Cisco 7600 シリーズ ルータ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 12.2SX
インターフェイスの設定
インターフェイスの設定
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

インターフェイスの設定

インターフェイス設定の概要

interfaceコマンドの使用

インターフェイスの範囲設定

インターフェイスレンジ マクロの定義および使用

オプションのインターフェイス機能の設定

イーサネット インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定

速度およびデュプレックス モード設定時の注意事項

イーサネット インターフェイス速度の設定

インターフェイスのデュプレックス モードの設定

ギガビット イーサネット ポート上のリンク ネゴシエーションの設定

速度およびデュプレックス モードの設定の表示

ジャンボ フレーム サポートの設定

ジャンボ フレーム サポートの概要

MTUサイズの設定

IEEE 802.3zフロー制御の設定

ポート デバウンス タイマーの設定

インターフェイスに関する説明の追加

OIRの概要

インターフェイスのモニタおよびメンテナンス

インターフェイス ステータスのモニタ

インターフェイスのカウンタのクリア

インターフェイスのリセット

インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

10ギガビット イーサネット リンク ステータスの確認

TDRを使用したケーブル ステータスの確認

インターフェイスの設定

この章では、Cisco 7600シリーズ ルータにインターフェイスを設定する手順について説明します。この章の構成は次のとおりです。

「インターフェイス設定の概要」

「interfaceコマンドの使用」

「インターフェイスの範囲設定」

「インターフェイスレンジ マクロの定義および使用」

「オプションのインターフェイス機能の設定」

「OIRの概要」

「インターフェイスのモニタおよびメンテナンス」


) この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、『Cisco 7600 Series Router Cisco IOS Command Reference』および次のURLにあるRelease 12.2のマニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122cgcr/index.htm


 

インターフェイス設定の概要

ソフトウェアの多くの機能は、インターフェイス単位で有効になります。 interface コマンドを入力する場合、次の情報を指定する必要があります。

インターフェイス タイプ

イーサネット( ethernet キーワードを使用)

ファスト イーサネット( fastethernet キーワードを使用)

ギガビット イーサネット( gigabitethernet キーワードを使用)

10ギガビット イーサネット( tengigabitethernet キーワードを使用)


) WANインターフェイスについては、WANモジュールのコンフィギュレーション ノートを参照してください。


スロット番号 ― モジュールの搭載先スロットです。Cisco 7600シリーズ ルータの各スロットには、上から下へ、1から始まる通し番号が付けられています。

ポート番号 ― モジュールの物理的なポート番号です。Cisco 7600シリーズ ルータのポート番号は、常に1から始まります。ルータ背面から見て、左から右へ通し番号が付けられています。

各ポートは、物理的な位置によって識別できます。また、 show コマンドを使用して、特定のポートまたはすべてのポートに関する情報を表示することもできます。

interfaceコマンドの使用


) ここに記載されているコマンドは、物理ポートと論理インターフェイスの両方を設定するために使用します。


次の手順は、すべてのインターフェイス設定作業に当てはまります。グローバル コンフィギュレーション モードからインターフェイスの設定作業を開始します。


ステップ 1 イネーブルEXECプロンプトで configure terminal コマンドを入力して、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで interfaces コマンドを入力します。インターフェイス タイプ、およびコネクタ(インターフェイス カード)の番号を指定します。

次の例では、ファスト イーサネット、スロット5、インターフェイス1を選択しています。

Router(config)# interfaces fastethernet 5/1
Router(config-if)#
 

ステップ 3 インストールされているインターフェイスの全リストを表示するには、 show interfaces EXECコマンドを入力します。次の出力例のように、装置がサポートするインターフェイスごとにレポートが表示されます。

Router# show interfaces fastethernet 5/48
FastEthernet5/48 is up, line protocol is up
Hardware is C6k 100Mb 802.3, address is 0050.f0ac.3083 (bia 0050.f0ac.3083)
Internet address is 172.20.52.18/27
MTU 1500 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Half-duplex, 100Mb/s
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue :0/40 (size/max)
5 minute input rate 1000 bits/sec, 1 packets/sec
5 minute output rate 1000 bits/sec, 1 packets/sec
4834677 packets input, 329545368 bytes, 0 no buffer
Received 4796465 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
51926 packets output, 15070051 bytes, 0 underruns
0 output errors, 2 collisions, 2 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
Router#
 

ステップ 4 show hardware EXECコマンドを入力して、システム ソフトウェアおよびハードウェアのリストを表示します。

Router# show hardware
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) c6sup2_rp Software (c6sup2_rp-JSV-M), Version 12.1(5c)EX, EARLY DEPLOY)
Synced to mainline version: 12.1(5c)
TAC:Home:Software:Ios General:CiscoIOSRoadmap:12.1
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Wed 28-Mar-01 17:52 by hqluong
Image text-base: 0x30008980, data-base: 0x315D0000
 
ROM: System Bootstrap, Version 12.1(3r)E2, RELEASE SOFTWARE (fc1)
BOOTFLASH: c6sup2_rp Software (c6sup2_rp-JSV-M), Version 12.1(5c)EX, EARLY DEPL)
 
Router uptime is 2 hours, 55 minutes
System returned to ROM by power-on (SP by power-on)
Running default software
 
cisco Catalyst 6000 (R7000) processor with 114688K/16384K bytes of memory.
Processor board ID SAD04430J9K
R7000 CPU at 300Mhz, Implementation 39, Rev 2.1, 256KB L2, 1024KB L3 Cache
Last reset from power-on
Bridging software.
X.25 software, Version 3.0.0.
SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp).
TN3270 Emulation software.
1 Virtual Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
48 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
2 Gigabit Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
381K bytes of non-volatile configuration memory.
 
16384K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 512K).
Configuration register is 0x2
 
Router#
 

ステップ 5 イネーブルEXECプロンプトで interface キーワード、インターフェイス タイプ、およびスロット番号/ポート番号を入力して、ポートFastEthernet 5/5の設定を開始する例を次に示します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface fastethernet 5/5
Router(config-if)#
 

) インターフェイス タイプとインターフェイス番号の間には、スペースは不要です。たとえば、上記の例では、fastethernet 5/5またはfastethernet5/5のどちらを入力してもかまいません。


ステップ 6 interface コマンドに続いて、個々のインターフェイスに必要なインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力します。

入力するコマンドによって、そのインターフェイス上で実行されるプロトコルおよびアプリケーションが決まります。別の interface コマンドを入力するか、または Ctrl-Z を押してインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、イネーブルEXECモードに戻るまで、入力したコマンドが収集され、対応する interface コマンドに適用されます。

ステップ 7 インターフェイスを設定したあとで、「インターフェイスのモニタおよびメンテナンス」に記載されている show EXECコマンドを使用して、インターフェイスのステータスを確認します。


 

インターフェイスの範囲設定

インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを使用して、同じコンフィギュレーション パラメータを持つ複数のインターフェイスを設定できます。インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを開始すると、このモードを終了するまで、入力したすべてのコマンド パラメータが、その範囲内の全インターフェイスに適用されます。

同じ設定を持つインターフェイスの範囲を設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router(config)# interface range {{ vlan vlan_ID - vlan_ID [ , vlan vlan_ID - vlan_ID ]} | { type 1 slot/port - port [ , type 1 slot/port - port ]} | { macro_name [ , macro_name ]}}

設定するインターフェイスの範囲を選択します。


rangeキーワードにはnoキーワードを使用できません。


 

1.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

インターフェイスの範囲を設定する際、次の構文情報に注意してください。

ダッシュの前には、スペースが必要です。

カンマで区切って、範囲を5つまで入力できます。

カンマの前後にスペースは必要ありません。

マクロの詳細については、「インターフェイスレンジ マクロの定義および使用」を参照してください。


) interface rangeコマンドを使用する場合、インターフェイス番号とダッシュの間にスペースを1つ入れる必要があります。たとえば、interface range fastethernet 1 - 5は有効な構文ですが、interface range fastethernet 1-5は無効です。



interface rangeコマンドは、interface vlanコマンドを使用して設定されているVLAN(仮想LAN)インターフェイスについてのみ使用できます(設定済みのVLANインターフェイスを表示するには、show running-configurationコマンドを使用します)。show running-configurationコマンドで表示されないVLANインターフェイスを、interface rangeコマンドで使用することはできません。


次に、ポートFastEthernet 5/1~5/5を再びイネーブルにする例を示します。

Router(config)# interface range fastethernet 5/1 - 5
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)#
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/1, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/2, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/3, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/4, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
5, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
3, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
4, changed state to up
Router(config-if)#

) リンク ステート メッセージ([LINK-3-UPDOWN]および[LINEPROTO-5-UPDOWN])は、デフォルトではディセーブルに設定されています。このメッセージをイネーブルにするには、各インターフェイスに対してlogging event link statusコマンドを使用します。


次に、カンマを使用して、タイプの異なるインターフェイス ストリングを追加して範囲を指定し、ポートFastEthernet 5/1~5/5と、ポートGigabitEthernet 1/1および1/2を再びイネーブルにする例を示します。

Router(config-if)# interface range fastethernet 5/1 - 5, gigabitethernet 1/1 - 2
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)#
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/1, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/2, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/3, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/4, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/1, changed state to
up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/2, changed state to
up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
5, changed state to up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
3, changed state to up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
4, changed state to up
Router(config-if)#

) リンク ステート メッセージ([LINK-3-UPDOWN]および[LINEPROTO-5-UPDOWN])は、デフォルトではディセーブルに設定されています。このメッセージをイネーブルにするには、各インターフェイスに対してlogging event link statusコマンドを使用します。


インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードで、複数のコンフィギュレーション コマンドを入力する場合、各コマンドは入力するたびに実行されます(インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードの終了後にまとめて実行されるわけではありません)。

コマンドの実行中にインターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを終了すると、一部のコマンドが範囲内の全インターフェイスに実行されない場合があります。コマンド プロンプトが再表示されたのを確認してから、インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードを終了してください。

インターフェイスレンジ マクロの定義および使用

インターフェイス レンジ マクロを定義して、設定するインターフェイスの範囲を自動的に選択することができます。interface range macroコマンド ストリングでmacroキーワードを使用するには、事前にマクロを定義しておく必要があります。

インターフェイス レンジ マクロを定義するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router(config)# define interface-range macro_name { vlan vlan_ID - vlan_ID } | { type 2 slot/port - port } [ , { type 1 slot/port - port }]

インターフェイス レンジ マクロを定義して、NVRAM(不揮発性RAM)に保存します。

Router(config)# no define interface-range macro_name

マクロを削除します。

2.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

次に、ポートFastEthernet 5/1~5/4を選択するように、インターフェイス レンジ マクロenet_listを定義する例を示します。

Router(config)# define interface-range enet_list fastethernet 5/1 - 4
 

定義済みのインターフェイス レンジ マクロの設定を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# show running-config

定義済みのインターフェイス レンジ マクロの設定を表示します。

次に、定義済みのインターフェイス レンジ マクロenet_listを表示する例を示します。

Router# show running-config | include define
define interface-range enet_list FastEthernet5/1 - 4
Router#
 

interface rangeコマンドでインターフェイスレンジ マクロを使用するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router(config)# interface range macro macro_name

定義したインターフェイス レンジ マクロに保存された値を使用して、設定するインターフェイスの範囲を選択します。

次に、インターフェイス レンジ マクロenet_listを使用して、インターフェイス レンジ コンフィギュレーション モードに切り替える例を示します。

Router(config)# interface range macro enet_list
Router(config-if)#

オプションのインターフェイス機能の設定

ここではオプションのインターフェイス機能について説明します。

「イーサネット インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定」

「ジャンボ フレーム サポートの設定」

「IEEE 802.3zフロー制御の設定」

「ポート デバウンス タイマーの設定」

「インターフェイスに関する説明の追加」

イーサネット インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定

ここでは、イーサネット ポート速度およびデュプレックス モードを設定する手順について説明します。

「速度およびデュプレックス モード設定時の注意事項」

「イーサネット インターフェイス速度の設定」

「インターフェイスのデュプレックス モードの設定」

「ギガビット イーサネット ポート上のリンク ネゴシエーションの設定」

「速度およびデュプレックス モードの設定の表示」

速度およびデュプレックス モード設定時の注意事項

通常、イーサネット ポート速度およびデュプレックス モード パラメータはautoに設定し、Cisco 7600シリーズ ルータが、ポート間で速度およびデュプレックス モードをネゴシエーションできるようにします。ポート速度およびデュプレックス モードを手動で設定する場合には、次の点について考慮してください。

イーサネット ポート速度をautoに設定すると、ルータは自動的にデュプレックス モードをautoに設定します。

no speedコマンドを入力すると、ルータは自動的に、速度およびデュプレックスの両方をautoに設定します。

イーサネット ポート速度をauto以外の値(10 Mbps、100 Mbps、1000 Mbpsなど)に設定する場合は、それに合わせて接続先ポートを設定してください。接続先ポートが速度をネゴシエーションするように設定しないでください。

イーサネット ポート速度を10 Mbpsまたは100 Mbpsのいずれかに手動で設定すると、ポートにデュプレックス モードを設定するように求めるルータ プロンプトが表示されます。


) Cisco 7600シリーズ ルータは、接続先ポートがauto以外の値に設定されている場合、イーサネット ポート速度およびデュプレックス モードを自動的にネゴシエーションできません。



注意 イーサネット ポート速度およびデュプレックス モードの設定を変更すると、インターフェイスがシャットダウンされてから再びイネーブルになる場合があります。

イーサネット インターフェイス速度の設定


) 10/100 Mbpsまたは10/100/1000 Mbpsイーサネット ポート上でイーサネット ポート速度をautoに設定すると、速度およびデュプレックスが両方とも自動ネゴシエーションされます。


10/100 Mbpsまたは10/100/1000 Mbpsイーサネット ポートのポート速度を設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface fastethernet slot/port

設定するイーサネット ポートを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# speed { 10 | 100 | 1000 | { auto [ 10 100 [ 1000 ]]}}

イーサネット インターフェイス速度を設定します。

Router(config-if)# no speed

デフォルト設定に戻します(speed auto)。

Release 12.2(17a)SX以降のリリースでは、 auto キーワードのあとの 10 100 1000 キーワードをサポートします。Release 12.2(17a)SX以降のリリースで10/100/1000 Mbpsイーサネット ポートのポート速度を設定する場合は、次の点に注意してください。

ネゴシエーション速度を10 Mbpsまたは100 Mbpsに制限するには、 auto 10 100 キーワードを入力します。

auto 10 100 1000 キーワードには、 auto キーワードと同じ効果があります。

次に、ポートFastEthernet 5/4の速度を100 Mbpsに設定する例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 5/4
Router(config-if)# speed 100

インターフェイスのデュプレックス モードの設定


) • 10ギガビット イーサネットおよびギガビット イーサネットは全二重通信専用です。ギガビット イーサネット用に設定された10ギガビット イーサネット ポート、ギガビット イーサネット ポート、または10/100/1000 Mbpsポート上では、デュプレックス モードを変更できません。

10/100 Mbpsまたは10/100/1000 Mbpsイーサネット ポート上でポート速度をautoに設定すると、速度およびデュプレックスが両方とも自動ネゴシエーションされます。自動ネゴシエーション ポートのデュプレックス モードは変更できません。


 

イーサネット ポートまたはファスト イーサネット ポートのデュプレックス モードを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface fastethernet slot/port

設定するイーサネット ポートを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# duplex [ auto | full | half ]

イーサネット ポートのデュプレックス モードを設定します。

Router(config-if)# no duplex

デフォルト設定に戻します(duplex auto)。

次に、ポートFastEthernet 5/4のデュプレックス モードをfullに設定する例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 5/4
Router(config-if)# duplex full

ギガビット イーサネット ポート上のリンク ネゴシエーションの設定


) リンク ネゴシエーションでは、ポート速度のネゴシエーションは行われません。


ギガビット イーサネット ポートでは、リンク ネゴシエーションによってフロー制御パラメータ、リモート障害情報、およびデュプレックス情報が交換されます。リンク ネゴシエーションはデフォルトでイネーブルです。

リンクの両端のポートは同じ設定にする必要があります。リンクの両端で設定が矛盾している場合(一方のポートでリンク ネゴシエーションがイネーブルで、他方のポートではディセーブルの場合)、リンクはアクティブになりません。

表 9-1 に、設定可能な4種類のリンク ネゴシエーションと各設定ごとのリンク ステータスを示します。

 

表 9-1 リンク ネゴシエーションの設定およびリンク ステータス

リンク ネゴシエーションのステート
リンク ステータス
ローカル ポート
リモート ポート
ローカル ポート
リモート ポート

オフ

オフ

アップ

アップ

オン

オン

アップ

アップ

オフ

オン

アップ

ダウン

オン

オフ

ダウン

アップ

特定のポート上でリンク ネゴシエーションを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface gigabitethernet slot/port

設定するポートを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# speed nonegotiate

リンク ネゴシエーションをディセーブルにします。

Router(config-if)# no speed nonegotiate

デフォルトの設定(リンク ネゴシエーションがイネーブル)に戻します。

次に、ポートGigabitEthernet 5/4上でリンク ネゴシエーションをイネーブルにする例を示します。

Router(config)# interface gigabitethernet 5/4
Router(config-if)# no speed nonegotiate

速度およびデュプレックス モードの設定の表示

ポート速度およびデュプレックス モードの設定を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# show interfaces type 3 slot/port

速度およびデュプレックス モードの設定を表示します。

3.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

次に、ポートFastEthernet 5/4の速度およびデュプレックス モードを表示する例を示します。

Router# show interfaces fastethernet 5/4
FastEthernet5/4 is up, line protocol is up
Hardware is Cat6K 100Mb Ethernet, address is 0050.f0ac.3058 (bia 0050.f0ac.3058)
MTU 1500 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Full-duplex, 100Mb/s
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input 00:00:33, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
1238 packets input, 273598 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
1380 packets output, 514382 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
Router#

ジャンボ フレーム サポートの設定

ここではジャンボ フレームのサポートについて説明します。

「ジャンボ フレーム サポートの概要」

「MTUサイズの設定」


注意 次のスイッチング モジュールは、8092バイトの最大入力フレーム サイズをサポートします。

• WS-X6516-GE-TX(100 Mbps動作時)
• WS-X6148-RJ-45、WS-X6148-RJ-45VおよびWS-X6148-RJ21、WS-X6148-RJ21V
• WS-X6248-RJ-45およびWS-X6248-TEL
• WS-X6248A-RJ-45およびWS-X6248A-TEL
• WS-X6348-RJ-45、WS-X6348-RJ45VおよびWS-X6348-RJ-21、WX-X6348-RJ21V

ジャンボ フレーム サポートが設定されている場合、上記モジュールは8092バイトを超える入力フレームを廃棄します。


) WS-X6548-GE-TX、WS-X6548V-GE-TX、WS-X6148-GE-TX、WS-X6148V-GE-TXでは、ジャンボ フレームをサポートしません。


ジャンボ フレーム サポートの概要

ここではジャンボ フレームのサポートについて説明します。

「ジャンボ フレーム サポートの概要」

「イーサネット ポート」

「VLANインターフェイス」

ジャンボ フレーム サポートの概要

ジャンボ フレームは、デフォルトのイーサネット サイズよりも大きなフレームです。ポートやVLANインターフェイスにデフォルト値より大きいMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)サイズを設定し、グローバルLANポートMTUサイズを設定することにより、ジャンボ フレームのサポートをイネーブルにします。


) • ジャンボ フレームのサポートは、Multilayer Switch Feature Card(MSFC;マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード)上のソフトウェアのルーテッド トラフィックをフラグメント化します。

ジャンボ フレームのサポートは、ブリッジド トラフィックをフラグメント化しません。


 

入力10 Mbps、10/100 Mbps、100 Mbpsイーサネットおよび10ギガビット イーサネット ポートでのブリッジドおよびルーテッド トラフィック サイズのチェック

ジャンボ フレームのサポートは、デフォルト値以外のMTUサイズが設定された入力LANポート(10、10/100、100 Mbpsイーサネットおよび10ギガビット イーサネット)で、入力トラフィック サイズとグローバルなLANポートMTUサイズを比較します。ポートでは、サイズが大きいトラフィックが廃棄されます。グローバルなLANポートのMTUサイズを設定することができます(グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定を参照)。

入力ギガビット イーサネット ポートでのブリッジドおよびルーテッド トラフィック サイズのチェック

ギガビット イーサネットLANポートにデフォルト値以外のMTUサイズを設定すると、パケット サイズが64バイトより大きい場合に、フレームを許可します。デフォルト値以外のMTUサイズが設定されている場合、ギガビット イーサネットLANポートはサイズが大きい入力フレームを調べません。

PFCでのルーテッド トラフィック サイズの確認

ルーティングする必要があるトラフィックに対して、Policy Feature Card(PFC;ポリシー フィーチャ カード)のジャンボ フレームのサポートは設定されたMTUサイズとトラフィック サイズを比較し、そのトラフィックに対応できるMTUサイズが設定されたインターフェイス間のジャンボ トラフィックに、レイヤ3スイッチングが提供されます。MTUサイズが十分な大きさに設定されていないインターフェイス間では、[do not fragment bit]が設定されていない場合、PFCはトラフィックをMSFCに送信して、フラグメント化およびソフトウェアでのルーティングを行います。[do not fragment bit]が設定されていれば、PFCはトラフィックを廃棄します。

出力10 Mbps、10/100 Mbps、100 Mbpsイーサネット ポートでのブリッジドおよびルーテッド トラフィック サイズのチェック

10 Mbps、10/100 Mbps、100 MbpsイーサネットLANポートにデフォルト値以外のMTUサイズを設定すると、パケット サイズが64バイトより大きいフレームが送信されます。デフォルト値以外のMTUサイズが設定されている場合、10 Mbps、10/100 Mbps、100 MbpsイーサネットLANポートはサイズが大きい出力フレームを調べません。

出力ギガビット イーサネットおよび10ギガビット イーサネット ポートでのブリッジドおよびルーテッド トラフィック サイズのチェック

ジャンボ フレームのサポートは、デフォルト値以外のMTUサイズが設定されたギガビット イーサネットおよび10ギガビット イーサネット出力LANポート上で、出力トラフィック サイズとグローバルな出力LANポートMTUサイズを比較します。ポートでは、サイズが大きいトラフィックが廃棄されます。グローバルなLANポートのMTUサイズを設定することができます(グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定を参照)。

イーサネット ポート

ここでは、イーサネット ポートに対する、デフォルト値以外のMTUサイズの設定について説明します。

「イーサネット ポートの概要」

「レイヤ3イーサネット ポート」

「レイヤ2イーサネット ポート」

イーサネット ポートの概要

デフォルト値以外のMTUサイズを10 Mbps、10/100 Mbps、または100 Mbpsイーサネット ポートに設定すると、出力パケットはグローバルなLANポートのMTUサイズに制限され、64バイトより大きいサイズの出力トラフィックが許可されます。

ギガビット イーサネット ポートでデフォルト値以外のMTUサイズを設定すると、64バイトより大きいすべてのサイズの入力パケットが許可され、出力トラフィックはグローバルなLANポートのMTUサイズに制限されます。

デフォルト値以外のMTUサイズを10ギガビット イーサネット ポートに設定すると、入出力パケットはグローバルなLANポートのMTUサイズに制限されます。

イーサネット ポートにデフォルト値以外のMTUサイズを設定すると、ルーテッド トラフィックは設定されたMTUサイズに制限されます。

いずれのイーサネット ポートでもMTUサイズを設定できます。

レイヤ3イーサネット ポート

レイヤ3ポートでは、レイヤ3イーサネット ポートごとにグローバルなLANポートMTUサイズとは異なるMTUサイズを設定できます。


) デフォルト値以外のMTUサイズが設定されているレイヤ3イーサネットLANポートを経由するトラフィックは、グローバルなLANポートのMTUサイズにも影響を受けます(グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定を参照)。


レイヤ2イーサネット ポート

レイヤ2ポートでは、グローバルなLANポートMTUサイズと一致するMTUサイズのみを設定できます(グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定を参照)。

VLANインターフェイス

レイヤ3 VLANインターフェイスごとに異なるMTUサイズを設定できます。VLANインターフェイスにデフォルト値以外のMTUサイズを設定すると、トラフィックはデフォルト値以外のMTUサイズに制限されます。ジャンボ フレームをサポートするようにVLANインターフェイスにMTUサイズを設定できます。

MTUサイズの設定

ここでは、MTUサイズを設定する手順について説明します。

「MTUサイズの設定」

「グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定」

MTUサイズの設定

MTUサイズを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface {{ vlan vlan_ID } | {{ type 4 slot/port } | { port-channel port_channel_number } slot/port }}

設定するインターフェイスを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# mtu mtu_size

MTUサイズを設定します。

Router(config-if)# no mtu

デフォルトのMTUサイズ(1500バイト)に戻します。

ステップ 3

Router(config-if)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Router# show running-config interface [{ gigabitethernet | tengigabitethernet } slot/port ]

実行コンフィギュレーションを表示します。

4.type = ethernetfastethernetgigabitethernettengigabitethernet、またはge-wan

MTUサイズを設定する際、次の構文情報に注意してください。

VLANインターフェイスとレイヤ3イーサネット ポートについては、サポートされているMTU値は64~9216バイトです。

レイヤ2イーサネット ポートについては、グローバルな出力LANポートMTUサイズのみ設定可能です(グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定を参照)。

次に、ポートGigabitEthernet 1/2上でMTUサイズを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface gigabitethernet 1/2
Router(config-if)# mtu 9216
Router(config-if)# end
 

次に、設定を確認する例を示します。

Router# show interface gigabitethernet 1/2
GigabitEthernet1/2 is administratively down, line protocol is down
Hardware is C6k 1000Mb 802.3, address is 0030.9629.9f88 (bia 0030.9629.9f88)
MTU 9216 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
(テキスト出力は省略)
Router#

グローバルな出力LANポートMTUサイズの設定

グローバルな出力LANポートMTUサイズを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# system jumbomtu mtu_size

グローバルな出力LANポートのMTUサイズを設定します。

Router(config)# no system jumbomtu

デフォルトのグローバルな出力LANポートのMTUサイズ(9216バイト)に戻します。

ステップ 2

Router(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

IEEE 802.3zフロー制御の設定

Cisco 7600シリーズ ルータ上のギガビット イーサネット ポートおよび10ギガビット イーサネット ポートは、指定時間のあいだポートへのフレーム送信を停止するためにフロー制御を使用します。他のイーサネット ポートは、フロー制御要求に応答するためにフロー制御を使用します。

ギガビット イーサネット ポートまたは10ギガビット イーサネット ポートの受信バッファがいっぱいになると、指定時間のあいだフレーム送信処理を遅らせるようにリモート ポートに要求するIEEE 802.3zポーズ フレームが送信されます。すべてのイーサネット ポート(10 Gbps、1 Gbps、100 Mbps、および10 Mbps)は、他の装置からIEEE 802.3zポーズ フレームを受信し、これに応答することができます。

イーサネット ポート上でフロー制御を設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface type 5 slot/port

設定するポートを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# flowcontrol { receive | send } { desired | off | on }

ポーズ フレームを送信またはポーズ フレームに応答するように、ポートを設定します。

Router(config-if)# no flowcontrol { receive | send }

デフォルトのフロー制御設定に戻します。

ステップ 3

Router# show interfaces [ type1 slot/port ] flowcontrol

すべてのポートのフロー制御設定を表示します。

5.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

フロー制御を設定する際、次の構文情報に注意してください。

10ギガビット イーサネット ポートは、ポーズ フレームに応答するように永続的に設定されています。

リモート ポートの設定が不明な場合は、 receive desired キーワードを使用して、受信したポーズ フレームに応答するようにギガビット イーサネット ポートを設定します。

receive on キーワードを使用すると、受信したポーズ フレームに応答するようにギガビット イーサネット ポートが設定されます。

receive off キーワードを使用すると、受信したポーズ フレームを無視するようにギガビット イーサネット ポートが設定されます。

ポーズ フレームの送信を設定する場合は、次の情報に注意してください。

リモート ポートの設定が不明な場合は、 send desired キーワードを使用して、ポーズ フレームを送信するようにポートを設定します。

send on キーワードを使用すると、ポーズ フレームを送信するようにポートが設定されます。

send off キーワードを使用すると、ポーズ フレームを送信しないようにポートが設定されます。

次に、フロー制御の受信を有効にし、フロー制御設定を確認する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface gigabitethernet 1/2
Router(config-if)# flowcontrol receive on
Router(config-if)# end
Router# show interfaces flowcontrol
 
Interface Send Receive
Gi1/1 Desired OFF
Gi1/2 Desired ON
Fa5/1 Not capable OFF
(テキスト出力は省略)

ポート デバウンス タイマーの設定

ポート デバウンス タイマーはリンク変更の通知を遅らせ、ネットワークの再設定によるトラフィック損失を減らすことができます。ポート デバウンス タイマーは、各LANポートに、個別に設定することができます。


注意 ポート デバウンス タイマーをイネーブルにすると、リンクアップとリンクダウンの検出が遅れることになり、デバウンス期間中のトラフィック損失につながります。この状況は、一部のレイヤ2とレイヤ3プロトコルのコンバージェンスと再コンバージェンスに影響する可能性があります。

ポート上でデバウンス タイマーを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface type 6 slot/port

設定するポートを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# link debounce [ time debounce_time ]

デバウンス タイマーを設定します。

Router(config-if)# no link debounce

デフォルト設定に戻します。

ステップ 3

Router# show interfaces debounce

設定を確認します。

6.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

ポートにデバウンス タイマーを設定する場合、構文について次の点に注意してください。

time キーワードは、光ファイバ ギガビット イーサネット ポートでのみサポートされています。

銅製メディア上で1000 Mpbsで動作するポートでは、ポート デバウンス タイマー値を5000ミリ秒まで100ミリ秒単位で増やすことができます。

Release 12.2(17a)SXより前のリリースでのみ、WS-X6502-10GEをサポートします。

Release 12.2(18)SXDより前のリリースでは、10 Gbpsポートは光ファイバ メディアを使用することを前提としています。

Release 12.2(18)SXD以降のリリースでは、10 Gbps銅製メディアを認識します。

Release 12.2(18)SXDより前のリリースでは、メディアのみの変更は検出しません。

Release 12.2(18)SXD以降のリリースでは、メディアのみの変更を検出します。

表 9-2 は、リンク変更の通知前に発生する時間遅延を一覧表示します。

 

表 9-2 ポート デバウンス タイマー遅延時間

ポート タイプ
デバウンス タイマーが
ディセーブルの場合
デバウンス タイマーが
イネーブルの場合

10 Mpbsまたは100 Mbpsで動作するポート

300ミリ秒

3100ミリ秒

銅製メディア上で1000 Mpbsまたは10 Gbpsで動作するポート

300ミリ秒

3100ミリ秒

WS-X6502-10GE以外の光ファイバ メディア上で1000 Mpbsまたは10 Gbpsで動作するポート

10ミリ秒

100ミリ秒

WS-X6502-10GE 10ギガビット ポート

1000ミリ秒

3100ミリ秒

次に、ポートFastEthernet 5/12のポート デバウンス タイマーをイネーブルにする例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 5/12
Router(config-if)# link debounce
Router(config-if)# end
 

次に、ポート デバウンス タイマーの設定を表示する例を示します。

Router# show interfaces debounce | include enable
Fa5/12 enable 3100

インターフェイスに関する説明の追加

インターフェイスの機能をわかりやすくするため、インターフェイスに関する説明を追加することができます。説明は、 show configuration show running-config 、および show interfaces コマンドの出力に表示されます。

インターフェイスに説明を追加するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# description string

インターフェイスに説明を追加します。

Router(config-if)# no description

インターフェイスから説明を削除します。

次に、ポートFastEthernet 5/5に関する説明を追加する例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 5/5
Router(config-if)# description Channel-group to "Marketing"

OIRの概要

Cisco 7600シリーズ ルータではOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)機能がサポートされており、システムをオンラインにしたままモジュールの取り外しおよび交換を行うことができます。モジュールを取り外す前にシャットダウンし、取り付けたあとで再起動しても、他のソフトウェアまたはインターフェイスはシャットダウンされません。


) 取り外しおよび取り付けを行うモジュールは、一度に1つだけにしてください。モジュールの取り外しおよび取り付け後に、LEDを確認してから次の作業を始めます。モジュールのLEDについては、『Cisco 7600 Series Router Installation Guide』を参照してください。


モジュールの取り外しおよび取り付けを行うと、Cisco 7600シリーズ ルータはモジュールのトラフィック処理を停止し、設定の変更がないかどうかシステムを走査します。各インターフェイス タイプがシステム コンフィギュレーションと照らし合わせてチェックされます。そのあと、システムは新しいモジュールに関して診断を実行します。モジュールの取り付けおよび取り外し中に、通常の動作が中断されることはありません。

ルータがオンラインにできるのは、設定が同一の交換モジュールだけです。同一モジュールのOIRをサポートするため、モジュールを削除するときにモジュール コンフィギュレーションは
running-configファイルから削除されません。

交換モジュールと取り外したモジュールが異なる場合は、交換モジュールを設定してからでないと、ルータはこのモジュールをオンラインにしません。

レイヤ2 MAC(メディア アクセス制御)アドレスはElectrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM;電気的消去再書き込み可能ROM)上に保存され、システムがスイッチング テーブルおよびデータ構造を更新しなくても、モジュールをオンラインで交換できます。レイヤ2 MACアドレスは、インストールされているモジュールのタイプとは関係なく、スーパバイザ エンジンを交換しないかぎり変更されません。スーパバイザ エンジンを交換すると、 すべての ポートのレイヤ2 MACアドレスが、新しいスーパバイザ エンジン上のアドレス アロケータで指定されるアドレスに変更されます。

インターフェイスのモニタおよびメンテナンス

ここでは、インターフェイスをモニタおよびメンテナンスするために行う作業について説明します。

「インターフェイス ステータスのモニタ」

「インターフェイスのカウンタのクリア」

「インターフェイスのリセット」

「インターフェイスのシャットダウンおよび再起動」

インターフェイス ステータスのモニタ

インターフェイスに関する情報(ソフトウェア/ハードウェアのバージョン、インターフェイス統計情報など)を表示するためのコマンドが準備されています。これらのコマンドは、EXECプロンプトで入力します。次の表に、インターフェイスをモニタするためのコマンドをいくつか紹介します( show コマンドの全リストを表示するには、EXECプロンプトで show ? コマンドを入力します)。これらのコマンドについての詳細は、『 Cisco IOS Interface Command Reference 』を参照してください。

インターフェイスに関する情報を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# show ibc

現在の内部ステータス情報を表示します。

Router# show eobc

現在の内部帯域外情報を表示します。

Router# show interfaces [ type slot/port ]

すべてのインターフェイスまたは特定のインターフェイスについて、ステータスおよび設定を表示します。

Router# show running-config

現在の実行コンフィギュレーションを表示します。

Router# show rif

現在のRouting Information Field(RIF)キャッシュの内容を表示します。

Router# show protocols [ type slot/port ]

設定されている任意のプロトコルについて、グローバル(システム全体)およびインターフェイス固有のステータスを表示します。

Router# show version

ハードウェア設定、ソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前と送信元、およびブート イメージを表示します。

次に、ポートFastEthernet 5/5のステータスを表示する例を示します。

Router# show protocols fastethernet 5/5
FastEthernet5/5 is up, line protocol is up
Router#

インターフェイスのカウンタのクリア

show interfaces コマンドで表示されるインターフェイス カウンタをクリアするには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# clear counters {{ vlan vlan_ID } | { type 7 slot/port } | { port-channel channel_ID }}

インターフェイス カウンタをクリアします。

7.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

次に、ポートFastEthernet 5/5のカウンタをクリアしてリセットする例を示します。

Router# clear counters fastethernet 5/5
Clear "show interface" counters on this interface [confirm] y
Router#
*Sep 30 08:42:55: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on interface FastEthernet5/5
 

clear counters コマンドを実行すると、オプションの引数を使用して特定のインターフェイスを指定しないかぎり、現在のすべてのインターフェイス カウンタがクリアされます。


clear countersコマンドでは、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用して取得したカウンタはクリアされず、show interfaces EXECコマンドで表示されるカウンタだけがクリアされます。


インターフェイスのリセット

インターフェイスをリセットするには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# clear interface type 8 slot/port

インターフェイスをリセットします。

8.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

次に、ポートFastEthernet 5/5をリセットする例を示します。

Router# clear interface fastethernet 5/5
Router#

インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスをシャットダウンすると、指定したインターフェイス上の全機能がディセーブルになり、そのインターフェイスはすべてのモニタ コマンド出力で使用不能として表示されます。この情報は、あらゆるダイナミック ルーティング プロトコルを通じて、他のネットワーク サーバに伝達されます。そのインターフェイスは、あらゆるルーティング アップデートに含まれなくなります。

インターフェイスをシャットダウンしたあとで再起動するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface {{ vlan vlan_ID } | { type 9 slot/port } | { port-channel channel_ID }}

設定するインターフェイスを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 3

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスを再びイネーブルにします。

9.type = ethernetfastethernetgigabitethernet、またはtengigabitethernet

次に、ポートFastEthernet 5/5をシャットダウンする例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 5/5
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)#
*Sep 30 08:33:47: %LINK-5-CHANGED: Interface FastEthernet5/5, changed state to administratively down
 

次に、ポートFastEthernet 5/5を再びイネーブルにする例を示します。

Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)#
*Sep 30 08:36:00: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
 

インターフェイスがディセーブルになったかどうかを確認するには、 show interfaces EXECコマンドを使用します。シャットダウンされたインターフェイスは、 show interfaces コマンドの出力では[administratively down]と表示されます。

10ギガビット イーサネット リンク ステータスの確認

ケーブル診断により、10ギガビット イーサネット リンク上でPseudo Random Bit Stream(PRBS;疑似ランダム ビット ストリーム)テストを実行できます。


) PRBSテストは現在、1ポート10GBASE-Eシリアル10ギガビット イーサネット モジュール
(WS-X6502-10GE)、および4ポート10GBASE-Eシリアル10ギガビット イーサネット モジュール(WS-X6704-10GE)で連続して稼働するのに使用できます。このテストは異なる2つのモジュールの間では実行できません。


2つのデバイスの間でPRBSテストを正しく実行するには、ケーブルの両端でテストを開始する必要があります。ケーブルがループバックされている場合、一方の端(Tx)でテスト シーケンスを生成して確認し、もう一方の端(Rx)でエラーをカウントします。

PRBSテストを開始する前に、インターフェイスをディセーブルにする必要があります。テストが終了したら、インターフェイスはバックアップになります。

PRBSエラー カウンタはケーブルの信頼性を測定します。エラー カウンタ範囲は0~255です。値0はリンク接続が完全であることを示します。値255はポートに障害が発生している、ポートが接続されていない、またはリンクを介して通信していないことを示します。カウンタがあらかじめ設定した時間の間に0以外になった場合、リンクに障害が発生しています。たとえば、10^-12 Baud Error Rate(BER)の場合、カウンタは100秒間、0である必要があります。


) PRBSカウンタは[read and clear]レジスタです。シーケンスの最初の読み込みは通常、信頼性が低く、主にカウンタを削除する役割を果たします。次の読み込みは正確です。


PRBSテストを開始または中止するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

Router# test cable-diagnostics prbs { start | stop } interface { interface interface-number }

PRBSテストを開始または中止します。

次に、PRBSテストを開始する例を示します。

Router# test cable-diagnostics prbs start interface tenGigabitEthernet 9/1
PRBS test started on interface te9/1
Please make sure PRBS test is also started on the other end
Use 'show cable-diagnostics prbs' to read the error counter.
Router#
 

次に、PRBSテストを中止する例を示します。

Router# test cable-diagnostics prbs stop interface tenGigabitEthernet 5/1
PRBS test stopped on interface te5/1
Please make sure PRBS test is also stopped on the other end
Router#

TDRを使用したケーブル ステータスの確認

48ポート10/100/1000 BASE-Tモジュール(WS-X6148-GE-TXおよびWS-X6548-GE-TX)上のTime Domain Reflectometer(TDR)を使用して、銅製ケーブルのステータスを確認できます。TDRはケーブルを介して信号を送信し、反射され戻ってきた信号を読み取ることで、ケーブル障害を検出します。信号のすべてまたは一部は、ケーブル不良の数によって、またはケーブル端によって反射されて戻ってきます。

TDRを使用して、リンクを確立できない場合にケーブル配置に障害が発生しているかどうかを判断します。特に既存のルータを交換する、ギガビット イーサネットにアップグレードする、または新しいケーブル設備を敷く場合に、このテストは重要です。

TDRテストを実行する前に、インターフェイスはアップである必要があります。ポートがダウンしている場合、 test cable-diagnostics tdr コマンドを入力できず、次のメッセージが表示されます。

Router# test cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet2/12
% Interface Gi2/12 is administratively down
% Use 'no shutdown' to enable interface before TDR test start.
 

TDRテストを開始または中止するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

test cable-diagnostics tdr interface { interface interface-number }

TDRテストを開始または中止します。

次に、TDRケーブル診断を実行する例を示します。

Router # test cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet2/1
TDR test started on interface Gi2/1
A TDR test can take a few seconds to run on an interface
Use 'show cable-diagnostics tdr' to read the TDR results.
Router #