供している場合と異なり、シングル ポイント障害の発生が回避されます。


同時に複数のルータで APS を使用できます。たとえば、図 7-5 に、現用インターフェイスと保護インターフェイスが 1 組ずつ存在するルータが 2 台配置された単純な例を示します。この構成では、2 台のルータは独立して設定されています。

図 7-5 複数のルータを使用した 自動保護スイッチング設定の例

 

1 台のルータのインターフェイスが別のルータのインターフェイスを保護できるように、複数のルータに APS を設定することもできます。このようにすると、ルータにプロセッサ障害などの大きなシステム問題が発生した場合に、ルータが保護されます。

図 7-6 に、現用 ATM インターフェイスが 1 つずつ存在する 2 台のルータが配置された基本的な例を示します。ルータごとに、別のルータの現用インターフェイスを保護する保護インターフェイスも 1 つ装備されています。この設定では、2 台のルータ間を個別の帯域外(OOB)通信リンクで接続する必要があります。この場合、OOB 通信リンクはイーサネット ネットワークによって提供されます。

図 7-6 自動保護スイッチングを使用して複数のルータを保護する例

 

APS 設定では、次のステップを実行する必要があります。

現用インターフェイスに目的の IP アドレス、サブインターフェイス、および PVC を設定します。また、インターフェイスを APS グループに割り当てて、現用インターフェイスとして指定します。

現用インターフェイスと保護インターフェイス間の通信用ループバック回線を作成します。ルータでは有効な任意の IP アドレスを使用できるため、この手順は省略可能です。ただし、ループバック インターフェイスを使用することを推奨します。ループバック インターフェイスは常に起動していて、2 つのインターフェイス間に通信パスが存在する間は、これらのインターフェイス間での通信が可能であるためです。

保護インターフェイスに、現用インターフェイスに設定されているのと同じサブインターフェイスおよび PVC を設定します。保護インターフェイスには、現用インターフェイスと同じサブネット上にある IP アドレスを設定する必要もあります。


ヒント 必ず、保護インターフェイスよりも先に現用インターフェイスを設定してください。これにより、保護インターフェイスがアクティブになって、現用インターフェイスの回線をディセーブルにすることを回避できます。


自動保護スイッチングの設定時の注意事項

APS を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

現用インターフェイスおよび保護インターフェイスには互換性が必要です(両方とも OC-3c インターフェイスまたは両方とも OC-12c インターフェイス)。これらのインターフェイスには、同じルータ上の同じ SPA、同じルータ上の別々の SPA、または異なるルータ上の別々の SPA のインターフェイスを使用できます。

異なるルータ上のインターフェイスを使用する場合は、2 台のルータを ATM 接続以外のネットワーク接続(イーサネット LAN 経由など)で接続する必要があります。APS PGP は UDP トラフィックであるため、このネットワークにはホップ数が最小となる確実な接続方法を使用する必要があります。

現用 ATM インターフェイスに目的の IP アドレスおよびその他のパラメータを設定します(「必要な設定作業」および「Synchronous Optical Network(SONET)および 同期デジタル階層(SDH)フレーミングの設定」を参照)。

現用インターフェイスに目的の PVC を設定します(「相手先固定接続(PVC)の作成」に記載された各手順を参照)。

現用インターフェイスおよび保護インターフェイスの IP アドレスは、同じサブネット内になくてはなりません。

APS は SVC ではサポートされません。

自動保護スイッチングの設定作業

ATM SPA の現用インターフェイスおよび保護インターフェイスに基本的な APS 動作を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。その他の APS 機能の情報など、APS の詳細については、『 Cisco IOS Interface Configuration Guide, Release 12.2 』 の「 Configuring ATM Interfaces 」の章を参照してください

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface loopback interface-number

ループバック インターフェイスを作成し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

interface-number :現在のループバック インターフェイスを一意に識別する、0 ~ 2,147,483,647 の任意の値

ステップ 2

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

現在のループバック インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。現用インターフェイスおよび保護インターフェイスが同じルータ上にある場合、この IP アドレスは現用インターフェイスと同じサブネット内になければなりません。現用インターフェイスおよび保護インターフェイスが異なるルータ上にある場合、この IP アドレスは、2 台のルータを接続するイーサネット インターフェイスと同じサブネット内になければなりません。

このインターフェイスで使用する IP アドレスをさらに指定するには、 secondary キーワードを指定してこのコマンドを繰り返します。

ステップ 3

Router(config-if)# interface atm slot / subslot / port

ATM SPA の現用インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

現用インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。

インターフェイスで使用する IP アドレスをさらに指定するには、 secondary キーワードを指定してこのコマンドを繰り返します。

ステップ 5

Router(config-if)# aps group group-number

現用インターフェイスで APS Protect Group Protocol を使用できるようにします。

group-number :現用インターフェイスおよび保護インターフェイスペアを識別する一意の番号

コマンドは省略できます。ただし、同じルータに現用インターフェイスおよび保護インターフェイスのペアを複数設定する場合は、このコマンドが必須です。

ステップ 6

Router(config-if)# aps working circuit-number

インターフェイスを現用インターフェイスとして識別します。

circuit-number :APS ペア内の特定のチャネルの識別番号。1+1 冗長性だけがサポートされているため、有効値は 0 または 1 だけです。現用インターフェイスの場合、デフォルトは 1 です。

ステップ 7

Router(config-if)# aps authentication security-string

(任意)現用インターフェイスと保護インターフェイスの間で送信されるすべての OOB メッセージに格納する必要があるセキュリティ ストリングを指定します。

security-string :現用インターフェイスと保護インターフェイスの間でパスワードとして使用する任意のストリング。このストリングは、保護インターフェイスに設定されたストリングと一致する必要があります。

ステップ 8

Router(config-if)# interface atm slot / subslot / port

ATM SPA の保護インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

保護インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。

(注) このアドレスは、ステップ 4 で現用インターフェイスに設定したアドレスと同じでなければなりません。

インターフェイスで使用する IP アドレスをさらに指定するには、 secondary キーワードを指定してこのコマンドを繰り返します。これらは、現用インターフェイスに設定したセカンダリ IP アドレスと一致させる必要があります。

ステップ 10

Router(config-if)# aps group group-number

現在の保護インターフェイスで APS Protect Group Protocol を使用できるようにします。

group-number :現用インターフェイスおよび保護インターフェイスペアを識別する一意の番号

コマンドは省略できます。ただし、同じルータに現用インターフェイスおよび保護インターフェイスのペアを複数設定する場合は、このコマンドが必須です。

ステップ 11

Router(config-if)# aps protect circuit-number ip-address

現在のインターフェイスを保護インターフェイスとして識別します。

circuit-number :APS ペア内の特定のチャネルの識別番号。1+1 冗長性だけがサポートされているため、有効値は 0 または 1 だけです。保護インターフェイスの場合、デフォルトは 0 です。

ip-addressステップ 2 で設定したループバック インターフェイスの IP アドレス。保護インターフェイスは現在の IP アドレスを使用して、現用インターフェイスと通信します。

(注) この設定でループバック インターフェイスを使用しない場合、保護インターフェイスおよび現用インターフェイスが同じルータ上にあれば、現在の IP アドレスを現用インターフェイスのアドレスに設定する必要があります。現用インターフェイスおよび保護インターフェイスが異なるルータ上にある場合、この IP アドレスは、2 台のルータを相互接続するイーサネット インターフェイスの IP アドレスに設定する必要がありませす。

ステップ 12

Router(config-if)# aps authentication security-string

(任意)現用インターフェイスと保護インターフェイスの間で送信されるすべての OOB メッセージに格納する必要があるセキュリティ ストリングを指定します。

security-string :現用インターフェイスと保護インターフェイスの間でパスワードとして使用する任意のストリング。このストリングは、現用インターフェイスに設定されたストリングと一致する必要があります。

ステップ 13

Router(config-if)# aps revert minutes

(任意)現用インターフェイスの起動時間が指定された分の値に達した場合、保護インターフェイスが自動的に現用インターフェイスに切り替わるようにします。

minutes :現用インターフェイスが起動してからインターフェイスが現用インターフェイスに切り替わるまでの分の値

コマンドを使用して、現用インターフェイスに手動で切り替える必要があります。

ステップ 14

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

自動保護スイッチング設定の確認

ルータの APS 設定を確認するには、オプションを指定しないで show aps コマンドを使用します。次に、現用インターフェイスがアクティブ インターフェイスである一般的な設定例を示します。

Router# show aps
 
ATM4/0/1 APS Group 1: protect channel 0 (inactive)
bidirectional, revertive (2 min)
PGP timers (default): hello time=1; hold time=3
state:
authentication = (default)
PGP versions (native/negotiated): 2/2
SONET framing; SONET APS signalling by default
Received K1K2: 0x00 0x05
No Request (Null)
Transmitted K1K2: 0x20 0x05
Reverse Request (protect)
Working channel 1 at 10.10.10.41 Enabled
Remote APS configuration: (null)
 
ATM4/0/0 APS Group 1: working channel 1 (active)
PGP timers (from protect): hello time=3; hold time=6
state: Enabled
authentication = (default)
PGP versions (native/negotiated): 2/2
SONET framing; SONET APS signalling by default
Protect at 10.10.10.41
Remote APS configuration: (null)
 

次の出力例は上の例と同じですが、現用インターフェイスがダウンし、保護インターフェイスが現在アクティブになっています。

Router# show aps
 
ATM4/0/1 APS Group 1: protect channel 0 (active)
bidirectional, revertive (2 min)
PGP timers (default): hello time=1; hold time=3
state:
authentication = (default)
PGP versions (native/negotiated): 2/2
SONET framing; SONET APS signalling by default
Received K1K2: 0x00 0x05
No Request (Null)
Transmitted K1K2: 0xC1 0x05
Signal Failure - Low Priority (working)
Working channel 1 at 10.10.10.41 Disabled SF
Pending local request(s):
0xC (, channel(s) 1)
Remote APS configuration: (null)
 
ATM4/0/0 APS Group 1: working channel 1 (Interface down)
PGP timers (from protect): hello time=3; hold time=6
state: Disabled
authentication = (default)
PGP versions (native/negotiated): 2/2
SONET framing; SONET APS signalling by default
Protect at 10.10.10.41
Remote APS configuration: (null)

ヒント 特定の ATM インターフェイスの APS 情報を得るには、show aps atm slot/subslot/port コマンドを使用します。ルータに設定された APS グループの情報を表示するには、show aps group コマンドを使用します。


Synchronous Optical Network(SONET)および 同期デジタル階層(SDH)フレーミングの設定

ATM OC-3c および OC-12c SPA のデフォルト フレーミングは Synchronous Optical Network(SONET)ですが、インターフェイスでは Synchronous Digital Hierarchy(SDH; 同期デジタル階層)フレーミングもサポートされます。


) ATM 環境における SONET フレーミング モードと SDH フレーミング モードの主な違いは、ユーザまたはデータ セルを使用できない場合に送信されるセル タイプです。ATM フォーラムでは、未割り当てセルが生成されていない場合、アイドル セルを使用するように指定しています。具体的には、Synchronous Transport Module-X(STM-X)モードの場合、ATM インターフェイスはセルレート デカップリングのためにアイドル セルを送信します。Synchronous Transport Signal-Xc(STS-Xc)モードの場合、ATM インターフェイスはセルレート デカップリングのために未割り当てセルを送信します。


フレーミング タイプを変更し、オプション パラメータを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# atm clock internal

(任意)独自の内部(オンボード)クロックを使用して送信済みデータをクロッキングするように、インターフェイスを設定します。デフォルト( no atm clock internal )では、受信データ ストリームから回復した送信クロック信号を使用するようにインターフェイスが設定されていて、スイッチからクロック ソースが提供されます。

ステップ 3

Router(config-if)# atm framing { sdh | sonet }

(任意)インターフェイスに SDH または SONET フレーミングを設定します。デフォルトは SONET です。

ステップ 4

Router(config-if)# [ no ] atm sonet report {all | b1-tca | b2-tca | b3-tca | default | lais | lrdi | pais | plop | pplm | prdi | ptim | puneq | sd-ber | sf-ber | slof | slos}

(任意)インターフェイス上で ATM SONET アラーム レポートをイネーブルにします。デフォルトでは、すべてのレポートがディセーブルになっています。アラームを個別にイネーブルにしたり、 all キーワードを使用してすべてのアラームをイネーブルにしたりすることができます。

] オプションもサポートします。このオプションは、その他のオプションと併用できません。詳細については、「送信専用モードの設定」を参照してください。

ステップ 5

Router(config-if)# [no] atm sonet-threshold {b1-tca value | b2-tca value | b3-tca value | sd-ber value | sf-ber value}

(任意)インターフェイスの Bit Error Rate(BER; ビット エラー レート)しきい値を設定します。この値は、しきい値の 10 に対する負の指数の累乗を指定します(10 のマイナス value 乗)。デフォルト値は次のとおりです。

b1-tca = 6(10e-6)

b2-tca = 6(10e-6)

b3-tca = 6(10e-6)

sd-ber = 6(10e-6)

sf-ber = 3(10e-3)

ステップ 6

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

SONET および SDH フレーミングの設定の確認

フレーミング設定を確認するには、 show controllers atm コマンドを使用します。

Router# show controllers atm 5/0/1
 
Interface ATM5/0/1 is up
Framing mode: SONET OC3 STS-3c
 
SONET Subblock:
SECTION
LOF = 0 LOS = 0 BIP(B1) = 603
LINE
AIS = 0 RDI = 2 FEBE = 2332 BIP(B2) = 1018
PATH
AIS = 0 RDI = 1 FEBE = 28 BIP(B3) = 228
LOP = 0 NEWPTR = 0 PSE = 1 NSE = 2
 
Active Defects: None
Active Alarms: None
Alarm reporting enabled for: LOF LOS B1-TCA B2-TCA SF LOP B3-TCA
 
ATM framing errors:
HCS (correctable): 0
HCS (uncorrectable): 0
 
APS
 
COAPS = 0 PSBF = 0
State: PSBF_state = False
Rx(K1/K2): 00/00 Tx(K1/K2): 00/00
Rx Synchronization Status S1 = 00
S1S0 = 00, C2 = 00
 
PATH TRACE BUFFER : STABLE
 
BER thresholds: SF = 10e-3 SD = 10e-6
TCA thresholds: B1 = 10e-7 B2 = 10e-6 B3 = 10e-6
 
Clock source: line

送信専用モードの設定

ATM SPA は、受信ファイバを接続する必要がない送信専用モードでの動作をサポートします。通常、このモードはビデオオンデマンドなどの一方向アプリケーションに使用します。

受信パスがないと、デフォルトではフレーミング エラーが常に生成され、ATM インターフェイスがダウンします。この問題を回避するには、すべての ATM SONET アラームをディセーブルにして無視するように、ATM インターフェイスを設定する必要があります。1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA のデフォルト フレーミングは SONET です。


) この設定は、アラーム レポートに関する ATM 仕様に違反します。


送信専用モードの設定時の注意事項

ATM SONET アラームを無視するように ATM インターフェイスが設定されている場合は、このインターフェイスに IP アドレス(またはその他のレイヤ 3 パラメータ)を設定できません。同様に、この手順を開始する前に、インターフェイスからすべての IP アドレス(およびその他のすべてのレイヤ 3 パラメータ)を削除する必要があります。

送信専用モードの設定作業

すべての ATM SONET アラームをディセーブルにして無視するように ATM インターフェイスを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port [. subinterface ]

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス(またはサブインターフェイス)コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# no ip address ip-address mask

現在のインターフェイスに割り当てられた IP アドレスを削除します(IP アドレスが設定されている場合)。ATM SONET アラームを無視するには、事前にインターフェイスからすべての IP 設定またはその他のレイヤ 3 設定を削除する必要があります。

ステップ 3

Router(config-if)# atm sonet report none ignore

すべての ATM SONET アラームの生成をディセーブルにし、このようなアラーム条件が存在する場合にも起動状態を保ち、動作を継続するよう ATM インターフェイスに指示します。

ステップ 4

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

Any Transport over MPLS(AToM)セル リレー仮想パス(VP)モードの設定

AAL5 でフレーミングされない ATM データの転送では、MPLS クラウド経由で個々のセルをリレーする必要があります。これらのセルは、Single Cell Relay(SCR; 単一セル リレー)または Packed Cell Relay(PCR)形式を使用して、MPLS クラウド経由で転送できます。セル リレーは Virtual Path(VP; 仮想パス)モードに基づく場合があります。この VP モードでは、1 つの VP に属するセル(同じ VPI を持つセル)が単一または一括形式で MPLS クラウドを介して転送されます。

Any Transport over MPLS(AToM)設定の詳細については、次の URL にある Any Transport over MPLS の機能に関する資料を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mpls/configuration/guide/mp_any_transport.html#wp1046670

Any Toransport over MPLS(AToM)セル リレーを VP モードで設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の作業を行います。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if)# no ip address ip-address mask

現在のインターフェイスに割り当てられた IP アドレスを削除します(IP アドレスが設定されている場合)。

ステップ 3

Router(config-if) # atm pvp vpi l2transport

1 つまたは複数の仮想回線(VC)の多重化(またはバンドル)に使用する Permanent Virtual Path(PVP; 相手先固定パス)を作成します。

ステップ 4

Router(config-if) # xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

Ethernet over Multiprotocol Label Switching(EoMPLS)を使用し、指定のポイントツーポイント VC 上でレイヤ 2 パケットをルーティングします。

ステップ 5

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

VP モードの設定時の注意事項

MPLS を使用する ATM セル リレーを VP モードで設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

VP モードで encapsulation aal0 コマンドを入力する必要はありません。

1 つの ATM インターフェイスで複数の ATM 接続タイプに対応できます。VP セル リレー、VC セル リレー、および ATM AAL5 over MPLS は、1 つの ATM インターフェイス上で共存可能です。

VPI が VP セル リレー対応として設定されている場合、同じ VPI を使用して PVC を設定できません。

このリリースでは、VP トランキング(1 つのエミュレーテッド VC ラベルに対する複数 VP のマッピング)はサポートされません。VP ごとに 1 つの エミュレーテッド VC にマッピングします。

VP ごとに 1 つずつ、一意のエミュレーテッド VC ID に対応付けます。AToM エミュレーテッド VC タイプは ATM VP Cell Transport です。

AToM 制御ワードはサポートされます。ただし、ピア Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)が制御ワードをサポートしない場合は、使用できません。このネゴシエーションは LDP ラベル バインディングによって行われます。

VP モード(および VC モード)はアイドル セルをドロップします。

VP モードの設定例

次に、仮想パス上で単一 ATM セルを転送する例を示します。

Router# pseudowire-class vp-cell-relay
encapsulation mpls
int atm 1/0/0
xconnect 10.0.0.1 123 pw-class vp-cell-relay

ATM セル リレー VP モードの確認

次の show atm vp コマンドの出力から、インターフェイスが VP モード セル リレー対応として設定されていることがわかります。

Router# show atm vp 1
ATM5/0 VPI: 1, Cell Relay, PeakRate: 149760, CesRate: 0, DataVCs: 1, CesVCs: 0, Status:
ACTIVE
VCD VCI Type InPkts OutPkts AAL/Encap Status
6 3 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
7 4 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
TotalInPkts: 0, TotalOutPkts: 0, TotalInFast: 0, TotalOutFast: 0,
TotalBroadcasts: 0 TotalInPktDrops: 0, TotalOutPktDrops: 0

AToM セル リレー ポート モードの設定

AAL5 でフレーミングされない ATM データの転送では、MPLS クラウド経由で個々のセルをリレーする必要があります。これらのセルは、単一セル リレー(SCR)または Packed Cell Relay(PCR)形式を使用して、MPLS クラウド経由で転送できます。セル リレーはポート モードに基づく場合があります。ポート モードでは、ATM ポートに到着するすべてのセルが個別にまたは一括して MPLS クラウド経由で転送されます。

AToM セル リレー ポート モードは、12.2(33)SRD リリースの SIP-200 および SIP-400 ラインカードだけでサポートされます。

AToM 設定の詳細については、次の URL にある「Configuring ATM Single Cell Relay over MPLS」、「Configuring ATM Packed Cell Relay over MPLS」などの Any Transport over MPLS の資料を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mpls/configuration/guide/mp_any_transport.html#wp1046670

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

enable

例:

Router# enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示された場合、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atm slot/bay/port

例:

Router(config)# interface atm 1 / 1 / 0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

例:

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

Attachment Circuit(AC; 接続回線)をインターフェイスにバインドします。

ステップ 5

end

例:

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ポート モードの設定時の注意事項

MPLS を使用する ATM セル リレーをポート モードで設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

擬似回線 VC タイプは ATM 透過セル転送(AAL0)です。

AToM 制御ワードはサポートされます。ただし、ピア PE が制御ワードをサポートしない場合は、使用できません。このネゴシエーションは LDP ラベル バインディングによって行われます。

ポート モード、VP モード、および VC モードはいずれか 1 つを使用できます。セル リレーの ATM メイン インターフェイスをイネーブルにする場合、PVP コマンドまたは PVC コマンドは入力できません。

MPLS コア ネットワークの障害により擬似回線 VC ラベルが取り外された場合、PE ルータは回線の Alarm Indication Signal(AIS; アラーム検出信号)を Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)ルータに送信します。

ポート モードの設定例

次に、仮想パス上で単一 ATM セルを転送する例を示します。

Router# pseudowire-class vp-cell-relay
encapsulation mpls
int atm 1/0/0
xconnect 10.0.0.1 123 pw-class vp-cell-relay

ATM セル リレー ポート モードの確認

次の show atm route コマンドおよび show mpls l2transport vc コマンドの出力から、インターフェイスが ポート モード セル リレー対応として設定されていることがわかります。

Router# show atm route
ATM5/0 VPI: 1, Cell Relay, PeakRate: 149760, CesRate: 0, DataVCs: 1, CesVCs: 0, Status:
ACTIVE
VCD VCI Type InPkts OutPkts AAL/Encap Status
6 3 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
7 4 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
TotalInPkts: 0, TotalOutPkts: 0, TotalInFast: 0, TotalOutFast: 0,
TotalBroadcasts: 0 TotalInPktDrops: 0, TotalOutPktDrops: 0
 
Router# show mpls l2transport vc
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- -------------------- --------------- ---------- ----------
AT1/1/0 ATM CELL ATM1/1/0 10.1.1.121 1121 UP
 

ATM SPA での QoS 機能の設定

SIP および SPA は、Modular QoS CLI(MQC; モジュラ QoS コマンドライン インターフェイス)の設定によってさまざまな QoS 機能をサポートします。ATM SPA でサポートされる QoS 機能については、「SIP および SSC の設定」「SIP での QoS 機能の設定」を参照してください。

ATM SPA QoS の設定時の注意事項

2 ポートおよび 4 ポート OC-3c/STM-1 ATM SPA には、以下が適用されます。

入力方向では、すべての Quality of Service(QoS)機能が Cisco 7600 SIP-200 でサポートされます。

出力方向では次のようになります。

すべてのキューイングベース機能(Class-Based Weighted Fair Queuing(CBWFQ; クラス ベース重み付け均等化キューイング)、ATM VC 単位 WFQ、WRED、シェーピングなど)は、SPA の Segmentation and Reassembly(SAR)プロセッサで実行されます。

ポリシングは SIP で実行されます。

クラス キュー シェーピングはサポートされません。

フェーズ 2 ローカル スイッチング冗長性

フェーズ 2 ローカル スイッチング冗長性により、プライマリ接続回線が故障した場合に予備の接続回線(AC)を使用できます。AC はすべて同じ Cisco 7600 シリーズ ルータに設ける必要があります。

ATM AC の次の組み合わせがサポートされます。

同じ SPA 上にある ATM AC 同士

同じ SIP 上の異なる SPA 上にある ATM AC 同士

同じ Cisco 7600 シリーズ ルータ上の異なる SIP 上にある ATM AC 同士


) Cisco IOS Release 12.2(33)SRC の場合、この機能を使用できるのは 24 ポート チャネライズド T1/E1 ATM CEoP SPA、1 ポート チャネライズド OC-3 STM1 ATM CEoP SPA、2 ポートおよび 4 ポート OC-3c/STM-1 ATM SPA、1 ポート OC-12c/STM-4 ATM SPA、および 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM SPA です。


注意事項

ATM インターフェイスの自動設定はサポートされません。

ヘッドエンドが保護されていない状態で故障すると、バックアップできるのはテールエンド AC だけです。

プライマリ AC およびバックアップ AC は、同一の回線タイプである必要があります(異なるインターフェイス間または異なるタイプの Circuit Emulation(CEM; 回線エミュレーション)回線間では、フェールオーバー動作が切り替わりません)。

予備 AC は各接続について 1 つだけ使用できます。

自動設定が許可されるのは、バックアップ ATM 相手先固定接続(PVC)または ATM 相手先固定パス(PVP)の場合です。

ローカル スイッチング接続で予備として使用される ATM 回線は、xconnect 設定には使用できません。

テールエンド セグメントが backup コマンドを使用して 1 つのセグメントにバックアップされている場合、ローカル スイッチング接続のパラメータのダイナミックな変更はサポートされません。3 つのセグメント(ヘッドエンド セグメント、テールエンド セグメント、または予備セグメント)のいずれかのパラメータを変更する場合は、まず backup コマンドを使用して設定を解除し、個々のセグメントに変更を行ってから、backup コマンドを使用してバックアップの設定を再度行います。

設定

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# [no] connect name atma/b/c vpi/vci atmx/y/z vpi/vci

2 つの ATM インターフェイス間のローカル スイッチング接続を設定します。

2 つの ATM インターフェイス間のローカル スイッチング接続の設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

 
Router(config-connection)# backup interface atm x/y/z vpi/vci

ローカルで切り替えた ATM 接続をバックアップします。

設定例

Router(config)# connect ATM atm2/0/0 0 atm3/0/0 0
Router(config-connection)# backup interface atm4/0/0 1

確認

show xconnect all コマンドを使用して、バックアップおよびプライマリ回線のステータスを確認します。

設定の保存

実行コンフィギュレーションを NVRAM(不揮発性 RAM)に保存するには、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。


) 設定変更を永続的に保存するには、特権 EXEC モードで copy running-config startup-config コマンドを入力して、変更を Nonvolatile RAM(NVRAM; 不揮発性 RAM)に書き込みます。


 

コマンド
説明

Router# copy running-config startup-config

新しい設定を NVRAM に書き込みます。

コンフィギュレーション ファイルの管理方法については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』Release 12.2 および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』Release 12.2 を参照してください。

SPA のインターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスをシャットダウンすると、インターフェイスは管理上のダウン モードになり、オフライン化されて、インターフェイスを経由するすべてのトラフィックが停止します。ただし、インターフェイスをシャットダウンしても、インターフェイス設定は変わりません。

一般に、Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)操作を行ってインターフェイスを取り外し、まったく同じ SPA モデルと交換する場合は、インターフェイスをシャットダウンする必要がありません。ただし、次のいずれかの作業を実行する場合は、インターフェイスをシャットダウンすることを推奨します。

ネットワーク内でインターフェイスを使用する必要がない場合

あとでテストまたはトラブルシューティングを行うための準備をする場合

トラフィック フローに影響する方法で(カプセル化の変更などで)、インターフェイスの設定を変更する場合

インターフェイス ケーブルを変更する場合

交換する予定のない SPA を取り外す場合

SIP を別のタイプの SIP と交換する場合(Cisco 7600 SIP-200 を Cisco 7600 SIP-400 と交換する場合など)

インターフェイス カードを別のモデルのカードと交換する場合

これらの場合にインターフェイスをシャットダウンすると、新しいカードまたはケーブルを取り付け直すときに異常が発生しなくなります。また、通常であれば発生する可能性のあるエラー メッセージやシステム メッセージの数が削減されます。


ヒント SIP から SPA を物理的に取り外す場合も、「ATM 共有ポート アダプタのシャットダウン」に記載された手順に従って、SPA をシャットダウンしてください。



) Cisco 7600 シリーズ ルータの既存の ATM ポート アダプタを ATM SPA と交換して、同じ設定を使用する場合は、スロットの設定を保存してから、ハードウェアを物理的に交換してください。これは、特定のカード タイプを別のカード タイプと交換すると、2 つのカードの機能が同等である場合でも、スロット設定がすべて失われるためです。ATM SPA を取り付けたら、以前の設定を再入力してください。


インターフェイスをシャットダウンするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# interface atm slot / subslot / port

指定した ATM SPA の指定ポートで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config-if) # shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

(注) シャットダウンするインターフェイスごとに、ステップ 1 およびステップ 2 を繰り返します。

ステップ 3

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。


ヒント インターフェイスをシャットダウンした場合、show interface コマンドは、SPA がシャーシから物理的に取り外されるか、または SPA が再びイネーブルになるまで、インターフェイスが管理上のダウン状態であることを示します。


次に、ATM SPA インターフェイスをシャットダウンする一般的な例を示します。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface atm 4/0/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# end
Router# show interface atm 4/0/0
 
ATM4/0/0 is administratively down, line protocol is down
Hardware is SPA-4XOC3-ATM, address is 000d.2959.d5ca (bia 000d.2959.d5ca)
Internet address is 10.10.10.16/24
MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 599040 Kbit, DLY 80 usec,
reliability 255/255, txload 42/255, rxload 1/255
Encapsulation ATM, loopback not set
Encapsulation(s): AAL5
4095 maximum active VCs, 1 current VCCs
VC idle disconnect time: 300 seconds
0 carrier transitions
Last input 01:01:16, output 01:01:16, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 01:10:21
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/0 (size/max)
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 702176000 bits/sec, 1415679 packets/sec
1000 packets input, 112000 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
2948203354 packets output, 182788653886 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

ATM 共有ポート アダプタのシャットダウン

ATM SPA をシャットダウンすると、SPA 上のすべての ATM インターフェイスはシャットダウンし、SPA およびそのインターフェイスは管理上のダウン状態になります。これにより、すべてのインターフェイスはオフラインにあり、SPA を経由するすべてのトラフィックが停止します。ただし、ATM SPA をシャットダウンしても、SPA およびインターフェイスの設定は変わりません。

一般に、活性挿抜(OIR)操作を行って ATM SPA を取り外し、まったく同じ SPA モデルと交換する場合は、ATM SPA をシャットダウンする必要がありません。ただし、次のいずれかの作業を実行する場合は、ATM SPA をシャットダウンする必要があります。

交換する予定のないインターフェイスを取り外す場合

SIP を別のタイプの SIP と交換する場合(Cisco 7600 SIP-200 を Cisco 7600 SIP-400 と交換する場合など)

ATM SPA を別のモデルの SPA と交換する場合

ATM SPA をシャットダウンするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の手順を実行します。

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

Router(config)# hw-module subslot slot/subslot shutdown [ powered | unpowered ]

ATM SPA をシャットダウンします。

powered :(任意)ATM SPA をシャットダウンし、リセット状態に保ちます。これがデフォルトです。通常は、SPA のシャットダウン後も、SPA を Cisco 7600 シリーズ ルータに装着および接続した状態を保つ場合に実行します。

unpowered :(任意)ATM SPA をシャットダウンし、電力が供給されない状態に保ちます。通常、これは ATM SPA をシャーシから取り外す前に実行します。

(注) シャットダウンする ATM SPA ごとに、このステップを繰り返します。

形式を使用して機能を反転しないかぎり、Cisco 7600 シリーズ ルータの現在のセッション中は有効です。

ステップ 2

Router(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

次に、ATM SPA をシャットダウンする一般的な例を示します。この例では、サブスロット 0 の SPA はリセット モードになり、サブスロット 1 の SPA は電力がダウンします。

Router> enable
Router# hw-module subslot 4/0 shutdown powered
Router# hw-module subslot 4/1 shutdown unpowered

ヒント no hw-module subslot shutdown コマンドを使用して SPA を再イネーブルにしないかぎり、新しい SPA を取り付けたり、Cisco 7600 シリーズ ルータをリセットしたあとも、ATM SPA はシャットダウン状態のままです。


インターフェイスの設定の確認

ATM SPA およびインターフェイスの設定および動作情報を取得する手順については、次のセクションを参照してください。

「ポート単位のインターフェイス ステータスの確認」

「ポート単位のインターフェイス統計情報のモニタ」

ATM SPA およびインターフェイスの設定や動作について、これらのコマンドまたはその他のコマンドを使用して情報を取得する場合の詳細については、「ATM 共有ポート アダプタのトラブルシューティング」を参照してください。

ポート単位のインターフェイス ステータスの確認

Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載された ATM SPA のインターフェイス ポートに関する詳細なステータス情報を表示するには、 show interfaces atm コマンドを使用します。次に、Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット 3 に SIP が搭載され、そのサブスロット 0(左端のサブスロット)に ATM SPA が搭載されている場合、そのインターフェイス ポート 1(2 番めのポート)の出力例を示します。

Router# show interface atm 3/0/1
 
ATM3/0/1 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4XOC3-ATM, address is 000a.f330.7dc0 (bia 000a.f330.7dca)
Internet address is 10.13.21.31/24
MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 599040 Kbit, DLY 80 usec,
reliability 255/255, txload 140/255, rxload 129/255
Encapsulation ATM, loopback not set
Encapsulation(s): AAL5
4095 maximum active VCs, 1 current VCCs
VC idle disconnect time: 300 seconds
0 carrier transitions
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:45:35
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 304387000 bits/sec, 396342 packets/sec
5 minute output rate 329747000 bits/sec, 396334 packets/sec
1239456438 packets input, 118987818048 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
1239456287 packets output, 128903453848 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

ポート単位のインターフェイス統計情報のモニタ

ATM SPA の詳細なステータス情報および統計情報をポート単位で表示するには、 show controllers atm コマンドを使用します。次に、Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット 4 に SIP が搭載され、そのサブスロット 0(左端のサブスロット)に ATM SPA が搭載されている場合、そのインターフェイス ポート 0(先頭スロット)の出力例を示します。

Router# show controllers atm 4/0/0
 
Interface ATM4/0/0 is up
Framing mode: SONET OC3 STS-3c
 
SONET Subblock:
SECTION
LOF = 0 LOS = 0 BIP(B1) = 603
LINE
AIS = 0 RDI = 2 FEBE = 2332 BIP(B2) = 1018
PATH
AIS = 0 RDI = 1 FEBE = 28 BIP(B3) = 228
LOP = 0 NEWPTR = 0 PSE = 1 NSE = 2
 
Active Defects: None
Active Alarms: None
Alarm reporting enabled for: SF SLOS SLOF B1-TCA B2-TCA PLOP B3-TCA
 
ATM framing errors:
HCS (correctable): 0
HCS (uncorrectable): 0
 
APS
 
COAPS = 0 PSBF = 0
State: PSBF_state = False
Rx(K1/K2): 00/00 Tx(K1/K2): 00/00
Rx Synchronization Status S1 = 00
S1S0 = 00, C2 = 00
 
PATH TRACE BUFFER : STABLE
Remote hostname : fecao7609_2
Remote interface: ATM9/0/0
Remote IP addr : 0.0.0.0
Remote Rx(K1/K2): 00/00 Tx(K1/K2): 00/00
 
 
BER thresholds: SF = 10e-3 SD = 10e-6
TCA thresholds: B1 = 10e-6 B2 = 10e-6 B3 = 10e-6
 
Clock source: line

設定例

ここでは、ATM SPA の設定例を示します。

「基本的なインターフェイス設定例」

「MTU の設定例」

「相手先固定接続の設定例」

「ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例」

「マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例」

「PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例」

「IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例」

「ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定例」

「ATM Routed Bridge Encapsulation(RBE)の設定例」

「優先順位に基づく集約 WRED の設定例」

「DSCP に基づく集約 WRED の設定例」

「相手先選択接続の設定例」

「PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定例」

「仮想回線クラスの設定例」

「仮想回線バンドルの設定例」

「仮想テンプレートを使用した Link Fragmentation and Interleaving の設定例」

「distributed Compressed Real-Time Protocol の設定例」

「自動保護スイッチングの設定例」

「SONET および SDH フレーミングの設定例」

「Cisco 7600、Catalyst 5500、および Catalyst 6500 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例」

「Cisco 7600 および Cisco 7200 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例」

「Cisco 7600 の基本的なバックツーバックの設定例」

「バックツーバック トポロジの Catalyst 5500 スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータの設定例」

「Cisco 7600 および Cisco 7200 の基本的なバックツーバック トポロジの設定例」

基本的なインターフェイス設定例

!
interface ATM5/1/0
mtu 9216
no ip address
atm clock INTERNAL
!
interface ATM5/1/0.1 point-to-point
mtu 9216
ip address 70.1.1.1 255.255.0.0
pvc 52/100
!
!
interface ATM5/1/1
mtu 9216
no ip address
atm clock INTERNAL
!
interface ATM5/1/1.1 point-to-point
mtu 9216
ip address 70.2.1.1 255.255.0.0
pvc 53/100
!
!
interface ATM5/1/2
no ip address
atm clock INTERNAL
!
interface ATM5/1/3
no ip address
atm clock INTERNAL
!

MTU の設定例

!
interface ATM4/1/0
ip address 192.168.100.13 255.255.255.0
mtu 9216
ip mtu 9188
mpls mtu 9288
atm clock INTERNAL
!

相手先固定接続の設定例

!
interface ATM5/0/0
no ip address
pvc 1/100
protocol ip 1.1.1.3
protocol ip 20.1.1.1
broadcast
!
!
interface ATM5/0/1
no ip address
!
interface ATM5/1/1
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
load-interval 30
pvc 1/100
protocol ip 1.1.1.3
protocol ip 20.1.1.1
cbr 140000
broadcast
oam-pvc manage
!
pvc 1/101
protocol ip 9.9.9.2
encapsulation aal5ciscoppp Virtual-Template1
!

ポイントツーポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例

次に、ポイントツーポイント サブインターフェイスに設定された複数の PVC の単純な設定例を示します。

 
interface ATM3/1/0
no ip address
!
interface ATM3/1/0.1 point-to-point
pvc 4/44 l2transport
mpls l2transport route 22.22.22.22 400
!
!
interface ATM3/1/0.2 point-to-point
pvc 5/55 l2transport
encapsulation aal0
mpls l2transport route 22.22.22.22 500
!
!
interface ATM3/1/0.3 point-to-point
ip address 99.0.0.2 255.0.0.0
pvc 9/99
!
!
interface ATM5/0/0
description flexwan_6_0_0
no ip address
logging event link-status
atm clock INTERNAL
!
interface ATM5/0/0.1 point-to-point
ip address 50.1.1.1 255.255.255.0
pvc 50/11
!
!
interface ATM5/0/0.2 point-to-point
ip address 50.2.2.1 255.255.255.0
pvc 50/12
!
!
interface ATM5/0/0.3 point-to-point
ip address 50.3.3.1 255.255.255.0
pvc 50/13
!
!
interface ATM5/0/0.4 point-to-point
ip address 50.4.4.1 255.255.255.0
pvc 50/14
!
!
interface ATM5/0/0.5 point-to-point
ip address 50.5.5.1 255.255.255.0
pvc 50/15
!
!
interface ATM5/1/0.1 point-to-point
ip address 2.0.0.2 255.255.255.0
!
interface ATM5/1/0.2 point-to-point
ip address 2.0.1.2 255.255.255.0
!
interface ATM5/1/0.3 point-to-point
ip address 39.0.0.1 255.0.0.0
!
 

マルチポイント サブインターフェイスでの PVC の設定例

!
interface ATM4/1/0
no ip address
atm clock INTERNAL
!
interface ATM4/1/0.2 multipoint
ip address 1.1.1.1 255.0.0.0
pvc 0/121
protocol ip 1.1.1.23 broadcast
vbr-nrt 2358 2358
encapsulation aal5snap
!
pvc 0/122
protocol ip 1.1.1.24 broadcast
vbr-nrt 2358 2358
encapsulation aal5snap
!
pvc 0/123
protocol ip 1.1.1.25 broadcast
vbr-nrt 2358 2358
encapsulation aal5snap
!
pvc 0/124
protocol ip 1.1.1.26 broadcast
vbr-nrt 2358 2358
encapsulation aal5snap
!
pvc 0/125
protocol ip 1.1.1.27 broadcast
!
...
interface ATM5/1/1
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
load-interval 30
pvc 1/100
protocol ip 1.1.1.3
protocol ip 20.1.1.1
cbr 140000
broadcast
oam-pvc manage
!
pvc 1/101
protocol ip 9.9.9.2
encapsulation aal5ciscoppp Virtual-Template1
!
!
interface ATM5/1/1.200 multipoint
ip address 7.7.7.1 255.255.255.0
bundle bundle
pvc-bundle high 2/100
class-vc high
pvc-bundle med 2/101
class-vc med
pvc-bundle low 2/102
class-vc low
!
!
interface ATM5/1/2
no ip address
!
interface ATM5/1/3
no ip address

!

PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例

次に、ファスト イーサネット インターフェイスを使用した RFC 1483 ブリッジングが設定された ATM インターフェイスおよび PVC の単純な例を示します。

 
vlan 30
!
interface FastEthernet7/1
no ip address
duplex full
speed 100
switchport
switchport access vlan 30
switchport mode access
!
interface ATM9/1/0
no ip address
mtu 4096
bandwidth 2000
pvc 0/39
bridge-domain 30
encapsulation aal5snap
!
interface ATM9/1/0.2 point-to-point
ip address 10.10.12.2 255.255.255.0
ip access-group rbe-list in
atm route-bridged ip
no mls ip
pvc 10/200
!
router rip
network 10.0.0.0
network 30.0.0.0
!
 

IEEE 802.1Q トンネリングを使用した PVC 対応 RFC 1483 ブリッジングの設定例

次に、IEEE 802.1Q トンネリングを使用した RFC 1483 ブリッジングに対応するように設定された、ATM インターフェイスの単純な例を示します。

interface ATM6/2/0
no ip address
shutdown
atm clock INTERNAL
atm mtu-reject-call
no atm ilmi-keepalive
pvc 2/101
bridge-domain 99 dot1q-tunnel
!
mls qos trust dscp
spanning-tree bpdufilter enable
 

ATM RFC1483 ハーフブリッジングの設定例

次に、ハーフブリッジングに対応するように設定された ATM サブインターフェイスの単純な例を示します。

!
interface ATM5/1/0.100 multipoint
ip address 192.168.100.14 255.255.0.0
mtu 1500
pvc 10/200
encapsulation aal5snap bridge
!

ATM Routed Bridge Encapsulation(RBE)の設定例

次に、RBE(別名 RFC 1483 ハーフブリッジング)に対応するように設定された ATM サブインターフェイスの単純な例を示します。

!
interface ATM5/1/0.100 point-to-point
ip address 10.10.10.121 255.255.0.0
mtu 1500
atm route-bridged ip
pvc 100/100
encapsulation aal5snap
!

優先順位に基づく集約 WRED の設定例

次に、優先順位に基づく集約 WRED の設定例を示します。

! Create a policy map named prec-aggr-wred.
!
Router(config)# policy-map prec-aggr-wred
!
! Configure a default class for the policy map.
!
Router(config-pmap)# class class-default
!
! Enable precedence-based (the default setting) aggregate WRED for the default class.
!
Router(config-pmap-c)# random-detect aggregate
!
! Define an aggregate subclass for packets with IP Precedence values of 0-3 and assign the ! WRED profile parameter values for this subclass.
!
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 0 1 2 3 minimum thresh 10 maximum-thresh 100 mark-prob 10
!
! Define an aggregate subclass for packets with IP Precedence values of 4 and 5 and assign ! the WRED profile parameter values for this subclass.
!
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 4 5 minimum-thresh 40 maximum-thresh 400 mark-prob 10
!
! Define an aggregate subclass for packets with an IP Precedence value of 6 and assign the ! WRED profile parameter values for this subclass.
!
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 6 minimum-thresh 60 maximum-thresh 600 mark-prob 10
!
! Define an aggregate subclass for packets with an IP Precedence value of 7 and assign the ! WRED profile parameter values for this subclass.
!
Router(config-pmap-c)# random-detect precedence values 7 minimum-thresh 70 maximum-thresh 700 mark-prob 10
!
! Attach the policy map prec-aggr-wred to the interface. Note all ATM SPA service policies
! are applied at the atm vc level.
!
Router(config-pmap-c)# interface ATM4/1/0.10 point-to-point
Router(config-subif)# ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
Router(config-subif)# pvc 10/110

Router (config-subif)# service policy output prec-aggr-wred

DSCP に基づく集約 WRED の設定例

次に、DSCP に基づく集約 WRED の設定例を示します。

! Create a policy map named dscp-aggr-wred.
!
Router(config)# policy-map dscp-aggr-wred
!
! Configure a default class for the policy map.
!
Router(config-pmap)# class class-default
!
! Enable dscp-based aggregate WRED for the default class and assign the
! default WRED profile parameter values to be used for all subclasses that have not been
! specifically configured..
!
Router(config-pmap-c)# random-detect dscp-based aggregate minimum-thresh 1 maximum-thresh 10 mark-prob 10
!
! Define an aggregate subclass for packets with DSCP values of 0-7 and assign the WRED
! profile parameter values for this subclass
!
Router(config-pmap-c)# random-detect dscp values 0 1 2 3 4 5 6 7 minimum-thresh 10 maximum-thresh 20 mark-prob 10
!
! Define an aggregate subclass for packets with DSCP values of 8-11 and assign the WRED
! profile parameter values for this subclass.
!
Router(config-pmap-c)random-detect dscp values 8 9 10 11 minimum-thresh 10 maximum-thresh 40 mark-prob 10
!
! Attach the policy map dscp-aggr-wred to the interface. Note all ATM SPA service policies
! are applied at the atm vc level.
!
Router(config)# interface ATM4/1/0.11 point-to-point
Router(config-subif)# ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
Router(config-subif) pvc 11/101

Router (config-subif)# service policy output dscp-aggr-wred

相手先選択接続の設定例

interface ATM4/0/2
ip address 10.23.33.2 255.255.255.0
atm clock INTERNAL
atm pvp 244
atm esi-address 111111111111.11
pvc 0/5 qsaal
!
pvc 0/16 ilmi
!
!
interface ATM4/0/2.1 multipoint
ip address 10.20.0.2 255.0.0.0
atm esi-address 333333333333.33
!
svc nsap 47.009181000000001011B8C601.222222222222.22
protocol ip 10.20.0.1
ubr 1000
!
!
interface ATM4/0/2.2 multipoint
ip address 10.13.3.1 255.255.255.0
atm esi-address 510211111111.11
!
svc nsap 47.009181000000001011B8C601.410233333333.33
protocol ip 10.13.3.3
!
interface ATM4/0/2.3 multipoint
svc SVC1 nsap 47.009181000000BBBBBB000001.222222222222.22
protocol ip 33.33.33.1
broadcast
encapsulation aal5snap

PVC または SVC のトラフィック パラメータの設定例

!
interface ATM5/1/1.100 point-to-point
ip address 10.1.1.1 255.255.255.0
load-interval 30
pvc 1/100
protocol ip 1.1.1.3
protocol ip 20.1.1.1
cbr 100
broadcast
!
!
interface ATM5/1/1.110 point-to-point
ip address 10.2.2.2 255.255.255.0
pvc 1/110
ubr 1000
!
!
interface ATM5/1/1.120 point-to-point
ip address 10.3.3.3 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
pvc 1/120
vbr-nrt 50000 50000
encapsulation aal5snap
!
!
interface ATM5/1/1.130 point-to-point
ip address 10.4.4.4 255.255.255.0
pvc 1/130
vbr-rt 445 445
encapsulation aal5snap
!
!
interface ATM5/1/1.140 point-to-point
ip address 10.5.5.5 255.255.255.0
atm arp-server nsap 47.00918100000000107B2B4B01.111155550000.00
atm esi-address 111155550001.00
!
svc SVC00 nsap 47.00918100000000107B2B4B01.222255550001.00
protocol ip 10.5.5.6 broadcast
oam-svc manage
encapsulation aal5mux ip
ubr 1000
!

仮想回線クラスの設定例

vc-class atm high-class
ilmi manage
oam-pvc manage 5
oam retry 10 7 3
!
vc-class atm low-class
!
interface ATM4/1/0
no ip address
class-int high-class
atm ilmi-pvc-discovery subinterface
pvc 0/5 qsaal
!
pvc 0/16 ilmi
!
!
interface ATM4/1/0.1 multipoint
pvc 1/110
protocol 10.10.10.14
!
interface ATM4/1/1
ip address 10.10.11.2 255.255.255.0
class-int low-class
atm uni-version 4.0
atm pvp 1
atm esi-address AAAAAAAAAAAA.AA
interface ATM4/1/1.2 multipoint
pvc 2/100
protocol ip 10.10.11.1
!

仮想回線バンドルの設定例

!
interface ATM5/1/1
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
load-interval 30
pvc 1/100
protocol ip 1.1.1.3
protocol ip 20.1.1.1
cbr 140000
broadcast
oam-pvc manage
!
pvc 1/101
protocol ip 9.9.9.2
encapsulation aal5ciscoppp Virtual-Template1
!
!
interface ATM5/1/1.200 multipoint
ip address 7.7.7.1 255.255.255.0
bundle atm-bundle
pvc-bundle high 2/100
class-vc high
pvc-bundle med 2/101
class-vc med
pvc-bundle low 2/102
class-vc low
!

仮想テンプレートを使用した Link Fragmentation and Interleaving の設定例

次に、仮想テンプレート インターフェイスを使用した LFI の単純な設定例を示します。

!
vlan internal allocation policy ascending
vlan access-log ratelimit 2000
!
class-map match-all prec4
match ip precedence 4
class-map match-all prec5
match ip precedence 5
class-map match-all prec6
match ip precedence 6
class-map match-all prec7
match ip precedence 7
class-map match-all prec0
match ip precedence 0
class-map match-all prec1
match ip precedence 1
class-map match-all prec2
match ip precedence 2
class-map match-all dscp2
match dscp 2
class-map match-all prec3
match ip precedence 3
class-map match-all prec8
match precedence 0 2 4 6
class-map match-any all
class-map match-all any
match any
!
!
policy-map pmap1
class prec1
bandwidth percent 10
class prec2
police 100000000 3125000 3125000 conform-action transmit exceed-action drop
priority
!
!
!
interface ATM2/1/0
no ip address
atm clock INTERNAL
!
interface ATM2/1/0.1 point-to-point
pvc 0/100
encapsulation aal5snap
protocol ppp Virtual-Template1
!
!
interface ATM2/1/0.1000 point-to-point
pvc 1/1000
encapsulation aal5ciscoppp Virtual-Template2
!
!
interface ATM2/1/0.1001 point-to-point
pvc 1/1001
protocol ip 10.10.11.12
encapsulation aal5ciscoppp Virtual-Template3
!
interface ATM2/1/1
no ip address
shutdown
!
interface ATM2/1/2
no ip address
shutdown
!
interface ATM2/1/3
no ip address
!
interface Virtual-Template1
bandwidth 100
ip address 10.34.0.2 255.255.255.0
no keepalive
ppp chap hostname north-21
ppp multilink
ppp multilink fragment-delay 5
ppp multilink interleave
multilink max-fragments 16
service-policy output pmap1
!
interface Virtual-Template2
ip address 10.36.0.2 255.255.255.0
no keepalive
ppp chap hostname north-22
ppp multilink
ppp multilink fragment-delay 5
ppp multilink interleave
service-policy output pmap1
!
interface Virtual-Template3
ppp chap hostname north-23
ppp multilink
ppp multilink fragment-delay 5
ppp multilink interleave
service-policy output pmap1
!
interface Vlan1
no ip address
shutdown
!

distributed Compressed Real-Time Protocol の設定例

!
interface ATM5/1/0.200 point-to-point
pvc 10/300
encapsulation aal5mux ppp Virtual-Template200
!
...
!
interface Virtual-Template200
bandwidth 2000
ip address 10.1.200.2 255.255.255.0
ip rcp header-compression passive
ip tcp header-compression passive
ppp chap hostname template200
ppp multilink
ppp multilink fragment-delay 8
ppp multilink interleave
ip rtp header-compression passive
ip tcp compression-connections 64
!

自動保護スイッチングの設定例

!
interface ATM4/0/0
description working
ip address 10.5.5.1 255.255.255.0
no shutdown
aps group 1
aps working 1
pvc 1/100
protocol ip 10.5.5.2
!
 
interface ATM4/0/1
description protect
ip address 10.5.5.1 255.255.255.0
aps group 1
aps revert 2
aps protect 0 10.7.7.7
pvc 1/100
protocol ip 10.5.5.2
!
interface Loopback1
ip address 10.7.7.7 255.255.255.0

SONET および SDH フレーミングの設定例

!
interface ATM2/0/0
description Example of SONET framing-“atm framing sonet” is default and doesn’t appear
ip address 10.16.2.2 255.255.255.0
logging event link-status
atm sonet report all
atm sonet threshold sd-ber 3
atm sonet threshold sf-ber 6
atm sonet overhead c2 0x00
!
interface ATM2/0/1
description Example of SDH framing-”atm framing sdh” appears in configuration
ip address 10.16.3.3 255.255.255.0
logging event link-status
atm framing sdh
atm sonet report all
atm sonet overhead c2 0x00
!
 
 

Cisco 7600、Catalyst 5500、および Catalyst 6500 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例

図 7-7 に、Catalyst 6500 シリーズ スイッチと Cisco 7600 シリーズ ルータの間でデータ パケットを送信する、ネットワーク トポロジの例を示します。

図 7-7 L2PT トポロジの Catalyst 5500 スイッチ、6500 スイッチ、および Cisco 7600 シリーズ ルータ

 

図 7-7 に示したように、レイヤ 2 プロトコル トンネリング(L2PT)は Cisco 7600 ATM 6/1/0 インターフェイスおよび Catalyst 6500 スイッチ Gig 2/1 インターフェイスに設定されています。

PVST パケットは Catalyst 5500 スイッチから Cisco 7600 シリーズ ルータに送信されます。Cisco 7600 シリーズ ルータは L2PT を使用してこれらの BPDU を転送し、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに送信します。これらの BPDU はカスタマー ネットワークにパケットを送り出す前に、カプセル開放が行われて復元されます。

Cisco 7600 シリーズ ルータおよび Catalyst 6500 シリーズ スイッチは、プロバイダー エッジ(PE)デバイスであり、それ以外はカスタマー エッジ(CE)デバイスです。

ATM の設定例

着信したあらゆるトラフィックは dot1q トンネルを使用して送信する必要があります。PE VLAN が 200、CE VLAN が 100 の場合、設定は次のとおりです。

Router(config)# interface atm 6/1/0

Router(config-if)# pvc 6/200

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain 200 dot1q-tunnel ignore-bpdu-pid pvst-tlv 100

イーサネットの設定例

次に、イーサネットの設定例を示します。

Router(config)# interface gig2/1

Router(config-if)# switchport

Router(config-if)# switchport access vlan 200

Router(config-if)# switchport mode dot1q-tunnel

Router(config-if)# l2protocol-tunnel

カスタマー サイトでは CE VLAN 100 が使用されます。Catalyst 5500 スイッチは、データ フォーマットで IEEE BPDU を送信します。Cisco 7600 シリーズ ルータは受信した BPDU をまず、PVST+ フォーマットに変換します。次に、フレームの宛先アドレス(DA)MAC をプロトコル トンネルの MAC アドレスに変更し、レイヤ 2 クラウドに送信します。

反対側では、Gig 2/1 インターフェイスからフレームが送信されるときに、DA MAC が PVST+ DA MAC に戻され、PVST+ BPDU が CPE デバイスに送信されます。

Cisco 7600 および Cisco 7200 におけるレイヤ 2 プロトコル トンネリング トポロジの設定例

図 7-8 に、Cisco 7600 シリーズ ルータが Cisco 7200 シリーズ ルータと通信する例を示します。

図 7-8 L2PT トポロジの Cisco 7600 および Cisco 7200 ルータ

 

PE の設定

PE ルータの設定は、次のとおりです。

!On PE 1
interface ATM2/0/0
no ip address
atm mtu-reject-call
pvc 7/101
bridge-domain 200 dot1q-tunnel
!
end
!On PE 2
interface ATM3/0/0
no ip address
pvc 2/101
bridge-domain 200 dot1q-tunnel pvst-tlv 100
!
end

Cisco 7600 CE の設定

Cisco 7600 CE 1 ルータの設定は、次のとおりです。

!On CE 1
interface ATM1/1/0
no ip address
atm mtu-reject-call
pvc 7/101
bridge-domain 101
!
end

Cisco 7200 CE の設定

Cisco 7200 CE 2 ルータの設定は、次のとおりです。

!On CE 2
interface ATM4/0
no ip address
no atm ilmi-keepalive
pvc 2/101
!
bridge-group 101
end

Cisco 7200 CE から Cisco 7600 CE のデータ送信順序

例に示した設定およびトポロジの場合、Cisco 7200 CE から Cisco 7600 CE へのデータ送信順序は、次のとおりです。

1. Cisco 7200 CE 2 ルータは、RFC 1483 フォーマットの MAC ヘッダーを使用せずに BPDU を送信します。

2. Cisco 7600 PE ルータがパケットを受信し、IEEE BPDU から PVST+ BPDU フォーマットに変換します。

3. PVST+ BPDU に VLAN 100 が挿入されます。

4. プロトコル トンネルの宛先アドレス(DA)MAC を使用して、フレームの DA MAC 値が書き換えられ、ATM ネットワーク クラウドに送信されます。

5. L2PT BPDU は PE 1 の ATM 2/0/0 インターフェイスから送信されなければなりません。DA MAC が PVST+ DA MAC に復元されます。

6. 最後に、PVST+ BPDU が Cisco 7600 CE 1 ルータに送信されます。

Cisco 7600 の基本的なバックツーバックの設定例

図 7-9 に、バックツーバックの例を示します。

図 7-9 バックツーバック トポロジの Cisco 7600 ルータ

 

交換される PDU は PVST+ BPDU です。PVST+ BPDU は 0x00-07 の PID を使用して送信されます。設定は次のとおりです。

Router(config)# interface atm 2/1/0

Router(config-if)# pvc 2/202

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain 101

バックツーバック トポロジの Catalyst 5500 スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータの設定例

図 7-10 に、単純なバックツーバック 設定のトポロジの例をもう 1 つ示します。これは、Catalyst 5500 と Cisco 7600 の基本的なインターオペラビリティをテストする場合に使用できます。

図 7-10 バックツーバック トポロジの Catalyst 5500 スイッチおよび Cisco 7600 ルータ

 

Catalyst 5000 ATM モジュールのように、データ フォーマットで IEEE BPDU を送受信するデバイス(PID 0x00-07)に接続する場合、次のような設定が必要です。

Router(config)# interface atm 2/1/0

Router(config-if)# pvc 2/202

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain 101 ignore-bpdu-pid pvst-tlv 101

Cisco 7600 シリーズ ルータは発信 PVST+ BPDU を IEEE BPDU に変換します。 ignore-bpdu-pid キーワードも有効なので、BPDU では 0x00-07 の PID が使用されます。これはまさに、Catalyst 5500 スイッチが要求する PID です。

Cisco 7600 および Cisco 7200 の基本的なバックツーバック トポロジの設定例

0x00-0E の PID を使用して IEEE BPDU が送信される、RFC 1483 に完全準拠しているデバイスに接続する場合は、 bridge-domain コマンドで新しい ignore-bpdu-pid キーワードを使用する必要があります。図 7-11 に、この設定の例を示します。

図 7-11 バックツーバック トポロジの Cisco 7600 ルータ シリーズおよび Cisco 7200 ルータ シリーズ

 

たとえば、Cisco 7600 シリーズ ルータを Cisco 7200 シリーズ ルータに接続する場合、設定は次のようになります。

Router(config)# interface atm 2/1/0

Router(config-if)# pvc 2/202

Router(config-if-atm-vc)# bridge-domain 101 pvst-tlv 101


) この設定例では、CE の VLAN 番号が bridge-domain VLAN 番号と一致していなければなりません。


「イーサネットの設定例」に、イーサネットの設定例を示します。