Cisco 7304 ルータ モジュラ サービス カード/共有ポート アダプタ ハードウェア インストレーション ガイド
概要:Cisco 7304ルータのSPA
概要:Cisco 7304ルータのSPA
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 900KB) | フィードバック

目次

概要:Cisco 7304ルータのSPA

SPAの概要

ハードウェアおよびソフトウェアの適合性の確認

帯域オーバーサブスクライブ

ファスト イーサネットSPAの概要

LED

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

ギガビット イーサネットSPAの概要

LED

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

RJ-45コネクタ

SFP接続

SFPモジュールのケーブル接続および接続器具

OC-3 POS SPAの概要

OC-3c/STM-1 POS SPAのLED

OC-3c/STM-1 POS SPAのインターフェイス仕様

OC-3c/STM-1 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル

OC-12 POS SPAの概要

OC-12c POS SPAのLED

OC-12c POS SPAのインターフェイス仕様

OC-12 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル

T3/E3シリアルSPAの概要

LED

インターフェイス仕様

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

概要:Cisco 7304ルータのSPA

この章では、Cisco 7304ルータでサポートされるShared Port Adapter(SPA;共有ポート アダプタ)について説明します。構成は次のとおりです。

「SPAの概要」

「帯域オーバーサブスクライブ」

「ファスト イーサネットSPAの概要」

「ギガビット イーサネットSPAの概要」

「OC-3 POS SPAの概要」

「OC-12 POS SPAの概要」

「T3/E3シリアルSPAの概要」

SPAの概要

表3-1 に、Cisco 7304ルータでサポートされるSPAの概要を示します。

 

表3-1 Cisco 7304ルータ用SPAの概要

SPA
製品番号
説明
ポート数
最小限のCisco IOSリリース

ファスト イーサネットSPA

SPA-4FE-7304

4ポート10/100ファスト イーサネットSPA

4

Release 12.2(20)S2

ギガビット イーサネットSPA

SPA-2GE-7304

2ポート10/100ギガビット イーサネットSPA

2

Release 12.2(20)S2

OC-3 SPA

SPA-2XOC3-POS

2ポートOC-3c/STM-1 POS SPA

2

Release 12.2(25)S3

OC-3 SPA

SPA-4XOC3-POS

4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA

4

Release 12.2(25)S3

OC-12 SPA

SPA-1OC12-POS

1ポートOC-12c/STM-4 POS SPA

1

Release 12.2(25)S3

T3/E3シリアルSPA

SPA-2XT3/E3

2ポートT3/E3シリアルSPA

2

Release 12.2(25)S3

T3/E3シリアルSPA

SPA-4XT3/E3

4ポートT3/E3シリアルSPA

4

Release 12.2(25)S3

ハードウェアおよびソフトウェアの適合性の確認

ご使用のルータにインストールするCisco IOSソフトウェアとハードウェアの最低限の要件を確認できるように、シスコはCisco.com上でSoftware Advisorツールを提供しています。このツールは、システム内のModular Services Card(MSC;モジュラ サービス カード)またはSPAが互換性を持つかどうかではなく、個々のハードウェア モジュールまたはコンポーネントの最低限のCisco IOS要件を確認するためのものです。


) このツールにアクセスできるのは、Cisco.comのログイン アカウントを持つユーザに限定されます。ログイン アカウントをお持ちでない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。


Software Advisorにアクセスするには、Cisco.comでLoginをクリックし、SEARCHボックスに
「Software Advisor」を入力して、GOをクリックします。さらに、Software Advisorツールのリンクをクリックします。

製品ファミリーを選択するか、製品番号を入力して、ご使用のハードウェアに対して最小要件となるソフトウェア リリースを検索します。

帯域オーバーサブスクライブ

SPAおよびキャリア カードがルータの帯域全体に与える影響を含めて、Cisco 7304ルータの帯域オーバーサブスクライブについては、『 Bandwidth Information for Cisco 7304 Routers 』を参照してください。

ファスト イーサネットSPAの概要

ここでは SPA-4FE-7304 について説明します。

「LED」

「ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て」

LED

図3-1に、 SPA-4FE-7304 のLEDを示します。

図3-1 SPA-4FE-7304の前面プレート

 

表3-2で、 SPA-4FE-7304 のLEDについて説明します。

 

表3-2 SPA-4FE-7304のLED

LEDラベル
カラー
状態
意味

STATUS

グリーン

点灯

SPAはオンラインです。

イエロー

点灯

SPAは通電状態でブートストラップ処理中です。

消灯

消灯

SPAはオフラインで停止中です。

ポート番号
(0、1、2、または3)1

グリーン

点灯

ポートは使用可能、上りデータを伝送中です。

イエロー

点灯

ポートは使用可能、下りデータを伝送中です。

消灯

消灯

ポートは使用不能です。

1.この場合、ポート番号はSPA-4FE-7304の番号付きLED(0、1、2、または3)に対応します。ファスト イーサネットSPAの各LED番号がSPAのポートを表します。

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

SPA-4FE-7304のインターフェイス コネクタは、4個のRJ-45レセプタクルです。4個のインターフェイス コネクタをすべて同時に使用できます。各コネクタは、該当する規格に準拠したIEEE 802.3インターフェイスおよびイーサネット10BASE-Tインターフェイスをサポートします。RJ-45接続には外部トランシーバが必要です。カテゴリ5のUnshielded Twisted-Pair(UTP;シールドなしツイストペア)RJ-45ケーブルについては、市販のものをご利用ください。

図3-2に、RJ-45コネクタを示します。 表3-3 に、RJ-45コネクタのピン割り当ておよび信号を示します。

図3-2 RJ-45コネクタ、プラグ、およびレセプタクル

 

 

表3-3 RJ-45コネクタのピン割り当て

ピン
説明

1

データ送信+(TxD+)

2

TxD-

3

データ受信+(RxD+)

6

RxD-


表3-3に示したRJ-45のピン割り当てに関して、未使用のカテゴリ5 UTPケーブル ペア4/5および7/8には適切なコモンモード ライン終端を使用する必要があります。コモンモード終端により、EMI(電磁波干渉)の負担およびコモンモード電源に対する影響が小さくなります。ワイア ペア4/5および7/8は、SPA-4FE-7304のRJ-45ポート回路でアクティブとして終端されます。


RJ-45インターフェイスのケーブル接続要件に応じて、図3-3図3-3および図3-4図3-4のピン割り当てを使用してください。

図3-3 ストレート ケーブルのピン割り当て、ハブまたはリピータとのRJ-45接続

 

図3-4 クロス ケーブルのピン割り当て、ルータ間のRJ-45接続

 

 

ギガビット イーサネットSPAの概要

ここでは SPA-2GE-7304 について説明します。

「LED」

「ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て」

「SFPモジュールのケーブル接続および接続器具」

LED

図3-5に、 SPA-2GE-7304 のLEDを示します。

図3-5 SPA-2GE-7304の前面プレート

 

 

表3-4 で、 SPA-2GE-7304 のLEDについて説明します。

 

表3-4 SPA-2GE-7304のLED

LEDラベル
カラー
状態
意味

STATUS

グリーン

点灯

SPAはオンラインです。

イエロー

点灯

SPAは通電状態でブートストラップ処理中です。

消灯

消灯

SPAはオフラインで停止中です。

ポート番号
(0または1)2

グリーン

点灯

ポートは使用可能、上りデータを伝送中です。

イエロー

点灯

ポートは使用可能、下りデータを伝送中です。

消灯

消灯

ポートは使用不能です。

2.この場合、ポート番号はSPA-2GE-7304の番号付きLED(0または1)に対応します。ギガビット イーサネットSPAの各LED番号がSPAのポートを表します。

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

SPA-2GE-7304 のインターフェイス コネクタは、RJ-45レセプタクルが2つと、Small Form-factor Pluggable(SFP)をサポートする光ファイバ レシーバーが2つです。SPA-2GE-7304がトラフィックを送受信できるのは、2つのポート(ポート0およびポート1)間に限られます。各ポートは、RJ-45ポートまたは光ファイバ接続のどちらでもトラフィックを送受信できます。

次に、SPA-2GE-7304のケーブル、コネクタ、およびピン割り当て要件について説明します。

「RJ-45コネクタ」

「SFP接続」

RJ-45コネクタ

SPA-2GE-7304ルータには、10/100/1000イーサネット/ファスト イーサネット/ギガビット イーサネット接続用のRJ-45ポートが2つあります。RJ-45ポートは、10BASE-T、100BASE-TX、および1000BASE-Tの仕様に準拠したIEEE 802.3ab(ギガビット イーサネット)インターフェイスおよびIEEE 802.3u(ファスト イーサネット)インターフェイスをサポートします。

RJ-45ポートは、RJ-45コネクタを装備した、標準のカテゴリ5 UTPストレートおよびクロス ケーブルをサポートします。カテゴリ5のUTPケーブルについては、市販のものをご利用ください。


警告 感電防止のために、Safety Extra-Low Voltage(SELV;安全特別低電圧)回路をTelephone-Network Voltage(TNV;電話網電圧)回路に接続しないでください。LANポートにはSELV回路が組み込まれています。WANポートにはTNV回路が組み込まれています。一部のLANおよびWANポートはどちらもRJ-45コネクタを使用します。ケーブルを接続するときには、十分に注意してください。


図3-6に、RJ-45コネクタを示します。 表3-5 に、RJ-45ポートのピン割り当ておよび信号を示します。

図3-6 RJ-45ポートおよびコネクタ

 

1

RJ-45コネクタ

 

表3-5 RJ-45レセプタクルのピン割り当て

ピン
GEの信号

1

Tx A+3

2

Tx A-

3

Rx B+4

4

Tx C+

5

Tx C-

6

Rx B-

7

Rx D+

8

Rx D-

3.TX DATA = データ送信

4.RX DATA = データ受信

 

SFP接続

SFPモジュールは、SPA-2GE-7304のギガビット イーサネット光スロットに差し込み、ポートと
1000BASE-X光ファイバ ネットワークを接続する、I/O(入出力)デバイスです。図3-7に、SFPモジュールを示します。


) SPA-2GE-7304に使用できるのは、このマニュアルにサポート対象として記載されているSFPモジュールだけです。SPA-2GE-7304にSFPモジュールが差し込まれるたびにSFP確認が実行され、SPA-2GE-7304はこの確認で合格したSFPモジュールだけを使用可能とみなします。
ギガビット イーサネット以外のテクノロジーまたはSPA-2GE-7304以外の製品に対応するSFPモジュールもありますが、このマニュアルではSPA-2GE-7304光ファイバ ポートに接続するSFPモジュールに関する情報だけを扱います。


図3-7 SFPモジュール

 

SFPモジュールにはレシーバー ポート(RX)およびトランスミッタ ポート(TX)が1つずつあり、それらによって1つの光インターフェイスが形成されます。 表3-6 表3-7 、および 表3-8 に、SFPモジュールの情報および仕様を示します。

 

表3-6 SFPモジュール オプション

SFPモジュールの製品番号
SFPモジュール
説明

SFP-FCGE-S

短波(1000BASE-SX)

1000BASE-SX(短波)アプリケーションに対応する850 nmのクラス1レーザー

SFP-FCGE-L

長波/長距離(1000BASE-LX/LH)

1000BASE-LX/LH(長波)アプリケーションに対応する1300 nmのクラス1レーザー

SFP-GE-Z

超長距離(1000BASE-ZX)

1000BASE-ZX(超長波)アプリケーションに対応する1550 nmのクラス1レーザー

 

表3-7 SFPモジュールの送信パワー、受信パワー、およびパワー バジェット

SFPモジュール
送信パワー
受信パワー
最小
最大
最小
最大

SFP-FCGE-S

-9.5 dBm5

-4 dBm1

-17 dBm

0 dBm

SFP-FCGE-L

-9.5 dBm6

-3 dBm7

-19 dBm

-3 dBm

SFP-GE-Z

0 dBm

5 dBm

-23 dBm

-3 dBm

5.ファイバ タイプ50/125 μm、NA = 0.20ファイバおよび62.5/125 μm、NA = 0.275ファイバの場合

6.ファイバ タイプ9/125 μm SMFの場合

7.ファイバ タイプ9/125 μm SMF、62.5/125 μm MMF、および50/125 μm MMFの場合

 

表3-8 SFPモジュールの仕様

仕様
説明

寸法(H×W×D)

0.03×0.53×2.22インチ(8.5×13.4×56.5 mm)

コネクタ

マルチモード光ファイバ:LCタイプ コネクタ
シングルモード光ファイバ:LCタイプ コネクタ

波長

SFP-FCGE-S:770~860 nm
SFP-FCGE-L:1270~1355 nm
SFP-GE-Z:1500~1580 nm

ケーブル配線距離
(最大)

SFP-FCGE-S:1804フィート(550 m)
SFP-FCGE-L:6.2マイル(10 km)
SFP-GE-Z:43.5~62.1マイル(70~100 km)

動作温度の範囲

32~122°F(0~50°C)

保管温度の範囲

-40~185°F(-40~85°C)

SFP-FCGE-Sモジュール

1000BASE-SX(短波)モジュールは、最大1804フィート(550 m)の標準マルチモード光ファイバ リンクで動作します( 表3-9 を参照)。

SFP-FCGE-L モジュール

1000BASE-LX/LH(長波/長距離)モジュールのインターフェイスは、IEEE 802.3z 1000BASE-LX規格に完全に準拠しています。ただし、規格では3.1マイル(5 km)と規定されていますが、光品質が高いので、SMF(シングルモード 光ファイバ)で6.2マイル(10 km)まで到達可能です( 表3-9 を参照)。

SFP-GE-Zモジュール

1000BASE-ZX(超長波)モジュールは、最大43.5マイル(70 km)の標準シングルモード光ファイバ リンクで動作します。プレミアム シングルモード光ファイバまたは分散シフト型シングルモード光ファイバを使用した場合は、最大62.1マイル(100 km)のリンク距離が可能です(プレミアム シングルモード光ファイバは、標準シングルモード光ファイバに比べてユニット長あたりの減衰が少なく、分散シフト型シングルモード光ファイバは減衰と分散の両方が少なくなります)。

1000BASE-ZXモジュールは、シングルモード光ファイバ ケーブルと組み合わせる必要があります。これは、長距離電気通信アプリケーションで通常使用されるケーブル タイプです。1000BASE-ZXモジュールは、マルチモード光ファイバでは正しく動作しません。また、マルチモード光ファイバが多用される環境(建物のバックボーン、水平型ケーブル配線など)での使用は想定されていません。

1000BASE-ZXモジュールは、各種スイッチおよびルータ製品で一般的なギガビット イーサネットインターフェイス用のPhysical Medium Dependent(PMD)コンポーネントとして使用することになっています。1000BASE-ZXは1250 Mボーのシグナリング レートで動作し、8B/10Bの符号化データを送受信します。

短距離のシングルモード光ファイバを使用する場合は、レシーバーの過負荷を避けるために、リンクにインライン光減衰器を追加しなければならない場合があります。

光ファイバ ケーブルの距離が15.5マイル(25 km)未満の場合は必ず、リンクの両側で、光ファイバ ケーブル プラントと1000BASE-ZXモジュールの受信ポートの間に、10 dBのインライン光減衰器を追加します。

光ファイバ ケーブルの距離が15.5マイル(25 km)以上31マイル(50 km)未満の場合は必ず、リンクの両側で、光ファイバ ケーブル プラントと1000BASE-ZXモジュールの受信ポートの間に、5 dBのインライン光減衰器を追加します。

SFPモジュールのケーブル接続および接続器具

表3-9 に、SPA-2GE-7304に取り付けることのできるSFPモジュールのケーブル仕様を示します。すべてのSFPポートには、LCタイプ コネクタが備わっていることにご注意ください。

SFP-FCGE-Sの最短ケーブル接続距離は6.5フィート(2 m)です。SFP-GE-Zの最小リンク距離は、リンクの両側に8 dBの減衰器を設置した場合、6.2マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合、SFP-GE-Zの最小リンク距離は24.9マイル(40 km)です。

 

表3-9 SFPモジュール ポートのケーブル仕様

SFPモジュール
波長(nm)
光ファイバ
タイプ
コア サイズ
(ミクロン)
モード帯域幅
(MHz/km)
最大ケーブル距離

SFP-FCGE-S

850

MMF8

62.5

160

722 ft(220 m)

62.5

200

902 ft(275 m)

50.0

400

1640 ft(500 m)

50.0

500

1804 ft(550 m)

SFP-FCGE-L

1300

MMF9および
SMF

62.5

500

1804 ft(550 m)

50.0

400

1804 ft(550 m)

50.0

500

1804 ft(550 m)

9/10

--

6.2マイル(10 km)

SFP-GE-Z

1550

SMF

9/10

--

49.7マイル(80 km)

SMF10

8

--

62.1マイル(100 km)

8.MMF(マルチモード光ファイバ)のみ

9.モード調整パッチ コードが必要です。
リンク距離が984フィート(300 m)を超えるときに、直径62.5ミクロンのMMFでSFP-FCGE-Lを使用する場合は、リンクの送信側と受信側の両方で、SFPモジュールとMMFケーブルの間にモード調整パッチ コードを取り付ける必要があります。
リンク距離が非常に短い場合(10~100 m)でも、パッチ コードを使用しないでSFP-FCGE-LとMMFを組み合わせることは推奨できません。BER(ビット エラー レート)が上昇する原因になります。

10.分散シフト型シングルモード光ファイバ ケーブル


) 1000BASE-ZX SFPモジュールの光パワー バジェットは21.5 dBです。光損失テスト セットでケーブル プラントを測定し、ケーブル プラントの光損失が(コネクタおよびスプライスを含めて)21.5 dB以下かどうかを確認してください。光損失測定は、1550 nmの光源で実行する必要があります。


OC-3 POS SPAの概要

2ポートおよび4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA は、1つのSIPサブスロットに搭載する、シングルハイトSPAです。SFP光トランシーバ モジュールを装備したOC-3c/STM-1 POS SPAは、ポートあたり155.52 Mbpsの帯域幅でSONETおよびSDH(同期デジタル ハイアラーキ)ネットワークに接続します。SPAの帯域幅の詳細については、この章の「 帯域オーバーサブスクライブ 」を参照してください。SPAの詳細、さらにSIPおよびモジュラ型光デバイスとの適合性の詳細については、このマニュアルの「 MSCおよびSPA製品の概要 」の章を参照してください。

ここでは2ポートおよび4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA について説明します。

「OC-3c/STM-1 POS SPAのLED」

「OC-3c/STM-1 POS SPAのインターフェイス仕様」

「OC-3c/STM-1 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル」

OC-3c/STM-1 POS SPAのLED

2ポートおよび4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA には3種類のLEDがあります。SPAの各ポートに2つずつLEDがあり、さらにステータスLEDが1つあります。図3-8に、4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA上のLEDの例を示します。

図3-8 4ポートOC-3c/STM-1 POS SPAの前面プレート

 

 

1

C/A(キャリア アラーム)LED

3

ステータスLED

2

A/L(アクティブ ループバック)LED

表3-10 で、2ポートおよび4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA のLEDについて説明します。

 

表3-10 2ポートおよび4ポートOC-3c/STM-1 POS SPA LED

LEDラベル
カラー
状態
意味

C/A

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルであり、アラームのない有効なSONET信号が存在します。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルですが、1つ以上のアラームが存在します。

A/L

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオフです。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオンです。

STATUS

消灯

消灯

SPAの電源がオフです。

オレンジ

点灯

SPAの電源がオンで良好であり、SPAの設定中です。

グリーン

点灯

SPAは動作可能です。

OC-3c/STM-1 POS SPAのインターフェイス仕様

フレーマが着信および発信SONETフレームまたはSDHフレームを処理します。フレーマはOC-3c/STM-1(155.52 Mbps)の回線速度で動作します。

パケット データはユーザが設定したカプセル化方式(PPP[ポイントツーポイント プロトコル]など)で伝送され、STS-3c/STM-1フレームにマップされます。使用するカプセル化方式によって、トランスポート オーバーヘッドのバイト数の約半分が増えます。

OC-3c/STM-1 POS SPAインターフェイスは、RFC 1619、 PPP over SONET/SDH 、およびRFC 1662、 PPP in HDLC-like Framing に準拠しています。OC-3c/STM-1 POS SPAは、SNMPエージェントv1(RFC 1155-1157)およびMIB(管理情報ベース)II(RFC 1213)もサポートします。

OC-3c/STM-1 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル

POS SPAは各ポートにSFP光トランシーバ モジュールを取り付けて、SONETおよびSDHシングルモード/マルチモード光ファイバ接続を行います。

図3-9 SFP光モジュール

 

SFP光トランシーバ モジュールはPOS SPAと組み合わせることによって、次の光ファイバ オプションが可能です。

マルチモード ― 155 Mbps、OC-3c/STM-1光ファイバ(SONET STS-3cまたはSDH STM-1)

コア/被膜径が62.5/125ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。

シングルモード ― 155 Mbps、OC-3c/STM-1光ファイバ(SONET STS-3cまたはSDH STM-1)

モード フィールド径が8.7±0.5ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称の直径は約10/125ミクロン)。

シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続では、デュプレックスLCタイプのケーブルを1本使用することも、またはシンプレックスLCタイプのケーブルを送信(TX)と受信(RX)に1本ずつ、計2本使用することもできます。

シングルモード(中距離または長距離構成の場合)またはマルチモードの光ファイバ ケーブルを使用して、ルータをネットワークに接続するか、またはOC-3c/STM-1装備の2台のルータをバックツーバックで接続します。

長距離SFP光トランシーバ モジュール(長距離構成用)は、間に減衰器を使用しないかぎり、バックツーバックでは接続できません。

図3-10 LCタイプのケーブル

 

OC-12 POS SPAの概要

1ポートOC-12c/STM-4 POS SPAは、1つのSIPサブスロットに搭載する、シングルハイトSPAです。OC-12c POS SPAをSFP光トランシーバ モジュールと組み合わせることによって、622.08 Mbpsの帯域幅でSONETおよびSDHネットワーク接続が可能です。SPAの帯域幅の詳細については、この章の「 帯域オーバーサブスクライブ 」を参照してください。SPAの詳細、さらにSIPおよびモジュラ型光デバイスとの適合性の詳細については、このマニュアルの「 MSCおよびSPA製品の概要 」の章を参照してください。

ここでは1ポートOC-12c/STM-4 POS SPAについて説明します。

「OC-12c POS SPAのLED」

「OC-3c/STM-1 POS SPAのインターフェイス仕様」

「OC-3c/STM-1 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル」

OC-12c POS SPAのLED

1ポートOC-12c/STM-4 POS SPAには3種類のLEDがあります。SPAの各ポートに2つずつLEDがあり、さらにステータスLEDが1つあります。図3-8に、1ポートOC-12c/STM-4 POS SPA上のLEDの例を示します。

図3-11 1ポートOC-12c/STM-4 POS SPAの前面プレート

 

 

1

C/A(キャリア アラーム)LED

3

ステータスLED

2

A/L(アクティブ ループバック)LED

表3-11 で、1ポートOC-12c/STM-4 POS SPAのLEDについて説明します。

 

表3-11 1ポートOC-12c/STM-4 POS SPA LED

LEDラベル
カラー
状態
意味

C/A

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルであり、アラームのない有効なSONET信号が存在します。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルですが、1つ以上のアラームが存在します。

A/L

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオフです。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオンです。

STATUS

消灯

消灯

SPAの電源がオフです。

オレンジ

点灯

SPAの電源がオンで良好であり、SPAの設定中です。

グリーン

点灯

SPAは動作可能です。

OC-12c POS SPAのインターフェイス仕様

フレーマが着信および発信SONETフレームまたはSDHフレームを処理します。フレーマはOC-12c/STM-4(622.08 Mbps)の回線速度で動作します。

パケット データはユーザが設定したカプセル化方式(PPP[ポイントツーポイント プロトコル]など)で伝送され、STS-12c/STM-4フレームにマップされます。使用するカプセル化方式によって、トランスポート オーバーヘッドのバイト数の約半分が増えます。

OC-12c POS SPAインターフェイスは、RFC 1619、 PPP over SONET/SDH 、およびRFC 1662、 PPP in HDLC-like Framing に準拠しています。OC-12c POS SPAは、SNMPエージェントv1(RFC 1155~1157)およびMIB(管理情報ベース)II(RFC 1213)もサポートします。

OC-12 POS SPA SFP光トランシーバ モジュールおよびケーブル

POS SPAは各ポートにSFP光トランシーバ モジュールを取り付けて、SONETおよびSDHシングルモード/マルチモード光ファイバ接続を行います。

図3-12 SFP光モジュール

 

SFP光トランシーバ モジュールはPOS SPAと組み合わせることによって、次の光ファイバ オプションが可能です。

マルチモード ― 622.08 Mbps、OC-12光ファイバ(SONET STS-12cまたはSDH STM-4)

コア/被膜径が62.5/125ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。

シングルモード ― 622.08 Mbps、OC-12光ファイバ(SONET STS-12cまたはSDH STM-4)

モード フィールド径が8.7±0.5ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称の直径は約10/125ミクロン)。

シングルモード(中距離または長距離構成の場合)またはマルチモードの光ファイバ ケーブルを使用して、ルータをネットワークに接続するか、または1ポートOC-12c/STM-4 POS SPA装備の2台のルータをバックツーバックで接続します。

長距離SFP光トランシーバ モジュール(長距離構成用)は、間に減衰器を使用しないかぎり、バックツーバックでは接続できません。

図3-13 LCタイプのケーブル

 

T3/E3シリアルSPAの概要

ここでは2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAについて説明します。

「LED」

「インターフェイス仕様」

「ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て」

LED

2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAにはLEDが3個あります。図3-14を参照してください。

図3-14 4ポートT3/E3シリアルSPAの前面プレート

 

 

1

C/A(キャリア アラーム)LED

4

RX(受信)コネクタ

2

A/L(アクティブ ループバック)LED

5

ステータスLED

3

TX(送信)コネクタ

表3-12 で、2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAのLEDについて説明します。

 

表3-12 2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAのLED

LEDラベル
カラー
状態
意味

C/A

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルであり、アラームのない有効なT3信号が存在します。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルですが、1つ以上のアラームが存在します。

A/L

消灯

消灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっていません。

グリーン

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオフです。

オレンジ

点灯

ポートはソフトウェアによってイネーブルになっています。ループバックはオンです。

STATUS

消灯

SPAの電源がオフです。

オレンジ

点灯

SPAの電源がオンで良好であり、SPAの設定中です。

グリーン

点灯

SPAは動作可能です。

インターフェイス仕様

フレーマが着信および発信T3(cbit、m13/m23、unframe)およびE3(g751、g832、unframe)フレームを処理します。フレーマはフレームの構成に応じてT3/E3の回線速度(44.2/34.0 Mbps)で動作します。

パケット データはユーザが設定したカプセル化方式(PPP/High-Level Data Link Control[HDLC;ハイ レベル データ リンク制御]など)で伝送され、T3およびE3フレームにマップされます。カプセル化方式によって、データ フレームのパケットにトランスポート オーバーヘッドが加えられてから伝送され、遠端にパケットが伝送されたときにオーバーヘッドが削除されます。

T3/E3 SPAインターフェイスは、ANSIおよびTELCO規格に準拠しています。このインターフェイスは、MIB(RFC 2496)およびT1.231もサポートします。

ケーブル、コネクタ、およびピン割り当て

2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAのインターフェイス コネクタは、RG-59同軸SMBタイプです。送信(TX)用および受信(RX)用にコネクタおよびケーブルが1つずつあります。SMBコネクタは、長さ10フィート(3.048 m)のRG179ダブル シールド75 ohm同軸ケーブルを使用して接続します。各ケーブルの終端は、ネットワークの高品質RG 59、75 ohm同軸ケーブルに接続する、オスまたはメスのBNCコネクタにできます。


) シスコの部品番号は72-4124-01(オスのBNC終端)および72-4131-01(メスのBNC終端)です。


図3-14に、2-Port and 4-Port T3/E3 Serial SPAのコネクタを示します。さらに 表3-13 で、各コネクタの信号特性について説明します。

 

表3-13 2-Port and 4-Port Channelized T3 SPAのコネクタ

コネクタ ラベル
意味

TX

送信信号は中心接点に出現し、外部シールドはTX BNCコネクタに接続する75 ohm RG-59同軸ケーブル用のアースです。

RX

受信信号は中心接点に出現し、外部シールドはRX BNCコネクタに接続する75 ohm RG-59同軸ケーブル用のアースです。