Cisco 7500 シリーズ インストレーション コンフィギュレーション ガイド
Cisco 7500シリーズ ルータのインストレーション
Cisco 7500シリーズ ルータのインストレーション
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

Cisco 7500シリーズ ルータのインストレーション

Cisco 7500シリーズ ルータの一般的な設置に関する考慮事項

シャーシのアース接続

Cisco 7505ルータのインストレーション

Cisco 7505ルータの設置

Cisco 7505ルータのラックマウント

Cisco 7505ルータのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

Cisco 7505ルータのDC入力電源装置の電源接続

Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータのインストレーション

Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの設置

Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの電源装置の取り付け

Cisco 7507またはCisco 7507-MXルータのDC入力電源装置の電源接続

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのインストレーション

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの設置

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付け

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのDC入力電源装置の電源接続

RSPのケーブル接続

RSPのコンソール端末接続

AUXポートの接続

コンソールおよびAUXのY字ケーブル接続

次の作業

Cisco 7500シリーズ ルータのインストレーション

この章では、Cisco 7500シリーズ ルータを設置するための注意事項および手順について、ラックマウントおよび一般的な設置に関する考慮事項を含めて説明します。さらに、Cisco 7505のラックマウント手順についても説明します。Cisco 7507、Cisco 7507-MX、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のラックマウント手順については、範囲が広がりすぎるためこのマニュアルでは扱いません。

Cisco 7507、Cisco 7507-MX、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のラックマウント手順については、Cisco 7507、Cisco 7507-MX、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のラックマウント キット(ACS-7000RMK=)に付属している、次の2冊のマニュアルを参照してください。

Cisco 7000 and Cisco 7507 Rack-Mount Kit Installation Instructions 』(Text Part Number 78-1058-xx)

Cisco 7513 and Cisco 7576 Rack-Mount Kit Installation Instructions 』(Text Part Number 78-2023-xx)

どちらのマニュアルも、Documentation CD-ROMおよびCisco.comでご利用いただけます。

設置作業を開始する前に、 第2章「インストレーションの準備」 の次の項を確認しておいてください。

「設置環境、シャーシ温度、通気のガイドライン」

「ラックマウントのガイドライン」

「一般的な装置ラックの換気」

「Cisco 7505ルータのラックマウント」

「Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータのラックマウント」

「Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのラックマウント」

Cisco 7500シリーズ ルータの一般的な設置に関する考慮事項

設置作業を開始する前に、設置場所にCisco 7500シリーズ ルータを運び込み、位置を確定しておく必要があります。シャーシのために清潔で安全な場所が確保されているか、さらに次の要件が考慮されているかどうかを確認してください。

シャーシの前面および背面を遮らないようにしてください。冷却のための排気口と吸気口があります。6インチ(15.24 cm)以上のスペースを確保してください(上下にわずか1インチ[2.54 cm]の空間があれば、複数のシャーシを装置ラックに設置できます)。

その後のメンテナンスを考え、インターフェイス プロセッサの取り付けまたは交換、ネットワーク接続ケーブルまたは装置の追加ができるだけのスペースを確保してください。

シャーシには温度が管理された空調環境が最適です。

大電力ケーブルとインターフェイス ケーブルが交差しないようにします。インターフェイス タイプによっては、干渉が発生する可能性があります。必ず防止できるわけではありませんが、防止を心がけてください。

電源コードおよび電源装置が設置場所の電源と適合することを確認します。装置のラベルを調べ、設置場所の電源がシャーシに適していることを確認してください。1台のシャーシにAC入力電源装置とDC入力電源装置を混在させることはできません。

ルータを床に置かないでください。床は埃がたまりやすく、ファンによってシャーシ内部に埃が取り込まれる可能性があります。シャーシ内部の埃が多いと、過熱状態またはコンポーネント障害が発生する可能性があります。高床、ラック、または頑丈なテーブルであれば、床より清潔な環境が得られます( ラックマウントのガイドラインを参照)。

プロセッサ モジュール、ファンとブロワー、電源装置の取り付けまたは交換、ネットワーク接続ケーブルまたは装置の接続ができるように、シャーシの背後に約19インチ(48.26 cm)のスペースを確保してください。

ルータ シャーシに適切なシャーシ アースを接続してください。


) 次の「シャーシのアース接続」を参照し、シャーシ アースの接続手順に従ってください。


シャーシのアース接続

ルータを電源に接続してオンにする前に、シャーシ アースに適切にルータ シャーシを接続しておいてください。シャーシ アース レセプタクルは、各Cisco 7500シリーズ ルータ シャーシに備わっています。

シャーシ アースを正しく接続するには、次の部品および工具が必要です。

アース端子×1 ― 0.63インチ(16.002 mm)間隔でNo.10のネジ穴が2つあり、6 AWG撚り銅線を接続できる大きさのワイヤ レセプタクル(図 3-1を参照)。この端子は別途必要です。

ロック ワッシャ付きプラス ネジ×2 ― M5(メトリック)、ピッチ0.031インチ(0.8 mm)、長さ0.315インチ(8 mm)。このネジは別途必要です。

アース線×1 ― 6 AWG、直径0.162インチ(4.115 mm)、(約)0.108インチ(2.743 mm)の絶縁付き、総ワイヤ直径(約)0.27インチ(6.858 mm)。ワイヤ長はルータの位置および設置環境によって決まります。このワイヤは別途必要です。

No. 2プラス ドライバ

アース端子のワイヤ レセプタクルの直径に合った圧着工具

6 AWGのワイヤに合うワイヤ ストリッパ

次の手順で、ルータ シャーシのシャーシ アース レセプタクルにアース端子を取り付けます。


ステップ 1 ルータ シャーシでシャーシ アース レセプタクルの位置を確認します。Cisco 7505は図 1-2、Cisco 7507は図 1-5、Cisco 7507-MXは図 1-8、Cisco 7513は図 1-11、Cisco 7513-MXは図 1-14、Cisco 7576は図 1-17を参照してください。

図 3-1 シャーシ アース レセプタクルへのアース端子の取り付け

 

ステップ 2 ワイヤ ストリッパを使用して、6 AWGのワイヤの片側を0.75インチ(19.05 mm)ほどむき出しにします。

ステップ 3 6 AWGワイヤをアース端子のワイヤ レセプタクルの上から差し込みます(図 3-1を参照)。

ステップ 4 圧着工具を使用して、ワイヤ レセプタクルをワイヤにていねいに圧着します。確実に接続するためにこの手順が必要です。

ステップ 5 アース端子の穴を経て、シャーシのアース レセプタクルにネジを差し込みます(図 3-1を参照)。アース端子がプロセッサ モジュールなどのルータ ハードウェアの邪魔にならないようにしてください。

ステップ 6 プラス ドライバで、アース端子がシャーシにきちんと固定されるまで、2本のネジを慎重に締めます。このとき、締めすぎないように注意してください。

ステップ 7 6 AWGワイヤの反対側を準備し、設置場所の適切なアース位置に接続して、適切なシャーシ アースを確保します。


 

これで、シャーシ アースを接続する手順は完了です。

設置環境がすべてのガイドラインを満たしていることを確認したうえで、設置するCisco 7500シリーズ モデルに応じて、該当する項を参照してください。

「Cisco 7505ルータのインストレーション」

「Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータのインストレーション」

「Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのインストレーション」

さらに、「次の作業」を参照してください。

Cisco 7505ルータのインストレーション

ここでは、Cisco 7505を設置またはラックマウントし、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付け、電源装置に電源コードを接続する手順について説明します。

図 3-2のフローチャートに、Cisco 7505ルータを設置して外部ケーブルを接続する場合の、推奨手順を示します。詳細が記載されているシスコのマニュアルも紹介します。

図 3-2 インストレーション フローチャート(Cisco 7505)

 

構成に応じて、Cisco 7505にプロセッサ モジュールを追加したり新規に搭載したりしなければならない場合があります。インターフェイス プロセッサの取り付けまたは取り外しを行う場合は、システムの電源をオフにする必要はありません。ただし、Route Switch Processor(RSP)2、RSP4、またはRSP8を取り付ける場合、または取り外す場合には、先にシステムの電源を オフにする必要 があります。

フィラー(ブランク プロセッサ フレーム)を取り外す場合、またはプロセッサ モジュールをスロットに固定する非脱落型ネジを締めるときに、No. 1プラス ドライバまたは3/16インチ マイナス ドライバが必要です。モジュールを扱うときには常に静電気防止用リスト ストラップまたはその他のアース器具を使用して、静電破壊を防止する必要があります。

インターフェイス プロセッサは、4つのインターフェイス プロセッサ スロットのうち任意のスロットに搭載できます(次の図を参照)。スロット番号はシャーシの背面から見て、下から順に0~3です(図 1-2のCisco 7505を参照)。一番上のスロット(スロット4)には、必須のシステム コンポーネントであるRSPを搭載する必要があります。プロセッサ フレームにはキーがあり、誤ってシャーシ スロットに搭載することがないようになっています。


注意 内蔵コンポーネントの過熱を防止するために、空のスロットには必ずフィラーを取り付け、冷気がカードに正しく流れるようにします。静電破壊を防止するために、プロセッサ モジュールを扱うときには必ず、ハンドルとフレームの端を持ってください。

図 3-3に、Cisco 7505におけるプロセッサ モジュールの取り外し/取り付け手順を示します。

図 3-3 プロセッサ モジュールの取り外し/取り付け(Cisco 7505)

 


) Cisco 7505は、設置する際にあらゆる適切な法律に従う必要があるため、使用が認可されているのは銅線のみです。アース接合金具には適合材質のものを使用し、金具および接合部の緩み、劣化、電食が起きないようにする必要があります。シャーシのアースとセントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムとの接続には、最低限6 AWGのアース銅線を使用する必要があります。Cisco 7505のシャーシには、ネジを切ったM5シャーシ アース レセプタクルが2個あり、セントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムに直接接続するようになっています。これらのレセプタクルは、シャーシ背面にあります。シャーシ アースには、M5ネジと留め金が必要です。付属品ではないので、ユーザ側で用意してください(シャーシを適切にアース接続する手順については、シャーシのアース接続を参照)。


Cisco 7505ルータの設置

Cisco 7505を設置する前に、設置場所を決定します。ラックにルータを設置する場合は、「Cisco 7505ルータのラックマウント」に進んでください。ラックに設置しない場合は、次の手順に従って、ベンチまたはテーブルにCisco 7505を設置してください。


ステップ 1 設置場所周辺が埃のない清潔な状態であることを確認します。

ステップ 2 シャーシから設置場所までの間に、障害になるようなものがないことを確認します。


注意 シャーシおよびコンポーネントの損傷を防ぐために、インターフェイス プロセッサのハンドルでシャーシを持ち上げたり傾けたりしないようにしてください。これらのハンドルは、シャーシの重量を支えるようにはできていません。

ステップ 3 テーブルまたはベンチにシャーシを静かに置きます。

ステップ 4 シャーシを点検し、すべての非脱落型ネジ(プロセッサ モジュール上など)が締まっていて、コンポーネントが固定されているかどうかを確認します。

ステップ 5 AC入力電源装置の場合、電源レセプタクルからケーブル固定クリップを外し、電源コードを差し込みます。

ステップ 6 DC入力電源装置の場合は、「Cisco 7505ルータのDC入力電源装置の電源接続」に進みます。それ以外はステップ 7に進みます。

ステップ 7 ケーブル固定クリップをケーブル コネクタの周囲に収まるまで押して、電源装置のレセプタクルにケーブルを固定します。

ステップ 8 電源コードの反対側を適切な電源に接続します。


 


注意 システムを起動できる状態になるまで、電源装置をオンにしないでください。システムの電源は、電源装置をスロットに固定するインターロック スイッチでもオンになります。

Cisco 7505ルータのラックマウント

ラックマウント(任意)作業を開始する前に、次の工具および部品を手元に用意しておいてください。

No. 1およびNo. 2プラス ドライバ

1/4インチおよび3/16インチ マイナス ドライバ

メジャー

水準器(任意)

シャーシ固定具(Cisco 7505に付属しているラック ブラケット)×2

M4 x 10 mmフラットヘッド ネジ×4(固定具をシャーシに固定)(付属品)

10-32 x 3/8インチ溝付きバインダヘッド ネジ×8(ラックの取り付け板[別名、 レール ]にシャーシの固定具を固定)


警告 ラックにこの装置を設置する場合、またはラック内でこの装置のメンテナンスを行う場合は、けがを防止するために、システムが常に安定しているように十分注意してください。


次に、安全確保のための注意事項を示します。

ラックに設置するのがこの装置だけの場合、ラックの最下部に設置します。

他の装置が搭載されているラックにこの装置を設置する場合は、重量のあるコンポーネントをラックの最下部に設置し、上にいくほど軽くなるようにします。

ラックにスタビライザが備わっている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置のメンテナンスを行ったりします。

図 3-4に、Cisco 7505のラックマウント手順を示します。

図 3-4 Cisco 7505のラックマウント

 

Cisco 7505ルータのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

Cisco 7505用のケーブル マネジメント ブラケットは、ネットワーク インターフェイス ケーブルが絡まったり無秩序になったりしないように、また、下部スロットのインターフェイス プロセッサを扱うときにケーブルが邪魔にならないようにするためのものです。ブラケットを取り付けてから、インターフェイス プロセッサ ポートにネットワーク インターフェイス ケーブルを接続します。そうしないと、ブラケット固定用のネジを取り付けるために、ケーブルを外さなければならなくなります。

ケーブル マネジメント ブラケットは、シャーシのインターフェイス プロセッサ側に取り付けます。

ブラケットを取り付けるには、No. 1プラス ドライバ、ケーブル マネジメント ブラケット×2、およびM3 x 8 mmなべネジ×6が必要です。

図 3-5の手順で、Cisco 7505にケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてください。

図 3-5 ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け(Cisco 7505)

 

必要に応じて、ブラケットの穴にナイロンまたはプラスチックのケーブル タイを通し、細いケーブルまたはケーブルの束を固定します。可能な場合、ケーブルをループにしますが、光ファイバ ケーブルの場合は、推奨最小折り曲げ半径を下回らないようにしてください。

Cisco 7505ルータのDC入力電源装置の電源接続

ここでは、Cisco 7505 DC入力電源装置の電源接続手順について説明します。DC入力電源装置は、Cisco 7505に搭載した状態で出荷されます。この手順では、Cisco 7505とともにDC入力電源装置を発注したものと想定しています。端子ブロック接続に2線式10 AWGケーブル、アース接続にシングル10 AWGワイヤ、端子ブロックと端子ブロック カバーのすべての非脱落型ネジを緩めるために3/16インチ マイナス ドライバが必要です。


警告 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。



警告 シャーシを扱う場合、または電源装置周辺を扱う場合は、事前にAC装置の電源コードを外すか、またはDC装置の電源を回路ブレーカーで切断しておいてください。この装置は複数の電源コードを使用する場合があります。感電防止のために、電源装置のコードを2本とも外してから、装置の保守を行ってください。


次の手順で、Cisco 7505のDC入力電源装置と電源を接続します。


ステップ 1 端子ブロック カバーを固定している2個の非脱落型ネジを緩めます(図 3-6aを参照)。

ステップ 2 端子ブロックから端子ブロック カバーを外します(図 3-6bを参照)。

ステップ 3 端子ブロック カバーの大きい穴に、RTN(リターン)および-48 Vのワイヤを通します(図 3-6cを参照)。

ステップ 4 ナイロンのケーブル タイを取り付けて、ケーブル リードを端子ブロック カバーに固定します(図 3-6cを参照)。

ステップ 5 RTNおよび-48 Vのリードを端子ブロックに取り付けます。このとき、カラー コードに注意してください(図 3-6dを参照)。設置場所のDC電源のカラー コードに合わせてください。通常、アースにはグリーンまたはグリーン/イエロー、RTNにはブラック、-48 Vにはレッドまたはホワイトを使用します。どのようなカラー コードでもかまいませんが、必ず、DC電源で使用されているカラー コードに合わせてください。

図 3-6 端子ブロック カバーを取り外して電源コードを接続する手順

 

ステップ 6 アース端子にアース ケーブルを取り付けます(図 3-6dを参照)。

ステップ 7 端子ブロック カバーを元に戻します(図 3-6bを参照)。

ステップ 8 端子ブロック カバーの非脱落型ネジを締めます(図 3-6aを参照)。


 

Cisco 7505 DC入力電源装置にDC入力ケーブルを接続する手順、およびCisco 7505を設置するために必要な手順は、これで完了です。

RSPのケーブル接続については、「RSPのケーブル接続」を参照してください。さらに、「次の作業」に進んでください。

Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータのインストレーション

ここでは、Cisco 7507およびCisco 7507-MXを設置し、電源装置に電源コードを接続する手順について説明します。図 3-7に、Cisco 7507またはCisco 7507-MXルータを設置し、ケーブルを接続する手順を示します。詳細が記載されているシスコのマニュアルも紹介します。

図 3-7 インストレーション フローチャート(Cisco 7507およびCisco 7507-MX)

 

構成に応じて、Cisco 7507またはCisco 7507-MXにプロセッサ モジュールを追加したり新規に搭載したりしなければならない場合があります。インターフェイス プロセッサの取り付けまたは取り外しを行う場合は、システムの電源をオフにする必要はありません。ただし、RSP2、RSP4、またはRSP8を取り付ける場合、または取り外す場合には、先にシステムの電源を オフにする必要 があります。

フィラー(ブランク プロセッサ モジュール フレーム)を取り外す場合、またはプロセッサ モジュールをスロットに固定する非脱落型ネジを締めるときに、No. 1プラス ドライバまたは3/16インチ マイナス ドライバが必要です。モジュールを扱うときには常に静電気防止用リスト ストラップまたはその他のアース器具を使用して、静電破壊を防止する必要があります。

インターフェイス プロセッサは、5つのインターフェイス プロセッサ スロットのうち任意のスロットに搭載できます(次の図を参照)。スロット番号はシャーシの背面から見て、左から右へ0、1、および4~6です(図 1-5を参照)。スロット2およびスロット3には、必須のシステム コンポーネントであるRSPを搭載します。


注意 内蔵コンポーネントの過熱を防止するために、空のスロットには必ずフィラーを取り付け、冷気がカードに正しく流れるようにします。静電破壊を防止するために、プロセッサ モジュールを扱うときには必ず、ハンドルとフレームの端を持ってください。

図 3-8に、Cisco 7507およびCisco 7507-MXにおけるプロセッサ モジュールの取り外し/取り付け手順を示します。


) High System Availability(HSA;ハイ システム アベイラビリティ)対応で、なおかつRSP2がシステム スレーブとして設定されているCisco 7507またはCisco 7507-MXの場合、どちらかのCyBusでインターフェイス プロセッサのホットスワップを行うと、バス エラーまたはプロセッサ メモリのパリティ エラーを理由に、スレーブのSRP2が再起動することがあります。このエラー イベントはマスターRSPによって回復され、[cBus Complex Restart]メッセージが出されます(RSP4をシステム スレーブに設定したCisco 7507またはCisco 7507-MXシステムでは、この問題は発生しないので、影響はありません)。RSP8がHSAをサポートするのは、もう1つのRSP8と組み合わせて使用した場合に限られます。


Cisco 7507またはCisco 7507-MXで、RSP2をシステム スレーブに設定している場合は、次の手順に従って、インターフェイス プロセッサの取り外し/取り付けを行ってください。


ステップ 1 図 3-8の該当する手順に従って、スレーブのRSP2(別名、 プロセッサ モジュール )を取り外します。

ステップ 2 15秒待ちます。

ステップ 3 図 3-8の該当する手順に従って、インターフェイス プロセッサ(別名、 プロセッサ モジュール )の取り外し/取り付けを行います。

ステップ 4 15秒待ちます。

ステップ 5 図 3-8の該当する手順に従って、スレーブRSP2を元に戻します。


 

図 3-8 プロセッサ モジュールの取り外し/取り付け ― (Cisco 7507およびCisco 7507-MX)

 


) Cisco 7507またはCisco 7507-MXは、設置する際にあらゆる適切な法律に従う必要があるため、使用が認可されているのは銅線のみです。アース接合金具には適合材質のものを使用し、金具および接合部の緩み、劣化、電食が起きないようにする必要があります。シャーシのアースとセントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムとの接続には、最低限6 AWGのアース銅線を使用する必要があります。Cisco 7507およびCisco 7507-MXのシャーシには、ネジを切ったM5シャーシ アース レセプタクルが2個あり、セントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムに直接接続するようになっています。これらのレセプタクルは、シャーシ背面にあります。シャーシ アースには、M5ネジと留め金が必要です。付属品ではないので、ユーザ側で用意してください(シャーシを適切にアース接続する手順については、シャーシのアース接続を参照)。


Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの設置

Cisco 7507またはCisco 7507-MXを設置する前に、設置場所を決定します。


) ラックにルータを設置する場合は、ラックマウント キット(ACS-7000RMK=)に付属している
Cisco 7000 and Cisco 7507 Rack-Mount Kit Installation Instructions』(Text Part Number 78-1058-xx以降)を参照してください。ラックマウントが不要な場合は、次の手順で、ベンチまたはテーブルにCisco 7507またはCisco 7507-MXを設置します。


シャーシの背面から、次の作業を行います。


ステップ 1 イジェクト レバーを点検し、各RSPとすべてのインターフェイス プロセッサがきちんと取り付けられていることを確認します。

ステップ 2 各RSPと各インターフェイス プロセッサの非脱落型ネジを点検し、緩んでいるものがあれば締めます。

ステップ 3 電源装置ベイが両方とも空になっていることを確認します。


警告 シャーシは2人で持ち上げる必要があります。シャーシは底面の端を持ち、両手で持ち上げます。けがをしないように、背中をまっすぐにして、腰ではなく両足で支えて持ち上げます。シャーシやコンポーネントの損傷を防ぐために、電源装置やインターフェイス プロセッサのハンドルまたはシャーシ前面のプラスチック パネルでシャーシを持ち上げてはなりません。これらのハンドルは、シャーシの重量を支えるようにはできていません。


ステップ 4 次の手順は、2人で行う必要があります。 シャーシの左右に一人ずつ付き、シャーシの底面の手前を片手で持ち、もう一方の手で背面側を持ちます。呼吸を合わせてゆっくりシャーシを持ち上げます。けがをするので、急に身体をねじったり動かしたりしないでください。


注意 シャーシおよびコンポーネントの損傷を防ぐために、インターフェイス プロセッサのハンドルでシャーシを持ち上げたり傾けたりしないようにしてください。これらのハンドルは、シャーシの重量を支えるようにはできていません。

ステップ 5 ベンチまたはテーブルにシャーシを置きます。このとき、シャーシ前面の吸気口(下部前面パネル)から他の装置の排気が入り込まないようにしてください。

ステップ 6 シャーシ背面に、3~4フィート(0.91~1.22 m)以上のスペースを確保してください。電源装置を搭載し、シャーシのメンテナンスを行うために、これだけのスペースが必要です。

ステップ 7 シャーシは必ず、埃のない清潔な場所に設置してください。また、設置場所までの間に邪魔なものがないようにしてください。


 

シャーシを正しい位置に置いてから、次の「 Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの電源装置の取り付け 」に進みます。

Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの電源装置の取り付け

Cisco 7507またはCisco 7507-MXは、電源装置を取り外した状態で出荷されます。電源装置は1台が標準装備で、2台めはオプションです。電源装置はシャーシの設置またはラックマウントが完了してから取り付けます。


) 次の手順は、AC入力電源装置とDC入力電源装置の両方に当てはまります。相違がある場合には明記します。システムで問題が起きないように、1台のシャーシにAC入力電源装置とDC入力電源装置を混在させないでください。



警告 この製品は設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。このため、屋内配線には必ず、米国では120 VAC、15 A、その他の国では240 VAC、10 A以下のヒューズまたは回路ブレーカーを使用してください。


必ず、第1電源装置を下部電源装置ベイに、第2電源装置がある場合には上部ベイに搭載してください。電源装置を2台使用するシステムで、それぞれに独立した電源を使用できる場合は、各電源装置をそれぞれ異なる入力ラインに接続してください。こうすると、一方の入力ラインで障害が発生しても、第2電源を利用できる可能性が非常に高くなります。

IOSでは下記の通り表記されます。

Power supply 1 = 上部電源装置ベイ

 Power supply 2 = 下部電源装置ベイ

上部ベイに第2電源装置を搭載する場合は、カバー プレートの非脱落ネジをドライバで緩め、カバー プレートを外します。プレートは保管しておき、電源装置1台でシステムを稼働させるときには必ず取り付けてください。


警告 シャーシを扱う場合、または電源装置周辺を扱う場合は、事前にAC装置の電源コードを外すか、またはDC装置の電源を回路ブレーカーで切断しておいてください。


Cisco 7507またはCisco 7507-MXに電源装置を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 可能な場合、電源の接続先となる回路ブレーカーのスイッチをオフにして、オフの位置のままテープで固定します。

ステップ 2 電源装置前面のスイッチを確認し、オフ(O)位置にします。インターロックのタブが装置の外に出ていないようにします。

ステップ 3 電源装置のハンドルを持ち、もう一方の手で下から支えます。

図 3-9 電源装置の取り扱い(Cisco 7507およびCisco 7507-MXのAC入力電源装置の場合)

 


注意 電源装置の重量は1台で約20ポンド(9 kg)です。電源装置を落とさないように、取り外し/取り付けは両手で行ってください。

ステップ 4 電源装置は底面にローラーがあります。ベイの中にローラーを入れ、まっすぐ進むように電源装置の位置を調整します。

ステップ 5 ベイの奥まで電源装置を押し込みます。このとき、力を入れすぎないでください。前面パネルがシャーシの背面パネルと揃うまで、電源装置をベイの奥までしっかり押します。


注意 ベイに電源装置を押し込むときに、力を入れすぎないでください。電源装置をベイにぶつけると、電源装置背面およびシャーシ内部のコネクタが破損することがあります。

ステップ 6 電源装置の前面プレートを押して、シャーシの背面パネルと揃うようにし、電源装置の上部にある非脱落型ネジをドライバで締めます。


注意 必ず、電源装置の上部の非脱落型ネジを締めてから、電源スイッチをオンにしてください。このネジによって、電源装置が内部のコネクタから外れなくなり、電源装置のアースが正しく確保されます。

ステップ 7 AC入力電源装置の場合:電源レセプタクルからケーブル固定クリップを外し、電源コードを差し込みます。


) DC入力電源装置の場合は、「Cisco 7507またはCisco 7507-MXルータのDC入力電源装置の電源接続」に進みます。それ以外はステップ 8に進みます。


ステップ 8 ケーブル固定クリップをケーブル コネクタの周囲に収まるまで押して、電源装置のレセプタクルにケーブルを固定します。

ステップ 9 電源コードの反対側を適切な電源に接続します。


注意 システムを起動できる状態になるまで、電源装置をオンにしないでください。システムの電源は、電源装置をスロットに固定するインターロック スイッチでもオンになります。

第2電源装置を取り付ける場合は、ステップ 2ステップ 9を繰り返します。第2電源装置は、冗長性を得るために別個の電源に接続することを推奨します。


) システムに問題が起きないように、1台のシャーシにAC入力電源装置とDC入力電源装置を混在させないでください。



 

Cisco 7507またはCisco 7507-MXルータのDC入力電源装置の電源接続

ここでは、Cisco 7507またはCisco 7507-MXのDC入力電源装置の電源接続手順について説明します。

次の手順では、「Cisco 7507およびCisco 7507-MXルータの電源装置の取り付け」の手順に従って、電源装置をすでに搭載していることが想定されています。この手順では、端子ブロックの接続に8 AWGケーブル、端子ブロック カバーと端子ブロックの非脱落型ネジを緩めるために3/16インチ マイナス ドライバが必要です。


警告 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。



警告 シャーシを扱う場合、または電源装置周辺を扱う場合は、事前にAC装置の電源コードを外すか、またはDC装置の電源を回路ブレーカーで切断しておいてください。



警告 この装置は複数の電源コードを使用する場合があります。感電防止のために、電源装置のコードを2本とも外してから、装置の保守を行ってください。


次の手順で、Cisco 7507またはCisco 7507-MXのDC入力電源装置と電源を接続します。


ステップ 1 ドライバを使用して、端子ブロック カバーの非脱落型ネジを緩めます(図 3-10を参照)

ステップ 2 端子ブロック カバーを持ち上げて外します。

図 3-10 端子ブロック カバーの取り外し(Cisco 7507およびCisco 7507-MX)

 

ステップ 3 ワイヤの終端に適切な端子を使用して、DC電源装置を配線します。


警告 図は、DC電源装置の端子ブロックを示します。図にあるように、ワイヤの終端に適切な端子を使用して、DC電源装置を配線します。正しい配線順序は、アースとアース、プラスとプラス(ラインとL)、マイナスとマイナス(ニュートラルとN)です。アース線は、必ず最初に接続し、最後に外します。


図 3-11 電源ケーブル リード、ナイロン タイ、およびカバーの取り付け(Cisco 7507およびCisco 7507-MX)

 


警告 端子ブロックの配線を誤ると、感電する恐れがあります。また、電源装置、電源、およびシャーシ コンポーネントに損傷を与えることがあります。



警告 より線が必要な場合には、クローズド ループまたはくわ型圧着端子など、承認されている配線端子を使用してください。この終端は、より線に適したサイズにし、絶縁体と導体の両方を圧着する必要があります。


ステップ 4 ケーブルと金具にナイロン タイを2つ巻き付け、DC入力ケーブルが引っ張られないようにします。

ステップ 5 端子ブロックに端子ブロック カバーを取り付け、非脱落型ネジを締めます。このとき、 締めすぎない ように注意してください。推奨トルクは8.2 ± 0.4インチ ポンドです。


警告 DC入力電源装置の配線後にショートまたは感電が起きないように、端子ブロック カバーを取り付けてください。



警告 DC電源装置を配線したあとで、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルに貼ったテープをはがし、回路ブレーカーのハンドルをONの位置に切り替えて通電状態にします。


ステップ 6 DC入力ケーブルの反対側をDC電源に接続します。

ステップ 7 第2電源装置を取り付ける場合は、ステップ 1ステップ 6を繰り返します。


 


) システムを起動できる状態になるまで、電源装置をオンにしないでください。システムの電源は、電源装置をスロットに固定するインターロック スイッチでもオンになります。


Cisco 7507またはCisco 7507-MXのDC入力電源装置に電源コードを接続する手順、およびCisco 7507またはCisco 7507-MXを設置する手順は、これで完了です。

RSPのケーブル接続については、「RSPのケーブル接続」を参照してください。さらに、「次の作業」に進んでください。

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのインストレーション

ここでは、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7576を設置し、電源装置に電源コードを接続する手順について説明します。図 3-12のフローチャートに、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7576ルータの推奨設置手順を示します。詳細が記載されているシスコのマニュアルも紹介します。

図 3-12 インストレーション フローチャート(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576)

 

ラックマウントの場合、構成によってはプロセッサ モジュールを取り外し、シャーシの重量を減らす必要があります。インターフェイス プロセッサを取り外す場合または取り付ける場合は、システムの電源をオフにする必要はありませんが、電源装置が1台のシステムでは、RSPを取り付けるまたは取り外す前に、システムの電源をオフにする 必要 があります。


) 取り外したプロセッサ モジュールは、梱包資材に含まれていた、段ボール製の黒い折り畳み式ボード ラックに収めてください(図 3-13を参照)。


フィラー(ブランク プロセッサ モジュール フレーム)を取り外す場合、またはプロセッサ モジュールをスロットに固定する非脱落型ネジを締めるときに、No. 1プラス ドライバまたは3/16インチ マイナス ドライバが必要です。モジュールを扱うときには常に静電気防止用リスト ストラップまたはその他のアース器具を使用して、静電破壊を防止する必要があります。

図 3-13 取り外したプロセッサ モジュールの一時保管

 

Cisco 7513およびCisco 7513-MXでは、11あるインターフェイス プロセッサ スロットのうち、任意のスロットにインターフェイス プロセッサを搭載できます。スロット番号はシャーシ背面に向かって左から右へ、CyBus 0に対応する0~5、CyBus 1に対応する8~12です。スロット6およびスロット7はRSPスロットであり、必須のシステム コンポーネントであるRSP2、RSP4、またはRSP8専用です(カード ケージおよびプロセッサ モジュールの図については、 第1章「Cisco 7500シリーズ ルータの製品概要」 図 1-11を参照)。

Cisco 7576のバックプレーンでは、1つのバックプレーンにルータが2つ(ルータAおよびルータB)があります。ルータAは2つのCyBusからなり、インターフェイス プロセッサ スロット0~5を使用します。スロット6にはRSP4(またはRSP8)が搭載されます。ルータBも2つのCyBusで構成されます。インターフェイス プロセッサがスロット8~12、スロット7にRSP4(またはRSP8)が搭載されます( 第1章「Cisco 7500シリーズ ルータの製品概要」 図 1-17、カード ケージおよびプロセッサ モジュールの図を参照)。


注意 Cisco 7576を構成する2つのルータのうち、一方だけを設定する場合は、必ず、ルータBではなくルータAを設定してください。ルータAを設定するには、スロット6にRSP4またはSRP8を搭載し、スロット0~5にインターフェイス プロセッサを搭載します。


注意 内蔵コンポーネントが過熱しないように、空のシャーシ スロットには必ずインターフェイス プロセッサ フィラー(MAS-7KBLANK=)およびRSPフィラー(MAS-RSPBLANK=)を取り付け、プロセッサ モジュールの適切な通気を維持してください。静電破壊を防止するために、プロセッサ モジュールを扱うときには必ず、ハンドルとフレームの端を持ってください。

図 3-14に、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576におけるプロセッサ モジュールの取り外し/取り付け手順を示します。


) HSA対応で、なおかつRSP2がシステム スレーブとして設定されているCisco 7513またはCisco 7513-MXの場合、どちらかのCyBusでインターフェイス プロセッサのホットスワップを行うと、バス エラーまたはプロセッサ メモリのパリティ エラーを理由に、スレーブのSRP2が再起動することがあります。このエラー イベントはマスターRSPによって回復され、[cBus Complex Restart]メッセージが出されます(RSP4をシステム スレーブに設定したCisco 7513およびCisco 7513-MXシステムでは、この問題は発生しないので、影響はありません)。RSP8がHSAをサポートするのは、もう1つのRSP8と組み合わせて使用した場合に限られます。



) Cisco 7576はHSAをサポートしません。スロット6に搭載されたRSPが自動的にルータAのシステム マスターになり、スロット7のRSPが自動的にルータBのシステム マスターになります。


Cisco 7513またはCisco 7513-MXで、RSP2をシステム スレーブに設定している場合は、次の手順に従って、インターフェイス プロセッサの取り外し/取り付けを行ってください。


ステップ 1 図 3-14の該当する手順に従って、スレーブのRSP2(別名、 プロセッサ モジュール )を取り外します。

ステップ 2 15秒待ちます。

ステップ 3 図 3-14の該当する手順に従って、インターフェイス プロセッサ(別名、 プロセッサ モジュール )の取り外し/取り付けを行います。

ステップ 4 15秒待ちます。

ステップ 5 図 3-14の該当する手順に従って、スレーブRSP2を元に戻します。


 

図 3-14 プロセッサ モジュールの取り外し/取り付け(*Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576)

 


) 配線規定により、大部分の装置ラック電源ストリップで20Aプラグを使用することが禁じられています。Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576を設置する場合は、あらゆる適切な法律に従う必要があるため、使用が認可されているのは銅線だけです。アース接合金具には適合材質のものを使用し、金具および接合部の緩み、劣化、電食が起きないようにする必要があります。シャーシのアース レセプタクルとセントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムとの接続には、最低限6 AWGのアース銅線を使用する必要があります。Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576シャーシには、ネジを切ったM5シャーシ アース レセプタクルが2個あります。このレセプタクルはシャーシ背面にあり、セントラル オフィスまたは屋内の他のアース システムに直接接続するようになっています。シャーシ アース レセプタクルには、M5ネジと留め金が必要です。付属品ではないので、ユーザ側で用意してください(シャーシを適切にアース接続する手順については、シャーシのアース接続を参照)。


Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの設置

シャーシはすでに設置場所に運び込まれていて、位置が確定しているものとします。


警告 シャーシを扱う場合、または電源装置周辺を扱う場合は、事前にAC装置の電源コードを外すか、またはDC装置の電源を回路ブレーカーで切断しておいてください。


Cisco 7531、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576シャーシの重量は、フル装備で160ポンド(72.6 kg)になります。2人で持ち上げることは可能ですが、容易に設置できるように、シャーシからコンポーネントを取り外すことを検討してください。

具体的な検討事項は、次のとおりです。

各プロセッサ モジュールの重量は約2.5ポンド(1.13 kg)です

(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7573からプロセッサ モジュールを取り外す場合は、図 3-14を参照)。

カード ケージ アセンブリの重量は約15ポンド(6.8 kg)です

(カード ケージ アセンブリを取り外す場合は、 Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのカード ケージの取り外しおよび取り付けを参照)。

ブロワー モジュールの重量は約10ポンド(4.55 kg)です

(ブロワー アセンブリを取り外す場合は、 Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのブロワー モジュールの取り外しおよび取り付けを参照)。

電源装置の重量は1台で約25ポンド(11.34 kg)です

(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7576は、電源装置を搭載しないで出荷されます。電源装置の搭載については、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付けを参照してください)。

電源装置、プロセッサ モジュール(全13スロットに搭載されているものと想定)、カード ケージ アセンブリ、およびブロワー モジュールを取り外し、シャーシを約110ポンド(49.9 kg)軽くした あと で、シャーシをラックに移します(ラックマウントの場合は、これらのコンポーネントをすべて取り外すことを推奨)。

電源装置、プロセッサ モジュール(全13スロットに搭載されているものと想定)、およびカード ケージ アセンブリを取り外し、シャーシを約100ポンド(40.8 kg)軽くした あと で、シャーシをラックに移します。

電源装置とプロセッサ モジュール だけ を取り外し、シャーシを約85ポンド(38.6 kg)軽くした あと で、シャーシをラックに移します。

電源装置 だけ を取り外し、シャーシを約50ポンド(22.7 kg)軽くした あと で、シャーシをラックに移します。


警告 シャーシは2人で持ち上げる必要があります。シャーシは底面の端を持ち、両手で持ち上げます。けがをしないように、背中をまっすぐにして、腰ではなく両足で支えて持ち上げます。シャーシおよびコンポーネントの損傷を防ぐために、電源装置、インターフェイス プロセッサ、またはブロワー モジュールのハンドルでシャーシを持ち上げてはなりません。これらのハンドルは、シャーシの重量を支えるようにはできていません。


シャーシを持ち上げるときには、シャーシの損傷を防ぐために、片手で側面のハンドルを持ち、もう一方の手でシャーシの手前を下から支えて持ち上げます(図 3-15を参照)。ブロワー モジュールのハンドルまたは吸気口でシャーシを持ち上げては なりません

図 3-15 Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576の持ち上げ方

 

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576は、次の手順で設置します。


ステップ 1 すべての電源装置を取り外します( Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り外しを参照)。次の手順でカード ケージ アセンブリを取り外す場合、両方の電源装置ベイが空でなければなりません。電源装置ベイが両方とも空になっていることを確認します。

ステップ 2 カード ケージ アセンブリを取り外します( カード ケージ アセンブリの取り外しを参照)。カード ケージ アセンブリを取り外すと、シャーシの持ち運びが容易になりますが、必須ではありません。


) ラックにルータを設置する場合は、ラックマウント キット(ACS-7000RMK=)に付属している『Cisco 7513 and Cisco 7576 Rack-Mount Kit Installation Instructions』(Text Part Number 78-1058-xx)を参照してください。このマニュアルは、Cisco 7513-MXにも使用できます。

ラック以外の場所にCisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7576を設置することは推奨できません。



警告 けがをしないために、身体を急にひねったり動かしたりしないでください。カード ケージの開口部の下にある吸気口が破損するので、吸気口の下からシャーシを持たないでください。


ステップ 3 シャーシは2人で持ち上げる必要があります。 シャーシの両側に1人ずつ付き、片手で側面のハンドルを持ち、反対の手で下端を持って、両手でシャーシを持ち上げます。呼吸を合わせてゆっくりシャーシを持ち上げます(吸気口から他の装置の排気が入り込まない位置にシャーシを設置することが重要です)。

シャーシ背面に、2~3フィート(0.6~0.9 m)以上のスペースを一時的に確保してください。電源装置を搭載し、シャーシのメンテナンスを行い、LED表示を確認するために、これだけのスペースが必要です。設置後は必要に応じてこのスペースを縮小できますが、シャーシ背面のスペースとして19インチ(48.3 cm)以上は維持してください。

ステップ 4 カード ケージ アセンブリを取り付けます( カード ケージ アセンブリの取り付けの手順を参照)。

ステップ 5 電源装置を取り付けます(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付けを参照)。

ステップ 6 カード ケージにプロセッサ モジュールを取り付けます(図 3-14の手順を参照)。すべてのイジェクト レバーを点検し、プロセッサ モジュールが確実に搭載されていることを確認します。緩んでいる場合は締めます。


 

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576の設置手順は、これで完了です。「Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け」に進んでください。

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

次の手順で、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。この作業には、大型のマイナス ドライバが必要です。


ステップ 1 ルータのインターフェイス プロセッサ側で、ブロワー モジュールとカード ケージの開口部の間にある、2つの溝付きネジを確認します(図 3-16を参照)。

図 3-16 Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576へのケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

 

ステップ 2 マイナス ドライバを使用して、この2つのネジを緩めます。

ステップ 3 図 3-16のように、ネジの上からブラケットを被せます。

ステップ 4 ネジを締めます。


) ネットワーク インターフェイス ケーブルを接続する場合は、ケーブル マネジメント ブラケットにケーブルを通して引き回します。ケーブルが細くてブラケットの開口部から外れる場合は、ブラケットの穴にケーブル タイを通し、ケーブルに回して固定します。

長いケーブルは絡まないように、束ねておくとよいでしょう。ケーブル マネジメント ブラケットまたはラックのところで束ねますが、プロセッサ モジュールおよび電源装置を取り外したり、必要に応じてケーブルを取り替えたりできるだけのスペースを残しておいてください。ケーブルが電源装置またはシャーシの吸気口を塞がないように注意してください。ブロワー モジュールを取り外すまたは取り付けるときに、ケーブルが邪魔にならないようにしてください。



 

ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、これで完了です。次の「 Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付け 」に進んでください。

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付け

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、またはCisco 7576は、電源装置を取り外した状態で出荷されます。Cisco 7513およびCisco 7513-MXでは、電源装置は1台が標準装備で、第2電源装置はオプションです。Cisco 7576を(アップグレードではなく)新規購入された場合は、標準装備として2台のAC入力電源装置が付属します。電源装置はシャーシの設置またはラックマウントが完了してから取り付けます。

NFPA 70 National Electrical Codeに従って35 A過電流保護器を使用し、125%の負荷電流(約27 A)という過電流保護の要件を満たします。30 A定格の過電流保護器を使用できるのは、定格の100%動作時に対して過電流保護器が安全基準に挙げられている場合に 限定 されます。


) 次の手順は、AC入力電源装置とDC入力電源装置の両方に当てはまります。相違がある場合には明記します。システムに問題が起きないように、1台のシャーシにAC入力電源装置とDC入力電源装置を混在させないでください。


次の手順で、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576に電源装置を取り付けます。


ステップ 1 可能な場合、電源の接続先となる回路ブレーカーのスイッチをオフにして、オフの位置のままテープで固定します。

ステップ 2 電源装置前面のスイッチを確認し、オフ(O)位置にします。インターロックのタブが装置の外に出ていないようにします。

ステップ 3 図 3-17図 3-17のように電源装置を持ち、電源装置ベイに差し込みます。側面がシャーシのフレームと一直線になるように、シャーシの奥まで電源装置を押し込みます。バックプレーン コネクタを損傷させないために、電源装置を無理にベイに押し込まないでください。

図 3-17 電源装置の取り扱い(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のAC入力電源装置の場合)

 

ステップ 4 電源装置の前面プレートを押して、シャーシの背面プレートと一直線になるようにします。さらに、大型のマイナス ドライバで非脱落型ネジを締め、電源装置をシャーシ フレームに固定します。

図 3-18 電源装置の取り付け(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のAC入力電源装置の場合)

 

ステップ 5 AC入力電源装置の場合 ― 電源レセプタクルからケーブル固定クリップを外し、電源コードを差し込みます。


) DC入力電源装置の場合は、「Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのDC入力電源装置の電源接続」に進みます。それ以外はステップ 6に進みます。


ステップ 6 ケーブル固定クリップをケーブル コネクタの周囲に収まるまで押して、電源装置のレセプタクルにケーブルを固定します。

ステップ 7 AC電源コードの接続後、電源コードを電源に接続し、ブレーカー スイッチをテープで固定した場合はそのテープを外します。ただし、ブレーカーまたは電源装置のスイッチは、この時点ではまだオンに しません


注意 電源装置が1台のCisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576シャーシでは、適合要件を維持し、EMI防止基準を満たすために、空の電源装置ベイに電源装置用ブランクを残しておく必要があります。第2電源装置を搭載する場合を除き、シャーシからこのブランクを取り外さないようにします

図 3-19 電源装置用ブランク(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576

 

電源装置を2台搭載する場合は、第2電源装置でステップ 1ステップ 7を繰り返します。システムに問題が起きないように、1台のシャーシにAC入力電源装置とDC入力電源装置を混在させないでください。


 

Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータのDC入力電源装置の電源接続

この手順では、「Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576ルータの電源装置の取り付け」の手順に従って、電源装置をすでに搭載していることが想定されています。電源装置はカード ケージの下、シャーシの底面に取り付けます。この作業には、8 mmのナット ドライバおよび電源装置を接続するための8 AWGケーブルが必要です。DC入力ケーブルは、電源装置からコンジットを通して電源装置に接続します。


) Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576の場合、DC入力電源ケーブルを通すコンジットを用意します。他の装置のケーブルがベイの前面にある場合は、脇へ寄せてケーブル タイで一時的に固定します。シャーシから電源装置を取り外す場合は、先にコンジット ブラケットからコンジットを外す必要があります。電源装置の交換やメンテナンスが容易にできるようにコンジットを取り付けてください。



警告 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。



警告 シャーシを扱う場合、または電源装置周辺を扱う場合は、事前にAC装置の電源コードを外すか、またはDC装置の電源を回路ブレーカーで切断しておいてください。



警告 この装置は複数の電源コードを使用する場合があります。感電防止のために、電源装置のコードを2本とも外してから、装置の保守を行ってください。


次の手順で、Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576のDC入力電源装置と電源を接続します。


ステップ 1 DC入力ケーブルを接続する電源装置で、システム電源スイッチをオフ(O)にします。

ステップ 2 端子ブロック カバーの8 mmネジを外し、端子ブロックからカバーが外れるようにします。

図 3-20 端子ブロック カバーの取り外し(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576)

 

ステップ 3 カバーを持ち上げて外します。


警告 より線が必要な場合には、クローズド ループまたはくわ型圧着端子など、承認されている配線端子を使用してください。これらの端子には、より線に適したサイズのものを使用し、絶縁体と導体の両方を圧着する必要があります。


ステップ 4 DC入力電源ケーブルを電源からコンジットに通し、さらに電源装置のコンジット ブラケットに通します図 3-21。端子ブロックに3本の接続が行えるだけの充分な長さのワイヤを用意します。

ステップ 5 コンジット ブラケットにコンジットを取り付けて締めます。コンジットの取り付け方は設置状況によって異なるので、このマニュアルでは扱いません。


警告 図は、DC電源装置の端子ブロックを示します。図にあるように、ワイヤの終端に適切な端子を使用して、DC電源装置を配線します。正しい配線順序は、アースとアース、プラスとプラス(ラインとL)、マイナスとマイナス(ニュートラルとN)です。アース線は、必ず最初に接続し、最後に外します。


図 3-21 DC入力電源コードの接続(Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576)

 


警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。


ステップ 6 8 mmのナット ドライバを使用して、アース端子にアース線を取り付けます。

ステップ 7 電源装置の配線および配線カラー コードを調べ、DC電源での配線およびカラー コードと一致しているかどうかを確認します。


警告 端子ブロックの配線を誤ると、感電する恐れがあります。また、電源装置、電源、およびシャーシ コンポーネントに損傷を与えることがあります。


ステップ 8 端子ブロック カバーを元に戻します(図 3-20図 3-20を参照)。


警告 DC入力電源装置の配線後にショートまたは感電が起きないように、端子ブロック カバーを取り付けてください。


ステップ 9 DC電源コードの各リードをDC入力電源装置に接続してから、電源コードを電源に接続します。

第2電源装置を追加する場合は、ステップ 1ステップ 9を繰り返します。


) システムを起動できる状態になるまで、電源装置をオンにしないでください。システムの電源は、電源装置をスロットに固定するインターロック スイッチでもオンになります。


Cisco 7513、Cisco 7513-MX、およびCisco 7576の設置手順は、これで完了です。

RSPのケーブル接続については、次の「 RSPのケーブル接続 」を参照してください。さらに、「次の作業」に進んでください。


 

RSPのケーブル接続

ここでは、Cisco 7500シリーズ ルータに搭載されたRSPのコンソール ポートおよびAUXポートに、ケーブルを接続する方法について説明します(RSP間で相違がある場合は明記します)。


) コンソール ポート、AUXポート、および各ケーブルのピン割り当てについては、「RSPの非同期シリアル ポート ― コンソールおよびAUX」を参照してください。


RSPのコンソール端末接続

RSPのシステム コンソール ポートは、データ端末を接続するDB-25レセプタクルData
Communications Equipment(DCE;データ通信装置)ポートです。システムを設定したり、システムと通信したりできます。付属のコンソール ケーブルを使用して、RSPのコンソール ポートに端末を接続します。RSPのコンソール ポートはAUXポートの横にあり(図 3-22を参照)、[ Console ]のラベルが付いています(Cisco 7505のRSPは水平方向)。

コンソール ポートに接続する前に、端末のマニュアルを確認し、使用する端末のボーレートを決定します。端末のボーレートは、デフォルト(9600ボー)にする必要があります。端末は、9600ボー、8データ ビット、パリティなし、2ストップ ビット(9600、8N2)に設定します。

図 3-22 コンソール ポートおよびAUXポートの接続(全RSP)

 


) コンソール ポートとAUXポートはどちらも非同期シリアル ポートです。これらのポートに接続する装置は、非同期伝送に対応していなければなりません(非同期装置は、シリアル装置で最も一般的なタイプです。たとえば、モデムは大部分が非同期装置です)。


AUXポートの接続

RSPのAUXポートはDB-25プラグData Terminal Equipment(DTE;データ端末装置)ポートです。モデムまたはその他のDCE装置(Channel Service Unit [CSU;チャネル サービス ユニット]/Data Service Unit [DSU;データ サービス ユニット]、他のルータなど)を接続します。RSPでは、このポートはコンソール ポートの横にあり、[ AUX ]のラベルが付いています。図 3-22に、モデムの接続例を示します。

コンソールおよびAUXのY字ケーブル接続

RSP2×2、RSP4×2、RSP8×2、またはそれぞれを1つずつ搭載したシステムでは(HSA機能により、Cisco 7507、Cisco 7507-MXではスロット2および3、Cisco 7513、Cisco 7513-MXではスロット6および7のRSPの一方がマスター、もう一方がスレーブ)、特殊なY字ケーブルを使用して、両方のコンソール ポートまたは両方のAUXポートを同時に接続できます。RSP2、RSP4、またはRSP8が1つだけ搭載されている場合は、デフォルトでシステム マスターになります。


) Cisco 7576はマスター/スレーブ構成すなわちHSA機能をサポートしません。Cisco 7576では、スロット6のRSPが自動的にルータAのシステム マスターになり、スロット7のRSPが自動的にルータBのシステム マスターになります。Cisco 7576ではY字ケーブルを使用できません。装置にもY字ケーブルは付属していません。


図 3-23図 3-23にコンソール用のY字ケーブル、図 3-24図 3-24にAUX用のY字ケーブルを示します。

図 3-23 コンソール用のY字ケーブル ― RSP2/RSP4/RSP8(CAB-RSP2CON)

 

図 3-24 AUX用のY字ケーブル ― RSP2/RSP4/RSP8(CAB-RSP2AUX)

 

次の作業

Cisco 7500シリーズ ルータ ハードウェアを設置し、電源接続を完了し、コンソール端末(およびその他のAUX装置)を正しく接続すると、シスコまたは他社のインターフェイス ケーブルを使用することによって、Cisco 7500シリーズ ルータのネットワーク インターフェイスを外部ネットワークに接続できます。

ネットワーク インターフェイスを接続する場合は、次のいずれかを参照してください。

対応する『 Interface Processor Installation and Configuration Guide 』 ― 次の情報が得られます。

各インターフェイス プロセッサおよびその電気インターフェイスの詳細

各インターフェイス プロセッサに固有の安全情報(必要に応じて)

電気インターフェイスおよびインターフェイス ケーブル接続のあらゆる仕様

ケーブルのピン割り当て(Channel Interface Processor [CIP2]用のバス ケーブルおよびタグ ケーブルを 除く 、シスコが提供するケーブル)およびシスコのインターフェイス プロセッサ(CIP2以外)上のあらゆる電気インターフェイス コネクタのピン割り当て

インターフェイス プロセッサのLED表示

必要な工具および部品(シスコが提供するケーブルを含む)

各インターフェイス プロセッサの基本設定情報

第8章「Cisco 7500シリーズ ルータのトラブルシューティング」 で扱っていない、インターフェイス プロセッサ固有のトラブルシューティング情報

VIPに付属しているコンフィギュレーション ノート『Second-Generation Versatile Interface
Processor(VIP2)Installation and Configuration』(Text Part Number 78-2658-xx)およびVIPベースのポート アダプタに付属している個別のポート アダプタ コンフィギュレーション ノート

これらのマニュアルから、次の情報が得られます。

各VIP、VIPベースのポート アダプタ、およびその電気インターフェイスの詳細

各ポート アダプタに固有の安全情報(必要に応じて)

インターフェイスおよびケーブル接続のあらゆる仕様

ポート アダプタのあらゆる電気インターフェイスに関して、ケーブルのピン割り当ておよびコネクタのピン割り当て

ポート アダプタのLED表示

必要な工具および部品(シスコが提供するケーブルを含む)

各ポート アダプタの基本設定情報

第8章「Cisco 7500シリーズ ルータのトラブルシューティング」 で扱っていない、インターフェイス プロセッサ固有のトラブルシューティング情報

すべてのネットワーク インターフェイス ケーブルを接続してから、 第4章「システムの基本コンフィギュレーションの実行」 を参照してください。

ソフトウェアおよびプロトコルの設定についての詳細は、対応するCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。「関連資料」に記載されています。


) Cisco 7500シリーズ ルータに搭載されているインターフェイス プロセッサを設定する場合は、第4章「システムの基本コンフィギュレーションの実行」とともに『Interface Processor Installation and Configuration Guide』を参照してください。